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先週の知財ニューストピックス(11月25日〜12月1日)

12月2日(月)配信

 先週(11月25日〜12月1日)は、ネットの海賊版対策について議論する文化庁の検討会が開催され、軽微なダウンロードについては違法としない方向性などが示され、注目された。

海賊版対策、軽微なダウンロードはOK、検討会で文化庁が方針示す

 文化庁は27日、漫画や写真などを海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法とする著作権法の改正に向け、有識者による検討会を開いた。複数のメディアによると、文化庁はこの会議で、スマートフォンのスクリーンショットに著作権侵害の画像などが写りこむといった軽微なダウンロードを違法としないよう改正案に盛り込む方針を示したという。文化庁は、2020年の通常国会に著作権法改正案の提出を目指している。
 27日付朝日新聞によると、規制の対象となるのは、権利者の許可なくネットに挙げられた漫画や写真、論文などを著作権侵害物だと知りながらダウンロードする行為。文化庁は当初、これらを全面的に違法とする方針を示していたが、今回の会議では、著作権侵害物が付随的に含まれるスクショや、漫画作品のうち数コマ程度といった分量の少ないダウンロードに関しては違法としない案を議論のたたき台として示し、有識者の委員らも了承したという。

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バーの楽曲無断使用に、賠償命令

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は26日、JASRACが著作権を管理する楽曲を店内のBGMとして無断で使用する著作権侵害行為を繰り返していたとして、福岡市内のバーの経営者らを相手に損害賠償などを求めて起こしていた訴訟について、福岡地方裁判所が請求内容を全面的に認める判決を下したと発表した。  
 JASRACが訴えたのは、福岡市内のバー9店舗を共同で経営している4法人。福岡地裁はこれらに対し、楽曲の使用差し止めと損害賠償として約40万円の支払いを命じた。楽曲のGBM使用をめぐる判決は2例目で、いずれもJASRAC側の主張が認められている。

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特許審査ハイウェイ、ブラジルと全面的に

 経済産業省は25日、日本とブラジルの間で実施している特許審査ハイウェイ(PPH)の試行制度について、12月1日から対象となる技術分野の制限を撤廃し、すべての技術分野で利用できるようになると発表した。試行期間は12月1日からの2年間。
 ブラジル産業財産庁(INPI)は年間400件を上限にPPH申請を受け付ける。同庁が第二庁として受け付けるPPH申請は、これまでと同様に、一出願人あたり1か月に1件まで。一方、JPOが第二庁として受け付けるPPH申請に制限は設けない。
 ブラジルでは、特許審査の遅延が大きな問題となっており、INPIが最初に審査結果を出すまで出願から平均10年弱を要するという。そうした中、日本の特許庁はブラジル当局との間で2017年4月からIT分野と自動車関連技術を中心とした機械分野において、PPHの試行を開始。2019年4月には、高分子化学などの技術分野までPPHの対象を拡大したが、医薬分野を含む約半数の出願が依然、PPHの対象外で、制限の撤廃が望まれていたという。

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日亜、ASUSのブラジル子会社を特許侵害で提訴

 日亜化学工業は27日、ASUSのブラジル子会社に対する特許侵害訴訟をサンパウロ州中央地方裁判所に起こしたと発表した。日亜は、自社が保有するブラジルのYAG特許を同社が侵害していると主張し、使用差し止めと損害賠償を求めている。日亜によると、当該特許を侵害してしているのは、スマートフォンの「Zenfone3」「Zenfone3 Max」「Zenfone3 Zoom」「Zenfone Max Pro M1」に搭載されたLEDだという。

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