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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-191223(P2019-191223A)
(43)【公開日】2019年10月31日
(54)【発明の名称】光量調整装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 9/02 20060101AFI20191004BHJP
【FI】
   G03B9/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2018-80146(P2018-80146)
(22)【出願日】2018年4月18日
(71)【出願人】
【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
(74)【代理人】
【識別番号】100101661
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 靖
(74)【代理人】
【識別番号】100135932
【弁理士】
【氏名又は名称】篠浦 治
(72)【発明者】
【氏名】林 修
【テーマコード(参考)】
2H080
【Fターム(参考)】
2H080AA21
2H080AA40
2H080AA69
(57)【要約】
【課題】複数の絞り羽根の必要な駆動トルクを抑え駆動モータが受ける負荷を抑えながら装置の高速化や小型化を実現し得る光量調整装置を提供する。
【解決手段】開口を形成する複数の羽根部材13と、開口の中心軸周りに回転自在に配置され複数の羽根部材を駆動する回転部材14と、回転部材に回転駆動力を付与する電動駆動源16と、回転部材に設けられ一端で複数の羽根部材の最大開口径を形成させ、他端で複数の羽根部材の最小開口径を形成させるカム曲線を有する複数のカム溝14b,14cと、複数の羽根部材に設けられ複数のカム溝にそれぞれ係合する複数の被駆動ピン13bとを備え、複数のカム溝は第1のカム溝14bと第1のカム溝とは異なる形状を有する少なくとも1つの第2のカム溝14cとからなり、回転部材が複数の羽根部材を駆動するとき電動駆動源が受ける負荷のピークは分散される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所望の開口を形成する複数の羽根部材と、
上記開口の中心軸周りに回転自在に配置され上記複数の羽根部材を駆動する回転部材と、
上記回転部材に回転駆動力を付与する電動駆動源と、
上記回転部材又は上記複数の羽根部材に設けられ一端で上記複数の羽根部材の最大開口径を形成させ、他端で上記複数の羽根部材の最小開口径を形成させるカム曲線を有する複数のカム溝と、
上記複数の羽根部材又は上記回転部材に設けられ上記複数のカム溝にそれぞれ係合する複数の被駆動ピンと、
を具備し、
上記複数のカム溝は、第1のカム溝と、上記第1のカム溝のカム曲線とは異なる形状のカム曲線を有する少なくとも1つの第2のカム溝とからなり、
上記電動駆動源の回転駆動力により上記回転部材が回転駆動され上記回転部材が上記複数の羽根部材を駆動するとき、上記複数の羽根部材から上記電動駆動源が受ける負荷のピークは分散されることを特徴とする光量調整装置。
【請求項2】
上記第1のカム溝と上記第2のカム溝とのそれぞれのカム曲線の形状が異なる領域は、上記開口が上記最大開口径となる直前の位置から、上記開口を狭める方向への所定の領域であることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
【請求項3】
上記複数の羽根部材のそれぞれは、上記開口を形成する内周円弧部を有し、
上記開口は、上記内周円弧部に近似する直線で示した場合、隣接する辺の長さが異なる多角形状であらわされることを特徴とする請求項1に記載の光量調整装置。
【請求項4】
上記開口をあらわす多角形状において、隣接する辺の長さは、上記開口形状が撮影に影響しない範囲で異なることを特徴とする請求項3に記載の光量調整装置。
【請求項5】
上記開口をあらわす多角形状において、隣接する辺の長さの比は2:1以下であることを特徴とする請求項3に記載の光量調整装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、駆動モータ等の電動駆動源を用いて複数の羽根部材を駆動させることにより光学系を通過する光量を調整するための光量調整装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、撮像装置等に設けられ、撮像光学系等を含んで構成されるレンズ鏡筒ユニットでは、光学系を通過する光量を調整するための光量調整装置(いわゆる絞り装置等と呼ばれる構成ユニット)を、光学系の光路上に配置して構成されているものがある。
【0003】
従来の光量調整装置においては、駆動モータを用いて回転部材(駆動リング)を支持部材(ケース本体)に対して回転させて複数の絞り羽根を駆動することにより光束が通過する開口を形成させるように構成されているものがある。
【0004】
この種の光量調整装置において用いられる駆動モータは、複数の絞り羽根を略同時に同方向へと駆動することができるように構成されているのが普通である。この場合において、複数の絞り羽根によって形成される開口(以下、絞り開口という)の形状は、できるだけ円形状に近い形状とするのが、描写性能等の点から望ましいとされている。
【0005】
ところで、近年においては、絞り開口が大きな大口径レンズ(ハイスピードレンズや明るい望遠レンズ等)についての開発が盛んに行われており、一般に実用化されている。
【0006】
この種の大口径レンズにおいては、絞り開口を形成するための羽根部材自体が大型化する傾向がある。また、大口径レンズにおいて絞り開口の形状を略円形状に近付けるためには、より多数の絞り羽根が必要となる傾向がある。したがって、大型化され、かつ枚数の増加した羽根部材を駆動するために必要となる駆動モータのトルクは増加する傾向があり、同時に駆動モータが受ける負荷も増加することになる。
【0007】
例えば、特開2017−58690号公報等によって開示されている光量調整装置は、口径の異なる3つの絞り開口を形成させる3つの絞り羽根群と、1個の駆動モータとを備え、複数の絞り羽根群のそれぞれを1個の駆動モータによって駆動して、複数の絞り開口が順次形成されるように構成されている。
【0008】
この場合において、複数の絞り羽根群のそれぞれを構成する複数の絞り羽根のそれぞれには、カム溝が設けられている。これらのカム溝は、各絞り羽根群ごとに異なるカム形状を有して形成されている。この構成により、各絞り羽根群は順次駆動するように構成されている。したがって、駆動モータが受ける負荷のピークが分散されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2017−58690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記特開2017−58690号公報等によって開示されている光量調整装置において、3つの絞り羽根群を設けて構成しているのは、開放絞り状態から最小絞り状態までの間で常に略円形状の絞り開口を形成するためになされた工夫である。そのために、当該構成では、絞り羽根の枚数が非常に多数必要となってしまい、よって装置自体が大型化してしまうという問題点がある。
【0011】
また、上記公報によって開示されている構成では、3つの絞り羽根群は、群ごとに異なるタイミングで駆動されるように構成されている。しかしながら、1つの群に含まれる複数の絞り羽根群が同時に駆動される構成となっている。つまり、1つの絞り羽根群が絞り開口を形成するとき、この絞り羽根群に含まれる複数の絞り羽根を同時に駆動させる必要があるという点においては、従来形態の光量調整装置と変わりはない。
【0012】
一般的な形態の従来の光量調整装置では、上記公報に開示の光量調整装置における3つの絞り羽根群のうちの1つの絞り羽根群があれば、光量調整を行うという所期の目的を達成することができる。したがって、上記公報に開示の構成では、複数の絞り羽根群の各群をそれぞれ駆動させるトルクは、大きなものであることに変わりはない。
【0013】
通常の場合、駆動モータによるトルクを確保するための一手法としては、例えば駆動モータの駆動速度を遅くすればよい。この場合、光量調整装置の高速化を阻害してしまうという問題点が生じる。
【0014】
また、駆動モータによるトルクを確保するための他の手法としては、トルクの大きなモータ、即ち外径の大きなモータを採用すればよい。しかしながら、そのような構成では、光量調整装置が全体として大型化し、さらに、この光量調整装置を適用するレンズ鏡筒ユニットも大型化してしまうという問題点がある。
【0015】
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数の絞り羽根を駆動モータを用いて駆動する光量調整装置において、複数の絞り羽根を駆動するために必要とする駆動トルクを抑えることができ、よって駆動モータが受ける負荷を抑えながら、装置の高速化や小型化を実現することのできる構造を備えた光量調整装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために、本発明の一態様の光量調整装置は、所望の開口を形成する複数の羽根部材と、上記開口の中心軸周りに回転自在に配置され上記複数の羽根部材を駆動する回転部材と、上記回転部材に回転駆動力を付与する電動駆動源と、上記回転部材又は上記複数の羽根部材に設けられ一端で上記複数の羽根部材の最大開口径を形成させ、他端で上記複数の羽根部材の最小開口径を形成させるカム曲線を有する複数のカム溝と、上記複数の羽根部材又は上記回転部材に設けられ上記複数のカム溝にそれぞれ係合する複数の被駆動ピンと、を具備し、上記複数のカム溝は、第1のカム溝と、上記第1のカム溝のカム曲線とは異なる形状のカム曲線を有する少なくとも1つの第2のカム溝とからなり、上記電動駆動源の回転駆動力により上記回転部材が回転駆動され上記回転部材が上記複数の羽根部材を駆動するとき、上記複数の羽根部材から上記電動駆動源が受ける負荷のピークは分散される。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、複数の絞り羽根を駆動モータを用いて駆動する光量調整装置において、複数の絞り羽根を駆動するために必要とする駆動トルクを抑えることができ、よって駆動モータが受ける負荷を抑えながら、装置の高速化や小型化を実現することのできる構造を備えた光量調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態の光量調整装置を適用したレンズ鏡筒ユニットと、このレンズ鏡筒ユニットを装着した撮像装置の概略構成を示す概念図
図2】本発明の一実施形態の光量調整装置の外観斜視図
図3図2の光量調整装置の背面側の平面図
図4図2の光量調整装置の分解斜視図
図5図3の[5]−[5]線に沿う要部拡大断面図
図6図2の光量調整装置から羽根オサエ蓋を取り外した状態の前面側の平面図
図7図6の状態の光量調整装置からさらに絞り羽根を取り外した状態の前面側の平面図
図8図2の光量調整装置において、回転部材(羽根駆動リング)に形成される二種のカム溝を示し、当該二種のカム溝を重ねて示す拡大図
図9図2の光量調整装置における絞り羽根によって形成される開口形状を例示する図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。以下の説明に用いる各図面は模式的に示すものであり、各構成要素を図面上で認識できる程度の大きさで示すために、各部材の寸法関係や縮尺等を構成要素毎に異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、各図面に記載された各構成要素の数量や各構成要素の形状や各構成要素の大きさの比率や各構成要素の相対的な位置関係等に関して、図示の形態のみに限定されるものではない。
【0020】
以下に説明する一実施形態は、例えば撮像装置等に設けられ、撮像光学系等を含んで構成されるレンズ鏡筒ユニットに適用される光量調整装置を例示するものである。即ち、本実施形態は、具体的には、例えばスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に取り付けられるレンズ鏡筒ユニットに適用される光量調整装置を例示している。
【0021】
本実施形態においては、撮像装置本体に対してレンズ鏡筒ユニットが着脱自在に構成される形態のいわゆるレンズ交換式撮像装置における交換式レンズ鏡筒ユニットに適用される光量調整装置として例示している。
【0022】
しかしながら、本発明の光量調整装置を適用し得るレンズ鏡筒ユニットの形態は、交換式レンズ鏡筒ユニットに限られることはない。例えば、撮像装置本体に対してレンズ鏡筒ユニットが一体に固定されて構成される形態のいわゆるレンズ一体式撮像装置におけるレンズ鏡筒ユニットに対しても同様に適用することができる。
【0023】
なお、本実施形態の説明においては、光学系の光軸を符号Oで表すものとする。そして、光軸Oに沿う方向において、光束が入射してくる側の面を当該光量調整装置の前面というものとし、当該前面に対向する面であって光束が出射する側の面を当該光量調整装置の背面というものとする。
【0024】
[一実施形態]
本発明の一実施形態の光量調整装置の詳細構成を説明する前に、まず、当該光量調整装置が適用されるレンズ鏡筒ユニット及びこのレンズ鏡筒ユニットを装着した撮像装置の概略構成を簡単に説明する。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態の光量調整装置を適用したレンズ鏡筒ユニットと、このレンズ鏡筒ユニットを装着した撮像装置の概略構成を示す概念図である。
【0026】
本発明の一実施形態の光量調整装置1を適用したレンズ鏡筒ユニット100は、図1に示すように、撮像装置200の前面に着脱自在に配設されている。即ち、図1によって例示する撮像装置200は、交換式レンズ鏡筒ユニット100を着脱自在に構成されるレンズ交換式撮像装置である。
【0027】
撮像装置200は、ボディ201と、メイン基板202と、撮像基板203と、背面表示装置204と、電子ビューファインダ205等を有して構成されている。
【0028】
ボディ201は、当該撮像装置200を構成する各種の構成ユニットを内部に収納するための箱体である。
【0029】
メイン基板202は、撮像装置200全体を統括的に制御する制御回路等を構成する複数の電気部品を実装した電子回路基板である。メイン基板202に実装される制御回路は、例えばCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)202a等を用いたプロセッサ(processor;処理装置)等によって構成されている。
【0030】
また、制御回路はCPU202aに変えて、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向け集積回路)等を含む制御回路によって構成してもよい。
【0031】
そして、CPU202aは、メモリ(不図示)に記憶されたプログラムにしたがって動作することにより、撮像素子203a(後述する),背面表示装置204,電子ビューファインダ205等を初めとして、当該撮像装置200の各構成ユニットを制御する。
【0032】
そのために、メイン基板202(CPU202a)は、撮像基板203(撮像素子203a),背面表示装置204,電子ビューファインダ205等との間で信号線202b等を用いて電気的に接続されている。
【0033】
さらに、上記信号線202bは、後述するマウント部110に設けられる複数の電気接点(不図示)に電気的に接続されている。したがって、これにより、信号線202bは、撮像装置200側のメイン基板202(CPU202a)と、後述するレンズ鏡筒ユニット100側のレンズ基板102(CPU102a)との間で行われる電気的な指示信号を伝達する機能を有している。
【0034】
撮像基板203は、CMOSイメージセンサ(CMOS image sensor)等の光電変換素子である撮像素子203aと、この撮像素子203aを駆動する撮像素子駆動回路等の電気回路を構成する複数の電気部品を実装した電子回路基板である。撮像素子203a及びその駆動回路等は、CPU202aによって制御される。
【0035】
背面表示装置204及び電子ビューファインダ205は、撮像素子203aによって取得された画像データや記録部(不図示)に記録済みの画像データ等に基く画像を各種の形態で表示したり、設定用のメニュー表示等を行うための表示パネルと、この表示パネルを駆動するパネル駆動回路等を有する構成ユニットである。
【0036】
背面表示装置204及び電子ビューファインダ205は、例えば液晶表示ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)や有機エレクトロルミネッセンス(有機EL;Organic Electro-Luminescence:OEL)ディスプレイ等が適用される。
【0037】
なお、背面表示装置204と電子ビューファインダ205とは、ほぼ同じ機能を有する構成ユニットである。したがって、撮像装置200の使用時には、いずれか一方を選択して使用され、適宜切り換えて使用することができるように構成されている。
【0038】
そして、背面表示装置204及び電子ビューファインダ205は、CPU202aによって制御される。
【0039】
なお、撮像装置200のボディ201内には、上述した構成ユニット以外にも、その他各種のさまざまな構成ユニットが配設されている。しかしながら、上述した構成ユニット以外の構成物は本発明に直接関連しない構成である。したがって、上述した構成ユニット以外については、従来の一般的な構成の撮像装置において利用されているものと同様の構成を有するものとして、図示及び説明を省略する。
【0040】
上述のように構成された撮像装置200の前面には、レンズ鏡筒ユニット100が着脱自在に配設されている。そのために、撮像装置200の前面及びレンズ鏡筒ユニット100の後面には、両者(200,100)の機械的な接続及び電気的な接続を実現する構成を備えたマウント部110が設けられている。
【0041】
このマウント部110は、従来のレンズ交換式撮像装置及びこの撮像装置に装着される交換式レンズ鏡筒ユニットにおいて一般的に適用される形態のもの(例えば電気接点付きのバヨネット式マウント等)が適用されているものとする。したがって、その詳細構成の説明は省略する。
【0042】
レンズ鏡筒ユニット100は、レンズ鏡筒本体101と、レンズ基板102と、複数の光学レンズ103と、光量調整装置1等を有して構成されている。
【0043】
レンズ鏡筒本体101は、当該レンズ鏡筒ユニット100を構成する各種の構成ユニットを内部に収納するための筒体である。
【0044】
レンズ基板102は、レンズ鏡筒ユニット100全体を統括的に制御する制御回路等を構成する複数の電気部品を実装した電子回路基板である。レンズ基板102に実装される制御回路は、例えばCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)102a等を用いたプロセッサ(processor;処理装置)等によって構成されている。
【0045】
また、制御回路はCPU102aに変えて、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向け集積回路)等を含む制御回路によって構成してもよい。
【0046】
なお、レンズ基板102(CPU102a)は単独で動作すると共に、撮像装置200側のメイン基板202(CPU202a)と協働して、各種の制御動作を実行する。また、これとは別に、レンズ基板102(CPU102a)を設けることなく、全ての制御を、撮像装置200側のメイン基板202(CPU202a)によって行う構成としてもよい。
【0047】
複数の光学レンズ103は、被写体からの光束を集光して光学的な被写体像を形成し、その光学像を、撮像素子203aの撮像面上に結像させるための撮像光学系である。
【0048】
これら複数の光学レンズ103の一部のレンズは、例えば焦点調節動作や変倍動作のために、光軸Oに沿う方向に進退自在に構成されている(詳細構成は不図示)。そのために、図示を省略しているが、本レンズ鏡筒ユニット100は、複数の光学レンズ103の一部のレンズを、例えばCPU102a、202aの制御下において適宜駆動させるための駆動機構等を備えている。
【0049】
光量調整装置1は、後述するように、駆動モータ等の電動駆動源を用いて複数の羽根部材を駆動させることにより、複数の光学レンズ103を通過する光量を調整するための構成ユニットである。この光量調整装置1は、CPU102a,202aによって制御される。
【0050】
そのために、レンズ基板102(CPU102a)は、光量調整装置1等の構成ユニットとの間で信号線102bを用いて電気的に接続されている。そして、この信号線102bは、マウント部110に設けられる複数の電気接点(不図示)に電気的に接続されている。したがって、これにより、信号線102bは、レンズ鏡筒ユニット100側のレンズ基板102(CPU102a)と、撮像装置200側のメイン基板202(CPU202a)との間での電気的な指示信号を伝達する機能を有している。
【0051】
なお、レンズ鏡筒ユニット100のレンズ鏡筒本体101内には、上述した構成ユニット以外にも、その他各種のさまざまな構成ユニットが配設されている。しかしながら、上述した構成ユニット以外の構成物は本発明に直接関連しない構成である。したがって、上述した構成ユニット以外については、従来の一般的な構成のレンズ鏡筒ユニットにおいて利用されているものと同様の構成を有するものとして、図示及び説明を省略する。
【0052】
次に、本実施形態の光量調整装置1の詳細な構成を、以下に説明する。
【0053】
図2図8は、本発明の一実施形態の光量調整装置を示す図である。このうち、図2は、本発明の一実施形態の光量調整装置の外観斜視図である。図3は、図2の光量調整装置の背面側の平面図である。図4は、図2の光量調整装置の分解斜視図である。図5は、図3の[5]−[5]線に沿う要部拡大断面図である。図6は、図2の光量調整装置から羽根オサエ蓋を取り外した状態の前面側の平面図である。図7は、図6の状態からさらに絞り羽根を取り外した状態の前面側の平面図である。図8は、本実施形態の光量調整装置において、回転部材(羽根駆動リング)に形成される二種のカム溝を示し、当該二種のカム溝を重ねて示す拡大図である。
【0054】
本実施形態の光量調整装置1は、全体として略円形状に形成され、その中心位置に略円形状の開口10を有して構成される構成ユニットである。この光量調整装置1は、レンズ鏡筒ユニット100の複数の光学レンズ103の光軸上において、光軸Oと開口10の中心が略一致するように配置されている。
【0055】
即ち、光量調整装置1は、主に図2図4等に示すように、羽根オサエ蓋11と、ケース本体12(羽根支持部材)と、複数の羽根部材13と、羽根駆動リング14(回転部材)と、駆動モータ16と、付勢バネ18と、位置検出センサー20等を具備して構成されている。
【0056】
ケース本体12は、当該光量調整装置1における基本構成部材である。このケース本体12は、中心部位に略円形状の開口12aを有し、全体として略円環形状に形成されている。
【0057】
ケース本体12は、図4に示すように、開口12aを有する円環状平面部12bと、この円環状平面部12bの外周縁を取り囲むように形成される外壁部12cとを有して形成されている。この場合において、円環状平面部12bに対向する面は開口している。そして、上記円環状平面部12bに対向する面の開口は、図2に示すように、羽根オサエ蓋11(詳細後述)によって覆われている。
【0058】
このような構成によって、ケース本体12は、円環状平面部12bと外壁部12cと羽根オサエ蓋11とによって所定の内容積を有する内部空間部を備えて構成されている。そして、この内部空間部には、複数の羽根部材13及び羽根駆動リング14が所定の動作を行ない得る状態で配設されている(詳細後述)。
【0059】
また、ケース本体12の円環状平面部12bには、羽根駆動リング14が内部空間部の所定の位置に配設された時に、当該羽根駆動リング14のセクタギアー14d(後述する)及び遮光羽根部14e(後述する)が配置され、これら(14d,14e)が羽根駆動リング14の回転に従って移動する際の移動を許容する貫通溝部12eが形成されている。貫通溝部12eは、円環状平面部12bにおいて、周方向に向けて所定の範囲の円弧状に形成される貫通溝である。
【0060】
さらに、ケース本体12には、複数の羽根部材13のそれぞれを支持孔13c(後述する)にて回転自在に軸支するための複数の支軸12dが形成されている。これら複数の支軸12dは、外壁部12cの前面から光軸Oと平行な方向に突出するように前方に向けて形成されている。そして、複数の支軸12dは、ケース本体12の外壁部12c上において周方向に略等間隔に並べて配置されている。
【0061】
なお、複数の支軸12dは、複数の羽根部材13と同数形成されている。また、本実施形態においては、複数の羽根部材13が8枚設けられ、複数の支軸12dが8本設けられている例を示している。
【0062】
ここで、ケース本体12は、複数の羽根部材13のそれぞれを回転自在に軸支する複数の支軸12dを有している。これにより、ケース本体12は、複数の羽根部材13を回転自在に支持する羽根支持部材として機能している。
【0063】
ケース本体12の円環状平面部12bの背面側には、駆動モータ16と位置検出センサー20とが配設されている。
【0064】
駆動モータ16は、当該光量調整装置1における羽根駆動リング14を所定のタイミングで所定の回転方向へ所定量だけ回転駆動させることで、複数の羽根部材13を光軸Oに直交する面内で回転させるための電動アクチュエータであり電動駆動源である。この駆動モータ16としては、例えばステッピングモータ等が適用されている。
【0065】
したがって、駆動モータ16が羽根駆動リング14を駆動することにより、複数の羽根部材13は、当該光量調整装置1の開口10に対して光軸Oに直交する面内で進退し、当該光量調整装置1の開口10の口径(以下、開口径という)を変化させる。したがって、これにより、開口10を光軸Oに沿って通過する光量が調整される。
【0066】
なお、駆動モータ16は、当該光量調整装置1が適用されるレンズ鏡筒ユニット100若しくは撮像装置200(図1参照)に設けられるCPU102a,202a等によって駆動制御される。
【0067】
本実施形態における駆動モータ16は回転する駆動軸を有している。この駆動軸の先端にはピニオンギアー16a(図4参照)が固定されている。そして、当該駆動モータ16は、ケース本体12の円環状平面部12bの背面に対して2本のビス17を用いて、上記貫通溝部12eの近傍に固定されている。このように駆動モータ16がケース本体12に対して所定の位置に固定された時に、駆動モータ16の回転軸及びピニオンギアー16aは、ケース本体12の貫通溝部12eの内部に配置される。
【0068】
なお、ピニオンギアー16aは、羽根駆動リング14のセクタギアー14d(後述)に噛合している。このような構成によって、駆動モータ16の回転駆動力は、駆動軸,ピニオンギアー16a,セクタギアー14dを用いて羽根駆動リング14へと伝達される。そして、羽根駆動リング14は、駆動モータ16の回転駆動力を受けて光軸O周りの所定の方向(正逆いずれかの方向)に所定量だけ回転駆動する。
【0069】
位置検出センサー20は、羽根駆動リング14の回転位置を検出するための電気部材である。位置検出センサー20は、例えばフォトインタラプタ (Photointerrupter) 等が適用される。位置検出センサー20は、ケース本体12の円環状平面部12bの背面に対して、取付板21及びビス22を用いて、上記貫通溝部12eの近傍に固定されている。
【0070】
そして、このように位置検出センサー20がケース本体12に対して所定の位置に固定された時に、位置検出センサー20には、ケース本体12の貫通溝部12eに配置される遮光羽根部14eが作用するように構成されている。
【0071】
つまり、羽根駆動リング14の回転に伴って遮光羽根部14eが移動して、位置検出センサー20の送受光部の間を通過するたびに、当該位置検出センサー20は、羽根駆動リング14の回転位置を検出する。
【0072】
さらにまた、ケース本体12の円環状平面部12bには、図3等に示すように、バネ係止部12fと、貫通溝部12gとが形成されている。
【0073】
バネ係止部12fは、後述する付勢バネ18の一端を係止する部位である。このバネ係止部12fは、光軸Oと平行方向に向けて突出するように形成された軸状部を有して形成されている。この軸状部の先端形状は、軸状部に係止された付勢バネ18の一端が容易に脱落しないような形状(例えば略フック形状若しくは軸状部の軸径よりも大径の頭部形状等を有する形状)に形成されている。
【0074】
貫通溝部12gは、円環状平面部12bにおいて、周方向に向けて所定の範囲の円弧状に形成される貫通溝である。この貫通溝部12gは、羽根駆動リング14がケース本体12の内部空間部の所定の位置に配設された時に、当該羽根駆動リング14のバネ係止部14f(後述する)が貫通して、当該バネ係止部14fをケース本体12の背面側に突出させると共に、バネ係止部14fが羽根駆動リング14の回転に従って移動する際の移動を許容するように形成されている。
【0075】
ここで、付勢バネ18は、ケース本体12に対して羽根駆動リング14を光軸O周りの一方向に回転付勢するために設けられている。これにより、付勢バネ18は、羽根駆動リング14に対し所定の方向の回転付勢力を付与することによって、複数の羽根部材13を光軸Oに平行な回転軸(複数の支軸12d)周りにおける一方向へと回転させるように付勢する。
【0076】
なお、本実施形態においては、付勢バネ18の形態は、例えば緊縮性のコイルバネ等を適用した例を示している。そして、付勢バネ18の一端はケース本体12のバネ係止部12fに係止され、付勢バネ18の他端は羽根駆動リング14のバネ係止部14fに係止されている。
【0077】
このバネ係止部14fは、羽根駆動リング14の背面から背面側に向けて突出する軸状部を有して形成されている。この軸状部の先端形状は、上述のバネ係止部12fと同様に、当該軸状部に係止された付勢バネ18の他端が容易に脱落しないような形状(例えば略フック形状等)に形成されている。
【0078】
このような構成により、羽根駆動リング14は、付勢バネ18の付勢力によってケース本体12に対して常に光軸O周りにおいて一方の回転方向に付勢されている。本実施形態においては、付勢バネ18による羽根駆動リング14の回転付勢方向は、例えば羽根駆動リング14が回転することによって駆動される複数の羽根部材13が形成する開口(絞り開口)の口径を狭める方向(閉じ方向という)である。
【0079】
なお、この構成例とは別に、付勢バネ18による羽根駆動リング14の付勢方向は、複数の羽根部材13による絞り開口の口径を開放状態とする方向(開き方向という)としてもよい。
【0080】
羽根駆動リング14は、駆動モータ16の駆動力を受けてケース本体12に対して光軸O周りに回転することで複数の羽根部材13を駆動させる構成部材である。そのために、羽根駆動リング14は、当該光量調整装置1における開口10の中心(光軸O)周りに回転自在に設けられている。そして、羽根駆動リング14は、後述する所定の機構によって所定の方向に回転することで、複数の羽根部材13を駆動して、当該光量調整装置1の開口10の開口径を設定する。
【0081】
羽根駆動リング14は、全体がケース本体12よりもやや小径の略円環形状に形成されており、その略中心部位に略円形状の開口14aを有している。この開口14aの中心軸は、ケース本体12の開口12aの中心軸(光軸O)と略一致するように配置されている。
【0082】
羽根駆動リング14は、ケース本体12の内部空間部において、同ケース本体12に対して光軸O周りに所定の範囲内で正逆回転自在に配設されている。羽根駆動リング14には、背面側の面上にセクタギアー14dと、遮光羽根部14eとが形成されている。
【0083】
ここで、セクタギアー14dは、駆動モータ16のピニオンギアー16aが噛合して、当該駆動モータ16の回転駆動力を羽根駆動リング14へと伝達して、当該羽根駆動リング14を光軸O周りに回転させるための構成部位である。
【0084】
また、遮光羽根部14eは、羽根駆動リング14が回転する際に、位置検出センサー20に作用する構成部位である。
【0085】
羽根駆動リング14の円環形状平面部14gの前面側には、それぞれが所定の形状のカム曲線を備えた複数のカム溝(14b,14c)が形成されている。本実施形態においては、カム曲線の異なる二種のカム溝を複数設けて構成した例を示している(図8参照)。
【0086】
即ち、本実施形態において、複数のカム溝は、図8に示すように、第1カム曲線14bxを有する複数の第1カム溝14b(図8の点線表記)と、第2カム曲線14cxを有する複数の第2カム溝14c(図8の実線表記)とを有する。このように、第1カム溝14bと第2カム溝14cとは、それぞれのカム曲線(14bx,14cx))の形状が異なるように形成されている。
【0087】
なお、図8においては、二種のカム溝(14b,14c)を識別し易くするために、第1カム溝14b及び第1カム曲線14bxを点線で表記し、第2カム溝14c及び第2カム曲線14cxを実線で表記している。したがって、図8においては、点線及び実線の表記が通常の図面における線種の扱いとは異なる。
【0088】
複数のカム溝(14b,14c)は、羽根駆動リング14の円周方向に並べて配置されている(図3図7参照)。この場合において、第1カム溝14bと第2カム溝14cとは、周方向において交互に並べて配置されている。
【0089】
複数のカム溝14b,14cの総数は、複数の羽根部材13と同数設けられている。本実施形態においては、上述したように、複数の羽根部材13を8枚配設した例を示している。したがって、本実施形態において、カム溝(14b,14c)の総数は、複数の羽根部材13の枚数(8枚)に対応させて8本形成されている。そして、本実施形態においては、総数8本の複数のカム溝(14b,14c)のうち第1カム溝14bを4本、第2カム溝14cを4本形成している。
【0090】
これら複数のカム溝(14b,14c)のそれぞれには、複数の羽根部材13の各被駆動ピン13bが係合する。複数の羽根部材13のそれぞれは、各羽根部材13の回転中心となる支持孔13cが、ケース本体12の複数の支軸12dのそれぞれに回転自在に係合している。
【0091】
このような構成により、羽根駆動リング14が駆動モータ16の駆動力を受けて光軸O周りに回転すると、当該羽根駆動リング14の回転に伴って複数のカム溝(14b,14c)も同様に光軸O周りの同方向へと移動する。これにより、複数の羽根部材13の各被駆動ピン13bは、各カム溝(14b,14c)に沿って相対的に移動する。このとき、複数の羽根部材13は支軸12d周りに回転する。
【0092】
したがって、複数の羽根部材13は、支軸12d周りに回転しながら、光軸Oに直交する面内で進退し、開口10の開口径を変化させる。このように、羽根駆動リング14の複数のカム溝(14b,14c)は、複数の羽根部材13のそれぞれを駆動するための駆動部として機能している。
【0093】
ここで、カム溝(14b,14c)の構成について、さらに詳述する。上述したように、羽根駆動リング14に形成される複数のカム溝(14b,14c)は、複数の羽根部材13をそれぞれ駆動する駆動部として機能する。そのために、複数のカム溝(14b,14c)のそれぞれには、複数の羽根部材13の各被駆動ピン13bが係合されている。
【0094】
複数のカム溝(14b,14c)は、羽根駆動リング14の前面において、周方向に略等間隔に並べて形成されている。この場合において、上述したように、第1カム溝14bと第2カム溝14cとは周方向に交互に並べて配置されている。そして、本実施形態において、複数のカム溝(14b,14c)は、図4等に示すように、また上述したように8本形成されている。
【0095】
各カム溝(14b,14c)の各カム曲線(14bx,14cx)は、図8に示すように形成されている。各カム曲線(14bx,14cx)は、各羽根部材13が所定の範囲内で駆動される際に、各被駆動ピン13bが移動する経路を示すものである。
【0096】
ここで、カム溝(14b、14c)に係合する被駆動ピン13bが、図8のカム曲線上の符号Aに示す位置(カム溝(14b,14c)の一端)にあるとき、複数の羽根部材13によって形成される開口(絞り開口)の口径は、当該光量調整装置1において設定し得る最大開口径となるものとする。そして、このとき羽根部材13は開放絞り状態にあるので、この位置を開位置Aと表記する。
【0097】
また、被駆動ピン13bが、図8のカム曲線上の符号A1に示す位置と、その前後の所定の範囲の領域にあるとき、複数の羽根部材13は、開放絞り状態に近い位置にあるものとする。そして、このときの位置を、開放近似位置A1と表記する。
【0098】
一方、カム溝(14b、14c)に係合する各被駆動ピン13bが、図8の符号Bに示す位置(カム溝(14b,14c)の中間位置)と、その前後の所定の範囲の領域にあるとき、複数の羽根部材13によって形成される開口(絞り開口)の口径は中間絞り状態にあるものとする。そして、このとき羽根部材13は中間絞り位置にあるので、中間絞り位置Bと表記する。
【0099】
他方、カム溝(14b、14c)に係合する各被駆動ピン13bが、図8の符号Cに示す位置(カム溝(14b,14c)の他端)にあるとき、複数の羽根部材13によって形成される開口(絞り開口)の口径は、当該光量調整装置1において設定し得る最小開口径となる最小絞り状態にあるものとする。そして、このとき羽根部材13は最小絞り位置にあるので、最小絞り位置Cと表記する。
【0100】
なお、上述のように、開位置A,最小絞り位置Cは、カム溝(14b,14c)のそれぞれ両端の各一点として表記される。
【0101】
これに対し、中間絞り位置Bは、カム曲線上の所定の一点を指すのみでなく、中間絞り位置Bの前後の所定の領域を指すものである。したがって、中間絞り位置Bとして扱われる領域は、最小絞り位置Cにある被駆動ピン13bが少しでも移動した時点の位置から、開放近似位置A1に近い所定の位置(不図示)までの領域を指すものとする。
【0102】
同様に、開放近似位置A1は、カム曲線上の所定の一点を指すのみでなく、開放近似位置A1の前後の所定の領域を指すものである。したがって、開放近似位置A1として扱われる領域は、中間絞り位置Bに含まれる領域の所定の境界位置(不図示)から、最大開口径となる開位置Aに被駆動ピン13bが到達する時点よりも直前の位置までの領域を指すものとする。
【0103】
本実施形態の光量調整装置1において、複数の羽根部材13は、上述したように、駆動モータ16の駆動力によって回転される羽根駆動リング14によって駆動される。このとき、各羽根部材13は、最小絞り位置Cと開位置Aとの間の区間で駆動され、各被駆動ピン13bは、各カム溝(14b,14c)内を相対的に移動して、複数の羽根部材13によって形成される開口(絞り開口)の口径を変化させる。
【0104】
この場合において、第1カム溝14bの第1カム曲線14bxと、第2カム溝14cの第2カム曲線14cxとでは、中間絞り位置Bと開放近似位置A1との間の区間(図8のA1−B区間)でカム形状を異ならせて形成している。
【0105】
なお、第1カム曲線14bxと第2カム曲線14cxとにおいて、中間絞り位置Bと最小絞り位置Cとの間の区間(図8のB−C区間)のカム形状は略一致している。また、同様に、開放近似位置A1を過ぎて開位置Aとの間の区間(図8のA−A1区間)のカム形状は略一致している。
【0106】
上述したように、羽根駆動リング14には、付勢バネ18によって、複数の羽根部材13を最小絞り状態とする方向に駆動させる付勢力が常に付与されている。したがって、この羽根駆動リング14を駆動モータ16の駆動力によって付勢バネ18の付勢力に抗して回転させて、複数の羽根部材13を閉位置Cから中間絞り位置B,開放近似位置A1を経て開位置Aへと駆動する場合、駆動モータ16が受ける負荷は、中間絞り位置Bと開放近似位置A1との間で大きくなることが判っている。
【0107】
即ち、複数の羽根部材13が開閉駆動されるとき、開放絞り位置に近くなるほど、各羽根部材13の移動量は大きくなる。したがって、このときに必要となる駆動トルクも大きくなり、よって駆動モータ16が受ける負荷も大きい。
【0108】
一方、複数の羽根部材13が開閉駆動されるとき、小絞り位置に近くなるほど、各羽根部材13の移動量は小さくなる。したがって、必要となる駆動トルクも小さくなり、よって駆動モータ16が受ける負荷は小さい。
【0109】
したがって、開放絞り寄りの領域になるほど、駆動モータ16の受ける負荷は大きくなると考えられる。
【0110】
そこで、本実施形態においては、中間絞り位置Bと開放絞り位置A1との間のカム形状を異なる二種のカム溝(第1カム溝14b,第2カム溝14c)として構成している。
【0111】
この場合において、複数の羽根部材13の総数の半分の枚数ずつ(4枚ずつ)を各カム溝(14b,14c)によって駆動させるように構成している。
【0112】
具体的には、複数の羽根部材13のうち4枚を第1カム曲線14bxを有する第1カム溝14bによって駆動させ、他の4枚を第2カム曲線14cxを有する第2カム溝14cによって駆動させるようにしている。さらに、この場合において、各カム溝(14b,14c)は、周方向に交互に並べて配置している。
【0113】
上述したように、第1カム曲線14bxと第2カム曲線14cxとは、中間絞り位置Bと開放近似位置A1との間のカム形状を異ならせて形成されている。このように、カム形状の異なる二種のカム溝(14b,14c)を用いて構成したことによって、第1カム溝14bが4枚の羽根部材13を駆動する際の駆動モータ16にかかる負荷のピークタイミングと、第2カム溝14cが他の4枚の羽根部材13を駆動する際の駆動モータ16にかかる負荷のピークタイミングとを、時間的にずらすことができる。
【0114】
つまり、全てのカム溝を同じ形状とした構成(従来構成)の場合には、駆動モータ16が受ける負荷は、ある特定の時点(タイミング)で集中して受けることになる。
【0115】
これに対し、本実施形態の構成では、駆動モータ16が受ける負荷のうち、第1カム溝14bで4枚の羽根部材13を駆動する際に駆動モータ16が受ける負荷のピークタイミングと、第2カム溝14cで4枚の羽根部材13を駆動する際に駆動モータ16が受ける負荷のピークタイミングとが、時間的に分散される構成となっている。したがって、ある特定の時点(タイミング)で駆動モータ16が受ける負荷は軽減される。
【0116】
図3に戻って、他の構成の詳細を説明する。上述したように、ケース本体12の円環状平面部12bと外壁部12cとで形成される内部空間部には、羽根駆動リング14と複数の羽根部材13とが配設されている。
【0117】
ここで、複数の羽根部材13は、光量調整装置1における開口10の外周領域において、図6に示すように、一部が互いに重ね合わせた形態で円周に沿って配置されることによって、略円形状の絞り開口13aを形成している。
【0118】
この形態において、各羽根部材13のそれぞれは、後述するように、羽根駆動リング14からの駆動力を受けて所定の移動を行って(支軸12d周りに回転して)、絞り開口13aの口径を変化させる。これにより、複数の羽根部材13は、開口10を通過する光量の調整を行う。
【0119】
複数の羽根部材13のそれぞれは、例えば薄板状シート部材等によって形成されている。各羽根部材13は、例えば略三日月状 (lunate) に形成されている。また、各羽根部材13の基端部近傍には、被駆動ピン13bと、支持孔13cとが形成されている。
【0120】
被駆動ピン13bは、羽根駆動リング14のカム溝(14b,14c)に係合し、同羽根駆動リング14が回転するのに伴って各羽根部材13を駆動させるための軸部材である。
【0121】
なお、各被駆動ピン13bは、各羽根部材13の背面側の表面から光軸Oと平行方向に背面側に向けて突出して、羽根駆動リング14の複数のカム溝(14b,14c)に係合している。
【0122】
また、各被駆動ピン13bは、各羽根部材13の前面側の表面から光軸Oと平行方向に前面側に向けても突出している。この前面側への突出部位は、当該光量調整装置1の組み立て状態において、後述するように羽根オサエ蓋11の有底溝(不図示)に係合している。
【0123】
支持孔13cは、ケース本体12の支軸12dが貫通されることにより、各羽根部材13を回転自在に軸支する部位である。なお、本実施形態の光量調整装置1においては、複数の羽根部材13は、8枚の羽根部材によって構成した例を示している。
【0124】
そして、当該光量調整装置1を組み立てた状態としたとき、複数の羽根部材13の各支持孔13cには、支軸12dのそれぞれが貫通されることにより、複数の羽根部材13は、光軸Oに平行な回転軸である支軸12d周りに回転自在に軸支された状態で、ケース本体12の内部空間部に収納される。そして、この状態において、複数の羽根部材13の各被駆動ピン13bは、羽根駆動リング14の複数のカム溝(14b,14c)のそれぞれに係合される。
【0125】
このように、ケース本体12の内部空間部に、羽根駆動リング14と複数の羽根部材13とのそれぞれが所定の位置に所定の形態で収納された状態において、ケース本体12の円環状平面部12bに対向する面の開口は、羽根オサエ蓋11によって覆われている。このとき、羽根オサエ蓋11は、ケース本体12に対して、例えば複数のビス19を用いて固定されている。
【0126】
羽根オサエ蓋11は、ケース本体12と略同径の略円環形状に形成されている。羽根オサエ蓋11の略中心部位には、円形開口11aが形成されている。この円形開口11aの中心軸は、各開口13a,14a,12aの各中心軸及び光軸Oと略一致するように配置されている。これにより、当該光量調整装置1の開口10は、各開口11a,12a,13a,14aによって形成されているものであるといえる。そして、当該開口10は、複数の羽根部材13によって形成される絞り開口13aが可変することで、開口径を変化させるように構成されている。
【0127】
羽根オサエ蓋11は、ケース本体12の開口を覆うと共に、当該ケース本体12の内部空間に収納された各構成部材(羽根駆動リング14及び複数の羽根部材13等)の脱落を抑止するための部材である。
【0128】
羽根オサエ蓋11の背面側(ケース本体12の内部空間に対向する面)には、複数の羽根部材13の前面側の各被駆動ピン13bがそれぞれ係合して、各羽根部材13の回転を案内する有底溝(不図示)が形成されている。この有底溝(不図示)は、複数のカム溝(14b,14c)と略同形状に形成され、各被駆動ピン13bの前面側突出部位の移動をガイドする。
【0129】
このように構成される光量調整装置1において、ケース本体12の円環状平面部12bに対向する面の開口には、羽根オサエ蓋11が配置されることによって内部を覆っている。これにより、ケース本体12と羽根オサエ蓋11とによって内部空間部が形成され、この内部空間部に、羽根駆動リング14と複数の羽根部材13とが所定の動作を行ない得る状態で収納されている。
【0130】
そして、光量調整装置1は、開口11a,13a,14a,12aによって形成される開口10を有している。この開口10は、撮像光学系に入射する光束を通過させる開口である。したがって、光量調整装置1は、開口10の中心が、撮像光学系に入射する光束の光軸Oに略一致するように配置されている。
【0131】
そして、当該光量調整装置1が、開口10を中心として全体が略円筒形状に形成されている。そして、複数の羽根部材13が、開口10に平行な面内に沿って進退することによって、開口10の開口径を変化させる。したがって、これにより、当該光量調整装置1は、開口10を通過する光量の調整が行われる。
【0132】
このように構成された本実施形態の光量調整装置1において、複数の絞り羽根によって形成される絞り開口13aの形状は、次のようになる。
【0133】
図9は、本実施形態の光量調整装置における絞り羽根によって形成される開口形状の例示である。なお、図9においては、本実施形態の光量調整装置1において、ケース本体12と、複数の羽根部材のうちの一部を示している。
【0134】
ここで、図9において実線で示す羽根部材13Ab,13Acは開放絞り位置にある複数の羽根部材のうち周方向に隣接して配置される2枚を取り出して示している。ここで、羽根部材13Abの被駆動ピン13bは第2カム溝14cに係合しているものとする。また、羽根部材13Acの被駆動ピン13bは第1カム溝14bに係合しているものとする。このとき、羽根部材13Ab,13Acを含む複数の羽根部材によって形成される絞り開口は、符号M1で示す略円形状となる。
【0135】
図9において破線で示す羽根部材13B,13Cは開放近似位置にある複数の羽根部材のうち周方向に隣接して配置される2枚を取り出して示している。ここで、羽根部材13Bの被駆動ピン13bは第1カム溝14bに係合しているものとする。また、羽根部材13Cの被駆動ピン13bは第2カム溝14cに係合しているものとする。このとき、羽根部材13B,13Cを含む複数の羽根部材によって形成される絞り開口は、符号M2で示す略円形状となる。
【0136】
ここで、図9に示す羽根部材13B,13Cによって形成される絞り開口M2に着目する。上述したように、本実施形態の光量調整装置1における各羽根部材は、例えば略三日月状 (lunate) に形成されているものとしている。したがって、各羽根部材が絞り開口を開放位置より狭めた状態としている時には、各羽根部材の内周円弧部(図9の矢印符号13x参照)は、絞り開口M2の周縁と所定の二点で交差する。
【0137】
例えば、絞り開口M2が形成されている状態において、羽根部材13Bの内周円弧部13xは、図9の符号S1,S2の二点で交差している。ここで、交点S1,S2を結ぶ直線を符号Haで示すものとする。
【0138】
同様に、絞り開口M2が形成されている状態において、羽根部材13Cの内周円弧部13xは、図9の符号S2,S3の二点で交差している。ここで、交点S2,S3を結ぶ直線を符号Hbで示すものとする。
【0139】
したがって、これにより、羽根部材13B,13Cを含む複数の羽根部材(8枚)によって形成される絞り開口M2は、直線Haの辺と直線Hbの辺とが交互に繋がって形成される多角形状で表すことができる。こうして表される多角形状は、絞り開口M2の近似開口M2aである。
【0140】
この場合において、第1カム溝14bと第2カム溝14cとは、開放近似位置で異なる形状となっているので、直線Haの長さと直線Hbの長さは、Ha≠Hbとなっている。
【0141】
一方、全てのカム溝を同じ形状とした従来構成の場合には、開放近似位置の絞り開口は正多角形状で表すことができる。つまり、このとき、全てのカム溝の形状は同じであるので、各辺の長さは全て同じである。
【0142】
これに対し、本実施形態の構成では、上述したように、絞り開口M2は、長さの異なる辺Haと辺Hb(Ha≠Hb)とが交互に繋がって形成される多角形状の近似開口M2aで表される。
【0143】
この場合において、辺Haと辺Hbとが極端に異なる長さで形成されると、極端に異形な形状の近似開口となってしまう。周知の通り、絞り開口の形状は、描写性能に影響を与えるものである。したがって、絞り開口の形状は、できるだけ円形状に近い形状となるように形成される構造が望ましい。換言すると、近似開口が、できるだけ正多角形状に近い形状となるように形成される構造が望ましい。つまり、絞り開口の形状を多角形状で表す場合において、その形状は、撮影によって得られる画像の描写性能に影響の出ない範囲に留めるのが望ましい。
【0144】
そこで、例えば、第1カム溝14bに対応する羽根部材13Bによって形成される辺Haの長さと、第2カム溝14cに対応する羽根部材13Cによって形成される辺Hbの長さとの比が、Ha:Hb=1:1よりも大きくなるように(即ち、Ha:Hb=1:1は含まない)、かつHa:Hb=2:1以下となるように形成されるのが望ましい。
【0145】
以上説明したように上記一実施形態によれば、複数の絞り羽根を駆動モータを用いて駆動する光量調整装置において、所望の開口を形成する複数の羽根部材13と、開口の中心軸周りに回転自在に配置され複数の羽根部材13を駆動する回転部材(羽根駆動リング14)と、回転部材(羽根駆動リング14)に回転駆動力を付与する電動駆動源(駆動モータ16)と、回転部材(羽根駆動リング14)に設けられ一端で複数の羽根部材13の最大開口径を形成させ、他端で複数の羽根部材13の最小開口径を形成させるカム曲線を有する複数のカム溝14b,14cと、複数の羽根部材13に設けられ複数のカム溝14b,14cにそれぞれ係合する複数の被駆動ピン13bとを具備し、複数のカム溝は、第1カム溝14bと、第1カム溝14bのカム曲線とは異なる形状のカム曲線を有する少なくとも1つの第2のカム溝14cとからなり、電動駆動源(駆動モータ16)の回転駆動力により回転部材(羽根駆動リング14)が回転駆動され、当該回転部材(羽根駆動リング14)が複数の羽根部材13を駆動するとき、複数の羽根部材13から電動駆動源(駆動モータ16)が受ける負荷のピークは分散されるように構成している。
【0146】
この場合において、第1カム溝14bと第2カム溝14cとのそれぞれのカム曲線の形状が異なる領域は、開口が最大開口径となる直前の位置から、開口を狭める方向への所定の領域である(図8のA1−B区間)。
【0147】
また、複数の羽根部材13のそれぞれは、開口を形成する内周円弧部13xを有し、開口は、内周円弧部13xに近似する直線で示した場合、隣接する辺の長さが異なる多角形状であらわされる。
【0148】
この場合において、開口をあらわす多角形状の隣接する辺の長さは、開口形状が撮影に影響しない範囲で異なるように設定される。例えば、多角形状の隣接する辺の長さの比は2:1以下とするように、第1カム溝14b,第2カム溝14cのカム形状を規定する。
【0149】
このような構成により、本実施形態によれば、全部で8枚ある複数の羽根部材13を駆動する際に、4枚の羽根部材13を第1カム溝14bで駆動させ、第1カム溝14bとは異なるカム形状を有する第2カム溝14cで、他の4枚の羽根部材13を駆動させるようにしたので、第1カム溝14bが駆動する4枚の羽根部材13の負荷ピークタイミングと、第2カム溝14cが駆動する4枚の羽根部材13の負荷ピークタイミングとを、時間的にずらして構成することができる。
【0150】
これにより、駆動モータ16が所定のタイミングで受ける負荷を抑えることができるので、大型化された複数の羽根部材13を駆動するために必要な駆動トルクを抑えることができる。したがって、駆動モータ16を大型化することなく、大口径レンズの大型化された羽根部材13をも駆動することができる。
【0151】
また、従来構成の光量調整装置に対して適用すれば、従来と同じ駆動モータを用いた場合、受ける負荷が軽減されるので、羽根駆動の高速化に寄与することができる。
【0152】
一方、従来構成の光量調整装置に対して適用する場合、従来の駆動モータよりも小型の駆動モータに置き換えることができるので、装置自体の小型化を実現できる。
【0153】
なお、本実施形態においては、羽根駆動リング14にカム溝(14b,14c)を設け、複数の羽根部材13に被駆動ピン13bを設けた構成を例示しているが、この構成に限られることはない。例えば、複数の羽根部材側にカム溝を設ける一方、羽根駆動リング側に被駆動ピンを設けて構成することもでき、その場合にも全く同様の作用及び効果を得ることができる。
【0154】
また、本実施形態では、カム形状の異なる2種のカム溝(第1カム溝14b,第2カム溝14c)を設け、第1カム溝14bで4枚の羽根部材を駆動し、第2カム溝14cで他の4枚の羽根部材を駆動する構成例を示しているが、この構成に限られることはない。本発明は、複数の羽根部材を駆動するために設けられる複数のカム溝について、少なくとも1枚以上のカム溝を異なる形状で形成すればよい。
【0155】
したがって、例えば、複数の羽根部材に対応する複数のカム溝の全てのカム形状を異なる形状として形成してもよい。また、例えば、複数の羽根部材の総数が例えば8枚である場合には、カム形状の異なる4種のカム溝を設け、各カム溝についてそれぞれ2枚の羽根部材を駆動させるように構成する形態も考えられる。
【0156】
このような構成とする場合にも、異なるカム形状のカム溝によって各羽根部材群のそれぞれを駆動する際に、駆動モータ16が受ける負荷のピークタイミングが時間的に重ならないように分散させる。これにより、上述の一実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0157】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施することができることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。この発明は、添付のクレームによって限定される以外にはそれの特定の実施態様によって制約されない。
【符号の説明】
【0158】
1……光量調整装置
10……開口
11……羽根オサエ蓋
11a,12a,13a,14a……開口
12……ケース本体
12b……円環状平面部
12c……外壁部
12d……支軸
12e……貫通溝部
12f……バネ係止部
12g……貫通溝部
13,13B,13C……羽根部材
13Ab,13Ac……羽根部材
13b……被駆動ピン
13c……支持孔
13x……内周円弧部
14……羽根駆動リング
14b……第1カム溝
14bx……第1カム曲線
14c……第2カム溝
14cx……第2カム曲線
14d……セクタギアー
14e……遮光羽根部
14f……バネ係止部
14g……円環形状平面部
16……駆動モータ
16a……ピニオンギアー
17,19,22……ビス
18……付勢バネ
20……位置検出センサー
21……取付板
100……レンズ鏡筒ユニット
101……レンズ鏡筒本体
102……レンズ基板
102b……信号線
103……光学レンズ
110……マウント部
200……撮像装置
201……ボディ
202……メイン基板
202b……信号線
203……撮像基板
203a……撮像素子
204……背面表示装置
205……電子ビューファインダ
図1
図2
図3
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図5
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図7
図8
図9