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特開2018-157273サーバ装置、及びそれに用いられるコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2018-157273(P2018-157273A)
(43)【公開日】2018年10月4日
(54)【発明の名称】サーバ装置、及びそれに用いられるコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/258 20110101AFI20180907BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20180907BHJP
   A63F 13/35 20140101ALI20180907BHJP
   A63F 13/69 20140101ALI20180907BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20180907BHJP
   G06Q 30/06 20120101ALI20180907BHJP
   H04N 21/235 20110101ALI20180907BHJP
【FI】
   H04N21/258
   G06F13/00 560A
   A63F13/35
   A63F13/69
   A63F13/79
   G06Q30/06 300
   H04N21/235
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2017-50300(P2017-50300)
(22)【出願日】2017年3月15日
(11)【特許番号】特許第6281082号(P6281082)
(45)【特許公報発行日】2018年2月21日
(71)【出願人】
【識別番号】506113602
【氏名又は名称】株式会社コナミデジタルエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100099645
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 晃司
(74)【代理人】
【識別番号】100116171
【弁理士】
【氏名又は名称】川澄 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100121533
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 まどか
(74)【代理人】
【識別番号】100161090
【弁理士】
【氏名又は名称】小田原 敬一
(72)【発明者】
【氏名】御子柴 英利
(72)【発明者】
【氏名】片岡 健一
(72)【発明者】
【氏名】猿楽 一成
(72)【発明者】
【氏名】玉川 充
【テーマコード(参考)】
5B084
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA12
5B084AA30
5B084AB07
5B084AB35
5B084AB36
5B084BA02
5B084BB15
5B084CD07
5B084CD24
5B084CE04
5B084CE12
5B084DB08
5B084DC02
5B084DC03
5C164FA22
5C164SB08S
5C164SB29S
5C164SC11S
5C164TA08S
5C164TC14S
5C164YA08
5L049BB26
(57)【要約】
【課題】動画の提供をより促進することができるサーバ装置を提供する。
【解決手段】センターサーバ2は、ネットワーク3を介して接続されるユーザ端末5に配信されるべき動画データ18を記憶し、ユーザ端末5からの要求に応じてそれを配信する。また、センターサーバ2は、ユーザIDと動画IDとが関連付けられて記述されるように動画データ18を管理し、各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされる場合に、付加条件を満たすためにユーザ端末5を通じて視聴された動画にユーザIDを介して対応する第1ユーザU1を動画データ18に基づいて特定する。そして、センターサーバ2は、ユーザ端末5がゲームを提供するゲーム端末として更に機能する場合に、そのゲームにゲーム変化を付加するための付加情報を第1ユーザU1に付与する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して接続されるリクエスト端末に配信されるべき配信用データを記憶する配信データ記憶手段を備え、前記リクエスト端末からの要求に応じて前記配信用データを前記リクエスト端末に配信するサーバ装置であって、
各動画を表示するための動画データが前記配信用データとして機能するように前記リクエスト端末が各動画の表示に使用される動画表示端末を含む場合に、各ユーザを識別するためのユーザ識別情報と各動画を識別するための動画識別情報とが関連付けられて記述された動画管理データを記憶する管理データ記憶手段と、
各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされる場合に、当該付加条件を満たすために前記動画表示端末を通じて視聴された動画に前記ユーザ識別情報を介して対応する対応ユーザを前記動画管理データに基づいて特定するユーザ特定手段と、
前記リクエスト端末がゲームを提供するゲーム端末を含む場合に、前記ユーザ特定手段の特定結果に基づいて、前記ゲームにゲーム変化を付加するための付加情報を前記対応ユーザに付与する情報付与手段と、
を備える、サーバ装置。
【請求項2】
前記ゲーム変化として、各ユーザ間に関連を設定するための設定機会が利用され、
前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記設定機会が付与されるように、前記設定機会を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記ゲーム変化として、前記ゲームにおいて有利に作用する特典が利用され、
前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記特典が付与されるように、前記特典を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記情報付与手段は、前記ゲームが複数のゲームを含み、前記動画データによって前記複数のゲームにそれぞれ関連する複数のゲーム動画が表示される場合に、前記複数のゲームのうち前記付加条件の要件として視聴されたゲーム動画に対応するゲームを判別し、当該ゲームに前記ゲーム変化を付加するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記付加条件は、各ゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つユーザによって各ゲーム動画が視聴されたときに満たされ、
前記ユーザ特定手段は、前記対応ユーザとして各ゲーム動画を提供したユーザを特定する、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記配信データ記憶手段及び前記管理データ記憶手段を備えるコンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークを介して接続されるリクエスト端末に配信されるべき配信用データを記憶する配信データ記憶手段を備え、リクエスト端末からの要求に応じて配信用データをそのリクエスト端末に配信するサーバ装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークを介して接続されるリクエスト端末に配信されるべき配信用データを記憶する配信データ記憶手段を備え、リクエスト端末からの要求に応じて配信用データをそのリクエスト端末に配信するサーバ装置が存在する。例えば、このような配信用データ及びリクエスト端末として動画を表示するための動画データ及びゲームを提供するゲーム端末がそれぞれ利用される情報処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−198404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のシステムでは、配信対象の複数の動画のうちから進行中のゲームのイベントに関連する動画が検索され、配信される。そして、そのような情報の参照を通じてユーザはゲームを進行させる。しかし、特許文献1のシステムでは、動画の視聴はゲームの進行に直接影響を与えていない。このため、動画の視聴や動画の提供を促進する余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、動画の提供をより促進することができるサーバ装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のサーバ装置は、ネットワークを介して接続されるリクエスト端末に配信されるべき配信用データを記憶する配信データ記憶手段を備え、前記リクエスト端末からの要求に応じて前記配信用データを前記リクエスト端末に配信するサーバ装置であって、各動画を表示するための動画データが前記配信用データとして機能するように前記リクエスト端末が各動画の表示に使用される動画表示端末を含む場合に、各ユーザを識別するためのユーザ識別情報と各動画を識別するための動画識別情報とが関連付けられて記述された動画管理データを記憶する管理データ記憶手段と、各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされる場合に、当該付加条件を満たすために前記動画表示端末を通じて視聴された動画に前記ユーザ識別情報を介して対応する対応ユーザを前記動画管理データに基づいて特定するユーザ特定手段と、前記リクエスト端末がゲームを提供するゲーム端末を含む場合に、前記ユーザ特定手段の特定結果に基づいて、前記ゲームにゲーム変化を付加するための付加情報を前記対応ユーザに付与する情報付与手段と、を備えている。
【0007】
一方、本発明のコンピュータプログラムは、前記配信データ記憶手段及び前記管理データ記憶手段を備えるコンピュータを、上述のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一形態に係る動画配信システムの全体構成の概要を示す図。
図2】動画配信システムの制御系の要部の構成を示す図。
図3】付加条件に基づいてゲーム変化が付加される場合の動画配信サービスの概要の一例を説明するための説明図。
図4】変化条件に基づいて端末変化が付加される場合の動画配信サービスの一例を説明するための説明図。
図5】動画データの内容の一例を説明するための説明図。
図6】プレイデータの内容の一例を説明するための説明図。
図7】データ配信処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図。
図8】変化付加処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図。
図9】データ取得処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一形態に係る動画配信システムについて説明する。図1は、本発明の一形態に係る動画配信システムの全体構成の概要を示す図である。図1に示すように、動画配信システム1は、サーバ装置としてのセンターサーバ2を含んでいる。センターサーバ2は、一台の物理的装置によって構成される例に限らない。例えば、複数の物理的装置としてのサーバ群によって一台の論理的なセンターサーバ2が構成されてもよい。また、クラウドコンピューティングを利用して論理的にセンターサーバ2が構成されてもよい。
【0010】
センターサーバ2には、ネットワーク3を介して、ユーザ端末5が接続される。ユーザ端末5は、ユーザによって使用されるネットワーク端末装置の一種である。例えば、ユーザ端末5として、携帯電話(スマートフォンを含む)が利用されてよい。携帯電話は、ユーザの個人用途に供されるユーザ端末の一種である。ユーザ端末5は、例えば、ネットワーク3を介して後述のWebサービスをセンターサーバ2にリクエストするリクエスト端末として機能してよい。例えば、携帯電話は、動画を表示(再生)する動画再生機能を有していてよい。そして、携帯電話は、例えば、このような動画再生機能を通じて動画を表示するための動画表示端末として機能してよい。また、携帯電話は、ソフトウェアの実行を通じて、その他にも各種の機能を発揮してよい。例えば、そのような機能には、ユーザにゲームをプレイさせるゲーム機能が含まれてよい。そして、携帯電話は、例えば、このようなゲーム機能を通じてゲームを提供するゲーム端末として機能してよい。つまり、ユーザ端末5は、例えば、動画表示端末及びゲーム端末の両方として機能してよい。なお、ユーザ端末5として、例えば、その他にもパーソナルコンピュータ、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のネットワーク端末装置が利用されてよい。
【0011】
ネットワーク3は、一例として、TCP/IPプロトコルを利用してネットワーク通信を実現するように構成される。典型的には、WANとしてのインターネットと、LANとしてのイントラネットと、を組み合わせてネットワーク3が構成される。図1の例では、センターサーバ2はルータ3aを介して、ユーザ端末5はアクセスポイント3bを介して、それぞれネットワーク3に接続されている。
【0012】
なお、ネットワーク3は、TCP/IPプロトコルを利用する形態に限定されない。ネットワーク3として、通信用の有線回線、或いは無線回線(赤外線通信、近距離無線通信等を含む)等を利用する各種の形態が利用されてよい。
【0013】
センターサーバ2は、ネットワーク3を介してユーザ端末5のユーザに各種のWebサービスを提供する。Webサービスには、ユーザ端末5に動画を配信するための動画配信サービスが含まれる。動画配信サービスの詳細は後述する。
【0014】
なお、Webサービスは、その他にもユーザ端末5の機能に応じて各種のサービスを含んでいてよい。例えば、Webサービスは、動画或いはゲームに関する各種の情報を提供する情報サービスを含んでいてよい。また、例えば、Webサービスは、各ユーザ端末5に各種データ或いはソフトウェアを配信(データ等のアップデートを含む)する配信サービスを含んでいてもよい。さらに、Webサービスは、ユーザによる情報発信、交換、共有といった交流の場を提供するコミュニティサービス、各ユーザを識別するためのユーザIDを付与するサービス、ネットワーク3を介して複数のユーザが共通のゲームをプレイする際にユーザ同士をマッチングするマッチングサービス等を含んでいてもよい。
【0015】
次に、ゲームを提供するための動画配信システム1の制御系の要部について説明する。図2は、動画配信システム1の制御系の要部の構成を示す図である。図2に示すように、センターサーバ2は、コンピュータとしての制御ユニット10と、記憶ユニット11と、を備えている。制御ユニット10は、マイクロプロセッサと、そのマイクロプロセッサの動作に必要な内部記憶装置(一例としてROM及びRAM)等の各種周辺装置とを組み合わせたコンピュータユニットとして構成されている。なお、制御ユニット10には、キーボード等の入力装置、モニタ等の出力装置等が接続され得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0016】
記憶ユニット11は、制御ユニット10に接続されている。記憶ユニット11は、電源の供給がなくても記憶を保持可能なように、例えば、磁気テープ等の大容量記憶媒体により構成されてよい。記憶ユニット11には、サーバ用データ14及びサーバ用プログラム15が記憶されている。サーバ用プログラム15は、センターサーバ2がユーザ端末5に各種のサービスを提供するために必要なコンピュータプログラムである。制御ユニット10がサーバ用プログラム15を読み取って実行することにより、制御ユニット10の内部には、Webサービス管理部17が設けられる。
【0017】
Webサービス管理部17は、上述のWebサービスを提供するために必要な処理を実行する。Webサービス管理部17は、コンピュータハードウェアとコンピュータプログラムとの組み合わせにより実現される論理的装置である。なお、制御ユニット10の内部には、その他にも各種の論理的装置が設けられ得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0018】
サーバ用データ14は、サーバ用プログラム15の実行に伴って参照されるデータである。例えば、サーバ用データ14は、動画データ18及びプレイデータ19を含んでいてよい。動画データ18は、各種の動画を表示するためのデータである。このような動画には、例えば、ゲームに関連する動画(以下、ゲーム動画と呼ぶ場合がある)が含まれていてよい。より具体的には、動画データ18は、例えば、ゲームの過去のプレイにおけるゲーム画面の遷移を動画として表示するためのデータを含んでいてよい。また、プレイデータ19は、各ユーザに固有の固有情報を管理するためのデータである。例えば、このような固有情報は、各ユーザのゲームに関する活動実績の情報を含んでいてよい。そして、例えば、プレイデータ19は、前回までのプレイ結果(過去のプレイ状況)を次回以降に引き継ぐため、或いは各ユーザに固有の設定内容を引き継ぐために使用されてよい。動画データ18及びプレイデータ19の詳細は後述する。
【0019】
なお、サーバ用データ14は、例えば、その他にもユーザID等の各種IDを管理するためのID管理データ等のWebサービスのための各種のデータを含み得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0020】
一方、ユーザ端末5には、制御ユニット30と、記憶ユニット31と、モニタMOと、タッチパネル32と、スピーカ33と、が設けられている。記憶ユニット31、モニタMO、タッチパネル32及びスピーカ33は、いずれも制御ユニット30に接続されている。制御ユニット30は、マイクロプロセッサと、そのマイクロプロセッサの動作に必要な内部記憶装置(一例としてROM及びRAM)等の各種周辺装置とを組み合わせたコンピュータユニットとして構成されている。なお、制御ユニット30には、例えば、その他にも動画の再生或いはゲームの提供等に必要な各種の装置が接続され得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0021】
モニタMOは、制御ユニット30からの出力信号に基づいて各種の画像等を表示するための周知の表示装置である。一例として、モニタMOは、制御ユニット30からの出力信号に応じて、動画及びゲームをプレイするためのゲーム画面を表示してよい。タッチパネル32は、ユーザが指等で触れると、その接触位置に応じた信号を出力する公知の入力装置である。タッチパネル32は、例えば、透明に構成され、モニタMOの表面に重ね合わされるように配置されてよい。そして、例えば、タッチパネル32は、ユーザのタッチ操作に基づいてそのタッチ位置に対応する信号を制御ユニット30に出力してよい。同様に、スピーカ33は、制御ユニット30からの出力信号に基づいて各種の音声を再生するための周知の出力装置(音声再生装置)である。スピーカ33は、例えば、制御ユニット30からの出力信号に応じて、動画或いはゲームで使用されるBGM等の各種の音声を再生してよい。
【0022】
一方、記憶ユニット31は、電源の供給がなくても記憶を保持可能なように、例えば、磁気記録媒体や光記録媒体、フラッシュSSD(Solid State Drive)などにより構成されてよい。記憶ユニット31には、端末プログラム34及び端末データ35が記憶されている。端末プログラム34は、ユーザ端末5が各種のサービスを提供するために必要なコンピュータプログラムである。例えば、このようなサービスには、動画の再生及びゲームの提供が含まれてよい。端末プログラム34の実行に伴って、制御ユニット30の内部には、サービス提供部37が設けられる。サービス提供部37は、動画の再生或いはゲームのプレイ等のサービスを提供するために必要な各種処理を実行する。サービス提供部37は、コンピュータハードウェアとコンピュータプログラムとの組み合わせにより実現される論理的装置である。なお、制御ユニット30の内部には、その他にも各種の論理的装置が設けられ得る。しかし、それらの図示は省略した。
【0023】
端末データ35は、端末プログラム34の実行に伴って参照されるデータである。端末データ35は、例えば、動画データ18及びプレイデータ19を含んでいてよい。例えば、これらのデータは、必要な部分が含まれるように、少なくとも一部がセンターサーバ2から提供されてよい。なお、端末データ35は、その他にも各種のサービスを実行するための各種のデータを含んでいてよい。例えば、そのようなデータには、動画やゲームに必要なBGM等の各種の音声を再生するための音声データ、ゲームに必要な各種画像を表示するための画像データ、及び上述のID管理データが含まれてよい。しかし、それらの図示は省略した。また、例えば、動画データ18及びプレイデータ19がリクエストに応じてユーザ端末5に配信されることにより本発明の配信用データとして機能してよい。
【0024】
次に、動画配信システム1が提供する動画配信サービスの詳細について説明する。動画配信サービスは、上述のとおり、ユーザ端末5に動画を配信するためのサービスである。例えば、配信対象の動画は、ユーザ端末5からネットワーク3を介してセンターサーバ2にアップロードされてもよい。つまり、配信対象の動画を再生するための動画データ18は、ユーザ端末5から提供されてよい。そして、動画配信サービスは、このような動画データ18のアップロードを含んでいてもよい。また、動画配信サービスは、各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされた場合に、例えば、その付加条件を満たすためにユーザ端末5を通じて視聴された動画に関連付けられるユーザのゲームに変化(以下、ゲーム変化と呼ぶ場合がある)を付加するサービスを含んでいてよい。また、例えば、各ユーザは、動画データ18を介して各動画の提供者(アップロードしたユーザ)に関連付けられていてよい。つまり、動画配信サービスは、例えば、動画の視聴を通じて付加条件が満たされて場合に、その動画をアップロードしたユーザによってプレイされるゲームにゲーム変化を付加するように構成されていてよい。さらに、動画配信サービスは、各動画の視聴を要件に含む変化条件が満たされる場合には、変化条件を満たすためにユーザ端末5を通じてその動画を視聴したユーザのゲームに変化(以下、端末変化と呼ぶ場合がある)を付与してもよい。
【0025】
例えば、ゲーム変化として、各種の特典(ポイント等のゲームの進行に有利に寄与するものや希少性のある装飾物等)の付与、或いは各ユーザを関連付けるための関連設定(例えばフレンド登録或いはライバル登録等)の機会付与等が利用されてよい。また、例えば、付加条件は、視聴に伴い満たされてもよいし、各動画を視聴したユーザの固有情報に基づいて満たされてよい。例えば、このような固有情報として、ゲームに関する活動実績が利用されてもよい。具体的には、例えば、付加条件は、活動実績としてゲームのプレイ実績を利用し、ゲーム動画がそのゲームのプレイ実績を持つユーザによって視聴された場合に満たされてもよい。あるいは、付加条件は、関連設定を要件に含んでいてもよい。
【0026】
また、端末変化として、ユーザ端末5が提供する各種のサービスに関連する各種の変化が採用されてよい。例えば、端末変化は、Webブラウザによって提供される動画再生機能に関する変化であってもよいし、ゲームアプリによって提供されるゲーム機能に関する変化であってもよい。つまり、端末変化は、例えば、動画視聴に関連する各種の特典(ポイントの付与等の動画の視聴に有利に寄与するものや希少性のある装飾物等)の付与や関連設定の機会付与といった動画視聴に関する変化であってもよい。あるいは、端末変化は、例えば、ゲームに関連する各種の特典の付与や関連設定の機会付与といったゲームに関連する変化であってもよい。また、例えば、変化条件も付加条件と同様に各動画の視聴に伴い満たされてもよいし、固有条件に基づいて満たされてもよい。さらに、変化条件は関連設定を要件に含んでいてもよい。
【0027】
このように動画配信サービスは、例えば、各動画が視聴された場合にその動画を提供したユーザのゲームに特典を付与したり、或いは各ゲーム動画がそのゲームのプレイ実績を持つユーザによって視聴された場合に関連設定の機会を付与したりするように構成されていてよい。さらに、動画配信サービスは、例えば、ゲーム動画がそのゲームのプレイ実績を持つユーザによって視聴された場合に、その視聴したユーザに特典を付与したり、関連設定の機会を付与したりしてよい。
【0028】
図3及び図4を参照して、動画配信サービスの一例の概要について具体的に説明図する。図3は、付加条件に基づいてゲーム変化が付加される場合の動画配信サービスの概要の一例を説明するための説明図である。図3に示すように、例えば、動画配信サービスは、S1〜S6に対応する工程を含んでいてよい。そして、各ユーザUによってアップロードされた動画の他のユーザUによる視聴に伴い付加条件が満たされた場合に、その動画をアップロードしたユーザUのゲームにゲーム変化が付加されるように、そのユーザUによって使用されるユーザ端末5にゲーム変化を付加するための付加情報を提供してよい。
【0029】
具体的には、例えば、動画配信サービスでは、まずユーザ端末5から動画を表示するための動画データ18がアップロードされてよい(S1)。このアップロードの対象は、例えばユーザ端末5を第1ユーザU1が使用している場合には、その第1ユーザU1に関連する動画に限定されてもよいし、そのような動画に限定されなくともよい。例えば、第1ユーザU1に関連する動画として、第1ユーザU1がプレイしたゲームのゲーム動画が利用されてもよい。つまり、例えば、ユーザ端末5がゲーム機能を発揮するためのゲーム用のアプリケーション(ソフトウェア)の実行に伴いゲーム端末として機能する場合に、そのアプリケーション(以下、ゲームアプリと呼ぶ場合がある)においてプレイされたゲームに対応するゲーム動画を表示するための動画データ18がアップロードされてよい。また、例えば、ユーザ端末5は、このようなゲームの提供、録画、及びアップロードをそのゲームアプリを通じて実行してよい。つまり、ゲームアプリは、ゲームの提供、そのゲームのプレイの動画化、及びその動画に対応する動画データ18のアップロードを実行可能なように構成されていてよい。
【0030】
なお、動画のアップロードは、例えば、動画再生機能を発揮するための動画用のアプリケーション(ソフトフェア)を通じて実行されてもよい。例えば、このような動画用のアプリケーションとしてWebブラウザアプリケーション(以下、Webブラウザと呼ぶ場合がある)が使用されてよい。つまり、動画のアップロードは、ゲームのためのゲームアプリとは別のWebアプリを通じて実行されてもよい。
【0031】
一方、ユーザ端末5は、各ユーザUの指示に従って動画の配信をセンターサーバ2にリクエストしてよい(S2)。例えば、このリクエストには、各ユーザUを識別するためにユーザU毎にユニークなユーザIDの情報が含まれていてよい。具体的には、例えば、ユーザ端末5が第1ユーザU1とは別の第2ユーザU2によって使用されている場合には、ユーザ端末5はセンターサーバ2への配信リクエストの際に、この第2ユーザU2に対応するユーザIDの情報をセンターサーバ2に提供してよい。また、このようなリクエストは、例えば、ユーザ端末5が動画用のアプリケーションの実行に伴い動画表示端末として機能する場合に、そのようなアプリケーションを通じて実行されてよい。例えば、このような動画用のアプリケーションとして、Webブラウザが使用されてよい。つまり、このような動画配信のリクエストは、ゲームアプリとは別のWebアプリを通じて実行されてもよい。あるいは、ゲームアプリを通じて実行されてもよい。
【0032】
続いて、センターサーバ2は、動画に関する情報をリクエスト元のユーザ端末5に提供する(S4)。例えば、センターサーバ2は、このような情報として複数の動画が存在する場合にその一部を推奨するレコメンド情報をユーザ端末5に提供してよい。また、センターサーバ2は、そのような動画の情報として、配信可能な複数の動画のサムネイル(縮小イメージに基づく一覧)を提供してもよい。この場合、例えば、これらの動画のサムネイルは、並べ替え基準に基づいて配置されていてよい。例えば、このような並べ替え基準として、ゲーム進捗度、ゲームランク、ユーザレベル、キャラクタ等が利用されてよい。つまり、センターサーバ2は、例えば、ゲーム進捗度等に基づいて並べ替えられた動画のサムネイルをユーザ端末5にレコメンド情報として提供してよい。
【0033】
次に、ユーザ端末5は、例えば、配信対象の動画を具体的に指定するように、センターサーバ2に再度リクエストを実行してよい(S5)。具体的には、ユーザ端末5は、例えば、各動画のサムネイルに対する選択結果に基づいて、そこで選択された動画の動画データ18の配信をセンターサーバ2にリクエストしてよい。そして、センターサーバ2は、そのようなリクエストに基づいて対象の動画データ18をユーザ端末5に配信してよい(S6)。つまり、センターサーバ2は、複数の動画のうちリクエストされた具体的な動画の動画データ18を特定し、その動画データ18をユーザ端末5に配信してよい。
【0034】
さらに、センターサーバ2は、各動画の視聴に伴い付加条件が満たされた場合(付加条件具備の場合)には、例えば、動画データ18を介してその視聴された動画に関連付けられるユーザUのゲームにゲーム変化が付加されるように、そのユーザUのユーザ端末5に付加情報を提供してよい(S6)。例えば、このような付加情報として、ユーザUに付与されるべき特典の情報や関連設定されるユーザUの情報が利用されてよい。具体的には、例えば、第1ユーザU1によってアップロードされた動画が第2ユーザU2によって視聴された場合に付加条件が満たされてよい(つまり付加条件は視聴だけを要件としてよい)。そして、センターサーバ2は、第1ユーザU1がプレイするゲームに特典が付加されるように、ゲーム変化として付加されるべき特典の情報を第1ユーザU1のユーザ端末5に提供してよい。例えば、各ユーザUの保有するアイテム等の特典がプレイデータ19によって管理されている場合には、このような特典の付与はプレイデータ19に対して実行されてもよい。つまり、センターサーバ2は、このような特典を保有するようにプレイデータ19の内容を更新してよい。また、例えば、センターサーバ2は、このような特典としてポイントを利用してよい。この場合、付加条件は、例えば、視聴数(動画が視聴された回数)を要件に含んでいてよいし、動画がユーザによって評価される場合にはその評価結果を要件に含んでいてもよい。すなわち、付加条件は、視聴数が所定数以上の場合に満たされてもよいし、評価結果が所定値以上の場合や高評価者の数が所定数以上の場合に満たされてもよい。さらに、このようなポイントの付与数は、視聴数や評価結果に応じて変化してもよい。そして、例えば、このようなポイントは、ポイント数に応じて用意された複数のゲーム用の特典(アイテム等、ゲームで直接使用可能なもの)への交換に使用されてもよい。つまり、センターサーバ2は、ゲーム変化として、このようなポイント等の間接的特典(間接的にゲームで使用可能な特典)を利用してよい。また、このようなポイント等の間接的特典は、このような特典の情報を管理するためのデータによって管理されてもよい。つまり、動画の視聴に伴い、このようなデータに間接的特典が付与されてもよい。結果として、このような間接的特典が付加情報として機能してもよい。例えば、このようなデータとして、プレイデータ19が利用されてもよい。具体的には、例えば、このような特典としてポイントがプレイデータ19によって管理されている場合に、センターサーバ2は、視聴に伴い、プレイデータ19のポイントが増加するようにプレイデータ19を更新してもよい。そして、そのようなプレイデータ19を介してユーザ端末5或いはゲームに変化が付与されてもよい。つまり、付加情報は、このようなデータを介してユーザに付与されてもよい。さらに、このような付加情報はゲームの種類と関連付けられていてもよい。具体的には、ユーザ端末5(複数のユーザ端末5であってもよい)によって複数のゲームが提供され、それらにそれぞれ関連する複数のゲーム動画が動画データ18を介して配信される場合に、センターサーバ2は、付加条件の要件として視聴されたゲーム動画に対応するゲームを判別し、そのゲームに関連する付加情報をそのゲーム動画を提供したユーザに付与してもよい。つまり、複数のゲームにそれぞれ対応する複数のゲーム動画が存在する場合に、各ゲーム動画のゲームのためのポイント等の各種の特典等がその動画を提供したユーザに付与されてもよい。あるいは、センターサーバ2は、ゲームにおいて第1ユーザU1と第2ユーザU2との間にフレンド登録等の関連を設定するための設定機会(例えばフレンド登録等を設定するための画面の表示)がゲーム変化として付加されるように、付加情報として第2ユーザU2に対応するユーザIDの情報をユーザ端末5に提供してもよい。具体的には、例えば、このような設定機会として、第1ユーザU1には、第2ユーザU2のフレンド登録等を許可するか否か選択するための許可機会が付与されてもよい。
【0035】
一方、図4は、変化条件に基づいて端末変化が付加される場合の動画配信サービスの一例を説明するための説明図である。また、図4の例は、端末変化として関連設定が利用される場合を示している。この場合、図4に示すように、図3の例に比べて、S7〜S9の工程が更に追加されてよい。そして、これらの工程を通じて、動画配信サービスは、例えば、動画の視聴に伴い変化条件が満たされた場合にその動画を視聴したユーザUのゲームにフレンド申請をするための申請機会を端末変化として付加してよい。また、付加条件の相違に伴い、図3と共通の工程にも変化が生じてよい。例えば、申請機会においてフレンド申請が実行された場合に付加条件が満たされてよい。つまり、付加条件は、関連設定を要件に含み、動画を視聴したユーザUによってフレンド申請が実際に実行された場合に満たされてよい。そして、動画配信サービスは、例えば、そのような申請が実行された場合に、S6の工程においてその動画を提供したユーザUのゲームにそのような関連設定を許可するか否か選択する許可機会をゲーム変化として付加してもよい。
【0036】
具体的には、例えば、図3の例と同様にアップロード(S1)から動画配信(S5)までの工程が実行されてよい。一方、例えば、センターサーバ2は、動画配信(S5)を実行した後(前でもよい)にその配信対象のユーザUによって変化条件が満たされるか否か判別し、変化条件が満たされる場合(変化条件具備の場合)にはその動画配信先のユーザ端末5に端末変化を付与するための内容情報を提供してよい(S7)。より具体的には、例えば、第1ユーザU1によってアップロードされたゲーム動画をそのゲームのプレイ実績を持つ第2ユーザU2が視聴した場合に、センターサーバ2は、ユーザ端末5が申請画面50を表示するために必要な情報を内容情報として第2ユーザU2のユーザ端末5に提供してよい。そして、そのような内容情報に基づいて、ユーザ端末5は変化条件具備に伴う端末変化として申請画面50を表示してよい。
【0037】
また、ユーザ端末5は、例えば、そのような申請画面50に対するユーザUの申請結果をセンターサーバ2に通知してよい(S8)。例えば、申請画面50は、フレンド申請(ライバル申請でもよい)を実現するように構成されていてよい。そして、申請画面50は、例えば、申請の可否を選択するための選択ボタン51を含んでいてよい。つまり、申請画面50は、フレンド登録等の関連設定を申請するための申請機会の提供に使用されてよい。
【0038】
具体的には、例えば、申請画面50は、そのような選択ボタン51として、申請を実行するための“Yes”選択ボタン51A及び申請を拒否するための“No”選択ボタン51Bを含んでいてよい。そして、ユーザ端末5は、これらの選択ボタン51A、51Bに対する選択結果を申請結果としてセンターサーバ2に通知してよい。つまり、例えば、第1ユーザU1によってアップロードされたゲーム動画がそのゲームのプレイ実績を持つ第2ユーザU2によって視聴された場合には、第1ユーザU1をゲームにおいてフレンド登録するか否か選択するための申請画面50がユーザ端末5に表示されてよい。そして、“Yes”選択ボタン51Aが選択された場合には第2ユーザU2から第1ユーザU1へのフレンド申請が実行されるように、申請(関連設定)希望を示す情報がセンターサーバ2に通知されてよい。一方、“No”選択ボタン51Bが選択された場合には、そのような申請が実行されないように、申請拒否を示す情報がセンターサーバ2に通知されてよい。
【0039】
一方、センターサーバ2は、図3の例と同様に、付加条件が満たされる場合にその付加条件の要件として視聴された動画を提供したユーザUのユーザ端末5に付加情報を提供してよい(S6)。この場合において、センターサーバ2は、例えば、ユーザ端末5から申請画面50に対する申請結果を取得した後、例えば、その申請結果に基づいて各動画が付加条件を満たすか否か判別してよい。具体的には、センターサーバ2は、例えば、動画を視聴した第2ユーザU2からその動画を提供した第1ユーザU1にフレンド申請が実行されている場合に付加条件が満たされたと、フレンド申請が実行されていない場合に付加条件が満たされていないと、それぞれ判別してよい。そして、フレンド申請が実行されている場合、つまり付加条件が満たされる場合、センターサーバ2は、ユーザ端末5が許可画面60を表示するために必要な情報を付加情報として第1ユーザU1のユーザ端末5に提供してよい。さらに、そのような付加情報に基づいて、ユーザ端末5は付加条件具備に伴うゲーム変化として許可画面60を表示してよい。
【0040】
また、ユーザ端末5は、例えば、そのような許可画面60に対するユーザUの許可結果をセンターサーバ2に通知してよい(S9)。例えば、許可画面60は、フレンド申請(あるいはライバル申請でもよい)の許可を実現するように構成されていてよい。そして、許可画面60は、例えば、許可の可否を選択するための選択ボタン61を含んでいてよい。つまり、許可画面60は、フレンド申請等の許可の可否を選択するための許可機会の提供に使用されてよい。
【0041】
具体的には、例えば、許可画面60は、そのような選択ボタン61として、申請を許可するための“Yes”選択ボタン61A及び申請を不許可(拒否)するための“No”選択ボタン61Bを含んでいてよい。そして、ユーザ端末5は、これらの選択ボタン61A、61Bに対する選択結果を許可結果としてセンターサーバ2に通知してよい(S9)。つまり、例えば、第2ユーザU2からフレンド申請が実行されている場合に、第2ユーザU2をゲームにおいてフレンド登録するか否か選択するための許可画面60がゲームアプリを通じて表示されてよい。そして、“Yes”選択ボタン61Aが選択された場合には第2ユーザU2が第1ユーザU1のフレンドとして登録されるように、申請許可を示す情報がセンターサーバ2に通知されてよい。一方、“No”選択ボタン61Bが選択された場合には、第2ユーザU2が第1ユーザU1のフレンドとして登録されないように、つまりそのような申請が許可されないように、申請不許可を示す情報がセンターサーバ2に通知されてよい。一例として、動画配信サービスは、このように構成されていてよい。また、例えば、図3及び図4の例において第1ユーザU1が本発明の対応ユーザとして機能してよい。
【0042】
なお、申請画面50及び許可画面60は、ゲーム変化或いは端末変化が付与される限り、例えば、Webブラウザ及びゲームアプリのいずれを通じて表示されてもよい。具体的には、許可画面60は、例えば、Webブラウザを通じて表示されてもよい。そして、そこで許可された場合に、ゲームにおいて関連設定が実行されるように、例えば、センターサーバ2は、次回のゲームアプリ起動時にゲームアプリにおいて関連設定を実行するための情報を付加情報としてゲームアプリに提供してもよい。また、例えば、端末変化の候補として、上述のような特典、フレンド申請、或いはライバル申請等、複数の変化が用意されていてよい。そして、このような複数の変化のうちからユーザUによって選択された変化が実際の端末変化として採用されてよい。具体的には、例えば、特典、フレンド申請、或いはライバル申請のうち、動画をアップロードした第1ユーザU1(動画の提供者)によって選択された変化(例えば図4の例のフレンド申請)が端末変化として第2ユーザU2のユーザ端末5に付与されてよい。また、例えば、第1ユーザU1による選択結果(端末変化の候補のうち選択された変化)の情報は動画のアップロード時にその動画と関連付けられるようにセンターサーバ2に提供されてよい。つまり、S1において、動画データ18とともに、各動画に関連付けられるべき端末変化の内容を示す情報がセンターサーバ2に提供されてよい。ゲーム変化についても同様である。
【0043】
次に、動画データ18及びプレイデータ19の詳細について説明する。動画データ18は、上述のとおり動画を表示するためのデータである。また、動画データ18は、例えば、変化条件等の具備に伴う端末変化等として複数の変化が存在する場合や複数の動画のうち一部の動画にそのような変化が付与される場合(端末変化等が付与される動画と付与されない動画が存在する場合)に、そのような変化の内容を管理するための情報を含んでいてよい。
【0044】
図5は、動画データ18の内容の一例を説明するための説明図である。図5に示すように、動画データ18は、例えば、動画識別情報としての“動画ID”、“管理項目”、及び“表示用データ”の情報を含んでいてよい。“動画ID”は、各動画を識別するための情報である。“動画ID”として、例えば、動画毎にユニークな動画IDの情報が使用されてよい。また、“表示用データ”は、各動画をモニタMOに表示させるために必要なデータである。一方、“管理項目”は、各動画を管理するための情報である。例えば、“管理項目”は、ユーザ識別情報としての“提供者”、内容情報としての“変化内容”、“進行”、及び“詳細”の情報を含んでいてよい。
【0045】
“提供者”は、各動画を提供したユーザUを示す情報である。例えば、“提供者”の情報として、各動画をアップロードしたユーザUに対応するユーザIDの情報が使用されてよい。“変化内容”は、ゲームに付加されるべき変化の内容を示す情報である。例えば、“変化内容”の情報として、付加情報或いは内容情報が記述されてよい。また、例えば、付加情報或いは内容情報として、特典の詳細(アイテムやポイント等)或いは関連設定の詳細(例えばフレンド申請或いはライバル申請)を示す情報が記述されてよい。“進行”の情報は、例えば、動画がゲーム動画の場合に使用されてよい。また、“進行”の情報として、例えば、進行度合いを示す数値がゲームに適時設定されている場合に、そのような数値の情報が利用されてよい。“詳細”は、動画に登場するキャラクタ、プレイするユーザUのレベル(例えばゲーム動画の場合)等の動画の各種の特徴を示す情報である。例えば、“詳細”の情報として、各キャラクタを識別するためにキャラクタ毎にユニークなキャラクタIDの情報、或いはレベルを示す数値の情報等が使用されてよい。そして、動画データ18は、例えば、これらの情報が互いに関連付けられるように記述されたレコードの集合として構成されてよい。また、“動画ID”及び“提供者”の情報を含むことにより動画データ18が本発明の動画管理データとしても機能してよい。
【0046】
また、プレイデータ19は、上述のとおり、各ユーザUに固有の固有情報を管理するためのデータである。図6は、プレイデータ19の内容の一例を説明するための説明図である。図6に示すように、プレイデータ19は、例えば、“ユーザID”、“プレイ実績”、“属性”、“関係者”、及び“申請”の情報を含んでいてよい。そして、例えば、“プレイ実績”、“関係者”、及び“申請”の情報がゲームに関する活動実績の情報として機能してよい。
【0047】
“ユーザID”は、各ユーザUを識別するためのユーザIDの情報である。“属性”は、各ユーザUの属性を示す情報である。例えば、“属性”の情報として、性別或いは年齢を示す情報が使用されてよい。“関係者”は、関連が設定されている他のユーザUを示す情報である。例えば、“関係者”の情報は、各ユーザU間を関連付けるための関連設定がゲームにおいて許容される場合に、使用されてよい。そして、各ユーザU間の関連は、このような関連設定を通じて設定されてよい。また、例えば、このような関連設定として、上述のようにフレンド登録やライバル登録等が採用されてよい。そして、例えば、“関係者”の情報として、このようなフレンド登録等がされている他のユーザUのユーザIDの情報が使用されてよい。また、“申請”は、関連設定の申請の有無を管理するための情報である。例えば、“申請”の情報は、関連設定に許可機会が付与される場合に使用されてよい。具体的には、例えば、“申請”の情報は、申請及び被申請を示す情報を含んでいてよい。また、“申請”の情報は、更に申請者及び被申請者(申請を許可すべき者)を示すユーザIDの情報を含んでいてよい。そして、許可機会の付与の管理に使用されてよい。つまり、例えば、付加条件が関連設定の申請を要件に含む場合に、“申請”の情報は付加条件を満たすか否かの判別に使用されてよい。
【0048】
一方、“プレイ実績”は、ゲームのプレイ実績を示す情報である。例えば、“プレイ実績”は、“ゲームID”、“プレイ日時”、“進行”、及び“成績”の情報を含んでいてよい。“ゲームID”は複数種類のゲームが存在する場合に各ゲームを識別するためにゲーム毎にユニークなゲームIDを示す情報である。また、“プレイ日時”及び“成績”は、ゲームがプレイされた日時及びその時の成績をそれぞれ示す情報である。一方、“進行”は、ゲームの進行度合いを示す情報である。例えば、“進行”の情報として、動画データ18と同様に、進行度合いを示す数値がゲームに適時設定されている場合に、そのような数値の情報が利用されてよい。そして、プレイデータ19は、例えば、これらの情報が互いに関連付けられるように記述されたレコードの集合として構成されてよい。
【0049】
次に、データ配信処理、変化付加処理、及びデータ取得処理について説明する。データ配信処理は、ユーザ端末5のリクエストに応じて動画を配信するための処理である。また、例えば、データ配信処理は、変化条件が満たされる場合に配信先のユーザ端末5に端末変化を付与するように構成されていてよい。より具体的には、例えば、データ配信処理は、図4の例の動画配信サービスのS5、及びS7〜S8に対応する工程を実現するように構成されていてよい。一方、変化付加処理は、付加条件が満たされた場合にゲーム変化を付加するための処理である。例えば、変化付加処理は、図4の例の動画配信サービスのS6及びS9に対応する工程を実現するように構成されていてよい。また、データ取得処理は、ユーザ端末5から動画データ18を取得するための処理である。例えば、データ取得処理は、図4の例のS1に対応する工程を実現するように構成されていてよい。
【0050】
例えば、データ配信処理は図7のルーチンを通じて、変化付加処理は図8のルーチンを通じて、データ取得処理は図9のルーチンを通じて、それぞれセンターサーバ2の制御ユニット10によって実現されてよい。より具体的には、例えば、図7図9のルーチンは、一例として、いずれも制御ユニット10のWebサービス管理部17を通じて実行されてよい。なお、センターサーバ2の制御ユニット10及びユーザ端末5の制御ユニット30は、これらの処理の他にも各種の周知な処理等を、それぞれ単独で或いは互いに協働して実行する。しかし、それらの詳細な説明は省略する。
【0051】
図7は、データ配信処理を実現するためのデータ配信処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。また、図7の例は、変化条件に基づいて配信先のユーザ端末5に端末変化が付与される場合を示している。例えば、図7のルーチンは、ユーザ端末5を通じて動画配信がリクエストされる毎に実行されてよい。より具体的には、図7のルーチンは、例えば、配信対象の動画に関する情報提供(S3)の後に、その情報に基づいて特定の動画の配信がリクエストされる(S4)毎に実行されてよい。
【0052】
図7のルーチンが開始されると、Webサービス管理部17は、まずステップS11において配信対象の動画を特定する。具体的には、Webサービス管理部17は、例えば、ユーザ端末5のリクエストに含まれる動画を指定する情報に基づいて、配信対象の動画を特定してよい。続くステップS12において、Webサービス管理部17は、ステップS11で特定した動画をリクエスト元のユーザ端末5に配信する。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、ステップS11で特定した動画の動画データ18をユーザ端末5に配信することにより、動画の配信を実現してよい。
【0053】
次のステップS13において、Webサービス管理部17は、変化条件が満たされるか否か判別する。例えば、Webサービス管理部17は、変化条件としてプレイ実績の有無が利用される場合に、このような判別をプレイデータ19の“プレイ実績”の情報に基づいて実行してよい。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、配信対象の動画がゲーム動画の場合、リクエスト元のユーザ端末5を使用するユーザU、つまり配信対象のゲーム動画を視聴するユーザU(例えば図4の例での第2ユーザU2)がそのゲーム動画に対応するゲームの“プレイ実績”の情報を有するか否か判別してよい。そして、この判別結果が否定的結果の場合、つまり変化条件が満たされない(例えば図4の例の第2ユーザU2がゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を有していない)場合、Webサービス管理部17は、以降の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。
【0054】
一方、ステップS13の判別結果が肯定的結果の場合、つまり変化条件が満たされる(例えば図4の例の第2ユーザU2がゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を有している)場合、Webサービス管理部17は、ステップS14に進む。ステップS14において、Webサービス管理部17は、変化条件の具備に伴いリクエスト元のユーザUのゲームに付与すべき端末変化の内容の情報を取得する。例えば、Webサービス管理部17は、端末変化の内容が動画データ18の“変化内容”の情報を通じて管理されている場合に、リクエストに含まれるユーザIDを基準に動画データ18から対象のユーザUの“変化内容”の情報を取得することにより端末変化の内容の情報を取得してよい。
【0055】
続くステップS15において、Webサービス管理部17は、リクエスト元のユーザ端末5に内容情報を提供する。例えば、Webサービス管理部17は、ステップS14で取得した端末変化の内容の情報、つまり“変化内容”の情報を内容情報としてユーザ端末5に提供してよい。具体的には、例えば、“変化内容”としてフレンド申請を示す情報が動画データ18に記述されている場合には、Webサービス管理部17は、ユーザ端末5に申請画面50が表示されるように、この申請画面50の表示に必要な情報(例えば申請画面50の提供を指示する情報や動画提供者を示すユーザIDの情報等)を内容情報としてユーザ端末5に提供してよい。
【0056】
次のステップS16において、Webサービス管理部17は、内容情報に基づく変化の付与結果を取得する。例えば、Webサービス管理部17は、このような付与結果として、フレンド申請の申請結果、つまり申請画面50の選択ボタン51に対する選択結果を取得してよい。より具体的には、Webサービス管理部17は、例えば、“Yes”選択ボタン51A及び“No”選択ボタン51Bのうち選択された方の選択ボタン51を示す情報を付与結果として取得してよい。また、Webサービス管理部17は、例えば、“申請”の情報がプレイデータ19によって管理される場合に、その取得した結果を反映するように、ステップS16においてプレイデータ19の内容を更新してもよい。そして、Webサービス管理部17は、ステップS16の処理を終えると、今回のルーチンを終了する。
【0057】
図7のルーチンにより、リクエストに応じた動画の動画データ18がリクエスト元のユーザ端末5に配信される。また、例えば、その配信対象の動画の視聴に伴い変化条件が満たされる場合には、その動画を視聴したユーザUのユーザ端末5に端末変化が付与される。具体的には、例えば、配信対象のゲーム動画を視聴したユーザUがそのゲーム動画のゲームをプレイしたことがある場合に、そのユーザUのユーザ端末5に申請画面50が表示される。そして、例えば、そのような申請画面50を通じてフレンド申請をするための申請機会が提供される。つまり、例えば、図4の例のS5、及びS7〜S8に対応する工程が実現される。
【0058】
一方、図8は、変化付加処理を実現するための変化付加処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。例えば、図8のルーチンは、ユーザ端末5からリクエストされる毎に実行されてよい。また、ユーザ端末5は、例えば、このようなリクエストをゲームアプリが起動(使用)される毎に実行してよい。つまり、図8のルーチンは、例えば、ユーザ端末5においてゲームアプリが起動される毎に実行されてよい。
【0059】
図8のルーチンが開始されると、Webサービス管理部17は、まずステップS21において対象のユーザUを特定する。例えば、ゲームアプリは起動時にユーザIDの入力を要求するように構成されていてよい。また、ユーザ端末5は、このようなユーザIDの情報を含むように、図8のルーチンをリクエストしてよい。そして、例えば、Webサービス管理部17は、このようなユーザ端末5のリクエストに含まれるユーザIDの情報に基づいて実行されてよい。あるいは、Webサービス管理部17は、ユーザIDの提供をユーザ端末5にリクエストしてもよい。
【0060】
続くステップS22において、Webサービス管理部17は、付加条件が満たされるか否か判別する。例えば、Webサービス管理部17は、プレイ実績が付加条件の要件として利用される場合には、ステップS21で特定したユーザU(例えば図4の例の第1ユーザU1)によってアップロードされたゲーム動画がそのゲームのプレイ実績を持つユーザU(例えば図4の例の第2ユーザU2)によって視聴された場合に、付加条件が満たされたと判別してよい。また、例えば、Webサービス管理部17は、関連設定が付加条件の要件として利用される場合には、ステップS21で特定したユーザUのプレイデータ19に含まれる“申請”の情報に基づいて付加条件が満たされるか否か判別してよい。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、プレイデータ19の“申請”の情報が申請ありを示す場合、つまり申請画面50を通じてフレンド登録等の関連設定の申請が実行されている場合に、付加条件が満たされたと判別してよい。一方、例えば、プレイデータ19の“申請”の情報が申請あり示していない(例えば申請なしを示す)場合、つまり申請画面50を通じてフレンド登録等の関連設定の申請が実行されていない場合(例えばゲーム動画が視聴されていない場合、視聴されていても視聴したユーザUがそのゲームのプレイ実績を持っていない場合を含んでよい)、Webサービス管理部17は付加条件が満たされていないと判別してよい。そして、この判別結果が否定的結果の場合、つまり付加条件が満たされない場合、Webサービス管理部17は以降の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。
【0061】
なお、例えば、付加条件が動画の視聴に伴い満たされる場合、プレイデータ19は“申請”に代わりそのような視聴の有無を管理するための情報を含んでいてよい。つまり、付加条件の要件に応じてそのような要件が適宜のデータによって管理されてよい。そして、ステップS21では、そのようなデータに基づいて付加条件が満たされるか否か判別されてよい。
【0062】
一方、ステップS22の判別結果が肯定的結果の場合、つまり付加条件が満たされる場合、Webサービス管理部17はステップS23に進む。ステップS23において、Webサービス管理部17は、リクエスト元のユーザ端末5(例えばゲームアプリを起動したユーザ端末5)に付加情報を提供する。具体的には、Webサービス管理部17は、例えば、ユーザ端末5に許可画面60が表示されるように、この許可画面60の表示に必要な情報(例えば許可画面60の提供を指示する情報や申請者を示すユーザIDの情報等)を付加情報としてユーザ端末5に提供してよい。
【0063】
続くステップS24において、Webサービス管理部17は、付加情報に基づくゲーム変化の付加結果を取得する。例えば、Webサービス管理部17は、このような付加結果として、フレンド申請に対する許可結果、つまり許可画面60の選択ボタン61に対する選択結果を取得してよい。より具体的には、Webサービス管理部17は、例えば、“Yes”選択ボタン61A及び“No”選択ボタン61Bのうち選択された方の選択ボタン61を示す情報を付加結果として取得してよい。また、Webサービス管理部17は、例えば、“関係者”の情報がプレイデータ19によって管理される場合に、その取得した結果を反映するように、ステップS16においてプレイデータ19の内容を更新してもよい。つまり、Webサービス管理部17は、例えば、許可画面60において“Yes”選択ボタン61Aが選択された場合に、プレイデータ19の“関係者”の情報に今回の設定結果が反映されるように(例えば図4の場合、第1ユーザU1の“関係者”の情報に第2ユーザU2に対応するユーザIDの情報が追加されるように)、ステップS24においてプレイデータ19の内容を更新してもよい。そして、Webサービス管理部17は、ステップS24の処理を終えると、今回のルーチンを終了する。
【0064】
図8のルーチンにより、例えば、動画の視聴に伴い付加条件が満たされた場合に、その動画をアップロードしたユーザUのゲームにゲーム変化が付加される。具体的には、例えば、ゲーム動画を視聴したユーザUからフレンド申請が実行された場合に付加条件が満たされ、その付加条件の具備に伴うゲーム変化としてそのゲーム動画を提供したユーザUのユーザ端末5に許可画面60が表示される。そして、そのような許可画面60を通じてフレンド申請を許可するか否か選択するための許可機会が提供される。つまり、例えば、図4の例のS6及びS9に対応する工程が実現される。
【0065】
また、図9は、データ取得処理を実現するためのデータ取得処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。例えば、図9のルーチンは、ユーザ端末5からデータ送信のリクエストされる毎に実行されてよい。図9のルーチンが開始されると、Webサービス管理部17は、まずステップS31においてユーザ端末5から送信対象の動画データ18を取得する。また、端末変化が複数の候補から選択される場合には、Webサービス管理部17は、ステップS31において動画データ18とともに、ユーザUによって選択された端末変化に対応する情報をその動画データ18の動画に対応付けられるべき端末変化の内容としてユーザ端末5から取得してよい。
【0066】
続くステップS32において、Webサービス管理部17は、ステップS31で取得した内容が反映れるように動画データ18を更新する。具体的には、例えば、Webサービス管理部17は、ステップS31で取得した動画データ18を追加等することにより、この動画データ18に対応する動画が表示されるように、既存の動画データ18の内容を更新する。また、例えば、Webサービス管理部17は、ステップS31において端末変化の内容を取得している場合には、端末変化の内容が“変化内容”に反映されるように、既存の動画データ18の内容を更新してよい。例えば、Webサービス管理部17は、動画データ18が複数の動画にそれぞれ対応する複数の動画データ18を含む場合には、ステップS31で取得した動画データ18(“変化内容”を含んでよい)を追加することにより、このような更新を実現してよい。つまり、このような更新は、新しい動画に対応する動画データ18の追加によって実現されてよい。そして、ステップS32の処理を終えると、Webサービス管理部17は、今回のルーチンを終了する。これにより、ユーザ端末5から各動画に対応する動画データ18がアップロードされる。また、端末変化として複数の変化が用意されている場合には、それらの変化のうち動画の提供者によって選択された変化に対応する情報がユーザ端末5から取得される。つまり、図4の例のS1の工程が実現される。
【0067】
以上に説明したように、この形態によれば、動画の視聴を要件に含む変化条件が満たされた場合に、その動画を視聴したユーザUのユーザ端末5に端末変化が付与される。このため、動画の視聴を端末変化に直接関連付けることができる。具体的には、例えば、図4の例では、変化条件の具備に伴い動画を視聴した第2ユーザU2のユーザ端末5に関連設定のための申請画面50が端末変化として表示される。このため、このような申請が別途必要な場合に比べて、関連設定のための手続きを少なくすることができる。これにより、このような申請画面50が提供されない場合に比べて、より容易に関連設定を実現することができるので、動画の視聴をより促進することができる。
【0068】
また、端末変化として、ゲームに関連する変化が採用される場合には、動画の視聴をゲームと直接関連付けることができる。具体的には、例えば、ゲーム動画の視聴に伴いそのゲームに関連する特典が付与される場合には、そのゲームの利用を促進することもできる。また、例えば、ゲーム動画の視聴に伴いゲームにおけるフレンド登録等の申請機会が付与される場合には、そのような関連設定を通じてユーザにゲームに対する興味を抱かせることができる。特に、ゲームのフレンド登録等がゲームアプリを通じて実行される場合には、ゲームアプリの利用を促進することができる。つまり、ゲームアプリの利用機会を増やすことができる。結果として、これらのような端末変化を利用することにより、動画の視聴をゲーム利用の促進につなげることもできる。
【0069】
さらに、動画配信サービスにおいて付加条件が利用されるときには、動画の視聴に伴い付加条件が満たされる場合に、その動画に動画データ18によって関連付けられるユーザUにゲーム変化を付加するための付加情報が付与される。このため、各動画の視聴を、動画データ18を介して動画の視聴者以外のユーザUのゲームに直接関連付けることができる。具体的には、例えば、ゲーム動画が視聴された場合にそのゲーム動画を提供したユーザUのゲームに特典等のゲーム変化を付加するためのポイントを付与することができる。つまり、そのようなユーザのゲームに、付加情報を介して特典或いは関連設定の機会(申請に対する許可機会を含む)等のゲーム変化を付加することができる。これにより、このような付加情報或いはゲーム変化が付加されない場合に比べて、ゲーム動画の提供をより促進することができる。
【0070】
以上の形態において、センターサーバ2の制御ユニット10が、図7のルーチンを実行することにより本発明の内容情報提供手段として機能する。また、センターサーバ2の制御ユニット10が、図9のルーチンを実行することにより本発明のデータ取得手段として機能する。さらに、センターサーバ2の制御ユニット10が、図8のルーチンを実行することにより本発明の情報付与手段として機能する。同様に、センターサーバ2の制御ユニット10が、例えば図8のルーチンのステップS21或いは図7のルーチンのステップS16(プレイデータ19の“申請”の情報等、付加情報具備の判別に使用される情報を更新するためにユーザが特定される場合)の処理を実行することにより本発明のユーザ特定手段として機能する。一方、センターサーバ2の記憶ユニット11が、動画データ18を記憶することにより本発明の配信データ記憶手段及び管理データ記憶手段として機能する。
【0071】
本発明は上述の形態に限定されず、適宜の形態にて実施することができる。例えば、上述の形態では、ユーザ端末5がソフトウェアの相違により動画表示端末及びゲーム端末の両方として機能している。しかし、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、ユーザ端末5は、ハードの相違を通じて、動画表示端末又はゲーム端末として機能してもよい。つまり、例えば、パーソナルコンピュータ及びタブレットといった別々の2台のユーザ端末5が動画表示端末及びゲーム端末としてそれぞれ機能してもよい。さらに、例えば、センターサーバ2には、ユーザ端末5の他にも有料或いは無料で所定範囲のゲームをプレイさせる業務用(商業用)のゲーム機がゲーム端末としてネットワーク3を介して接続されてよい。また、この場合、このようなゲーム機は、ゲーム端末専用として使用されてもよい。
【0072】
以下に、上述の内容から得られる本発明の一例を記載する。なお、以下の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0073】
本発明のサーバ装置は、ネットワーク(3)を介して接続されるリクエスト端末(5)に配信されるべき配信用データ(18、19)を記憶する配信データ記憶手段(11)を備え、前記リクエスト端末からの要求に応じて前記配信用データを前記リクエスト端末に配信するサーバ装置(2)であって、各動画を表示するための動画データ(18)が前記配信用データとして機能するように前記リクエスト端末が各動画の表示に使用される動画表示端末(5)を含む場合に、各ユーザを識別するためのユーザ識別情報(例えば“提供者”)と各動画を識別するための動画識別情報(例えば動画ID)とが関連付けられて記述された動画管理データ(18)を記憶する管理データ記憶手段(11)と、各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされる場合に、当該付加条件を満たすために前記動画表示端末を通じて視聴された動画に前記ユーザ識別情報を介して対応する対応ユーザ(U1)を前記動画管理データに基づいて特定するユーザ特定手段(10)と、前記リクエスト端末がゲームを提供するゲーム端末(5)を含む場合に、前記ユーザ特定手段の特定結果に基づいて、前記ゲームにゲーム変化を付加するための付加情報を前記対応ユーザに付与する情報付与手段(10)と、を備えている。
【0074】
本発明によれば、動画の視聴に伴い付加条件が満たされる場合に、その動画に動画管理データによって関連付けられるユーザにゲーム変化を付加するための付加情報が付与される。このため、各動画の視聴を、動画管理データを介して動画の視聴者以外のユーザのゲームに直接関連付けることができる。具体的には、例えば、動画が視聴された場合にその動画を提供したユーザのゲームに特典等のゲーム変化を付加するためのポイントを付与ことができる。これにより、このような付加情報が付与されない場合に比べて、動画の提供をより促進することができる。なお、本発明のサーバ装置の用語は、一台の物理的サーバ装置に限らず、複数の物理的装置としてのサーバ群によって構成される一台の論理的なサーバ装置を含んでよい。具体的には、本発明のサーバ装置は、例えば、動画表示端末として機能するリクエスト端末が接続される動画用のサーバ装置、及びゲーム端末として機能するリクエスト端末が接続されるゲーム用のサーバ装置を含んでいてよい。そして、動画用のサーバ装置及びゲーム用のサーバ装置は物理的に別のサーバ装置であってもよい。つまり、本発明のサーバ装置は、このような別々の機能を有する複数の物理的装置を含むサーバ群によって構成されてもよい。
【0075】
ゲーム変化として、ゲームに関連する各種の変化が採用されてよい。例えば、ゲーム変化として、ゲームにおいてその動画を視聴したユーザとの間に関連を設定するためのフレンド登録等の申請機会の付与が利用されてもよい。あるいは、ゲーム変化として、ゲームに関連する各種の特典(ポイント付与等のゲームの進行に有利に寄与するものや希少性のある装飾物等)が付与されてもよい。具体的には、例えば、本発明のサーバ装置の一態様として、前記ゲーム変化として、各ユーザ間に関連を設定するための設定機会(50、60)が利用され、前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記設定機会が付与されるように、前記設定機会を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与してもよい。あるいは、本発明のサーバ装置の一態様において、前記ゲーム変化として、前記ゲームにおいて有利に作用する特典が利用され、前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記特典が付与されるように、前記特典を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与してもよい。さらに、前記情報付与手段は、前記ゲームが複数のゲームを含み、前記動画データによって前記複数のゲームにそれぞれ関連する複数のゲーム動画が表示される場合に、前記複数のゲームのうち前記付加条件の要件として視聴されたゲーム動画に対応するゲームを判別し、当該ゲームに前記ゲーム変化を付加するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与してもよい。
【0076】
また、付加条件として、動画の視聴を要件に含む限り、各種の条件が採用されてよい。例えば、付加条件は、動画の視聴に伴い満たされてもよい。つまり、付加条件は、動画の視聴だけを要件に含んでいてもよい。あるいは、付加条件は、他の要件を含んでいてもよい。例えば、このような他の要件として、各ユーザの固有の固有情報(ユーザの属性やプレイ実績等)が利用されてもよい。また、例えば、固有情報のうちプレイ実績の情報が他の要件として使用されてもよい。具体的には、例えば、本発明のサーバ装置の一態様において、前記付加条件は、各ゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つユーザ(U2)によって各ゲーム動画が視聴されたときに満たされ、前記ユーザ特定手段は、前記対応ユーザとして各ゲーム動画を提供したユーザを特定してもよい。
【0077】
一方、本発明のコンピュータプログラム(15)は、前記配信データ記憶手段及び前記管理データ記憶手段を備えるコンピュータ(10)を、上述のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたものである。本発明のコンピュータプログラムが実行されることにより、本発明のサーバ装置を実現することができる。
【符号の説明】
【0078】
2 センターサーバ(サーバ装置)
3 ネットワーク
5 ユーザ端末(動画表示端末、ゲーム端末)
10 制御ユニット(コンピュータ、ユーザ特定手段、情報付与手段)
15 サーバ用プログラム(コンピュータプログラム)
11 記憶ユニット(配信データ記憶手段、管理データ記憶手段)
18 動画データ(動画管理データ)
U ユーザ
U1 第1ユーザ(対応ユーザ)
U2 第2ユーザ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2017年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して接続されるリクエスト端末に配信されるべき配信用データを記憶する配信データ記憶手段を備え、前記リクエスト端末からの要求に応じて前記配信用データを前記リクエスト端末に配信するサーバ装置であって、
各動画を表示するための動画データが前記配信用データとして機能するように前記リクエスト端末が各動画の表示に使用される動画表示端末を含む場合に、各ユーザを識別するためのユーザ識別情報と各動画を識別するための動画識別情報とが関連付けられて記述された動画管理データを記憶する管理データ記憶手段と、
各動画の視聴を要件に含む付加条件が満たされる場合に、当該付加条件を満たすために前記動画表示端末を通じて視聴された動画に前記ユーザ識別情報を介して対応する対応ユーザを前記動画管理データに基づいて特定するユーザ特定手段と、
前記リクエスト端末がゲームを提供するゲーム端末を含む場合に、前記ユーザ特定手段の特定結果に基づいて、前記ゲームにゲーム変化を付加するための付加情報を前記対応ユーザに付与する情報付与手段と、
を備え
前記情報付与手段は、前記ゲームが複数のゲーム及び当該複数のゲームにそれぞれ対応する複数のゲーム変化を含み、前記動画データによって前記複数のゲームにそれぞれ関連する複数のゲーム動画が表示される場合に、前記複数のゲームのうち前記付加条件の要件として視聴されたゲーム動画に対応するゲームを判別し、当該ゲームに対応するゲーム変化を付加するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、サーバ装置。
【請求項2】
前記ゲーム変化として、各ユーザ間に関連を設定するための設定機会が利用され、
前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記設定機会が付与されるように、前記設定機会を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記ゲーム変化として、前記ゲームにおいて有利に作用する特典が利用され、
前記情報付与手段は、前記対応ユーザがプレイする前記ゲームに前記特典が付与されるように、前記特典を付与するための前記付加情報を前記対応ユーザに付与する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記付加条件は、各ゲーム動画に対応するゲームのプレイ実績を持つユーザによって各ゲーム動画が視聴されたときに満たされ、
前記ユーザ特定手段は、前記対応ユーザとして各ゲーム動画を提供したユーザを特定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記配信データ記憶手段及び前記管理データ記憶手段を備えるコンピュータを、請求項1〜のいずれか一項に記載のサーバ装置の各手段として機能させるように構成されたコンピュータプログラム。