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特開2019-139699エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-139699(P2019-139699A)
(43)【公開日】2019年8月22日
(54)【発明の名称】エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法
(51)【国際特許分類】
   G05B 23/02 20060101AFI20190726BHJP
【FI】
   G05B23/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2018-25070(P2018-25070)
(22)【出願日】2018年2月15日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(74)【代理人】
【識別番号】100201743
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 和真
(72)【発明者】
【氏名】清田 英男
【テーマコード(参考)】
3C223
【Fターム(参考)】
3C223BA03
3C223BB01
3C223CC02
3C223DD03
3C223EB01
3C223EB07
3C223FF03
3C223FF12
3C223FF13
3C223FF14
3C223FF15
3C223GG01
3C223HH02
(57)【要約】
【課題】監視システムを構成する各装置間での情報の連携を確認するための、監視ポイントに関する情報を、表示させることができるエンジニアリング装置を提供する。
【解決手段】複数の装置のうちの第1の装置が管理する複数の監視ポイントのうちから、対象監視ポイントの指定を受け付けるポイント指定受付部112と、階層構造において第1の装置の上位層または下位層に属し、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する、1つ以上の第2の装置を特定する装置特定部13と、第1の装置、および、装置特定部13が特定した第2の装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報を取得する情報取得部14と、情報取得部14が取得した対象監視ポイントに関する情報を表示させる情報表示制御部122とを備えた。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
階層構造を有する複数の装置がネットワークを介して接続されて構成され施設内の監視ポイントを監視または制御する監視システムを構築するエンジニアリング装置であって、
前記複数の装置のうちの第1の装置が管理する複数の監視ポイントのうちから、対象監視ポイントの指定を受け付けるポイント指定受付部と、
前記階層構造において前記第1の装置の上位層または下位層に属し、前記ポイント指定受付部が受け付けた対象監視ポイントを管理する、1つ以上の第2の装置を特定する装置特定部と、
前記第1の装置、および、前記装置特定部が特定した第2の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した前記対象監視ポイントに関する情報を表示させる情報表示制御部
とを備えたエンジニアリング装置。
【請求項2】
前記情報表示制御部は、
前記第1の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報と、前記第2の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報とを、同一画面内に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載のエンジニアリング装置。
【請求項3】
前記情報表示制御部は、
前記第1の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報と、前記第2の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報とを切り替えて表示させる
ことを特徴とする請求項1記載のエンジニアリング装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記第2の装置で保持されている、前記対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を取得し、
前記情報表示制御部は、
前記情報取得部が取得したオブジェクト情報を表示させるとともに、前記対象監視ポイントに関する情報については強調表示させる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のエンジニアリング装置。
【請求項5】
前記階層構造に基づき、前記情報表示制御部が前記対象監視ポイントに関する情報を表示させている画面に設けられた階層表示領域に、前記第1の装置および前記第2の装置を示す情報を階層表示させる階層表示制御部を備え、
前記情報表示制御部は、
前記階層表示制御部が階層表示させた、前記第2の装置を示す情報を強調表示させる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のエンジニアリング装置。
【請求項6】
前記装置特定部が前記第2の装置を特定できなかった場合、または、前記情報取得部が前記第1の装置または前記第2の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報を取得できなかった場合、エラー情報を表示させるエラー表示制御部を備えた
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のエンジニアリング装置。
【請求項7】
階層構造を有する複数の装置がネットワークを介して接続されて構成され施設内の監視ポイントを監視または制御する監視システムを構築するエンジニアリング装置によるエンジニアリング方法であって、
ポイント指定受付部が、前記複数の装置のうちの第1の装置が管理する複数の監視ポイントのうちから、対象監視ポイントの指定を受け付けるステップと、
装置特定部が、前記階層構造において前記第1の装置の上位層または下位層に属し、前記ポイント指定受付部が受け付けた対象監視ポイントを管理する、1つ以上の第2の装置を特定するステップと、
情報取得部が、前記第1の装置、および、前記装置特定部が特定した第2の装置で保持されている前記対象監視ポイントに関する情報を取得するステップと、
情報表示制御部が、前記情報取得部が取得した前記対象監視ポイントに関する情報を表示させるステップ
とを備えたエンジニアリング方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、施設内に設置された制御機器の監視または制御を行う監視システムを構築するエンジニアリング装置、および、エンジニアリング方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、建物内の複数の制御機器の監視または制御を行う監視システムとして、BACnet(Building Automation and Control Network)などのオープンネットワークを用いて、空調設備、照明設備、電気設備、または、防災設備等の制御機器が接続される監視システムが普及している。
監視システムを構築する際は、エンジニアリング装置が、例えば、監視装置で管理を行う制御機器情報、監視ポイント情報、オブジェクト情報等の管理情報を記録したJOBファイルを作成している。また、エンジニアリング装置は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置で管理を行う上位コントローラを動作させるための動作ファイルを作成し、当該動作ファイルを、BACnetを介して、対応する上位コントローラにダウンロードしている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−153827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
監視システムにおいて、管理者等は、エンジニアリング装置から、監視装置および上位コントローラ等、監視システムを構成する各装置間での制御機器に関する情報の連携が正しく行われていることを確認する。以下、監視システムに接続される制御機器を「監視ポイント」ともいう。
監視システムを構成する各装置は階層構造を有し、上位層の装置と、当該上位層の装置と紐付けられた下位層の装置とで、監視ポイントの計測値等、監視ポイントに関する情報の連携を行っている。管理者等は、各装置を階層構造に沿って順番に指定し、各装置で管理されている監視ポイントに関する情報をそれぞれ表示装置に表示させて順番に追って確認していくことで、各装置間での情報の連携が正しく行われていることを確認していた。
一方、計測値等の内容は逐次変化するため、管理者等は、迅速に各装置間における監視ポイントに関する情報の確認を行う必要がある。
【0005】
しかしながら、各装置で管理されている監視ポイントに関する情報は、膨大な量である。そのため、管理者等が、ある装置で管理されている、監視ポイントに関する情報を表示させた後、確認したい情報を探し出し、当該確認したい情報を連携している、上位層または下位層の装置を特定後、特定した、上位層または下位層の装置で管理されている、監視ポイントに関する情報を表示させるまでに、膨大な時間を要する。また、管理者等は、上位層または下位層の装置で管理されている膨大な量の監視ポイントに関する情報を表示させた後、表示された監視ポイントに関する情報から、所望の情報を探し当てるまで、さらに時間を要する。
【0006】
よって、管理者等が、各装置における所望の監視ポイントに関する情報の確認を行う間に、各装置における、監視ポイントに関する情報の内容は変化してしまう。その結果、管理者等は、各装置間での情報の連携が正しく行われていることの確認ができない。
このように、管理者等が、監視システムを構成する各装置間で監視ポイントに関する情報の連携が正しく行われていることを確認するために、的確に監視ポイントに関する情報を表示させ確認作業を行うことは、困難であるという課題があった。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、監視システムを構成する各装置間での情報の連携を確認するための、監視ポイントに関する情報を、表示させることができるエンジニアリング装置、および、エンジニアリング方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るエンジニアリング装置は、階層構造を有する複数の装置がネットワークを介して接続されて構成され施設内の監視ポイントを監視または制御する監視システムを構築するエンジニアリング装置であって、複数の装置のうちの第1の装置が管理する複数の監視ポイントのうちから、対象監視ポイントの指定を受け付けるポイント指定受付部と、階層構造において第1の装置の上位層または下位層に属し、ポイント指定受付部が受け付けた対象監視ポイントを管理する、1つ以上の第2の装置を特定する装置特定部と、第1の装置、および、装置特定部が特定した第2の装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した対象監視ポイントに関する情報を表示させる情報表示制御部とを備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、監視システムを構成する各装置間での情報の連携を確認するための、監視ポイントに関する情報を、表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施の形態1に係るエンジニアリング装置を備えた監視システムの構成例を示す図である。
図2】実施の形態1において監視装置が保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
図3】実施の形態1において上位コントローラが保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
図4】実施の形態1において下位コントローラが保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
図5】実施の形態1に係るエンジニアリング装置の構成例を示すブロック図である。
図6】実施の形態1において、階層表示制御部が表示部に表示させる階層表示画面のイメージの一例を説明するための図である。
図7】実施の形態1に係るエンジニアリング装置の動作の一例を説明するフローチャートである。
図8】実施の形態1において、情報表示制御部が表示部に表示させたオブジェクト情報表示画面の一例を説明するための図である。
図9】実施の形態1において、情報表示制御部が、対象監視ポイントに関する情報を強調して表示部に表示させたオブジェクト情報表示画面の一例を説明するための図である。
図10】実施の形態1において、情報表示制御部が、対象監視ポイントに関する情報を強調して表示部に表示させたオブジェクト情報表示画面のその他の一例を説明するための図である。
図11】実施の形態1において、情報表示制御部が、複数の装置のオブジェクト情報を表示したオブジェクト情報表示画面を並べて表示させた画面の一例を説明するための図である。
図12】実施の形態1において、情報表示制御部が、オブジェクト情報表示画面の対象監視ポイントに関する情報と、階層表示画面において、オブジェクト情報表示画面でオブジェクト情報を表示させている装置を示す情報とを、強調して表示させた画面の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1を備えた監視システムの構成例を示す図である。
実施の形態1において、監視システムは、例えば、ビル監視システムまたはプラント監視システム等に適用される。監視システムは、通信ネットワークとして、例えば、BACnetを用いる。
監視システムは、図1に示すように、エンジニアリング装置1と、監視装置2と、表示装置3と、1つ以上の上位コントローラ4と、1つ以上の下位コントローラ5等から構成される。監視装置2と、上位コントローラ4と、下位コントローラ5とは、階層構造を有する。具体的には、監視装置2と上位コントローラ4とは親と子の関係にあり、監視装置2と下位コントローラ5とは親と孫の関係にある。監視装置2を親装置とすると、上位コントローラ4は監視装置2の子装置であり、下位コントローラ5は監視装置2の孫装置である。
エンジニアリング装置1と上位コントローラ4とはネットワークを介して接続される。
また、上位コントローラ4は、下位ネットワークを介して下位コントローラ5および制御機器(図示省略)と接続される。制御機器とは、センサ、照明、スイッチ、モータ等であり、施設内に設置される。
【0012】
なお、図1では、上位コントローラ4および下位コントローラ5は、それぞれ2台示しているが、これは一例に過ぎない。監視システムにおいて、ネットワークおよび下位ネットワークには、1つ以上の上位コントローラ4と、1つ以上の下位コントローラ5が接続される。
【0013】
エンジニアリング装置1は、監視システムの構築等を行うものである。エンジニアリング装置1は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
エンジニアリング装置1は、監視システムの構築等を行う場合、BACnetの規格にあわせて、監視装置2で監視または制御を行う上位コントローラ4、下位コントローラ5、および、制御機器の構成情報またはI/O情報等の管理情報を記録したJOBファイルを作成する。また、エンジニアリング装置1は、作成したJOBファイルに基づいて、各上位コントローラ4および下位コントローラ5を動作させるための動作ファイルを作成して、対応する上位コントローラ4および下位コントローラ5にダウンロードする。具体的には、管理者等が、エンジニアリング装置1から、動作ファイルの作成を行い、生成した動作ファイルを、上位コントローラ4および下位コントローラ5にダウンロードする。
エンジニアリング装置1は、JOBファイルに基づいて動作ファイルを作成する際、エンジニアリングツールを使用する。エンジニアリングツールは、管理者等によって、適宜、エンジニアリング装置1にインストールされる。
【0014】
監視装置2は、BACnetを介して接続される1つ以上の上位コントローラ4および1つ以上の下位コントローラ5を監視または制御する。監視装置2による監視情報または制御情報は、表示装置3に表示される。
表示装置3は、例えば、ディスプレイである。
【0015】
上位コントローラ4は、監視装置2による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される1つ以上の下位コントローラ5を監視または制御する。上位コントローラ4は、エンジニアリング装置1からダウンロードされた動作ファイルに基づいて動作する。
【0016】
下位コントローラ5は、上位コントローラ4による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される1つ以上の制御機器を監視または制御する。下位コントローラ5は、エンジニアリング装置1からダウンロードされた動作ファイルに基づいて動作する。以下、実施の形態1において、下位コントローラ5が監視または制御する制御機器を監視ポイントともいう。
【0017】
エンジニアリング装置1にて作成された動作ファイルがダウンロードされると、上位コントローラ4および下位コントローラ5は、ダウンロードされた動作ファイルを展開する。
下位コントローラ5は、予め設定された周期で、監視ポイントから、監視ポイントが取得する計測値を収集し、保持する。以下、実施の形態1において、監視ポイントが取得する計測値を監視ポイントデータともいう。
上位コントローラ4は、下位コントローラ5から監視ポイントデータを収集し、保持する。
監視装置2は、上位コントローラ4を介して、下位コントローラ5が収集した監視ポイントデータを収集し、保持する。
【0018】
実施の形態1において、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5は、動作ファイルをダウンロードすることで、管理する監視ポイント毎に当該監視ポイントの設定等の情報を定義したオブジェクト情報を保持しており、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5は、当該オブジェクト情報に、収集した監視ポイントデータを付与する。
【0019】
また、エンジニアリング装置1は、監視システムに接続されると、監視装置2、上位コントローラ4、または、下位コントローラ5にアクセスすることで、当該監視装置2、上位コントローラ4、または、下位コントローラ5が現在保持している、監視ポイントデータが付与されたオブジェクト情報を参照または取得することができる。
【0020】
ここで、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5がそれぞれ保持するオブジェクト情報の内容の一例について説明する。
図2は、実施の形態1において監視装置2が保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
図3は、実施の形態1において上位コントローラ4が保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
図4は、実施の形態1において下位コントローラ5が保持するオブジェクト情報の内容の一例を示す図である。
なお、図2図4は、エンジニアリング装置1が、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5が保持するオブジェクト情報を取得し、表示装置3に表示させた画面例としており、各オブジェクト情報の内容の一例を示している。
【0021】
図2に示すように、監視装置2が保持するオブジェクト情報では、監視装置2自身が管理する監視ポイント毎に、監視ポイントに関する情報(図2の201参照)と、監視装置2と紐付けられ、階層構造において、当該監視装置2の直下位に位置する上位コントローラ4を特定するための情報(図2の202参照)とが対応付けられている。
【0022】
図3に示すように、上位コントローラ4が保持するオブジェクト情報では、上位コントローラ4自身が管理する監視ポイント毎に、監視ポイントに関する情報(図3の301参照)と、上位コントローラ4と紐付けられ、階層構造において、当該上位コントローラ4の直下位に位置する下位コントローラ5を特定するための情報(図3の302参照)とが対応付けられている。
【0023】
下位コントローラ5は、最下位層に属するため、下位コントローラ5のオブジェクト情報では、下位コントローラ5自身が管理する監視ポイント毎の当該監視ポイントに関する情報(図4の401参照)は、下位コントローラ5の直下位に位置する装置を特定するための情報とは対応付けられない。
【0024】
例えば、下位コントローラ5は、上位コントローラ4のオブジェクト情報に含まれる、下位コントローラ5を特定するための情報を辿って、当該下位コントローラ5と紐付く、当該下位コントローラ5の上位層に属する上位コントローラ4を特定し、当該下位コントローラ5が収集した監視ポイントデータを、上位コントローラ4に受け渡す。
また、例えば、上位コントローラ4は、監視装置2のオブジェクト情報に含まれる、上位コントローラ4を特定するための情報を辿って、当該上位コントローラ4と紐付く、当該上位コントローラ4の上位層に属する監視装置2を特定し、上位コントローラ4が収集した監視ポイントデータを、監視装置2に受け渡す。
このように、例えば、最下位層に属する下位コントローラ5で収集された監視ポイントデータ等は、上位コントローラ4を経由し、最上位層に属する監視装置2まで連携される。
【0025】
実施の形態1に係るエンジニアリング装置1は、図2図4に示すようなオブジェクト情報に基づき、監視装置2、上位コントローラ4、または、下位コントローラ5が管理する監視ポイントの指定を受け付け、指定された監視ポイントを管理する、監視装置2、上位コントローラ4、または、下位コントローラ5を特定する。そして、特定した監視装置2、上位コントローラ4、または、下位コントローラ5から、現在の監視ポイントデータに関する情報を含むオブジェクト情報を取得し、表示させることができる。詳細は後述する。
【0026】
なお、上位コントローラ4のオブジェクト情報において、監視ポイント毎に、当該上位コントローラ4の直上位に位置する監視装置2を特定するための情報が対応付けられるようにしてもよい。
また、下位コントローラ5のオブジェクト情報において、監視ポイント毎に、当該下位コントローラ5の直上位に位置する上位コントローラ4を特定するための情報が対応付けられるようにしてもよい。
その場合、監視装置2の直上位に位置する装置は存在しないため、図2に示すような監視装置2のオブジェクト情報では、直上位に位置する装置を特定するための情報は対応付けられない。
【0027】
図5は、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の構成例を示すブロック図である。
エンジニアリング装置1は、受付部11と、表示制御部12と、装置特定部13と、情報取得部14と、表示部15とを備える。
【0028】
受付部11は、各種情報を受け付ける。
受付部11は、装置指定受付部111と、ポイント指定受付部112とを有する。
装置指定受付部111は、階層表示制御部121(後述する)が表示部15(後述する)に階層表示させた、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5を示す情報に基づき、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5のうちの1つの装置の指定を受け付ける。
なお、実施の形態1において、監視装置2、上位コントローラ4、および、下位コントローラ5を、まとめて、単に「装置」ともいうものとする。また、実施の形態1において、装置指定受付部111が受け付けた1つの装置を、「対象装置(第1の装置)」ともいう。
装置指定受付部111は、受け付けた対象装置の情報を情報取得部14に出力する。
【0029】
ポイント指定受付部112は、情報表示制御部122(後述する)が表示部15に表示させたオブジェクト情報表示画面(後述する)で表示されるオブジェクト情報に基づき、対象装置が管理する監視ポイントのうちから、1つの監視ポイントの指定を受け付ける。実施の形態1において、ポイント指定受付部112が受け付ける1つの監視ポイントを、「対象監視ポイント」ともいう。
また、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントを受け付ける際、次に表示させるオブジェクト情報は、現在表示されているオブジェクト情報を保持する装置の上位層に属する装置で保持されているオブジェクト情報とするか、下位層に属する装置で保持されているオブジェクト情報とするかを示す選択情報を、あわせて受け付ける。なお、実施の形態1において、ポイント指定受付部112が受け付ける、次に表示させるオブジェクト情報を保持している装置を、移動先の装置ともいう。
ポイント指定受付部112は、受け付けた対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を、表示制御部12および装置特定部13に出力する。
【0030】
表示制御部12は、表示部15に各種情報を表示させる。
表示制御部12は、階層表示制御部121と、情報表示制御部122と、エラー表示制御部123とを有する。
階層表示制御部121は、階層構造に基づき、各装置を示す情報を階層表示させた階層表示画面を表示部15に表示させる。
【0031】
管理者等は、例えば、監視システムを構成する各装置間での監視ポイントデータの連携を確認したい場合、マウスまたはキーボード等の入力装置(図示省略)を操作して、装置情報表示指示を入力する。具体的には、例えば、表示部15に表示されている、「装置情報表示ボタン」をクリックする等して、装置情報表示指示を入力する。
エンジニアリング装置1の装置情報表示指示受付部(図示省略)は、装置情報表示指示を受け付け、装置情報表示指示を受け付けた旨の情報を階層表示制御部121に出力する。
階層表示制御部121は、装置情報表示指示受付部から装置情報表示指示を受け付けた旨の情報が出力されると、階層表示画面を表示部15に表示させる。
管理者等は、階層表示画面を確認し、入力装置を操作して、各装置のうち、監視ポイントデータの連携を確認するための対象装置を1つ指定する。
上述の装置指定受付部111が、指定された対象装置の情報を受け付ける。
【0032】
ここで、図6は、実施の形態1において、階層表示制御部121が表示部15に表示させる階層表示画面のイメージの一例を説明するための図である。
なお、説明の簡単のため、図6では、監視装置2に位置する上位コントローラ4と、当該上位コントローラ4の下位に位置する下位コントローラ5は、それぞれ、1台のみしか示していないが、監視装置2に位置する上位コントローラ4、および、当該上位コントローラ4の下位に位置する下位コントローラ5が複数台存在する場合は、全ての上位コントローラ4および下位コントローラ5が表示される。
図6に示すように、階層表示制御部121は、例えば、各装置に付与された名称、および、各装置内の管理情報を示す情報を階層表示させた階層表示画面を表示させる。管理情報には、直下位に位置する装置に関する情報が含まれる。
階層構造をなす各装置の情報および管理情報については、予め、エンジニアリング装置1が参照可能な階層情報記憶部(図示省略)に記憶されている。
【0033】
図6に示すような階層表示画面では、監視装置Aおよび当該監視装置Aの管理情報を示す情報(図6の601参照)と、上位コントローラBおよび当該上位コントローラBの管理情報を示す情報(図6の602参照)と、下位コントローラCおよび当該下位コントローラCの管理情報を示す情報(図6の603参照)とが、階層表示されている。また、図6から、例えば、監視装置Aの直下位には上位コントローラBが接続されていることがわかる(図6の6011参照)。
なお、図6では、階層表示制御部121は、各装置に付与された名称を示す情報、または、管理情報の名称を示す情報を階層表示させるものとしているが、これは一例に過ぎない。階層表示制御部121は、各装置および各装置の管理情報を示す情報を、階層表示させるようになっていればよい。
【0034】
図6で示すような階層表示画面は、管理者等から、装置情報表示指示を受け付けた場合に限らず、例えば、エンジニアリング装置1の電源が投入された場合に、表示されるようにしてもよい。
【0035】
図5の説明に戻る。
情報表示制御部122は、情報取得部14(後述する)が取得したオブジェクト情報を表示部15に表示させる。例えば、情報表示制御部122は、図2図4に示したようなオブジェクト情報表示画面を表示させる。
また、情報表示制御部122は、オブジェクト情報表示画面を表示させる際、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントに関する情報については、強調表示させることができる。情報表示制御部122が行う強調表示の詳細は後述する。
【0036】
エラー表示制御部123は、装置特定部13(後述する)が、装置指定受付部111が受け付けた対象装置の上位層または下位層に属し、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する装置を特定できなかった場合、表示部15にエラー情報を表示させる。
また、エラー表示制御部123は、情報取得部14が、各装置から対象監視ポイントに関する情報を取得できなかった場合、表示部15にエラー情報を表示させる。
【0037】
装置特定部13は、階層構造において装置指定受付部111が受け付けた対象装置の上位層または下位層に属し、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する装置を特定する。具体的には、装置特定部13は、例えば、対象監視ポイントを管理している、対象装置の直上位に位置する装置、または、対象装置の直下位に位置する装置を特定する。実施の形態1において、対象装置の上位層または下位層に属し、装置特定部13が特定する装置を、「関連装置(第2の装置)」ともいう。
装置特定部13は、関連装置の直上位に位置する別の関連装置、または、関連装置の直下位に位置する別の関連装置を特定することもできる。詳細は後述する。
装置特定部13は、特定した関連装置の情報を、情報取得部14に出力する。
【0038】
情報取得部14は、装置指定受付部111から対象装置の情報が出力されると、当該対象装置から、当該対象装置で保持されているオブジェクト情報を取得する。
また、情報取得部14は、装置特定部13から関連装置の情報が出力されると、当該関連装置から、当該関連装置で保持されているオブジェクト情報を取得する。
情報取得部14は、取得したオブジェクト情報を、表示制御部12に出力する。
【0039】
表示部15は、例えば、ディスプレイ等の表示装置である。
なお、実施の形態1では、表示部15は、エンジニアリング装置1に備えられるものとするが、これに限らず、表示部15は、エンジニアリング装置1の外部に備えられ、エンジニアリング装置1と有線または無線で接続されるようにしてもよい。
【0040】
次に、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の動作について説明する。
図7は、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の動作の一例を説明するフローチャートである。
以下の動作説明では、エンジニアリング装置1が監視システムを構築し、監視システムの稼動後、管理者等が、エンジニアリング装置1を用いて、監視システムを構成する各装置間での監視ポイントデータの連携を確認するものとする。
【0041】
なお、管理者等は、監視システムの構築を行う場合は、例えば、入力装置を操作して、エンジニアリング装置1から、JOBファイルの指定を行う。エンジニアリング装置1のファイル受付部(図示省略)は、管理者等が指定したJOBファイルの情報を受け付ける。ファイル受付部は、受け付けたJOBファイルの情報を、エンジニアリング装置1の動作ファイル作成部(図示省略)に出力する。
動作ファイル作成部は、ファイル受付部が受け付けたJOBファイルに基づき、エンジニアリングツールを用いて、上位コントローラ4または下位コントローラ5にダウンロードさせるための動作ファイルを作成する。動作ファイル作成部は、作成した動作ファイルをダウンロード実行部(図示省略)に出力する。
ダウンロード実行部は、動作ファイル作成部が作成した動作ファイルを上位コントローラ4または下位コントローラ5にダウンロードする。上位コントローラ4または下位コントローラ5では、ダウンロードされた動作ファイルを展開する。
【0042】
また、以下の動作説明では、監視システムは、図1に示すように、監視装置2の直下に上位コントローラ4、上位コントローラ4の直下に下位コントローラ5を有するものとする。ただし、説明の便宜上、上位コントローラ4および下位コントローラ5は、それぞれ、1つずつネットワークに接続されているものとする。
以下の説明では、監視装置Aと、上位コントローラBと、下位コントローラCとが、ネットワークに接続されているとする。また、一例として、監視装置Aは、図2で示すようなオブジェクト情報を保持しており、上位コントローラBは、図3で示すようなオブジェクト情報を保持しており、下位コントローラCは、図4で示すようなオブジェクト情報を保持しているものとする。
【0043】
階層表示制御部121は、各装置を示す情報を階層表示させた階層表示画面を表示部15に表示させる(ステップST701)。
ここでは、例えば、階層表示制御部121は、図6に示すような階層表示画面を表示させる。
【0044】
装置指定受付部111は、ステップST701にて階層表示制御部121が表示部15に階層表示させた各装置(監視装置A、上位コントローラB、および、下位コントローラC)のうちの1つの対象装置の指定を受け付ける(ステップST702)。
装置指定受付部111は、受け付けた対象装置の情報を、情報取得部14に出力する。
例えば、管理者等が、階層表示画面から、監視装置Aを指定したものとする。具体的には、管理者等は、例えば、入力装置で監視装置Aを選択後、右クリック等することで、監視装置Aを指定する。
装置指定受付部111は、監視装置Aを対象装置として、監視装置Aの情報を情報取得部14に出力する。
【0045】
情報取得部14は、ステップST702にて装置指定受付部111から対象装置の情報が出力されると、当該対象装置から、当該対象装置で保持されているオブジェクト情報を取得する(ステップST703)。
情報取得部14は、取得したオブジェクト情報を、表示制御部12に出力する。
ここでは、情報取得部14は、監視装置Aから、監視装置Aが保持しているオブジェクト情報を取得し、表示制御部12に出力する。
【0046】
情報表示制御部122は、ステップST703にて情報取得部14が取得したオブジェクト情報を示すオブジェクト情報表示画面を、表示部15に表示させる(ステップST704)。
例えば、情報表示制御部122は、図2に示したようなオブジェクト情報表示画面を表示させる。
【0047】
ポイント指定受付部112は、ステップST704にて情報表示制御部122が表示部15に表示させたオブジェクト情報表示画面で表示されるオブジェクト情報に基づき、対象装置が管理する監視ポイントのうちから、1つの対象監視ポイントの指定を受け付ける(ステップST705)。
具体的には、管理者等は、入力装置を操作し、対象監視ポイントを選択する。管理者等は、例えば、オブジェクト情報表示画面に表示されている、オブジェクト情報を示す行に含まれるいずれかのセルをクリック等して選択後(図8参照)、表示部15に表示された「決定」ボタンをクリックすることで対象監視ポイントを指定するようにしてもよいし、オブジェクト情報を示す各行に対応させてチェックボックスが表示されるようにし、管理者等は、当該チェックボックスをクリックして選択してから、「決定」ボタンをクリックすることで、対象監視ポイントを指定してもよい。また、例えば、管理者等は、オブジェクト情報表示画面に表示されているオブジェクト情報を示す行に含まれるいずれかのセルをダブルクリックして対象監視ポイントを指定してもよい。
管理者によって対象監視ポイントが選択されると、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントの情報を表示制御部12に通知し、表示制御部12は、例えば、対象監視ポイントが含まれるオブジェクト情報を示す行の背景色を変更させるようにしてもよい(図8参照)。なお、これは一例に過ぎず、選択された対象監視ポイントを強調表示させる場合、表示制御部12は、対象監視ポイントが含まれるオブジェクト情報がわかるような表示をするようになっていればよい。
ここでは、例えば、管理者等は、対象監視ポイントとして「室内温度」を指定したものとする。
【0048】
また、管理者等は、ステップST705において、対象監視ポイントを指定するとともに、次に表示させる、当該対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報は、現在オブジェクト情報表示画面で表示させている装置の上位層に属する装置で保持されているオブジェクト情報とするか、下位層に属する装置で保持されているオブジェクト情報とするかを選択する。
例えば、管理者等は、図8に示すように、表示制御部12が表示部15の操作指示表示領域(図8の801参照)に表示させている、「上位の紐付け先へ移動」または「下位の紐付け先へ移動」と表示された移動先指示ボタン(図8の8011参照)をクリックすることで、現在オブジェクト情報表示が表示されている装置の上位層に属する装置、または、下位層に属する装置のいずれの装置のオブジェクト情報を表示させるかを選択する。なお、図8では、一例として、操作指示表示領域は、オブジェクト情報表示画面が表示される領域に隣接するものとしているが、操作指示表示領域の、表示部15における位置および大きさは、これに限らず、適宜設定可能である。
【0049】
ここでは、管理者等は、下位層に属する装置へ移動する移動先指示ボタンを指示したものとする。管理者から移動先指示ボタンが選択されると、ポイント指定受付部112がこれを受け付ける。この際、表示制御部12は、例えば、該当の監視ポイントの行を目立たせる等してもよい(図8の8012参照)。
このように、ポイント指定受付部112は、移動先の装置に関する選択情報を、対象監視ポイントの情報とあわせて受け付ける。
ポイント指定受付部112は、受け付けた対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する情報を、表示制御部12および装置特定部13に出力する。このとき、ポイント指定受付部112は、移動先の装置に関する選択情報もあわせて表示制御部12および装置特定部13に出力する。
ここでは、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイント「室内温度」、および、監視装置Aの下位層に属する装置を移動先の装置とする旨の情報を、表示制御部12および装置特定部13に出力する。
【0050】
装置特定部13は、階層構造において、ステップST702において装置指定受付部111が受け付けた対象装置の上位層または下位層に属し、ステップST705にてポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する関連装置を特定する(ステップST706)。
ここでは、装置特定部13は、対象監視ポイント「室内温度」を管理する、監視装置Aの直下位に位置する装置を特定することになる。
装置特定部13は、監視装置2で保持されているオブジェクト情報を参照し、直下位に位置する装置を特定するための情報に基づき、該当の装置を特定すればよい。
ここでは、直下位の装置を特定するための情報として、BACnetオブジェクトのタイプ「AI」およびインスタンス「65640」が対応付けられているので(図8参照)、当該情報から、装置特定部13は、上位コントローラBを特定する。
装置特定部13は、特定した関連装置の情報を、情報取得部14に出力する。
ここでは、装置特定部13は、上位コントローラBの情報を、情報取得部14に出力する。
【0051】
情報取得部14は、ステップST706にて装置特定部13から関連装置の情報が出力されると、当該関連装置から、当該関連装置で保持されているオブジェクト情報を取得する(ステップST707)。
情報取得部14は、取得したオブジェクト情報を、表示制御部12に出力する。
ここでは、情報取得部14は、上位コントローラBのオブジェクト情報を取得し、表示制御部12に出力する。
【0052】
情報表示制御部122は、ステップST707にて情報取得部14が取得したオブジェクト情報を表示部15に表示させる(ステップST708)。
ここでは、情報表示制御部122は、上位コントローラBのオブジェクト情報を表示部15に表示させる。
なお、情報表示制御部122は、例えば、表示部15において、監視装置Aで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面(図8参照)とは別ウィンドウで、上位コントローラBで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面を表示させる。情報表示制御部122は、例えば、監視装置Aで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面(図8参照)と、上位コントローラBで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面とを、切替可能に表示させるようにしてもよい。管理者等は、表示部15に表示された「切替」ボタン(図示省略)を入力装置でクリック等し、画面指定部(図示省略)から切替対象のオブジェクト情報表示画面を指定することで、オブジェクト情報表示画面の切替指示を入力する。切替指示受付部(図示省略)が切替指示を受け付け、情報表示制御部122に、切替対象のオブジェクト情報表示画面への切替指示が入力された旨の情報を出力する。
【0053】
また、情報表示制御部122は、上位コントローラBのオブジェクト情報表示画面を表示させる際、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントに関する情報については、強調表示させる(図9参照)。
具体的には、ここでは、情報表示制御部122は、対象監視ポイント「室内温度」に関する情報について、強調表示させる。例えば、図9に示すように、情報表示制御部122は、「室内温度」に関する情報を表示している行のセルの背景の色を変更する。なお、これは一例に過ぎず、例えば、表示する文字を大きくする等、情報表示制御部122は、対象監視ポイントに関する情報を強調して表示するようになっていればよい。
管理者等は、情報表示制御部122が表示させた監視装置Aおよび上位コントローラBのオブジェクト情報画面に基づき、監視ポイントデータの連携が正しく行われていることを確認する。
【0054】
ポイント指定受付部112は、ステップST708にて情報表示制御部122が表示部15に表示させたオブジェクト情報表示画面で表示されるオブジェクト情報に基づき、1つの対象監視ポイントの指定を受け付けたかどうかを判定する(ステップST709)。
管理者等は、現在オブジェクト情報を表示させる対象としている関連装置のさらに直上位または直下位の装置で保持されているオブジェクト情報を表示させるようにすることができる。その場合、管理者等は、現在表示されているオブジェクト情報表示画面から、新たに、対象監視ポイントを指定するとともに、移動先の装置を選択する。具体的な動作は、ステップST705の動作と同様である。
ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を受け付けたかを判定する。
【0055】
ステップST709において、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を受け付けていないと判定した場合(ステップST709の“NO”の場合)、処理終了する。
ポイント指定受付部112は、予め設定されている期間、対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を受け付けない場合に、処理終了してもよいし、例えば、表示制御部12が、表示部15に、「終了」ボタンを表示させるようにし、管理者等が、当該「終了」ボタンをクリックする等した場合に、ポイント指定受付部112がこれを受け付け、処理終了してもよい。
【0056】
ステップST709において、対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を受け付けたと判定した場合(ステップST709の“YES”の場合)、ポイント指定受付部112は、受け付けた対象監視ポイントの情報と、移動先の装置に関する選択情報とをあわせて装置特定部13に出力する。その後、ステップST706に戻る。
【0057】
ここで、例えば、図9に示したようなオブジェクト情報表示画面が表示された状態から、管理者等は、対象監視ポイント「室内温度」について、下位層に属する装置へ移動する選択情報を入力したとする。
管理者等による、対象監視ポイントの指定と、移動先の装置の選択の具体的な動作は、ステップST705で説明した具体的な動作と同様であるため、重複した説明を省略する。また、図9では、移動先指示ボタンが表示される操作指示表示領域の図示は省略している。
ここでは、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイント「室内温度」、および、上位コントローラBの下位層に属する装置を移動先の装置とする旨の情報を、装置特定部13に出力する。
【0058】
装置特定部13は、階層構造において、ステップST706において装置指定受付部111が受け付けた関連装置の上位層または下位層に属し、ステップST709にてポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する関連装置を特定する(ステップST706)。
具体的には、装置特定部13は、対象監視ポイント「室内温度」を管理する、上位コントローラBの直下位に位置する装置を特定することになる。ステップST706の具体的な動作は説明済みであるため重複した説明を省略する。
ここでは、直下位に位置する装置を特定するための情報として、BACnetオブジェクトのタイプ「AI」、および、インスタンスID「1」が対応付けられているので、当該情報から、装置特定部13は、下位コントローラCを特定する。
装置特定部13は、特定した関連装置の情報を、情報取得部14に出力する。
ここでは、装置特定部13は、下位コントローラCの情報を、情報取得部14に出力する。
【0059】
情報取得部14は、ステップST706にて装置特定部13から関連装置の情報が出力されると、当該関連装置から、当該関連装置で保持されているオブジェクト情報を取得する(ステップST707)。
ここでは、情報取得部14は、下位コントローラCのオブジェクト情報を取得し、表示制御部12に出力する。
【0060】
情報表示制御部122は、ステップST707にて情報取得部14が取得したオブジェクト情報を表示部15に表示させる(ステップST708)。
ここでは、情報表示制御部122は、下位コントローラCのオブジェクト情報を表示部15に表示させる。
なお、情報表示制御部122は、例えば、表示部15において、監視装置Aおよび上位コントローラBでそれぞれ保持されているオブジェクト情報をそれぞれ表示させたオブジェクト情報表示画面(図8図9参照)とは別ウィンドウで、下位コントローラCで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面を表示させる。情報表示制御部122は、例えば、監視装置Aおよび上位コントローラBでそれぞれ保持されているオブジェクト情報をそれぞれ表示させたオブジェクト情報表示画面(図8図9参照)と、下位コントローラCで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面とを、切替可能に表示させるようにしてもよい。
【0061】
また、情報表示制御部122は、オブジェクト情報表示画面を表示させる際、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントに関する情報については、強調表示させる(図10参照)。
ここでは、情報表示制御部122は、対象監視ポイント「室内温度」に関する情報について、強調表示させる。例えば、図10に示すように、情報表示制御部122は、「室内温度」に関する情報を表示している行のセルの背景の色を変更する。
管理者等は、情報表示制御部122が表示させた監視装置A、上位コントローラB、および、下位コントローラCのオブジェクト情報画面に基づき、監視ポイントデータの連携が正しく行われていることを確認する。
【0062】
ポイント指定受付部112は、ステップST708にて情報表示制御部122が表示部15に表示させたオブジェクト情報表示画面で表示されるオブジェクト情報に基づき、1つの対象監視ポイントの情報を受け付けたかどうかを判定する。また、ポイント指定受付部112は、移動先の装置に関する選択情報を受け付けたかを判定する(ステップST709)。
ステップST709において、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントの情報、および、移動先の装置に関する選択情報を受け付けていないと判定すると(ステップST709の“NO”の場合)、処理終了する。
ここでは、管理者等は、表示部15に表示された「終了」ボタンをクリックする等して、処理終了するものとする。
【0063】
このように、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1では、管理者等からの指定に基づき、対象装置で保持されている、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面と、当該対象装置の直上位または直下位の関連装置で保持されている、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面とを表示部15に表示させることができる。
また、エンジニアリング装置1では、対象装置の直上位または直下位の関連装置で保持されているオブジェクト情報を表示した後、さらに管理者等からの指示を受け付けると、オブジェクト情報を表示させている関連装置の直上位または直下位の、別の関連装置で保持されている、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面を表示部15に表示させることができる。
このように、エンジニアリング装置1は、対象監視ポイントを監視または制御する上で紐付けられている各装置を特定し、各装置間で情報の連携を確認するための、監視ポイントに関する情報を、表示させることができる。
また、エンジニアリング装置1において、表示制御部12の情報表示制御部122は、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を表示させる際、対象監視ポイントに関する情報については、強調表示させる。これにより、管理者等は、対象管理ポイントに関する情報を瞬時に把握することができる。
【0064】
以上の実施の形態1では、情報表示制御部122は、オブジェクト情報表示画面を、オブジェクト情報を表示させる対象となる装置ごとに別ウィンドウで表示させるものとした。
しかしながら、これに限らず、情報表示制御部122は、複数の装置で保持されているオブジェクト情報を、並べて同一画面内に表示させるようにすることもできる。
例えば、上述の例でいうと、情報表示制御部122は、監視装置Aで保持されているオブジェクト情報と、上位コントローラBで保持されているオブジェクト情報と、下位コントローラCで保持されているオブジェクト情報とを、並べて表示させることができる(図11参照)。これにより、管理者等は、例えば、各装置間での監視ポイントデータの連携が正しく行われているかどうかの確認を、より容易に行うことができる。
【0065】
また、以上の実施の形態1では、ステップST701にて階層表示制御部121が表示させる階層表示画面と、ステップST704およびステップST708にて情報表示制御部122が表示させるオブジェクト情報表示画面とは、別画面とした。
しかしながら、表示制御部12は、表示部15において、階層表示画面が表示される領域(階層表示領域)と、オブジェクト情報表示画面が表示される領域(オブジェクト情報表示領域)とを、同一画面上の領域とし、階層表示画面とオブジェクト情報表示画面とを同一画面で表示させることもできる。
また、その際、情報表示制御部122は、階層表示制御部121が表示させた階層において、現在オブジェクト情報表示画面で表示されているオブジェクト情報を保持している関連装置を示す情報を、強調表示させるようにすることもできる(図12参照)。図12では、オブジェクト情報表示画面には、上位コントローラBが保持しているオブジェクト情報が表示され、階層表示画面において、上位コントローラBの名称が強調表示されている。
なお、情報表示制御部122は、複数の関連装置のオブジェクト情報表示画面を表示させている場合は、階層表示制御部121が表示させた階層において、全ての当該複数の関連装置を示す情報を強調表示させるようにしてもよいし、最後に表示させたオブジェクト情報表示画面に対応する関連装置を示す情報を強調表示させるようにしてもよい。また、情報表示制御部122は、複数の関連装置のオブジェクト情報表示画面のうち、管理者等が入力装置を操作してクリック等することで選択したオブジェクト情報表示画面に対応する関連装置を示す情報を強調表示させるようにしてもよい。
【0066】
また、以上の実施の形態1では、管理者等は、オブジェクト情報表示画面が表示される都度、表示されたオブジェクト情報に基づいて対象監視ポイントを指定し、エンジニアリング装置1は、当該指定を受け付けて、順次、対象監視ポイントを管理する装置のオブジェクト情報を表示させるようにしていた。
具体的には、装置特定部13は、ポイント指定受付部112が対象監視ポイントを受け付けると、対象監視ポイントを管理する関連装置を1つのみ特定し、情報取得部14は、装置特定部13が特定した1つの関連装置が保持するオブジェクト情報を取得するようにしていた。
しかしながら、これに限らず、エンジニアリング装置1では、管理者等から、ある対象監視ポイントの指定を受け付けると、当該対象監視ポイントを管理する全ての装置が保持する、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を、一度に表示させるようにすることもできる。
具体的には、装置特定部13は、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する、全ての装置を特定する。すなわち、装置特定部13は、対象装置と紐付けられ、対象監視ポイントを管理している、対象装置の上位層に属する1つ以上の関連装置、または、対象装置の下位層に属する1つ以上の関連装置を一度に特定する。なお、装置特定部13は、各装置のオブジェクト情報に含まれる、直上位に位置する装置を特定するための情報から、順番に直上位または直下位に位置する装置を辿ることで、1つ以上の関連装置を一度に特定できる。
情報取得部14は、装置特定部13が特定した1つ以上の関連装置で保持されているオブジェクト情報をそれぞれ取得し、情報表示制御部122は、当該1つ以上の関連装置で保持されているオブジェクト情報をそれぞれ表示させたオブジェクト情報表示画面を、表示部15に表示させる。
【0067】
上述の例でいうと、ステップST705において、ポイント指定受付部112が、管理者等からの、対象監視ポイント「室内温度」、および、監視装置Aの下位層に属する装置を移動先の装置とする旨の選択情報を受け付けると、ステップST706において、装置特定部13は、対象監視ポイント「室内温度」を管理する、監視装置Aの下位層に属する全ての装置(上位コントローラBおよび下位コントローラC)を一度に関連装置として特定する。
そして、ステップST707において、情報取得部14は、上位コントローラBおよび下位コントローラCが保持するオブジェクト情報をそれぞれ取得する。
ステップST708において、情報表示制御部122は、監視装置Aで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面、上位コントローラBで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面、および、下位コントローラCで保持されているオブジェクト情報を表示させたオブジェクト情報表示画面を、表示部15に表示させる。情報表示制御部122は、監視装置Aで保持されているオブジェクト情報、上位コントローラBで保持されているオブジェクト情報、および、下位コントローラCで保持されているオブジェクト情報を、1画面に並べて表示させるようにしてもよい(図11参照)し、切替可能に別ウィンドウで表示させるようにしてもよい。
また、ポイント指定受付部112は、対象監視ポイントの指定のみ受け付け、装置特定部13は、対象監視ポイントを管理する装置であって、対象装置の上位層に属する装置および下位層に属する装置の全ての装置を関連装置として特定するようにしてもよい。
【0068】
また、以上の実施の形態1では、一例として、エンジニアリング装置1は、例えば、監視装置Aを対象装置とし、対象監視ポイントを管理する、監視装置Aの下位層に属する装置を移動先の装置とする選択情報を受け付ける場合を例としているが、対象装置の上位層に属する装置を移動先の装置とすることも可能である。
例えば、エンジニアリング装置1は、下位コントローラCを対象装置とし、下位コントローラCの上位層に属する装置を移動先の装置とする選択情報を受け付け、対象監視ポイントを管理している上位コントローラBおよび監視装置Aを関連装置として、当該上位コントローラBおよび監視装置Aで保持されているオブジェクト情報をそれぞれ取得し、それぞれ表示部15に表示させるようにすることも可能である。
【0069】
また、以上の実施の形態1では、情報表示制御部122は、対象装置または1つ以上の関連装置で保持されているオブジェクト情報をオブジェクト情報表示画面で表示させるようにしていた。すなわち、オブジェクト情報表示画面には、対象装置または1つ以上の関連装置で保持されているオブジェクト情報であれば、対象監視ポイントに関する情報以外のオブジェクト情報も表示されるようになっていた。しかしながら、これに限らず、情報表示制御部122は、対象装置または1つ以上の関連装置で保持されているオブジェクト情報のうち、対象監視ポイントに関する情報のみを、オブジェクト情報表示画面で表示させるようにすることもできる。この場合、情報取得部14が、各装置から、対象監視ポイントに関する情報のみを取得するものとしてもよいし、情報表示制御部122が、オブジェクト情報表示画面を表示させる際に、対象監視ポイントに関する情報のみを抽出して表示させるようにしてもよい。
また、情報表示制御部122は、対象装置または1つ以上の関連装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報のうち、さらに、監視ポイントデータのみを抽出し、抽出した監視ポイントデータを並べて表示部15に表示させるようにすることもできる。
【0070】
また、以上の実施の形態1では、エンジニアリング装置1は、監視システムの構築し、監視システムの稼動後に、監視システムを構成する各装置間での監視ポイントデータの連携を確認するために用いられることを前提とした。しかしながら、これに限らず、エンジニアリング装置1は、例えば、監視システムの構築時に、各装置間で監視ポイントデータの連携を行うための正しい設定が行われているかを確認するために用いられるようにすることもできる。
【0071】
具体的には、例えば、管理者等は、まず、入力装置を操作して、エンジニアリング装置1からJOBファイルの指定を行い、動作ファイルのダウンロードを実行させる。次に、階層表示画面を表示させ(ステップST701参照)、対象装置を1つ指定する。装置指定受付部111は、指定された対象装置の情報を受け付け、情報取得部14が、対象装置からオブジェクト情報を取得する。
【0072】
ここで、情報取得部14が対象装置からオブジェクト情報を取得できなかった場合、情報取得部14は、オブジェクト情報を取得できなかった旨の情報を表示制御部12のエラー表示制御部123に出力し、エラー表示制御部123は、表示部15にエラー情報を表示させる。エラー表示制御部123が表示させるエラー情報の内容は、オブジェクト情報を取得できなかった旨を管理者等に知らせることができる内容であればよい。
管理者等は、表示部15に表示されたエラー情報を確認することで、監視システムが正しく構築されていないことを確認できる。
【0073】
また、情報取得部14が対象装置からオブジェクト情報を取得できたとして、情報表示制御部122が、当該対象装置で保持されているオブジェクト情報を表示部15に表示させた後、ポイント指定受付部112が対象監視ポイントの指定を受け付けたとする。この場合に、装置特定部13が、対象装置と紐付けられた、対象装置の上位層または下位層に属する関連装置を特定できなかった場合、または、装置特定部13が関連装置を特定できても、情報取得部14が、関連装置で保持されているオブジェクト情報を取得できなかった場合に、エラー表示制御部123は、表示部15にエラー情報を表示させるようにすることもできる。
【0074】
このように、エンジニアリング装置1は、監視システムの稼動後に限らず、監視システムの構築時に、当該監視システムが正しく構築されたことを確認するために用いるようにすることもできる。
【0075】
また、以上の実施の形態1では、まず、階層表示制御部121が階層表示画面を表示させ、管理者等は階層表示画面から、対象装置を指定し、当該対象装置で保持されているオブジェクト情報を表示させ、対象監視ポイントの指定を行うものとした。
しかしながら、これに限らず、管理者等は、別の方法で、対象装置を指定し、当該対象装置で保持されているオブジェクト情報を表示させるようにしてもよい。例えば、管理者等は、表示部15に表示された装置入力部(図示省略)から対象装置を入力し、装置指定受付部111がこれを受け付け、情報取得部14に、受け付けた対象装置の情報を出力するようにしてもよい。エンジニアリング装置1は、管理者等が指定した対象装置で保持されているオブジェクト情報を表示できるようになっていればよい。
【0076】
以上のように、実施の形態1によれば、エンジニアリング装置1が、複数の装置のうちの対象装置(第1の装置)が管理する複数の監視ポイントのうちから、対象監視ポイントの指定を受け付けるポイント指定受付部112と、階層構造において第1の装置の上位層または下位層に属し、ポイント指定受付部112が受け付けた対象監視ポイントを管理する、1つ以上の関連装置(第2の装置)を特定する装置特定部13と、第1の装置、および、装置特定部13が特定した第2の装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報を取得する情報取得部14と、情報取得部14が取得した対象監視ポイントに関する情報を表示させる情報表示制御部122とを備えるように構成した。そのため、監視システムを構成する各装置間での情報の連携を確認するための、監視ポイントに関する情報を、表示させることができる。
【0077】
また、実施の形態1によれば、情報表示制御部122は、第1の装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報と、第2の装置で保持されている対象監視ポイントに関する情報とを、同一画面内に表示させるようにした。そのため、管理者等は、各装置間での監視ポイントに関する情報の連携が正しく行われているかどうかの確認を、より容易に行うことができる。
【0078】
また、実施の形態1によれば、情報取得部14は、第2の装置で保持されている、対象監視ポイントに関する情報を含むオブジェクト情報を取得し、情報表示制御部122は、情報取得部14が取得したオブジェクト情報を表示させるとともに、対象監視ポイントに関する情報については強調表示させるようにした。そのため、管理者等は、対象管理ポイントに関する情報を瞬時に把握することができる。
【0079】
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【符号の説明】
【0080】
1 エンジニアリング装置
2 監視装置
3 表示装置
4 上位コントローラ
5 下位コントローラ
11 受付部
12 表示制御部
13 装置特定部
14 情報取得部
15 表示部
111 装置指定受付部
112 ポイント指定受付部
121 階層表示制御部
122 情報表示制御部
123 エラー表示制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12