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先週の知財ニューストピックス(9月7日〜9月13日)

9月14日(月)配信

 先週(9月7日〜9月13日)は、日本の知的財産(IP)を利用する生成AI企業から権利者がライセンス料を受け取ることのできるエコシステム構築に取り組む社団法人が設立イベントを開催したニュースなどが報じられた。

AI企業とIP保有者の共存目指し協会設立、権利者に収益還元するエコシステムを整備

 日本のマンガ・アニメ作品やキャラクターの知的財産(IP)を利用する生成AI事業者から対価を受け取り、権利者に収益を還元する仕組み作りを進める一般社団法人「日本IP.AI共創協会」が9月11日、設立イベントを開催した。
 「AIとIPは対立するものではなく、適切なルールと相互理解のもとで共に発展できる」との理念のもと、適正なライセンスと透明なルールによるエコシステムの構築を目指す。IPライセンスの管理事業などを手がけるKAGAMIAIホールディングスが、協会の理念に賛同する日本のIPと国内外の生成AI事業者を橋渡しする。参画するAI事業者には中国のアリババグループや豪デザインソフトCanva(キャンバ)などが名を連ねる。

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中国、「BRICSオープンソースAIプラットフォーム」設立へ

 複数のメディアの報道によると、中国の習近平国家主席が9月13日、インドのニューデリーで開かれたBRICS首脳会議で、「BRICSオープンソースAIプラットフォーム」を構築する方針を表明したという。大規模言語モデル(LLM)の開発や応用、オープンソースのAIエコシステム構築などで加盟国を支援する考え。
 米国のAI開発企業がソースコードを公開しない「クローズドモデル」を主流とするのに対し、中国企業はコードを公開する「オープンソースモデル」のアプローチを取っていることで知られる。

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「PORTER」カバンを横流しか、製造受託先の元役員を書類送検 商標法違反容疑等で

 「PORTER」のブランドで知られる「吉田カバン」の製品を横流ししたとして、製造受託先のカバン製造会社「タカアキ」の元取締役の男が9月10日、商標法違反と業務上横領の両容疑で警視庁から東京地検に書類送検された。法人としての同社も同容疑で書類送検された。
 株式会社吉田は同日、独自調査の結果に基づき、2019年12月〜2026年1月までの期間に3728個の製品について同容疑者による横領行為があったとして警視庁に告発状を提出したと公表した。今回、書類送検の対象となったのはこのうち2025年5月~2026年1月までの期間に横領された104個で、吉田は残り3624個についても送検に向けて適切な対応を検討していくとしている。
 一方、タカアキは11日付リリースで、不正行為は元役員個人によるもので、同社が組織として不正行為に関与したわけではないと釈明。一方で、長期間にわたる不正行為を把握、防止できなかったことについて、会社としての管理体制が不十分だったとして、再発防止策を徹底していく考えを示した。

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