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11月30日
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11月10日(月)配信
先週(11月3日〜11月9日)は、愛知県蒲郡市が10年以上にわたり市のイントラネットで新聞記事を無断共有していた問題で、毎日、読売の両新聞が著作権侵害にもとづく損害賠償請求訴訟を起こしたニュースなどが報じられた。
愛知県蒲郡市が無許諾で新聞各社の記事を市のイントラネットで職員向けに長年にわたり共有していた問題で、毎日新聞と読売新聞グループは11月6日、著作権侵害を訴えて同市に合わせて約8300万円の損害賠償を求める訴訟をそれぞれ東京地裁に提起した。
両新聞それぞれの6日付記事によると、蒲郡市は遅くとも2012年から10年以上にわたり両社の記事を無断でPDF化したデータを市のイントラネットで共有していた。毎日新聞は980件の記事が無断共有されたとして、約2200万円の損害賠償を請求。一方、読売新聞は849件の記事について合計約6100万円の損害賠償を求めている。
蒲郡市は2024年7月、両社を含む新聞各紙や専門紙など8紙の記事を無断で共有していたことを認め、市長が「著作権法に対する理解が不十分だった」として謝罪していた。無断共有の発覚は内部通報によるものだった。
しかし、毎日、読売の両紙によると、蒲郡市は2024年10月に態度を翻し、両社に対して代理人弁護士を通じて「著作権侵害には当たらない」と通知してきたという。
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コナミデジタルエンタテインメントがCygames(サイゲームズ)に対して提起していた特許権侵害訴訟について、両社は11月7日、和解したと発表した。訴訟の対象となった特許権に対してサイゲームズ側が行った無効審判請求についても和解したとしている。和解条件は非公表。
コナミは、サイゲームズのスマートフォンゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のゲームシステムとプログラムの一部が特許権を侵害しているとして、2023年3月31日付で東京地裁に特許権侵害訴訟を提起。ゲーム配信等の差止めと40億円の損害賠償を求めていた。これに対し、サイゲームズ側は訴訟の対象となった特許権18件すべてに関して無効審判請求をしていた。
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エーザイは11月7日、抗がん剤「レンビマ」の特許権を侵害したとして、インドの後発医薬品メーカー、トレント・ファーマシューティカルズに対して米国で起こしていた訴訟について、和解したと発表した。和解は6日付。これにより、トレント側は2030年6月30日までレンビマの後発医薬品を販売しないという。
エーザイはトレントがレンビマに関する後発医薬品の簡易新薬承認申請(ANDA)を行ったことを受け、米ニュージャージー州連邦地裁に特許権侵害訴訟を提起していた。
レンビマを巡って、エーザイは米国で複数のインド後発薬メーカーに対して特許権侵害訴訟を提起してきた。サン・ファーマシューティカル・インダストリーとは2024年3月に和解。ドクター・レディーズ・ラボラトリーズとは直近の2025年9月に和解している。シルパ・メディケアとの訴訟では、2025年5月28日にニュージャージー州連邦地裁がエーザイ勝訴の判決を下したが、シルパは米連邦高等裁に上訴した。
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