特開2021-46219(P2021-46219A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-46219(P2021-46219A)
(43)【公開日】2021年3月25日
(54)【発明の名称】包装体及び容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 83/08 20060101AFI20210226BHJP
   B65D 75/62 20060101ALI20210226BHJP
   A47K 7/00 20060101ALI20210226BHJP
【FI】
   B65D83/08 B
   B65D75/62 A
   A47K7/00 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2019-169502(P2019-169502)
(22)【出願日】2019年9月18日
(71)【出願人】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100126882
【弁理士】
【氏名又は名称】五十嵐 光永
(74)【代理人】
【識別番号】100147267
【弁理士】
【氏名又は名称】大槻 真紀子
(72)【発明者】
【氏名】宮本 裕也
(72)【発明者】
【氏名】日岡 真司
(72)【発明者】
【氏名】石川 泰幸
(72)【発明者】
【氏名】猪川 良輔
(72)【発明者】
【氏名】神山 龍一
【テーマコード(参考)】
3E014
3E067
【Fターム(参考)】
3E014LB01
3E014LB03
3E014LB08
3E067AA03
3E067AA12
3E067AB26
3E067AB77
3E067AC01
3E067AC19
3E067BA06A
3E067BA12A
3E067BB01A
3E067BB12A
3E067BB14A
3E067BB25A
3E067BB26A
3E067BC06A
3E067BC07A
3E067CA04
3E067CA07
3E067CA16
3E067CA24
3E067EA06
3E067EB07
3E067EB11
3E067EB17
3E067EB27
3E067EE59
3E067FA01
3E067FB07
3E067FC01
3E067GC05
3E067GD02
3E067GD07
3E067GD08
(57)【要約】
【課題】取出口を意図した形状に安定して形成する。
【解決手段】実施形態の包装体は、ウェットティッシュを収容可能な包装体であって、包装体に収容されたウェットティッシュを取り出し可能な取出口の外縁に沿う口縁部と、口縁部に沿う外形の切り離し部と、を有するフィルム状の取出面本体と、取出面本体に貼付され、切り離し部を覆うシールと、備え、口縁部は、剥離方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、剥離方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、延在部の途中に設けられ、延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含む。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート体を収容可能な包装体であって、
前記包装体に収容された前記シート体を取り出し可能な取出口の外縁に沿う口縁部と、前記口縁部に沿う外形の切り離し部と、を有するフィルム状の取出面本体と、
前記取出面本体に貼付され、前記切り離し部を覆うシールと、備え、
前記口縁部は、
前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、前記シールを剥がす方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、
前記延在部の途中に設けられ、前記延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含むことを特徴とする包装体。
【請求項2】
前記口縁部は、
前記一対の延在部よりも前記シールの剥がし始めの側に設けられ前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の弧状をなす前記曲線としての第一曲線部と、
前記第一曲線部の両端に連続し、前記第一曲線部の曲率半径よりも短い長さを有する前記一対の延在部と、
前記一対の延在部よりも前記シールの剥がし終わりの側に設けられ、前記シールを剥がす方向と直交する方向の外方に凸の弧状をなし、前記第一曲線部の曲率半径よりも大きい曲率半径を有する一対の第二曲線部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記口縁部は、前記シールを剥がす方向と直交する方向の内方に凸の弧状をなし、前記一対の延在部の前記シールの剥がし終わりの側の端及び前記一対の第二曲線部の前記シールの剥がし始めの側の端を連続する一対の連続部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の包装体。
【請求項4】
前記止め部は、前記切れ目を有しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項5】
前記口縁部は、前記シールを剥がす方向の中心を回転中心として点対称の形状をなしていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項6】
前記シート体は、液体含有シートであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項7】
前記切れ目は、前記取出面本体の前記シールの側に形成され、前記取出面本体の前記シールとは反対側に形成されていないことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項8】
前記切れ目は、前記取出面本体の前記シールとは反対側に形成され、前記取出面本体の前記シールの側に形成されていないことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項9】
前記取出面本体は、複数層のラミネートであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の包装体。
【請求項10】
前記切れ目は、前記複数層のうち最後の一層までに形成されていることを特徴とする請求項9に記載の包装体。
【請求項11】
取出口の外縁に沿う口縁部と、前記口縁部に沿う外形の切り離し部と、を有する取出面本体と、
前記取出面本体に貼付され、前記切り離し部を覆うシールと、備え、
前記口縁部は、
前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、前記シールを剥がす方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、
前記延在部の途中に設けられ、前記延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含むことを特徴とする容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装体及び容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ウェットティッシュやウェットシート、ドライシート等のシート体を収容する包装体が知られている。包装体の一面には、シート体の取出口の外縁に沿う口縁部、及び口縁部に沿う外形の切り離し部が形成されている。口縁部には、切り離し部の外形に沿ってハーフカットされた切れ目が形成されている。切れ目は、切り離し部の外形に沿って一様の深さで形成されている。包装体の一面には、切り離し部を覆うシールが貼付されている。シールを剥がしたときに切り離し部が切れ目に沿って切り離されることにより、取出口が開口する。
例えば、特許文献1には、ウェットティッシュの包装体が開示されている。ウェットティッシュの取出口は、長円形をなしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−155445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、切れ目の深さによっては、取出口を意図した形状(口縁部に沿った形状)に安定して形成することができない可能性がある。
例えば、切れ目が浅すぎる場合、シールを剥がしたときに取出口が形成されないことや、意図した形状に形成されない可能性が高い。
例えば、切れ目が深すぎる場合、製造時(包装体の一面にシールを貼る前)に切り離し部がずれたり外れたりする可能性が高い。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明は、取出口を意図した形状に安定して形成することができる包装体及び容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の一態様に係る包装体は、シート体を収容可能な包装体であって、前記包装体に収容された前記シート体を取り出し可能な取出口の外縁に沿う口縁部と、前記口縁部に沿う外形の切り離し部と、を有するフィルム状の取出面本体と、前記取出面本体に貼付され、前記切り離し部を覆うシールと、備え、前記口縁部は、前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、前記シールを剥がす方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、前記延在部の途中に設けられ、前記延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含む。
【0007】
(2)上記(1)に記載の包装体において、前記口縁部は、前記一対の延在部よりも前記シールの剥がし始めの側に設けられ前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の弧状をなす前記曲線としての第一曲線部と、前記第一曲線部の両端に連続し、前記第一曲線部の曲率半径よりも短い長さを有する前記一対の延在部と、前記一対の延在部よりも前記シールの剥がし終わりの側に設けられ、前記シールを剥がす方向と直交する方向の外方に凸の弧状をなし、前記第一曲線部の曲率半径よりも大きい曲率半径を有する一対の第二曲線部と、を備えてもよい。
【0008】
(3)上記(2)に記載の包装体において、前記口縁部は、前記シールを剥がす方向と直交する方向の内方に凸の弧状をなし、前記一対の延在部の前記シールの剥がし終わりの側の端及び前記一対の第二曲線部の前記シールの剥がし始めの側の端を連続する一対の連続部を更に備えてもよい。
【0009】
(4)上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の包装体において、前記止め部は、前記切れ目を有しなくてもよい。
【0010】
(5)上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の包装体において、前記口縁部は、前記シールを剥がす方向の中心を回転中心として点対称の形状をなしていてもよい。
【0011】
(6)上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の包装体において、前記シート体は、液体含有シートであってもよい。
【0012】
(7)上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の包装体において、前記切れ目は、前記取出面本体の前記シールの側に形成され、前記取出面本体の前記シールとは反対側に形成されていなくてもよい。
【0013】
(8)上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の包装体において、前記切れ目は、前記取出面本体の前記シールとは反対側に形成され、前記取出面本体の前記シールの側に形成されていなくてもよい。
【0014】
(9)上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の包装体において、前記取出面本体は、複数層のラミネートであってもよい。
【0015】
(10)上記(9)に記載の包装体において、前記切れ目は、前記複数層のうち最後の一層までに形成されていてもよい。
【0016】
(11)本発明の一態様に係る容器は、取出口の外縁に沿う口縁部と、前記口縁部に沿う外形の切り離し部と、を有する取出面本体と、前記取出面本体に貼付され、前記切り離し部を覆うシールと、備え、前記口縁部は、前記シールを剥がす方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、前記シールを剥がす方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、前記延在部の途中に設けられ、前記延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含む。
【発明の効果】
【0017】
本発明の上記(1)に記載の包装体によれば、口縁部は、シールを剥がす方向とは反対側に凸の曲線の両端に連続し、シールを剥がす方向に沿うように延び、切れ目を有する一対の延在部と、延在部の途中に設けられ、延在部の厚みよりも厚い止め部と、を含むことで、以下の効果を奏する。
止め部によって延在部の一部が補強されるため、口縁部の切れ目を深くしやすい。そのため、口縁部を切り離し易くなる。即ち、シールを剥がしたときに取出口が形成されないことや、意図した形状に形成されないことを抑制することができる。加えて、口縁部の切れ目を深くしても、製造時(取出面本体にシールを貼る前)に切り離し部がずれたり外れたりすることを抑制することができる。したがって、取出口を意図した形状に安定して形成することができる。
加えて、包装体の密閉性を保ち、異物の侵入を抑制することができる。
加えて、切り離し部は口縁部の曲線を起点として一対の延在部に沿って切り離されるため、切り離し部をスムーズに切り離し易い。ここで仮に止め部が口縁部のうちシールを剥がす方向と斜めに交差する部分に設けられていると、シールを剥がす際の力が止め部でシールを剥がす方向とは異なる方向に分散することにより、取出面本体が裂ける可能性がある。これに対しこの構成によれば、止め部は口縁部のうちシールを剥がす方向に沿うように延びる延在部の途中にあるため、シールを剥がす際の力を止め部の下流の延在部(切れ目)へ逃がすことができる。したがって、シールを剥がす際に取出面本体が裂けることを抑制することができる。
【0018】
本発明の上記(2)に記載の包装体によれば、口縁部は、一対の延在部よりもシールの剥がし始めの側に設けられシールを剥がす方向とは反対側に凸の弧状をなす曲線としての第一曲線部と、第一曲線部の両端に連続し、第一曲線部の曲率半径よりも短い長さを有する一対の延在部と、一対の延在部よりもシールの剥がし終わりの側に設けられ、シールを剥がす方向と直交する方向の外方に凸の弧状をなし、第一曲線部の曲率半径よりも大きい曲率半径を有する一対の第二曲線部と、を備えることで、以下の効果を奏する。
切り離し部は口縁部の第一曲線部を起点として一対の延在部及び一対の第二曲線部に沿って切り離されるため、切り離し部をスムーズに切り離し易い。
加えて、第一曲線部は一対の第二曲線部よりも曲率半径が小さいため(取出口のシールの剥がし始めの側の端部は幅狭部となるため)、取出口のシールの剥がし始めの側の端部でのシート体の通過抵抗を大きくすることができる。例えば、シート体を取出口から順次一枚ずつ取り出す場合、先行側及び後続側の各シート体を分離しやすい。
【0019】
本発明の上記(3)に記載の包装体によれば、口縁部は、シールを剥がす方向と直交する方向の内方に凸の弧状をなし、一対の延在部のシールの剥がし終わりの側の端及び一対の第二曲線部のシールの剥がし始めの側の端を連続する一対の連続部を更に備えることで、以下の効果を奏する。
切り離し部は口縁部の第一曲線部を起点として一対の延在部、一対の連続部及び一対の第二曲線部に沿って切り離されるため、切り離し部をスムーズに切り離し易い。
【0020】
本発明の上記(4)に記載の包装体によれば、止め部は切れ目を有しないことで、以下の効果を奏する。
止め部が切れ目を有する場合と比較して、止め部により延在部の一部を補強しやすいため、口縁部の切れ目をより一層深くしやすい。加えて、製造時に止め部をカットしなくて済むため、生産性に優れる。
【0021】
本発明の上記(5)に記載の包装体によれば、口縁部は、シールを剥がす方向の中心を回転中心として点対称の形状をなしていることで、以下の効果を奏する。
シールを剥がす方向がシールを剥がす方向の一方から他方に向かう方向の場合及びこれと逆方向の場合のいずれにおいても、切り離し部を切り離し易くなる。
加えて、シールを剥がす方向及び製造時の搬送方向が互いに逆向きの場合は、製品では切り離し部を切り離し易くしつつ、製造時には切り離し部が風等の外的要因でずれたり外れたりすることを抑制することができる。
【0022】
本発明の上記(6)に記載の包装体によれば、シート体は、液体含有シートであることで、以下の効果を奏する。
包装体の密閉性を保ち、液体含有シートの乾燥を抑制することができる。
【0023】
本発明の上記(7)に記載の包装体によれば、切れ目は、取出面本体のシールの側に形成され、取出面本体のシールとは反対側に形成されていないことで、以下の効果を奏する。
切れ目が取出面本体のシールとは反対側に形成されている場合と比較して、包装体の密閉性をより効果的に保つことができる。
【0024】
本発明の上記(8)に記載の包装体によれば、切れ目は、取出面本体のシールとは反対側に形成され、取出面本体の前記シールの側に形成されていないことで、以下の効果を奏する。
切れ目が取出面本体のシールの側に形成されている場合と比較して、シールを剥がす際に切り離し部を取出面本体から切り離し易い。
【0025】
本発明の上記(9)に記載の包装体によれば、取出面本体は、複数層のラミネートであることで、以下の効果を奏する。
水分を通しにくい層と印刷の発色がよい層とを重ねる等、取出面本体に複数の機能を持たせることができる。
【0026】
本発明の上記(10)に記載の包装体によれば、切れ目は、複数層のうち最後の一層までに形成されていることで、以下の効果を奏する。
複数層のすべての層に切れ目が形成されているため、層間剥離を抑制しつつ、切り離し部を取出面本体から容易に切り離すことができる。
【0027】
本発明の上記(11)に記載の容器によれば、上記の包装体と同様の構成を有することで、以下の効果を奏する。
取出口を意図した形状に安定して形成することができる。
加えて、容器の密閉性を保ち、異物の侵入を抑制することができる。
加えて、切り離し部は口縁部の曲線を起点として一対の延在部に沿って切り離されるため、切り離し部をスムーズに切り離し易い。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】実施形態に係る包装体の平面図である。
図2図1においてシールを取り外した状態の図である。
図3】実施形態に係る口縁部の平面図である。
図4図3のIV−IV断面の拡大図である。
図5】実施形態に係る口縁部の形成方法の一例の説明図である。
図6】実施形態の第一変形例に係る口縁部の平面図である。
図7】実施形態の第二変形例に係る口縁部の平面図である。
図8】実施形態の第三変形例に係る口縁部の断面図である。
図9】実施形態の第四変形例に係る口縁部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。実施形態においては、包装体が収容するシート体の一例として、ウェットティッシュ(液体含有シート)を挙げて説明する。例えば、ウェットティッシュは、平面視で矩形状をなしている。ウェットティッシュは、不織布やティッシュペーパーなどに液体(例えば水に、アルコール、除菌剤、防腐剤、香料などを混入した液体)を含浸させたものである。
【0030】
<包装体>
図1に示すように、包装体1は、包装袋10及びシール20を備える。
包装袋10は、複数のウェットティッシュ2を積層した積層体を収容可能な大きさの袋状をなしている。包装袋10は、気密性及び耐水性を有する柔軟なフィルム材で形成されている。
【0031】
例えば、包装袋10は、表面(外側)からポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、アルミニウム箔、いわゆるシーラントと呼ばれるヒートシール性フィルムなどが順に積層されて接合された積層フィルムで形成されている。例えば、積層フィルムは、PETフィルムにアルミニウムやシリカ、アルミナ等が蒸着され、内面にヒートシール性フィルムが重ねられたものでもよい。
【0032】
包装袋10は、フィルム状の取出面本体11を備える。取出面本体11は、包装袋10に収容されたウェットティッシュ2が取り出される側の面状部分である。例えば、取出面本体11の厚みは、数十μmである。平面視で、取出面本体11は、ウェットティッシュ2の外形よりも大きい矩形状をなしている。
【0033】
図4に示すように、取出面本体11は、複数層11a,11bのラミネートである。例えば、取出面本体11は、取出面本体11の厚み方向でシール20の側の第一層11aと、取出面本体11の厚み方向でシール20とは反対側の第二層11bと、を有する。例えば、取出面本体11は、第一層11aにPETフィルム、第二層11bにアルミニウム等の蒸着膜を有する。
【0034】
図2に示すように、取出面本体11は、包装袋10に収容されたウェットティッシュ2を取り出し可能な取出口12の外縁に沿う口縁部13(図3参照)と、口縁部13に沿う外形の切り離し部14(図3参照)と、を有する。口縁部13には、切り離し部14の外形に沿ってハーフカットされた切れ目15(図4参照)が形成されている。なお、図4においては切り離し部14の図示を省略している。
【0035】
図1に示すように、シール20は、取出面本体11に貼付されている。シール20は、切り離し部14(図3参照)を覆っている。平面視で、シール20は、切り離し部14よりも大きい外形を有する。シール20は、切り離し部14の側に粘着層(不図示)を有する。シール20は、繰り返し剥離可能に取出面本体11に取り付けられている。
【0036】
シール20は、シール20を剥がすときに摘まれる摘み部21を有する。例えば、摘み部21は、使用者が親指と人差し指とで摘むことが可能な大きさを有する。摘み部21は、シール20を剥がす方向(以下「剥離方向DP」ともいう。)を示す三角形状の表示を有する。
【0037】
図2に示すように、取出口12は、シール20を剥がす方向に沿う長軸方向DLに延びる形状をなしている。シール20を剥がす前、取出口12は開口していない。すなわち、シール20を剥がす前、口縁部13と切り離し部14とはつながっている(図3参照)。シール20を剥離方向DPに沿って剥がしたときに、切り離し部14が切れ目15に沿って切り離されることにより、取出口12が開口する。取出口12が開口すると、包装袋10に収容されているウェットティッシュ2の一部が露出する。
【0038】
<口縁部>
図3に示すように、口縁部13は、長軸方向DL(剥離方向DP)の中心Cを回転中心として点対称の形状をなしている。口縁部13は、第一曲線部30、一対の延在部31、止め部32、一対の第二曲線部33及び一対の連続部34を備える。口縁部13のうち止め部32を除く部分(第一曲線部30、一対の延在部31、一対の第二曲線部33及び一対の連続部34)には、切り離し部14の外形に沿ってハーフカットされた切れ目15が形成されている(図4参照)。例えば、口縁部13の長軸方向DLの長さは、40mm〜60mmである。
【0039】
切れ目15は、切り離し部14の外形に沿って一様の深さで形成されている(図4参照)。例えば、切れ目15の深さは、取出面本体11の厚みの40%〜70%である。例えば、取出面本体11が第一層11aにPETフィルム、第二層11bにアルミニウム等の蒸着膜を有する場合、少なくとも第一層11aがカットされているとよい。本実施形態では、切れ目15は、取出面本体11のシール20の側の第一層11aに形成され、取出面本体11のシール20とは反対側の第二層11bには形成されていない。切れ目15は、複数層11a,11bのうち最後の一層11bを除く層に形成されている。本実施形態では、切れ目15は、二層11a,11bのうちシール20側から数えて最後の第二層11bを除く第一層11aに形成されている。
【0040】
<第一曲線部>
図3に示すように、第一曲線部30は、平面視で長軸方向DLの外方に凸の弧状をなしている。第一曲線部30は、シール20の剥がし始めの側及び剥がし終わりの側のそれぞれに凸の弧状をなしている。以下、剥離方向DPにおいてシール20の剥がし始めの側を「剥離方向DP上流側」、剥離方向DPにおいて剥離方向DP上流側とは反対側、すなわちシール20の剥がし終わりの側を「剥離方向DP下流側」とする。平面視で、第一曲線部30は、シール20の剥がし始めの側の端を起点として、剥離方向DP下流側に向かうに従って、長軸方向DLと直交する方向(以下「短軸方向DS」ともいう。)の外側に位置するように外方に凸の湾曲形状をなしている。第一曲線部30は、口縁部13の長軸方向DLの両側に設けられている。例えば、第一曲線部30の曲率半径R1は、2mm〜4mmである。
【0041】
<延在部>
延在部31は、第一曲線部30の両端に連続している。延在部31は、剥離方向DPに沿うように延びている。延在部31は、平面視で第一曲線部30の剥離方向DP下流側の端から剥離方向DP下流側に向かって直線状に延びている。一対の延在部31は、長軸方向DLに互いに略平行に設けられている。
【0042】
「略平行」とは、包装袋10の設計誤差(寸法誤差)の許容範囲内において、一対の延在部31が互いに実質的に平行であることを意味する。「略平行」には、取出口12の長軸に対して±5°の範囲で一対の延在部31が斜めに傾く場合が含まれる。なお、「略平行」には、一対の延在部31が互いに完全に平行である場合が含まれる。また、「略平行」には、シール20を剥がす際に取出面本体11が裂けることを抑制可能な範囲内において、剥離方向DPに対して一対の延在部31が斜めに傾く場合が含まれる。
【0043】
一対の延在部31は、口縁部13の長軸方向DLの両側に設けられている。延在部31は、第一曲線部30の曲率半径R1よりも短い長さを有する。例えば、延在部31の長さは、1mm〜2mmである。例えば、延在部31の長さは、第一曲線部30の曲率半径R1の半分程度の長さとすることが好ましい。
【0044】
<止め部>
図4に示すように、止め部32は、延在部31の途中に設けられている。止め部32は、延在部31の厚みよりも厚い部分である。本実施形態において、止め部32は切れ目15を有しない。止め部32は、取出面本体11と同じ厚みを有する。図3に示すように、止め部32は、口縁部13の長軸方向DLの両側に設けられている。止め部32は、各延在部31に1つずつ設けられている。
【0045】
<第二曲線部>
第二曲線部33は、長軸方向DLで第一曲線部30とは反対側に設けられている。第二曲線部33は、第一延在部30よりも剥離方向DP下流側に設けられている。第二曲線部33は、口縁部13の長軸方向DLの中央に設けられている。第二曲線部33は、平面視で短軸方向DSの外方に凸の弧状をなしている。第二曲線部33は、剥離方向DPの中央位置で最も短軸方向DSの外側に位置している。
【0046】
第二曲線部33は、第一曲線部30の曲率半径R1よりも大きい曲率半径R2を有する。口縁部13の長軸方向DLの中心Cと第二曲線部33の短軸方向DSの外端(短軸方向DSで最も外側に位置する部分)との間の距離は、第一曲線部30の曲率半径R1よりも大きい。例えば、一対の第二曲線部33の短軸方向DSの外端の間の距離は、10mm〜30mmである。
【0047】
<連続部>
連続部34は、長軸方向DLで延在部31と第二曲線部33との間に配置されている。連続部34は、平面視で短軸方向DSの内方に凸の弧状をなしている。一対の連続部34は、長軸方向DLで一対の延在部31の第一曲線部30とは反対側の端(剥離方向DP下流側の端)と、一対の第二曲線部33の第一曲線部30の側の端(剥離方向DP上流側の端)とをそれぞれ連続している。一対の連続部34は、口縁部13の長軸方向DLの両側に設けられている。例えば、連続部34の曲率半径Rcは、1mm〜2mmである。例えば、連続部34の曲率半径Rcは、延在部31の長さと同程度とすることが好ましい。
【0048】
<口縁部の形成方法>
図5に示すように、口縁部13の形成方法は、長尺帯状の母材40を搬送する搬送装置50を用いる。搬送装置50は、互いに対向する一対の搬送ロール51,52(第一ロール51及び第二ロール52)を備える。母材40は、搬送方向DTに並ぶ複数の取出面本体形成部41(取出面本体11を形成するための部分)を有する。取出面本体11の口縁部13は、一対の搬送ロール51,52を用いて長尺帯状の母材40を搬送させながら形成する。
【0049】
第一ロール51の表面には、口縁部13に沿う外形の刃56を有する金型55が取り付けられている。例えば、刃56の高さは、0.1mm〜0.9mmである。金型55は、口縁部13の止め部32に対応する部位に刃56を有しない。
【0050】
例えば、一対の搬送ロール51,52を回転させると母材40が一方向に搬送される(搬送方向DTに向かって移動する)。母材40が搬送される過程で、取出面本体形成部41に金型55の刃56が食い込み、口縁部13が形成される。図の例では、口縁部13の長軸方向DLは、母材40の搬送方向DTと平行である。
【0051】
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態に係る包装体1は、ウェットティッシュ2を収容可能な包装体1であって、包装体1に収容されたウェットティッシュ2を取り出し可能な取出口12の外縁に沿う口縁部13と、口縁部13に沿う外形の切り離し部14と、を有するフィルム状の取出面本体11と、取出面本体11に貼付され、切り離し部14を覆うシール20と、備え、口縁部13は、剥離方向DPとは反対側に凸の曲線の両端に連続し、剥離方向DPに沿うように延び、切れ目15を有する一対の延在部31と、延在部31の途中に設けられ、延在部31の厚みよりも厚い止め部32と、を含む。
【0052】
この構成によれば、止め部32によって延在部31の一部が補強されるため、口縁部13の切れ目15を深くしやすい。そのため、口縁部13を切り離し易くなる。即ち、シール20を剥がしたときに取出口12が形成されないことや、意図した形状に形成されないことを抑制することができる。加えて、口縁部13の切れ目15を深くしても、製造時(取出面本体11にシール20を貼る前)に切り離し部14がずれたり外れたりすることを抑制することができる。したがって、取出口12を意図した形状に安定して形成することができる。
加えて、包装体1の密閉性を保つことができる。そのため、異物の侵入を抑制するとともに、ウェットティッシュ2の乾燥を抑制することができる。
加えて、切り離し部14は口縁部13の曲線を起点として一対の延在部31に沿って切り離されるため、切り離し部14をスムーズに切り離し易い。ここで仮に止め部32が口縁部13のうち剥離方向DPと斜めに交差する部分に設けられていると、シール20を剥がす際の力が止め部32で剥離方向DPとは異なる方向に分散することにより、取出面本体11が裂ける可能性がある。これに対しこの構成によれば、止め部32は口縁部13のうち剥離方向DPに沿うように延びる延在部31の途中にあるため、シール20を剥がす際の力を止め部32の下流の延在部31(切れ目15)へ逃がすことができる。したがって、シール20を剥がす際に取出面本体11が裂けることを抑制することができる。
【0053】
上記実施形態によれば、口縁部13は、一対の延在部31よりも剥離方向DP上流側に設けられ剥離方向DPとは反対側に凸の弧状をなす曲線としての第一曲線部30と、第一曲線部30の両端に連続し、第一曲線部30の曲率半径R1よりも短い長さを有する一対の延在部31と、一対の延在部31よりも剥離方向DP下流側に設けられ、短軸方向DSの外方に凸の弧状をなし、第一曲線部30の曲率半径R1よりも大きい曲率半径R2を有する一対の第二曲線部33と、を備えることで、以下の効果を奏する。
切り離し部14は口縁部13の第一曲線部30を起点として一対の延在部31及び一対の第二曲線部33に沿って切り離されるため、切り離し部14をスムーズに切り離し易い。
加えて、第一曲線部30は一対の第二曲線部33よりも曲率半径が小さいため(取出口12の剥離方向DP上流側の端部は幅狭部となるため)、取出口12の剥離方向DP上流側の端部でのウェットティッシュ2の通過抵抗を大きくすることができる。例えば、ウェットティッシュ2を取出口12から順次一枚ずつ取り出す場合、先行側及び後続側の各ウェットティッシュ2を分離しやすい。
【0054】
上記実施形態によれば、口縁部13は、短軸方向DSの内方に凸の弧状をなし、一対の延在部31の剥離方向DP下流側の端及び一対の第二曲線部33の剥離方向DP上流側の端を連続する一対の連続部34を更に備えることで、以下の効果を奏する。
切り離し部14は口縁部13の第一曲線部30を起点として一対の延在部31、一対の連続部34及び一対の第二曲線部33に沿って切り離されるため、切り離し部14をスムーズに切り離し易い。
【0055】
上記実施形態によれば、止め部32は切れ目15を有しないことで、以下の効果を奏する。
止め部32が切れ目15を有する場合と比較して、止め部32により延在部31の一部を補強しやすいため、口縁部13の切れ目15をより一層深くしやすい。加えて、製造時に止め部32をカットしなくて済むため、生産性に優れる。
【0056】
上記実施形態によれば、口縁部13は、剥離方向DPの中心Cを回転中心として点対称の形状をなしていることで、以下の効果を奏する。
剥離方向DPが剥離方向DPの一方から他方に向かう方向の場合及びこれと逆方向の場合のいずれにおいても、切り離し部14を切り離し易くなる。
加えて、剥離方向DP及び製造時の搬送方向DTが互いに逆向きの場合は、製品では切り離し部14を切り離し易くしつつ、製造時には切り離し部14が風等の外的要因でずれたり外れたりすることを抑制することができる。
【0057】
上記実施形態によれば、切れ目15は、取出面本体11のシール20の側に形成され、取出面本体11のシール20とは反対側に形成されていないことで、以下の効果を奏する。
切れ目15が取出面本体11のシール20とは反対側に形成されている場合と比較して、包装体1の密閉性をより効果的に保つことができる。
【0058】
上記実施形態によれば、取出面本体11は、複数層11a,11bのラミネートであることで、以下の効果を奏する。
水分を通しにくい層と印刷の発色がよい層とを重ねる等、取出面本体11に複数の機能を持たせることができる。
【0059】
上記実施形態によれば、切れ目15は、複数層11a,11bのうち最後の一層11bを除く層11aに形成されていることで、以下の効果を奏する。
最後の一層11bには切れ目15が形成されないため、包装体1の密閉性を保ちつつ、切り離し部14を取出面本体11から切り離し易くすることができる。
【0060】
<変形例>
なお、上記実施形態では、シート体がウェットティッシュ2である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、シート体は、ウェットシート、ドライシート等のウェットティッシュ2以外のシート体であってもよい。
【0061】
上記実施形態によれば、止め部32は切れ目15を有しない例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、止め部32は切れ目15を有していてもよい。この場合、止め部32の切れ目15を延在部31の切れ目15よりも浅くする。例えば、金型55において、口縁部13の止め部32に対応する部位で刃56の高さを他の部位よりも低くする。すなわち、止め部32は、延在部31の途中に設けられ、延在部31の厚みよりも厚くなっていればよい。
【0062】
上記実施形態では、一対の第二曲線部33が一様な深さの切れ目15を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図6に示すように、一対の第二曲線部133の途中に止め部32が設けられていてもよい。例えば、止め部32は、一対の第二曲線部133の短軸方向DSの外端に設けられていてもよい。この構成によれば、第二曲線部133の一部が補強されるため、口縁部113の切れ目15を深くしやすい。加えて、第二曲線部33が切れ目15のみを有する場合(図3参照)と比較して、製造時に切り離し部14がずれたり外れたりすることをより一層抑制することができる。
【0063】
上記実施形態では、第一曲線部30が口縁部13の長軸方向DLの両側に設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第一曲線部30は、口縁部13の長軸方向DLの片側のみに設けられていてもよい。例えば、図7に示すように、第一曲線部30は、剥離方向DP上流側のみに設けられていてもよい。例えば、口縁部213は、第一曲線部30、一対の第一延在部31、一対の第二曲線部233、一対の連続部34、一対の第二延在部235、第三延在部236及び止め部32を備えてもよい。第一延在部31は、上記実施形態の延在部31に相当する。第二曲線部233は、上記実施形態の第二曲線部33の略半分の長さを有する。第二延在部235は、第二曲線部233の第一曲線部30とは反対側の端に連続し、長軸方向DLに延びている。第三延在部236は、第二延在部235の第二曲線部233とは反対側の端に連続し、短軸方向DSに延びている。止め部32は、一対の第一延在部31及び一対の第二延在部235の途中にそれぞれ設けられていてもよい。
【0064】
上記実施形態では、切れ目15が取出面本体11のシール20の側に形成され、取出面本体11のシール20とは反対側に形成されていない例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図8に示すように、切れ目15は、取出面本体11のシール20とは反対側に形成され、取出面本体11のシール20の側に形成されていなくてもよい。この構成によれば、切れ目15が取出面本体11のシール20の側に形成されている場合(図4参照)と比較して、シール20を剥がす際に切り離し部14を取出面本体11から切り離し易い。
【0065】
上記実施形態では、取出面本体11が二層11a,11bのラミネートである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、取出面本体11は、単層であってもよいし、三層以上のラミネートであってもよい。
【0066】
上記実施形態では、切れ目15が複数層11a,11bのうち最後の一層11bを除く層11aに形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図9に示すように、切れ目15は、複数層11a,11bのうち最後の一層11bまでに形成されていてもよい。この構成によれば、複数層11a,11bのすべての層に切れ目15が形成されているため、層間剥離を抑制しつつ、切り離し部14を取出面本体11から容易に切り離すことができる。
【0067】
上記実施形態では、止め部32が各延在部31に1つずつ設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、止め部32は、各延在部31のそれぞれに複数設けられていてもよい。止め部32の設置数は、要求仕様に応じて任意の数に変更することができる。
【0068】
上記実施形態では、口縁部13が第一曲線部30、一対の延在部31、一対の第二曲線部33及び一対の連続部34を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、口縁部13は、一対の第二曲線部33及び一対の連続部34を有しなくてもよい。すなわち、口縁部13は、単純な長円形状(楕円形状)をなしていてもよい。
【0069】
上記実施形態では、取出口12がシール20を剥がす方向に沿う長軸方向DLに延びる形状をなしている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、取出口12は、シール20を剥がす方向と交差する方向に延びる形状をなしていてもよい。平面視で、取出口12は、剥離方向DPに短軸を沿わせた長円形状を有してもよい。または、平面視で、取出口12は、真円形状を有してもよい。すなわち、口縁部13は、シール20を剥がす方向に沿うように延び、切れ目15を有する一対の延在部を含んでいればよい。つまり、延在部は、直線状に延びることに限らず、曲線状に延びていてもよい。
【0070】
上記実施形態では、ウェットティッシュ2(シート体)を収容する包装体1の例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、シート体の包装体1以外の容器(例えば紙パックのジュースの容器など)に本発明を適用してもよい。
【0071】
なお、上記において実施形態又はその変形例として記載した各構成要素は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜組み合わせることができるし、また、組み合わされた複数の構成要素のうち一部の構成要素を適宜用いないようにすることもできる。
【符号の説明】
【0072】
1…包装体、2…ウェットティッシュ(シート体)、11…取出面本体、11a…第一層(層)、11b…第二層(最後の一層)、12…取出口、13,113,213…口縁部、14…切り離し部、15…切れ目、20…シール、30…第一曲線部、31…延在部、32…止め部、33,133,233…第二曲線部、34…連続部、C…剥離方向の中心、DS…短軸方向(シールを剥がす方向と直交する方向)、DP…剥離方向(シールを剥がす方向)、R1…第一曲線部の曲率半径、R2…第二曲線部の曲率半径
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9