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2月8日
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12月22日(月)配信
先週(12月15日〜12月21日)は、蚊の防除用スプレー製品に関する特許権侵害訴訟で判決が下されたニュースなどが報じられた。
「金鳥」ブランドで知られる大日本除虫菊が蚊の駆除用スプレー製品に関する特許権を侵害されたとして、同様の製品を展開するアース製薬に対して製造販売などの差し止めを求めて起こした訴訟で、東京地裁は12月17日、同特許は無効との判断を示し、請求を棄却する判決を下した。
同日付の読売新聞記事によると、裁判長は「特許請求の範囲が不明確で、特許は無効とされるべきだ」とし、侵害対象となる特許権自体を否定。アース製薬が勝訴する形となった。
大日本除虫菊は同日、知財高裁に控訴する考えを表明した。
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韓国のパンテックコーポレーションが米グーグルの日本法人に対し、無線通信の標準必須特許(SEP)を侵害されたとして争っていた一連の訴訟で和解が成立した。12月18日付の日本経済新聞によると、和解は15日付。パンテックは今年7月に「Pixel(ピクセル)9」の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたが、この件を巡る裁判所の勧告に基づき、和解が成立したという。日経の同報道によると、和解内容にはグーグルがパンテックの保有する「4G」と「5G」に関するSEPの使用料を全世界で販売するスマホ端末について支払う内容などが盛り込まれているという。
同問題を巡り、東京地裁は6月にパテック勝訴の判決を言い渡して「Pixel7」の販売差し止め命令を下しており、日本の裁判所がSEPに基づく差し止め命令を下した初の事例として注目された。
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ソニーグループ傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が中国テンセントに著作権と商標権を侵害されたとして、米カリフォルニア州連邦地裁に提訴していた問題で、両社が非公開で和解していたことがわかった。ゲーム情報メディア「4Gamer.net」の12月18日付記事によると、和解の事実は米連邦地裁に提出された「同意書」で公開されているという。
SIEは今年7月、テンセントがリリースを予定していたアドベンチャーゲーム「Light of Motiram」が、SIEの人気作「Horizon Zero Dawn」に酷似しているとして、テンセントとその傘下企業を米連邦地裁に提訴。侵害されたとする「Horizon」シリーズの各作品ごとに最大15万ドルの損害賠償の支払いと差し止めを求めていた。
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ソニーグループは12月19日、「スヌーピー」で知られる人気漫画「ピーナッツ」の権利を保有する米ピーナッツ・ホールディングスの株式約41%を取得し、既存の持ち分39%と合計して80%を保有し、連結子会社化すると発表した。ピーナッツに係るIP(知的財産)ビジネスのさらなる拡大とブランド力の一層の向上を目指すとしている。
取得金額は合計6億3000万カナダドル(約710億円)。グループ傘下のソニー・ミュージックエンタテインメントとソニー・ピクチャーズエンタテインメントが、ピーナッツHD株式を関節保有するカナダのワイルドブレインからすべての持分を取得する。残りの株式20%は引き続き、原作者チャールズ・M・シュルツ氏の家族が保有する。
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