特開2017-125989(P2017-125989A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-125989(P2017-125989A)
(43)【公開日】2017年7月20日
(54)【発明の名称】カメラシステム
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/14 20060101AFI20170623BHJP
   G03B 17/56 20060101ALI20170623BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20170623BHJP
【FI】
   G03B17/14
   G03B17/56 Z
   H04N5/225 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-5680(P2016-5680)
(22)【出願日】2016年1月15日
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
(74)【代理人】
【識別番号】100086818
【弁理士】
【氏名又は名称】高梨 幸雄
(72)【発明者】
【氏名】市瀬 正実
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
【テーマコード(参考)】
2H101
2H105
5C122
【Fターム(参考)】
2H101EE01
2H101EE08
2H101EE21
2H101EE53
2H101EE93
2H105EE00
5C122EA59
5C122FB04
5C122HA18
5C122HA19
5C122HA70
5C122HB01
(57)【要約】
【課題】交換レンズに着脱可能なアクセサリの場合は、カメラ本体を介して情報を書き換える際に、カメラ本体とアクセサリは直接通信できないために情報の書き換えを行えない。更に正常にアクセサリが交換レンズに装着されていない場合は、通信データが正常に送受信されずに、誤ったデータが書き込まれて動作できなくなる。
【解決手段】カメラからアクセサリのファームアップを行う際に、レンズはアクセサリの装着を確認してから、レンズを介したアクセサリのファームアップを実行させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラ本体と、前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズと、前記交換レンズに着脱可能なアクセサリで構成され、
前記交換レンズは前記アクセサリの装着を検知する装着検知部を備え、
前記カメラ本体と前記交換レンズはデータ通信可能な第一の通信部を備え、
前記交換レンズと前記アクセサリはデータ通信可能な第二の通信部を備え、
前記第一の通信部を介して、前記カメラ本体から前記交換レンズに送信された通信データ内に、前記アクセサリのファームアップの指示及び、ファームアップデータが含まれているかを判断する交換レンズ制御部を備え、
前記交換レンズ制御部は受信した前記通信データと、前記装着検知部からの装着状態により判断を行い、カメラより送信された通信データ内の前記アクセサリのファームアップデータを前記第二の通信部を介して、前記アクセサリに送信することを特徴とする撮影システム。
【請求項2】
前記装着検知部は、前記カメラ本体と前記交換レンズの間で前記第二の通信部を介して行われる通信データにより判断することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【請求項3】
前記装着検知部は、前記交換レンズと前記アクセサリが装着する事によりメカニカルに切り替わるハードスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、レンズ装置、レンズアクセサリ、および撮影システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、交換レンズと、それが着脱可能なカメラ本体と、交換レンズに着脱可能なアクセサリからなる撮影システムにおいて、カメラ本体を介してアクセサリの情報を書き換えるための手段が提案されている。
【0003】
特許文献1は、交換レンズとカメラ本体との間に装着されるアクセサリであり、アクセサリは、カメラ本体を介して記憶部に記憶された情報を書き換える際に、カメラ本体から交換レンズへの通信を遮断する通信遮断手段を備えるシステムを開示している。
【0004】
特許文献2は、交換レンズに代えて、カメラ本体との通信機能を持たない擬似交換レンズが装着可能であり、アクセサリを介してカメラ本体に擬似交換レンズが装着されることにより、カメラ本体からアクセサリへの給電が開始され、給電が開始されてから所定時間内に、情報の書き換えを実行することを示す命令をカメラ本体から受信した場合、アクセサリ情報の書き換えを実行するシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第5618582号公報
【特許文献2】特許第5645431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2ともに、交換レンズとカメラ本体との間に装着されるアクセサリであり、カメラ本体とアクセサリは直接接続されているため、アクセサリのみとの通信とすることで情報の書き換えシステムを実現している。
【0007】
しかし、カメラ本体とは接続されない、交換レンズに着脱可能なアクセサリの場合は、カメラ本体を介して情報を書き換える際に、カメラ本体とアクセサリは直接通信できないために情報の書き換えを行えないという問題がある。更に正常にアクセサリが交換レンズに装着されていない場合は、通信データが正常に送受信されずに、誤ったデータが書き込まれて動作できなくなる問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題を回避し、カメラ本体からのアクセサリ情報書き換え通信に対し、
交換レンズを介してアクセサリの情報の書き換えできる撮影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像システムは、
カメラ本体と、前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズと、前記交換レンズに着脱可能なアクセサリで構成され、
前記交換レンズは前記アクセサリの装着を検知する装着検知部を備え、
前記カメラ本体と前記交換レンズはデータ通信可能な第一の通信部を備え、
前記交換レンズと前記アクセサリはデータ通信可能な第二の通信部を備え、
前記第一の通信部を介して、前記カメラ本体から前記交換レンズに送信された通信データ内に、前記アクセサリのファームアップの指示及び、ファームアップデータが含まれているかを判断する交換レンズ制御部を備え、
前記交換レンズ制御部は受信した前記通信データと、前記装着検知部からの装着状態により判断を行い、カメラより送信された通信データ内の前記アクセサリのファームアップデータを前記第二の通信部を介して、前記アクセサリに送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る撮像システムによれば、カメラ本体には接続されず、交換レンズに着脱可能なアクセサリの場合でも、エラーを回避したカメラ本体を介したアクセサリの情報書き換えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態の撮影システムのブロック図である。
図2】本実施形態の装着検知SWの構成図である。
図3】本実施形態の装着検知SWの構成図である。
図4】本実施形態の装着検知SWの構成図である。
図5】本実施形態の装着検知SWの構成図である。
図6】本実施形態のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本実施形態の撮影システム(光学機器)のブロック図である。
【0014】
撮影システムは、交換レンズ(光学機器、レンズ装置)101と一眼レフデジタルカメラ(以下、「カメラ本体130」という)、交換レンズ101に着脱可能なアクセサリ110から構成されている。
【0015】
交換レンズ101は、カメラ本体(光学機器、撮像装置)130に不図示のマウントを介して着脱可能に構成され、カメラ本体130と交換レンズ101は、通信端子125、104を介して情報を通信することができる。また、交換レンズ101はカメラ本体130から通信端子125、104を介して電源供給も受ける。
【0016】
交換レンズ101は固有情報である、光学情報(現在の焦点距離、F値、フォーカス敏感度、ピント補正量等の情報)、特性情報をカメラ本体130に送信する。このとき、交換レンズ101にレンズアクセサリ110が取り付けられた状態であれば、レンズアクセサリ110の特性情報を送信してもよい。同様に、交換レンズ101はカメラ本体130の固有情報、例えば、カメラ本体130の種類、カメラ本体130の名称、カメラ本体130の制御プログラムのバージョンを受信する。
【0017】
なお、「光学情報」は、ズームやフォーカス、絞り羽根等の状態に応じて変化する光学的な固有情報を意味する。「特性情報」は、基本的には状態によって変化しないような固有情報、例えば、交換レンズ101やレンズアクセサリ110の名称(機種を特定するためのID情報)、最大通信速度、開放F値、ズームレンズか否か、自動焦点調節(AF)可能な像高等の情報を意味する。その他の情報は、動作状態、設定状態、各種情報の要求命令(送信要求)および駆動命令等の情報を含む。
【0018】
交換レンズ101に固有の特性情報や光学情報をカメラ本体130が取得することで、カメラ本体130は、AFやオートエクスポージャ(AE)、画像補正等を適切に行うことができる。
【0019】
交換レンズ101は、撮影光学系、各種駆動手段、レンズ内CPU(レンズ制御手段)102、メモリ114を有する。
【0020】
撮影光学系は、物体(被写体)の光学像を形成し、物体側から順に光軸OAに沿って、フォーカスレンズ105、変倍レンズ(ズームレンズ)103、絞り107、手振れ補正レンズ115を含む。なお、各レンズは一または複数のレンズを有してユニット化されているが、図1には簡単のため単レンズとして図示している。
【0021】
フォーカスレンズ105は、不図示の駆動手段(例えば、ステッピングモータ)によって光軸OAの方向に移動されて焦点調節を行う。AF時には駆動手段はフォーカス駆動回路106によって駆動され、レンズ内CPU102によって制御される。また、フォーカスレンズ105は、手動焦点調節(マニュアルフォーカス(MF))時にはフォーカスリングなどのMF駆動部113をユーザが手動で操作することによって駆動される。
【0022】
変倍レンズ103は、不図示の駆動手段によって光軸方向に移動されて焦点距離を変更する。
【0023】
絞り107は、カメラ本体130の撮像素子129に入射する光量を調節し、絞り駆動回路108によって開口径(絞り径)の大きさを変更する絞り羽根が駆動される。
【0024】
手振れ補正レンズ115は、手振れ補正駆動回路112によって光軸OAに直交する方向に移動されて像ぶれを補正する。なお、「直交する方向」は光軸OAに直交する成分があれば足り、光軸OAに対して斜めに移動されてもよい。
【0025】
レンズ内CPU102は、マイクロコンピュータから構成されて交換レンズ101の各部を制御すると共に、カメラ内CPU(撮像装置制御手段)122と通信可能な制御手段である。レンズ内CPU102は、不図示の内部フラッシュメモリに、交換レンズ101に固有の特性情報や光学情報、制御方法に関するプログラムやそれに必要な値を格納し、交換レンズ101の各部を制御する制御手段である。「光学情報」には、フォーカスレンズ105の位置、変倍レンズ103の位置、絞り107の状態等のマトリクスで得られる、フォーカスレンズ105の敏感度情報やピント補正量の情報等が含まれる。また、レンズ内メモリ114にも、上述した撮影光学系の光学情報、特性情報等が保存される。
【0026】
ファーム判別部116では、レンズCPU120の不図示の内部フラッシュメモリの格納内容更新のためのファームアップデータの判別、さらにレンズアクセサリ110へファームアップデータを送信するかの判別を行う。
【0027】
交換レンズ101には、AFまたは手動焦点調節(MF)を選択するスイッチが設けられている。スイッチの状態も通信端子104、125を介して通信される。
【0028】
更に交換レンズ101には、レンズアクセサリ110の装着を検知する装着検知SW135が設けられており、レンズ内CPU102は、装着検知SW135の状態を検出する事によりレンズアクセサリ110の装着状態を検出する。
【0029】
レンズアクセサリ110は、不図示の各種駆動手段、アクセサリCPU(アクセサリ制御手段)120を有する。
【0030】
アクセサリCPU120は、マイクロコンピュータから構成されてレンズアクセサリ110の各部を制御すると共に、通信端子117、118を介して交換レンズ101と情報を通信することができる。
【0031】
アクセサリCPU120内部のフラッシュメモリ119には、レンズアクセサリ110を制御する制御プログラム、制御データ、交換レンズ101との通信プログラム等が格納されている。
【0032】
ファーム判別部121では、アクセサリCPU120内部のフラッシュメモリ119の格納内容更新のためのファームアップデータの判別を行う。
【0033】
カメラ本体130は、カメラ内CPU122、カメラ内メモリ133、メインミラー123a、サブミラー123b、ファインダ光学系、シャッター128、撮像素子129、カメラ表示部131、レリーズボタン132を有する。
【0034】
メインミラー123aとサブミラー123bは、図1に示すミラーダウン状態と不図示のミラーアップ状態の間を変位可能に構成されている。メインミラー123aとサブミラー123bは、ミラーダウン状態では、光軸OA上に配置され、ミラーアップ状態では、光軸OAから退避して物体からの光が撮像素子129に到達するようにする。
【0035】
メインミラー123aはハーフミラーから構成され、ミラーダウン状態では、物体からの光の一部をファインダ光学系に反射してユーザに観察可能にし、残りの光を透過してサブミラー123bに透過する。
【0036】
サブミラー123bは、ミラーダウン状態では、物体からの光をAFセンサ124に反射する。
【0037】
本実施形態は、メインミラー123aとサブミラー123bがないミラーレスカメラにも適用可能である。
【0038】
ファインダ光学系は、ペンタプリズム126とファインダ127を有し、ユーザが被写体を観察することを可能にする。
【0039】
AFセンサ124は、一対の被写体像の信号の位相差を検出することによって焦点検出をする、いわゆる位相差方式の焦点検出を行い、カメラ内CPU122はAFセンサ124の検出結果に基づいてAFを行う(位相差AF)。なお、ミラーレスカメラの場合には、撮像素子の一部の画素を利用して位相差AFを行うことができる。
【0040】
カメラ内CPU122は、マイクロコンピュータから構成されてカメラ本体130の各部を制御すると共に、レンズ内CPU102と通信をし、レンズ内CPU102に各種の命令を送信する制御手段である。
【0041】
カメラ内メモリ133は、撮影光学系の固有情報や各種の撮影モードで使用される値を保存する。
【0042】
カメラ内CPU122は、AFが選択されている場合には、AFセンサ124の検出結果に基づいて、合焦状態を得るためのフォーカスレンズ105の駆動量を算出する。カメラ内CPU122は、算出したフォーカスレンズ105の駆動量をレンズ内CPU102に送信し、レンズ内CPU102は、これに応じてレンズ駆動回路106を制御してフォーカスレンズ105を合焦位置に駆動する。この駆動信号は連写中にも送信される。MFを選択している場合には、ユーザが駆動手段113を操作してフォーカスレンズ105を所定の位置に駆動させる。
【0043】
レリーズボタン132が半押しされると、それを検出した不図示の検出部からカメラ内CPU122にSW1信号が出力され、レリーズボタン132が全押しされると、検出部からカメラ内CPU122にSW2信号が出力される。
【0044】
レリーズボタン132のSW1が解除されると、検出部からカメラ内CPU122にSW1解除信号が出力され、レリーズボタン132のSW2が解除されると、検出部からカメラ内CPU122にSW2解除信号が出力される。
【0045】
後述するが、SW1信号によって撮影準備動作(焦点調節動作及び測光動作)が開始され、SW2信号によって撮影動作が開始される。また、このSW1のオンで不図示の測光タイマが起動し、この測光タイマの起動中はファインダ127内表示部やカメラ表示部131に測光結果より演算されたシャッタスピードや絞り値、露出レベル表示が表示される。測光タイマは、SW1のオンの継続や不図示の電子ダイヤル、AEロックボタン等の操作部材の操作により更新される。
【0046】
カメラ内CPU122は、カメラ本体130に設けられたレリーズボタン132のSW1操作に応じて、不図示の測光センサによる測光結果またはユーザが設定した絞り値に応じた絞り107の駆動量を算出し、レンズ内CPU102に送信する。レンズ内CPU102は、これに応じて絞り駆動回路108を制御することにより、絞り107を駆動する。カメラ内CPU122は、レリーズボタン132のSW1操作に応じて、手ブレ補正開始命令をレンズ内CPU102に送信する。
【0047】
レンズ内CPU102は、手ブレ補正開始命令を受信すると、手振れ補正駆動回路112を制御して手振れ補正レンズ115を制御中心位置に保持し、続いてISロック駆動回路111を制御してメカロック109を駆動させてロック状態を解除する。その後、不図示の手振れ検出回路の検出結果に従って手振れ補正駆動回路112を制御して手振れ補正レンズ115を駆動し、手振れを補正する。
【0048】
カメラ内CPU122は、レリーズボタン132のSW2信号に応じて、メインミラー123と撮像素子129の前に設置されたシャッター128を駆動し、撮影光学系からの光束を撮像素子129に導き、撮影を行う。
【0049】
撮像素子129は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成されている。
【0050】
カメラ内CPU122は、撮像素子129からの出力に基づいて画像データを生成し、外部メモリ133に記録する。ここで、撮影される画像は、図示しないモード選択スイッチによって静止画撮影モードが選択されていれば静止画、動画撮影モードが選択されていれば動画となる。または、動画撮影用の録画開始ボタンを別に設けておき、そちらが押されたら動画の録画が開始されるように構成してもよい。
【0051】
動画撮影モードが選択されると、前述したミラーアップ状態となり、ライブビューモードとなる。
【0052】
カメラ表示部131は、静止画、動画、ライブビュー、その他の情報を表示する。また、撮影モードの一つである静止画の連続撮影(連写)や動画撮影を設定するタッチパネルを備えており、設定手段としても機能する。もちろん、電子的に撮影モードを設定する撮影モード設定部をカメラ表示部131とは別個に設けてもよい。
【0053】
外部メモリ134はカードやスティック状のリムーバブルメモリであって、カメラ本体130に対して取り外し可能に装着される。外部メモリ134はカメラ内CPU122に接続され、撮影された画像データ、カメラ本体130を制御する制御プログラム、レンズ装置101を制御する制御プログラム、さらに、レンズアクセサリ110を制御する制御プログラムを格納可能である。外部メモリ134に格納されているデータは、カメラ内CPU122によって読み出し、及び書き込みが可能である。
【0054】
次に、レンズアクセサリ110のファームウェア更新方法について詳細に説明する。
【実施例1】
【0055】
図6のフローチャートを使用して説明する。
【0056】
ユーザはPC等によりネットワーク環境からダウンロードしたレンズアクセサリ110のファームアップデータを外部メモリ134に格納し、カメラ本体130に装着する(ステップS101)。
【0057】
カメラ本体130のカメラ表示部のタッチパネル等の操作系により、レンズアクセサリ111のファームアップの実行指示を行う(ステップ102)。
【0058】
カメラ内CPU122は通信端子125、104を介してレンズ内CPU102と通信を行い、レンズアクセサリ110のファームアップ指示とファームアップデータを送信する(ステップ103)。
【0059】
レンズ内CPU102は装着検知SW135の状態を確認して、レンズアクセサリ111が正常に装着されているか判断する(ステップ104)。
【0060】
装着検知SW135の仕組み関しては、詳細を後述する。
【0061】
次にレンズ内CPU102は、レンズアクセサリ111が正常に装着されていると判断した場合は、通信端子117、118を介して、アクセサリCPU120と通信を行い、レンズアクセサリCPU120内のフラッシュメモリ領域の書き換えを指示し、書き換えデータを送信する(ステップ105)。
【0062】
ここで、レンズ内CPU102がレンズアクセサリ111が正常に装着されていないと判断した場合は、レンズアクセサリ110のファームアップは行わず、ファームアップ指示、及びファームアップデータを送信しない(ステップ107)。
【0063】
ステップS105の後、レンズアクセサリCPU120は、受信したファームアップデータをフラッシュメモリ119領域に書込み、レンズアクセサリ111のファームアップを行う(ステップ106)。
【0064】
この際に、ファームアップ駆動プログラムは図示していないレンズアクセサリCPU120のRAM領域に退避させて、そのプログラムによりフラッシュメモリ領域を書き換える方法が考えられる。
【0065】
次に、装着検知SW135について、詳細を説明する。
【0066】
装着検知SW135に関しては、図2図3に示すようなフォトインタラプタを使用した検知スイッチや、図4図5に示すようなメカニカルな押しボタンスイッチを使用した検知方法等が考えられる。
【0067】
図2図3を使用して、フォトインタラプタによる検出について説明する。
【0068】
図2はレンズアクセサリ111が装着状態を示していて、遮光板となる突起のようなものがレンズアクセサリ111に設けられている。レンズアクセサリ111が正常に装着される事により、交換レンズ101に設けられたフォトインタラブタに突起(遮光板)が挿入されて、装着検知出力を変化させる。
【0069】
図3はレンズアクセサリ111が非装着状態を示している。この時は、アクセサリの突起部(遮光板)がフォトインタラプタのダイオード光線を遮光しないので、遮光板が挿入されている時と装着信号が異なる。
【0070】
次に図4、5を使用して、メカニカルスイッチによる検出について説明する。
【0071】
図4はレンズアクセサリ111が装着状態を示していて、突起物のようなものがレンズアクセサリ111に設けられていて、装着されると押しボタンスイッチを印加する構造である。このため、押しボタンSWはONとなり、装着検出出力はVCCレベル出力となる。
【0072】
また、図5はレンズアクセサリ111が非装着状態を示していて、レンズアクセサリ111が外れる事により、押しボタンスイッチが開放されてOFFとなる。
【0073】
このように、装着検出SW135の出力変化をレンズ内CPU102で検出する事により、レンズアクセサリ111が正常に装着されているかどうか判断する。
【0074】
上述した装着検出SW以外にも、2つ以上の接触ピンを交換レンズ101側に用意し、レンズアクセサリ111側には、装着される事により接触ピンをショートさせる仕組みを設け、レンズ内CPU102はそのショート状況を検知する方法等も考えられる。
【0075】
また、レンズアクセサリ110の装着検知に関して、交換レンズ101とレンズアクセサリ110間の通信により確認する方法も考えられる。
【0076】
ステップS104において、レンズ内CPU102は通信端子117、118を介して、アクセサリCPU120と装着を確認する為の通信を行い、レンズ内CPU102の装着確認通信に対して、アクセサリCPU120が所定のデータを送信してくるかどうかを確認する方法も考えられる。
【0077】
以上、本実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【0078】
本発明の光学機器は、撮像装置、レンズ装置、レンズアクセサリおよび撮影システムに適用可能である。
【符号の説明】
【0079】
101 交換レンズ、102 レンズ内CPU(レンズ制御手段)、
110 レンズアクセサリ、116 レンズ内CPUファーム判別部、
119 アクセサリCPU内フラッシュメモリ、
120 アクセサリ内CPU(アクセサリ制御手段)、
121 アクセサリ内CPUファーム判別部、
122 カメラ内CPU(撮像装置制御手段)、130 カメラ本体、
134 外部メモリ、135 取付検知スイッチ、OA 光軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6