権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
その他
令和4年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10059控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法709条 商標法4条1項7号
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商標権 | 26回 | 損害賠償 | 12回 | 無効 | 11回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、一審被告会社との間で専属的マネージメント契約を締結し、「A」との
名称(本件グループ名)でバンド活動に従事していた一審原告らが、同契約終了後、
本件グループ名を用いてバンド活動を継続しようとしたところ、一審被告会社又は
一審被告Yが、同バンドは同契約によって契約終了後6か月間、一審被告会社の承
諾なしに実演を目的とする契約を締結することが禁止されており、一審被告会社は
承諾をしていない、本件グループ名に係る商標権は一審被告会社に帰属しており一
審原告らが本件グループ名を使用することを許諾していないなどと記載された文書
又は電子メールを関係者らに送付又は送信したこと(本件各通知)等が、一審原告
らの営業権、パブリシティ権、営業の自由、名誉権、実演家人格権(氏名表示権)
を侵害する不法行為に当たるとして、一審原告らが、一審被告Yに対して民法70
9条に基づき、一審被告会社に対して民法709条又は会社法350条に基づき、
連帯して、各一審原告につき損害賠償金99万円及びこれに対する不法行為の日の
後の日である一審被告らに対する各訴状送達の日の翌日から支払済みまで平成29
年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
▶判決の詳細
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その他
令和4年9月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)30051請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告日本放送協会
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著作権法6条 民法709条
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告が放送したテレビ番組「将棋フォーカス」20
(以下「本件番組」という。)のコーナー「初心者必見!対局マナー」(以下
「本件コーナー」という。)におけるナレーション及び字幕(以下「本件ナレ
ーション等」という。)が、原告が管理運営するウェブサイト「B」(以下
「原告ウェブサイト」という。)における文章(以下「原告文章」という。)
に類似しており、これにより原告の人格権が侵害されたと主張して、民法7025
9条に基づき、合計16万5000円(慰謝料相当額15万円及び弁護士相談
費用等相当額1万5000円)及びこれに対する不法行為の日である令和3年
5月30日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和4年8月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10027等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同附帯控訴事件
被控訴人Y
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民法130条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、美術商である被控訴人(附帯控訴人、原審原告。以下「被控訴人」
という。)が、現代美術の作家であったX(原審係属中の令和2年8月27日に10
死亡した。亡X)の相続人である控訴人(附帯被控訴人、原審被告。以下「控
訴人」という。)に対し、亡Xが、被控訴人と亡Xとの間の訴訟上の和解(以下
「前訴和解」という。)の和解条項2⑷(原判決第2の2⑷、本件禁止条項)に
違反する態様で作品の公表等をしたと主張し、前訴和解の定める違約金180
0万円及び前訴和解の債務不履行による損害賠償2億0910万円の合計215
億2710万円並びにこれに対する債務不履行の後である平成30年12月
24日(本訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法(以下「旧民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年12月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10008請求棄却
謝罪広告等請求控訴事件
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民法723条
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[概要] (本判決の略称は,原則として原判決に従う。)
▶判決の詳細
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その他
令和3年6月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5037等請求棄却
損害賠償請求事件(第1事件),特許権侵害による損害賠償請求債務不存在確認等請求事件(第2事件)
原告株式会社ヒラノテクシード 被告株式会社カネカ
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特許法38条
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実施 | 297回 | 特許権 | 270回 | 許諾 | 227回 | 侵害 | 62回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いのない事実又は後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に25
より容易に認められる事実)
⑴ 当事者
ア 原告
原告は,化学工業用,各種産業用乾燥機,熱処理機その他機械器具及び
装置の製造及び販売等を目的とする日本の株式会社である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10048控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件,同附帯控訴事件
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特許法35条3項
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実施 | 25回 | 職務発明 | 5回 | ライセンス | 5回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,在職中に,被控訴人の業務
範囲に属し,かつ,控訴人の職務に属する競争ゲームに関する発明をし(こ5
の発明について,控訴人は,①被控訴人の特許となっているもの(競争ゲー
ムのベット制御方法に関するもの)については共同発明者4人のうちの1人
として発明し,②被控訴人の特許となっていないもの(競争ゲームに関する
ノウハウ。以下「本件ノウハウ」という。)については単独で発明したと主張
する。),その特許を受ける権利(①については4分の1の持分,②について10
は全部)を被控訴人に承継させたと主張して,被控訴人に対し,特許法35
条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)に基づき,
①については885万0466円,②については36億0643万4391
円の一部である3114万9534円の合計4000万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である平成30年12月11日から支払済みまで民法15
(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年3月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6015請求棄却
不当利得返還請求事件
原告株式会社ヤマゼン 被告株式会社アクトリー
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許諾 | 213回 | 実施 | 166回 | 特許権 | 129回 | 無効 | 18回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,選択的に,①特許実施許諾契約(以下「本件許諾
契約」という。)の債務不履行による解除に基づく原状回復請求として,支払済み
の実施料(以下「本件実施料」という。)1億5750万円の一部である9187
万5000円の返還及びこれに対する本件実施料の最終支払日である平成22年1
月13日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以5
下同じ。)所定の年5分の割合による利息の支払(以下「請求1」という。),又
は②本件許諾契約締結に際し虚偽の説明により原告を誤信させるなどして本件実施
料を支払わせた不法行為に基づく1億5750万円の損害賠償及びこれに対する不
法行為後の日である平成18年3月31日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払(以下「請求2」という。)を求める事案である。10
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月14日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10047控訴棄却
特許実費等請求控訴事件
被控訴人株式会社ワコー
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特許法70条 特許法34条の2 特許法112条の2
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実施 | 255回 | 特許権 | 181回 | 許諾 | 68回 | 差止 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人との間で特許権の実施許諾等に係る契約を締結した被控訴人
が,同契約上控訴人において支払義務を負う費用のうち,平成29年10月1日か
ら平成30年3月31日までの平成29年度第2半期における特許に係る出願,登
録及び維持に要する費用(特許実費)が4512万6043円であり,また,平成
30年4月1日から同年6月29日までの期間の実施料が220万7070円であ
ると主張して,控訴人に対し,上記契約に基づき,特許実費4512万6043円
から既払の6万5200円を控除した残額4506万0843円及びこれに対する
約定の弁済期の翌日である平成30年6月13日から平成29年法律第45号によ
る改正前の商法514条の商事法定利率年6%の割合による遅延損害金並びに実施
料220万7070円及びこれに対する訴状送達により請求した日の翌日である平
成31年2月20日から支払済みまで約定の年14.6%の割合による遅延損害金
の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2034一部認容
損害賠償請求事件
原告和田工業株式会社 被告株式会社ニュートラル
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[概要] 本件は,食品用機械の開発,製造,加工,販売及びメンテナンスの事業を営5
む原告が,原被告間の事業譲渡契約に基づいて原告が被告の事業の譲渡を受
けた後に被告が関東地方における同種事業を再開したことは,同契約で定め
た競業避止義務に違反すると主張し,被告に対し,上記事業譲渡契約又は会社
法21条3項に基づき,令和9年2月28日までの間,関東地方等における原
告の事業と競合する被告の事業の差止めを求めるとともに,債務不履行責任10
に基づき,損害賠償金の一部である300万円及びこれに対する被告の事業
再開日である平成30年7月1日から支払済みまで商事法定利率(平成29
年法律第45号による改正前)年6分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和2年11月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26712請求棄却
不当利得返還等請求事件
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告がインターネットウェブサイト上に開設20
した被告経営に係る店舗のホームページに虚偽の事実を掲載したことにより,
原告は信用を毀損されて損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請
求権に基づき,500万円及びこれに対する不法行為より後の日である令和元
年9月1日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。25
▶判決の詳細
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その他
令和2年10月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)7252認容
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告GMOデジロック株式会社
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著作権法32条1項 著作権法32条 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)によりインターネ
ット上のブログ記事として投稿された別紙投稿記事目録記載第1ないし7の投稿記25
事(以下,同目録の番号に合わせて「本件記事1」などといい,本件記事1ないし
7を総称して「本件各記事」という。)は,原告が著作権を有する別紙原告投稿内
容目録記載第1ないし7の投稿内容(以下,同目録の番号に合わせて「原告投稿1」
などといい,原告投稿1ないし7を総称して「原告各投稿」という。)の全部もし
くは一部を転載したものであり,本件投稿者の行為は,原告各投稿に係る原告の著
作権(複製権,送信可能化権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権等)5
を侵害することは明らかであると主張して,本件各記事が投稿されたウェブサイト
(以下「本件ウェブサイト」という。)が設置されていたウェブサーバーの管理者
である被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
別紙発信者情報目録記載の情報の開示を求める事案である。10
▶判決の詳細
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その他
令和2年8月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(行ウ)527請求棄却
手続却下処分取消等
原告チルドレンズホスピタルメディカルセンター 被告国
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特許法184条の5 特許法184条の4
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[概要] 本件は,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」
(以下「特許協力条約」という。)に基づく外国語でされた国際特許出願(以下「本
件国際出願」という。)をした原告が,国内書面に係る手続(以下「本件手続」と5
いう。)をし,その後,2度にわたり手続補正書を提出したほか(以下,この提出
手続をそれぞれ「手続補正書1提出手続」及び「手続補正書2提出手続」といい,
併せて「各手続補正書提出手続」という。),出願審査請求書を提出したところ(以
下,この提出手続を「出願審査請求書提出手続」といい,本件手続,及び各手続
補正書提出手続と併せて「本件各手続」という。),これに対し,特許庁長官から,10
国内書面提出期間内に明細書及び請求の範囲の翻訳文(以下「明細書等翻訳文」と
いう。)の提出がなく指定国である我が国における本件国際出願は取り下げられ
たものとみなされるとして,本件各手続を却下する処分(以下「本件各却下処分」
という。)を受けたことに関し,原告には国内書面提出期間内に明細書等翻訳文を
提出することができなかったことについて,特許法(以下「法」という。)18415
条の4第4項所定の「正当な理由」があるとして,本件各却下処分の取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和1年12月19日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1670確認
育成者権に基づく差止請求権不存在確認請求控訴事件 (トットリフジタ1号)
被告)P1 控訴人兼被
(一審原告)ブルージー・プロ株式会社 被控訴人兼控訴人(一審被告)P1
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[概要] (以下,略称は,特に断らない限り,原判決の例に従う。)
▶判決の詳細
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その他
令和1年9月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10089一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社アールシーコア原雅宣 被控訴人株式会社秀和住研
株式会社秀和
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民法724条 民法166条1項 不正競争防止法4条
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[概要] 1 事案の要旨
⑴ 本件は,ログハウスを中心とする企画型住宅の設計をし,販売会社(販社)
を通じて顧客に販売している控訴人が,控訴人の販社であった被控訴人らにおいて,
控訴人の商品の展示場で勧誘した顧客に自らの商品である建物を販売するなどした
ことは,販社契約上の義務の違反に当たると主張して,① 平成12年から平成1
7年まで控訴人の販社であった被控訴人秀和住研に対し,債務不履行による損害賠
償請求権に基づき,419万2894円及びこれに対する遅延損害金の支払を求め,
② 平成17年以降控訴人の販社となった被控訴人秀和については債務不履行によ
る損害賠償請求権に基づき,その債務を連帯保証した被控訴人秀和住研については
保証債務履行請求権に基づき,被控訴人らに対し,1億1788万3739円及び
これに対する遅延損害金の連帯支払を求めた事案である(遅延損害金はいずれも訴
状送達の日の翌日である平成28年12月19日を起算日とし,商事法定利率であ
る年6分の割合による。)。
⑵ 原審は,控訴人の主張した2つの契約上の義務のうち,① 販社は模倣品を
取り扱ってはならない義務(模倣品非取扱義務)について,被控訴人らにおいて建
▶判決の詳細
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その他
令和1年6月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行ウ)424請求棄却
行政訴訟 その他
被告国
指定代理人和氣礎 原告セヴァーン・トレント・ウォーター・リミテッド
ヨークシャー・ウォーター・サーヴィシーズ・リミテッド
エヌセーセー・デンマーク・アクティーゼルスカブ
ヘイデール・コンポジット・ソリューションズ・リミテッド
ら補佐人弁理士中村充利
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特許法112条の2 特許法112条1項 特許法108条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,特許第4637825号の特許権(以下「本件特許権」といい,その20
特許を「本件特許」という。)の特許権者であった原告らが,特許法112条1項
規定の特許料追納期間中に第4年分の特許料及び割増特許料(以下,特許料及び
割増特許料を「特許料等」と総称する。)を納付しなかったため同条4項により消
滅したものとみなされた本件特許権について,同法112条の2第1項に基づき
第4年分の特許料等を納付する旨の特許料納付書(以下「本件納付書」という。)25
及び回復理由書を提出したところ,特許庁長官が本件納付書による納付手続を却
下した(以下「本件却下処分」という。)ため,上記の追納期間の徒過には同項所
定の「正当な理由」があるから本件却下処分は違法であると主張して本件却下処
分の取消しを求めるとともに,本件却下処分に対する異議申立てを棄却する旨の
決定(以下「本件決定」という。)の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成31年3月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行コ)10002控訴棄却
手続却下処分取消等請求控訴事件
控訴人レッドエックスファーマ 被控訴人国
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,ベルギー国法人であるアマケム エヌブイ(本件出願人)が,千九
百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約(特許協力条約)
に基づいてした,指定国に日本国を含む外国語でされた国際特許出願(本件国
際特許出願)について,特許庁長官に対し,特許法(以下,単に「法」という。)
184条の4第1項の国内書面提出期間内に国際出願日における明細書等の日
本語による翻訳文(以下「明細書等翻訳文」という。)を提出することができ
なかったことにつき「正当な理由」(同条4項)がある旨主張して,国内書面
提出期間経過後に法184条の5第1項の書面(国内書面)及び明細書等翻訳
文を提出したが,特許庁長官から,「正当な理由」があるとはいえず,本件国
際特許出願は,法184条の4第4項に規定する要件を満たしていないため,
同条3項の規定により取り下げられたものとみなされたとして,国内書面に係
る手続(国内書面及び明細書等翻訳文の提出手続)の却下処分(本件却下処分)
を受けたため,本件出願人から本件国際特許出願の特許を受ける権利を譲り受
けた控訴人が,本件却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成31年3月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10053等控訴棄却
育成者権侵害差止等請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
(一審被告)(以下「
」という。) 被控訴人兼附帯控訴人(一審原告)(以下「
」という。)
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[概要] 1 本件は,種苗法に基づき品種登録されたしいたけの育成者権(登録第721
9号。以下「本件育成者権」という。)を有する被控訴人が,控訴人,株式会
社農研管財(河鶴農研)及び破産者株式会社長野管財(アグリンク長野)は,
遅くとも平成23年8月頃以降,しいたけの種苗及びその収穫物を生産,譲渡
等しているところ,これらの行為は本件育成者権を侵害するものであると主張
して,控訴人に対し,①法33条1項に基づく前記種苗及びその収穫物の生産,
譲渡等の差止め,②同条2項に基づく前記種苗等の廃棄,③法44条に基づく
謝罪広告の新聞掲載,④共同不法行為に基づく損害額合計2億5063万67
34円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である平成2
6年11月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めるとともに,アグリンク長野の破産管財人に対し,被控訴人がア
グリンク長野に損害賠償請求金の元本2億5063万6734円及びこれに対
する遅延損害金2619万6688円の破産債権を有することの確定を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成31年2月14日 知的財産高等裁判所 さいたま地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10067控訴棄却
商号使用禁止等請求控訴事件
控訴人ワイケイホーム株式会社 被控訴人ワイケイサービス株式会社
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人による「ワイケイサービス株式会社」の商号
(以下「被告商号」という。)の使用が,控訴人と被控訴人間の黙示の商号使
用禁止の合意に違反し,又は不正の目的をもってした控訴人と誤認されるおそ
れのある商号の使用に当たる旨主張して,被控訴人に対し,商号使用禁止の合
意又は会社法8条に基づき,被告商号の使用の差止め及び商号の登記の抹消登
記手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成30年11月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)41418請求棄却
損害賠償等
被告株式会社ワイジェイコブスメディカル
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民法709条
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[概要] 本件は,医療法人である原告が,医療用品等の小売業等を営んでいる被告
に対し,被告が原告経営の診療所に勤務する医師に対して虚偽の事実が記載
された通知書を送付したため,これを受領した医師3名が退職をして逸失利
益分の損害を被ったと主張し,不法行為(民法709条)に基づき,損害合25
計17億9375万円の一部である3000万円及びこれに対する不法行為
後の日である平成29年4月11日(訴状送達の日)から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成30年11月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10036控訴棄却
著作者人格権確認等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人カルビー株式会社冨松宏之
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民法723条
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①控訴人が本件CM(スナック菓子「かっ
ぱえびせん」の昭和39年テレビコマーシャル)を制作した事実の確認,②控訴人・
被控訴人間の契約に基づく,控訴人が本件キャッチフレーズ(「やめられない,と
まらない」とのフレーズ)を創作した旨の記事(本件名誉回復記事)の社内報及び
ホームページへの掲載,③被控訴人が本件番組及び本件新聞記事を報道させたこと
により控訴人の名誉が毀損されたとして,不法行為に基づく損害金7500万円の
支払,④被控訴人が控訴人を侮辱したとして,不法行為に基づく損害金7500万
円の支払,をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成30年9月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)74一部認容
不作為の違法確認及び審査促進等の義務付け請求事件
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,平成26年3月7日に農林水産大臣に対して種苗法5条1項に基づく品
種登録出願(品種登録出願の番号:第29005号,以下「本件出願」という)を
した原告が,被告に対し,農林水産大臣が本件口頭弁論終結時までに本件出願につ
いて何らの処分もしないことは違法であるとして,その不作為の違法確認を求める10
(第1の1項)とともに,本件出願に係る出願品種(以下「本件品種」という。)
の登録審査をベンケイソウ科キリンソウ属の「きりんそう」を対象植物とする種類
別審査基準に従って速やかに行うべきであるとして,その義務付けを求める(第1
の2項)事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成30年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6073等請求棄却
報酬金支払等請求事件(本訴)過払報酬金返還請求事件(反訴)
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民法705条
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[概要] 本件は,原告らが,エンターテイメント事業を行う被告との間でマネジメント
委託等を内容とする専属契約及び附属合意(以下,併せて「本件契約」という。)
を平成25年8月に締結し,グループ名「5tion」としてアーティスト活動
をしていたところ,被告が本件契約に定められた報酬を支払わず,また,本件契20
約に定められた公演を開催しなかったことにより報酬を得られなかったと主張し
て,被告に対し,本件契約に基づく未払報酬請求及び債務不履行に基づく損害賠
償請求として,原告Aにおいて,847万9821円及びこれに対する本件契約
終了以後である平成27年8月5日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合
による遅延損害金の支払を,原告Bにおいて,916万3409円及びこれに対25
する同日から支払済みまで同割合による遅延損害金の支払を,原告Cにおいて,
872万3600円及びこれに対する同日から支払済みまで同割合による遅延損
害金の支払を,原告Dにおいて,916万3409円及びこれに対する同日から
支払済みまで同割合による遅延損害金の支払を求める(本訴請求)のに対し,被
告が,原告らに支払った報酬が過払いであったと主張して,原告らに対し,不当
利得返還請求として,それぞれ236万8765円及びこれに対する不当利得発5
▶判決の詳細
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その他
平成30年6月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12573一部認容
育成者権に基づく差止請求権不存在確認請求事件 (トットリフジタ1号)
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特許法104条の3 特許法167条 特許法104条の4 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,登録品種の名称を「トットリフジタ1号」,「トットリフジタ215
号」とする各登録種苗について育成者権を有する被告に対し,①別紙「種苗目録1」
及び別紙「種苗目録2」記載の種苗(以下「本件種苗1」,「本件種苗2」という
ことがある。)を生産等する行為,並びに本件種苗1及び2を使用した別紙「原告
製品目録1」及び別紙「原告製品目録2」記載の製品(以下「原告製品1」,「原
告製品2」ということがある。)を販売する行為について,被告の各育成者権に基20
づく差止請求権が存在しないことの確認を求めるとともに,②別紙「種苗目録3」
記載の種苗(以下「本件被疑種苗」という。)を使用した別紙「原告製品目録3」
記載の製品(以下「原告製品3」ということがある。)を販売した行為につき,被
告のトットリフジタ1号に係る育成者権を侵害した不法行為に基づく損害賠償請求
権が存在しないことの確認を求めた事案である。25
2 前提事実(争いのない事実並びに証拠及び弁論の全趣旨により容易に認定で
きる事実。なお,書証の枝番号は,特に記載しない限り,その全てを示す趣旨であ
る。以下,同様である。)
▶判決の詳細
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その他
平成30年6月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)27733請求棄却
育成者権侵害差止等請求事件
被告株式会社河鶴株式会社長野管財(旧商号・株
X
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民法709条 民法719条
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侵害 | 80回 | 損害賠償 | 13回 | 実施 | 12回 | 差止 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,種苗法(以下,「法」と略称する場合がある。)に基づき品種登録
されたしいたけの育成者権を有する原告が,被告河鶴,訴外株式会社農研管財
(旧商号は株式会社河鶴農研。以下,商号変更の前後を問わず「河鶴農研」と
いう。)及び破産者株式会社長野管財(旧商号は株式会社アグリンク長野。以
下,商号変更の前後を問わず「アグリンク長野」という。)は,遅くとも平成25
23年8月頃以降,しいたけの種苗及びその収穫物を生産,譲渡等していると
ころ,これらの行為は原告の育成者権を侵害するものであると主張して,被告
河鶴に対し,①法33条1項,2項に基づく上記種苗及びその収穫物の生産,
譲渡等の差止め,②同条2項に基づく上記種苗等の廃棄,③法44条に基づく
謝罪広告の新聞掲載,④共同不法行為に基づく損害合計2億5063万673
4円及びこれに対する不法行為の後の日(本訴状送達の日の翌日)である平成5
26年11月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めるとともに,被告破産管財人に対し,原告がアグリンク長野に
損害賠償請求金の元本2億5063万6734円及びこれに対する遅延損害金
2619万6688円の破産債権を有することの確定を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成30年5月11日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(行コ)234控訴棄却
品種登録調査等の義務付け請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)P1 被控訴人(一審被告)国
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[概要] 以下で使用する略称は,原判決の例による。
▶判決の詳細
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その他
平成30年5月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5587確認
民事訴訟 その他
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民事訴訟法61条
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[概要] 本件本訴請求事件は,別紙本件グループメンバー表記載のグループ名のアイドルグ
ループ(以下「本件グループ」という。)に属する同表記載1ないし7のメンバー(以
下,各メンバーを同表の番号に従い,「メンバー1」などという。)とマネジメント契
約を締結している原告が,被告モデル屋本舗に対し,上記第1の1(1)ないし(6)で特
定される権利義務の存在ないし不存在の確認を求めるほか,P2に対しては別紙債務15
目録記載2,3の債務が存在しないことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成29年11月16日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)1147控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人(一審被告)株式会社エムジェイディーバ 被控訴人(一審原告)山野商事株式会社
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
▶判決の詳細
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その他
平成29年11月7日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10077控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
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[概要] 1 本件は,米国特許第5791138号の特許(本件米国特許)に係る特許権
(本件米国特許権)を有すると主張する控訴人が,被控訴人が,東京地方裁判所平
成19年(ワ)第2525号事件・同第6312号事件を始めとして,控訴人に無
断で,繰り返し,本件米国特許権に基づいて損害賠償を請求する訴えを提起し,裁
判の中で虚言を述べ,偽証をし,これによって控訴人が損害を被ったと主張して,
被控訴人に対し,275万円の損害賠償請求を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成29年10月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)61却下
品種登録調査等の義務付け請求事件
被告国 原告P1
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民事訴訟法61条
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[概要] 1 本件は,原告が,登録番号第15866号の品種(以下「本件登録品種」とい
い,その登録を「本件品種登録」という。)について,種苗法47条1項に基づく本件
登録品種の調査(以下「本件調査」という。)及び同法49条 1 項に基づく本件登録5
品種の品種登録の取消しの審査(以下「本件審査」という。)を行うことの各義務付け
を求める行政事件訴訟法(以下「行訴法」という。)3条6項1号の非申請型の義務付
けの訴えである。
▶判決の詳細
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その他
平成29年6月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10114等一部認容
競業行為差止等請求控訴事件
控訴人・附帯被
(一審被告)有限会社プロスタイル 被控訴人・附帯控訴人(一審原告)Y
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民法709条
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人からウェブサイトを利用した婦人用
中古衣類の売買を目的とする事業を譲り受けたところ,控訴人が,不正の競争の目
的をもって,被控訴人に譲渡した事業と同一の事業を行い,被控訴人に損害を与え
たとして,①会社法21条3項に基づき,上記事業の差止めを求めるとともに,②
不法行為による損害賠償請求として801万0972円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成27年2月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで商
事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成29年3月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6459請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社エムジェイディーバ 原告山野商事株式会社
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,被告に対し,以下の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成29年1月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)718請求棄却
損害賠償等請求事件
被告ニューカラー写真印刷株式会社
光村推古書院株式会社
原告東方出版株式会社
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著作権法32条1項 民法246条 民法85条 民法246条1項
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[概要] 1 請求の要旨
原告は,被告らが,原告が「柴田是真 下絵・写生集」との題名の書籍(以下「原
告書籍」という。)を出版した際に製作された印刷用のデータ(以下「本件印刷用デ
ータ」という。ただし,その具体的な内容は,当事者間に争いがある。)を使用して,
「柴田是真の植物図」との題名の書籍(以下「被告書籍」という。)を印刷・製本し,
出版したと主張して,被告らに対し,以下の請求をした。
▶判決の詳細
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その他
平成28年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6627請求棄却
職務発明対価請求事件
被告ソニー損害保険株式会社 原告甲
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特許法35条3項
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実施 | 69回 | 職務発明 | 17回 | 進歩性 | 6回 | 特許権 | 4回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告の在職中に職務上行った発明につき,特許を受ける権
利を被告に譲渡したことについて,被告に対し,平成16年法律第79号によ
る改正前の特許法35条3項及び4項に基づき,相当の対価として,その未払
分●(省略)●円のうち1000万円及びこれに対する催告の日の翌日である
平成26年10月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成28年11月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2617請求棄却
競争行為差止等請求事件
被告有限会社プロスタイル
乙 原告甲
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民法709条
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[概要] 1 本件は,原告が,ウェブサイトを利用した婦人用中古衣類の売買を目的とす
る事業につき,被告会社から当該事業の譲渡を受けたのに,被告会社は不正の
競争の目的をもって同一の事業を行い,もって原告に損害を与えたなどと主張
して,①被告会社に対し,会社法21条3項に基づき,上記事業の差止めを求
め,②被告会社及びその代表者である被告乙に対し,被告会社については民法
709条に基づき,被告乙については会社法429条及び民法709条に基づ
き,損害賠償として801万0972円及びこれに対する不法行為の後の日で
ある被告会社については平成27年2月26日,被告乙については同月22日
(いずれも訴状送達の日の翌日)から各支払済みまで商事法定利率年6分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10117控訴棄却
著作物使用差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人中国塗料株式会社
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著作権法15条2項 民法114条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人が「船舶情報管理システム」(以
下「本件システム」という。)の著作権を有する旨主張して,控訴の趣旨第2項ない
し第8項記載の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10095控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 控訴人は,原判決別紙訴状写し(以下「本件訴状」という。)記載のとおり,
東京地方裁判所平成26年(ワ)第17872号損害賠償請求事件(以下「前訴」
という。)に係る判決(本件訴状の別紙1)が,控訴人の前訴における請求(本件訴
状の別紙2参照)に対する裁判を全部脱漏したとして,新たな訴訟(本件訴え)を
提起することにより,前訴における200万円及びこれに対する遅延損害金の請求
につき追加判決を求めたものと解される。
⑵ 原判決は,本件訴えは不適法であり,かつ,その不備は,性質上これを補正
することができないとして,本件訴えを却下した。
▶判決の詳細
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その他
平成27年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)15673等一部認容
使用妨害禁止等請求事件
被告 原告
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[概要] 1 本訴
原告は,別紙物件目録記載の建物(以下「本件建物」という。)を賃借し,
「有限会社ルセーヌ館」との商号及び「ジャルダン・ド・ルセーヌ」との名称
を使用して,結婚式場,レストラン事業を運営してきたところ,原告と被告は,
平成25年11月26日付け業務委託契約(以下「本件業務委託契約」という。
甲5)を締結し,平成25年12月1日から有効期間を3年間(5条)とし,
保証金として平成25年10月末までに1000万円,同年12月末日までに
1000万円の合計2000万円を支払うこと(3条),商標,施設等の使用
の対価として売上額の6%(4条),仕入代,外注費,人件費,地代家賃等の
経費を被告が負担すること(2条6項),予約台帳,月次の試算表,預金通帳
の写しを提出し(同条7項),原告が必要と認めるときにはこれらを原告に閲
覧させること(同条8項)等を約したが,被告において,(1)保証金の支払遅
延,(2)賃料等経費不払(平成26年1月24日に99万円の支払がされて以
後不足分の経費の補填を行わず),(3)商標権等使用対価の不払(平成25年
12月分~平成26年3月分),(4)帳簿等の閲覧・開示を拒絶する等の債務
▶判決の詳細
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その他
平成27年11月11日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10084控訴棄却
原状回復請求控訴事件
控訴人株式会社エナシステム 被控訴人合同会社MUGEKO
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被控訴人が,控訴人との間で締結した「磁力回転装置」の販売等に
関する業務の業務委託契約(以下「本件契約」という。)を控訴人の債務の履
行不能等を理由に解除したとして,解除による原状回復請求権に基づき,被控
訴人が控訴人に払った業務委託契約金5000万円及び預託した保証預金1億
円の合計1億5000万円のうちの一部である3000万円及びこれに対する
平成25年6月21日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成27年10月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(行ウ)202請求棄却
異議申立却下決定取消請求事件
被告国 原告
ユニベルシテ・パリ・ディドロ-パリ7
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特許法184条の4 特許法184条の3
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[概要] 本件は,原告らが,国際特許出願について特許庁長官に対し国内書面及び翻
訳文提出書を提出したところ,特許庁長官から平成26年4月25日付けで,
これらの提出に係る手続をいずれも却下する旨の処分を受けたため,同処分に
ついて行政不服審査法による各異議申立てをしたところ,特許庁長官から同年
10月2日付けで,同申立てには必要な書面が添付されておらず同法13条1
項に違反するとしてこれらを却下する旨の決定を受けたため,同決定の取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成27年9月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)5912請求棄却
第三者異議事件
被告株式会社三光 原告ハインツアンドカンパニー株式会社
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商標法50条 特許法98条1項1号
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[概要] 本件は,被告が,株式会社サンコー大阪(以下「サンコー大阪」という。)に対
する強制執行(以下「本件強制執行」という。)として,別紙商標権目録記載の商
標権(以下「本件商標権」という。)を差し押さえたところ,本件商標権は原告に
帰属するとして,原告が被告に対して第三者異議の訴えを提起した事案である。
▶判決の詳細
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