権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)556等請求棄却
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求本訴事件,特許権侵害差止等請求反訴事件 (切断装置)
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特許法73条2項 特許法102条2項 特許法102条3項 特許法103条
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特許権 | 146回 | 侵害 | 59回 | 実施 | 43回 | 無効 | 25回 |
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原告は,ふぐを仕入れて,皮をはぎ,これをスライスし,刺身として販売す
る事業(以下「原告事業」という。)を営んでいた者であり,別紙1物件目録記載
の製品(ふぐ刺身機)1台を別紙2リース契約目録記載1のリース契約(以下「本
件リース契約1」という。)により取得し,これを業として使用していた(以下,
原告が本件リース契約1により取得した上記ふぐ刺身機を 「本件製品」とい
う。)。
被告は,発明の名称を「切断装置」とする特許第4684812号の特許権(平
成17年9月2日出願,平成23年2月18日設定登録。以下「本件特許権」とい
い,その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した特許請求
の範囲〔以下,単に「特許請求の範囲」ということがある。〕の請求項1及び同
2記載の各発明を,それぞれ,請求項の番号に対応して,「本件発明1」及び
「本件発明2」といい,これらを併せて「本件各発明」という。)を補助参加人と
共に共有する者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)11434請求棄却
特許権侵害行為の差止等請求事件 (骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置)
被告株式会社ホムズ技研 原告A
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置」
とする発明についての特許権を有する原告が,被告による別紙物件目録記載の
各製品 (以下,併せて「被告製品」という。) の製造,販売,譲渡,貸渡し,
輸出又は譲渡等の申出が原告の上記特許権を侵害すると主張し,被告に対し,
①特許法100条1項に基づき,これらの行為の各差止めを,②同条2項に基
づき,被告製品の廃棄を,③不法行為に基づく損害賠償金2億0178万60
60円及びこれに対する不法行為後である平成27年5月14日(訴状送達日
の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
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特許権
平成29年4月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2818請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件
被告P1
株式会社日本アシスト 原告株式会社岡田製作所
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特許法100条1項 特許法2条3項1号 民事訴訟法61条 特許法102条
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[概要] 本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告ら製造に係る別紙物件目録記載の
臀部拭き取り装置が本件特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとして,被告
らに対し,特許法100条1項に基づき,同臀部拭き取り装置等の製造,販売及び
販売の申出(以下「製造,販売等」という。)の差止め,同条2項に基づき同臀部拭
き取り装置の廃棄を求めるとともに,被告P1に対し,特許権侵害の不法行為に基
づき,損害賠償として1322万7600円及びこれに対する不法行為の日の後で
ある平成28年4月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5%の割合によ
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
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商標権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)28591請求棄却
商標権侵害差止等請求事件 (医深探求ゼミ)
被告学校法人河合塾 原告A
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商標法32条1項 商標法2条3項8号 商標法36条1項 商標法26条1項6号
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[概要] 本件は,「医の心」との標準文字の商標及び「医心」との標準文字の商標に
係る各商標権を有する原告が,被告においてこれらの文言をパンフレットやウ
ェブサイト上で使用して医学部受験生に対する受験指導等の宣伝広告を行って
いる行為が上記商標権をいずれも侵害する旨主張して,被告に対し,①商標法
36条1項に基づき,上記各標章の宣伝広告のための使用の差止めを求めると
ともに,②民法709条及び商標法38条2項に基づき,一部請求として,損
害賠償金2000万円及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成28年9
月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10111控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告)日医工株式会社 控訴人(一審原告)デビオファーム・ 被控訴人(一審被告)日医工株式会社
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特許法100条1項
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,
「被告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
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不正競争
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10107控訴棄却
不正競争行為差止,プログラム著作権確認各請求控訴事件
被告)日本電子計算株式会社三谷革司 控訴人(一審原告)ソフトウェア部品株式会社株式会社ビーエスエス
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告) 被控訴人(一審被告)日本電子計算株式会社三谷革司
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著作権法27条 民法90条 民法125条2号 民法555条
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被
告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10103控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告)サンド株式会社 控訴人(一審原告)デビオファーム・ 被控訴人(一審被告)サンド株式会社
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特許法100条1項 特許法8条 特許法70条1項 特許法120条の5
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,
「被告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10095控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (固定装置を有する液圧式車両ブレーキとそれを作動させるための方法)
被告)株式会社アドヴィックス清水亘 控訴人(一審原告)ルーカスインダストリーズ 被控訴人(一審被告)株式会社アドヴィックス清水亘
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特許法102条3項 特許法36条6項2号 民法709条 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「固定装置を有する液圧式車両ブレーキとそれを作
動させるための方法」とする本件特許権を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控
訴人が原判決別紙2-1,2-2及び2-4記載の各物件(イ号物件,ロ号物件,
ハ号物件,ト号物件。以下「イロハト号物件」という。)を生産し,使用し,譲渡し,
貸し渡し,輸出し,輸入し,又は譲渡若しくは貸渡しの申出をすること(譲渡等)
は,本件特許権を侵害する行為であり,また,被控訴人が原判決別紙2-3記載の
各物件(ニ号物件,ホ号物件,ヘ号物件。以下「ニホヘ号物件」という。)を譲渡等
することは,本件特許権を侵害する行為であるか,又は特許法101条1号若しく
は2号により本件特許権を侵害するものとみなされる行為であると主張して,①同
法100条1項及び2項に基づき,上記各物件の譲渡等の差止め及び廃棄を求める
とともに,②被控訴人が本件特許権の設定登録後である平成26年9月頃から本件
訴訟の提起日(平成27年8月15日)までの間にイロハト号物件を販売したこと
が特許権侵害の不法行為(民法709条)であると主張して,損害賠償金1億70
00万円(特許法102条3項により算定される損害額1億5000万円と弁護士
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著作権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)23694請求棄却
著作者人格権侵害差止等請求事件
被告株式会社竹中工務店
株式会社彰国社 原告株式会社甲建築研究所
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著作権法115条 民法719条
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[概要] 本件は,建築設計等を目的とする原告が,自らが別紙物件目録記載の建物
(以下「本件建物」という。)の共同著作者(主位的主張)又は本件建物を二
次的著作物とする原著作物の著作者(予備的主張)であるにもかかわらず,①
被告竹中工務店が本件建物の著作者を同被告のみであると表示したことにより,
そのように表示された賞を同被告が受賞したこと,及び,②被告竹中工務店の
上記表示を受けて,被告彰国社がそのように表示された書籍を発行・販売して
これを継続していることが,原告の有する著作者人格権(氏名表示権)を侵害
する行為であると主張して,⑴被告らに対し,①原告が本件建物について著作
物人格権(氏名表示権)を有することの確認,及び,②民法719条及び70
9条に基づき,慰謝料100万円(上記書籍の販売等に係るもの)及びこれに
対する不法行為の日の後である平成27年6月17日から支払済みまで民法所
定の割合による遅延損害金の連帯支払を,⑵被告竹中工務店に対し,①民法7
09条に基づき,慰謝料200万円(上記受賞に係るもの)及びうち100万
円に対する不法行為の日の後である同月30日から,うち100万円に対する
不法行為の日の後である同年7月10日から各支払済みまで民法所定の割合に
▶判決の詳細
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著作権
平成29年4月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10108控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
控訴人一般財団法人知と文明のフォーラム 被控訴人Y
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[概要] 2
本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
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商標権
平成29年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10106控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人合同会社ナチュラルビューティー
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商標法36条1項
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,控訴人が,被控訴人において,原判決別紙被告商品目録記載の各商
品(被告各商品)の包装に原判決別紙被告標章目録1ないし4記載の各標章(被告
各標章)を付するなどして控訴人の商標権(本件商標権)を侵害したと主張して,
被控訴人に対し,①商標法36条1項に基づき,被告各商品の包装に被告各標章を
付する行為及び被告各商品の包装に被告各標章を付したものを販売し又は販売のた
めに展示する行為の差止めを求め,②同条2項に基づき,被告各標章を付した包装
の廃棄及びインターネット上のウェブサイトからの被告各標章の抹消を求めるとと
もに,③不法行為(民法709条)に基づき,平成26年4月8日から平成28年
3月11日までの商標法38条2項による損害賠償として385万2459円及び
これに対する不法行為の後の日である同月28日(訴状送達日の翌日)から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タバコベースのニコチンエーロゾル発生システム)
被告特許庁長官内藤真徳 原告フィリップ・モーリス・プロ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
(1) デューク大学は,平成22年3月9日(優先権主張:平成21年3月17日,
米国)に発明の名称を「タバコベースのニコチンエーロゾル発生システム」とする
国際特許出願(特願2012-500827号)をした。原告は,デューク大学か
ら,上記特許を受ける権利を承継し,その後,国内移行手続をしたが,平成26年
1月28日付けで拒絶査定を受けた(甲8,16,18,19)。
(2) 原告は,平成26年6月3日,これに対する不服の審判を請求した(甲10)。
(3) 特許庁は,これを,不服2014-10285号事件として審理し,平成2
7年12月14日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,平成28年1月4日,その謄本が
原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成28年5月2日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
2 特許請求の範囲の記載
特許請求の範囲請求項1の記載は,次のとおりである(ただし,平成27年10
▶判決の詳細
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商標権
平成29年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10192審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告一般社団法人ISD個性心 原告X柿内瑞絵
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商標法4条1項11号 商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 本件商標
被告は,次の商標の商標権者である(甲1)。
(1) 登録番号
第5727870号
(2) 登録商標(商標の構成)
(3) 指定商品及び指定役務
ア 第16類「衛生手ふき,紙製タオル,紙製テーブルナプキン,紙製手ふ
き,紙製ハンカチ,印刷したくじ(「おもちゃ」を除く。),紙類,文房
具類,印刷物,書画」
イ 第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,セミナーの企画・運営又は
開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,図書の貸与,書籍の制作,
教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用の
ものを除く。),放送番組の制作における演出」
(4) 出願日
平成26年7月25日
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)34678認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造)
被告ハノンシステムズ・ジャパン(旧商号ハラビステオン 原告株式会社豊田自動織機
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法104条の3 特許法29条1項3号
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[概要] 1 本件は,名称を「ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造」とする発明につ
いての特許権を有する原告が,被告の輸入・販売する別紙イ号物件目録及びロ
号物件目録記載の各圧縮機(以下,併せて「被告各製品」という。)は上記特
許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法100条1項に基
づき,被告各製品の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入,又はその
譲渡若しくは貸渡しの申出の差止めを求めるとともに,②同条2項に基づき,
その占有する被告各製品及びその半製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年4月20日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)1737控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社生活と科学社 被控訴人楽天株式会社
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商標法2条3項8号 不正競争防止法2条1項1号 商標法36条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告商標目録記載の各商標権を有し,その各登録商標を
自己の商品等表示として使用する控訴人が,被控訴人は,インターネット上の
検索エンジンにおける検索結果表示画面の広告スペースに,原判決別紙表示目
録記載の文言に自社サイトへのハイパーリンクを施す方式による広告を表示し
て,控訴人の上記各商標権を侵害するとともに,不正競争防止法2条1項1号
の不正競争行為をしたと主張して,民法709条又は不正競争防止法4条(い
ずれも共同不法行為である場合の民法719条を含む。)に基づく損害賠償請
求として,1593万6386円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である
平成26年9月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める(商標権侵害に基づく請求と不正競争防止法に基づく請求
は,選択的併合の関係にある。)事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)298等一部認容
特許権侵害差止等請求事件,債務不存在確認等請求事件
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項15号 特許法30条2項 特許法29条1項2号
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[概要] 1 事案の概要
(1) 第1事件
本件の第1事件は,後記本件特許権を有し,その実施品である別紙原告製品目録
記載のドラム式洗濯機用使い捨てフィルタ(以下「原告製品」という。)を製造販売
する原告が,別紙被告製品目録記載のドラム式洗濯機用使い捨てフィルタ(以下「被
告製品」という。)を製造販売等する被告に対し,下記請求をした事案である(ア,
イは選択的請求(ただし,各(イ)の損害賠償請求については重複する期間の限度))。
記
ア(ア) 被告による被告製品の製造販売等の行為が本件特許権の侵害であることを
理由とする,特許法100条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止請求及び同
条2項に基づく同製品及び金型の廃棄請求
(イ) 平成27年11月13日から平成28年1月14日までの間の被告製品の製
造販売等の行為が本件特許権の侵害行為であることを理由とする,68万8137
円(弁護士・弁理士費用7万円を含む。)の損害賠償請求及びこれに対する不法行為
の後の日である平成28年2月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)20818
特許権侵害差止請求事件 (連続貝係止具とロール状連続貝係止具)
被告有限会社シンワ
進和化学工業株式会社 原告株式会社むつ家電特機
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特許法36条6項1号 特許法104条の3 特許法100条1項 特許法29条2項
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無効 | 29回 | 特許権 | 24回 | 実施 | 20回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「連続貝係止具とロール状連続貝係止具」とする特許
第4802252号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。また,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書等」
という。)の特許権者である原告が,別紙1イ号物件目録記載の各製品(以下,同
目録の「写真1,2に示される連続貝係止具」を「被告製品1」〔なお,同目録の
写真1は,係止具の連続体を20本の単位で切断した形態,写真2は,3本の単位
で切断した形態の一部(中央部分)を示すものである。〕と,「その連続貝係止具
を写真3,4に示されるようにロール状に巻いたロール状連続貝係止具」を「被告
製品2」といい,被告製品1と同2を併せて「被告各製品」という。)は,本件特
許の願書に添付した特許請求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」ということが
ある。)の請求項1,同2及び同3(以下,単に「請求項1」などということがあ
る。)記載の各発明(以下,請求項の番号に応じて「本件発明1」などといい,本
件特許のうち当該発明に対応するものを「本件発明1についての特許」などという
ことがある。また,本件発明1ないし同3を併せて「本件各発明」という。)の技
術的範囲に属するから,被告らが被告各製品を販売し若しくは販売の申出をし,ま
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (鋼矢板圧入引抜機及び鋼矢板圧入引抜工法)
被告株式会社コーワン 原告株式会社技研製作所橋口尚幸
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特許法36条6項1号 特許法44条1項 特許法2条3項1号 特許法44条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,発明の名称を「鋼矢板圧入引抜機及び鋼矢板圧入引抜工法」とする
特許出願(特願2014-4293号)をし,平成27年6月19日,設定の登録
を受けた(特許第5763225号。請求項の数9。甲11。以下,この特許を
「本件特許」という。)。本件特許出願は,被告が平成22年4月22日にした出
願(特願2010-99137号。甲1。以下「本件原出願」という。)の分割出
願である(本件原出願に係る特許請求の範囲請求項1ないし10に係る発明を併せ
て「原出願発明」という。)。
⑵ 原告は,平成27年9月24日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から3,
8及び9に係る発明について特許無効審判を請求し(甲6),特許庁は,これを,
無効2015-800184号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10155審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両のための照明装置)
被告特許庁長官島田信一 原告・脱退
訴訟引受人コーニンクレッカフィリップス
ヘラーケージーエーエー(以下「
ヘラー」という。)
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告コーニンクレッカ及び原告ヘラー(以下「原告ら」という。)並びに脱
退原告は,平成21年4月16日,発明の名称を「車両のための照明装置」とする
特許出願をしたが(特願2011-504597号。優先権主張:平成20年4月
21日,ドイツ連邦共和国。請求項数25。以下「本願」という。甲5,6),平
成26年11月26日付けで拒絶査定を受けた(甲13)。
(2) 原告ら及び脱退原告は,平成27年4月2日,これに対する不服の審判を請
求した(甲14)。
(3) 特許庁は,これを不服2015-6211号事件として審理し,平成28年
3月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の
審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月22日,原告ら及び脱
退原告に送達された。
(4) 原告ら及び脱退原告は,平成28年7月14日,本件審決の取消しを求めて
本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10212審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (接触端子)
被告アップルインコーポレイテッド矢倉千栄 原告株式会社島野製作所鮫島正洋
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特許法44条1項 特許法44条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 原告は,発明の名称を「接触端子」とする特許出願(特願2013-887
90号)をし,平成26年1月10日,設定の登録を受けた(特許第544959
7号。請求項の数2。甲20。以下,この特許を「本件特許」という。)。本件特
許出願は,原告が,平成23年12月13日(優先権主張:平成23年9月5日,
日本)にした出願(特願2011-271985号,甲15。以下「本件原出願」
という。)の分割出願である(本件原出願に係る特許請求の範囲請求項1ないし9
に係る各発明を「原出願発明1」などといい,これらを併せて「原出願発明」とい
う。)。
⑵ 被告は,平成27年2月19日,本件特許の特許請求の範囲請求項1及び2
に係る発明について特許無効審判を請求し(甲21),特許庁は,これを,無効2
015-800030号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10114控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (医療用ガイドワイヤ」とする特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人による原判決別紙物件目録記載の被告製品1及び同2(被告製品)の製造,販売等は本件特許権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,特許法(以下「法)
控訴人日本ライフライン株式会社 被控訴人朝日インテック株式会社
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「医療用ガイドワイヤ」とする特許権(本件特許権)
を有する控訴人が,被控訴人による原判決別紙物件目録記載の被告製品1及
び同2(被告製品)の製造,販売等は本件特許権を侵害すると主張して,被
控訴人に対し,特許法(以下「法」という。)100条1項及び2項に基づ
き,被告製品の製造,販売等の差止め及び被告製品等の廃棄を求めるととも
に,不法行為に基づき,損害賠償金3億円及びこれに対する平成26年10
月8日(不法行為後の日である訴状送達の日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用ガイドワイヤ)
被告朝日インテック株式会社 原告日本ライフライン株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「医療用ガイドワイヤ」とする特許第4354525
号(平成21年5月20日出願,同年8月7日設定登録。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10061審決取消訴訟
審決取消請求事件 (入退室管理システム,受信器および入退室管理方法)
被告株式会社マトリックス 原告X
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刊行物 | 70回 | 審決 | 42回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「入退室管理システム,受信器および入退室管理方
法」(ただし,後記(3)の本件訂正前の名称は「動態管理システム,受信器お
よび動態管理方法」)とする特許第4763982号(平成16年8月5日
出願,平成23年6月17日設定登録,請求項の数7。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (石碑型納骨室)
被告特許庁長官小野忠悦 原告X
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特許法29条1項3号
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刊行物 | 113回 | 審決 | 39回 | 新規性 | 23回 | 実施 | 8回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,審理不尽及び新規性判断の誤りである。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10256審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (逆流防止装置)
被告株式会社テージーケー 原告株式会社ノーリツ木原美武
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,新規
性の判断の当否(相違点1及び2の認定判断の誤り),進歩性の判断の当否(相違点
1及び2の容易想到性の判断の誤り)である。
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10098控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
控訴人株式会社デジタルアクト 被控訴人株式会社アロートラストシステムズ
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10061審決取消訴訟
審決取消請求事件 (入退室管理システム,受信器および入退室管理方法)
被告株式会社マトリックス 原告X
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刊行物 | 70回 | 審決 | 42回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「入退室管理システム,受信器および入退室管理方
法」(ただし,後記(3)の本件訂正前の名称は「動態管理システム,受信器お
よび動態管理方法」)とする特許第4763982号(平成16年8月5日
出願,平成23年6月17日設定登録,請求項の数7。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10059審決取消訴訟
審決取消請求事件 (携帯用電気切断機)
被告日立工機株式会社 原告株式会社マキタ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「携帯用電気切断機」とする特許第563394
0号(平成24年3月15日出願,平成26年10月24日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10176審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分光光度計)
被告特許庁長官郡山順 原告株式会社島津製作所江口裕之
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特許法17条の2 特許法29条2項
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審決 | 19回 | 実施 | 17回 | 分割 | 17回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の判断の当否(相違点の認定及び判断の当否)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年4月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7787一部認容
損害賠償等請求事件
被告学校法人追手門学院 原告学校法人夙川学院
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商標法39条
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商標権 | 48回 | 許諾 | 31回 | 実施 | 17回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 請求の要旨
(1) 原告の請求
原告は,「観光甲子園」との登録商標に係る別紙商標権目録記載の商標権を有し,
その名称を使用して,高校生が参加する「観光プランコンテスト」を第1回から第
6回まで共催校として開催してきたところ,被告が,共催校を承継したとして,原
告に無断で,ホームページにおいて同登録商標を使用して同商標権を侵害するとと
もに,後継の大会として第7回の同コンテストを宣伝,開催することにより本件商
標権の価値を毀損したことが不法行為を構成すると主張して,被告に対し,不法行
為による損害賠償請求権に基づき,損害金5572万3203円の一部である45
66万0821円及びこれに対する不法行為の日の後であり,訴状送達の日の翌日
である平成27年9月4日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた。
また,原告は,被告が原告の所有する同コンテストの別紙物件目録記載の優勝旗
及び優勝杯を占有しているとして,被告に対し,所有権に基づき,これらの引渡し
を求めた。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年4月6日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)2932一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兼被
全秦通商株式会社
兼被
株式会社全功
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法5条3項1号 不正競争防止法2条1項1号 商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,一審原告が,一審被告がパチンコ店等の営業について一審原告の周
知営業表示と同一又は類似の原判決別紙被告標章目録記載の各標章(以下,同
目録記載の標章を,同目録記載の番号に従って「被告標章1」などといい,同
目録記載の各標章を総称して「被告各標章」という。)を使用したとし,これ
が一審原告に対する不正競争行為に当たると主張して,一審被告に対し,①不
正競争防止法2条1項1号,3条1項に基づき,被告標章1ないし3の使用差
止め,②同法2条1項1号,3条2項に基づき,上記各標章を付した看板等の
廃棄,③同法2条1項1号又は13条,3条1項に基づき,「zenshin.gr.jp」
のドメイン名(以下「本件ドメイン」という。)の使用差止め,④同法2条1
項1号,3条2項に基づき,「http://www.zenshin.gr.jp」において開設され
るウェブサイトからの被告標章3の抹消,⑤平成23年12月17日から平成
26年8月8日までの一審被告による被告各標章及び本件ドメインの使用によ
る不正競争行為に基づき,損害賠償金(主位的には不正競争防止法5条2項に
よる額,予備的には同条3項による額)の一部である1億1880万円及びこ
れに対する不正競争行為後の日である同月9日から支払済みまで民法所定の年
▶判決の詳細
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