特開2017-7171(P2017-7171A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-7171(P2017-7171A)
(43)【公開日】2017年1月12日
(54)【発明の名称】画像形成装置及び画像形成システム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20161216BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20161216BHJP
   B41J 5/30 20060101ALI20161216BHJP
   G03G 21/14 20060101ALI20161216BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20161216BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   G06F3/12 320
   G06F3/12 350
   B41J5/30 Z
   G03G21/14
   H04N1/00 107Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2015-123527(P2015-123527)
(22)【出願日】2015年6月19日
(71)【出願人】
【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号
(74)【代理人】
【識別番号】100123881
【弁理士】
【氏名又は名称】大澤 豊
(74)【代理人】
【識別番号】100080931
【弁理士】
【氏名又は名称】大澤 敬
(72)【発明者】
【氏名】納富 真也
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内
(72)【発明者】
【氏名】有田 俊介
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 英利
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内
【テーマコード(参考)】
2C061
2C187
2H270
5C062
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AR03
2C061HJ06
2C061HJ08
2C061HK15
2C061HN08
2C061HP00
2C187AF01
2C187BF14
2C187DB04
2C187DC01
2C187FC02
2H270MC18
2H270MC19
2H270MD02
2H270MF13
2H270MF21
2H270MH06
2H270PA26
2H270ZC03
2H270ZC04
2H270ZC06
5C062AA05
5C062AA13
5C062AB22
5C062AB38
5C062AC04
5C062AC22
5C062AC60
5C062AF07
(57)【要約】
【課題】 インタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合でも、画像形成装置側で必要となるメモリ容量を抑えつつ、画像形成に必要な順序で画像データを画像形成手段に供給できるようにする。
【解決手段】 印刷ジョブ送信装置100からの要求に応じてインタリーフ方式の両面印刷を行う場合に、転送要求部244が、印刷の進行に応じてどのページの画像データが必要かを順次決定し、印刷ジョブ送信装置100に対し、その決定したページの画像の送信を要求し、画像データ保存部245が、その要求に応じて送信された画像データを、ページ番号と対応付けてページバッファ251に記憶させる。画像データ供給部246が、画像形成部260からの要求に応じて、ページバッファ251に記憶された画像データのうち、画像形成部260に供給される用紙に印刷すべきページの画像データを読み出して画像形成部260に送信する。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部の送信装置から受信した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段が、複数ページからなる文書の各ページの画像をインタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合に、該画像形成の進行に応じてどのページの画像データが必要かを順次決定し、前記送信装置に対し、その決定したページの画像の送信を要求する送信要求手段と、
前記送信要求手段の要求に応じて前記送信装置から送信された画像データを、そのページ番号と対応付けて所定の記憶手段に記憶させるバッファ制御手段と、
前記画像形成手段からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、前記画像形成手段に供給される記録媒体に形成すべきページの画像データを読み出して、前記画像形成手段にその読み出した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成させる制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記送信要求手段が、前記インタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合に、記録媒体の面毎に、その面に画像形成するページのリストを作成し、そのリストに従って、どのページの画像データが必要かを決定することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
前記記憶手段は、前記記録媒体の第1面に形成すべき画像の画像データを記憶する第1領域と、前記記録媒体の第2面に形成すべき画像の画像データを記憶する第2領域とを備え、
前記送信要求手段は、まず最初の記録媒体の第1面及び第2面に形成すべき画像の送信を、前記送信装置に対して要求し、
前記制御手段は、前記最初の記録媒体の第1面及び第2面に形成すべき画像の画像データが前記記憶手段に記憶されてから、前記画像形成手段に画像形成を開始させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記記憶手段は、前記記録媒体の第1面に形成すべき画像の画像データを少なくとも2ページ分記憶する第1領域と、前記記録媒体の第2面に形成すべき画像の画像データを少なくとも2ページ分記憶する第2領域とを備え、
前記送信要求手段は、まず最初及び2番目の記録媒体の第1面及び第2面に形成すべき画像の送信を、前記送信装置に対して要求し、
前記制御手段は、前記最初及び2番目の記録媒体の第1面及び第2面に形成すべき画像の画像データが前記記憶手段に記憶されてから、前記画像形成手段に画像形成を開始させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の画像形成装置であって、
前記送信要求手段は、前記制御手段が、ある記録媒体の第1面に形成すべき画像の画像データを読み出した場合に、該ある記録媒体の次の記録媒体の第1面に形成すべき画像の送信を前記送信装置に対して要求し、前記制御手段が、ある記録媒体の第2面に形成すべき画像の画像データを読み出した場合に、該ある記録媒体の次の記録媒体の第2面に形成すべき画像の送信を前記送信装置に対して要求することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数ページからなる文書の各ページの画像をインタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合に、該文書のページ数及び該画像形成に用いる設定に基づき生成された、前記画像形成手段に各ページの画像を形成させる順序の情報に従い、前記記憶手段から記録媒体に形成すべきページの画像データを読み出して、前記画像形成手段にその読み出した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項3乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記記録媒体のうち前記画像形成手段が最初に画像を形成する面が前記第1面であり、
前記送信要求手段は、前記記憶手段に、少なくとも1ページ分は前記記録媒体の第1面に形成すべき画像の画像データを記憶する領域を確保できるように、前記送信装置に対しり画像の送信の要求を行うことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
記録媒体上に形成すべき画像の画像データをページ毎に生成し、その生成した画像データを画像形成装置から要求に応じてページ毎に要求元の画像形成装置へ送信する送信装置と、前記画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置が、
送信装置から受信した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段が、複数ページからなる文書の各ページの画像をインタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合に、該画像形成の進行に応じてどのページの画像データが必要かを順次決定し、前記送信装置に対し、その決定したページの画像の送信を要求する送信要求手段と、
前記送信要求手段の要求に応じて前記送信装置から送信された画像データを、そのページ番号と対応付けて所定の記憶手段に記憶させるバッファ制御手段と、
前記画像形成手段からの要求に応じて、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、前記画像形成手段に供給される記録媒体に形成すべきページの画像データを読み出して、前記画像形成手段にその読み出した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成させる制御手段とを備えることを特徴とする画像形成システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、画像形成装置において複数ページの文書の画像を用紙等の記録媒体上に形成する場合に、画像データのページ順を、画像形成を実行する順に並べ替えて画像形成手段に供給する技術が知られている。
例えば、用紙搬送路上に複数枚の用紙を載せて画像形成を行うインタリーフ方式で用紙の両面に画像形成を行う場合、ある用紙の第1面にあるページの画像を形成した後、別の用紙に別のページの画像を形成しつつ、上記ある用紙が再度画像形成手段に給紙されたタイミングで、その用紙の第2面に、上記あるページの裏面に当たるページの画像を形成する必要がある。
【0003】
特許文献1には、画像形成装置が、このようなインタリーフ方式での両面画像形成に必要な順序で画像データを並べ替える技術が記載されている。
特許文献2には、画像形成装置のコントローラが、画像形成を行うハードウェアの情報を予め取得しておき、その情報に従ってインタリーフ可能枚数を予測し、その範囲で実施するインタリーフを決定して、そのインタリーフでの画像形成に必要な順序で画像データの展開を行うことが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の技術では、画像形成装置側にページ順の並べ替え機能を設けていたため、並べ替えのために多数のページの画像データ(又は展開前の印刷データ)を記憶する領域が必要であった。
また、インタリーフ方式において用紙搬送路上に載せることのできる用紙の枚数は、画像形成装置のハードウェアによって異なるし、使用する用紙のサイズなど、画像形成に用いる設定によっても異なる。従って、外部の装置において予め並べ替えを行っておくことも難しかった。
【0005】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、インタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合でも、画像形成装置側で必要となるメモリ容量を抑えつつ、画像形成に必要な順序で画像データを画像形成手段に供給できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の画像形成装置は、上記の目的を達成するため、外部の送信装置から受信した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、上記画像形成手段が、複数ページからなる文書の各ページの画像をインタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合に、その画像形成の進行に応じてどのページの画像データが必要かを順次決定し、上記送信装置に対し、その決定したページの画像の送信を要求する送信要求手段と、上記送信要求手段の要求に応じて上記送信装置から送信された画像データを、そのページ番号と対応付けて所定の記憶手段に記憶させるバッファ制御手段と、上記画像形成手段からの要求に応じて、上記記憶手段に記憶された画像データのうち、上記画像形成手段に供給される記録媒体に形成すべきページの画像データを読み出して、上記画像形成手段にその読み出した画像データに基づき記録媒体上に画像を形成させる制御手段とを設けたものである。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、インタリーフ方式で記録媒体の両面に画像形成する場合でも、画像形成装置側で必要となるメモリ容量を抑えつつ、画像形成に必要な順序で画像データを画像形成手段に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の一実施形態である画像形成システムの構成を示す図である。
図2図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。
図3図1に示した印刷ジョブ送信装置及び画像形成装置が備える、印刷ジョブの実行に関する機能の構成を示す図である。
図4】インタリーフ方式の両面印刷を行う場合の、各ページの印刷実行順の例を示す図である。
図5図1に示した画像形成装置が印刷ジョブを実行する場合における、図3に示した各部の動作の一例を示すシーケンス図である。
図6】画像形成装置のCPUが実行する、コマンド処理部の機能と対応する処理のフローチャートである。
図7】同じく、画像データ処理部の機能と対応する処理のフローチャートである。
図8】印刷ジョブ実行中に画像データ処理部が記憶するデータの例を示す図である。
図9図8よりも印刷ジョブの実行が進んだ時点のデータの例を示す図である。
図10図9よりもさらに印刷ジョブの実行が進んだ時点のデータの例を示す図である。
図11図10よりもさらに印刷ジョブの実行が進んだ時点のデータの例を示す図である。
図12図11よりもさらに印刷ジョブの実行が進んだ時点のデータの例を示す図である。
図13図8乃至図12を用いて説明した印刷ジョブの実行時における、画像データ処理部が各ページの画像データを印刷ジョブ送信装置から取得するタイミング及び、画像形成部へ転送するタイミングを示す図である。
図14】インタリーフ方式の両面印刷を行う場合の、図4と異なる各ページの印刷実行順の例を示す図である。
図15図14に示した両面印刷を行う場合に、画像データ処理部が記憶するデータの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、この発明の一実施形態である画像形成システムの構成を示す。
図1に示す画像形成システム1は、印刷ジョブ送信装置100と、画像形成装置200とを、通信路300を介して接続して構成したものである。
【0010】
このうち印刷ジョブ送信装置100は、ユーザあるいは他の装置から、画像形成装置200に印刷を実行させる指示を受け付け、その指示に従い、画像形成装置200に実行させる印刷ジョブのデータを生成して、画像形成装置200へ送信する機能を備える送信装置である。印刷ジョブ送信装置100は、画像形成装置200からみて、印刷を指示してくる上位の装置であるという意味から、上位装置と呼ぶこともできる。
【0011】
なお。印刷ジョブ送信装置100が生成及び送信する印刷ジョブは、印刷すべき文書の書誌情報(ページ数、ファイル名、画像サイズなど)と、印刷に用いる設定(用紙サイズ、用紙種類、印刷部数、片面/両面、フェイスアップ/ダウン、後処理有無など)と、印刷すべき文書の各ページの画像データとを含む。
【0012】
詳細は後述するが、印刷ジョブ送信装置100は、画像形成装置200に印刷を実行させる場合、印刷ジョブのうち印刷すべき文書の書誌情報と印刷に用いる設定とを、まず印刷要求とともに、画像形成装置200へ送信する。その後、画像形成装置200からの要求に応じて、各ページの画像データを画像形成装置200へ送信する。
【0013】
一方、画像形成装置200は、この発明の画像形成装置の一実施形態であり、印刷ジョブ送信装置100から受信した印刷ジョブに基づき、記録媒体上に画像を形成する機能を備える。この画像形成の具体的な手順については後述する。使用する記録媒体は、ここでは印刷用紙(単に「用紙」と言った場合にはこれを指すものとする)とするが、紙には限られず、樹脂シートやフィルム等であってもよい。また、画像形成は、ここでは電子写真方式による印刷で行うものとするが、その他の方式であってもよい。印刷以外の方式であってもよい。
通信路300は、有線無線を問わず、任意の規格の通信手段を用いて構成することができ、ネットワーク通信でも、ピアツーピア通信でも構わない。
【0014】
次に、図2に、画像形成装置200のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、画像形成装置200は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD(ハードディスクドライブ)204、通信I/F(インタフェース)205、操作部206、表示部207、エンジンI/F208を備え、これらをシステムバス210により接続した構成としている。また、エンジンI/F208に接続されるエンジン部209を備える。
【0015】
そして、CPU201が、RAM203をワークエリアとしてROM202あるいはHDD204に記憶されたプログラムを実行することにより、画像形成装置200全体を制御し、図3を用いて後述するものをはじめとする種々の機能を実現する。
ROM202及びHDD204は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU201が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F205は、印刷ジョブ送信装置100等の他の装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信経路の規格に応じた物を設ければよい。
【0016】
操作部206は、ユーザからの操作を受け付けるための操作手段であり、各種のキー、ボタン、タッチパネル等により構成することができる。
表示部207は、画像形成装置200の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等を備える。
【0017】
なお、操作部206及び表示部207は外付けであってもよい。また、画像形成装置200がユーザからの操作を直接受ける必要がない(通信I/F205を介して接続された外部装置により操作を受け付けたり情報の提示を行ったりすればよい)場合には、操作部206や表示部207を設けなくてよい。
エンジンI/F208は、エンジン部209をシステムバス210に接続し、CPU201から制御可能とするためのインタフェースである。また、エンジン部209は、画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段等、機械的な動きを含む機能を実現するためのモジュールである。
【0018】
なお、印刷ジョブ送信装置100も、具体的な性能は異なってよいが、エンジンI/F208とエンジン部209以外は図2に示したものと同趣旨のハードウェア構成を有する。
【0019】
この実施形態において特徴的な点の一つは、画像形成装置200が、印刷ジョブ送信装置100から印刷すべき各ページの画像データを取得し、その取得した画像データを画像形成手段へ供給する手順である。以下、この点について具体的に説明する。
【0020】
図3は、印刷ジョブ送信装置100及び画像形成装置200が備える、印刷ジョブの実行に関する機能の構成を示す図である。図3に示す各機能は、各装置のCPUが所要のプログラムを実行することにより所要のハードウェアを制御して実現するものである。
印刷ジョブ送信装置100は、図3に示すように、ジョブ指示受付部121、印刷要求送信部122、および画像データ送信部123を備える。
【0021】
このうちジョブ指示受付部121は、ユーザあるいは他の装置から、画像形成装置200に実行させるべき印刷の指示を受け付ける機能を備える。この指示には、印刷すべき文書の指定と、印刷に使用する設定の指定とが含まれる。印刷に使用する画像形成装置を、複数の候補の中から選択できるようにしてもよい。
【0022】
印刷要求送信部122は、ジョブ指示受付部121が受け付けた印刷の指示に従い、画像形成装置200に実行させる印刷の内容を示す印刷ジョブを生成し、その印刷ジョブに基づき画像形成装置200のコマンド処理部230へ印刷要求を送信する機能を備える。この印刷ジョブは、上述のように、印刷すべき文書の書誌情報と、印刷に用いる設定と、印刷すべき文書の各ページの画像データとを含み、印刷要求には、このうち印刷すべき文書の書誌情報と、印刷に用いる設定とを含める。
【0023】
画像データ送信部123は、画像形成装置200からの画像データ送信要求に応じて、画像形成装置200に印刷させるべき画像の画像データを画像形成装置200へ送信する機能を備える。送信すべき画像データは、ページ番号により特定することができ、必要に応じてさらに、印刷ジョブの識別情報であるジョブIDや、印刷すべき文書のファイル名等も用いて特定することができる。また、画像データの送信要求はページ番号順に送られてくるとは限らないので、印刷要求送信部122が画像形成装置200へ印刷要求を送信する際には、全ページ分の画像データの描画処理を済ませ、画像データ送信部123から送信可能な状態にしておくとよい。
【0024】
一方、画像形成装置200は、大きく分けて、コントローラ部220と画像形成部260の機能を備える。このうち画像形成部260は主としてエンジン部209により実現される機能であり、コントローラ部220は、エンジン部209以外の部分により実現される機能である。
【0025】
また、コントローラ部220が備える機能は、コマンド処理部230、画像データ処理部240及びメモリ部250に分けられる。
このうちコマンド処理部230は、印刷ジョブ送信装置100から受信した印刷要求等のコマンドに従って画像形成部260に画像形成を実行させる機能を備える。より具体的には、印刷要求受付部231、印刷指示部232、ページ情報生成部233、転送順通知部234、転送状況通知部235の機能を備える。
【0026】
印刷要求受付部231は、印刷ジョブ送信装置100から送信される印刷要求を受け付け、画像形成部260にその要求に従った印刷を実行させるための内部制御データを生成する機能を備える。この内部制御データには、例えば、用紙のサイズや種類の指定に従って使用する給紙トレイを選択したり、印刷後の排紙のフェイスアップ/ダウンの指定に従って用紙にどの順で何ページ目の画像を印刷するかを指定したりするデータである。
【0027】
印刷指示部232は、印刷要求受付部231が生成した内部制御データに基づき画像形成部260へ印刷を指示する機能を備える。この印刷指示には、印刷する文書のページ数、両面印刷の有無、用紙サイズ等、画像形成部260が各ページの印刷順を決定するために必要な情報を含める。用紙搬送路上に同時に複数枚の用紙を載せて印刷を行うインタリーフ方式の場合、用紙サイズによって、用紙搬送路上に何枚の用紙を載せられるかが変わるため、用紙サイズも、印刷順の決定に影響する。
【0028】
例えば、用紙搬送路上に同時に最大8枚の用紙を載せる8枚インタリーフで20ページの文書をフェイスダウン排紙で印刷する場合を考える。なお、用紙の2面のうち初めに印刷を行う面を「第1面」と呼ぶことにする。どちらの面が「第1面」かは、印刷後の用紙が排出される向きや、印刷後の文書における表裏とは、必ずしも関係ない。
【0029】
上記の8枚インタリーフの場合、図4に示すように、初めに用紙8枚の第1面に、奇数ページを印刷する。その後、1枚目の用紙が両面搬送路を通過して新しい用紙と交互に給紙されるため、それらの用紙に対し、新しい用紙には第1面に奇数ページを、両面搬送路を通過して反転された用紙には第2面に偶数ページを、交互に印刷する。そして、使用する10枚全ての用紙に第1面の印刷が完了した後は、その後両面搬送路を通過して給紙される用紙8枚の第2面に、偶数ページを印刷する。従って、図中に四角内の数字で示す順序で各ページの印刷を実行することになる。
しかし、例えばインタリーフの枚数が6枚であれば、初めに用紙6枚の第1面に奇数ページを印刷し、その後、第1面への奇数ページの印刷と第2面への偶数ページの印刷とを交互に行うので、各ページの印刷順は、図4に示したものとは異なるものとなる。
【0030】
図3の説明に戻ると、ページ情報生成部233は、印刷要求受付部231が生成した内部制御データに基づき、各ページの印刷順を用紙の印刷面毎に示すページ番号リストを生成する機能を備える。また、そのリストを画像データ処理部240に渡し、ページ情報設定キュー241に登録させる機能を備える。
この印刷面毎のページ番号リストの内容は、例えば、図8にページ情報設定キュー241のデータとして示したものである。すなわち、印刷に使用する1枚目から最後までの各用紙の第1面に、文書中の何ページをそれぞれ印刷するか、および、1枚目から最後までの各用紙の第2面に、文書中の何ページをそれぞれ印刷するか、を示すものである。
【0031】
また、転送順通知部234は、印刷指示部232が送信した印刷指示に応じて画像形成部260から送信される通知に従い、画像形成部260における各ページの印刷実行順を示す印刷順ページ番号リストを生成する機能を備える。また、そのリストを画像データ処理部240に渡し、データ転送要求キュー242に登録させる機能を備える。印刷順ページ番号リストの内容は、図4に示したように、第1面と第2面とを区別せず、単に各ページの画像を用紙に印刷するタイミングを時系列で並べたものであり、画像データ処理部240から画像形成部260へは、この順で各ページの画像データを転送することになる。
【0032】
この印刷順ページ番号リストは、一度に全ページ分生成する必要はない。画像形成部260から新たなページについて印刷実行順が通知される度に、画像データ処理部240にその通知された分のリストを渡してデータ転送要求キュー242に追加登録させる形でもよい。画像形成部260からの通知と、データ転送要求キュー242への登録とが同期していなくてもよい。
転送状況通知部235は、画像データ処理部240からの転送準備完了通知に応じて、画像データ処理部240において1ページ分の画像データが画像形成部260へ転送可能な状態になったことを画像形成部260へ通知する機能を備える。
【0033】
次に、画像データ処理部240は、コマンド処理部230から渡されるページ番号リスト及び画像形成部260からの画像データ転送指示に従って、印刷に使用する画像データの印刷ジョブ送信装置100からの取得及び画像形成部260への送信を行う機能を備える。より具体的には、ページ情報設定キュー241、データ転送要求キュー242、ページバッファ管理テーブル243、転送要求部244、画像データ保存部245、画像データ供給部246の機能を備える。
【0034】
ページ情報設定キュー241は、ページ情報生成部233から渡される、各ページの印刷順を用紙の印刷面毎に示すページ番号リストを登録し、画像データの取得順を示す情報として転送要求部244へ提供する機能を備える。
データ転送要求キュー242は、転送順通知部234から渡される、各ページの印刷実行順を示す印刷順ページ番号リストを登録し、画像データの送信順を示す情報として画像データ供給部246へ提供する機能を備える。
【0035】
ページバッファ管理テーブル243は、ページバッファ251のどの領域にどのページの画像データが保存されているかを示す情報を登録する機能を備える。合わせて、ページバッファ251の各領域が、第1面と第2面のいずれの面に印刷すべき画像の画像データを登録するための領域かを示す情報も登録するようにするとよい。ここではこの情報も登録するものとする。
【0036】
転送要求部244は、ページバッファ251に空きがある場合に、ページ情報設定キュー241に登録されたページ番号リストが示す順序で、印刷ジョブ送信装置100に対してページ番号を指定した画像データ送信要求を送信してそのページの画像データの送信を要求する機能を備える。転送要求部244は、第1面と第2面のうち、ページバッファ251の空き領域と対応する面についてのリストから、次に取得すべき画像データのページ番号を取得し、そのページ番号をリストから削除する。
【0037】
画像データ保存部245は、転送要求部244が送信した画像データ送信要求に応じて印刷ジョブ送信装置100から送信される画像データを、ページバッファ251の空き領域に保存する機能を備える。また、この保存は、転送要求部244が、画像データ送信要求を生成する際にページ番号を第1面と第2面のいずれのリストから取得したかに基づき、該当する面と対応する記憶領域に対して行う。
【0038】
画像データ供給部246は、画像形成部260から送信される画像データ転送指示に応じて、データ転送要求キュー242に登録されているページ番号リストが示す順序で、ページバッファ251に登録されている画像データを読み出して画像形成部260に送信する機能を備える。より具体的には、画像データ供給部246は、画像データ転送指示を受け付けると、データ転送要求キュー242の先頭から、次に送信すべき画像データのページ番号を取得し、そのページ番号をリストから削除する。そして、ページバッファ251から、その取得したページ番号と対応する画像データを読み出し、画像形成部260に送信する。
【0039】
また、画像データ供給部246は、画像形成部260への送信が完了した画像データを記憶していたページバッファ251の領域を空き領域として解放する機能も備える。この解放は、ページバッファ管理テーブル243に、該当の領域が空き領域である旨の情報を書き込むことにより行うことができる。
【0040】
メモリ部250は、種々のデータを記憶する機能を備え、特に、印刷ジョブ送信装置100から受信した、印刷すべき画像の画像データをページ毎に記憶する記憶手段である、ページバッファ251を備える。ページバッファ251は、第1面に印刷する画像と第2面に印刷する画像についてそれぞれ2ページ分の画像データを記憶する領域を備える。
【0041】
画像形成部260は、コマンド処理部230から送信される印刷指示に従って印刷を実行する機能を備える。より具体的には、印刷順決定部261、画像データ要求部262、および印刷実行部263の機能を備える。
【0042】
印刷順決定部261は、受信した印刷指示に含まれる種々の情報に基づき、各ページの画像を用紙に印刷する順序を決定する機能を備える。この順序は、上述したように、例えばインタリーフの枚数に依存するが、何枚のインタリーフを行うかを、印刷の総ページ数や用紙サイズ等に基づき決定する機能も、印刷順決定部261が備える。
また、印刷順決定部261は、コマンド処理部230に印刷順通知を送信して、決定した印刷順序を通知する機能も備える。
【0043】
画像データ要求部262は、印刷実行部263が次に印刷するページの画像データを受け入れ可能な状態になると、画像データ処理部240に対し、次のページの画像データの送信を要求する画像データ転送指示を送信する機能を備える。ここでは、ページ番号を指定する必要はない。
【0044】
印刷実行部263は、画像データ要求部262が送信した画像データ転送指示に応じて画像データ処理部240から送信される画像データに基づき、用紙に画像を形成する画像形成手段の機能を備える。もちろん、画像形成に必要な用紙の搬送や、反転給紙等の機能も備える。
【0045】
以上の画像形成装置200において、ページ情報生成部233と転送要求部244とが、送信要求手段に該当する。画像データ保存部245が、バッファ制御手段に該当する。画像データ供給部246が、制御手段に該当する。
【0046】
次に、図5に、画像形成装置200が、複数ページからなる文書の各ページの画像をインタリーフ方式で用紙の両面に印刷する印刷ジョブを実行する場合における、図3に示した各部の動作の一例を示す。なお、図5に示したものより細かい、各機能部と動作の対応関係は、各ステップの説明において述べる。
画像形成装置200における印刷ジョブの実行に係る動作は、印刷ジョブ送信装置100から送信された印刷要求を受け付けたこと(S11)をトリガに開始される。この受け付けは、コマンド処理部230の印刷要求受付部231が行うものである。
【0047】
印刷要求受付部231が印刷要求を受け付けると、コマンド処理部230において、ページ情報生成部233が、受け付けた印刷ジョブにおいて用紙の第1面と第2面に印刷するページ及びその印刷順を示すページ番号リストを生成し、これを画像データ処理部240へ送信する(S12)。画像データ処理部240は、このリストをページ情報設定キュー241に登録する(S13)。
【0048】
一方、コマンド処理部230の印刷指示部232は、受け付けられた印刷ジョブに基づき、印刷すべき文書のページ数や印刷に用いる設定等を含む印刷指示を生成し、画像形成部260に対し送信する(S14)。
画像形成部260では、この印刷指示を受け付けると、印刷順決定部261が、その内容に基づき各ページの画像を用紙に印刷する順序を決定し(S15)、印刷順通知としてコマンド処理部230へ送信する(S16)。
【0049】
コマンド処理部230では、この印刷順通知を受け取ると、転送順通知部234が通知の内容に従った印刷順ページ番号リストを生成し、これを画像データ処理部240へ送信する(S17)。画像データ処理部240は、このリストをデータ転送要求キュー242に登録する(S18)。
【0050】
一方、画像データ処理部240は、ステップS13でページ情報設定キュー241にページ番号が登録されると、その情報に基づき、第1面に印刷すべきページと第2面に印刷すべきページにつき、それぞれ先頭2ページずつを指定した画像データ送信要求を、印刷ジョブ送信装置100へ送信する(S19)。なお、ステップS19の処理は、ステップS14乃至S18よりも先に行ってもよい。また、ステップS19の通知は、ページ毎に別々に送信してもよい。
【0051】
印刷ジョブ送信装置100においては、ステップS19の画像データ送信要求を受けると、画像データ送信部123が、印刷すべき文書のうち指定されたページの画像データを、要求元の画像形成装置200へ送信する(S20)。
画像データ処理部240の画像データ保存部245は、その画像データを受信すると、ページバッファ251の、そのページの画像を印刷する面と対応する記憶領域に、ページ番号と対応付けて保存する(S21)。画像データ処理部240において、画像データ保存部245は、ステップS21の保存が終了すると、この時点で印刷に必要な画像データは全て画像形成部260へ転送可能な状態となり、印刷開始準備が整った旨を示す転送準備完了通知をコマンド処理部230へ送信する(S22)。
【0052】
コマンド処理部230においては、転送状況通知部235がこの通知を受信すると、画像形成部260に、転送準備完了通知を送信する(S23)。画像形成部260においては、画像データ要求部262がこの通知を検出すると、画像データ処理部240に対して、1ページ分の画像データの転送指示を行う(S24)。なお、印刷プロセスにおける画像の形成の工程は、この転送指示後、画像データが転送された後に行うことになるが、転写部付近までの用紙の搬送など、画像形成以前の工程は、ステップS14よりも後であれば、ステップS23及びステップS24よりも前に開始しても構わない。
【0053】
また、画像データ処理部240において、画像データ供給部246は、ステップS24の転送指示を受けると、データ転送要求キュー242に登録されている先頭のページ番号(ステップS18で登録されたもの)を取得し、そのページの画像データをページバッファ251から読み出す(S25)。そして、その読み出した画像データを画像形成部260へ送信する(S26)。ステップS25とステップS26は並行して行う。
【0054】
画像形成部260では、印刷実行部263が、その受け取った画像データに従い用紙に1ページ分の画像を印刷する(S27)。
また、画像データ処理部240において、1ページ分の画像データの読み出しと送信が完了すると、ページバッファ251に空き領域ができるため、これを検出した転送要求部244が、次に印刷を行うページを指定した画像データ送信要求を印刷ジョブ送信装置100へ送信する(S28)。このとき、ステップS26で送信した画像データと同じ面に、すなわちページバッファ251の空き領域と対応する面に次に印刷すべきページの番号を、ページ情報設定キュー241から取得して、そのページ番号を指定する。
【0055】
また印刷ジョブ送信装置100は、ステップS28の画像データ送信要求を受けると、ステップS20の場合と同様、画像データ送信部123が、印刷すべき文書のうち指定されたページの画像データを、要求元の画像形成装置200へ送信する(S29)。
画像形成装置200の画像データ処理部240は、その画像データを受信すると、ページバッファ251の空き領域に、ページ番号と対応付けて保存する(S30)。この空き領域は、保存するページを印刷する印刷面と対応する記憶領域でもあるはずである。
【0056】
画像データ処理部240において、画像データ保存部245は、ステップS30の保存が終了すると、新たに1ページ分の画像データの転送準備が整った旨をコマンド処理部230へ通知する(S31)。コマンド処理部230においては、転送状況通知部235がこの通知を受信し、画像形成部260に、新たに1ページ分の画像データの転送準備が整った旨を通知する(S32)。
【0057】
画像データ処理部240は、以後同様に、ページバッファ251に空き領域ができたことを検出すると、ページバッファ251の空き領域と対応する印刷面に次に印刷すべきページの画像データを印刷ジョブ送信装置100から取得する。該当する印刷面に印刷すべきページがなくなった場合は、他の印刷面の画像データを取得してもよいし、生じた空き領域をそのままにしておいてもよい。
【0058】
また、ステップS28乃至S32の流れとは別に、画像形成部260では、ステップS27の印刷が終了すると、画像データ要求部262が画像データ処理部240に対して、次の1ページ分の画像データ転送指示を行う(S33)。この例では、初めに各面の画像データを2ページ分ページバッファ251に格納しているため、2度目の画像データ転送指示は、印刷に都合がよい任意のタイミングで行えばよい。
【0059】
そして、画像データ処理部240の画像データ供給部246は、ステップS33の転送指示を受けると、ステップS25及びS26の場合と同様、データ転送要求キュー242に登録されている先頭のページ番号が示すページの画像データを、ページバッファ251から読み出して画像形成部260へ送信する(S34)。画像形成部260では、印刷実行部263が、その受け取った画像データに従い用紙に1ページ分の画像を印刷する。
【0060】
画像データ要求部262は、以後同様に、1ページ分の印刷が終了すると、画像データ処理部240に対して、次の1ページ分の画像データ転送指示を行う。ただし、3回目以降の送信は、転送指示に見合った回数の、転送準備完了通知を受信していることを確認してから行う。ステップS23の通知を1回目と数えれば、既に送信済みの画像データ転送指示の回数と同じ数だけ転送準備完了通知を受けていれば、次の画像データ転送指示を送信して差し支えない。例えば、3回目の画像データ転送指示を送る時には、2回(ステップS23の他に1回)の転送準備完了通知を受けていればよい。
この動作を、印刷する文書のページ数分繰り返すと、文書の全てのページを印刷することができる。
【0061】
次に、図5に示した動作の実行に当たりCPU201が実行する処理について説明する。
まず図6に、コマンド処理部230の機能と対応する処理のフローチャートを示す。
CPU201は、印刷ジョブ送信装置100から印刷要求を受信すると、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
【0062】
この処理において、CPU201はまず、受信した印刷要求に基づき、用紙の第1面及び第2面に印刷するページのページ番号リストを生成する(S101)。そして、画像データ処理部240へその生成したリストを送信し、ページ情報設定キュー241に登録させる(S102)と共に、画像形成部260へ印刷指示を送信する(S103)。
その後、CPU201は、画像形成部260からの印刷順通知(図5のS16)の受信あるいは画像データ処理部240からの転送準備完了通知(図5のS22,S31等)の受信を待つ。
そして、印刷順通知を受信すると(S104のYes)、CPU201は、画像データ処理部240に、印刷順通知により通知されたページ番号リストを送信し、データ転送要求キュー242に登録させる(S105)。
【0063】
また、転送準備完了通知を受信すると(S106のYes)、CPU201は、画像形成部260に対して同趣旨の転送準備完了通知を送信する(S107)。そして、全ページについて転送準備完了通知の送信が完了すると(S108のYes)、図6の処理のトリガとなった印刷ジョブに関するコマンド処理部230の処理が完了したと判断し、図6の処理を終了する。ステップS108でNoの場合、ステップS104に戻って処理を繰り返す。
【0064】
以上の処理において、ステップS101及びS102はページ情報生成部233の機能と、ステップS103は印刷指示部232の機能と、ステップS105は転送順通知部234の機能と、ステップS107は転送状況通知部235の機能と対応する。
【0065】
次に図7に、画像データ処理部240の機能と対応する処理のフローチャートを示す。
CPU201は、コマンド処理部230から図6のステップS102で送信される、ページ情報設定キュー241に登録すべきページ番号リストを受信すると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
【0066】
この処理において、CPU201はまず、受信したリストに含まれるページ番号を、ページ情報設定キュー241に登録する(S111、図8参照)。その後、CPU201は、登録したページ番号のうち、第1面と第2面の先頭2ページずつを指定した画像データ送信要求を、印刷ジョブ送信装置100へ送信する(S112)。そして、この要求に応じて印刷ジョブ送信装置100から送信された各ページの画像データを、ページ番号と対応づけてページバッファ251に格納する(S113)。その後、CPU201は、印刷の開始に必要なだけの画像データがページバッファ251に蓄積されたことを示す転送準備完了通知をコマンド処理部230へ送信する(S114)。
【0067】
その後、CPU201は、コマンド処理部230からの図6のステップS105で送信される、印刷順ページ番号リストの受信、画像形成部260からの画像データ転送指示の受信、あるいはページバッファ251における空き領域の検出のいずれかが発生するのを待つ。
【0068】
そして、印刷順ページ番号リストを受信すると(S115のYes)、CPU201は、受信したリストに含まれるページ番号を、データ転送要求キュー242に登録する(S116、図10参照)。
また、画像データ転送指示を受信すると(S117のYes)、CPU201は、データ転送要求キュー242の先頭に登録されたページ番号の画像データをページバッファ251から読み出して画像形成部260へ送信する(S118)。そして、全ページについて画像データの送信が完了すると(S119のYes)、図7の処理のトリガとなった印刷ジョブに関する画像データ処理部240の処理が完了したと判断し、図7の処理を終了する。ステップS119でNoの場合、ステップS115に戻って処理を繰り返す。
【0069】
また、ページバッファ251に空き領域があることを検出すると(S120のYes)、CPU201は、ページ情報設定キュー241から、検出した空き領域と対応する印刷面について先頭に登録されたページ番号を取り出し、そのページ番号を指定した画像データ送信要求を印刷ジョブ送信装置100へ送信する(S121)。そして、この要求に応じて印刷ジョブ送信装置100から送信された該当ページの画像データを、ページ番号と対応づけてページバッファ251の空き領域に格納する(S122)。その後、該当ページの画像データがページバッファ251に格納されたことを示す転送準備完了通知をコマンド処理部230へ送信し(S123)、ステップS115に戻って処理を繰り返す。
【0070】
以上の処理において、ステップS112及びS121は転送要求部244の機能と、ステップS113、S114、S122及びS123は画像データ保存部245の機能と対応する。またステップS118は画像データ供給部246の機能と対応する。
【0071】
次に、以上説明してきた各部の機能による、印刷ジョブ実行時の印刷ジョブ送信装置100から画像形成装置200の画像形成部260への画像データの転送の具体例について、図8乃至図12を用いて説明する。この例は、図4に示したように8枚インタリーフで20ページの文書をフェイスダウン排紙で印刷する場合の例である。
【0072】
画像形成装置200が、画像形成を用紙の上側の面に対して行い、そのまま反転せずに排紙するとすると、フェイスダウン排紙の場合、まず用紙の第1面に奇数ページを印刷し、その後反転した用紙に偶数ページを印刷して排紙することになる。また、いずれの面についてもページ番号の昇順で印刷を行えばよい。したがって、コマンド処理部230のページ情報生成部233は、第1面について奇数ページを昇順で配置し、第2面について偶数ページを昇順で配置したページ番号リストを生成し、画像データ処理部240に送信する(図5のS12、図6のS101,S102)。
【0073】
図8は、このページ番号リストがページ情報設定キュー241に登録された状態を示すものである。なお、図8の状態では、データ転送要求キュー242及びページバッファ251は空である。ページバッファ管理テーブル243には、4ページ分の画像データを格納可能な記憶領域を備えるページバッファ251において、各記憶領域がどの面と対応するかを示す情報が格納されている。ページバッファ251の各記憶領域は、その対応する面に印刷すべき画像データを格納するために用いられる。
次に、画像データ処理部240の転送要求部244は、ページ情報設定キュー241に登録したページ番号のうち、第1面と第2面の先頭2ページずつ(1〜4ページ)を指定した画像データ送信要求を、印刷ジョブ送信装置100へ送信する(図5のS19、図7のS112)。そして、画像データ保存部245が、印刷ジョブ送信装置100から送信されてくる各ページの画像データをページバッファ251に格納し、そのことをページバッファ管理テーブル243に登録する(図5のS21、図7のS113)。このとき、第1面に印刷する画像データは第1面と対応する記憶領域に、第2面に印刷する画像データは第2面と対応する記憶領域に登録する。
【0074】
図9は、このように各印刷面の初めの2ページずつの画像データがページバッファ251に登録された状態を示す。なおこの例では、画像データ処理部240は、まだデータ転送要求キュー242に登録すべき印刷順ページ番号リストを受信していないため、データ転送要求キュー242は空である。
その後、画像データ処理部240が印刷順ページ番号リストを受信すると、そのリストをデータ転送要求キュー242へ格納する。図10はこの状態を示す。
【0075】
その後、画像データ処理部240が画像形成部260から画像データ転送指示を受信すると、画像データ供給部246は、データ転送要求キュー242から、先頭に登録されたページ番号(図10の例では「1ページ」)を読み出し、そのページ番号の画像データをページバッファ251から読み出して、画像形成部260へ送信する。このとき、データ転送要求キュー242から、読み出したページ番号を削除する。
【0076】
また、1ページ目の画像データの送信が完了すると、画像データ供給部246は、ページバッファ管理テーブル243に、1ページ目の画像データが格納されている記憶領域が空き領域になった旨の情報を書き込む。そして、これを検出した転送要求部は、第1面と対応する記憶領域が空き領域となっていることから、ページ情報設定キュー241から、第1面に次に印刷するページのページ番号(図10の例では先頭の「5ページ」)を取得し、)そのページ番号を指定した画像データ送信要求を、印刷ジョブ送信装置100へ送信する(図5のS28、図7のS121)。
【0077】
そして、画像データ保存部245が、印刷ジョブ送信装置100から送信されてくる画像データを、ページバッファ251の空き領域に格納し、そのことをページバッファ管理テーブル243に登録する。第1面と対応する記憶領域が空いている場合、新たに取得した画像データも、第1面に印刷する画像データであり、第2面の場合も同様であるから、ここで単に「空き領域に格納」という処理を行うだけでも、ページバッファ251の記憶領域と、そこに格納される画像データを印刷する印刷面との対応関係が崩れることはない。
【0078】
ここで説明する例では、図4に示したように、8枚目(15ページ)までは、第1面への印刷が続く。そして、画像データ処理部240は、ページバッファ251から画像形成部260へ1ページ分の画像データの送信が完了する毎に、印刷ジョブ送信装置100から第1面に印刷する次のページの画像データを取得してページバッファ251に格納する。従って、初めに2ページ分の画像データを格納していることもあり、ページバッファ251から画像形成部260への転送と、印刷ジョブ送信装置100からページバッファ251への転送とが、後者が速いか又は同程度の速さで行えている限りは、ページバッファ251に必要な画像データがない、という事態は発生せず、印刷を継続することができる。
【0079】
図11は、このようにして印刷が8枚目(15ページ)まで進んだ時点の各部の状態を示すものである。
15ページの次は、1枚目の用紙が画像形成部260に戻り、その第2面に2ページの画像を印刷することになる。しかし、この2ページの画像も、最初にページバッファ251に準備してある。従って、画像データ転送指示の受信に応じて画像データ供給部246がデータ転送要求キュー242から読み出す先頭のページ番号が偶数の2ページであっても、奇数ページのページ番号を読み出した場合と同様に、そのページ番号の画像データをページバッファ251から読み出して、画像形成部260へ送信することができる。
ページバッファ251に生じた空き領域に格納する画像データの取得も、次のページ番号を、ページ情報設定キュー241のうち空き領域と対応する第2面のキューから取り出す点を除けば、奇数ページの場合と全く同じように行うことができる。
【0080】
図12に、第1面の印刷が最後まで終了し、後ろ8枚の第2面への印刷を残すところまで印刷が進んだ時点の各部の状態を示す。
この時点では、第1面の画像データは全て画像形成部260へ転送されており、印刷ジョブ送信装置100から取得すべき画像データもない。このような場合には、ページバッファ251の、第1面と対応する空き領域をそのまま残しておいてよい。空き領域に第2面に印刷する画像データを格納することも考えられるが、途中でページバッファ251の記憶領域と印刷面との対応関係を変えると処理が複雑になるし、第2面に印刷する画像データを格納する記憶領域は、2ページ分あれば十分であるためである。
【0081】
以後、ここまでと同様、画像データ処理部240は、ページバッファ251から画像形成部260へ1ページ分の画像データの送信が完了する毎に、印刷ジョブ送信装置100から、その送信により生じた空き領域と対応する面に印刷する次のページの画像データを取得してページバッファ251に格納する処理をくり返す。このことにより、全ページの画像を、画像形成部260が決定してコマンド処理部230を介してデータ転送要求キュー242に格納した順序で、画像形成部260に印刷させることができる。
【0082】
図13に、以上説明してきた動作において、画像データ処理部240が各ページの画像データを印刷ジョブ送信装置100から取得するタイミング及び、画像形成部260へ送信するタイミングを示す。2段に分けて並べた四角が、1ページ分の画像データの送信に要する期間を示し、四角内の数字が、画像データのページ番号を示す。
下段から上段へ向けた矢印は、画像形成部260への1ページ分の画像データの送信終了をトリガに、印刷ジョブ送信装置100からの次のページの画像データの取得を開始することを示す。17ページと19ページの送信終了後は、印刷ジョブ送信装置100から取得すべき画像データがないため、画像データの取得は行わない。
【0083】
次に、別の例として、図14に、8枚インタリーフで20ページの文書をフェイスアップ排紙で印刷する場合の例である。
画像形成装置200が、画像形成を用紙の上側の面に対して行い、そのまま反転せずに排紙するとすれば、フェイスアップ排紙の場合、まず用紙の第1面に偶数ページを印刷し、その後反転した用紙に奇数ページを印刷して排紙することになる。また、いずれの面についてもページ番号の昇順で印刷を行えばよい。
【0084】
また、8枚インタリーフであれば、初めに用紙8枚の第1面に印刷を行い、その後、両面搬送路を通過した用紙の第2面と新しい用紙の第1面に交互に印刷を行い、全ての用紙に第1面の印刷が完了した後は、その後両面搬送路を通過して給紙される用紙8枚の第2面に印刷を行う、という点は、図4のフェイスダウンの場合と同様である。
従って、画像形成部260における各ページの印刷順は、図14に示すものとなる。
【0085】
この場合、コマンド処理部230のページ情報生成部233は、第1面について偶数ページを昇順で配置し、第2面について奇数ページを昇順で配置したページ番号リストを生成する。また、印刷順決定部261は、図14に示した順序を示す印刷順ページ番号リストを生成する。そして、図15に示すようにこれらのリストをそれぞれページ情報設定キュー241及びデータ転送要求キュー242に設定すれば、画像形成装置200は、図8乃至図12を用いて説明した動作の場合と同じアルゴリズムで、図14に示した順序での印刷を行うことができる。もちろん、ページバッファ251としては、画像データ4ページ分の領域があれば十分である。
【0086】
以上説明してきた画像形成システム1あるいは画像形成装置200は、ページ情報生成部233が生成したページ番号リストに基づき、転送要求部244が、印刷の進行に応じてどのページの画像データが必要かを順次決定し、印刷ジョブ送信装置100に対し、その決定したページの画像データの送信を要求する。また、画像データ保存部245が、当該要求に応じて印刷ジョブ送信装置100から送信された画像データを、そのページ番号と対応付けて所定のページバッファ251に記憶させる。
【0087】
このことにより、印刷実行部263が各ページの画像をどのようなページ順で印刷する場合であっても、印刷に必要なタイミングでページバッファ251に各ページの画像データを用意することができ、滞りなく印刷を実行することができる。一方、ページバッファ251へは、印刷の進行に従って順次必要になったページの画像データを記憶させるのみであり、また、画像形成部260へ送信した画像データは削除してしまってよいので、ページバッファとして必要な記憶容量は、少ないものとすることができる。
【0088】
なお、インタリーフ方式の場合、用紙の第1面と第2面とで分けて考えれば、用紙搬送路上に何枚の用紙を保持する場合でも、各用紙に印刷するページの番号及びその順序に影響はない。したがって、n+1枚目の用紙の第1面に対する印刷は、必ずn枚目の用紙の第1面に対する印刷よりも後に行う。第2面についても同様である。
このため、用紙の印刷面毎に、その面に印刷するページのリストを作成して、ページ情報設定キュー241のように保存し、そのリストに従って、次にどのページの画像データが必要かを決定するとよい。
このようにすれば、例えばn枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われた場合に、n+1枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われる可能性が生じ、その印刷に用いる画像データをページバッファ251に記憶させる必要があるといったことを、容易に把握できる。
【0089】
また、ページバッファ251に、用紙の第1面に印刷すべき画像データを記憶する第1領域と、用紙の第2面に印刷すべき画像データを記憶する第2領域とを設け、これらの領域に最初の用紙の第1面及び第2面に印刷すべき画像データを記憶されてから、画像形成を開始させるとよい。このようにすれば、各ページの印刷をどのような順序で行う場合も、必要な画像データがページバッファ251に記憶された状態で、滞りなく画像形成を開始することができる。
【0090】
また、その後、ある用紙の第1面への印刷に用いる画像データを読み出した場合に、その次の用紙の第1面への印刷に用いる画像データを印刷ジョブ送信装置100から取得してページバッファ251に記憶させるとよい。また、ある用紙の第2面への印刷に用いる画像データを読み出した場合に、その次の用紙の第2面への印刷に用いる画像データを印刷ジョブ送信装置100から取得してページバッファ251に記憶させるとよい。
このようにすれば、例えばn枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われ、n+1枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われる可能性が生じた時点で、n+1枚目の用紙の第1面への印刷に用いる画像データをページバッファ251に記憶させておくことができる。
【0091】
なお、画像データの転送が極めて高速であり、印刷プロセスにおける紙間と対応する時間のみで必要な画像データの転送を完了できるのであれば、ページバッファ251に、第1面と第2面のそれぞれ1ページ分の画像データを記憶させておくのみでもよい。
しかし、画像データの転送がそこまで高速でない場合、ページバッファ251に、第1面と第2面のそれぞれ2ページ分の画像データを記憶させるとよい。この場合、最初及び2番目の2枚の用紙の第1面及び第2面に印刷すべき画像データがページバッファ251に記憶されてから、画像形成を開始させるとよい。また、n枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われ、n+1枚目の用紙の第1面に対する印刷が行われる可能性が生じた時点では、既にn+1枚目の用紙の第1面への印刷に用いる画像データがページバッファ251に格納され、その次のn+2枚目の用紙の第1面への印刷に用いる画像データの取得を開始するようにするとよい。
【0092】
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の具体的な構成、具体的な処理の手順、データの形式、各ページの具体的な画像形成順序等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、ページバッファ251における画像データの記憶領域と印刷面との対応関係が固定でなくてもよい。第1面の印刷が続き、第2面の印刷をしばらく行わないことがわかっている場合には、第1面と対応する記憶領域を多く取る等である。しかし、この場合でも、少なくとも1ページ分は用紙の第1面の印刷に用いる画像データを記憶する領域を確保しておくことが望ましい。
【0093】
ある時点で第2面の印刷に用いる画像データがページバッファ251に記憶されていなくても、その後第1面の印刷が進行してページバッファ251に空き領域ができた時点で第2面の印刷に用いる画像データを記憶させれば、印刷の進行自体は可能である。しかし、第1面の印刷を行うタイミングで、ページバッファ251に第1面の印刷に用いる画像データが記憶できなくなってしまうと、先に他の箇所の印刷を行うこともできず、印刷が全く進行できなくなってしまうためである。
【0094】
また、以上説明した実施形態では、印刷ジョブ送信装置100と画像形成装置200が1対1で接続されていたが、このことは必須ではない。印刷ジョブ送信装置100が複数の画像形成装置200に対して選択的に印刷要求を送信できるようにしたり、画像形成装置200が複数の印刷ジョブ送信装置100から印刷要求を受け付けるようにしたりすることも考えられる。その両方でもよい。
【0095】
さらに、画像形成装置200の機能を、複数の装置に分散して設け、それらの装置を協働させて画像形成装置200と同様な機能を備える画像形成システムとして機能させることも妨げられない。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0096】
1:画像形成システム、100:印刷ジョブ送信装置、121:ジョブ指示受付部、122:印刷要求送信部、123:画像データ送信部、200:画像形成装置、201:CPU、202:ROM、203:RAM、204:HDD、205:通信I/F、206:操作部、207:表示部、208:エンジンI/F、209:エンジン部、210:システムバス、220:コントローラ部、230:コマンド処理部、231:印刷要求受付部、232:印刷指示部、233:ページ情報生成部、234:転送順通知部、235:転送状況通知部、240:画像データ処理部、241:ページ情報設定キュー、242:データ転送要求キュー、243:ページバッファ管理テーブル、244:転送要求部、245:画像データ保存部、246:画像データ供給部、250:メモリ部、251:ページバッファ、260:画像形成部、261:印刷順決定部、262:画像データ要求部、263:印刷実行部、300:通信路
【先行技術文献】
【特許文献】
【0097】
【特許文献1】特開2004−347627号公報
【特許文献2】特開2008−44221号公報
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