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9月13日
8月21日(金)配信
IP Force編集部がお届けする「生活をちょっと便利に 身近なものに潜む発明」。
近年、日本の夏は「暑い」を通り越して、「命を守る暑さ」と言われるほどになりました。40℃近い気温を記録する地域もあり、熱中症対策はもはや特別なものではなく、日常生活に欠かせないものとなっています。
そんな猛暑の中で活躍しているのが、私たちの身近にある"ひんやりグッズ"や空調技術です。
「ただ風を送るだけ」「ただ冷やすだけ」と思われがちな製品にも、実は快適さを追求するためのさまざまな工夫や発明が詰まっています。
今回は、まだまだ暑い夏を、少しでも快適に過ごすための"ひんやり技術"に注目し、その裏側にある発明を紹介します。
さっそく発明を見ていきましょう♪
◼︎温度を考えてくれる扇風機
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】P2023140913
【公開日】2023-10-05
【発明の名称】扇風機
【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社

暑い夜、「弱風にすると暑いし、強風のままだと寒くて目が覚める……」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
三菱電機株式会社が出願したこちらの発明は、タイマー運転を開始する際に、室内の環境に応じて風量や運転時間を自動で調整する扇風機です。
「タイマ運転時間と初期風量を使用環境に応じて適切に設定し、快適性を向上させる」ことを目的としています。
就寝中に風量を調整するために起きる必要がなく、快適さと省エネの両立も期待できそうです。
「風を送る」というシンプルな家電にも、快適な睡眠を支えるための工夫が詰め込まれていました。
次の発明を見てみましょう!
◼︎服の中まで風を届ける空調衣服
【公報種別】特許公報(B1)
【特許番号】特許第7409723号(P7409723)
【登録日】令和5年12月25日(2023.12.25)
【発行日】令和6年1月9日(2024.1.9)
【発明の名称】空調衣服
【特許権者】
【識別番号】509343909
【氏名又は名称】株式会社金星

近年、建設現場や工場だけでなく、街中でも見かける機会が増えた空調ファン付きウェア。
今回紹介する特許は、着用者の不快感を抑えながら、より効率よく風を送り込める空調ファンユニットです。
特徴は、衣服の内部だけでなく頭部付近まで風を届けられること。
頭部の蒸れを抑え、より高い冷却効果が期待できます。
手持ちのハンディファンでは、顔を冷やせば体が暑く、体を冷やせば顔が暑い……ということもありますが、この発明なら全身を効率よく冷やすことができそうです。
近年はデザイン性の高い空調ウェアも増えており、今後さらに日常生活で見かける機会が増えるかもしれませんね。
お次の発明を見てみましょう!
◼︎空間ごとに「ちょうどいい」をつくる空調システム
「エアコンが効きすぎて寒い」
「自分の席だけ暑い」
オフィスや教室で、そんな経験はありませんか?
そんな時はこちらの発明はいかがでしょう♪

神戸大学によるこの発明は、空間内を複数のエリアに分け、それぞれの温度を把握・表示しながら空調を制御するシステムです。
人がいる場所や温度の違いに応じて空調を調整することで、一律ではなく、それぞれの場所に適した環境づくりを目指しています。
これまで人が室温に合わせるのが当たり前でしたが、今後は空調が人に合わせてくれる時代になるのかもしれません。
年々厳しさを増す日本の夏。
暑さ対策グッズや空調設備は私たちの身近な存在ですが、その一つひとつには「もっと快適に」「もっと安全に」という思いから生まれた発明があります。
これからも猛暑への対策は進化し、新しい技術が私たちの暮らしを支えていくことでしょう。
今年の夏、身近な"ひんやり"アイテムを手に取る機会があれば、その裏側にある発明にもぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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