特開2020-12874(P2020-12874A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 京セラドキュメントソリューションズ株式会社の特許一覧
<>
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000003
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000004
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000005
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000006
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000007
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000008
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000009
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000010
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000011
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000012
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000013
  • 特開2020012874-画像形成装置 図000014
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-12874(P2020-12874A)
(43)【公開日】2020年1月23日
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/16 20060101AFI20191220BHJP
   H05K 7/14 20060101ALI20191220BHJP
【FI】
   G03G21/16 161
   H05K7/14 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2018-133244(P2018-133244)
(22)【出願日】2018年7月13日
(71)【出願人】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100111202
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 周彦
(74)【代理人】
【識別番号】100187562
【弁理士】
【氏名又は名称】沼田 義成
(72)【発明者】
【氏名】北川 裕章
【テーマコード(参考)】
2H171
5E348
【Fターム(参考)】
2H171FA03
2H171FA05
2H171GA06
2H171GA13
2H171GA15
2H171HA22
2H171KA05
2H171KA13
2H171KA27
2H171MA11
2H171PA11
2H171PA17
2H171UA02
5E348AA15
5E348AA21
5E348AA32
5E348AA37
5E348CC05
5E348CC08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】基板取り付けにおいて、部品の損傷を抑制し、作業性を向上する。
【解決手段】プリンター1は、画像を形成する画像形成部が搭載されるプリンター本体2と、プリンター本体2の左側面に対向して取り付けられる制御基板10と、を備える。プリンター本体2は、位置決めボス21と、フック22とを有する。制御基板10は、前部で位置決めボス21が嵌合する位置決め穴12と、フック22が嵌合する切り欠き13と、を有する。制御基板10は、位置決め穴12に位置決めボス21を嵌合させると、位置決めボス21を回転軸として自重で所定の回転方向に回転する。フック22は、制御基板10の回転方向と逆方向に屈曲されていて、切り欠き13に嵌合した状態で制御基板10が回転方向に回転すると、切り欠き13の縁部に係合する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を形成する画像形成部が搭載される装置本体と、
前記装置本体の側面に対向して取り付けられる基板と、を備え、
前記装置本体は、位置決めボスと、フックと、を有し、
前記基板は、水平方向において中心よりも一方側で前記位置決めボスが嵌合する位置決め穴と、前記フックが嵌合する切り欠きと、を有し、前記位置決め穴に前記位置決めボスを嵌合させると、前記位置決めボスを回転軸として自重で所定の回転方向に回転し、
前記フックは、前記回転方向と逆方向に屈曲されていて、前記切り欠きに嵌合した状態で前記基板が前記回転方向に回転すると、前記切り欠きの縁部に係合することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記位置決め穴及び前記切り欠きは、前記基板の中心に対して対称となるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記装置本体は、前記基板の下端に対応する位置に仮保持部を備え、
前記基板は、前記装置本体に取り付けられる前に、上端を前記装置本体の側面から離した状態で下端を前記仮保持部に係合させることで前記装置本体に仮保持され、更に、上端が前記装置本体の側面に接近するように、下端周りに回動させることで、前記位置決め穴に前記位置決めボスが嵌合することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板を装置本体に取り付ける画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、画像形成動作やその他の処理を制御するために、CPU、メモリや各種電子回路が実装された制御基板等の基板を備える。
【0003】
例えば、特許文献1の画像形成装置では、記録材の搬送路に略平行して回路基板が設けられ、搬送路と回路基板との間に形成される空間内に回路基板に実装された電子素子が収容され、回路基板は、画像形成装置の本体の背面側で、且つ画像形成装置の設置面に対して略垂直に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2018−084734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、画像形成装置において、基板は、樹脂製の爪等の可撓性を有する保持部材によって装置本体に保持される。しかしながら、基板の取り付けの際に、可撓性を有する保持部材を変形させることで負荷が掛かって白化したり破損したりするおそれがある。また、基板の取り付けの際に保持部材を撓ませる必要があるので取り付けの作業性が悪いという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記事情を考慮し、基板取り付けにおいて、部品の損傷を抑制し、作業性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、装置本体と、前記装置本体の側面に対向して取り付けられる基板と、を備え、前記装置本体は、位置決めボスと、フックと、を有し、前記基板は、水平方向において中心よりも一方側で前記位置決めボスが嵌合する位置決め穴と、前記フックが嵌合する切り欠きと、を有し、前記位置決め穴に前記位置決めボスを嵌合させると、前記位置決めボスを回転軸として自重で所定の回転方向に回転し、前記フックは、前記回転方向と逆方向に屈曲されていて、前記切り欠きに嵌合した状態で前記基板が前記回転方向に回転すると、前記切り欠きの縁部に係合することを特徴とする。
【0008】
上記の画像形成装置において、前記位置決め穴及び前記切り欠きは、前記基板の中心に対して対称となるように設けられる。
【0009】
上記の画像形成装置において、前記装置本体は、前記基板の下端に対応する位置に仮保持部を備え、前記基板は、前記装置本体に取り付けられる前に、上端を前記装置本体の側面から離した状態で下端を前記仮保持部に係合させることで前記装置本体に仮保持され、更に、上端が前記装置本体の側面に接近するように、下端周りに回動させることで、前記位置決め穴に前記位置決めボスが嵌合する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、基板取り付けにおいて、部品の損傷を抑制し、作業性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態に係るプリンターを示す断面図である。
図2】本発明の一実施形態に係るプリンターのプリンター本体の左側面を右側から示す側面図である。
図3】本発明の一実施形態に係るプリンターの制御基板を裏面側から示す側面図である。
図4】本発明の一実施形態に係るプリンターの制御基板の切り欠きを示す拡大図である。
図5】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板が仮保持された状態を示す斜視図である。
図6】本発明の一実施形態に係るプリンターのプリンター本体のフックを示す拡大図である。
図7】本発明の一実施形態に係るプリンターのプリンター本体の仮保持部を示す拡大図である。
図8】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板の位置決め穴にプリンター本体の位置決めボスが嵌合した状態を示す斜視図である。
図9】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板の位置決め穴にプリンター本体の位置決めボスが嵌合した状態を右側から示す側面図である。
図10】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板の位置決め穴にプリンター本体の位置決めボスが嵌合した状態を示す拡大図である。
図11】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板の切り欠きにプリンター本体のフックが嵌合した状態を示す拡大図である。
図12】本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、制御基板の切り欠きにプリンター本体のフックが係合した状態を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
先ず、本発明の実施形態に係るプリンター1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側をプリンター1の前側とする。各図に適宜付される矢印L、R、U、Lo、Fr、Rrは、それぞれプリンター1の左側、右側、上側、下側、前側、後側を示す。
【0013】
プリンター1は、略箱型形状のプリンター本体2(装置本体)を備え、プリンター本体2の下部には用紙を収納する給紙カセットが設けられ、プリンター本体2の上部には排紙トレイが設けられる。プリンター本体2内には、プリンター1の各部を制御して印刷動作やその他の処理を制御するためにCPU、メモリや各種電子回路が実装された制御基板10(基板)が備えられる。また、プリンター本体2の左側面(側面)の内側には、制御基板10を取り付けるための取付機構20が備えられる。制御基板10及び取付機構20については後述する。
【0014】
プリンター本体2内の中央部には、所定方向に回転する中間転写ベルト3が複数のローラー間に架設される。中間転写ベルト3の下側には、トナーの色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色)毎に4つの画像形成部5が前後方向に並んで設けられる。即ち、プリンター1は、カラープリンターである。プリンター本体2内の上部には、トナーの色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色)毎に4つのトナーコンテナ6が、各画像形成部5に対応して設けられる。
【0015】
4つの画像形成部5の下方には、露光装置7が配置される。中間転写ベルト3の右端には、二次転写部が設けられ、中間転写ベルト3の左端には、中間転写ベルト3を清掃するクリーニングユニットが設けられる。二次転写部は、中間転写ベルト3の右端側の一部と二次転写ローラーとで構成される。
【0016】
各画像形成部5は、同様に構成され、回転可能な感光体ドラム8(像担持体)を備える。感光体ドラム8は、左右方向に長い円柱状に形成され、左右方向が感光体ドラム8の軸方向である。感光体ドラム8の周囲には、帯電装置と、現像装置と、一次転写部と、除電装置と、クリーニング装置とが、電子写真のプロセス順に配置される。
【0017】
プリンター本体2内の後部には、上下方向に延びた搬送経路9が設けられる。搬送経路9の上流端には給紙部が設けられ、搬送経路9の中流部には上記の二次転写部が設けられる。搬送経路9の下流部には定着装置が設けられ、搬送経路9の下流端には排紙部が排紙トレイの近傍に設けられる。
【0018】
プリンター1の印刷動作について説明する。プリンター1の印刷動作では、4つの画像形成部5の画像形成動作が中間転写ベルト3の回転方向に従った順に行われる。4つの画像形成部5の画像形成動作は、同様に行われ、以下では、一の画像形成部5の画像形成動作について説明する。
【0019】
画像形成部5の画像形成動作では、帯電装置によって感光体ドラム8の表面が帯電された後、露光装置7によって感光体ドラム8に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム8の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置によってトナー像に現像される。感光体ドラム8の表面に現像されたトナー像は、一次転写部によって中間転写ベルト3へ一次転写される。一次転写の後、感光体ドラム8の表面に残存した電荷及び廃トナーは、除電装置及びクリーニング装置によって除去される。
【0020】
以上の画像形成動作を4つの画像形成部5が順次行うことによって、中間転写ベルト3上にフルカラーのトナー像(カラートナー像)が形成される。カラートナー像は、中間転写ベルト3の回転によって、所定のタイミングで二次転写部へと供給される。
【0021】
一方、給紙カセットに収納された用紙は、給紙部によって取り出されて搬送経路9上を搬送され、カラートナー像とタイミングを合わせて二次転写部へと搬送される。二次転写部では、中間転写ベルト3上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像を二次転写された用紙は、搬送経路9において定着装置へと搬送されて、定着装置によってカラートナー像が用紙に定着される。その後、カラートナー像が定着された用紙は、排紙部から排紙トレイへと排出される。
【0022】
次に、制御基板10について説明する。制御基板10は、板部材11を備え、板部材11の左側面である表面にCPU、メモリや各種電子回路が実装される。板部材11には、前下部(水平方向において板部材11の中心よりも一方側)に、位置決め穴12が形成され、後上部(位置決め穴12から離れた位置)に、切り欠き13が形成される。位置決め穴12及び切り欠き13は、板部材11の中心に対して対称に設けられるとよい。板部材11の縁部に沿って、複数のビス穴14が形成される。例えば、ビス穴14は、位置決め穴12及び切り欠き13の近傍に設けられるとよい。
【0023】
次に、取付機構20について説明する。取付機構20は、プリンター本体2の左側面の後部において、制御基板10の板部材11と略同じ面積の領域に設けられる。取付機構20の前下部には、位置決め穴12に対応する位置に、位置決め穴12に嵌合する位置決めボス21が右側に突出して設けられる。取付機構20の後上部には、切り欠き13に対応する位置に、切り欠き13に嵌合するフック22が右側に突出して設けられる。フック22の先端は、前方に屈曲している。なお、切り欠き13は、屈曲部分を含むフック22が入り込む大きさを有する。
【0024】
取付機構20の下部には、板部材11の下端に対応する位置に仮保持部23が設けられる。仮保持部23は、板部材11が下端周りに(正面視で時計回り及び反時計回りに)回動できるように、板部材11の下端を仮保持する部材である。例えば、2つの仮保持部23が前側及び後側に設けられ、左上側が開口したL字状に形成される。また、取付機構20の縁部に沿って、ビス穴14に対応する位置に、ビス受け24が設けられ、ビス受け24は、例えば、雌ねじで構成される。
【0025】
次に、制御基板10の取付機構20に対する取り付けについて説明する。先ず、板部材11の下端を左側に向けると共に上端を右側に向けて、即ち、板部材11をプリンター本体2の左側面に対して斜めにした状態で、板部材11の下端を仮保持部23に載置する。これにより、制御基板10が上下方向に対して仮保持される。
【0026】
板部材11の下端が仮保持された状態で、板部材11の上端がプリンター本体2の左側面に接近するように、即ち、板部材11が垂直になるように、板部材11の下端周りに制御基板10を回動させる。板部材11の回動によって、位置決め穴12が位置決めボス21に接近すると共に、切り欠き13がフック22に接近し、板部材11が垂直になった状態で、位置決めボス21が位置決め穴12に嵌合すると共に、フック22が切り欠き13に嵌合する。これにより、板部材11は位置決めボス21によって上下方向に位置決めされる。
【0027】
なお、板部材11が垂直になって位置決めボス21が位置決め穴12に嵌合するとき、仮保持部23による板部材11の仮保持が解除される。例えば、仮保持部23から位置決めボス21までの高さを、板部材11の下端から位置決め穴12までの高さよりも僅かに高くしたり、板部材11の左右方向の位置を、仮保持部23で仮保持されるときよりも位置決めボス21が位置決め穴12に嵌合するときに左側にずらしたりして、制御基板10及び取付機構20を構成する。これによって、位置決めボス21が位置決め穴12に嵌合するときに、板部材11が仮保持部23から外れて仮保持が解除される。
【0028】
位置決めボス21が位置決め穴12に嵌合すると、板部材11は、位置決めボス21を回転軸として回転可能になる。位置決めボス21は水平方向において板部材11の中心よりも前方に配置されているので、制御基板10の重心は後方に偏る。これにより、制御基板10は、位置決めボス21周りに自重で傾き、右方視で時計回りを回転方向として回転する。
【0029】
このとき、フック22が切り欠き13に嵌合したまま制御基板10が回転し、フック22の先端は、切り欠き13よりも右側に突出して、更に、前方、即ち、制御基板10の回転方向と逆方向に屈曲しているので、制御基板10が回転することで、フック22の先端が制御基板10の切り欠き13の前縁部に係合する。これにより、制御基板10は、左右方向において、位置決めボス21で支持されるのに加えて、屈曲したフック22の先端によって支持されるため、左右方向に位置決めされる。
【0030】
また、制御基板10は、前後方向において、位置決めボス21で支持されるのに加えて、自重による回転がフック22で支持されるため、前後方向にも位置決めされる。
【0031】
このように、制御基板10が位置決めされると、制御基板10のビス穴14は、取付機構20のビス受け24に対応する位置に配置され、ビス穴14及びビス受け24にビスを締結することで、制御基板10は取付機構20に締結される。
【0032】
本実施形態によれば、上述のように、プリンター1(画像形成装置)は、画像を形成する画像形成部5が搭載されるプリンター本体2(装置本体)と、プリンター本体2の左側面(側面)に対向して取り付けられる制御基板10(基板)と、を備える。プリンター本体2は、位置決めボス21と、フック22とを有する。制御基板10は、前部(水平方向において中心よりも一方側)で位置決めボス21が嵌合する位置決め穴12と、フック22が嵌合する切り欠き13と、を有する。制御基板10は、位置決め穴12に位置決めボス21を嵌合させると、位置決めボス21を回転軸として自重で所定の回転方向に回転する。フック22は、制御基板10の回転方向と逆方向に屈曲されていて、切り欠き13に嵌合した状態で制御基板10が回転方向に回転すると、切り欠き13の縁部に係合する。
【0033】
これにより、制御基板10の取り付けは、制御基板10に位置決め穴12及び切り欠き13を備え、プリンター本体2に位置決めボス21及びフック22を備えるだけの簡易で安価な構成によって実現される。そして、可撓性を有して変形することで係合する爪等の保持部材を備えることなく、制御基板10をプリンター本体2に取り付けることができるので、保持部材等の部品の損傷を抑制することができる。また、位置決めボス21を位置決め穴12に嵌合させて制御基板10を回転させるという簡易な動作で、制御基板10を上下方向、前後方向、左右方向に位置決めすることができる。このように、制御基板10の取り付けの作業性を向上することができる。
【0034】
また、位置決め穴12及び切り欠き13は、制御基板10の中心に対して対称となるように設けられるとよい。
【0035】
これにより、制御基板10が位置決め穴12に嵌合した位置決めボス21を回転軸として回転するとき、位置決め穴12と対称的な切り欠き13は回転半径が大きくなる。従って、制御基板10の回転を最小限にしても、切り欠き13の回転を大きくすることができ、フック22を係合させることができる。
【0036】
また、プリンター本体2は、制御基板10の下端に対応する位置に仮保持部23を備える。制御基板10は、プリンター本体2に取り付けられる前に、上端をプリンター本体2の左側面から離した状態で下端を仮保持部23に係合させることでプリンター本体2に仮保持される。更に、制御基板10は、上端がプリンター本体2の左側面に接近するように、下端周りに回動させることで、位置決め穴12に位置決めボス21が嵌合する。
【0037】
これにより、制御基板10を仮保持部23に仮保持させることで、位置決めボス21の位置を位置決め穴12に対応させる作業が容易になり、位置決めボス21を位置決め穴12に嵌合させる作業が容易になる。
【0038】
なお、上記した実施形態では、制御基板10がプリンター本体2の左側面に取り付けられる例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、制御基板10が垂直に取り付けられれば、プリンター本体2の右側面や背面等の他の側面に取り付けられてもよい。
【0039】
本実施形態では、モノクロのプリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カラープリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 プリンター(画像形成装置)
2 プリンター本体(装置本体)
5 画像形成部
10 制御基板
11 板部材
12 位置決め穴
13 切り欠き
14 ビス穴
20 取付機構
21 位置決めボス
22 フック
23 仮保持部
24 ビス受け
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12