特表-14097392IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

▶ 三菱電機株式会社の特許一覧
<>
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000003
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000004
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000005
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000006
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000007
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000008
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000009
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000010
  • 再表WO2014097392-検索装置 図000011
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2014年6月26日
【発行日】2017年1月12日
(54)【発明の名称】検索装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 17/30 20060101AFI20161216BHJP
【FI】
   G06F17/30 310A
   G06F17/30 340Z
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
【出願番号】特願2014-552786(P2014-552786)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2012年12月18日
(11)【特許番号】特許第5868526号(P5868526)
(45)【特許公報発行日】2016年2月24日
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100156351
【弁理士】
【氏名又は名称】河村 秀央
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(72)【発明者】
【氏名】熊谷 太郎
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】松本 篤
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内
(57)【要約】
文字の入力と編集を行う文字入力部11、文字入力部11の入力文字を表示する入力文字表示部12、予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部13および検索方法実行可否判定部25による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して検索部26が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部14を有して構成される検索用画面を提示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索対象のデータが登録されたデータベースから、入力された文字列を含んだデータを検索する検索装置であって、
入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部と、
あらかじめ設定された複数の検索方法について、前記入力された文字列または前記入力文字予測部で得られた予測候補で検索が実行可能か否かを判定する判定部と、
前記判定部が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、前記入力された文字列または前記予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部と、
文字の入力と編集を行う文字入力部、前記文字入力部で入力された文字を表示する入力文字表示部、前記予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部および前記判定部による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して前記検索部が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部を有して構成される検索用画面を提示する入出力部とを備える検索装置。
【請求項2】
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記予測候補表示・選択部で前記予測候補をリスト表示するとともに、前記入力文字表示部と、前記予測候補表示・選択部の予測候補ごとに対応して各検索方法の検索方法提示部を表示し、
前記検索部は、前記予測候補について実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部が選択された場合に、この検索方法で前記予測候補を含んだデータの検索を実行することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記入力された文字または文字列とこれに続く予測候補を結合した結合文字列を含んだ検索結果が得られる検索方法を実行可能な検索方法として判定し、
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記入力された文字または文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部を前記入力文字表示部に対応して表示し、前記結合文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部を前記予測候補表示・選択部の予測候補ごとに対応して表示し、
前記検索部は、前記予測候補に対応して表示された検索方法提示部が選択された場合、この検索方法提示部で実行可能と提示された検索方法で、この予測候補が結合された前記結合文字列を含んだデータの検索を実行することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【請求項4】
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記検索方法ごとの検索方法提示部のいずれかを非表示とし、非表示とした前記検索方法提示部を所定の操作に応じて表示することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【請求項5】
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記判定部が実行可能と判定した検索方法の検索方法提示部を優先的に表示することを特徴とする請求項4記載の検索装置。
【請求項6】
前記検索部による検索の実行履歴を記憶する履歴記憶部を備え、
前記入出力部は、前記文字入力部に入力された文字または文字列が前記履歴記憶部に実行履歴が記憶された過去の検索対象の文字列である場合、前記検索用画面において、前記過去の検索対象の文字列を前記予測候補表示・選択部に優先的に表示し、この実行履歴の検索方法の検索方法提示部を強調表示することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【請求項7】
前記判定部は、実行可能と判定した検索方法で前記検索部に検索を行わせて、前記入力された文字列または前記予測候補に合致した検索結果の数をカウントし、
前記入出力部は、この検索方法で検索した場合に検索結果がないまたは検索結果の数が所定の閾値を超える場合に、この検索方法の検索方法提示部において検索結果がないことまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを提示することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばナビゲーション装置に搭載されて施設名などを検索する検索装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の検索装置においては、簡単な入力操作で所望の検索結果が得られるように検索語の入力に様々な工夫がなされている。例えば、検索語を入力している途中でそれまで入力された文字または文字列に関連する予測候補を提示することで、入力操作の手間を省き、検索語の入力から検索の実行までの流れを容易にする試みがなされている。
【0003】
特許文献1には、指定コンテンツまたはユーザの様々なパラメータに応じて、検索条件指定画面を変化させる情報表示制御システムが開示されている。例えば、ユーザが老人の場合、文字のサイズを大きくする。また、コンテンツ内容またはこれを記録するメディア種別に応じて検索指定画面の形態を変化させる。
このようにすることで、コンテンツに適した検索条件またはユーザの嗜好に合った検索条件の指定を容易にし、ひいては様々なコンテンツが集約された中から所望のコンテンツを容易に検索することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−11647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術では、検索語の入力途中で予測候補を表示することはできるが、入力された文字列についてどのような検索方法が実行可能であるか否かは最終的に検索が実行されるまで不明であった。例えば、周辺のコーヒーショップを検索したい場合に、検索語として“コーヒーショップ”と入力しても、周辺の施設ジャンルを検索する検索方法が実行可能であるか否かは、実際に検索が実行されるまでわからない。従って、所望しない検索方法による無駄な検索処理が実行される可能性があるという課題があった。
なお、特許文献1に代表される従来の技術は、検索条件を指定する画面を変更するものであるが、同様に検索語の入力時点で各種の検索方法の実行可否を知ることはできない。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、検索語の入力と検索方法の指定とを容易に行うことができる検索装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る検索装置は、検索対象のデータが登録されたデータベースから、入力された文字列を含んだデータを検索する検索装置であって、入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部と、あらかじめ設定された複数の検索方法について、入力された文字列または入力文字予測部で得られた予測候補で検索が実行可能か否かを判定する判定部と、判定部が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、入力された文字列または予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部と、文字の入力と編集を行う文字入力部、文字入力部の入力文字を表示する入力文字表示部、予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部および判定部による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して検索部が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部を有して構成される検索用画面を提示する入出力部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、検索語の入力と検索方法の指定とを容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】この発明の実施の形態1に係る検索装置の構成を示すブロック図である。
図2】実施の形態1における検索用画面の一例を示す図である。
図3】実施の形態1に係る検索装置の動作を示すフローチャートである。
図4】この発明の実施の形態2における検索用画面の一例を示す図である。
図5】実施の形態2に係る検索装置の動作を示すフローチャートである。
図6】この発明の実施の形態3における検索用画面の一例を示す図である。
図7】実施の形態3に係る検索装置の動作を示すフローチャートである。
図8】この発明の実施の形態4における検索用画面の一例を示す図である。
図9】この発明の実施の形態5における検索用画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る検索装置の構成を示すブロック図である。図1に示す検索装置は、検索用画面に入力された文字列を含むデータをデータベースから検索する検索装置であり、入出力部10および制御部20を備えて構成される。
入出力部10は、検索装置とユーザとの間で検索処理に関するデータの提示と入力を行うためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を提供する。例えば、表示画面上にタッチパネルを備えた表示装置を利用する場合に、入出力部10は、検索用画面を表示画面に表示し、検索用画面を基にユーザがタッチパネルに行ったタッチ操作やジェスチャ操作などを受け付ける。
【0011】
また、入出力部10は、文字入力部11、入力文字表示部12、予測候補表示・選択部13、検索方法提示部14、および検索結果表示部15を有して構成される検索用画面を表示装置の表示画面に表示する。
文字入力部11は、検索用画面を構成する画面構成要素であり、文字の入力と入力内容の編集(入力文字の確定、削除など)を受け付ける操作部品を備えている。
入力文字表示部12は、検索用画面を構成する画面構成要素であり、文字入力部11で入力された文字を表示する部品を備えている。
【0012】
予測候補表示・選択部13は、検索用画面を構成する画面構成要素であり、文字入力部11で入力された文字または文字列に続く文字列として予測された予測候補の表示と選択を受け付ける操作部品を備えている。なお、予測候補表示・選択部13で予測候補を選択することで、この予測候補を含んだ文字列が入力文字列として確定される。
【0013】
検索方法提示部14は、検索用画面を構成する画面構成要素であり、検索方法実行可否判定部25による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して検索部26の検索方法の選択を受け付ける操作部品を備えている。なお、検索方法提示部14で選択された検索方法は、検索部26が実行する検索方法として指定される。
検索結果表示部15は、検索用画面を構成する画面構成要素であり、検索部26による検索結果の表示を行う。
【0014】
制御部20は、図1に示す検索装置の内部構成を制御する制御部であり、入出力制御部21、文字列処理部22、履歴記憶部23、入力文字予測部24、検索方法実行可否判定部25および検索部26を備えて構成される。
入出力制御部21は、入出力部10における入出力処理を制御する。例えば、入出力部10からの入力を基に制御部20にデータを入力し、制御部20からの出力を基に入出力部10へデータを出力する。
【0015】
文字列処理部22は、文字入力部11で入力された文字列の文字列処理を行う処理部である。例えば、文字列処理部22は、文字入力部11に入力された文字列または予測候補に基づいて入力済み文字列とその文字数を決定し、これらのデータを入出力制御部21が入力文字表示部12に出力することによって、文字入力部11で入力された文字列が入力文字表示部12に表示される。履歴記憶部23は、検索部26によって過去に実行された検索の履歴情報を記憶する記憶部である。なお、履歴情報には、例えば、検索方法、検索語となった文字列などが含まれる。
【0016】
入力文字予測部24は、文字入力部11で入力された文字または文字列に続く文字列を予測する。予測される文字列は、入力内容の全てを予測した文字列(例えば、“か”の入力に対して“かんとうこくさいくうこう”)とは限らず、施設名称または住所などの一部(例えば、“か”の入力に対して“かんとう”)を予測することも可能である。
この場合、予測候補を複数回選択して文字列を組み立てて、施設名称または住所などを入力することができる。また、予測候補は、ひらがなとは限らず、漢字またはアルファベットも予測可能である。
【0017】
検索方法実行可否判定部25は、あらかじめ設定された複数の検索方法について、入力された文字列または予測候補で検索が実行可能であるか否かを判定する判定部である。
例えば、入力された文字列を検索方法ごとの検索語の種別に分類できるか否かに基づいて実行可否を判定する。検索方法が電話番号検索の場合、入力された文字列が、検索語の種別“電話番号”に分類できない、ひらがな、漢字、記号などであれば、電話番号検索は実行不可と判定される。なお、複数の検索方法には、名称検索、周辺施設検索、住所検索、電話番号検索、ジャンル検索、アーティスト検索、アルバム検索および曲名検索などがある。
【0018】
検索部26は、検索方法実行可否判定部25が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、入力された文字列または予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部である。例えば、検索方法が名称検索である場合、検索部26は、検索語として入力された文字列を施設名称として扱って、検索語が示す施設名称を地図データベース30から検索する。また、周辺施設検索においては、検索部26が、検索語として入力された文字列を施設のジャンルとして扱って、さらに位置情報取得部32が取得した位置情報を用いて、現在位置から所定の範囲内に存在する、検索語が示すジャンルの施設を、地図データベース30から検索する。曲名検索においては、検索部26が、検索語として入力された文字列を曲名として扱って、検索語が示すAVコンテンツ名をAVコンテンツデータベース31から検索する。
【0019】
地図データベース(DB)30は、検索装置と連携して動作するナビゲーション装置(図1において不図示)のナビゲーション処理に利用される地図データが登録されたデータベースである。なお、地図データベース30には、道路データおよび地形データに加え、少なくとも、施設名称、位置(緯度経度)、住所、電話番号などを含む施設データが登録されているものとする。
AVコンテンツデータベース(DB)31は、検索装置と連携して動作するAV機器(図1において不図示)の楽曲再生処理または動画再生処理に利用される楽曲データおよび動画データが登録されたデータベースである。なお、AVコンテンツデータベース31には、楽曲データに加え、少なくとも、ジャンル、曲名、アーティスト名、アルバム名などが登録されているものとする。また、動画データとしては、動画のジャンル、動画名などが登録されているものとする。
位置情報取得部32は、現在の位置情報を取得する機能を有して構成される。例えば、GPS(Global Positioning System)衛星から受信したGPS電波の解析結果から位置情報(緯度経度)を取得する。
また、位置情報取得部32は、距離センサ、方位センサおよび舵角センサなどを備える自立航法装置を利用して位置情報を取得してもよい。
【0020】
なお、入出力部10および制御部20は、この発明に係る検索装置に搭載されたマイクロコンピュータが、これらの構成要素の各機能を記述したプログラムを実行することで、ソフトウエアとハードウエアとが協働した処理手段として実現される。
履歴記憶部23、地図データベース30、およびAVコンテンツデータベース31は、例えば、この発明に係る検索装置に搭載されたハードディスクドライブ(HDD)装置、USBメモリ、メディア再生装置で再生可能な記憶メディア(CD、DVD、BD)に構築される。
また、検索装置と通信ネットワークを介して通信可能なサーバ装置に構築してもよい。
【0021】
図2は、実施の形態1における検索用画面の一例を示す図である。図2に示すように、この発明に係る検索装置では、少なくとも、文字入力部11、入力文字表示部12、予測候補表示・選択部13および検索方法提示部14を有して構成される検索用画面を、表示装置に表示してユーザに提示する。入出力部10は、図2の例において、文字入力部11として、文字入力用ボタン、編集用ボタンといったボタン形式の操作部品を検索用画面に表示している。ここで、文字入力用ボタンは、各種の文字列を入力するためのボタンである。また、編集用ボタンは、入力された文字または文字列を編集するためのボタンであり、例えば“戻る”ボタンは、直前の入力状態に戻すためのボタン、“削除”ボタンは、入力された文字または文字列を削除するためのボタンである。
【0022】
また、入出力部10は、入力文字表示部12として、文字入力部11で入力された文字または文字列を表示する文字表示欄を検索用画面に表示している。
さらに、入出力部10は、予測候補表示・選択部13として、文字入力部11で入力された文字または文字列に続く文字列として予測された予測候補の表示と選択を受け付ける操作部品を検索用画面に表示している。図2の例では、文字入力部11で入力されて入力文字表示部12に表示された文字又は文字列に続く予測候補の文字列が、予測候補表示・選択部13にリスト表示される。
【0023】
入出力部10は、検索方法提示部14として、検索方法ごとの操作部品を検索用画面に表示している。図2に示す検索方法提示部14は、検索方法ごとに設けられたボタン形式の操作部品である。また、検索方法実行可否判定部25が実行可能と判定した検索方法の検索方法提示部14は、アクティブ表示(例えば、非アクティブの場合と異なる色で表示する)される。アクティブ表示された検索方法提示部14(ボタン)を押下することで、これに対応する検索方法が選択され、検索部26が実行する検索方法に指定される。
図2において、“名称”と表記されたボタンが施設名称検索を示しており、“周辺”と表記されたボタンが周辺施設検索、“住所”と記載されたボタンが住所検索、“電話”と表記されたボタンが電話番号検索を示している。
【0024】
なお、図2には、検索結果表示部15が検索用画面に表示されていないが、検索結果に関しては、図2に示す検索用画面から画面を切り替えて表示してもよい。また、入力文字表示部12と兼用して検索結果を表示してもよい。
上述したように、検索語となる文字または文字列を入力する文字入力部11と、文字入力部11で入力された文字または文字列が表示される入力文字表示部12と、この文字または文字列について実行可能な検索方法が提示される検索方法提示部14とが一つの検索用画面に表示されることから、検索語の文字列を入力した時点でその文字列で実行可能な検索方法も同時に確認することができ、検索語の入力と検索方法の指定を容易に行うことができる。
【0025】
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係る検索装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザからの文字入力を受け付ける(ステップST1)。すなわち、図2に示すような検索用画面を表示装置に表示して、文字入力部11の文字入力用ボタン(操作部品)が押下されると、押下されたボタンを示す押下情報が文字入力部11から入出力制御部21に通知される。なお、文字入力部11において、入力内容の編集が行われた場合は、その編集に使用された編集用ボタンの押下情報が入出力制御部21に通知される。
【0026】
入力文字表示部12に文字入力部11で入力または編集済みの文字列を表示する(ステップST2)。すなわち、入出力制御部21が、文字入力部11から通知された押下情報を文字列処理部22に出力する。文字列処理部22は、入出力制御部21から入力した押下情報に基づいて、この押下情報が示す文字または文字列を特定し、入力済み文字列および入力済み文字列の文字数などの文字列処理の結果を入出力制御部21に出力する。入出力制御部21は、文字列処理部22の文字列処理結果を、入力文字表示部12、入力文字予測部24、検索方法実行可否判定部25および検索部26に出力する。この文字列処理の結果に基づいて、文字入力部11で入力または編集済みの文字列が入力文字表示部12に表示される。
【0027】
予測候補表示・選択部13にユーザから入力された文字または文字列に続く予測候補の文字列を表示する(ステップST3)。すなわち、入力文字予測部24が、入出力制御部21から入力した文字列処理の結果に基づいて、入力文字表示部12に表示された文字または文字列に続く文字列を予測する。この予測候補を示す情報は、入力文字予測部24から入出力制御部21を経由して予測候補表示・選択部13に出力される。この予測候補を示す情報に基づいて、予測候補表示・選択部13に予測候補が表示される。
【0028】
次に、検索方法実行可否判定部25が、入力済みの文字列で実行可能な検索方法を判定する(ステップST4)。すなわち、検索方法実行可否判定部25が、入出力制御部21を経由して文字列処理部22から入力した文字列処理の結果に基づいて、入力済みの文字列で実行可能な検索方法を判定する。例えば、入力済みの文字列が、各検索方法の検索語の種別に分類できるか否かに基づいて実行可否が判定される。検索方法実行可否判定部25による判定結果は、入出力制御部21を経由して検索方法提示部14に出力される。
【0029】
検索方法提示部14における入力済みの文字列で実行可能な検索方法の提示内容を更新する(ステップST5)。すなわち、入力した検索方法実行可否判定部25の判定結果に基づいて、入出力部10が、実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部14の表示態様を変更する。例えば、実行可能な検索方法の検索方法提示部14(ボタンアイコン)の色または大きさを変化させることなどが考えられる。
【0030】
続いて、ステップST6において、実行可能な検索方法が選択された場合には、ステップST7に進み、続けて文字の入力または入力内容の編集操作が実行された場合は、ステップST2の処理に戻る。
すなわち、実行可能な検索方法の検索方法提示部14が存在し、かつ、実行可能な検索方法の検索方法提示部14のボタンが押下された場合にステップST7に進む。
また、続けて、文字入力部11の文字入力用ボタンが押下あるいは編集用ボタンが押下されると、文字入力部11が、その押下情報を入出力制御部21に通知し、ステップST2からの処理が繰り返される。
【0031】
最後に、検索結果表示部15に検索結果を表示する(ステップST7)。すなわち、実行可能な検索方法の検索方法提示部14(ボタン)が押下されると、この押下情報が入出力制御部21に送られ、入出力制御部21が、この押下情報を検索部26に出力する。
検索部26は、この押下情報に対応する検索方法で、入力済みの文字列を含んだデータの検索を実行する。この検索結果は、検索部26から入出力制御部21を経由して検索結果表示部15に出力される。これにより、検索結果表示部15に入力済みの文字列を含む検索結果のデータが表示される。
【0032】
以上のように、この実施の形態1によれば、入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部24と、あらかじめ設定された複数の検索方法について、入力された文字列または入力文字予測部24で得られた予測候補の検索が実行可能か否かを判定する検索方法実行可否判定部25と、検索方法実行可否判定部25が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、入力された文字列または予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部26と、文字の入力と編集を行う文字入力部11、文字入力部11の入力文字を表示する入力文字表示部12、予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部13および検索方法実行可否判定部25による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して検索部26が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部14を有して構成される検索用画面を提示する入出力部10とを備える。
このように、検索語となる文字または文字列を入力する文字入力部11と、文字入力部11で入力された文字または文字列が表示される入力文字表示部12と、この文字または文字列について実行可能な検索方法が提示される検索方法提示部14とが一つの検索用画面に表示されることから、検索語の文字列を入力した時点でその文字列で実行可能な検索方法をリアルタイムに確認することができ、検索語の入力と検索方法の指定を容易に行うことができる。
【0033】
実施の形態2.
実施の形態2では、予測候補の表示とこの予測候補で実行可能な検索方法の提示を連動させた表示態様の検索用画面をユーザに提示する。なお、実施の形態2に係る検索装置は、図1に示した構成と基本的に同一である。
【0034】
図4は、この発明の実施の形態2における検索用画面の一例を示す図である。図4の例では、複数の検索方法として、施設名称検索、ジャンル検索および住所検索があらかじめ設定されている。入出力部10は、施設名称検索の検索方法提示部14Aを“名”と表記されたボタン、ジャンル検索の検索方法提示部14Aを“ジ”と表記されたボタン、住所検索の検索方法提示部14Aを“住”と表記されたボタンで表示している。
【0035】
実施の形態2においては、入出力部10が、図4に示すように、入力文字表示部12の表示内容に連動する各検索方法の検索方法提示部14Aを表示するとともに、予測候補表示・選択部13の表示内容に連動する各検索方法の検索方法提示部14Aを表示している。この検索用画面において、ユーザAが文字入力部11の文字入力用ボタンを押下して、文字“か”を入力した場合に、予測候補として、“案山子パーク”、“カレー”、“垣市山城町吉川”、“関東国際空港”が予測候補表示・選択部13にリスト表示されており、これら予測候補ごとに対応して検索方法提示部14Aで各検索方法の実行可否が提示されている。例えば、“案山子パーク”では、施設名称検索が実行可能(アクティブ表示)であり、“カレー”では、ジャンル検索が実行可能であり、“垣市山城町吉川”では、住所検索が実行可能であり、“関東国際空港”では、施設名称検索が実行可能である。
【0036】
次に動作について説明する。
図5は、実施の形態2に係る検索装置の動作を示すフローチャートであって、実施の形態1で示した図3のフローとの主な違いは、ステップST4aからステップST7aまでの処理である。
ステップST4aにおいて、検索方法実行可否判定部25が、入力済みの文字列および予測候補で実行可能な検索方法を判定する。すなわち、検索方法実行可否判定部25が、入出力制御部21を経由して文字列処理部22から入力した文字列処理結果および入力文字予測部24から入力した予測候補に基づいて、入力済みの文字列および予測候補で実行可能な検索方法を判定する。例えば、入力済みの文字列および予測候補が、各検索方法の検索語の種別に分類できるか否かに基づいて実行可否が判定される。検索方法実行可否判定部25による判定結果は、入出力制御部21を経由して検索方法提示部14Aに出力される。
【0037】
検索方法提示部14Aにおける入力済みの文字列および予測候補で実行可能な検索方法の提示内容を更新する(ステップST5a)。すなわち、入力した検索方法実行可否判定部25の判定結果に基づいて、入出力部10が、実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部14Aの表示態様を変更する。図4の例では、入力文字表示部12に表示された入力済みの文字が“か”であり、実行可能な検索方法がない。従って、入力文字表示部12に対応して表示される各検索方法の検索方法提示部14Aは全て非アクティブである。
一方、予測候補表示・選択部13にリスト表示された予測候補については、例えば、予測候補“案山子パーク”については、これに対応する各検索方法の検索方法提示部14Aのうち、施設名称検索の検索方法提示部14Aのボタンがアクティブ表示となっている。
【0038】
ステップST6aにおいて、実行可能な検索方法が選択された場合には、ステップST7aに進み、続けて文字の入力または入力内容の編集操作が実行された場合は、ステップST2aの処理に戻る。
すなわち、実行可能な検索方法の検索方法提示部14Aが存在し、かつ、実行可能な検索方法の検索方法提示部14Aのボタンが押下された場合にステップST7aに進む。
また、続けて、文字入力部11の文字入力用ボタンが押下あるいは編集用ボタンが押下されると、文字入力部11が、その押下情報を入出力制御部21に通知し、ステップST2aからの処理が繰り返される。
【0039】
この後、検索結果表示部15に検索結果を表示する(ステップST7a)。
例えば、予測候補について実行可能な検索方法の検索方法提示部14A(ボタン)が押下されると、この押下情報が入出力制御部21に送られ、入出力制御部21が、この押下情報を検索部26に出力する。検索部26は、この押下情報に対応する検索方法で予測候補の文字列を含んだデータの検索を実行する。この検索結果は、検索部26から入出力制御部21を経由して検索結果表示部15に出力される。これにより、検索結果表示部15に予測候補を含む検索結果のデータが表示される。
【0040】
以上のように、この実施の形態2によれば、入出力部10が、検索用画面において、予測候補表示・選択部13で予測候補をリスト表示するとともに、入力文字表示部12と、予測候補表示・選択部13の予測候補ごとに対応して検索方法提示部14Aを表示し、検索部26が、予測候補について実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部14Aが選択された場合に、この検索方法で予測候補を含んだデータの検索を実行する。このようにすることで、検索方法提示部14Aを選択するだけで予測候補の選択と検索方法の指定が可能である。従って、予測候補を含んだデータを検索する際に、予測候補を選択する手順を省くことができ、検索操作を簡易に行うことができる。
なお、実施の形態2は、予測候補の文字列として、施設名称やジャンル名が全て表示される場合に有効である。
【0041】
実施の形態3.
実施の形態3では、入力された文字または文字列とこれに続く予測候補の結合文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部を予測候補ごとに対応して表示する。なお、実施の形態3に係る検索装置は、図1に示した構成と基本的に同一である。
【0042】
図6は、この発明の実施の形態3における検索用画面の一例を示す図であって、図4と同様に、複数の検索方法として施設名称検索、ジャンル検索、住所検索があらかじめ設定された場合を示している。入出力部10は、図4と同様に、施設名称検索の検索方法提示部14Aを“名”と表記されたボタン、ジャンル検索の検索方法提示部14Aを“ジ”と表記されたボタン、住所検索の検索方法提示部14Aを“住”と表記されたボタンで表示している。
【0043】
実施の形態3においては、入出力部10が、入力された文字または文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部14Aを入力文字表示部12に対応して表示し、入力された文字または文字列とこれに続く予測候補の結合文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部14Aを予測候補ごとに対応して表示している。
例えば、入力文字表示部12に表示された入力済みの文字列である“びじゅつかん”とこれに続く予測候補として予測候補表示・選択部13に表示された“まええき”とを結合した結合文字列“びじゅつかんまええき”では、“名”と表記されたボタンがアクティブになっており、施設名称検索が実行可能であることを示している。なお、入力文字表示部12に表示されて入力語として確定している文字列“びじゅつかん”では、ジャンル検索が実行可能となっている。
【0044】
次に動作について説明する。
図7は、実施の形態3に係る検索装置の動作を示すフローチャートであって、実施の形態1で示した図3のフローとの主な違いは、ステップST4bからステップST7bまでの処理である。
ステップST4bにおいて、検索方法実行可否判定部25が、入力済みの文字列およびこれと予測候補の結合文字列で実行可能な検索方法を判定する。すなわち、検索方法実行可否判定部25が、入出力制御部21を経由して文字列処理部22から入力した文字列処理結果および入力文字予測部24から入力した予測候補に基づいて、入力済みの文字列および結合文字列で実行可能な検索方法を判定する。例えば、入力済みの文字列および結合文字列が、各検索方法の検索語の種別に分類できるか否かに基づいて実行可否が判定される。検索方法実行可否判定部25による判定結果は、入出力制御部21を経由して検索方法提示部14Aに出力される。
【0045】
検索方法提示部14Aにおける入力済みの文字列および結合文字列で実行可能な検索方法の提示内容を更新する(ステップST5b)。すなわち、入力した検索方法実行可否判定部25の判定結果に基づいて、入出力部10が、実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部14Aの表示態様を変更する。図5の例では、入力文字表示部12に表示された入力済みの文字が“びじゅつかん”で、実行可能な検索方法がジャンル検索である。
これにより、入力文字表示部12に対応して表示されるジャンル検索の検索方法提示部14Aがアクティブになる。
一方、予測候補表示・選択部13の予測候補“まええき”に対応して表示された各検索方法の検索方法提示部14Aのうち、結合文字列“びじゅつかんまええき”で実行可能な検索方法である施設名称検索の検索方法提示部14Aのボタンがアクティブ表示となっている。
【0046】
ステップST6bにおいて、実行可能な検索方法が選択された場合には、ステップST7bに進み、続けて文字の入力または入力内容の編集操作が実行された場合は、ステップST2bの処理に戻る。すなわち、実行可能な検索方法の検索方法提示部14Aが存在し、かつ、実行可能な検索方法の検索方法提示部14Aのボタンが押下された場合にステップST7bに進む。
また、続けて、文字入力部11の文字入力用ボタンが押下あるいは編集用ボタンが押下されると、文字入力部11が、その押下情報を入出力制御部21に通知し、ステップST2bからの処理が繰り返される。
【0047】
この後、検索結果表示部15に検索結果を表示する(ステップST7b)。
例えば、結合文字列“びじゅつかんまええき”で実行可能な検索方法の検索方法提示部14A(ボタン)が押下されると、この押下情報が入出力制御部21に送られ、入出力制御部21が、この押下情報を検索部26に出力する。検索部26は、この押下情報に対応する検索方法で結合文字列“びじゅつかんまええき”を含んだデータの検索を実行する。この検索結果は、検索部26から入出力制御部21を経由して検索結果表示部15に出力される。これにより、検索結果表示部15に予測候補を含む検索結果のデータが表示される。
【0048】
以上のように、この実施の形態3によれば、検索方法実行可否判定部25が、入力された文字または文字列とこれに続く予測候補とを結合した結合文字列を含んだ検索結果が得られる検索方法を実行可能な検索方法として判定し、入出力部10が、検索用画面において、入力された文字または文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部14Aを入力文字表示部12に対応して表示し、結合文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部14Aを予測候補表示・選択部13の予測候補ごとに対応して表示し、検索部26が、予測候補に対応して表示された検索方法提示部14Aが選択された場合、この検索方法提示部14Aで実行可能と提示された検索方法で、この予測候補が結合された結合文字列を含んだデータの検索を実行する。
このようにすることで、検索方法提示部14Aを選択するだけで予測候補が結合された結合文字列の選択と検索方法の指定が可能である。従って、結合文字列を含んだデータを検索する際に、予測候補を選択する手順を省くことができ、検索操作を簡易に行うことができる。なお、実施の形態3は、予測候補の文字列として、施設名称や住所などの一部が表示される場合に有効である。
【0049】
実施の形態4.
実施の形態4は、あらかじめ設定された検索方法が多数であり、全ての検索方法の検索方法提示部が一つの検索用画面に表示しきれない場合についての実施態様について示す。
なお、実施の形態4に係る検索装置は、図1に示した構成と基本的に同一である。
【0050】
図8は、この発明の実施の形態4における検索用画面の一例を示す図である。図8の例では、複数の検索方法として、施設名称検索、ジャンル検索、住所検索、電話番号検索、曲名検索、アーティスト検索、アルバム検索があらかじめ設定された場合を示している。
入出力部10は、施設名称検索の検索方法提示部14Bを“名”と表記されたボタン、ジャンル検索の検索方法提示部14Bを“ジ”と表記されたボタン、住所検索の検索方法提示部14Bを“住”と表記されたボタン、電話番号検索の検索方法提示部14Bを“電”と表記されたボタン、曲名検索の検索方法提示部14Bを“曲”と表記されたボタン、アーティスト検索の検索方法提示部14Bを“アー”と表記されたボタン、アルバム検索の検索方法提示部14Bを“アル”と表記されたボタンで表示している。
【0051】
実施の形態4においては、入出力部10が、検索用画面において、検索方法ごとの検索方法提示部14Bのいずれかを非表示とし、非表示とした検索方法提示部14Bを所定の操作に応じて表示する。
例えば、図8では、入力された文字列“やえもん”に続く予測候補である“やえもんちょう”について、実行可能な検索方法が、施設名称検索、住所検索、アーティスト検索、アルバム検索であり、これらの検索方法の検索方法提示部14B(ボタン)の全てを検索用画面に表示できない。このため、入出力部10は、予測候補“やえもんちょう”に対応して表示すべき検索方法提示部14Bの一部を非表示とし、さらに、予測候補“やえもんちょう”を表示する予測候補表示・選択部13に対応してスクロール操作が可能なバー14aを表示する。このバー14aがユーザAによってスクロール操作されると、入出力部10は、非表示とした検索方法提示部14B(図8の場合、アーティスト検索およびアルバム検索の検索方法提示部14B)を表示する。
【0052】
なお、図8の例では、所定の操作としてバー14aのスクロール操作を例に挙げたが、検索用画面上で実施可能な他の操作であってもよい。例えば、押下操作によって非表示とした検索方法提示部14Bを表示するボタンを別に設けてもよい。また、検索方法提示部14Bのボタン自体がスクロール可能な小画面を検索用画面上に表示し、ボタンをスクロールして実行可能な検索方法を提示する検索方法提示部14Bを選択してもよい。
【0053】
あらかじめ設定された検索方法が多数であり、全ての検索方法の検索方法提示部が一つの検索用画面に表示しきれない場合において、入出力部10が、検索方法実行可否判定部25によって実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部14Bを検索用画面に優先的に表示してもよい。
反対に、検索方法実行可否判定部25によって実行不可と判定された検索方法については、入出力部10が、この検索方法の検索方法提示部14Bの操作部品(ボタン)の表示サイズを小さくしてもよい。
【0054】
また、入出力部10が、文字入力部11に入力済みの文字列が履歴記憶部23に実行履歴が記憶された過去の検索対象の文字列である場合、検索用画面において、過去の検索対象の文字列を予測候補表示・選択部13に優先的に表示し、この実行履歴の検索方法の検索方法提示部14Bを強調表示してもよい。
例えば、過去に検索語が“カレー”でジャンル検索が実行された実行履歴が履歴記憶部23にある場合、文字入力部11に“か”という文字が入力された時点で、予測候補表示・選択部13のリストの最上位に“カレー”を表示して、ジャンル検索の検索方法提示部14B(ボタン)を太枠で囲む、色を変えるなどして強調表示する。これにより、ユーザが過去と同様の検索を行いやすくなる。
【0055】
なお、この場合の動作フローは、図3図5図7と同様であるが、ステップST3、ステップST3a、ステップST3bにおける処理が異なる。
すなわち、入出力制御部21が、入力された文字列の文字列処理結果を入力文字予測部24に出力するとともに、履歴記憶部23にアクセスし、入力された文字列で過去に検索が実行された実行履歴の有無を調べる。ここで、実行履歴が存在すれば、その結果と予測候補を示す情報を予測候補表示・選択部13に出力する。これにより、入出力部10が、上述のような表示を行う。
【0056】
以上のように、この実施の形態4によれば、入出力部10が、検索用画面において、検索方法ごとの検索方法提示部14Bのいずれかを非表示とし、非表示とした検索方法提示部14Bを所定の操作に応じて表示する。このようにすることで、検索用画面の表示領域面積によらず、多数の検索方法を設定することができる。また、検索用画面に表示されている以外に実行可能な検索方法が存在することを、所定の操作で簡単にユーザに知らせることが可能である。
【0057】
また、この実施の形態4によれば、入出力部10が、検索用画面において、検索方法実行可否判定部25が実行可能と判定した検索方法の検索方法提示部14Bを優先的に表示する。これにより、実行可能な検索方法の選択とこの検索方法での検索の実行とが容易になり、ユーザビリティが向上する。
【0058】
さらに、この実施の形態4によれば、検索部26による検索の実行履歴を記憶する履歴記憶部23を備え、入出力部10が、文字入力部11に入力された文字または文字列が履歴記憶部23に実行履歴が記憶された過去の検索対象の文字列である場合、検索用画面において、過去の検索対象の文字列を予測候補表示・選択部13に優先的に表示し、この実行履歴の検索方法の検索方法提示部14Bを強調表示する。このようにすることで、過去に実行された検索の再実行が容易になり、ユーザビリティが向上する。
【0059】
実施の形態5.
実施の形態5は、実行可能と判定された検索方法であるが、この検索方法で検索を実行しても検索結果がない場合または検索結果が多すぎる場合に、この旨をユーザに迅速に通知する実施態様を示している。なお、実施の形態5に係る検索装置は、図1に示した構成と基本的に同一である。
【0060】
図9は、この発明の実施の形態5における検索用画面の一例を示す図である。図9の例では、複数の検索方法として、施設名称検索、周辺施設検索、住所検索があらかじめ設定された場合を示している。
入出力部10は、施設名称検索の検索方法提示部14Cを“名”と表記されたボタン、周辺施設検索の検索方法提示部14Cを“周”と表記されたボタン、住所検索の検索方法提示部14Cを“住”と表記されたボタンで表示している。
【0061】
実施の形態5においては、入出力部10が、選択された検索方法で検索した場合に検索結果がないまたは検索結果の数が所定の閾値を超える場合に、この検索方法の検索方法提示部14Cにおいて検索結果がないことまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを提示する。例えば、初期状態では、図9の左側に示すように、各検索方法の検索方法提示部14Cがマスク表示(非アクティブ表示)されている。この状態でユーザAが“か”と入力すると、予測候補として“カレー”という文字列が予測候補表示・選択部13に表示され、検索方法実行可否判定部25によって周辺施設検索の検索方法提示部14Cが実行可能と判定される。このとき、検索方法実行可否判定部25が、実行可能と判定した周辺施設検索で文字列“カレー”について検索部26に検索を行わせて、これに合致した検索結果の数をカウントする。この後、検索方法実行可否判定部25が、検索結果がないことまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを、入出力制御部21を経由して入出力部10に通知する。これにより、入出力部10が、選択された検索方法で検索した場合に検索結果がないまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを、この検索方法の検索方法提示部14Cにおいて提示する。
【0062】
図9の例では、文字列“カレー”では、“カレー”というジャンルに属する周辺施設の検索が実行可能であるが、図9の右側に示すように、現在位置の周辺施設検索では、検索結果が0件であるため、検索結果がないことを示す“0”が検索方法提示部14C(ボタン)に表記されている。
反対に、検索結果の数が所定の閾値を超えて多すぎる場合には、検索方法提示部14Cに“多”と表記してもよい。
【0063】
以上のように、この実施の形態5によれば、検索方法実行可否判定部25が、実行可能と判定した検索方法で検索部26に検索を行わせて、入力された文字列または予測候補に合致した検索結果の数をカウントし、入出力部10が、この検索方法で検索した場合に検索結果がないまたは検索結果の数が所定の閾値を超える場合に、この検索方法の検索方法提示部14Cにおいて検索結果がないことまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを提示する。このようにすることで、検索を実行しても所望の結果が得られない、また、得にくい場合を、ユーザが検索の実行を指定する前に通知することが可能となる。これにより、無駄な検索を実行することがなく、ユーザビリティが向上する。
【0064】
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0065】
この発明に係る検索装置は、検索語の入力と検索方法の指定を容易に行うことができるので、車両の移動により迅速な周辺施設の検索などが必要な車載用のナビゲーション装置に好適である。
【符号の説明】
【0066】
10 入出力部、11 文字入力部、12 入力文字表示部、13 予測候補表示・選択部、14,14A,14B,14C 検索方法提示部、14a バー、15 検索結果表示部、20 制御部、21 入出力制御部、22 文字列処理部、23 履歴記憶部、24 入力文字予測部、25 検索方法実行可否判定部、26 検索部、30 地図データベース(DB)、31 AVコンテンツデータベース(DB)、32 位置情報取得部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9

【手続補正書】
【提出日】2015年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
この発明に係る検索装置は、検索対象のデータが登録されたデータベースから、入力された文字列を含んだデータを検索する検索装置であって、入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部と、あらかじめ設定された複数の検索方法について、入力された文字列または入力文字予測部で得られた予測候補で検索が実行可能か否かを判定する判定部と、判定部が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、入力された文字列または予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部と、文字の入力と編集を行う文字入力部、文字入力部の入力文字を表示する入力文字表示部、予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部および判定部による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して検索部が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部を有して構成される検索用画面を提示する入出力部とを備える。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0054】
また、入出力部10が、文字入力部11に入力済みの文字または文字列に続く文字列が履歴記憶部23に実行履歴が記憶された過去の検索対象の文字列である場合、検索用画面において、過去の検索対象の文字列を予測候補表示・選択部13に優先的に表示し、この実行履歴の検索方法の検索方法提示部14Bを強調表示してもよい。
例えば、過去に検索語が“カレー”でジャンル検索が実行された実行履歴が履歴記憶部23にある場合、文字入力部11に“か”という文字が入力された時点で、予測候補表示・選択部13のリストの最上位に“カレー”を表示して、ジャンル検索の検索方法提示部14B(ボタン)を太枠で囲む、色を変えるなどして強調表示する。これにより、ユーザが過去と同様の検索を行いやすくなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索対象のデータが登録されたデータベースから、入力された文字列を含んだデータを検索する検索装置であって、
入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部と、
あらかじめ設定された複数の検索方法について、前記入力された文字列または前記入力文字予測部で得られた予測候補で検索が実行可能か否かを判定する判定部と、
前記判定部が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、前記入力された文字列または前記予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部と、
文字の入力と編集を行う文字入力部、前記文字入力部で入力された文字を表示する入力文字表示部、前記予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部および前記判定部による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して前記検索部が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部を有して構成される検索用画面を提示する入出力部とを備え、
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記予測候補表示・選択部で前記予測候補をリスト表示するとともに、前記入力文字表示部と、前記予測候補表示・選択部の予測候補ごとに対応して各検索方法の検索方法提示部を表示し、
前記検索部は、前記予測候補について実行可能と判定された検索方法の検索方法提示部が選択された場合に、この検索方法で前記予測候補を含んだデータの検索を実行することを特徴とする検索装置。
【請求項2】
検索対象のデータが登録されたデータベースから、入力された文字列を含んだデータを検索する検索装置であって、
入力された文字または文字列に続く文字列を予測する入力文字予測部と、
あらかじめ設定された複数の検索方法について、前記入力された文字列または前記入力文字予測部で得られた予測候補で検索が実行可能か否かを判定する判定部と、
前記判定部が実行可能と判定した検索方法から選択された検索方法で、前記入力された文字列または前記予測候補を含んだデータの検索を実行する検索部と、
文字の入力と編集を行う文字入力部、前記文字入力部で入力された文字を表示する入力文字表示部、前記予測候補の表示と選択を行う予測候補表示・選択部および前記判定部による実行可否の判定結果を検索方法ごとに提示して前記検索部が実行する検索方法の選択を行う検索方法提示部を有して構成される検索用画面を提示する入出力部とを備え、
前記判定部は、前記入力された文字または文字列とこれに続く予測候補を結合した結合文字列を含んだ検索結果が得られる検索方法を実行可能な検索方法として判定し、
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記入力された文字または文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部を前記入力文字表示部に対応して表示し、前記結合文字列で実行可否が判定される各検索方法の検索方法提示部を前記予測候補表示・選択部の予測候補ごとに対応して表示し、
前記検索部は、前記予測候補に対応して表示された検索方法提示部が選択された場合、この検索方法提示部で実行可能と提示された検索方法で、この予測候補が結合された前記結合文字列を含んだデータの検索を実行することを特徴とする検索装置。
【請求項3】
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記検索方法ごとの検索方法提示部のいずれかを非表示とし、非表示とした前記検索方法提示部を所定の操作に応じて表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の検索装置。
【請求項4】
前記入出力部は、前記検索用画面において、前記判定部が実行可能と判定した検索方法の検索方法提示部を優先的に表示することを特徴とする請求項記載の検索装置。
【請求項5】
前記検索部による検索の実行履歴を記憶する履歴記憶部を備え、
前記入出力部は、前記文字入力部に入力された文字または文字列に続く文字列が前記履歴記憶部に実行履歴が記憶された過去の検索対象の文字列である場合、前記検索用画面において、前記過去の検索対象の文字列を前記予測候補表示・選択部に優先的に表示し、この実行履歴の検索方法の検索方法提示部を強調表示することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【請求項6】
前記判定部は、実行可能と判定した検索方法で前記検索部に検索を行わせて、前記入力された文字列または前記予測候補に合致した検索結果の数をカウントし、
前記入出力部は、この検索方法で検索した場合に検索結果がないまたは検索結果の数が所定の閾値を超える場合に、この検索方法の検索方法提示部において検索結果がないことまたは検索結果の数が所定の閾値を超えることを提示することを特徴とする請求項1記載の検索装置。
【国際調査報告】