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5月10日
3月16日(月)配信
先週(3月9日〜3月15日)は、大企業が中小企業に対して優越的地位を利用した知的財産・ノウハウの不当な吸い上げ行為を行っていないかについて、公取委が実施した実態調査の結果などが報じられた。
公正取引委員会は3月11日、「知的財産権・ノウハウ・データを対象とした優越的地位の濫用行為等に関する実態調査」の結果を公表した。優越的地位にある企業が中小企業の知財やノウハウを無償もしくは不当に低い価格で吸い上げる行為を未然に防ぐことを目的に、幅広い業種を対象に調査を実施。調査結果を踏まえて業種横断的に参照できる独占禁止法の指針策定につなげる考えだ。
91業種・4万社を対象に行われたアンケート調査に6973社が回答。知財やノウハウ、データを保有しているのは3824社で、このうち「納得できない内容の取引条件等を受け入れた経験がある」と答えた企業は603社あり、回答した企業の15.8%を占めた。
調査では、アンケート結果の内容に基づき、148件を対象にヒアリング調査を実施。報告された71事例を類型化し、独禁法の指針をとりまとめる。
ヒアリングからは、「秘密保持契約(NDA)を結ぶよう求めたが、取引がなくなる可能性を示唆され、NDA締結を拒否された」「取引先が自社の工場を見学した際に、製造技術に関するノウハウについて詳細な質問に回答させられた」「プログラムの著作権が取引先に無償で譲渡される内容の契約書を締結させられた」といった回答が得られた。
【参照ソース・ニュース】
第一三共は3月10日、同社のがん治療薬「エンハーツ」に使われる「抗体薬物複合体(ADC)」を巡り、米シージェンとの間で抱えていた特許係争が終結したと発表した。シージェンの主張する特許権は無効だとした米連邦巡回区控訴裁の控訴審判決に対して、シージェンが期限とされた3月2日までに不服申し立てを行わなかったという。
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