特許第6439470号(P6439470)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6439470録画予約装置、録画装置、録画予約方法、および録画方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6439470
(24)【登録日】2018年11月30日
(45)【発行日】2018年12月19日
(54)【発明の名称】録画予約装置、録画装置、録画予約方法、および録画方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/76 20060101AFI20181210BHJP
   H04N 21/472 20110101ALI20181210BHJP
【FI】
   H04N5/76
   H04N21/472
【請求項の数】12
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2015-21319(P2015-21319)
(22)【出願日】2015年2月5日
(65)【公開番号】特開2016-144184(P2016-144184A)
(43)【公開日】2016年8月8日
【審査請求日】2017年11月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112210
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108431
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 加奈子
(74)【代理人】
【識別番号】100153176
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 重明
(74)【代理人】
【識別番号】100109612
【弁理士】
【氏名又は名称】倉谷 泰孝
(72)【発明者】
【氏名】篠崎 秀一
(72)【発明者】
【氏名】奥村 友秀
【審査官】 冨田 高史
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−271104(JP,A)
【文献】 特開2008−258720(JP,A)
【文献】 特開2009−170962(JP,A)
【文献】 特開2010−251963(JP,A)
【文献】 特開2008−054107(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/76 − 5/956
H04N 21/00 − 21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組情報を取得する番組情報取得部と、
前記番組情報取得部で取得される前記番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かの判断と、前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かの判断と、を行う番組情報判断部と、
前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組と前記録画予約候補番組とが同一内容の番組であると前記番組情報判断部で判断され、前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組について、コピーワンス番組であると前記番組情報判断部で判断された場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部と、
を備える録画予約装置。
【請求項2】
前記番組情報判断部は、前記録画予約候補番組と同一内容の番組である前記録画済み番組および前記録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であるか否かを判断し、
前記録画予約管理部は、前記番組情報判断部が前記録画予約候補番組と同一内容の番組である前記録画済み番組および前記録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であると判断した場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項1に記載の録画予約装置。
【請求項3】
前記番組情報判断部は、前記録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数未満であるか否かを判断し、
前記録画予約管理部は、前記番組情報判断部が前記合計数について前記設定数未満であると判断した場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項1または請求項2に記載の録画予約装置。
【請求項4】
前記合計数について前記設定数以上であると前記番組情報判断で判断された場合に、前記合計数について前記設定数以上である旨の報知を行う報知部
を備える請求項3に記載の録画予約装置。
【請求項5】
前記録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行う報知部と、
前記録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を受ける入力部とを備え、
前記報知部は、前記番組情報判断部が前記合計数について前記設定数以上であると判断した場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行い、
前記録画予約管理部は、前記入力部から録画予約を行う旨の入力がなされた場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項3に記載の録画予約装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の録画予約装置と、
前記番組情報および前記録画済み番組を記憶する記憶部と
を備える録画装置。
【請求項7】
番組情報取得部が、番組情報を取得し、
番組情報判断部が、前記番組情報取得部で取得される前記番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かを判断し、
番組情報判断部が、前記番組情報に基づき、前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、
録画予約管理部が、前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組と前記録画予約候補番組とが同一内容の番組であると前記番組情報判断部で判断され、前記録画済み番組もしくは前記録画予約済み番組について、前記番組情報判断部でコピーワンス番組であると判断された場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
録画予約方法。
【請求項8】
前記番組情報判断部が、前記録画予約候補番組と同一内容の番組である前記録画済み番組および前記録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であるか否かを判断し、
前記録画予約管理部が、前記番組情報判断部で前記録画予約候補番組と同一内容の番組である前記録画済み番組および前記録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であると判断された場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項7に記載の録画予約方法。
【請求項9】
前記番組情報判断部が、前記録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数未満であるか否かを判断し、
前記録画予約管理部が、前記番組情報判断部で前記合計数について前記設定数未満であると判断された場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項7または請求項8に記載の録画予約方法。
【請求項10】
報知部が、前記合計数について前記設定数以上であると前記番組情報判断部で判断された場合に、前記合計数について前記設定数以上である旨の報知を行う
請求項9に記載の録画予約方法。
【請求項11】
報知部が、前記番組情報判断部で前記合計数について前記設定数以上であると判断された場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行い、
入力部が、前記録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を受け、
前記録画予約管理部が、前記入力部から録画予約を行う旨の入力がなされた場合に、前記録画予約候補番組の録画予約を行う
請求項9に記載の録画予約方法。
【請求項12】
録画予約装置が、請求項7〜11のいずれか一項に記載の録画予約方法を実行し、
記憶部が、前記番組情報および前記録画済み番組を記憶する
録画方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ番組の録画予約を行う録画予約装置、録画装置、録画予約方法、および録画方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の録画予約装置は、例えばシリーズ番組の中から、相互に内容が重複する番組、既に録画予約されている番組、既に録画済の番組を判別する判別手段を備え、判別手段により第1の番組が第2の番組と同一内容でないと判断された場合、第1の番組を録画予約番組リストに登録し、判別手段により第1の番組が第2の番組と同一内容であると判断された場合、第1の番組を録画予約番組リストに登録しないように制御する登録手段とを備えたものなどが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−88760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような録画予約装置にあっては、コピーワンス番組(コンテンツを1世代のみコピーできる仕組みを使用した番組)が既に録画または録画予約されている場合、ユーザがあえてコピーワンス番組と同一内容の番組を録画したい場合に、録画予約できなかった。それゆえ、例えばユーザが、録画されているコピーワンス番組をDVD(Digital Versatile Disk)等に移動させて保管する場合に、DVD等の作成が失敗すると録画されているコピーワンス番組も消えてしまう場合があり、コピーワンス番組の視聴ができなくなってしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、既に録画または録画予約されているコピーワンス番組と同一内容の番組について録画予約が可能な録画予約装置、録画装置、録画予約方法、および録画方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る録画予約装置は、番組情報を取得する番組情報取得部と、番組情報取得部で取得される番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かの判断と、録画済み番組もしくは録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断と、を行う番組情報判断部と、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であると番組情報判断部で判断され、録画済み番組もしくは録画予約済み番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部で判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部とを備えたものである。
【0007】
本発明に係る録画装置は、番組情報を取得する番組情報取得部と、番組情報取得部で取得される番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かの判断と、録画済み番組もしくは録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断と、を行う番組情報判断部と、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であると番組情報判断部で判断され、録画済み番組もしくは録画予約済み番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部で判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部と、番組情報及び録画済み番組を記憶する記憶部とを備えたものである。
【0008】
また、本発明に係る録画予約方法は、番組情報取得部が、番組情報を取得し、番組情報判断部が、番組情報取得部で取得される番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かを判断し、番組情報判断部が、番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部が、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であると前記番組情報判断部で判断され、録画済み番組もしくは録画予約済み番組について、番組情報判断部でコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行うものである。
【0009】
また、本発明に係る録画方法は、番組情報取得部が、番組情報を取得し、番組情報判断部が、番組情報取得部で取得される番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約の候補となっている録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かを判断し、番組情報判断部が、番組情報に基づき、録画済み番組もしくは録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部が、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であると前記番組情報判断部で判断され、録画済み番組もしくは録画予約済み番組について、番組情報判断部でコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行い、記憶部が、番組情報及び録画済み番組を記録するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る録画予約装置、録画装置、録画予約方法、および録画方法によれば、既に録画または録画予約されているコピーワンス番組と同一内容の番組について録画予約することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態1に係る録画装置の構成を示すブロック図である。
図2】本発明の実施の形態1に係る録画装置における番組情報判断部のフローチャートである。
図3】本発明の実施の形態1に係る録画装置の構成を示すブロック図である。
図4】本発明の実施の形態2に係る録画装置における番組情報判断部のフローチャートである。
図5】本発明の実施の形態3に係る録画装置の構成を示すブロック図である。
図6】本発明の実施の形態3に係る録画装置における番組情報判断部のフローチャートである。
図7】本発明の実施の形態3に係る録画装置における番組情報判断部のフローチャートの別例である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る録画装置201を図1および図2により説明する。図において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは、明細書の全文において共通することである。
【0013】
図1は本発明の実施の形態1に係る録画装置201の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る録画装置201は、テレビ番組を記憶部1に録画する装置であり、記憶部1および録画予約装置101を備える。また、録画予約装置101はテレビ番組の録画予約を行い、また記憶部1にテレビ番組の録画を行う装置である。録画予約装置101は、チューナー12、CPU14(Central Processing Unit)、報知部15、および入力部10を有する。
【0014】
CPU14は、メモリ(図示せず)に記憶されたプログラムを実行することにより、デコーダ・エンコーダ部13、番組表生成部2、番組情報取得部3、番組情報判断部4、録画予約管理部5、表示制御部6、および音声制御部8の機能を実現する。なお、必ずしもCPU14でこれらの機能を実現する必要はなく、例えばGPU(Graphics Processing Unit)が表示制御部6の機能を実現してもよい。また、報知部15は、表示部7および音声再生部9を有する。また、CPU14が各種処理を実行するためのデータ保存領域および作業領域として使用されるメモリ(図示せず)は、記憶部1と別に設けられている。
【0015】
録画装置201は、例えば記憶部1としてHDD(Hard disk drive)を内蔵したテレビ、HDDレコーダー、またはPC(パーソナルコンピュータ)などが挙げられる。また、録画予約装置101は、例えばHDDを外付けするタイプのテレビなどが挙げられる。
【0016】
また、スマートフォンまたはタブレット型端末などでは、ワンセグ(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)を利用したテレビ番組の録画装置201として使用でき、同様に本発明を適用することができる。係る場合は記憶部1として通常メモリが用いられる。
【0017】
チューナー12は、アンテナ11で受信した放送波から所望の放送局を選局し、選局された放送局の信号を取り出す。取り出された信号は、デコーダ・エンコーダ部13において復号処理が行われた後、映像については表示制御部6、音声については音声制御部8でさらに各種処理が行われる。そして、表示制御部6の出力する信号に従い表示部7に映像が表示され、音声制御部8の出力する信号に従い音声再生部9で音声が再生される。
【0018】
記憶部1は、HDDまたはメモリが通常用いられ、番組情報および録画済み番組を記憶する。ここで番組情報は、後述する番組表生成部2で生成された電子番組表の番組情報から得られ、テレビ番組の電子番組表(EPG:Electric Program Guide)が有する各番組のタイトル、放送日時、チャンネル、コピー制限に関する情報、または番組の出演者情報などの各種情報である。また、録画済み番組は、記憶部1に録画されたテレビ番組である。本発明の実施の形態1に係る録画装置201は、記憶部1としてHDDを用いている。
【0019】
番組表生成部2は、チューナー12から送信された信号を用いて、番組情報を有する電子番組表を生成する。生成された電子番組表の番組情報は、記憶部1で保存される。
【0020】
番組情報取得部3は、記憶部1から録画予約の候補となっている録画予約候補番組の番組情報を取得し、さらに録画済み番組および録画予約済み番組の番組情報を記憶部1から取得する。なお、録画予約済み番組は、録画予約候補番組が録画予約され、後述する録画予約管理部5で管理されている番組を指す。また、番組情報取得部3は、インターネットなどの通信回線を利用することで番組表生成部2を介さずに電子番組表の番組情報を取得し、録画予約候補番組の番組情報を取得することも可能である。
【0021】
録画予約の候補となっている録画予約候補番組は、例えば番組表生成部2が生成した電子番組表からユーザが入力部10を利用し決定してもよい。また、キーワードなどを予め定めておき、録画予約管理部5が自動的に録画予約候補番組を決定するようにしてもよい。
【0022】
番組情報判断部4は、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約の候補となっている録画予約候補番組または録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組もしくは録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する。本発明の実施の形態1に係る録画装置201において番組情報判断部4は、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、判断結果を録画予約管理部5に伝える。
【0023】
なお、録画予約候補番組と録画済み番組または録画予約済み番組とが同一内容の番組であるか否かの判断は、一般的に番組名、話数、番組の属性情報(例えば再放送か否か)などで判断される。同一内容の番組であるか否かの判断方法は、種々の手法で判断が可能であり、これに限られるものではない。
【0024】
録画予約管理部5は、録画予約の管理を行い、番組情報判断部4の判断結果に従い録画予約候補番組の録画予約を行う。また、録画予約管理部5は、管理している録画予約の情報に従い、録画予約済み番組の録画を行う。本発明の実施の形態1に係る録画装置201において、録画予約管理部5は、録画予約候補番組がコピーワンス番組である場合に、録画予約候補番組の録画予約を行う。一方、録画予約管理部5は、録画済み番組または録画予約済み番組と同一内容の録画予約候補番組がコピーワンス番組でない場合は録画予約候補番組の録画予約を行わない。
【0025】
また、番組情報取得部3が録画済み番組および録画予約済み番組の番組情報を取得できるようにする必要がある。そこで、録画予約管理部5は管理している録画予約済み番組の録画予約情報を記憶部1に記憶されている番組情報と関連付けて記憶させる。また、録画予約管理部5は、録画予約済み番組の録画を行う際に、記憶部1に記憶されている番組情報と関連付けて記憶させる。よって、番組情報取得部3は、録画済み番組および録画予約済み番組の番組情報を容易に取得することができる。
【0026】
なお、記憶部1とは別に設けられたメモリ(図示せず)に番組情報または録画予約管理部5の管理情報を保存するようにしてもよい。また、記憶部1がメモリであった場合に、録画予約装置101は記憶部1とは別に設けられたメモリ(図示せず)を有さず、記憶部1のメモリをCPU14の実行などに用いる構成としてもよい。
【0027】
報知部15は、表示部7および音声再生部9を有しており、表示部7での表示または音声再生部9で再生された音声を利用して、ユーザに報知を行う。
【0028】
表示部7は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、またはPDP(Plasma Display Panel)などの表示画面である。表示部7は、表示制御部6の制御によりテレビ番組の映像、電子番組表、または録画予約の操作画面などを表示する。
【0029】
音声再生部9は、スピーカーまたはイヤホンなどであり、音声制御部8の制御によりテレビ番組の音声または操作音などを再生する。
【0030】
入力部10は、例えばユーザが操作するテレビリモコンなどからの信号を受信する受信装置である。表示制御部6が電子番組表を表示部7に表示させた場合に、ユーザは電子番組表を見ながらテレビリモコンで入力部10を介して電子番組表を操作することができる。ユーザの操作に応じて、音声制御部8は操作音をスピーカーから発するようにしてもよい。なお、スマートフォンまたはタブレット型端末などにおいて、表示部7がタッチパネルである場合は、表示部7が入力部10を兼ねていてもよい。
【0031】
次に、本発明の実施の形態1に係る録画装置201の動作について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る録画装置201における番組情報判断部4のフローチャートである。
【0032】
ユーザによる録画予約操作または録画予約管理部5の処理により録画予約候補番組が決定されると、図2に示す番組情報判断部4のフローチャートが開始される。ステップST101において番組情報判断部4が録画予約の候補となっている録画予約候補番組、録画済み番組、および録画予約済み番組の番組情報を取得する。
【0033】
ステップST102において番組情報判断部4は、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画済み番組または録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かを判断する。録画済み番組または録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組でないと判断した場合にステップST103に進み、録画済み番組または録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であると判断した場合にステップST104に進む。
【0034】
ステップST103において番組情報判断部4は、録画予約候補番組の録画予約を行う旨の判断結果を録画予約管理部5に通知し、番組情報判断部4のフローチャートが終了する。
【0035】
ステップST104において番組情報判断部4は、録画予約候補番組がコピーワンス番組あるか否かを番組情報から判断する。番組情報判断部4は、録画予約候補番組がコピーワンス番組であると判断した場合にステップST103に進み、録画予約候補番組がコピーワンス番組でないと判断した場合にステップST105に進む。
【0036】
ステップST105において番組情報判断部4は、録画予約候補番組の録画予約を行わない旨の判断結果を録画予約管理部5に通知し、番組情報判断部4のフローチャートが終了する。
【0037】
以上のとおり、本発明の実施の形態1における録画予約装置101では、番組情報を取得する番組情報取得部3と、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約の候補となっている録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する番組情報判断部4と、録画予約候補番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部4で判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部5とを備えることを特徴としている。
【0038】
また、本発明の実施の形態1における録画予約方法では、番組情報取得部3が、番組情報を取得し、番組情報判断部4が、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約の候補となっている録画予約候補番組についてコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、録画予約候補番組について、番組情報判断部4でコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行うことを特徴としている。
【0039】
また、本発明の実施の形態1における録画装置201では、番組情報を取得する番組情報取得部3と、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約の候補となっている録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する番組情報判断部4と、録画予約候補番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部4で判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部5と、番組情報および録画済み番組を記憶する記憶部1とを備えることを特徴としている。
【0040】
また、本発明の実施の形態1における録画方法では、番組情報取得部3が、番組情報を取得し、番組情報判断部4が、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約の候補となっている録画予約候補番組についてコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、録画予約候補番組について、番組情報判断部4でコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行い、記憶部1が番組情報および録画済み番組を記憶することを特徴としている。
【0041】
このような構成によれば、既に録画または録画予約されているコピーワンス番組と同一内容の番組について録画予約が可能な録画予約装置101または録画予約方法を得ることができる。これにより、例えばユーザが、既に録画されているコピーワンス番組をDVD等に移動させて保管する場合に、DVD等の作成が失敗し既に録画されているコピーワンス番組が消えてしまったとしても、同一内容の番組が保存されているため、ユーザは同一内容の番組の視聴が可能となる。
【0042】
なお、図2において本発明の実施の形態1に係る録画装置201における番組情報判断部4のフローチャートを例示したが、ステップST102とステップST104の判断の順序はこれに限られず逆であってもよい。例えば、番組情報判断部4は、録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否かを番組情報から判断した後に、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画済み番組または録画予約済み番組と録画予約候補番組とが同一内容の番組であるか否かを判断してもよい。
【0043】
ステップST102とステップST104の判断の順序を逆にした場合、番組情報判断部4が録画予約候補番組についてコピーワンス番組と判断すると、録画予約候補番組は録画予約される。一方、番組情報判断部4が録画予約候補番組についてコピーワンス番組でないと判断し、さらにコピーワンスでないと判断された録画予約候補番組と録画済み番組または録画予約済み番組とが同一内容の番組でないと判断した場合に、コピーワンスでないと判断された録画予約候補番組は録画予約される。なお、番組情報判断部4がコピーワンスでないと判断された録画予約候補番組と録画済み番組または録画予約済み番組とが同一内容の番組と判断した場合、コピーワンスでないと判断された録画予約候補番組は録画予約されない。
【0044】
また、例えば、スマートフォンまたはタブレット型端末などを録画予約装置101として用い、インターネットなどの通信回線から番組情報取得部3が番組情報を取得し、番組情報判断部4で録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否の判断を行っても良い。そして、コピーワンス番組であると番組情報判断部4で判断された場合に、録画予約管理部5が、録画予約候補番組の録画予約を行い、通信回線を介して記憶部1を備えたテレビなどに録画予約候補番組を録画させるようにしてもよい。
【0045】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る録画装置202を図3および図4により説明する。なお、実施の形態1に係る録画装置201においては、録画予約候補番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する場合を説明した。本発明の実施の形態2に係る録画装置202では、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組および録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する場合の変形例について説明する。以下に実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同一または対応する部分についての説明は省略する。
【0046】
図3は本発明の実施の形態2に係る録画装置202の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の実施の形態2に係る録画装置202は記憶部1と録画予約装置102とを備え、録画予約装置102は、チューナー12、CPU14a、報知部15、および入力部10を有する。
【0047】
図3に示す本発明の実施の形態2に係る録画装置202では、番組情報判断部4aが録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組および録画予約済み番組について、コピーワンス番組であるか否かを判断する。
【0048】
録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組として放送されていたとしても、同一内容の番組が再放送される場合に、コピーワンスのコピーガードを設けずに放送される場合がある。本発明の実施の形態2に係る録画装置202では、録画済み番組または録画予約済み番組と同一内容の録画予約候補番組がコピーワンス番組でない状態で放送された場合においても、適切に録画予約を行うことができる録画装置202を提供する。
【0049】
具体的には、本発明の実施の形態2に係る録画装置202において、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組についてコピーワンス番組である場合に、録画予約管理部5は録画予約候補番組の録画予約を行う。一方、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組についてコピーワンス番組でない場合に、録画予約管理部5は録画予約候補番組の録画予約を行わない。
【0050】
また、本発明の実施の形態2に係る録画装置202において、録画予約管理部5は、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組であると番組情報判断部4aで判断された場合に、録画予約候補番組の録画予約を行う。一方、録画予約管理部5は、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組でないと番組情報判断部4aで判断された場合は録画予約候補番組の録画予約を行わない。
【0051】
本発明の実施の形態2に係る録画装置202の動作について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る録画装置202における番組情報判断部4aのフローチャートである。
【0052】
なお、図4に示すステップST201〜ステップST203およびステップST205は、図2のステップST101〜ステップST103およびステップST105にそれぞれ対応し、同一の内容である。
【0053】
ステップST204において番組情報判断部4aは、ステップST202で録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組について、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、コピーワンス番組であるか否かを判断する。ステップST204において番組情報判断部4aは、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組がコピーワンス番組であると判断した場合にステップST203に進み、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組がコピーワンス番組でないと判断した場合にステップST205に進む。
【0054】
本実施の形態2において、番組情報判断部4aは録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てがコピーワンス番組であるか否かを判断する。録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てがコピーワンス番組である場合に、番組情報判断部4aはコピーワンス番組であると判断する。一方で、録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てがコピーワンス番組でない場合は、番組情報判断部4aはコピーワンス番組でないと判断する。
【0055】
すなわち、番組情報判断部4aがコピーワンス番組であると判断した場合にステップST203に進み、ステップST203において番組情報判断部4aが録画予約候補番組の録画予約を行うと判断する。一方、番組情報判断部4aがコピーワンス番組でないと判断した場合にステップST205に進み、ステップST205において番組情報判断部4aが録画予約候補番組の録画予約を行わないと判断する。
【0056】
ただし、これに限られるものではなく、番組情報判断部4aは、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組の一部がコピーワンス番組である場合に、コピーワンス番組であると判断しステップST203に進むようにしてもよい。どちらの設定を採用するかは、ユーザが任意に設定することができる。
【0057】
なお、ステップST202とステップST204の判断の順序はこれに限られるものではなく、ステップST202とステップST204の判断の順序を入れ替えてもよい。番組情報判断部4aは、録画済み番組および録画予約済み番組について全てコピーワンス番組か否かの判断を行った後に、コピーワンス番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組が、録画予約候補番組と同一内容の番組であるか否かの判断を行ってもよい。
【0058】
ステップST202とステップST204の判断の順序を入れ替える場合、番組情報判断部4aは、録画済み番組および録画予約済み番組について全てコピーワンス番組か否かの判断を行い、コピーワンス番組である録画済み番組および録画予約済み番組を抽出する。番組情報判断部4aは、抽出されたコピーワンス番組である録画済み番組および録画予約済み番組と、録画予約候補番組とが同一か否かを判断する。
【0059】
つまり、番組情報判断部4aは、抽出されたコピーワンス番組である録画済み番組および録画予約済み番組に、録画予約候補番組と同一内容の番組が存在すると判断した場合、録画予約候補番組は録画予約される。一方、番組情報判断部4aは、抽出されたコピーワンス番組である録画済み番組および録画予約済み番組に、録画予約候補番組と同一内容の番組が存在しないと判断した場合、録画予約候補番組は録画予約されないといった、構成にしてもよい。
【0060】
以上のとおり、本発明の実施の形態2に係る録画予約装置102によると、番組情報を取得する番組情報取得部3と、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する番組情報判断部4aと、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部4aで判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部5とを備えることを特徴としている。
【0061】
また、本発明の実施の形態2に係る録画予約方法によると、番組情報取得部3が、番組情報を取得し、番組情報判断部4aが、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組について、番組情報判断部4aでコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行うことを特徴としている。
【0062】
また、本発明の実施の形態2に係る録画装置202によると、番組情報を取得する番組情報取得部3と、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断する番組情報判断部4aと、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組について、コピーワンス番組であると番組情報判断部4aで判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行う録画予約管理部5と、番組情報および録画済み番組を記憶する記憶部1とを備えることを特徴としている。
【0063】
また、本発明の実施の形態2に係る録画方法によると、番組情報取得部3が、番組情報を取得し、番組情報判断部4aが、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組がコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、録画予約候補番組と同一内容である録画済み番組または録画予約済み番組について、番組情報判断部4aでコピーワンス番組であると判断された場合に録画予約候補番組の録画予約を行い、記憶部1が、番組情報および録画済み番組を記憶することを特徴としている。
【0064】
このような構成によれば、既に録画または録画予約されているコピーワンス番組と同一内容の番組について録画予約が可能な録画予約装置102または録画予約方法を得ることができる。
【0065】
既に録画または録画予約されているコピーワンス番組と同一内容の番組が再放送される場合に、再放送される番組がコピーワンスのコピーガードを設けずに放送されたとしても、録画予約を行う旨の判断を行うことができる。
【0066】
よって、例えばユーザが、既に録画されているコピーワンス番組をDVD等に移動させて保管する場合に、DVD等の作成が失敗し既に録画されているコピーワンス番組が消えてしまったとしても、同一内容の番組が保存されているため、ユーザは同一内容の番組の視聴が可能となる効果が得られる。
【0067】
また、本発明の実施の形態2に係る録画予約装置102または録画装置202によると、番組情報判断部4aは、録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5は、番組情報判断部4aが録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であると判断した場合に、録画予約候補番組の録画予約を行う構成とすることもできる。
【0068】
また、本発明の実施の形態2に係る録画予約方法または録画方法によると、番組情報判断部4aが、録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、番組情報判断部4aで録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てについてコピーワンス番組であると判断された場合に、録画予約候補番組の録画予約を行うこともできる。
【0069】
このような構成によれば、録画予約候補番組と同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組が既に記憶部1に存在し、かつ、同一内容の番組である録画済み番組および録画予約済み番組の全てがコピーワンス番組である場合、録画予約候補番組をさらに録画する必要性が乏しく、余計な録画を防ぐことができる。よって、記憶部1の記憶領域の節約をすることができる。
【0070】
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る録画装置203を図5図7により説明する。なお、本発明の実施の形態3では、同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数に制限が設けられている場合について説明する。録画予約の判断に報知部15および入力部10を利用した場合の変形例について説明する。以下に実施の形態2と異なる点を中心に説明し、同一または対応する部分についての説明は省略する。
【0071】
上述のとおり、実施の形態2の録画装置202を用いると、ユーザが既に録画されているコピーワンス番組である録画済み番組をDVD等に移動させて保管する場合に、DVD等の作成が失敗し録画済み番組が消えてしまったとしても、録画済み番組と同一内容の番組を保存することで、ユーザは同一内容の番組の視聴が可能となる。
【0072】
一方で、DVD等の作成の失敗が機器の故障によるものである場合は、ユーザが再度DVD等の作成を行っても失敗する可能性が高く、ユーザは不意に記憶部1に保存されている同一内容の複数の録画済み番組を続けて失ってしまう恐れがある。それゆえ、録画予約候補番組と同一内容の番組について、記憶部1に録画された保存数と録画予約数との合計数が多い方が、ユーザが同一内容の番組の視聴ができなくなるリスクを回避できる。しかし合計数が多いと、記憶部1の記憶領域をより多く占有してしまう。ここで、保存数は録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組の数、録画予約数は、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画予約済み番組の数である。
【0073】
そこで、本発明の実施の形態3に係る録画装置203において、番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数に制限を設け、合計数が予め定められた設定数未満であるか否かを判断する。合計数が予め定められた設定数未満の場合、録画予約管理部5は録画予約候補番組について録画予約を行う。
【0074】
一方、合計数が予め定められた設定数以上である場合、本発明の実施の形態3では番組情報判断部4bは録画予約候補番組について録画予約を行うか否かについてユーザに判断を求める。ただし、番組情報判断部4bは、ユーザに判断を求めずに録画予約候補番組の録画予約を行わない旨を録画予約管理部5に通知し、録画予約管理部5が録画予約候補番組の録画予約をしないようにしてもよい。
【0075】
また、合計数が予め定められた設定数以上であり、ユーザから録画をさらに行う旨の入力が入力部10を介して受信した場合、録画予約管理部5は録画予約候補番組の録画予約を行う。一方、合計数が予め定められた設定数以上であり、ユーザから録画を行なわない旨の入力が入力部10を介して受信した場合、録画予約管理部5は録画予約候補番組の録画予約を行わない。
【0076】
図5は本発明の実施の形態3に係る録画装置203の構成を示すブロック図である。図5に示すように、本発明の実施の形態3に係る録画装置203は記憶部1と録画予約装置103とを備え、録画予約装置103は、チューナー12、CPU14b、報知部15、および入力部10を有する。
【0077】
報知部15は、表示部7、音声制御部8で構成され、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行う。入力部10は、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かのユーザの判断が入力される。
【0078】
次に、本発明の実施の形態3に係る録画装置203の動作について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態3に係る録画装置203における番組情報判断部4bのフローチャートである。
【0079】
なお、図6に示すステップST301〜ステップST304およびステップST308は、図4のステップST201〜ステップST204およびステップST205にそれぞれ対応し、同一の内容である。
【0080】
ステップST304において番組情報判断部4bは、ステップST302で録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組について、番組情報取得部3で取得される番組情報に基づき、コピーワンス番組であるか否かを判断する。番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組がコピーワンス番組であると判断した場合にステップST305に進み、録画予約候補番組と同一内容の番組と判断された録画済み番組および録画予約済み番組がコピーワンス番組でないと判断した場合にステップST308に進む。
【0081】
ステップST305において番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数未満であるか否かを判断する。録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数未満であると番組情報判断部4bが判断した場合にステップST303に進み、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数以上であると番組情報判断部4bが判断した場合にステップST306に進む。なお、設定数はユーザにより任意に変更可能としてもよい。
【0082】
ステップST306において番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が設定数以上である旨、および設定数以上であるが録画予約候補番組についてさらに録画を行うか否かの選択肢をユーザに報知するための報知信号を出力する。報知信号は報知部15の表示制御部6および音声制御部8が受信し、報知信号の内容に従い表示制御部6は表示部7の表示を制御し、音声制御部8はスピーカーによる音声の再生を制御する。これにより、ユーザに報知を行うことができる。
【0083】
ステップST307において、報知を受けたユーザが入力部10を介して設定数以上でありさらに録画を行うか否かの入力を行い、番組情報判断部4bが入力部10から録画予約候補番組について設定数以上でありさらに録画を行う旨の信号を受信したときはステップST303に進み、番組情報判断部4bが入力部10から録画予約候補番組についてさらに録画を行わない旨の信号を受信したときはステップST308に進む。
【0084】
また図6のフローチャートの変形例を、図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態3に係る録画装置203における番組情報判断部4bのフローチャートの別例である。図7のフローチャートは、図6のステップST307におけるユーザの判断が省略される場合である。そのため、図6のステップST307に対応するステップは図7において省略されている。なお、図6に示すステップST301〜ステップST305およびステップST308は、図7のステップST401〜ステップST405およびステップST408にそれぞれ対応し、同一の内容である。
【0085】
ステップST405において、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数以上であると番組情報判断部4bが判断した場合に、ステップST410に進む。ステップST410において番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が設定数以上であり録画予約を行わない旨を報知部15に報知させ、ステップST408に進む。
【0086】
なお、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が設定数以上であったとしても、録画予約候補番組の録画をさらに行う設定をユーザが予め設定していた場合、ステップST410において録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が設定数以上である旨に加え、録画予約候補番組の録画予約を行う旨を報知部15に報知させ、ステップST403に進むようにしてもよい。
【0087】
ここで、図6のフローチャートのステップST305またはステップST307のステップを実行させるか否かについては、ユーザが録画装置203に対して任意に設定することができる。ユーザがステップST305のステップを実行させないと予め設定したときは、図4のフローチャートと同様の処理を行う。ステップST307のステップを実行させないと予め設定したときは、図7のフローチャートの処理を行う。また、ステップST305およびステップST307のステップを実行させるとした場合であっても、ステップST307においてユーザが実行内容を予め設定をしておくことで、報知部15による報知および入力部10による入力を省略することもできる。なお、ステップST307はステップST305に付随するステップであるため、ステップST305を実行させない場合、ステップST307も実行されない。
【0088】
以上のとおり、本発明の実施の形態3に係る録画予約装置103または録画装置203によると、番組情報判断部4bは、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が、設定数未満であるか否かを判断し、録画予約管理部5は、番組情報判断部4bが録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数未満であると判断した場合に、録画予約候補番組の録画予約を行うことを特徴としている。
【0089】
また、本発明の実施の形態3に係る録画予約方法または録画方法によると、番組情報判断部4bが、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数未満であるか否かを判断し、録画予約管理部5が、番組情報判断部4bで録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数未満であると判断された場合に、録画予約候補番組の録画予約を行うことを特徴としている。
【0090】
このような構成によれば、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数未満であると番組情報判断部4bが判断した場合に、録画予約候補番組の録画予約を行うため、録画済み番組もしくは録画予約済み番組と同一内容の番組について、ユーザの所望の数の番組を記憶部1に保存することができる。よって、記憶部1の記憶領域を必要以上に占有してしまうことを防ぐ効果が得られる。
【0091】
また、本発明の実施の形態3に係る録画予約装置103または録画装置203によると、合計数について設定数以上であると番組情報判断部4bで判断された場合に、合計数について設定数以上である旨の報知を行う報知部15を備える構成とすることもできる。
【0092】
また、本発明の実施の形態3に係る録画予約方法または録画方法によると、報知部15が、合計数について設定数以上であると番組情報判断部4bで判断された場合に、合計数について設定数以上である旨の報知を行うとすることもできる。
【0093】
このような構成によれば、合計数について設定数以上であると番組情報判断部4bで判断された場合に、合計数について設定数以上である旨をユーザに報知することができる。よって、ユーザは録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数が設定数に達していることを容易に把握できる。
【0094】
また、本発明の実施の形態3に係る録画予約装置103または録画装置203によると、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行う報知部15と、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を受ける入力部10とを備え、報知部15は、番組情報判断部4bが録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数以上であると判断した場合に、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行い、録画予約管理部5は、入力部10から録画予約を行う旨の入力がなされた場合に、録画予約候補番組の録画予約を行う構成とすることもできる。
【0095】
また、本発明の実施の形態3に係る録画予約方法または録画方法によると、報知部15が、番組情報判断部4bで録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数以上であると判断された場合に、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を求める報知を行い、入力部10が、録画予約候補番組の録画予約を行わせるか否かの判断を受け、録画予約管理部5が、入力部10から録画予約を行う旨の入力がなされた場合に、録画予約候補番組の録画予約を行うとすることもできる。
【0096】
このような構成によれば、録画予約候補番組と同一内容の番組の保存数と録画予約数との合計数について設定数以上であると番組情報判断部4bが判断したとしても、ユーザが録画予約候補番組についてさらに録画を行うか否かを決定できるため、ユーザの利便性が向上する。
【0097】
なお、本発明は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることや、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
【符号の説明】
【0098】
101、102、103 録画予約装置、201、202、203 録画装置、1 記憶部、3 番組情報取得部、4、4a、4b 番組情報判断部、5 録画予約管理部、10 入力部、15 報知部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7