特開2020-25197(P2020-25197A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2020-25197(P2020-25197A)
(43)【公開日】2020年2月13日
(54)【発明の名称】情報処理装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/00 20060101AFI20200121BHJP
   B41J 29/00 20060101ALI20200121BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20200121BHJP
   G06F 3/048 20130101ALI20200121BHJP
【FI】
   H04N1/00 838
   B41J29/00 Z
   B41J29/38 Z
   G06F3/048
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2018-148825(P2018-148825)
(22)【出願日】2018年8月7日
(71)【出願人】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】特許業務法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】尚永 健
【テーマコード(参考)】
2C061
5C062
5E555
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AP04
2C061AQ05
2C061AQ06
2C061CL08
2C061HJ08
2C061HK05
2C061HK11
2C061HN04
2C061HN15
5C062AA05
5C062AA13
5C062AB20
5C062AB23
5C062AB42
5C062AC05
5C062AC22
5C062AC23
5C062AF14
5E555AA05
5E555AA52
5E555AA79
5E555BA27
5E555BA51
5E555BB27
5E555BC09
5E555BC16
5E555BD01
5E555EA03
5E555EA26
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】操作入力情報を収集する場合に、特定のアプリケーション情報に関連する操作入力情報の収集を制限することができる情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置10Aは、ユーザからの操作入力情報を取得する取得部30と、取得部30により取得された操作入力情報に対して、操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているアプリケーション情報を属性として対応付ける対応付け部32と、対応付け部32により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報である場合に、操作入力情報を出力する出力部34と、を備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザからの操作入力情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された操作入力情報に対して、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているアプリケーション情報を属性として対応付ける対応付け部と、
前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する出力部と、
を備えた情報処理装置。
【請求項2】
前記出力部は、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集不可な情報である場合に、前記操作入力情報を破棄する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力部は、前記操作入力情報が前記ユーザの認証に関する情報を含む場合に、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報である場合でも、前記ユーザの認証に関する情報を破棄する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ユーザの認証に関する情報は、前記ユーザの識別情報及びパスワードを含む請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記対応付け部は、前記操作入力情報に対して、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているAPI情報であって、前記アプリケーション情報により表されるアプリケーション・プログラムを利用するためのインターフェースとなるプログラムを表す前記API情報を属性として更に対応付ける請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記出力部は、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報及びAPI情報が共に収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記出力部は、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報であり、かつ、API情報が収集不可な情報である場合に、前記操作入力情報を破棄する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記出力部は、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集不可な情報であり、かつ、API情報が収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記アプリケーション情報、及び、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているAPI情報であって、前記アプリケーション情報により表されるアプリケーション・プログラムを利用するためのインターフェースとなるプログラムを表す前記API情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かを識別可能に表示部に表示する制御を行う制御部を更に備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記アプリケーション情報が収集可能であり、かつ、前記アプリケーション情報内に収集不可のAPI情報が含まれる場合に、前記アプリケーション情報に含まれる全ての情報が収集可能である場合の表示と異なる表示の制御を行う請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記出力部は、前記操作入力情報を、自装置の記憶部に出力して格納する請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記出力部は、前記記憶部に格納された操作入力情報を、外部のサーバ装置に更に出力して格納する請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記出力部は、前記操作入力情報を前記サーバ装置に出力した後に、前記操作入力情報を前記記憶部から削除する請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記出力部は、前記操作入力情報を、外部のサーバ装置に出力して格納する請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
コンピュータを、請求項1〜14のいずれか1項に記載の情報処理装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ユーザの不満を収集可能な画像複写装置が記載されている。この画像複写装置は、紙などの画像記録媒体から画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手段で読み取られた画像を書き込む画像書込手段と、この画像書込手段による画像の書き込みと画像読取手段による画像の読み取りの内容を指示する操作手段と、を備える。また、この画像複写装置は、操作手段の指示内容を表示する表示手段と、音声を電気的な音声信号に変換して入力する音声入力手段と、この音声入力手段から入力された音声信号に含まれる音声を言葉として認識する音声認識手段と、この音声認識手段で認識した音声を保持する認識音声保持手段と、を備える。
【0003】
また、特許文献2には、画面を表示させる画面情報に対応するプログラムの利用状況を把握可能な電子機器が記載されている。この電子機器は、ネットワークを介して取得される電子機器の機能を実行するための画面情報に基づく画面を表示手段に表示させる表示制御手段を有する。この表示制御手段は、画面情報の定義に基づく当該電子機器の機能の実行に応じ、画面情報に対応するプログラムの識別情報を記憶手段に記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−265474号公報
【特許文献2】特開2013−168130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、昨今のビッグデータの活用の一環として、画像形成装置等の情報処理装置においても、ユーザが情報処理装置に対して操作入力を行った場合に得られる操作入力情報の収集が実施されることがある。この操作入力情報には、一例として、ユーザが操作した内容や、ユーザのアプリケーション・プログラムの利用状況等が含まれる。収集した操作入力情報を解析して得られた結果は、情報処理装置にフィードバックされる場合がある。このフィードバックにより、例えば、UI(User Interface)画面の配置を最適化して操作性をより向上させたり、利用頻度の低いアプリケーション・プログラムを削除したりすること等が効率的に行われる。
【0006】
一方、ユーザからの操作入力情報を収集する場合に、ユーザID(Identification)やパスワード等のセキュリティレベルが高い操作入力情報まで収集されてしまう場合がある。この種の操作入力情報には、セキュリティレベルを示す属性が付加されていないため、セキュリティレベルの高い操作入力情報を判別することは難しく、例えば、アプリケーション・プログラムを表すアプリケーション情報によらず操作入力情報を全て収集するしかなかった。
【0007】
本発明は、操作入力情報を収集する場合に、特定のアプリケーション情報に関連する操作入力情報の収集を制限することができる情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理装置は、ユーザからの操作入力情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された操作入力情報に対して、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているアプリケーション情報を属性として対応付ける対応付け部と、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する出力部と、を備えている。
【0009】
また、請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記出力部が、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集不可な情報である場合に、前記操作入力情報を破棄する。
【0010】
また、請求項3に記載の情報処理装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記出力部が、前記操作入力情報が前記ユーザの認証に関する情報を含む場合に、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報である場合でも、前記ユーザの認証に関する情報を破棄する。
【0011】
また、請求項4に記載の情報処理装置は、請求項3に記載の発明において、前記ユーザの認証に関する情報が、前記ユーザの識別情報及びパスワードを含むとされている。
【0012】
また、請求項5に記載の情報処理装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記対応付け部が、前記操作入力情報に対して、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているAPI情報であって、前記アプリケーション情報により表されるアプリケーション・プログラムを利用するためのインターフェースとなるプログラムを表す前記API情報を属性として更に対応付ける。
【0013】
また、請求項6に記載の情報処理装置は、請求項5に記載の発明において、前記出力部が、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報及びAPI情報が共に収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する。
【0014】
また、請求項7に記載の情報処理装置は、請求項5に記載の発明において、前記出力部が、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集可能な情報であり、かつ、API情報が収集不可な情報である場合に、前記操作入力情報を破棄する。
【0015】
また、請求項8に記載の情報処理装置は、請求項5に記載の発明において、前記出力部が、前記対応付け部により属性として対応付けられたアプリケーション情報が収集不可な情報であり、かつ、API情報が収集可能な情報である場合に、前記操作入力情報を出力する。
【0016】
また、請求項9に記載の情報処理装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記アプリケーション情報、及び、前記操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されているAPI情報であって、前記アプリケーション情報により表されるアプリケーション・プログラムを利用するためのインターフェースとなるプログラムを表す前記API情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かを識別可能に表示部に表示する制御を行う制御部を更に備えている。
【0017】
また、請求項10に記載の情報処理装置は、請求項9に記載の発明において、前記制御部が、前記アプリケーション情報が収集可能であり、かつ、前記アプリケーション情報内に収集不可のAPI情報が含まれる場合に、前記アプリケーション情報に含まれる全ての情報が収集可能である場合の表示と異なる表示の制御を行う。
【0018】
また、請求項11に記載の情報処理装置は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の発明において、前記出力部が、前記操作入力情報を、自装置の記憶部に出力して格納する。
【0019】
また、請求項12に記載の情報処理装置は、請求項11に記載の発明において、前記出力部が、前記記憶部に格納された操作入力情報を、外部のサーバ装置に更に出力して格納する。
【0020】
また、請求項13に記載の情報処理装置は、請求項12に記載の発明において、前記出力部が、前記操作入力情報を前記サーバ装置に出力した後に、前記操作入力情報を前記記憶部から削除する。
【0021】
また、請求項14に記載の情報処理装置は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の発明において、前記出力部が、前記操作入力情報を、外部のサーバ装置に出力して格納する。
【0022】
更に、上記目的を達成するために、請求項15に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項1〜14のいずれか1項に記載の情報処理装置が備える各部として機能させる。
【発明の効果】
【0023】
請求項1及び請求項15に係る発明によれば、操作入力情報を収集する場合に、特定のアプリケーション情報に関連する操作入力情報の収集を制限することができる。
【0024】
請求項2に係る発明によれば、アプリケーション情報が収集不可な情報であるか否かを考慮しない場合と比較して、操作入力情報の収集をより適切に制限することができる。
【0025】
請求項3に係る発明によれば、ユーザの認証に関する情報を含む操作入力情報が収集されることを防止することができる。
【0026】
請求項4に係る発明によれば、ユーザの識別情報及びパスワードを含む操作入力情報が収集されることを防止することができる。
【0027】
請求項5に係る発明によれば、API情報が収集可能な情報であるか否かを考慮しない場合と比較して、操作入力情報の収集をより適切に制限することができる。
【0028】
請求項6に係る発明によれば、アプリケーション情報及びAPI情報が共に収集可能な情報であるか否かを考慮しない場合と比較して、操作入力情報をより適切に収集することができる。
【0029】
請求項7に係る発明によれば、アプリケーション情報が収集可能な情報であり、かつ、API情報が収集不可な情報であるか否かを考慮しない場合と比較して、操作入力情報の収集をより適切に制限することができる。
【0030】
請求項8に係る発明によれば、アプリケーション情報が収集不可な情報であり、かつ、API情報が収集可能な情報であるか否かを考慮しない場合と比較して、操作入力情報をより適切に収集することができる。
【0031】
請求項9に係る発明によれば、アプリケーション情報及びAPI情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かを識別可能に表示しない場合と比較して、ユーザが収集される操作入力情報を容易に把握することができる。
【0032】
請求項10に係る発明によれば、ユーザがアプリケーション情報内に収集不可なAPI情報が含まれていることを容易に把握することができる。
【0033】
請求項11に係る発明によれば、操作入力情報を自装置の記憶部に出力して格納しない場合と比較して、操作入力情報を容易に利用することができる。
【0034】
請求項12に係る発明によれば、記憶部に格納された操作入力情報を更に外部のサーバ装置に出力して格納しない場合と比較して、操作入力情報を所望のタイミングで利用することができる。また、自装置の記憶部よりも多くの操作入力情報を格納することができる。また、操作入力情報を利用する第三者が自装置から収集しなくても、遠隔でサーバ装置から収集して利用することができる。
【0035】
請求項13に係る発明によれば、操作入力情報を自装置の記憶部から削除しない場合と比較して、自装置の記憶部を有効に利用することができる。
【0036】
請求項14に係る発明によれば、操作入力情報を外部のサーバ装置に出力して格納しない場合と比較して、操作入力情報を所望のタイミングで利用することができる。また、自装置の記憶部よりも多くの操作入力情報を格納することができる。また、操作入力情報を利用する第三者が自装置から収集しなくても、遠隔でサーバ装置から収集して利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1】第1の実施形態に係る情報収集システムの構成の一例を示す図である。
図2】第1の実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図3】第1の実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図4】実施形態に係るホーム画面の一例を示す正面図である。
図5】実施形態に係るアプリケーション情報及びAPI情報の説明に供する図である。
図6】実施形態に係る操作入力情報、アプリケーション情報、及びAPI情報の対応関係の説明に供する図である。
図7】実施形態に係る属性管理テーブルの一例を示す図である。
図8】実施形態に係る設定画面の一例を示す正面図である。
図9】第1の実施形態に係る情報収集プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10】第2の実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図11】第2の実施形態に係るホーム画面、アプリ設定画面、及び認証画面の一例を示す正面図である。
図12】第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の別の例を示す正面図である。
図13】第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の更に別の例を示す正面図である。
図14】第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の更に別の例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
【0039】
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る情報収集システム90の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報収集システム90は、画像形成装置10Aと、サーバ装置40と、を備えている。なお、画像形成装置10Aは、情報処理装置の一例である。この情報処理装置には、画像形成装置10A以外に、例えば、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)や、スマートフォン、タブレット端末等を適用してもよい。
【0040】
本実施形態に係る画像形成装置10Aは、ネットワークNを介して、サーバ装置40と接続されている。なお、ネットワークNには、一例として、インターネットや、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。本実施形態に係るサーバ装置40には、一例として、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)等の汎用的なコンピュータが適用される。
【0041】
本実施形態に係る画像形成装置10Aは、ユーザの操作入力により得られた操作入力情報を収集し、収集した操作入力情報を定期的にサーバ装置40に送信して格納する情報収集機能を備えている。
【0042】
図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置10Aの電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10Aは、制御部12と、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を備えている。
【0043】
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、及び入出力インターフェース(I/O)12Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
【0044】
I/O12Dには、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O12Dを介して、CPU12Aと相互に通信可能とされる。
【0045】
制御部12は、画像形成装置10Aの一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、画像形成装置10Aの全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部12の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部12の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
【0046】
記憶部14としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部14には、本実施形態に係る情報収集機能を実現するための情報収集プログラム14Aが記憶される。なお、この情報収集プログラム14Aは、ROM12Bに記憶されていてもよい。また、記憶部14には、後述する属性管理テーブル14Bが記憶されている。
【0047】
情報収集プログラム14Aは、例えば、画像形成装置10Aに予めインストールされていてもよい。情報収集プログラム14Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、画像形成装置10Aに適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
【0048】
表示部16には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部16は、タッチパネルを一体的に有している。操作部18には、テンキーやスタートキー等の各種の操作キーが設けられている。表示部16及び操作部18は、画像形成装置10Aのユーザから各種の指示を受け付ける。この各種の指示には、例えば、原稿の読み取りを開始させる指示や、原稿のコピーを開始させる指示等が含まれる。表示部16は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
【0049】
原稿読取部22は、画像形成装置10Aの上部に設けられた図示しない自動原稿送り装置の給紙台に置かれた原稿を1枚ずつ取り込み、取り込んだ原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。あるいは、原稿読取部22は、プラテンガラス等の原稿台に置かれた原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。
【0050】
画像形成部20は、原稿読取部22による読み取りによって得られた画像情報、又は、ネットワークNを介して接続された外部のPC等から得られた画像情報に基づく画像を、紙等の記録媒体に形成する。なお、本実施形態においては、画像を形成する方式として、電子写真方式を例示して説明するが、インクジェット方式等の他の方式を採用してもよい。
【0051】
画像を形成する方式が電子写真方式の場合、画像形成部20は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、及び定着部を含む。帯電部は、感光体ドラムに電圧を印加して感光体ドラムの表面を帯電させる。露光部は、帯電部で帯電された感光体ドラムを画像情報に応じた光で露光することにより感光体ドラムに静電潜像を形成する。現像部は、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーにより現像することで感光体ドラムにトナー像を形成する。転写部は、感光体ドラムに形成されたトナー像を記録媒体に転写する。定着部は、記録媒体に転写されたトナー像を加熱及び加圧により定着させる。
【0052】
通信部24は、インターネットや、LAN、WAN等のネットワークNに接続されており、外部のPC等との間でネットワークNを介して通信が可能とされる。
【0053】
ところで、上述したように、ユーザからの操作入力情報を収集する場合に、ユーザIDやパスワード等のセキュリティレベルが高い操作入力情報まで収集されてしまう場合がある。この種の操作入力情報には、セキュリティレベルを示す属性が付加されていないため、セキュリティレベルの高い操作入力情報を判別することは難しく、例えば、アプリケーション・プログラムを表すアプリケーション情報によらず操作入力情報を全て収集するしかなかった。
【0054】
このため、本実施形態に係る画像形成装置10AのCPU12Aは、記憶部14に記憶されている情報収集プログラム14AをRAM12Cに書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。
【0055】
図3は、第1の実施形態に係る画像形成装置10Aの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10AのCPU12Aは、取得部30、対応付け部32、及び出力部34として機能する。
【0056】
本実施形態に係る取得部30は、一例として、図4に示すホーム画面を介して、ユーザからの操作入力情報を取得する。なお、取得部30により取得された操作入力情報は、対応付け部32及び出力部34での処理の間、一時的に記憶部14又は取得部30に蓄積される。
【0057】
図4は、本実施形態に係るホーム画面の一例を示す正面図である。
図4に示すホーム画面は、表示部16に表示されるタッチ操作可能なUI画面の一例であり、ユーザにより操作又は入力された内容を示す操作入力情報を受け付ける。
【0058】
本実施形態に係る対応付け部32は、取得部30により取得された操作入力情報に対して、一例として、後述の図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて、アプリケーション・プログラムを表すアプリケーション情報(以下、「アプリ情報」という。)を属性として対応付ける。なお、アプリケーション・プログラムとは、コンピュータ(本実施形態では画像形成装置10A)を応用する目的に応じて機能させるためのプログラムである。画像形成装置10Aでは、コピー・アプリケーション・プログラム(以下、「コピーアプリ」という。)、スキャナ・アプリケーション・プログラム(以下、「スキャナアプリ」という。)、及びファクシミリ・アプリケーション・プログラム(以下、「FAXアプリ」という。)等が含まれる。この操作入力情報に対応付けられるアプリ情報は、操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されている。
【0059】
また、対応付け部32は、取得部30により取得された操作入力情報に対して、一例として、後述の図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて、API(Application Program Interface)を表すAPI情報を属性として対応付けるようにしてもよい。なお、APIとは、アプリケーション・プログラムを利用するためのインターフェースとなるプログラムである。この操作入力情報に対応付けられるAPI情報は、上記のアプリ情報と同様に、操作入力情報に関連し、かつ、収集の可否が予め設定されている。
【0060】
図5は、本実施形態に係るアプリケーション情報及びAPI情報の説明に供する図である。
【0061】
図5に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10Aは、コピーアプリ50、スキャナアプリ52、FAXアプリ54、及びマネージメント・プログラム56を格納している。コピーアプリ50は、コピーアプリ用のAPI51を介して、マネージメント・プログラム56と連携して動作する。同様に、スキャナアプリ52は、スキャナアプリ用のAPI53を介してマネージメント・プログラム56と連携して動作する。FAXアプリ54は、FAXアプリ用のAPI55を介してマネージメント・プログラム56と連携して動作する。なお、マネージメント・プログラム56は、画像形成装置10Aの全体的な動作を管理するためのプログラムである。
【0062】
例えば、ユーザがコピーアプリ50を利用してコピーを行う場合、ユーザにより操作又は入力された内容は操作入力情報としてAPI51を介してマネージメント・プログラム56に通知される。また、ユーザがスキャナアプリ52を利用してスキャンを行う場合、ユーザにより操作又は入力された内容は操作入力情報としてAPI53を介してマネージメント・プログラム56に通知される。また、ユーザがFAXアプリ54を利用してFAXを行う場合、ユーザにより操作又は入力された内容は操作入力情報としてAPI55を介してマネージメント・プログラム56に通知される。
【0063】
図6は、本実施形態に係る操作入力情報、アプリケーション情報、及びAPI情報の対応関係の説明に供する図である。
【0064】
図6に示すように、本実施形態に係る操作入力情報は、複数の概念(ここでは4つ)として定義される。ここでいう複数の概念とは、一例として、「高セキュリティ情報」、「アプリ情報」、「企業/環境情報」、及び「ユーザ関連情報」等である。
【0065】
「高セキュリティ情報」に属する操作入力情報には、一例として、「User ID」、「Account ID」、及び「Password」等が含まれる。これらの操作入力情報の取得には、API情報が利用される。例えば、操作入力情報「User ID」の場合、「getUser-ID」で表されるAPI情報から取得される。この場合、操作入力情報「User ID」には、属性として、API情報「getUser-ID」が定義される。同様に、操作入力情報「Account ID」には、属性として、API情報「getAccount-ID」が定義され、操作入力情報「Password」には、属性として、API情報「getPassword」が定義される。なお、属性として定義されるAPI情報には、収集の可否が予め設定される。
【0066】
また、「アプリ情報」に属する操作入力情報には、一例として、「Copy」、「Scan To Email」、及び「Fax」等が含まれる。これらの操作入力情報の取得には、アプリ(APP)情報が利用される。例えば、操作入力情報「Copy」の場合、「Copy」に関する操作を行うためのPage情報(つまり表示中のページ単位の情報)から取得される。この場合、操作入力情報「Copy」には、属性として、アプリ情報「Copy」が定義される。同様に、操作入力情報「Scan To Email」には、属性として、アプリ情報「Scan To Email」が定義され、操作入力情報「Fax」には、属性として、アプリ情報「Fax」が定義される。なお、属性として定義されるアプリ情報には、収集の可否が予め設定される。
【0067】
また、「企業/環境情報」に属する操作入力情報には、一例として、「IP(Internet Protocol)アドレス」、「商品構成情報」、及び「Machine名」等が含まれる。なお、「商品構成情報」とは、画像形成装置10Aの本体に接続されるフィニッシャやトレー等のオプション機器に関する情報である。「Machine名」とは、例えば、画像形成装置10Aが有するMAC(Media Access Control)アドレスである。これらの操作入力情報の取得には、API情報が利用される。例えば、操作入力情報「IPアドレス」の場合、「getIPAddress」で表されるAPI情報から取得される。この場合、操作入力情報「IPアドレス」には、属性として、API情報「getIPAddress」が定義される。同様に、操作入力情報「商品構成情報」には、属性として、API情報「getMCInfo」が定義され、操作入力情報「Machine名」には、属性として、API情報「getMCName」が定義される。なお、属性として定義されるAPI情報には、収集の可否が予め設定される。
【0068】
また、「ユーザ関連情報」に属する操作入力情報には、一例として、「宛先表」及び「送信履歴」等が含まれる。これらの操作入力情報の取得には、API情報が利用される。例えば、操作入力情報「宛先表」の場合、「getAddressBook」で表されるAPI情報から取得される。この場合、操作入力情報「宛先表」には、属性として、API情報「getAddressBook」が定義される。同様に、操作入力情報「送信履歴」には、属性として、API情報「getSendHistory」が定義される。なお、属性として定義されるAPI情報には、収集の可否が予め設定される。
【0069】
上記複数の概念のうち、「高セキュリティ情報」が最も上位の概念となり、次に、「アプリ情報」、「企業/環境情報」、及び「ユーザ関連情報」の順となる。
【0070】
図6を参照して説明した操作入力情報、アプリ情報、及びAPI情報の対応関係に基づいて、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bが得られる。
【0071】
図7は、本実施形態に係る属性管理テーブル14Bの一例を示す図である。
図7に示す属性管理テーブル14Bには、一例として、操作入力情報、属性、及び設定可否が登録されている。なお、属性とは、操作入力情報に対応付けられるアプリ情報又はAPI情報を指定するための項目である。また、設定可否は、アプリ情報及びAPI情報の各々が収集可能な情報であるか否かを設定するための項目である。
【0072】
図8は、本実施形態に係る設定画面の一例を示す正面図である。
図8に示す設定画面は、表示部16に表示されるタッチ操作可能な画面であり、ユーザによる情報収集の可否の設定を受け付ける。この設定画面の例では、「設定可否」において黒丸印が付されているほうが現時点で有効な設定を示している。この場合、情報収集として「可」が有効な設定であることを示している。
【0073】
図8に示す設定画面から受け付けた情報収集の可否は、図7に示す属性管理テーブル14Bに反映されて登録される。なお、複数の操作入力情報のうち、「User ID」、「Account ID」、及び「Password」は、高セキュリティ情報であるため、収集しないほうが望ましい。このため本実施形態では、これらの「User ID」、「Account ID」、及び「Password」については、デフォルトで収集「不可」に設定されており、原則として設定変更できないようにしている。
【0074】
次に、図3に戻り、本実施形態に係る出力部34は、対応付け部32により属性として対応付けられたアプリ情報が収集可能な情報である場合に、操作入力情報を出力する。具体的に、出力部34は、操作入力情報を記憶部14の例えば一時記憶領域に出力して格納する。出力部34は、記憶部14に格納した操作入力情報を、外部のサーバ装置40に更に出力して格納してもよい。この場合、操作入力情報をサーバ装置40に出力した後に、操作入力情報を記憶部14から削除することが望ましい。このように記憶部14から操作入力情報を削除することは、記憶部14の記憶領域を有効に利用することに加え、セキュリティの管理や、個人情報の保護の観点等からも望ましい。また、出力部34は、操作入力情報をサーバ装置40に直接出力して格納するようにしてもよい。
【0075】
一方、出力部34は、対応付け部32により属性として対応付けられたアプリ情報が収集不可な情報である場合に、操作入力情報を破棄する。ここでいう破棄とは、操作入力情報を記憶部14の一時記憶領域に保存しないことを意味する。
【0076】
本実施形態に係る出力部34は、操作入力情報がユーザの認証に関する情報を含む場合に、対応付け部32により属性として対応付けられたアプリ情報が収集可能な情報である場合でも、ユーザの認証に関する情報を破棄する。ここでいうユーザの認証に関する情報には、ユーザの識別情報の一例であるユーザID、及び、パスワード等が含まれる。
【0077】
次に、図9を参照して、第1の実施形態に係る画像形成装置10Aの作用を説明する。
【0078】
図9は、第1の実施形態に係る情報収集プログラム14Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0079】
まず、画像形成装置10Aが起動され、図4に示すホーム画面が表示部16に表示されると、情報収集プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。
【0080】
図9のステップ100では、取得部30が、一例として、図4に示すホーム画面を介して、ユーザにより操作又は入力された内容を示す操作入力情報を取得する。
【0081】
ステップ102では、対応付け部32が、上記ステップ100で取得された操作入力情報に対して、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて、操作入力情報に関連するアプリ情報を属性として対応付ける。
【0082】
ステップ104では、対応付け部32が、上記ステップ100で取得された操作入力情報に対して、同様に、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて、操作入力情報に関連するAPI情報を属性として対応付ける。
【0083】
ステップ106では、出力部34が、アプリ情報及びAPI情報が属性として対応付けられた操作入力情報が高セキュリティ情報であるか否かを、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて判定する。具体的には、図7に示す属性管理テーブル14Bにおいて、操作入力情報である「User ID」、「Account ID」、及び「Password」が高セキュリティ情報であることを示すフラグが付与されているか否かで判定すればよい。操作入力情報が高セキュリティ情報であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ120に移行し、操作入力情報が高セキュリティ情報ではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ108に移行する。
【0084】
ステップ108では、出力部34が、アプリ情報が情報収集不可に設定されているか否かを、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて判定する。アプリ情報が情報収集不可に設定されていると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ110に移行し、アプリ情報が情報収集不可に設定されていない、つまり、情報収集可能に設定されている場合(否定判定の場合)、ステップ110に移行する。なお、本例におけるステップ108では、アプリ情報が情報収集不可であるか否かに係わらず、ステップ110に移行するとしたが、アプリ情報が情報収集不可である場合(肯定判定の場合)に、ステップ120に移行するとしてもよい。
【0085】
ステップ110では、出力部34が、API情報が情報収集不可に設定されているか否かを、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて判定する。API情報が情報収集不可に設定されていると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ120に移行し、API情報が情報収集不可に設定されていない、つまり、情報収集可能に設定されている場合(否定判定の場合)、ステップ112に移行する。
【0086】
ステップ112では、出力部34が、操作入力情報を記憶部14の例えば一時記憶領域に出力して格納する。
【0087】
ステップ114では、出力部34が、操作入力情報を記憶部14に格納してから一定期間経過したか否かを判定する。一定期間経過したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ116に移行し、一定期間経過していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ114で待機となる。
【0088】
ステップ116では、出力部34が、記憶部14に格納した操作入力情報を、外部のサーバ装置40に出力して格納する。
【0089】
ステップ118では、出力部34が、操作入力情報を記憶部14から削除し、本情報収集プログラム14Aによる一連の処理を終了する。
【0090】
一方、ステップ120では、出力部34が、操作入力情報を記憶部14に保存することなく破棄し、本情報収集プログラム14Aによる一連の処理を終了する。
【0091】
すなわち、上記において、出力部34は、アプリ情報及びAPI情報が共に収集可能な情報である場合に、操作入力情報を記憶部14に出力して格納する。また、出力部34は、アプリ情報が収集可能な情報であり、かつ、API情報が収集不可な情報である場合に、操作入力情報を破棄する。また、出力部34は、アプリ情報が収集不可な情報であり、かつ、API情報が収集可能な情報である場合に、操作入力情報を記憶部14に出力して格納する。また、出力部34は、アプリ情報及びAPI情報が共に収集不可な情報である場合に、操作入力情報を破棄する。
【0092】
[第2の実施形態]
本実施形態では、アプリ情報及びAPI情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かを識別可能に表示して、ユーザが収集される操作入力情報を容易に把握できるようにする。
【0093】
図10は、第2の実施形態に係る画像形成装置10Bの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図10に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10BのCPU12Aは、取得部30、対応付け部32、出力部34、及び表示制御部36として機能する。なお、第1の実施形態に示す画像形成装置10Aと同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、ここでの繰り返しの説明は省略する。また、表示制御部36は、制御部の一例である。
【0094】
本実施形態に係る表示制御部36は、アプリ情報及びAPI情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かを識別可能に表示部16に表示する制御を行う。また、表示制御部36は、アプリ情報が収集可能であり、かつ、当該アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれる場合に、アプリ情報に含まれる全ての情報が収集可能である場合の表示と異なる表示の制御を行うようにしてもよい。なお、アプリ情報及びAPI情報の少なくとも一方が収集可能な情報であるか否かは、一例として、図7に示す属性管理テーブル14Bを用いて判定される。
【0095】
次に、図11図14を参照して、本実施形態に係る表示制御部36による表示制御について説明する。なお、以下では、表示の形態の一例として、アプリ情報及びAPI情報の少なくとも一方が収集可能な情報である場合に、対応する項目に黒丸印を付与し、収集不可な情報である場合に、対応する項目に黒丸印を付与しない形態とする。また、アプリ情報が収集可能であり、かつ、当該アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれる場合に、対応する項目に白丸印を付与する形態とする。但し、表示の形態は、この例に限定されず、例えば、操作項目のボタンの色を変化させて識別してもよいし、操作項目名に下線を付与して識別してもよいし、操作項目名の文字サイズを変化させて識別してもよい。
【0096】
図11は、第2の実施形態に係るホーム画面、アプリ設定画面、及び認証画面の一例を示す正面図である。
図11に示す例では、高セキュリティ情報以外のアプリ情報及びAPI情報が全て収集可能に設定されている状態を示している。
【0097】
図11の上図に示すホーム画面では、アプリ情報及びAPI情報が収集可能に設定されている操作項目に黒丸印が付与されている。具体的には、「コピー」、「ファクス(インターネットファクス)」、「スキャナー(メール送信)」、・・・等の操作項目に黒丸印が付与されている。つまり、黒丸印が付与されている操作項目は、関連するアプリ情報及びAPI情報が属性として対応付けられている操作入力情報が収集されることを示している。
【0098】
図11の中図に示すアプリ設定画面は、図11の上図に示すホーム画面の「スキャナー(メール送信)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面でも、操作項目「スキャナー(メール送信)」に関連する全ての項目に黒丸印が付与されており、関連するアプリ情報及びAPI情報が属性として対応付けられている操作入力情報が収集されることを示している。
【0099】
一方、図11の下図に示す認証画面では、黒丸印が付与されていない。これは、高セキュリティ情報であるユーザIDやパスワード等の操作入力情報については、デフォルトで情報収集不可に設定されているためである。
【0100】
図12は、第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の別の例を示す正面図である。
図12に示す例では、特定のアプリ情報及びAPI情報が収集不可に設定されている状態を示している。
【0101】
図12の上図に示すホーム画面では、図11の上図に示すホーム画面と同様に、アプリ情報及びAPI情報が収集可能に設定されている操作項目に黒丸印が付与されているが、操作項目「スキャナー(メール送信)」には黒丸印が付与されていない。つまり、この「スキャナー(メール送信)」に関連するアプリ情報及びAPI情報が属性として対応付けられている操作入力情報の収集を行わないことを示している。
【0102】
図12の下図に示すアプリ設定画面は、図12の上図に示すホーム画面の「スキャナー(メール送信)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面でも、操作項目「スキャナー(メール送信)」に関連する全ての項目に黒丸印は付与されておらず、操作入力情報の収集を行わないことを意味している。
【0103】
図13は、第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の更に別の例を示す正面図である。
図13に示す例では、特定のアプリ情報が収集可能で、かつ、当該アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれている状態を示している。
【0104】
図13の上図に示すホーム画面では、図11の上図に示すホーム画面と同様に、アプリ情報及びAPI情報が収集可能に設定されている操作項目に黒丸印が付与されているが、操作項目「スキャナー(メール送信)」及び「スキャナー(PC保存)」の各々には白丸印が付与されている。この白丸印は、アプリ情報が収集可能であり、かつ、当該アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれる場合に、黒丸印に代えて付与される。
【0105】
図13の中図に示すアプリ設定画面は、図13の上図に示すホーム画面の「スキャナー(PC保存)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面では、操作項目「スキャナー(PC保存)」に関連する一部の項目に黒丸印が付与されていない。一例として、API情報に関連する項目「転送プロトコル」、「宛先表」、及び「ネットワーク参照」には黒丸印が付与されておらず、操作入力情報の収集を行わないことを示している
【0106】
図13の下図に示すアプリ設定画面は、図13の上図に示すホーム画面の「スキャナー(メール送信)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面では、操作項目「スキャナー(メール送信)」に関連する一部の項目に黒丸印が付与されていない。一例として、API情報に関連する項目「宛先表」及び「送信者アドレスを追加」には黒丸印が付与されておらず、操作入力情報の収集を行わないことを示している。
【0107】
図14は、第2の実施形態に係るホーム画面及びアプリ設定画面の更に別の例を示す正面図である。
図14に示す例では、特定のアプリ情報及びAPI情報が収集不可に設定され、別の特定のアプリ情報が収集可能で、かつ、当該アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれている状態を示している。
【0108】
図14の上図に示すホーム画面には、図11の上図に示すホーム画面と同様に、アプリ情報及びAPI情報が収集可能に設定されている操作項目に黒丸印が付与されているが、操作項目「スキャナー(メール送信)」には白丸印が付与され、操作項目「スキャナー(PC保存)」には黒丸印が付与されていない。つまり、この「スキャナー(メール送信)」では、アプリ情報内に収集不可のAPI情報が含まれていることを意味し、この「スキャナー(PC保存)」では、操作入力情報の収集を行わないことを示している。
【0109】
図14の中図に示すアプリ設定画面は、図14の上図に示すホーム画面の「スキャナー(PC保存)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面でも、操作項目「スキャナー(PC保存)」に関連する全ての項目に黒丸印は付与されておらず、操作入力情報の収集を行わないことを示している。
【0110】
図14の下図に示すアプリ設定画面は、図14の上図に示すホーム画面の「スキャナー(メール送信)」が選択指定されると、表示される画面である。このアプリ設定画面では、操作項目「スキャナー(メール送信)」に関連する一部の項目に黒丸印が付与されていない。一例として、API情報に関連する項目「宛先表」及び「送信者アドレスを追加」には黒丸印が付与されておらず、操作入力情報の収集を行わないことを示している。
【0111】
以上、実施形態に係る情報処理装置の一例として画像形成装置を例示して説明した。実施形態は、画像形成装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
【0112】
その他、上記実施形態で説明した画像形成装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
【0113】
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
【0114】
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
【符号の説明】
【0115】
10A、10B画像形成装置
12 制御部
12A CPU
12B ROM
12C RAM
12D I/O
14 記憶部
14A 情報収集プログラム
14B 属性管理テーブル
16 表示部
18 操作部
20 画像形成部
22 原稿読取部
24 通信部
30 取得部
32 対応付け部
34 出力部
36 表示制御部
40 サーバ装置
50 コピーアプリ
51、53、55 API
52 スキャナアプリ
54 FAXアプリ
56 マネージメント・プログラム
90 情報収集システム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14