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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-205828(P2019-205828A)
(43)【公開日】2019年12月5日
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
   A62B 18/02 20060101AFI20191108BHJP
   A41D 13/11 20060101ALI20191108BHJP
【FI】
   A62B18/02 B
   A41D13/11 F
   A41D13/11 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2019-95505(P2019-95505)
(22)【出願日】2019年5月21日
(31)【優先権主張番号】10-2018-0057778
(32)【優先日】2018年5月21日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】505005049
【氏名又は名称】スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100128381
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義憲
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【弁理士】
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100154656
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 英彦
(72)【発明者】
【氏名】ジョンハン キム
(72)【発明者】
【氏名】ボンヒョプ カン
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA05
2E185BA12
2E185CB07
2E185CB13
2E185CB14
2E185CB16
2E185CB18
2E185CC07
2E185CC08
2E185CC32
(57)【要約】      (修正有)
【課題】フィルタカートリッジの交換を容易にすべく、コネクタ位置と構造を改善する。
【解決手段】マスクが、接顔部100を対称に分割する中心線上に配置されたコネクタ及び、コネクタに取外し可能に結合されたカートリッジを備える。コネクタが、カートリッジを差し込むためのカートリッジ挿入孔230が底部に設けられた本体部210及び、吸気口を取外し可能に接続することの可能な開口部がその中に形成された吸気口挿入部220を有する。カートリッジが、フィルタ部材が設けられたフィルタ収容部310及び、カートリッジ挿入孔内に差し込まれるように設けられた挿入口320を有する。挿入口320がカートリッジ挿入孔230内に差し込まれている時に、挿入口320の端部と本体部210の上面との間に間隙が形成され、間隙の少なくとも一部分と開口部の少なくとも一部分とが相互に対面している。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
着用者の顔に装着可能な接顔部と、
前記接顔部に結合された空気流入部であって、これを介して空気が流入する吸気口が設けられた空気流入部と、
前記空気流入部と接続されたコネクタであって、前記接顔部を対称に分割する中心線上に配置されたコネクタと、
前記コネクタに取外し可能に結合されたカートリッジと、
を備え、
前記コネクタが、
内部通路がその中に形成された本体部であって、前記カートリッジが差し込まれるカートリッジ挿入孔が底部に形成された本体部と、
前記本体部の裏面に前記内部通路と流体連通するように設けられた吸気口挿入部であって、前記吸気口が取外し可能に接続されることの可能な開口部がその中に形成された吸気口挿入部と、
を有し、
前記カートリッジが、
フィルタ部材がその中に配置されたフィルタ収容部と、
前記フィルタ収容部の一方の面から突出している挿入口であって、前記カートリッジ挿入孔内に差し込まれるように設けられた挿入口と、
を有し、
前記挿入口が前記カートリッジ挿入孔内に差し込まれている時には、前記挿入口の端部と前記本体部の上面との間に間隙が形成され、前記間隙の少なくとも一部分と前記開口部の少なくとも一部分とが相互に対面している、
マスク。
【請求項2】
前記吸気口が前記空気流入部から前方に突出している、
請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記コネクタが、前記本体部の前面に形成されたカートリッジ接続部を更に備え、
前記カートリッジが、前記カートリッジ接続部に取外し可能に結合された締結部であって、前記フィルタ収容部の一方の面から突出して、前記挿入口の外表面の少なくとも一部分を被覆する締結部を更に備える、
請求項1に記載のマスク。
【請求項4】
前記コネクタが、前記本体部の両側面に形成されたカートリッジ補助接続部を更に備え、
前記カートリッジが、前記フィルタ収容部の一方の面から突出しているフック部であって、前記カートリッジ補助接続部に取外し可能に差し込まれるフック部を更に備える、
請求項3に記載のマスク。
【請求項5】
前記フィルタ収容部が、
複数の孔が形成され、裏側が開いている第1の格子部を有する表ケースと、
前記表ケースの前記開いている裏側に結合されて、前記フィルタ部材を収容するための内部空間を形成する裏ケースであって、複数の孔が形成された第2の格子部を備える裏ケースと、
を備える、
請求項3に記載のマスク。
【請求項6】
前記締結部が前記表ケースの上面から突出して、前記挿入口の前部に配置されている、
請求項5に記載のマスク。
【請求項7】
前記締結部が前後に往復運動するように設けられ、前記締結部の突出端部が係止突起を形成するように屈曲されている、
請求項6に記載のマスク。
【請求項8】
前記カートリッジ接続部が、前記カートリッジ接続部の前面の少なくとも一部分を切断することによって形成される切欠部であって、前記係止突起がその中に挿入係止される切欠部を有する、
請求項7に記載のマスク。
【請求項9】
前記係止突起の前面から滑り止め突起が突出している、
請求項7に記載のマスク。
【請求項10】
前記空気流入部に、外気が前記接顔部内に流入することを防止し、前記接顔部の内気を前記接顔部の外へと動かすための通路を確保するための一方向弁が設けられている、
請求項1に記載のマスク。
【請求項11】
前記コネクタと前記空気流入部とが相互に一体に形成されている、
請求項1に記載のマスク。
【請求項12】
ストラップと結合されるストラップ結合部が前記空気流入部に設けられている、
請求項1に記載のマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、マスクに関する。
【背景技術】
【0002】
マスクは、塵、微粒子、臭気、ガス等が口や鼻に入ることを防止するために着用され、様々な種類のマスクが、その目的に応じて使用される。特に、工業環境においては、労働者の健康上及び安全上の目的で、マスクの使用が必要とされる。
【0003】
マスクの濾過機能を促進するためのフィルタ付きのマスクが、様々な工業環境において使用される。そのようなフィルタは、典型的にはカートリッジ内に収容されており、カートリッジをマスクと結合させることによって、マスクと接続されている。
【0004】
フィルタを収容したカートリッジを結合させて使用するマスクの出現により、カートリッジとマスクとの取付け又は取外しをより容易にできるように結合構成を向上させることが求められている。
【発明の概要】
【0005】
技術的な問題
上述の課題を解決するための本開示の一目的は、カートリッジの取付け及び取外しが容易であると共に、カートリッジの把持力を強化することの可能なマスクを提供することである。
【0006】
技術的解決策
本開示の一実施形態に係るマスクが、着用者の顔に装着可能に設けられた接顔部、接顔部に結合され、これを介して空気が流入する吸気口が設けられた空気流入部、空気流入部に接続され、接顔部を対称に分割する中心線上に配置されたコネクタ及び、コネクタに取外し可能に結合されたカートリッジを備える。コネクタが、内部通路がその中に形成され、カートリッジを差し込むためのカートリッジ挿入孔が底部に設けられた本体部及び、本体部の裏面に内部通路と流体連通するように設けられ、吸気口を取外し可能に接続することの可能な開口部がその中に形成された吸気口挿入部を有してもよい。カートリッジが、フィルタ部材がその中に配置されたフィルタ収容部及び、フィルタ収容部の一方の面から突出し、カートリッジ挿入孔内に差し込まれるように設けられた挿入口を有してもよい。挿入口がカートリッジ挿入孔内に差し込まれている時に、挿入口の端部と本体部の上面との間に間隙が形成され、間隙の少なくとも一部分と開口部の少なくとも一部分とが相互に対面していてもよい。
【0007】
有利な効果
本開示の一実施形態に係るマスクは、カートリッジとコネクタとの取付け又は取外しが容易である。
【0008】
加えて、本開示の一実施形態に係るマスクは、コネクタとカートリッジとの把持力を強化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本開示の一実施形態に係るマスクの斜視図である。
図2】本開示の一実施形態に係るマスクの分解斜視図である。
図3】本開示の一実施形態に係るコネクタの後方斜視図である。
図4】本開示の一実施形態に係るコネクタの底面斜視図である。
図5】本開示の一実施形態に係るコネクタの断面図である。
図6図1の線A−A’に沿って切った断面図である。
図7】本開示の別の一実施形態に係るマスクの斜視図である。
図8】本開示の別の一実施形態に係るマスクの分解斜視図である。
図9】本開示の別の一実施形態に係るコネクタの後方斜視図である。
図10】本開示の一実施形態に係るコネクタの底面斜視図である。
図11】本開示の一実施形態に係るコネクタの側面図である。
図12図7の線B−B’に沿って切った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を詳細に記載するにあたり、発明を実施するための形態及び以下に記載の特許請求の範囲で使用される用語又は語句は、通常の又は字義通りの意味を有するものとして解釈されるべきではなく、発明者がその発明を最良の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義することが可能であるという原理に基づき、本開示の技術的概念に合致する意味及び概念であるものとして解釈されるべきである。従って、明細書に記載される実施形態及び図面に図示される構成は、単に最も好適な実施形態であり、本開示の全ての技術的概念を表すものではない。従って、これらの実施形態に代わる様々な等価物及び変形が、本願の出願時において存在しうることが理解されるべきである。
【0011】
以下に、本開示の好適な実施形態を、添付の図面と関連させながら詳細に説明する。添付の図面において、同じ要素は同じ参照番号で示されていることに留意すべきである。加えて、周知の機能又は構成は、これらの不必要に詳細な記載によって本開示の主要な特徴が不明瞭とならないように、詳細には記載されていない。同様の理由で、幾つかの要素が図面内で強調、省略又は概略的に図示されていてもよく、また、各要素の寸法は、実寸を正確に反映するものではない。
【0012】
加えて、明細書の全体を通して、「上側」、「下側」などの表現は、図面の描写を基準として述べられており、対応する物体の向きが変更された場合には、異なる表現であってもよいことに留意すべきである。
【0013】
図1は、本開示の一実施形態に係るマスクの斜視図であり、図2は、一実施形態に係るマスクの分解斜視図である。図1及び図2を参照すると、本開示の一実施形態に係るマスク1が、接顔部100、空気流入部110、コネクタ200及びカートリッジ300を有してもよい。
【0014】
接顔部100は、着用者の顔に装着される部分であり、着用者の鼻及び口を覆うように着用者の顔に装着されてもよい。接顔部100が、不透過性の材料から形成されていてもよい。接顔部100が、これを介して外気が流入する流入孔100a及び、これを介して内気が排出される排出孔100bを有してもよく、流入孔100a及び排出孔100bが、接顔部の前面に垂直方向に形成されていてもよい。
【0015】
空気流入部110が、接顔部110の前面に、接着、溶着などによって結合されていてもよい。空気流入部110が、例えば、接顔部100に結合された内部カバー114及び、内部カバー114の外表面を包囲するように内部カバー114に対応する形状に設けられた外部カバー113を有してもよい。
【0016】
内部カバー114が、これを介して外気が流入する吸気口111及び、これを介して内気が排出される排気口112を有してもよい。吸気口111及び排気口112が、流入孔100a及び排出孔100bに対応する位置に形成されていてもよい。
【0017】
吸気口111が、内部カバー114の上側に配置されていてもよく、前方に突出していてもよい。吸気口111が、コネクタ200の吸気口挿入部220内に差し込まれてもよい。吸気口111がコネクタ200内に差し込まれている時に、コネクタ200の内部空間及び接顔部100の内部空間が相互に流体連通してもよい。
【0018】
吸気口111が、接顔部1110を対称に分割する中心線上に配置されていてもよい。例えば、吸気口111が、接顔部1110を上下対称に分割する中心線(CL)上に配置されていてもよい。コネクタ200及び吸気口111を通過する外気が、接顔部100の内部空間に流入してもよい。
【0019】
排気口112が、吸気口112の下部に配置されていてもよい。接顔部100の内気が、排気口112を通って外部へと排出されてもよい。排気口112に、外気が接顔部100内に流入することを防止し、接顔部100の内気を接顔部100の外へと動かすための通路を確保するための一方向弁112aが設けられていてもよい。従って、着用者が息を吸うと、外気が吸気口111を通って接顔部100内へと流入し、また、着用者が息を吐くと、接顔部100の内気が排気口112を通って外部へと排出されてもよい。
【0020】
空気流入部110が、外部カバー113を有してもよい。外部カバー113が、内部カバー114の外表面に対応する形状であってもよく、また、内部カバー114を完全に包囲する形状で内部カバー114に結合されていてもよい。外部カバー113が、内部カバー114の吸気口111をこれを介して前方に露出させる貫通孔113aを有してもよい。加えて、内部カバー114の排気口112に対面する外部カバー113の一部分が、排気口112から所定の距離D1だけ離間して配置されていてもよい(図6を参照のこと)。従って、排気口112を通って排出される空気が、外部カバー113によって遮られることなく、容易に外部へと排出されることが可能である。
【0021】
着用者の頭に掛けるためのストラップ115が、外部カバー113に結合されていてもよい。このために、外部カバー113にストラップ結合部113bが設けられていてもよい。ストラップ結合部113bが、外部カバー113の上部の両側に配置されていてもよい。
【0022】
コネクタ200は、空気流入部110とカートリッジ300とを接続する部材であり、空気流入部110がその裏面に接続されていてもよく、カートリッジ300がその底部に接続されていてもよい。
【0023】
コネクタ200が、接顔部110を対称に分割する中心線上に配置されていてもよい。例えば、コネクタ200が、接顔部110を上下対称に分割する中心線CL上に配置されていてもよい。以下に、コネクタ200の詳細な構成を、図3から図5を参照しながら記載する。
【0024】
図3は、本開示の一実施形態に係るコネクタの後方斜視図であり、図4は、本開示の一実施形態に係るコネクタの底面斜視図であり、図5は、本開示の一実施形態に係る前記コネクタの断面図である。
【0025】
図3から図5を参照すると、コネクタ200が、内部通路Pがその中に形成され、カートリッジ300を差し込むためのカートリッジ挿入孔211が底部に設けられた本体部210及び、本体部210の裏面に設けられ、吸気口111を差し込むことの可能な開口部221がその中に形成された吸気口挿入部220を有してもよい。
【0026】
図3を参照すると、吸気口挿入部220が、本体部210の裏面に設けられていてもよい。吸気口挿入部220が、本体部210の内部通路P1と流体連通するように設けられていてもよい。吸気口挿入部220内に開口部221が形成されていてもよい。空気流入部110の吸気口111が、開口部221に取外し可能に接続されていてもよい。本体部210と吸気口挿入部220とが接続されている部分の面積が、吸気口挿入部220の開口部221の面積よりも小さくてもよい。例えば、本体部210と吸気口挿入部220とが接続されている部分の垂直方向長さLが、開口部221の垂直方向長さL2よりも短くてもよい(図5を参照のこと)。従って、本体部210と吸気口挿入部220との間に、段状の突出部220aが形成されていてもよい。
【0027】
図4を参照すると、カートリッジ挿入孔211が本体部210の底部に設けられている。カートリッジ300の挿入口320が、カートリッジ挿入孔211内に差し込まれてもよい(図6を参照のこと)。従って、カートリッジ300を通過する間に濾過された外気が、挿入口320を通ってコネクタ200に入ってもよく、また、最終的には、コネクタ200の裏面に接続された吸気口111を通って接顔部100の内部へと移動してもよい。
【0028】
本体部210が、カートリッジ300と接続される接続部230、240を有してもよい。例えば、カートリッジ接続部230が、本体部210の前面に設けられていてもよく、また、カートリッジ補助接続部240が、本体部210の両側面に設けられていてもよい。
【0029】
カートリッジ300が、カートリッジ接続部230及びカートリッジ補助接続部240に取外し可能に結合されている。
【0030】
図2を参照すると、カートリッジ300は、外気を濾過し、濾過された空気を接顔部100内へと供給するための部材であり、コネクタ200に取外し可能に結合されていてもよい。
【0031】
カートリッジ300が、フィルタ部材313を収容するためのフィルタ収容部310及び、フィルタ収容部310の一方の面から突出し、カートリッジ挿入孔内211に差し込まれるように設けられた挿入口320を有してもよい。
【0032】
フィルタ収容部310内に、フィルタ部材313が配置されていてもよい。フィルタ収容部310が、例えば、複数の孔が形成され、片側が開いている第1の格子部311aを有する裏ケース311及び、裏ケース311の開いている側に結合されて、フィルタ部材313を収容するための内部空間を形成する表ケース312であって、複数の孔が形成された第2の格子部312aを有する表ケース312を有してもよい。しかし、フィルタ部材をその中に収容することが可能であり、格子部がその外表面上に形成されたフィルタ収容部310の構造が、関連する分野における周知の様々な構成へと変更されてもよい。
【0033】
挿入口320が、フィルタ収容部310に設けられていてもよく、また、例えば挿入口320がフィルタ収容部310の上側に配置されていてもよい。挿入口320が、フィルタ収容部310と流体連通するように設けられていてもよい。従って、フィルタ収容部内の濾過部材313を通過する間に濾過された空気が、挿入口320内へと流入してもよい。
【0034】
挿入口320が、コネクタ200のカートリッジ挿入孔211内に差し込まれてもよい。挿入口320がカートリッジ挿入孔211内に差し込まれている時に、挿入口320の端部と本体部210の上面との間に開隙S1(図6を参照のこと)が形成されてもよく、また、開隙S1の少なくとも一部分と吸気口挿入部220の開口部221の少なくとも一部分とが相互に対面するように配置されていてもよい。例えば、挿入口320の端部と本体部210の上面との間の距離が、本体部210の上面と段状の突出部220aとの間の距離よりも短くてもよい。従って、挿入口320を通過する空気が、遮断されることなく吸気口111内へと直接に流入してもよい。
【0035】
締結部400が、フィルタ収容部310の一方の面から突出して、カートリッジ接続部230に取外し可能に結合されていてもよい。締結部400が、フィルタ収容部310の裏ケース311の上面から突出していてもよく、また、挿入口320の少なくとも外表面を被覆するように形成されていてもよい。例えば、締結部400が挿入口320の前部に配置されていてもよい。ここで、締結部400がフィルタ収容部310と一体に製造されていてもよいが、別個に製造され、フィルタ収容部310に結合されていてもよい。例えば、締結部400が射出成型によってフィルタ収容部310と一体に形成されてもよいが、別個の構造として製造され、挿入口320に差し込まれてもよい。
【0036】
カートリッジ接続部230及び締結部400が、バックル構造として相互に接続されてもよい。換言すれば、カートリッジ接続部230の前面の少なくとも一部分が、切欠部231を形成するように切断されていてもよく、また、締結部400の突出端部が、切欠部231内に挿入係止される係止突起421を形成するように屈曲されていてもよい。従って、締結部400がカートリッジ接続部230に差し込まれている時に、係止突起421が切欠部231内に挿入係止されて、これに締結されていてもよい。ここで、締結部400が前後に往復運動するように設けられていてもよい。従って、使用者が、締結部400を後方に押して、係止突起421と切欠部231との係止を解除することにより、締結部400をカートリッジ接続部230から抜いてもよい。この場合、滑りを防止するための滑り止め突起421aが、係止突起421の前面から突出していてもよい。
【0037】
フック部410が、補助カートリッジ接続部240に取外し可能に結合されるように、フィルタ収容部310の一方の面から突出していてもよい。フック部410が、フィルタ収容部310と一体に製造されていてもよいが、別個の部材として製造され、フィルタ収容部310に結合されていてもよい。フック部410が別個の部材として製造されている場合には、上述の締結部400及びフック部410が一部材として製造されていてもよい。フック部410が、本体部210の両側面上に形成された補助カートリッジ接続部240に取外し可能に結合され、左右に往復運動するように設けられていてもよい。従って、フック部410が補助カートリッジ接続部240内に挿入締結されている時に、使用者が、フック部410を内側に押すことによってこれを外してもよい。上述のように、一実施形態に係るマスク1がコネクタ200とカートリッジ300との間の把持力を強化することが可能であるように、カートリッジ接続部230及び補助カートリッジ接続部240がコネクタ200上に設けられ、締結部400及びフック部410がカートリッジ300上に設けられており、また、カートリッジ300とコネクタ200との取付け又は取外しが容易であるように、コネクタ200とカートリッジ300とがバックル構造によって相互に接続されている。
【0038】
ここで、別の一実施形態に係るマスク1を、図7から図12を参照しながら記載する。図7は、別の一実施形態に係るマスクの斜視図であり、図8は、別の一実施形態に係るマスクの分解斜視図であり、図9は、別の一実施形態に係るコネクタの後方斜視図であり、図10は、別の一実施形態に係るコネクタの底面斜視図であり、図11は、別の一実施形態に係るコネクタの側面図であり、図12は、図7の線B−B’に沿って切った切断図である。
【0039】
一実施形態に係るマスク1が、着用者の顔に装着可能に設けられた接顔部100、接顔部100に結合され、これを介して空気が流入する吸気部111が設けられた空気流入部110、空気流入部110に接続され、接顔部を対称に分割する中心線(CL)上に配置されたコネクタ200及び、コネクタに取外し可能に結合されたカートリッジ300を有する。ここで、別の一実施形態に係るマスク1は、コネクタ200及び空気流入部110の構成を除いては、図1から図6に図示する一実施形態に係るマスクと実質的に同じである。従って、同じ構成の詳細な説明は省略し、上述の記載に代える。
【0040】
別の一実施形態に係るマスク1が、空気流入部110を有する。空気流入部110が、接顔部110の前面に、接着、溶着などによって結合されていてもよい。空気流入部110が、例えば、接顔部100に結合された内部カバー114及び、内部カバー114の外表面を包囲するように内部カバー114に対応する形状に設けられた外部カバー113を有してもよい。
【0041】
内部カバー114が、これを介して外気が流入する吸気口111及び、これを介して内気が排出される排気口112を有してもよい。
【0042】
外部カバー113が、内部カバー114の外表面に対応する形状であってもよく、また、内部カバー114を完全に包囲する形状で内部カバー114に結合されていてもよい。外部カバー113が、内部カバー114の吸気口111をこれを介して前方に露出させる貫通孔113aを有してもよい。加えて、内部カバー114の排気口112に対面する外部カバー113の一部分が、排気口112から所定の距離D1だけ離間して配置されていてもよい(図12を参照のこと)。従って、排気口112を通って排出される空気が、外部カバー113によって遮られることなく、容易に外部へと排出されることが可能である。
【0043】
別の一実施形態に係るマスク1が、コネクタ200を有してもよく、コネクタ200が、内部通路P1がその中に形成され、カートリッジ300を差し込むためのカートリッジ挿入孔211が底部に設けられた本体部210及び、本体部210の裏面に、内部通路P1と流体連通するように設けられ、吸気口111を取外し可能に接続することの可能な開口部221がその中に形成された吸気口挿入部220を有してもよい。ここで、コネクタ200が空気流入部110と一体に形成されていてもよい。より詳細には、コネクタ200が、空気流入部110の外部カバー113と一体に形成されていてもよい。例えば、コネクタ200と外部カバー113とが、射出成型によって相互に一体に製造されていてもよい。コネクタ200と外部カバー113とが相互に一体に形成されている場合には、コネクタ200の吸気口挿入部220が形成されている部分が、外部カバー113と接続されていてもよい。
【0044】
以下は、本開示の複数の実施形態のリストである。
【0045】
第1実施形態は、着用者の顔に装着可能な接顔部と、接顔部に結合された空気流入部であって、これを介して空気が流入する吸気口が設けられた空気流入部と、空気流入部と接続されたコネクタであって、接顔部を対称に分割する中心線上に配置されたコネクタと、コネクタに取外し可能に結合されたカートリッジとを備え、コネクタが、内部通路がその中に形成された本体部であって、カートリッジが差し込まれるカートリッジ挿入孔が底部に形成された本体部と、本体部の裏面に内部通路と流体連通するように設けられた吸気口挿入部であって、吸気口が取外し可能に接続されることの可能な開口部がその中に形成された吸気口挿入部とを有し、カートリッジが、フィルタ部材がその中に配置されたフィルタ収容部と、フィルタ収容部の一方の面から突出している挿入口であって、カートリッジ挿入孔内に差し込まれるように設けられた挿入口とを有し、挿入口がカートリッジ挿入孔内に差し込まれている時には、挿入口の端部と本体部の上面との間に間隙が形成され、間隙の少なくとも一部分と開口部の少なくとも一部分とが相互に対面している、マスクである。
【0046】
第2実施形態は、吸気口が空気流入部から前方に突出しているマスクである。
【0047】
第3実施形態は、コネクタが、本体部の前面に形成されたカートリッジ接続部を更に備え、カートリッジが、カートリッジ接続部に取外し可能に結合された締結部であって、フィルタ収容部の一方の面から突出して、挿入口の外表面の少なくとも一部分を被覆する締結部を更に備えるマスクである。
【0048】
第4実施形態は、コネクタが、本体部の両側面に形成されたカートリッジ補助接続部を更に備え、カートリッジが、フィルタ収容部の一方の面から突出しているフック部であって、カートリッジ補助接続部に取外し可能に差し込まれるフック部を更に備えるマスクである。
【0049】
第5実施形態は、フィルタ収容部が、複数の孔が形成され、裏側が開いている第1の格子部を有する表ケースと、表ケースの開いている裏側に結合されて、フィルタ部材を収容するための内部空間を形成する裏ケースであって、複数の孔が形成された第2の格子部を備える裏ケースと、を備えるマスクである。
【0050】
第6実施形態は、締結部が表ケースの上面から突出して、挿入口の前部に配置されているマスクである。
【0051】
第7実施形態は、締結部が前後に往復運動するように設けられ、締結部の突出端部が係止突起を形成するように屈曲されているマスクである。
【0052】
第8実施形態は、カートリッジ接続部が、カートリッジ接続部の前面の少なくとも一部分を切断することによって形成される切欠部であって、係止突起がその中に挿入係止される切欠部を有するマスクである。
【0053】
第9実施形態は、係止突起の前面から滑り止め突起が突出しているマスクである。
【0054】
第10実施形態は、空気流入部に、外気が接顔部内に流入することを防止し、接顔部の内気を接顔部の外へと動かすための通路を確保するための一方向弁が設けられているマスクである。
【0055】
第11実施形態は、コネクタと空気流入部とが相互に一体に形成されているマスクである。
【0056】
第12実施形態は、ストラップと結合されるストラップ結合部が空気流入部に設けられているマスクである。
【0057】
本開示の構成及び特徴を、本開示の様々な実施形態と関連させながら記載してきたが、本開示はこれらに限定されるものではなく、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく種々の変更又は修正が可能であることは当業者に明らかであり、従って、そのような変更又は修正が添付の請求の範囲に含まれることが理解されよう。
【符号の説明】
【0058】
1…マスク、100…接顔部、110…空気流入部、200…コネクタ、210…本体部、220…吸気口挿入部、230…カートリッジ接続部、240…カートリッジ補助接続部、300…カートリッジ、310…フィルタ収容部、320…挿入口、400…締結部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【外国語明細書】
2019205828000001.pdf