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7月5日
6月29日(月)配信
先週(6月22日〜6月28日)は、中小企業の知的財産やノウハウが大企業から不当に吸い上げられる事態を防ぐため、公正取引委員会や特許庁が企業間取引のガイドラインを作成して公表した。
公正取引委員会と特許庁、中小企業庁は6月24日、知的財産やノウハウに関して中小企業が不利な取引を強いられないよう取引環境を整備することを目指し、ガイドラインと契約書のひな形を作成して公表した。背景には、立場の弱い中小企業が大企業などから取引を通じて不当に知財・ノウハウなどの重要な情報を吸い上げられる事態が後を絶たないという問題がある。
「知的財産権・ノウハウ・データの適切な取引のための優越的地位の濫用等に関する指針」と題して公表された当ガイドラインでは、知的財産権に限らず、ノウハウやデータなどの企業が保有する多様な情報を念頭に、企業間で取引する際の「あるべき姿」を提示した。
知財取引に関する基本的な姿勢として、「事前承諾のない秘密情報の取得・開示要請を行わないこと」「秘密保持契約(NDA)の締結を拒否しないこと、片務的NDAを締結しないこと」「知財の価値を適切評価し、対価を決定すること」「企業が単独で行うべき出願等に干渉しないこと」「知財に関する紛争の責任を一方的に転嫁しないこと」などを挙げ、これらの方針を実現するための具体的な方策を提示。
さらに、これらの事例が「優越的地位の濫用」に当たり、独占禁止法上、問題となる可能性のある行為であることに触れ、当事者間で適切な協議を行うことなどを求めた。その際、当事者間で取引条件をあらかじめ明確にすることや、それらの取引条件を事実上の商習慣として扱うのではなく、書面で提示するなど記録を残しておくことが望ましいとの考えを示した。
【参照ソース・ニュース】
複数のメディアが6月26日までに報じたところによると、日本で開発された農産物の種苗、約50品種が中国や韓国のインターネットサイト上で販売された可能性があることが、農林水産省の実地した調査から明らかになたという。
最近では、愛媛県が開発・品種登録した高級かんきつ「紅プリンセス」が中国に流出した可能性が指摘されて問題となっていたが、同種を含め多くの品種が持ち出されていた可能性があることに、関係者の間で危機感が強まっている。
共同通信が26日付で報じたところによると、流出が危惧されている品種にはほかに、青森県が主産地のリンゴ「トキ」、奈良県が開発したイチゴ「古都華」、三重県が開発したイチゴ「かおり野」などが含まれ、中には品種登録前に流出した可能性のある品種も含まれるという。
政府は今国会で、品種の流出対策を強化した改正種苗法の成立を目指している。
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