特開2019-218784(P2019-218784A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2019-218784(P2019-218784A)
(43)【公開日】2019年12月26日
(54)【発明の名称】旋回作業車
(51)【国際特許分類】
   E02F 9/00 20060101AFI20191129BHJP
【FI】
   E02F9/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-118026(P2018-118026)
(22)【出願日】2018年6月21日
(71)【出願人】
【識別番号】000006781
【氏名又は名称】ヤンマー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】畠中 光幸
(72)【発明者】
【氏名】池田 隆弘
【テーマコード(参考)】
2D015
【Fターム(参考)】
2D015BA01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】スイング機能を有する旋回作業車であって、スイングシリンダに連結された油圧ホースがスイングシリンダの揺動に追従することができる旋回作業車を提供する。
【解決手段】下部走行体と、上部旋回体と、上部旋回体の底部を構成する旋回フレーム30と、旋回フレーム30に水平回動可能に支持されたブームブラケット4と、旋回フレーム30の底板31上に立設された第1縦板32及び第2縦板33と、第2縦板33を挟んで第1縦板32の反対側に設けられ、旋回フレーム30とブームブラケット4を連結するスイングシリンダ41と、スイングシリンダ41よりも上方の第2縦板33の側壁からスイングシリンダ41側へ突設された突片38と、突片38に設けられたホースガイド39と、第1縦板32及び第2縦板33の上方を通り、ホースガイド39を上方から下方へ貫通してスイングシリンダ41に至る第1及び第2油圧ホース41c,41dとを備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体の底部を構成する旋回フレームと、
前記旋回フレームの前部に水平回動可能に支持された揺動体と、
前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機と、
前記旋回フレームの底板上に左右に間隔をあけて位置し、前後方向に延びるように立設された第1縦板及び第2縦板と、
前記第2縦板を挟んで前記第1縦板の反対側に設けられ、前記旋回フレームと前記揺動体とを連結する油圧式のスイングシリンダと、
前記スイングシリンダよりも上方の前記第2縦板の側壁から前記スイングシリンダ側へ突設された突片と、
前記突片に設けられたホースガイドと、
前記第1縦板及び第2縦板の上方を通り、前記ホースガイドを上方から下方へ貫通して前記スイングシリンダに至る油圧ホースと、を備える、旋回作業車。
【請求項2】
前記ホースガイドは、前記突片に切り欠き形成されて前記油圧ホースを収納する凹欠部と、前記凹欠部の開口端を閉塞する閉塞部材と、を有する、請求項1に記載の旋回作業車。
【請求項3】
前記第2縦板の左右外側に配置された作動油タンクと、
前記作動油タンクの下部を前記突片に固定するブラケットと、
前記ブラケットの前記ホースガイドに対応する位置に切り欠き形成された切欠部と、を備える、請求項1又は2に記載の旋回作業車。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、旋回作業車、例えば、スイング機能を有する旋回作業車に関する。
【背景技術】
【0002】
バックホーなどの旋回作業車では、下部走行体と、下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体の前部に上下回動可能に支持された作業機とを備えている。
【0003】
特許文献1には、上部旋回体の旋回フレームが、底板と、底板上に前後方向に延びて立設された左右の縦板と、前側に向けて斜め下向きに傾斜した状態で両端が左右の縦板にそれぞれ固着された横板とによって構成され、少なくとも一方の縦板には、作業機に向けて延びる油圧ホースが挿通されるホース挿通穴を横板よりも上側に設けた旋回式建設機械が記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、アッパーフレーム(旋回フレームに相当)の縦板及び横板の少なくとも一つの板材が、その上縁に一対の突起部を有し、この一対の突起部の間に配索物(油圧ホースなど)が通される作業機械が記載されている。特許文献2では、配索物をグロメットの貫通孔に挿通させ、そのグロメットを一対の突起部の間に嵌め込むようにしている。
【0005】
ところで、旋回作業車では、狭い場所での作業性を高めるため、作業機が上下方向に回動するだけでなく、作業機の基端部が水平回動する、いわゆるスイング機能が装備されている場合がある。スイング機能を備える旋回作業車では、旋回フレーム上に油圧式のスイングシリンダが配置される。スイングシリンダは、シリンダチューブが旋回フレームに枢結され、シリンダロッドが作業機の基端部に枢結されており、シリンダロッドの伸縮によりスイングシリンダは旋回フレームに対して水平回動する。
【0006】
特許文献1に記載された油圧ホースの配索構造は、上方に設置されたブームシリンダやアームシリンダなどに連結する油圧ホースを配索するのに適しているが、下方に設置されたスイングシリンダに連結する油圧ホースを配索するのには適さない。
【0007】
また、特許文献2では、グロメットに形成する貫通孔の孔径が、挿通される配索物に合わせて隙間が生じないように設計されているため、配索物はグロメットの貫通孔を摺動することが困難である。そのため、グロメットの貫通孔に挿通された油圧ホースは、スイングシリンダのように旋回フレームに対して回動するアクチュエータに追従することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特許3377198号公報
【特許文献2】特開2013−87423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スイング機能を有する旋回作業車であって、スイングシリンダに連結された油圧ホースがスイングシリンダの揺動に追従することができる旋回作業車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の旋回作業車は、下部走行体と、
前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体の底部を構成する旋回フレームと、
前記旋回フレームの前部に水平回動可能に支持された揺動体と、
前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機と、
前記旋回フレームの底板上に左右に間隔をあけて位置し、前後方向に延びるように立設された第1縦板及び第2縦板と、
前記第2縦板を挟んで前記第1縦板の反対側に設けられ、前記旋回フレームと前記揺動体とを連結する油圧式のスイングシリンダと、
前記スイングシリンダよりも上方の前記第2縦板の側壁から前記スイングシリンダ側へ突設された突片と、
前記突片に設けられたホースガイドと、
前記第1縦板及び第2縦板の上方を通り、前記ホースガイドを上方から下方へ貫通して前記スイングシリンダに至る油圧ホースと、を備えるものである。
【0011】
本発明の旋回作業車において、前記ホースガイドは、前記突片に切り欠き形成されて前記油圧ホースを収納する凹欠部と、前記凹欠部の開口端を閉塞する閉塞部材と、を有するものでもよい。
【0012】
また、本発明の旋回作業車において、前記第2縦板の左右外側に配置された作動油タンクと、
前記作動油タンクの下部を前記突片に固定するブラケットと、
前記ブラケットの前記ホースガイドに対応する位置に切り欠き形成された切欠部と、を備えるものでもよい。
【0013】
本発明によれば、スイングシリンダに隣接する第2縦板の上部の側壁から突設させた突片にホースガイドを設けているため、スイングシリンダに至る複数の油圧ホースをスイングシリンダの近くに集約し、再び複数の油圧ホースを分配することができる。これにより、スイングシリンダの伸縮によってスイングシリンダが揺動した場合に、スイングシリンダに連結された油圧ホースがスイングシリンダの揺動に追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る旋回作業車の一例を示す斜視図
図2】旋回フレームの斜視図
図3】旋回フレームの平面図
図4】ホースガイドを拡大して示す斜視図
図5】旋回フレームと作動油タンクの分解斜視図
図6】作動油タンクの取付箇所を拡大して示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0016】
[旋回作業車の概要]
図1に示すように、旋回作業車1は、下部走行体2と、下部走行体2の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に水平回動可能に支持された揺動体であるブームブラケット4と、ブームブラケット4に上下回動可能に支持された作業機5とを備える。旋回作業車1は、ブームスイング機能付きショベル(バックホー)として構成されている。一般に、ブームスイング機能は、狭い場所での作業性が求められるミニショベルに装備される。
【0017】
下部走行体2は、エンジン60からの動力を受けて駆動し、旋回作業車1を走行させたり旋回させたりする。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21と、それらを駆動させる左右一対の走行モータ22,22とを備える。また、下部走行体2には、一対のブレードアーム23,23と、それらの先端部の間で左右方向に延びた排土板としてのブレード24と、ブレード24を上下回動させるためのブレードシリンダ25とが設けられている。
【0018】
上部旋回体3は、その中央部で上下方向に延びる軸線回りに旋回動作可能に構成されている。上部旋回体3には、エンジン60、旋回モータ61、操縦部62などが配設されている。操縦部62には、操縦席や操作装置などが装備されている。
【0019】
ブームブラケット4は、上部旋回体3の前端部に取付部35を介して取り付けられている。ブームブラケット4は、取付部35に水平回動自在に(即ち、左右へ揺動自在に)支持されている。上部旋回体3とブームブラケット4との間には、前後方向に伸縮作動するスイングシリンダ41(図2及び図3を参照)が設けられている。ブームブラケット4の水平回動は、スイングシリンダ41の伸縮に応じて作動する。
【0020】
作業機5は、エンジン60からの動力を受けて駆動し、操縦部62での操作に応じて土砂の掘削作業などを行う。作業機5は、ブームブラケット4に上下回動可能に支持されている。ブームブラケット4には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン54が設けられている。作業機5の基端部(後述するブーム51の基端部)は、その枢軸ピン54を中心にして上下回動自在に支持されている。また、作業機5は、ブームブラケット4の水平回動に連動してスイング動作を行うことができる。
【0021】
作業機5は、ブーム51と、アーム52と、バケット53を備えている。ブーム51は、ブームブラケット4に上下回動可能に取り付けられている。ブーム51は、ブームブラケット4に支持された基端部から上下方向に延在し、側面視ブーメラン形状をなして屈曲している。ブームブラケット4とブーム51の中途部との間には、伸縮自在に可動するブームシリンダ51aが設けられている。ブームブラケット4に対するブーム51の上下回動は、ブームシリンダ51aの伸縮に応じて作動する。
【0022】
アーム52は、ブーム51に上下回動可能に取り付けられている。ブーム51の先端部には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン55が設けられている。アーム52の基端部は、その枢軸ピン55を中心にして上下回動(前後回動)自在に支持されている。ブーム51の中途部とアーム52の基端部との間には、伸縮自在に可動するアームシリンダ52aが設けられている。ブーム51に対するアーム52の上下回動は、アームシリンダ52aの伸縮に応じて作動する。
【0023】
バケット53は、アーム52に上下回動可能に取り付けられている。アーム52の先端部には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン56が設けられている。バケット53の基端部は、その枢軸ピン56を中心にして上下回動(前後回動)自在に支持されている。アーム52の先端部とバケット53との間には、バケットリンク57が介在している。バケットリンク57は、バケット53に駆動力を伝達するリンクとして構成されている。バケットリンク57とアーム52の基端部との間には、伸縮自在に可動するバケットシリンダ53aが設けられている。アーム52に対するバケット53の上下回動は、バケットシリンダ53aの伸縮に応じて作動する。
【0024】
上部旋回体3は、旋回フレーム30上にエンジン60やバッテリや燃料タンク等を載置して、これらをボンネット66で被覆して、その前部に操縦部62を配置している。エンジン60には油圧ポンプ63が接続されており、油圧ポンプ63は、エンジン60によって駆動され、作動油を吐出する。油圧ポンプ63から吐出された作動油は、油圧ホースや後述するコントロールユニット64等を介して、スイングシリンダ41、ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、バケットシリンダ53a、ブレードシリンダ25、走行モータ22,22、旋回モータ61等に供給される。
【0025】
旋回フレーム30は、平板状の底板31と、第1縦板32及び第2縦板33とを備えている。また、旋回フレーム30は、底板31の上方に、操縦部62の前端が固定される上部板34を備えている。上部板34は、底板31の前端部に立設された一対の前支柱34a,34aの上端に固定されている。
【0026】
底板31は、平面視において前端部が左右方向に切り取られた円形をしている。第1縦板32及び第2縦板33は、底板31上に左右に間隔をあけて位置し、前後方向に延びるように立設されている。第1縦板32は、旋回フレーム30の左右中央よりも左側に配置され、第2縦板33は、旋回フレーム30の左右中央よりも右側に配置されている。第1縦板32と第2縦板33の間の底板31には、スイベルジョイントを挿入するためのジョイント開口部31aや旋回モータ61を取り付けるためのモータ開口部31bが設けられている。また、底板31には、排水用、メンテナンス用のその他複数の開口が形成されている。
【0027】
第1縦板32及び第2縦板33は、その下縁が底板31の上面に溶接されている。第1縦板32の前端部32a及び第2縦板33の前端部33aは、底板31よりも前方に突出し、取付部35の一部を構成している。また、第1縦板32の後端部32bは、連結部36aを介して第3縦板36に連結されている。第3縦板36は、底板31の中心部付近から後端部まで前後方向に延びるように立設されている。第2縦板33は、底板31の後端部まで延びている。
【0028】
旋回フレーム30の前端部には、ブームブラケット4が取り付けられる取付部35が前方に突出するように設けられている。取付部35は、平面視でテーパ状をしており、その前端部に、不図示の枢軸ピンを挿入する挿入孔35aが上下方向に開口されている。取付部35は、互いに間隔をあけて配置された上下一対のステー351,352を備えている。上側のステー351は、上部板34に前方に突出するように取り付けられている。下側のステー352は、底板31の前部上面に取り付けられ、底板31の前端部から前方に突出している。一対のステー351,352は、第1縦板32の前端部32aと第2縦板33の前端部33aを上下から挟み込んでいる。
【0029】
第1縦板32の左側には、コントロールユニット64が配置されている。コントロールユニット64は、油圧シリンダ(スイングシリンダ41、ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、バケットシリンダ53a、ブレードシリンダ25)と油圧モータ(走行モータ22,22、旋回モータ61)の作動を制御する各コントロールバルブを配設したものである。コントロールユニット64は、少なくともスイングシリンダ41の作動を制御するコントロールバルブを含む。
【0030】
第2縦板33の右側には、前後方向に沿ってスイングシリンダ41が配置されている。スイングシリンダ41は、シリンダチューブ41aが旋回フレーム30に形成されたシリンダ取付部37に回動自在に支持され、シリンダロッド41bがブームブラケット4と回動可能に接続されている。シリンダロッド41bを伸縮させることにより、ブームブラケット4を左右に回動することができる。これに伴い、スイングシリンダ41はシリンダ取付部37を中心として左右に揺動する。
【0031】
第2縦板33の側壁上部には、右側(スイングシリンダ41側)へ突出する突片38が設けられている。突片38は、スイングシリンダ41よりも上方に位置している。突片38は、水平方向に拡がる板状である。突片38は、第2縦板33に溶接されている。
【0032】
突片38には、ホースガイド39が設けられている。ホースガイド39には、コントロールユニット64とスイングシリンダ41を接続する第1及び第2油圧ホース41c,41dが通される。第1及び第2油圧ホース41c,41dは、コントロールユニット64から第1縦板32及び第2縦板33の上方を通り、ホースガイド39を上方から下方へ貫通してスイングシリンダ41に至る。ホースガイド39は、平面視でスイングシリンダ41のシリンダチューブ41aと一部が重なるように配置されているため(図3を参照)、スイングシリンダ41の近くでシリンダチューブ41a側に至る第1油圧ホース41cとシリンダロッド41b側に至る第2油圧ホース41dを集約し、再び第1及び第2油圧ホース41c,41dを分配することができる。よって、スイングシリンダ41が揺動した場合に、第1及び第2油圧ホース41c,41dがスイングシリンダ41の揺動に追従することができる。また、突片38にホースガイド39を設けることで、第1縦板32及び第2縦板33に油圧ホースを通すための孔等を形成する必要がないため、第1縦板32及び第2縦板33に補強を追加する必要がない。
【0033】
図4は、ホースガイド39の拡大図である。ホースガイド39は、突片38の突端部に切り欠き形成された凹欠部38aと、凹欠部38aの開口端を閉塞する閉塞部材39aとを備えている。凹欠部38aは、略U字状に切り欠かれており、第1及び第2油圧ホース41c,41dを収納することができる。凹欠部38aは、第1及び第2油圧ホース41c,41dが摺動可能な大きさに形成されている。
【0034】
閉塞部材39aは、金属製の丸棒を略U字状に成形したものであり、閉塞部材39aの両端は、凹欠部38aの開口に溶接等により固定される。閉塞部材39aは、右側が左側より高くなるように配置されている。閉塞部材39aは、第1及び第2油圧ホース41c,41dが凹欠部38aから離脱するのを防止する。閉塞部材39aは、丸棒で形成されているため、第1及び第2油圧ホース41c,41dが接触、摺動しても損傷しにくい。
【0035】
第2縦板33の右側には、図5に示すように、作動油タンク65が配置される。作動油タンク65は、油圧ポンプ63の作動油を貯留しており、不図示の油圧ホースにより油圧ポンプ63に接続される。作動油タンク65は、旋回フレーム30の右端部の前後方向中央部に配置される。作動油タンク65の下端部は、底板31に固定される。
【0036】
作動油タンク65は、平面視でスイングシリンダ41と重なるように配置されており、作動油タンク65の左下部には、スイングシリンダ41に干渉しないように、前後方向に延びる凹部65aが形成されている。作動油タンク65の凹部65aは、突片38にブラケット651を介して固定される。ブラケット651は、一端部が凹部65aに固定され、他端部が作動油タンク65の左端部を超えて延びている。
【0037】
ブラケット651の左端部には、略U字状に切り欠き形成された切欠部651aが設けられている。切欠部651aは、ブラケット651を突片38にボルト652で固定した際、ホースガイド39に対応する位置、すなわち突片38の凹欠部38aに対応する位置に設けられている。これにより、ホースガイド39により作動油タンク65のブラケット651の切欠部651aに第1及び第2油圧ホース41c,41dを安定的に沿わせることができるため、ボンネット66内のスペースを有効活用できる。また、第1及び第2油圧ホース41c,41dは、ホースガイド39を貫通し、作動油タンク65のブラケット651の切欠部651aに沿って配管されるため、第1及び第2油圧ホース41c,41dの近傍に作動油タンク65を設置する構造であっても、ホース取り付け後の他の部品の組付けが容易となる。
【0038】
本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 旋回作業車
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブームブラケット
5 作業機
6 ブーム
7 アーム
8 バケット
30 旋回フレーム
31 底板
32 第1縦板
33 第2縦板
35 取付部
38 突片
38a 凹欠部
39 ホースガイド
39 閉塞部材
41 スイングシリンダ
41c 第1油圧ホース
41d 第2油圧ホース
63 油圧ポンプ
65 作動油タンク
651 ブラケット
651a 切欠部
図1
図2
図3
図4
図5
図6