特許第6473065号(P6473065)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6473065-目地付き舗装の施工方法 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6473065
(24)【登録日】2019年2月1日
(45)【発行日】2019年2月20日
(54)【発明の名称】目地付き舗装の施工方法
(51)【国際特許分類】
   E01C 11/02 20060101AFI20190207BHJP
   E01C 23/09 20060101ALI20190207BHJP
【FI】
   E01C11/02 C
   E01C23/09 Z
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-199709(P2015-199709)
(22)【出願日】2015年10月7日
(65)【公開番号】特開2017-71967(P2017-71967A)
(43)【公開日】2017年4月13日
【審査請求日】2018年4月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000208204
【氏名又は名称】大林道路株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002170
【氏名又は名称】特許業務法人翔和国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100107205
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 秀一
(72)【発明者】
【氏名】宮田 英樹
【審査官】 石川 信也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−044136(JP,A)
【文献】 特開2006−322281(JP,A)
【文献】 特開2005−054359(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01C 1/00−17/00
E01C 21/00−23/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
石灰岩による粗骨材を用いた舗装材料を路盤の上方に敷設して、舗装の表層を形成する工程と、形成された表層による舗装面を、レーザ装置からレーザ光を放射することで切削して、切削溝による化粧目地を舗装面に形成する工程とを含む目地付き舗装の施工方法。
【請求項2】
前記舗装材料として、石灰岩による粗骨材を用いたアスファルトコンクリートを敷設する請求項1記載の目地付き舗装の施工方法。
【請求項3】
前記レーザ光を1〜30kwのレーザ出力で放射して、前記舗装面を切削する請求項1又は2記載の目地付き舗装の施工方法。
【請求項4】
前記切削溝を、1〜100mmの切削深さで切削する請求項1〜3のいずれか1項記載の目地付き舗装の施工方法。
【請求項5】
石灰岩による粗骨材を用いた舗装材料が敷設されて路盤の上方に形成された舗装の表層と、該表層による舗装面に形成された、レーザ装置からレーザ光を放射することで切削された切削溝による化粧目地とを含む目地付き舗装構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、目地付き舗装の施工方法及び目地付き舗装構造に関する。
【背景技術】
【0002】
舗装に形成される目地は、例えばコンクリート舗装において、収縮目地として用いられたり、例えばブロック舗装において、ブロック同士のあわせ目として必然的に生じる細長い溝状の部分であるが、近年、例えば遊歩道や公園や各種の施設の敷地内に設けられた、アスファルトコンクリート舗装やセメントコンクリート舗装においても、舗装の表面に細長い溝状の化粧目地を施すことで、これらの景観を向上させたり、意匠性を高めたりすることが行われている。
【0003】
アスファルトコンクリート舗装やセメントコンクリート舗装に化粧目地を施す場合、化粧目地は、舗装の表層を上下に貫通して切断した状態で設けるのでは無く、表層による舗装面を、所定の深さで切削して切削溝を形成することによって設けることが可能である。また、化粧目地は、一般に、舗装の表層の切断装置として従来より用いられていた、各種の舗装用の切断機(例えば、特許文献1参照)を使用して、舗装面に細長い切削溝を形成する方法によって設けることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−18219号公報
【特許文献2】特開平5−202507号公報
【特許文献3】特開平10−18612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の舗装用の切断機を用いて化粧目地を設ける場合、切断機は、円形の刃50を回転させながら舗装の表層51を切削するものであることから、例えば図2に示すように、壁や構造物52に向かって切削溝を切削する際に、刃50の半径の距離までしか壁や構造物に近寄ることができないため、壁や構造物52に近接する端部分には化粧目地を形成することが困難になる。また、例えば図3(a)、(b)に示すように、縦横に化粧目地53を施す際に、縦横の化粧目地53のT字状の連結部分54においては、切削溝の深さが浅くなって、所望の深さで化粧目地53を連結させることが困難になる。さらに、切削溝の深さが深くなる程、円形の刃50の動きが溝によって拘束されることになるため、切削溝を直線状に切削することしかできなくなって、化粧目地53を曲線状に形成することが困難になる。
【0006】
これらに対して、アスファルトコンクリート舗装やセメントコンクリート舗装の表層を切断することが可能なレーザ光を放射する、レーザ装置(例えば、特許文献2、特許文献3参照)を用いて、舗装面を切削することで化粧目地を形成することが考えられるが、レーザ光を放射するレーザ装置を用いると、特に舗装の表層を貫通させることなく、所望の深さに切削溝を形成する場合には、切削時に溶融したドロスや切削屑を、切削溝から排出することが困難になるため、切削溝が不規則に溶着したり、切削屑が溝内に溜って付着したまま残存したりすることにより、舗装面に化粧目地を、所望の切削幅を確保した状態できれいに形成することが困難になる。
【0007】
このようなことから、レーザ光を放射するレーザ装置を用いて舗装面に化粧目地を形成する際に、所望の切削幅を確保した状態できれいに化粧目地を形成することを可能にする、新たな技術の開発が望まれている。
【0008】
本発明は、レーザ光を放射するレーザ装置を用いて、舗装面に化粧目地を、所望の切削幅を確保した状態できれいに形成することのできる目地付き舗装の施工方法及び目地付き舗装構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた舗装材料を路盤の上方に敷設して、舗装の表層を形成する工程と、形成された表層による舗装面を、レーザ装置からレーザ光を放射することで切削して、切削溝による化粧目地を舗装面に形成する工程とを含む目地付き舗装の施工方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0010】
そして、本発明の目地付き舗装の施工方法は、前記舗装材料として、石灰岩による粗骨材を用いたアスファルトコンクリートを敷設することが好ましい。
【0011】
また、本発明の目地付き舗装の施工方法は、前記レーザ光を1〜30kwのレーザ出力で放射して、前記舗装面を切削することが好ましい。
【0012】
さらに、本発明の目地付き舗装の施工方法は、前記切削溝を、1〜100mmの切削深さで切削することが好ましい。
【0013】
また、本発明は、石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた舗装材料が敷設されて路盤の上方に形成された舗装の表層と、該表層による舗装面に形成された、レーザ装置からレーザ光を放射することで切削された切削溝による化粧目地とを含む目地付き舗装構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の目地付き舗装の施工方法又は目地付き舗装構造によれば、レーザ光を放射するレーザ装置を用いて、舗装面に化粧目地を、所望の切削幅を確保した状態できれいに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の好ましい一実施形態に係る目地付き舗装の施工方法及び目地付き舗装構造の説明図である。
図2】舗装用の切断機を用いて化粧目地を形成する場合の不具合を説明する略示断面図である。
図3】舗装用の切断機を用いて化粧目地を形成する場合の不具合を説明する、(a)は略示断面図、(b)は略示平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の好ましい一実施形態に係る目地付き舗装の施工方法は、図1に示すように、路床11の上に形成された、路盤12と、基層13と、表層14の母体アスファルトコンクリートとからなる舗装10の、母体アスファルトコンクリート14による舗装面10aに、化粧目地15を、レーザ光を放射するレーザ装置20を用いて形成するための方法として用いられる。本実施形態の目地付き舗装の施工方法は、レーザ装置20を用いて化粧目地15を形成することで、例えば壁や構造物に近接する端部分まで、化粧目地15を所望の深さで形成したり、化粧目地15を曲線状に形成したりすることを可能にすると共に、化粧目地15を所望の切削幅できれいに形成できるようにする機能を備えている。
【0017】
そして、本実施形態の目地付き舗装の施工方法は、石灰岩による粗骨材を用いた舗装材料を路盤12の上方に敷設して、舗装10の表層(母体アスファルトコンクリート)14を形成する工程と、形成された表層14による舗装面10aを、レーザ装置20からレーザ光を放射することで切削して、切削溝16による化粧目地15を舗装面10aに形成する工程とを含んでいる。
【0018】
本実施形態では、舗装面10aに化粧目地15が形成される舗装10は、一般の舗装と同様に、砂質土等からなる路床11の上に形成された、砕石、砂利、安定処理層等からなる路盤12と、路盤12の上に敷設された、素粒度アスファルトコンクリート等からなる基層13と、基層13に上に敷設された、後述する母体アスファルトコンクリートによる表層14とによって構成されている。これらの各層は、一般の舗装と同様に、公知の施工方法により、各々の材料を敷設したり転圧したりすることによって、容易に形成することが可能である。また、路盤12は、例えば10〜50cm程度の厚さで形成することができ、基層13は、例えば3〜10cm程度の厚さで形成することができる。
【0019】
本実施形態では、舗装10の表層14は、石灰岩、砂岩、輝緑岩、安山岩等の砕石による粗骨材を用いた舗装材料として、好ましくは石灰岩を主体とする粗骨材と細骨材(砂)とアスファルトとを加熱混合して得られる、アスファルト合材であるアスファルトコンクリートを、路盤12の上方の基層13の上に敷設して、転圧すると共に固化させる。これによって、路盤12の上方に舗装10の表層14を形成する工程において、母体アスファルトコンクリート14を、例えば30〜70mm程度の厚さとなるように容易に形成することができる。
【0020】
ここで、本実施形態においてアスファルトコンクリートの粗骨材として用いられる石灰岩は、主として方解石(CaCO3)からなり、方解石は、825℃の融点で、CaCO3→CaO+CO2に分解するようになっている。また、CaOは、融点が2572℃、沸点が2850℃となっている。石灰岩は、レーザ装置から放射されるレーザ光を受けた際に、温度が上昇して、825℃で分解し、CO2を出しながら気化することでCaOとなり、多くはCO2として空気中に拡散するもの推定される。
【0021】
一方、アスファルトコンクリートに用いられる一般の粗骨材は、砂質砂岩が使用されており、砂質砂岩は、主として石英(SiO2)や長石(固溶体)からなる。石英は、融点が1650℃、沸点が2230℃となっている。長石は、カリ長石(KAlSi308)、そう長石(NaAlSi308)、かい長石(CaAl2Si208)がいろいろな割合で混じってできたものであるため、明確な融点はないが、1200℃〜1600℃程度で溶けるものと考えられる。硬質砂岩を主体とする粗骨材は、レーザ装置から放射されるレーザ光を受けた際に、石英や長石が溶融する温度(1200℃以上)でそれぞれ一旦融解し、レーザ光が通過した後に冷却されて、ガラス状に残存することで、切削溝を塞ぐことになるものと考えられる。
【0022】
また、本実施形態では、切削溝16による化粧目地15を舗装面10aに形成する工程では、固化した後の母体アスファルトコンクリート14による舗装面10aに、レーザ装置20からレーザ光を放射することで切削溝16を切削する。
【0023】
ここで、本実施形態では、舗装面10aを切削するレーザ光を放射するレーザ装置20として、例えばファイバーレーザや、特開平5−202507号公報、特開平10−18612号公報、特開2007−230230号公報等に記載された、レーザ発振器21、反射ミラー22、集光レンズ23等を備える公知の各種のレーザ装置に、適宜改良を加えて使用することができる。レーザ装置20は、舗装面10aにレーザ光を放射して切削する際に生じる、溶融したドロスや切削屑を切削溝16から吹き飛ばして排出するための、ドライエア、O2(酸素ガス)、N2(窒素ガス)、Ar(アルゴンガス)等からなるアシストガスを吹き付ける吹き付け装置24が設けられていることが好ましい。
【0024】
本実施形態では、レーザ装置20からレーザ光を放射することで切削溝16による化粧目地15を形成する際に、好ましくはレーザ光を1〜30kwのレーザ出力で放射して、舗装面を切削することができる、またこれによって、切削溝16を、好ましくは1〜100mmの切削深さで切削して、例えば1〜30mm程度の切削幅で、化粧目地15を形成することが可能になる。切削溝16の切削幅は、集光サイズを調整することで、任意の幅に適宜設定することが可能である。
【0025】
また、上述のように、石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた舗装材料を敷設して形成された、舗装10の表層14による舗装面10aに、レーザ装置からレーザ光を放射して、切削された切削溝16による化粧目地15を形成することによって、石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた舗装材料が敷設されて路盤12の上方に形成された舗装10の表層(母体アスファルトコンクリート)14と、表層14による舗装面10aに形成された、レーザ装置20からレーザ光を放射することで切削された切削溝16による化粧目地15とを含む、本実施形態の目地付き舗装構造17が得られることになる。
【0026】
そして、上述の構成を備える本実施形態の目地付き舗装の施工方法及び目地付き舗装構造17によれば、レーザ光を放射するレーザ装置20を用いて、舗装面10aに化粧目地15を、所望の切削幅を確保した状態できれいに形成することが可能になる。
【0027】
すなわち、本実施形態では、舗装10の表層である母体アスファルトコンクリート14は、舗装材料として、石灰岩による粗骨材を用いたアスファルトコンクリートを用いて形成されており、石灰岩による粗骨材は、レーザ装置20から放射されるレーザ光を受けた際に、温度が上昇して、825℃で分解し、CO2を出しながら気化することでCaOとなり、多くはCO2として空気中に拡散するものと考えられる。これによって、レーザ装置20から放射されるレーザ光によって舗装面10aを切削する際に、溶融したドロスや切削屑が生じるのを効果的に抑制することが可能になって、好ましくは舗装10の表層14を貫通させることなく所望の深さに切削される切削溝16において、再固化したドロスによって溝が不規則に溶着したり、切削屑が溝内に溜って付着したまま残存したりするのを効果的に回避できるようになるので、舗装面10aに化粧目地15を、所望の切削幅を確保した状態できれいに形成することが可能になる。
【0028】
また、本実施形態によれば、円形の刃を回転させて舗装10の表層14を切削するのではなく、レーザ装置20からレーザ光を放射することで舗装面10aを切削して、切削溝16による化粧目地15を形成するようになっているので、例えば化粧目地15を縦横に格子状に形成する際に、壁や構造物等の障害物に近接する端部分(図2参照)までレーザ光を走査させることで、これらに近接する端部分まで、化粧目地15を所望の深さで容易に形成することが可能になると共に、縦横の化粧目地のT字状の連結部分(図3(b)参照)においても、化粧目地15を所望の深さで容易に形成することが可能になる。
【0029】
さらに、本実施形態によれば、レーザ光を曲線状に走査させることで、曲線を含む形状に化粧目地15を形成することが可能になると共に、種々の模様をかたどった形状に化粧目地15を形成することも可能になる。例えば3Dプリンターを組み合わせることで、化粧目地15が形成された舗装面10aに、凹凸による任意の彫刻を施すこともでき、これによって景観舗装、シェアドスペースのための安全表示、メロディ−グルーピング等に応用することも可能である。
【0030】
さらにまた、本実施形態によれば、石灰岩による粗骨材は、内部に水を吸収して保水する保水機能を備えているので、舗装10の表層14に水を含ませることで、例えば夏季において、含んだ水を気化させて路面の温度を下げることにより、路面の温度の上昇を抑制することが可能になると共に、輻射熱を減少させて、体感温度を低下させることも可能になる。
【0031】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、舗装の表層を形成する石灰岩による粗骨材を用いた舗装材料は、石灰岩による粗骨材を用いたアスファルトコンクリートである必要は必ずしもなく、石灰岩による粗骨材を用いたセメントアスファルトコンクリート等の、その他の種々の石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた舗装材料をあっても良い。
【実施例】
【0032】
以下、実施例により、本発明の目地付き舗装の施工方法をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例の記載によって何ら制限されるものではない。
【0033】
〔実施例1の舗装供試体、及び比較例1、2の舗装供試体〕
石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いたアスファルトコンクリートを舗装材料として使用して、実施例1の舗装供試体を作成した。硬質砂岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いたアスファルトコンクリートを舗装材料として使用して、比較例1の舗装供試体を作成した。硬質砂岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いたセメントアスファルトコンクリートを舗装材料として使用して、比較例2の舗装供試体を作成した。実施例1、比較例1、及び比較例2の舗装供試体について、以下方法により、レーザ装置を使用して切削溝を切削するための基礎実験を行った。
【0034】
〔切削溝を切削するための基礎実験〕
レーザ装置として、「YLS−10000」(IPG社製)を使用した。レーザ出力は5kwとし、操作速度が0.6〜1mm/minとなるように5軸大型NC(数値制御)によりアジャストして、実施例1、比較例1、及び比較例2の舗装供試体の表面を走査しながら切削した。また、アシストガスとして、ドライエアを0.5MPaの風力で吹き付けた。
【0035】
基礎実験による実験結果では、石灰岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた実施例1の舗装供試体については、切削溝を所定の切削幅で安定した状態で形成することが可能であり、また5軸大型NC(数値制御)によって、曲線を含む任意の形状に切削溝を形成することが可能であることが判明した。また、硬質砂岩による粗骨材を粗骨材の主体として用いた比較例1及び比較例2の舗装供試体については、ともに切削の直後に切削部が不規則に溶着して、所望の切削幅を確保することができなかった。なお、現場での機動性を考慮して、ローパワーとなるハンドトーチ型のファイバーレーザ(平均出力300W、最高時3kW)を用いて、実施例1の舗装供試体を切削してみたが、パワー不足のかめ、切削は困難であった。
【符号の説明】
【0036】
10 舗装
10a 舗装面
11 路床
12 路盤
13 基層
14 表層(母体アスファルトコンクリート)
15 化粧目地
16 埋設用さや管
17 切削溝
20 レーザ装置
21 レーザ発振器
22 反射ミラー
23 集光レンズ
24 吹き付け装置
図1
図2
図3