特許第6212506号(P6212506)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6212506情報処理システム、ゲームシステム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6212506
(24)【登録日】2017年9月22日
(45)【発行日】2017年10月11日
(54)【発明の名称】情報処理システム、ゲームシステム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06K 7/10 20060101AFI20171002BHJP
【FI】
   G06K7/10 200
   G06K7/10 100
【請求項の数】5
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2015-4155(P2015-4155)
(22)【出願日】2015年1月13日
(62)【分割の表示】特願2012-126323(P2012-126323)の分割
【原出願日】2012年6月1日
(65)【公開番号】特開2015-118711(P2015-118711A)
(43)【公開日】2015年6月25日
【審査請求日】2015年4月28日
【審判番号】不服-14377(P-14377/J1)
【審判請求日】2016年9月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000233778
【氏名又は名称】任天堂株式会社
【住所又は居所】京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(74)【代理人】
【識別番号】100130269
【弁理士】
【氏名又は名称】石原 盛規
(72)【発明者】
【氏名】下畠 康幸
【住所又は居所】京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 任天堂株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 邦朗
【住所又は居所】京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 任天堂株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】大橋 秀樹
【住所又は居所】京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 任天堂株式会社内
【合議体】
【審判長】 高瀬 勤
【審判官】 山田 正文
【審判官】 土谷 慎吾
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−72891(JP,A)
【文献】 特開2007−316981(JP,A)
【文献】 特開2005−352538(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06K7/10
G06K19/073
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
近距離無線により情報処理装置との間でデータの送受信処理を行う第1無線通信部を有する通信器と、
近距離無線により前記通信器との間でデータの送受信処理を行う第2無線通信部、撮像した画像を入力するカメラ、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部、前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記第2無線通信部の処理を制限する制限部、並びに、該制限部により処理が制限されていない前記第2無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部を有する情報処理装置
を備え、
前記情報処理装置は、ゲームに係る情報処理に応じて前記第2無線通信部による前記通信器との通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、
前記制限部は、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可し、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可しない、
情報処理システム。
【請求項2】
近距離無線によりゲーム機との間でデータの送受信処理を行う第1無線通信部を有する通信器と、
近距離無線により前記通信器との間でデータの送受信処理を行う第2無線通信部、撮像した画像を入力するカメラ、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部、前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記第2無線通信部の処理を制限する制限部、並びに、該制限部により処理が制限されていない前記第2無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部を有するゲーム機
を備え、
前記ゲーム機は、ゲームに係る情報処理に応じて前記第2無線通信部による前記通信器との通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、
前記制限部は、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可し、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可しない、
ゲームシステム。
【請求項3】
近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信部と、
撮像した画像を入力するカメラと、
前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部と、
前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記無線通信部の処理を制限する制限部と、
該制限部により処理が制限されていない前記無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部
を備え、
ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信部による通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、
前記制限部は、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可し、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可しない、
情報処理装置。
【請求項4】
近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信部と、撮像した画像を入力するカメラを備える情報処理装置を、
前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理手段と、
前記顔検出処理手段の検出結果に応じて前記無線通信部の処理を制限する制限手段と、
該制限手段により処理が制限されていない前記無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理手段と、
ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信部による通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始する手段
として動作させ、
前記制限手段は、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理手段により人の顔が検出された場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可し、
前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理手段により人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可しない、
情報処理プログラム。
【請求項5】
近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信ステップと、
カメラにて撮像した画像を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにて入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理ステップと、
前記顔検出処理ステップによる検出結果に応じて前記無線通信ステップの処理を制限する制限ステップと、
該制限ステップにより処理が制限されていない前記無線通信ステップの処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理ステップと、
ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信ステップによる通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示し、前記カメラによる撮像を開始するステップ
を含み、
前記制限ステップでは、
前記顔検出処理ステップにて人の顔が検出された場合に、前記無線通信ステップによるデータ送受信を許可し、
前記顔検出処理ステップにて人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信ステップによるデータ送受信を許可しない、
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信器との無線通信に応じて情報処理を行う情報処理システム、ゲームシステム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
カード型媒体などにIC(Integrated Circuit)チップを埋め込み、無線による非接触での通信をICチップと情報処理装置とが行ってデータを交換するシステムが広く普及している。これはNFC(Near Field Communication)又はRFID(Radio Frequency IDentification)等の通信技術として知られており、数cm〜数m程度の近距離で情報処理装置がICチップとの無線通信を行うことができる。近年では、このような無線通信の機能が、ゲーム機及び携帯電話機等に搭載され始めている。
【0003】
特許文献1においては、電子タグが埋め込まれた玩具をゲーム機に装着し、この玩具をユーザが操作することにより、専用の操作デバイスに代えてゲームを行うことができるゲームシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−168539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年のゲーム機及び携帯電話機等の情報処理装置には、例えば画像を表示する液晶パネルなどの表示部、音声を出力するスピーカ、ユーザの入力操作を受け付けるためのボタン及びタッチパネル等、装置の姿勢を検知するためのセンサ(加速度センサ及びジャイロセンサ等)、GPS(Global Positioning System)の人工衛星からの電波を受信して装置の位置を取得するためのGPS受信部、静止画像又は動画像を撮像するカメラ、並びに、音声入力用のマイク等の種々の入出力デバイスが搭載されている。しかしながら、これら種々の入出力デバイスと、上述のICチップとの無線通信機能とは、情報処理装置においてそれぞれ単独の機能として利用され、これらを組み合わせて利用することは従来なされていなかった。
【0006】
本発明の目的とするところは、搭載された種々の入出力デバイスと、通信器との間で無線通信を行う機能とを組み合わせて利用し、セキュリティ性能の向上等を実現できる情報処理システム、ゲームシステム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理システムは、近距離無線により情報処理装置との間でデータの送受信処理を行う第1無線通信部を有する通信器と、近距離無線により前記通信器との間でデータの送受信処理を行う第2無線通信部、撮像した画像を入力するカメラ、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部、前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記第2無線通信部の処理を制限する制限部、並びに、該制限部により処理が制限されていない前記第2無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部を有する情報処理装置を備え、前記情報処理装置は、ゲームに係る情報処理に応じて前記第2無線通信部による前記通信器との通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、前記制限部は、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可し、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可しない。
【0020】
また、本発明に係るゲームシステムは、近距離無線によりゲーム機との間でデータの送受信処理を行う第1無線通信部を有する通信器と、近距離無線により前記通信器との間でデータの送受信処理を行う第2無線通信部、撮像した画像を入力するカメラ、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部、前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記第2無線通信部の処理を制限する制限部、並びに、該制限部により処理が制限されていない前記第2無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部を有するゲーム機を備え、前記ゲーム機は、ゲームに係る情報処理に応じて前記第2無線通信部による前記通信器との通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、前記制限部は、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可し、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記第2無線通信部による前記通信器とのデータ送受信を許可しない。
【0021】
また、本発明に係る情報処理装置は、近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信部と、撮像した画像を入力するカメラと、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理部と、前記顔検出処理部の検出結果に応じて前記無線通信部の処理を制限する制限部と、該制限部により処理が制限されていない前記無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理部を備え、ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信部による通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始し、前記制限部は、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出された場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可し、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理部により人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可しない。
【0022】
また、本発明に係る情報処理プログラムは、近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信部と、撮像した画像を入力するカメラを備える情報処理装置を、前記カメラから入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理手段と、前記顔検出処理手段の検出結果に応じて前記無線通信部の処理を制限する制限手段と、該制限手段により処理が制限されていない前記無線通信部の処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理手段と、ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信部による通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示部に表示し、前記カメラによる撮像を開始する手段として動作させ、前記制限手段は、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理手段により人の顔が検出された場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可し、前記カメラから入力される画像から前記顔検出処理手段により人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信部によるデータ送受信を許可しない。
【0023】
また、本発明に係る情報処理方法は、近距離無線によりデータの送受信処理を行う無線通信ステップと、カメラにて撮像した画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップにて入力される画像から人の顔を検出する顔検出処理ステップと、前記顔検出処理ステップによる検出結果に応じて前記無線通信ステップの処理を制限する制限ステップと、該制限ステップにより処理が制限されていない前記無線通信ステップの処理結果に応じてゲームに係る情報処理を行う情報処理ステップと、ゲームに係る情報処理に応じて前記無線通信ステップによる通信が必要となった場合に、ユーザに自らの顔を前記カメラで撮像するよう促すメッセージを表示し、前記カメラによる撮像を開始するステップを含み、前記制限ステップでは、前記顔検出処理ステップにて人の顔が検出された場合に、前記無線通信ステップによるデータ送受信を許可し、前記顔検出処理ステップにて人の顔が検出されていない場合に、前記無線通信ステップによるデータ送受信を許可しない。
【発明の効果】
【0026】
本発明は、通信器との無線通信機能及び情報の入出力機能のいずれか一方の動作に応じて他方の動作を制限することによって、いずれか一方の機能のみを無条件で利用することを制限できる。よって、一方の機能を動作させるための他方の機能の動作条件を適宜に設定することにより、セキュリティ性能の向上等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本実施の形態に係るゲームシステムの構成を示すブロック図である。
図2】本実施の形態に係るゲームシステムの構成を示すブロック図である。
図3】実施の形態1に係るゲーム機が行う近距離無線通信の制限処理の手順を示すフローチャートである。
図4】実施の形態2に係るゲーム機が行う近距離無線通信の制限処理の手順を示すフローチャートである。
図5】実施の形態3に係るゲーム機が行うカメラの制限処理の手順を示すフローチャートである。
図6】実施の形態3の変形例1に係るゲーム機が行うカメラの制限処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0028】
(実施の形態1)
以下、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を、ゲームシステムを例に、その実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係るゲームシステムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るゲームシステムは、ユーザが持ち運ぶことが可能な携帯型のゲーム機1と、一又は複数のカード5とを含んで構成されている。なお、ゲーム機1の詳細構成を図1に示し、カード5の構成を図2に示してある。
【0029】
図1に示すように、携帯型のゲーム機1は、処理部10、表示部11、操作部12、記録媒体装着部13、通信部14、一次記憶部15、二次記憶部16及び近距離無線通信部21等を備えて構成されている。ゲーム機1の処理部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)等の演算処理装置を用いて構成されている。処理部10は、二次記憶部16に記憶されたゲームプログラム91又は記録媒体装着部13に装着された記録媒体9に記録されたゲームプログラム91を一次記憶部15に読み出して実行することにより、ゲームに係る各種の情報処理を行う。例えば処理部10は、操作部12に対してなされた操作を受け付ける処理、受け付けた操作に応じてゲームの判定などを行う処理、受け付けた操作又はゲーム内のイベント等に応じて表示部11に表示するゲーム画像を生成する処理等を行う。
【0030】
表示部11は、液晶パネル又はPDP(Plasma Display Panel)等を用いて構成され、処理部10から与えられた画像を表示する。操作部12は、例えば押下式のボタン又は表示部11に設けられたタッチパネル等であり、ユーザによりなされた操作の内容(例えばボタンの押し下げ又は解放等)を処理部10へ通知する。記録媒体装着部13は、カード型、カセット型又はディスク型等の記録媒体9を着脱できるように構成されている。処理部10は、記録媒体装着部13に装着された記録媒体9からゲームプログラム91及びその他のデータを読み出すことができる。
【0031】
通信部14は、携帯電話網又は無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、サーバ装置又は他のゲーム機1等との間でデータの送受信を行う。例えばゲーム機1は、通信部14にてサーバ装置との通信を行ってゲームプログラム91をダウンロードし、二次記憶部16に記憶することができる。一次記憶部15は、半導体メモリ素子などを用いて構成されている。一次記憶部15は、処理部10の演算処理に伴って生成される各種のデータが一時的に記憶される。二次記憶部16は、一次記憶部15と比較して大容量の不揮発性記憶装置を用いて構成されている。二次記憶部16は、ゲームプログラム91及びその他のデータ等を記憶する。
【0032】
近距離無線通信部21は、例えばISO/IEC18092(いわゆるNFC)の通信規格などに従って、カード5(に埋め込まれたICタグ50)との間で無線による非接触のデータ送受信を行うものであり、通信距離は数cm〜数m程度である。近距離無線通信部21は、カード5のICタグ50に対して記憶したデータの読み出しを指示する信号を送信し、これに対する応答として所望のデータを受信する。即ち近距離無線通信部21は、いわゆるICタグのリーダの機能を有するものである。また近距離無線通信部21は、書き込みデータと共に書き込みを指示する信号を送信することにより、ICタグ50にデータの書き込みを行わせることができる構成であってもよい。即ち近距離無線通信部21は、ICタグのライタの機能を有するものであってもよい。
【0033】
近距離無線通信部21は、制御情報などを送信する処理を周期的に繰り返し行っており、この送信に対する応答が受信されたか否かに応じて、通信範囲内のカード5の存在を検知することができる。近距離無線通信部21は、通信範囲内にカード5の存在を検知したか否かを処理部10へ通知する。また近距離無線通信部21は、通信範囲内にカード5が存在する場合、処理部10の処理に基づいてカード5へデータの送信要求を送信し、これに対する応答としてカード5から送信されたデータを受信して処理部10へ与える。処理部10は、カード5から受信したデータを基に、ゲームに係る種々の処理を行うことができる。
【0034】
また本実施の形態に係るゲーム機1は、カメラ22、マイク23、GPS受信部24、姿勢検知部25及び温度センサ26等を備えている。カメラ22は、静止画像又は動画像の撮像を行い、撮像により得られた画像データを処理部10へ出力する。マイク23は、ユーザの会話などの音声入力を受け付け、受け付けた音声入力を示す音声データを処理部10へ出力する。GPS受信部24は、GPSの人工衛星から送信される信号を受信し、受信結果を処理部10へ出力する。処理部10は、GPS受信部24から与えられた受信結果に基づいて、ゲーム機1の所在地(経度及び緯度等)を算出する処理を行うことができる。温度センサ26は、ゲーム機1の周辺の温度を検知し、検知結果を処理部10へ出力する。
【0035】
姿勢検知部25は、加速度センサ、ジャイロセンサ及び磁気センサ等の一又は複数のセンサを有し、これらセンサの検知結果に基づいてゲーム機1の姿勢(及び/又は動き)を検知する。例えば姿勢検知部25が加速度センサを有する場合、ゲーム機1の静止状態では加速度センサが重力加速度を検知するため、姿勢検知部25はゲーム機1が鉛直方向に対してどの程度傾いているかを加速度センサの検知結果から算出することができる。またゲーム機1が移動状態の場合には、加速度センサは動きに応じた加速度を検知するため、姿勢検知部25はゲーム機1の移動速度、移動方向及び位置等を算出することができる。また例えば姿勢検知部25がジャイロセンサを有する場合、ジャイロセンサが検知した角速度の時間積分値(即ち、回転角)を算出することによって、ゲーム機1の傾き及び位置等を算出することができる。姿勢検知部25は、1つのセンサの検知結果に基づいてゲーム機1の姿勢を検知する構成であってよいが、複数のセンサを利用することでより精度よくゲーム機1の姿勢を検知することができる。
【0036】
図2に示すように、カード5は、例えば略矩形の紙又は合成樹脂等の内部に、上記のICタグ50及びアンテナ57が埋め込まれた構成の電子媒体である。アンテナ57は、例えばカード5内に金属線を渦巻状に配し、その両端をICタグ50に接続した構成とすることができる。ICタグ50は、1つのICチップとして提供されるものであり、その内部に処理部51、近距離無線通信部52、記憶部53及び電力供給部54等を有している。
【0037】
ICタグ50は、電池などの電源を有しておらず、アンテナ57にてゲーム機1からの無線信号を受信した際に電磁誘導などによって発生する起電力により動作する。ICタグ50は、いわゆるパッシブ型のタグである。電力供給部54は、上記の起電力に基づき、ICタグ50内の処理部51、近距離無線通信部52及び記憶部53等への電力供給を行い、これにより各部の動作が行われる。
【0038】
ICタグ50の近距離無線通信部52は、ゲーム機1から送信された信号をアンテナ57にて受信し、受信した信号に係るデータを処理部51へ与えると共に、処理部51から与えられたデータをアンテナ57からゲーム機1へ送信する。また記憶部53は、不揮発性のメモリ素子で構成され、例えば所定のID(IDentifier)番号などのデータを記憶している。処理部51は、近距離無線通信部52から与えられたデータに応じて、記憶部53からデータを読み出し、読み出したデータをゲーム機1へ送信すべく近距離無線通信部52へ与える。なお記憶部53がデータ書換可能な構成である場合、処理部51は、近距離無線通信部52から与えられたデータに応じて、記憶部53へのデータ書き込みを行う。
【0039】
本実施の形態に係るゲーム機1は、姿勢検知部25が検知したゲーム機1の姿勢に応じて、近距離無線通信部21によるカード5との通信を制限する処理を、処理部10の制限処理部31にて行う。またゲーム機1は、近距離無線通信部21がカード5との通信を行うことによって得られた情報を基に、処理部10のゲーム処理部32がゲーム処理を行う。なお制限処理部31及びゲーム処理部32は、処理部10がゲームプログラム91を実行することによって実現されるソフトウェア的な機能ブロックである。
【0040】
例えば、それぞれ異なるキャラクターの絵が描かれると共に、各キャラクターの攻撃力、防御力及び体力等の能力値が記載された複数のカード5を用い、ユーザが選んだ複数のキャラクターを所定のルールに基づいて戦わせて勝敗を決定する処理をゲーム機1のゲーム処理部32が行う。ゲーム処理部32は、ゲームの開始時などの所定のタイミングに、ユーザが選んだカード5の読み取りを促すメッセージを表示部11に表示し、近距離無線通信部21によるICタグ5との通信を待機する。ユーザは自らが所持する複数のカード5から好みのカード5を選んでゲーム機1に近付ける操作を行うことにより、ゲームに用いるキャラクターを選択することができる。
【0041】
このときゲーム機1の制限処理部31は、姿勢検知部25の検知結果に基づき、近距離無線通信部21によるICタグ5との通信を制限する。例えば制限処理部31は、ゲーム機1の姿勢が水平又はこれに近い状態であり、且つ、ゲーム機1が停止状態であることを条件とし、この条件を満たす場合にのみ近距離無線通信部21によるICタグ5との通信を許可する。この条件を満たさない場合、制限処理部31は近距離無線通信部21による通信を許可せず、警告メッセージなどを表示部11に表示する。このような制限を行うことにより、例えばゲーム機1及びICタグ5の通信が途絶しやすい姿勢でユーザがゲームを行うことなどを防止することができる。
【0042】
カード5のICタグ50との通信を近距離無線通信部21が行い、例えばカード5のIDを受信した場合、ゲーム処理部32は、このIDに対応したキャラクターの攻撃力、防御力及び体力等の能力値を二次記憶部16又は記録媒体9から読み出してゲーム処理を行う。なおキャラクターの能力値は、通信部14にてサーバ装置などの外部装置から取得してもよく、ICタグ50の記憶部53に記憶されたデータを近距離無線通信部21との通信により取得してもよい。
【0043】
カード5のICタグ50と近距離無線通信部21とが複数回の通信を行う場合、制限処理部31は、各通信においてゲーム機1の姿勢が条件を満たしているか否か(即ち、姿勢の条件を満たした状態が持続されているか否か)を判定し、条件を満たしている場合に各通信を許可する。例えば複数回の通信のうちの一の通信にてゲーム機1の姿勢が条件を満たさない場合、ゲーム処理部32は、姿勢が条件を満たして通信が行われるまでゲーム処理を待機してもよく、既に終了した通信の内容を破棄し、通信を再び行うよう表示部11にメッセージを表示してもよい。(ただし、制限処理部31が1回目の通信に対して制限を行い、1回目の通信完了後は制限処理部31が2回目以降の通信を制限しない構成であってもよい。)
【0044】
また例えば、制限処理部31は、ゲーム機1を垂直に立たせた状態若しくは裏向けに載置した状態等の水平とは異なる状態、又は、ゲーム機1を所定速度以上で移動させた状態等であることを条件とし、この条件を満たす場合にのみ近距離無線通信部21によるICタグ5との通信を許可する構成とすることもできる。この場合、ゲーム処理部32は所定の姿勢を取るべく表示部11にメッセージを表示し、姿勢検知部の検知結果に基づきゲーム機1が所定の姿勢であると判断された場合にのみ、制限処理部31が通信を許可する。ゲームの進行又はイベント等に応じて姿勢の条件を変更することにより、ユーザにはカード5の読み取り(ICタグ5との通信)操作自体をゲームとして楽しませることができる。
【0045】
図3は、実施の形態1に係るゲーム機1が行う近距離無線通信の制限処理の手順を示すフローチャートである。ゲーム機1のゲーム処理部32が行うゲーム処理に応じてカード5の読み取り(ICタグ50との通信)が必要となった場合、処理部10は、カード5の読み取りを促すメッセージなどを表示部11に表示する(ステップS1)。次いで処理部10は、姿勢検知部25によるゲーム機1の姿勢検知を行い(ステップS2)、検知された姿勢が所定の条件を満たすか否かを制限処理部31にて判定する(ステップS3)。姿勢が所定の条件を満たさない場合(S3:NO)、制限処理部31は近距離無線通信部21による通信を許可せず、これにより処理部10はゲーム機1の姿勢が不適切である旨を示すエラーメッセージなどを表示部11に表示し(ステップS4)、ステップS1へ処理を戻す。
【0046】
ゲーム機1の姿勢が所定の条件を満たす場合(S3:YES)、制限処理部31は近距離無線通信部21による通信を許可し、これにより近距離無線通信部21はカード5のICタグ50との通信を行う(ステップS5)。近距離無線通信部21とICタグ50との通信により、処理部10は、ICタグ50の記憶部53に記憶されたIDを得ることができる。処理部10は、ICタグ50との通信により近距離無線通信部21が受信したIDに応じた値(キャラクターの能力値など)を二次記憶部16から取得し(ステップS6)、取得した値に応じてゲーム処理部32がゲーム処理を行い(ステップS7)、処理を終了する。
【0047】
以上の構成の実施の形態1に係るゲーム機1は、姿勢検知部25が検知したゲーム機1の姿勢(入力情報)に応じて、近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信を制限する。通信を制限する姿勢の条件を適宜に設定することにより、ゲーム機1の使用態様の制限、又は、カード5の読み取り操作自体をゲームとして楽しませることができる等、設定した条件に応じた種々の効果を得ることができる。
【0048】
なお本実施の形態においては、カード5に描かれたキャラクターを戦わせるゲームを例に説明したが、本発明の適用はこれに限るものではなく、その他の種々のゲーム及びゲーム以外のアプリケーションに本発明を適用することができる。また、本発明を携帯型のゲーム機1に適用した例について説明したが、これに限るものではない。例えば本発明を据置型のゲーム機に適用してもよく、この場合にはゲーム機のコントローラなどに近距離無線通信部21及び姿勢検知部25を設けてもよい。また本発明の適用はゲーム機に限るものではなく、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型情報端末、又は、PC(Personal Computer)等のように、種々の情報処理装置に本発明を適用することができる。また
ICタグ50をカード5に搭載する構成としたが、これに限るものではなく、例えばミニカー、人形又はフィギュア等の玩具にICタグ50を搭載するなど、その他の種々の物にICタグ50を搭載してよい。即ちカード型以外の種々の電子媒体を用いる構成であってよい。
【0049】
またゲーム機1が姿勢検知部25の検知結果に応じて近距離無線通信部21によるICタグ50との通信を制限する構成としたが、近距離無線通信部21及びICタグ50の通信を全て制限するのではなく、例えば特定のデータの読み出しを行う通信、また例えばICタグ50にデータ書き込みを行うための通信等、一部の通信機能を制限する構成であってもよい。またゲーム機1及びICタグ50がNFCの通信規格に従って通信を行う構成としたが、これに限るものではなく、その他の通信規格に従って通信を行う構成であってもよい。またゲーム機1は姿勢検知部25が検知した姿勢に応じて通信を制限する構成としたが、これに限るものではなく、姿勢検知部25が検知したゲーム機1の動き(例えばゲーム機1の移動方向又は移動速度等)に応じて通信を制限する構成としてもよい。またゲーム機1の近距離無線通信部21、制限処理部31及びゲーム処理部32が行う処理の一部又は全部を、例えばサーバ装置などの他の装置が行う構成であってもよい。またゲーム機1に姿勢検知部25を設け、近距離無線通信部21による通信を姿勢検知部25が検知した姿勢に応じて制限する構成としたが、通信の制限はゲーム機1の姿勢に応じて行うのみでなく、以下の変形例に示すようにその他の種々の入力デバイスからの入力情報に応じて行う構成であってよい。
【0050】
(変形例1)
変形例1に係るゲーム機1は、カメラ22を通信の制限に用いる。ゲーム機1の処理部10は、ゲーム処理部32によるゲーム処理に応じて近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信が必要となった場合、ユーザに自らの顔をカメラ22で撮像するよう促すメッセージを表示部11に表示し、カメラ22による撮像を開始する。処理部10はカメラ22による撮像画像から人の顔を検出する顔検出処理を行い、制限処理部31は、顔が検出された場合に近距離無線通信部21によるICタグ50との通信を許可し、顔が検出されない場合に通信を許可しない。
【0051】
また更に処理部10は、登録されたユーザの顔の画像と撮像画像から検出された顔とが一致するか否かを判定する顔認証処理を行ってもよい。この場合に制限処理部31は、登録された顔と検出された顔とが一致する場合に近距離無線通信部21による通信を許可し、一致しない場合に通信を許可しない。この構成により変形例1に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信に係るセキュリティ性能を向上することができる。例えばゲーム機1が電子マネー又はキャッシュカード等のカード5との通信を行う場合に好適である。
【0052】
(変形例2)
変形例2に係るゲーム機1は、マイク23を通信の制限に用いる。ゲーム機1の処理部10は、カード5のICタグ50との通信が必要となった場合、ユーザにマイク23へ声を発するよう促すメッセージを表示部11に表示し、マイク23による音声入力の受け付けを開始する。処理部10はマイク23から入力された音声の音量が所定音量を超えるか否かを判定し、制限処理部31は、入力音量が所定音量を超える場合に近距離無線通信部21によるICタグ50との通信を許可し、入力音量が所定音量を超えない場合に通信を許可しない。
【0053】
また更に処理部10は、登録されたユーザの声紋とマイク23に入力された音声の声紋とが一致するか否かを判定する声紋認証処理を行ってもよく、又は、マイク23に入力された音声を認識して所定のキーワードであるか否かを判定する音声認識による認証処理を行ってもよい。この場合に制限処理部31は、認証に成功した場合に近距離無線通信部21による通信を許可し、認証に失敗した場合に通信を許可しない。この構成により変形例2に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信に係るセキュリティ性能を向上することができる。
【0054】
(変形例3)
変形例3に係るゲーム機1は、操作部12に対する操作状態に応じて近距離無線通信部21による通信の制限を行う。例えばゲーム機1は、操作部12としてAボタン〜Fボタンの6つのプッシュボタン及び十字キーを有している。ゲーム機1の処理部10は、カード5のICタグ50との通信が必要となった場合、操作部12に対して所定の操作(例えばAボタン及びCボタンをプッシュすると共に十字キーを右方向へ操作するなど)を行うよう促すメッセージを表示部11に表示する。処理部10は操作部12に対する操作状態を判定し、制限処理部31は、操作部12に対して所定の操作がなされている場合に近距離無線通信部21による通信を許可し、所定の操作がなされていない場合に通信を許可しない。
【0055】
この構成により、カード5の読み取りに必要な所定の操作の内容を適宜に変更するなどし、カード5の読み取り操作自体をゲームとして楽しませることができる。また、ユーザが好みの操作を登録しておき、登録された操作がなされた場合に近距離無線通信部21による通信を許可する構成とすることにより、操作部12に対する操作をパスワード入力に代えた認証処理とすることができ、ゲーム機1のセキュリティ性能を向上することができる。
【0056】
(変形例4)
変形例4に係るゲーム機1は、他のゲーム機1との間で赤外線通信を行う赤外線通信部(図示は省略する)を備えている。ゲーム機1の処理部10は、カード5のICタグ50との通信が必要となった場合、他のゲーム機1との赤外線通信を促すメッセージを表示部11に表示し、赤外線通信部による赤外線通信を開始する。処理部10は他のゲーム機1との赤外線通信が確立された状態であるか否か(赤外線通信可能な状態が維持されているか否か)を判定し、制限処理部31は、赤外線通信が確立された状態である場合に近距離無線通信部21によるICタグ50との通信を許可し、赤外線通信が確立された状態でない場合に通信を許可しない。
【0057】
以上の変形例に示すように、ゲーム機1に備えた種々の入力デバイスからの入力情報に応じて、制限処理部31が近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信を制限する構成としてよい。また上述の実施の形態1及び変形例に示した入力デバイス以外の入力デバイス(例えば温度センサ26、又は、湿度センサ、輝度センサ若しくは気圧センサ等)をゲーム機1に搭載し、この入力デバイスからの入力情報に応じて制限処理部31が通信を制限する構成としてもよい。この場合、例えばゲーム機1は、温度センサ26が検知した気温が所定温度を超える場合に近距離無線通信部21による通信を許可し、気温が所定温度を超えない場合に通信を許可しない構成とすることができる。ゲーム機1が他のセンサを備える場合についても同様である。また制限処理部31による通信の制限を、複数の入力デバイスからの入力情報に応じて行う構成としてもよい。またゲーム機1は、図1に示したカメラ22、マイク23、GPS受信部24、姿勢検知部25及び温度センサ26の全てを備えていなくてもよく、これらのうち必要なもののみを備える構成であってよい。
【0058】
(実施の形態2)
上述の実施の形態1及びその変形例においては、入力デバイスからの入力情報に応じて制限処理部31が近距離無線通信部21による通信の全てを制限する構成としたが、これに限るものではない。実施の形態2においては、制限処理部31が近距離無線通信部21及びICタグ50の通信の一部を制限する構成を説明する。
【0059】
実施の形態2に係るゲームシステムは、カード5のICタグ50に対して記憶部53に記憶したデータの書換命令を、ゲーム機1の近距離無線通信部21が与えることができる。実施の形態2に係るゲーム機1は、GPSの人工衛星から送信される信号を受信するGPS受信部24を備え、処理部10はGPS受信部24の受信結果に応じてゲーム機1の所在地(緯度及び経度等)を算出する処理を行う。
【0060】
例えば、日本の都道府県名又はこれに関連した絵が描かれた複数のカード5を用い、カード5の収集及び実際に訪れた都道府県の記録等をユーザが楽しむゲームに係る処理をゲーム処理部32が行う。またカード5のICタグ50の記憶部53には、各カード5のIDの他に、そのカード5に記載された都道府県に訪れたことがあるか否かを示す情報が記憶されている。
【0061】
ユーザがカード5の読み取りをゲーム機1に行わせた場合、近距離無線通信部21とICタグ50との間で通信が行われ、ゲーム機1の処理部10はICタグ50から記憶部53に記憶されたカード5のIDを取得することができる。ゲーム機1はカード5のIDに対応付けて都道府県(又は、その緯度及び経度の範囲等)を二次記憶部16又は記録媒体9にゲームプログラム91と共に記憶しており、処理部10は、取得したIDに対応する都道府県を読み出す。次いで処理部10は、GPS受信部24の受信結果に応じたゲーム機1の所在地が、カード5のIDに対応する都道府県に一致するか否かを判定する。制限処理部31は、ゲーム機1の所在地がIDに対応する都道府県に一致する場合、近距離無線通信部21によるICタグ50への書込命令の送信を許可し、ICタグ50の記憶部53にこの都道府県に訪問済みである旨を示す情報を記憶する。制限処理部31は、ゲーム機1の所在地がIDに対応する都道府県に一致しない場合、近距離無線通信部21による書換命令の送信を許可しない。
【0062】
図4は、実施の形態2に係るゲーム機1が行う近距離無線通信の制限処理の手順を示すフローチャートである。ゲーム機1のゲーム処理部32が行うゲーム処理に応じてカード5の読み取り(ICタグ50との通信)が必要となった場合、処理部10は、カード5の読み取りを促すメッセージなどを表示部11に表示する(ステップS21)。処理部10は、近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信を行わせることにより(ステップS22)、ICタグ50からカード5のIDを取得し、カード5のIDに応じた都道府県に関する情報を二次記憶部16又は記録媒体9から読み出す(ステップS23)。
【0063】
次いで処理部10は、GPS受信部24による人工衛星からの信号の受信結果に応じてゲーム機1の所在地を判定する(ステップS24)。処理部10の制限処理部31は、ゲーム機1の所在地が所定の条件(即ち、ステップS23にて読み出した都道府県に対応する所在地であること)を満たすか否かを判定する(ステップS25)。ゲーム機1の所在地が所定の条件を満たす場合(S25:YES)、制限処理部31は近距離無線通信部21による書換命令の送信を許可し、これにより処理部10はICタグ50へ情報の書換命令を送信する(ステップS26)。ゲーム機1からの書換命令を受信したICタグ50は、記憶部53に記憶した訪問したか否かに関する情報を、訪問済みである旨を示す情報に書き換える。
【0064】
ゲーム機1の所在地が所定の条件を満たさないと判定した場合(S25:NO)、又は、ステップS26にて書換命令を送信した後、処理部10のゲーム処理部32は、カード5の読み取りに応じたゲーム処理(例えば、カード5のIDに応じた都道府県の地図を表示部11に表示するなど)を行って(ステップS27)、処理を終了する。
【0065】
以上の構成の実施の形態2に係るゲームシステムは、ICタグ50の記憶部53に記憶された情報の書き換えを行うことができ、ゲーム機1がGPS受信部24による人工衛星からの信号の受信結果に応じて、近距離無線通信部21による書込命令の送信を制限する構成である。この構成によりゲーム機1は、カード5の情報書換自体をゲームとして楽しませることができる。
【0066】
なお実施の形態2においては、カード5のICタグ50に対する情報書換の制限をGPS受信部24の受信結果に応じて行う構成としたが、これに限るものではない。例えば実施の形態1及びその変形例に示した姿勢検知部25又はカメラ22等の他の入力デバイスからの入力情報に応じて制限を行う構成としてもよい。制限に用いる入力デバイス及び得られた入力情報に対する制限の条件等を適宜に設定することによって、カード5の情報書換に関するセキュリティ性能の向上など、設定内容に応じた種々の効果を得ることができる。
【0067】
また実施の形態2に係るゲーム機1のその他の構成は、実施の形態1に係るゲーム機1の構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0068】
(実施の形態3)
上述の実施の形態1、2においては、ゲーム機1に設けた姿勢検知部25又はGPS受信部24等の入力デバイスからの入力情報に応じて、近距離無線通信部21によるICタグ50との通信を制限する構成を説明した。これに対して実施の形態3においては、近距離無線通信部21によるICタグ50との通信結果に応じて、ゲーム機1に設けた種々の入出力デバイスの動作を制限する構成を説明する。
【0069】
実施の形態3に係るゲーム機1は、ゲームプログラム91を処理部10にて実行しゲーム処理部32がゲーム処理を行っている際に、通信部14により外部のサーバ装置との通信を行い、ゲームに関する追加のデータをダウンロードすることができる。また有償の追加データをダウンロードするためにゲーム機1は、クレジットカード又は電子マネーカード等のカード5と近距離無線通信部21との間で通信を行うと共に、カード5から得られた情報をサーバ装置との間で通信部14が送受信することにより、カード5を利用した料金を支払う支払処理を行う必要がある。
【0070】
実施の形態3に係るゲーム機1は、カメラ22によるユーザの顔認証処理を行い、認証に成功した場合に通信部14によるサーバ装置との通信を行う。このため、ゲーム機1の二次記憶部16にはユーザの顔の画像(ただし、ユーザの顔の特徴を抽出したデータなどであってよい)が記憶されている(又は、ユーザの顔画像をサーバ装置に記憶していてもよい)。ゲーム機1の処理部10は、支払処理を行う場合、カード5の読み取りとカメラ22による顔の撮像とをユーザに促すメッセージを表示部11に表示する。これに応じてユーザは、カード5をゲーム機1に近付ける操作を行うと共に、カメラ22による自らの顔を撮像する操作を行う。
【0071】
このときに、実施の形態3に係るゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21によるカード5のICタグ50との通信結果に応じて、カメラ22の動作を制限する処理を行う。近距離無線通信部21は、周期的に送信処理を行い、これに対する応答が受信されたか否かに応じて、通信範囲内のカード5の存在を検知することができ、検知結果を処理部10へ通知する。処理部10の制限処理部31は、近距離無線通信部21による通信範囲内にカード5が検知されない場合、カメラ22の動作を許可しない。このためユーザはカメラ22による撮像を行うことができず、顔認証処理を行うことができず、カード5を利用した支払処理を行うことはできない。
【0072】
また制限処理部31は、近距離無線通信部21による通信範囲内にカード5が検知された場合、カメラ22の動作を許可する。これによりカメラ22が起動され、処理部10はカメラ22が撮像した画像を表示部11に表示する。なお制限処理部31は、近距離無線通信部21にてカード5が検知されている状態が持続されている間はカメラ22の動作を許可するが、カード5が非検知の状態となった場合にはカメラ22の動作を許可しない。よってカード5が検知状態から非検知状態へ変化した場合には、カメラ22は動作を停止する。
【0073】
その後、処理部10は、カメラ22による撮像にて得られたユーザの顔画像と、二次記憶部16に記憶された顔画像とに基づいて顔認証処理を行う。顔認証処理に成功した場合、処理部10は、例えばカード5のIDなど支払処理に必要な情報を通信部14にてサーバ装置へ送信し、所定の手順に従って支払処理を行う。なお、支払処理の詳細な手順については説明を省略する。
【0074】
図5は、実施の形態3に係るゲーム機1が行うカメラ22の制限処理の手順を示すフローチャートである。ゲーム機1の処理部10は、支払処理を開始する前に、まずカード5の読み取り(ICタグ50との通信)とユーザの顔の撮像とを促すメッセージを表示部11に表示する(ステップS31)。その後、処理部10の制限処理部31は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かを判定し(ステップS32)、ICタグ50が検知されていない場合には(S32:NO)、カメラ22の起動を許可せずにステップS31へ処理を戻し、ICタグ50が検知されるまでメッセージ表示を継続する。
【0075】
近距離無線通信部21の通信範囲内にICタグ50が検知された場合(S32:YES)、処理部10の制限処理部31は、カメラ22の起動を許可し、これによりカメラ22が起動する(ステップS33)。また処理部10は、近距離無線通信部21にてICタグ50との通信を行わせて(ステップS34)、必要な情報を取得する。その後、処理部10は、カメラ22にて撮像された画像を表示部11に表示する(ステップS35)。この状態では、表示部11に表示される画像は逐次的に更新されており、例えばユーザがゲーム機1の操作部12にて所定の操作を行うことにより、顔認証処理に用いるユーザの顔の画像が確定される。処理部10は、操作部12にて所定の操作がなされたか否かを判定し(ステップS36)、所定の操作がなされていない場合には(S36:NO)、ステップS35へ処理を戻し、撮像画像の表示を継続する。
【0076】
操作部12にて所定の操作がなされた場合(S36:YES)、処理部10は、二次記憶部16に記憶されたユーザの顔画像を読み出し(ステップS37)、カメラ22の撮像により得られた顔画像と、二次記憶部16から読み出した顔画像とが同一人物のものであるか否かを判定する顔認証処理を行う(ステップS38)。顔認証処理に成功した場合(S39:YES)、処理部10は、通信部14にてサーバ装置との間で支払処理を行い(ステップS40)、処理を終了する。顔認証処理に失敗した場合(S39:NO)、処理部10は、エラーメッセージを表示部11に表示して(ステップS41)、処理を終了する。
【0077】
以上の構成の実施の形態3に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じて、制限処理部31がカメラ22の起動を制限する構成である。この構成によって、カード5をゲーム機1に近付ける操作をユーザが行うまでカメラ22が起動されることを制限できるため、カメラ22を利用する顔認証処理及び支払処理の安全性を高めることができる。
【0078】
なお実施の形態3においては、ゲーム機1がカード5及びカメラ22を用いた支払処理を行う場合を例に説明したが、本発明の適用はこれに限るものではなく、その他の種々の処理に本発明を適用することができる。また近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じてカメラ22の起動を制限する構成としたが、これに限るものではない。例えばゲーム機1は、ICタグ50の検知のみでなく、ICタグ50から近距離無線通信部21が受信したデータが所定の条件を満たすか否か(例えばカード5のIDが登録されたものであるか否か、など)に応じてカメラ22の起動を制限する構成であってもよい。この構成について、以下の変形例1においてフローチャートを用いて説明する。
【0079】
(変形例1)
図6は、実施の形態3の変形例1に係るゲーム機1が行うカメラ22の制限処理の手順を示すフローチャートである。変形例1に係るゲーム機1の処理部10は、まずカード5の読み取り及びユーザの顔の撮像を促すメッセージを表示部11に表示し(ステップS51)、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かを判定する(ステップS52)。ICタグ50が検知されていない場合(S52:NO)、処理部10は、ステップS51へ処理を戻し、ICタグ50が検知されるまでメッセージ表示を継続する。
【0080】
近距離無線通信部21の通信範囲内にICタグ50が検知された場合(S52:YES)、処理部10は、ICタグ50との通信を行って(ステップS53)、ICタグ50に記憶されたデータを受信する。その後、処理部10の制限処理部31は、ICタグから所定のデータを受信したか否かを判定する(ステップS54)。例えば制限処理部31は、ICタグ50から受信したIDが二次記憶部16に記憶されたIDと一致するか否かを判定する。
【0081】
ICタグ50から所定のデータを受信していない場合(S54:NO)、制限処理部31は、カメラ22の起動を許可せず、エラーメッセージを表示部11に表示して(ステップS41)、処理を終了する。またICタグ50から所定のデータを受信した場合(S54:YES)、制限処理部31は、カメラ22の起動を許可し、これによりカメラ22が起動する(ステップS55)。なおカメラ22を起動した後の処理は、図5に示したフローチャートのステップS35〜S41と同じであるため、説明は省略する。
【0082】
また、ゲーム機1は、近距離無線通信部21によるICタグ50との通信結果に応じて、カメラ22の起動を制限する構成としたが、制限の対象はこれに限るものではなく、以下の変形例2〜5に示すようにその他の種々の入出力デバイスの動作を制限する構成であってよい。
【0083】
(変形例2)
変形例2に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じて、マイク23の起動を制限する。例えばゲーム機1は、上述のカメラ22を用いた顔認証処理に代えて、マイク23を用いた声紋認証処理を行う。ゲーム機1の処理部10は、支払処理を行う場合、カード5の読み取りとマイク23による音声の入力とをユーザに促すメッセージを表示部11に表示する。これに応じてユーザは、カード5をゲーム機1に近付ける操作を行うと共に、所定のキーワードなどを発話してマイク23に音声を入力する。このときに、ゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21による通信範囲内にカード5が検知されない場合、マイク23の動作を許可しない。ユーザはマイク23による音声入力を行うことができず、声紋証処理を行うことができず、カード5を利用した支払処理を行うことはできない。これにより、マイク23を利用する声紋証処理及び支払処理の安全性を高めることができる。
【0084】
また例えばゲーム機1は、マイク23に入力された音声を録音する、マイク23に入力された音声を通信部14にて他のゲーム機1へ送信して会話を行う、又は、マイク23に入力された音声に基づく音声認識処理を行ってキャラクターの移動操作などを行う等のゲーム処理をゲーム処理部32が行う。ゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されていない場合、マイク23の起動を許可しない。これによりユーザは、カード5の読み取り(カード5をゲーム機1に近付ける操作)を行わない限り、マイク23を利用した上記のようなゲーム処理を行うことはできない。このように、ゲーム処理においてマイク23の利用をカード5により制限することにより、ユーザによるマイク23の利用自体にゲーム性を持たせることができる。
【0085】
(変形例3)
変形例3に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じて、操作部12による入力操作の受け付けを制限する。例えばゲーム機1は、操作部12としてAボタン〜Fボタンの6つのプッシュボタンを有しており、各プッシュボタンに対するプッシュ操作に応じてキャラクターに走る、ジャンプ、攻撃等の動作を行わせるアクションゲームのゲーム処理をゲーム処理部32が行う。ゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されていない場合、例えば攻撃の動作に対応したプッシュボタンに対する操作の受け付けを制限する。カード5の種別に応じてキャラクターの攻撃内容を変更するなどのゲーム処理と組み合わせることが好適である。このように、操作部12による特定の操作の受け付けを制限することにより、ユーザのキャラクターの操作に対して新たなゲーム性を持たせることができる。
【0086】
また例えば、カード5を利用した支払処理において、操作部12にて暗証番号の入力などを行う場合に、制限処理部32がカード5の検知結果に応じて操作部12による操作受付を制限する構成としてもよい。これにより支払処理の安全性を高めることができる。また例えば、操作部12がタッチパネルを用いたものであってもよく、この場合に制限処理部32は、タッチパネルによる接触操作の受け付けを全て制限する構成であってもよく、例えば左から右へのスライド操作のみを制限するなどの構成であってもよい。
【0087】
(変形例4)
変形例4に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じて、表示部11の表示を制限する。例えばゲーム機1は、表示部11にタッチパネルが操作部12として設けられており、ゲーム処理部32はタッチパネルによる操作を行うためのメニュー又はアイコン等を表示部11に表示する操作を行う。ゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されていない場合、表示部11によるタッチパネル操作のためのメニュー又はアイコン等の表示を制限する(このときにタッチパネルによる操作の受け付けを制限してよい)。このような構成を例えばカード5を用いた支払処理などに適用することによって、支払処理の安全性を高めることができる。
【0088】
(変形例5)
変形例5に係るゲーム機1は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されたか否かに応じて、スピーカ(図示は省略する)による音声出力を制限する。例えばゲーム機1の制限処理部31は、近距離無線通信部21の通信範囲内にカード5のICタグ50が検知されていない場合、ゲームにおけるキャラクターなどの会話、BGM又は効果音等のスピーカからの出力を制限する。これにより、例えばユーザがスピーカから出力される音声を聴くことが重要な要素となるゲームにおいて、音声を聞くことに対して新たなゲーム性を付加することができる。
【0089】
なお、実施の形態3に係るゲーム機1のその他の構成は、実施の形態1に係るゲーム機1の構成と同様であるため、同様の箇所には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【符号の説明】
【0090】
1 ゲーム機(情報処理装置)
5 カード
9 記録媒体
10 処理部
11 表示部
12 操作部
13 記録媒体装着部
14 通信部
15 一次記憶部
16 二次記憶部
21 近距離無線通信部(無線通信部)
22 カメラ(入力/出力部)
23 マイク(入力/出力部)
24 GPS受信部(入力/出力部、位置検出部)
25 姿勢検知部(入力/出力部、検知部)
31 制限処理部(制限部)
32 ゲーム処理部
50 ICタグ(通信器)
51 処理部
52 近距離無線通信部(無線通信部)
53 記憶部
54 電力供給部
57 アンテナ
91 ゲームプログラム
図1
図2
図3
図4
図5
図6