(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記選択することは、前記履歴パスワード及び前記所定組のパスワードの所定順序を基に、前記履歴パスワードの隣の1組のパスワードを、前記ロック解除パスワードとして使用することを備える、請求項1に記載の方法。
前記選択ユニットは、前記履歴パスワード及び前記所定組のパスワードの所定順序を基に、前記履歴パスワードの隣の1組のパスワードを、前記ロック解除パスワードとして使用するように構成される、請求項5に記載の装置。
前記ロック解除パスワードに対応するプロンプト情報を決定し、前記プロンプト情報に従ってプロンプト動作を行うように構成されるプロンプトユニットをさらに備える、請求項5に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の実施形態は、本出願のさらに詳細な説明のために提供される。
【0010】
図1を参照すると、
図1は本出願の例示的な実施形態に係る、ユーザインターフェースロック解除方法を示し、方法は端末において適用可能であり得る。方法は以下のステップを含む。
【0011】
ステップ102では、ロック解除インターフェースがトリガされると、現在のロック解除インターフェースに適用可能なロック解除パスワードを複数の所定組のパスワードから選択する。
【0012】
本実施形態では、ユーザは各ロック解除インターフェースに対応する複数組のパスワードを事前に設定してもよい。パスワードの数は、例えば、3組または5組など必要に応じて設定してもよい。パスワードの特定の数は本出願では限定されない。各ロック解除インターフェースは対応するアプリケーションを有し、ロック解除インターフェースは、アプリケーション内のデータまたは情報にアクセスするユーザの権限を制限するために使用される。アプリケーションは、例えば、(携帯電話のロック画面インターフェースに対応する)デスクトップローディングプログラムまたは端末にインストールされる「Alipay(商標)」などの任意のAPP(アプリケーション)などである。
【0013】
本実施形態では、様々なロック解除インターフェースは対応する組のパスワードを個別に備えてもよい。代替的には、同じ組のパスワードが複数のロック解除インターフェースに共有されてもよい。
【0014】
本実施形態では、ユーザがロック解除インターフェースをトリガする度に、現在の有効パスワード(つまりロック解除パスワード)が再選択され、これにより、既存技術における単一パスワードのみを選ぶ方式と比較して、セキュリティの改善が促される。
【0015】
ステップ104は、ロック解除パスワードに一致するユーザ入力パスワードを受信することに応えて、インターフェースのロック状態をロック解除する。
【0016】
上記の実施形態から分かる通り、本出願はロック解除インターフェースに対して複数組のパスワードを設定し、ロック解除インターフェースがトリガされると、同じロック解除インターフェースが複数のロック解除プロセスにおいて様々なロック解除パスワードに対応し得るよう、複数組のパスワードから有効なパスワードを選択する。その結果、ユーザにより入力されたロック解除パスワードが他者に覗かれたとしても、同じパスワードでは対応するロック解除インターフェースのロック解除ができない可能性が非常に高く、これによりセキュリティが著しく向上する。
【0017】
本出願の技術的解決法を以下の特定の適用シナリオを参照して詳細に説明する。
図2を参照すると、
図2は本出願の例示的な実施形態に係る、ユーザインターフェースロック解除方法を示し、方法は以下のステップを含む。
【0018】
ステップ202は、ユーザ操作に従って、複数組のパスワードを設定する。
【0019】
本実施形態では、ユーザが複数組のパスワードを端末ロック画面インターフェースに対して設定すると仮定される。設定された複数組のパスワードは、端末ロック画面インターフェースのみに対して使用されてもよく、さらに別のロック画面インターフェースに適用可能であってもよい。ユーザは必要に応じて設定を行ってもよい。
【0020】
端末のロック画面インターフェースに対してパスワードを設定する際、ユーザはまず
図3に示す「パスワードロック」インターフェースに切り替え、パスワード関連のオプションを設定してもよい。
図3に示す通り、端末は初期設定で設定された3組のパスワード、つまりパスワード1、パスワード2及びパスワード3を有し得る。明らかに、ユーザは、実際の要件に従って、2組のみのパスワードを選択してもよく、または「追加」を選択することによりさらなる組のパスワードを設定してもよい。
図3に示す設定インターフェースでは、各組のパスワードの前に、対応する模様が提供される。パスワードの組が互いから効果的に区別できるよう、例えば、パスワード1は「〇」に対応し、パスワード2は「□」に対応し、パスワード3は「△」に対応する。ユーザがパスワード1を設定する必要がある場合、ユーザはパスワード1の後ろの「スライダ」アイコンをスライドすることにより、
図4に示す「パスワード1を設定する」インターフェースに切り替えてもよい。
【0021】
図4に示す通り、ユーザはインターフェースの下部にあるキーボードを介して入力操作を行ってもよく、これにより、パスワード1の設定を実施する。同時に、「区別識別子:○」がインターフェース上に表示され、ユーザに、係る模様とパスワード1との間の連想記憶を行うように促す。したがって、使用中の正確な入力が実現できる。
【0022】
ステップ204はロック解除インターフェースをトリガする。
【0023】
本実施形態では、端末のロック画面インターフェースが実施例として使用される。端末上の「電源ボタン」、「音量ボタン」、「ホームボタン」または別の種類の物理的ボタンの押下を検出することに応えて、トリガが発生してもよい。さらに、ライトの変更、空間的位置の変更または別のパラメータが所定パラメータを満たすことを検出することに応えて、トリガが発生してもよい。特定の実施形態は端末の画面を非表示状態(つまり、「ブラック画面」)から表示状態に切り換えることを含む。端末のAPPは実施例として使用される。対応するプログラムアイコンの押下を検出することに応えて、対応するロック解除インターフェースがトリガされてもよい。
【0024】
ステップ206は直近で使用された履歴パスワードを決定する。
【0025】
本実施形態では、現在のトリガ及びロック解除動作が、端末のロック画面インターフェース上で行われる(N+1)回目のものである場合、「直近で使用された履歴パスワード」は、N回目にロック解除動作が端末のロック画面インターフェース上で行われる際に使用されるパスワードである。
【0027】
具体的には、「直近で使用された履歴パスワード」を判定するために、各組のパスワードの利用可能状態にマークを付けてもよい。例えば、ユーザは端末ロック画面インターフェースに対する3組のパスワード、つまり表1に示す通り、「パスワード1:1362」、「パスワード2:0724」及び「パスワード3:2014」を設定する。パスワード1に対応する無効識別子の値は1であり、パスワード2及びパスワード3に対応する無効識別子の値は0である。これは、パスワード1がN回目に使用されたパスワード(つまり「直近で使用された履歴パスワード」)であることを示す。
【0028】
ステップ208は現在の有効パスワードを決定する。
【0029】
本実施形態では、「最近適用された履歴パスワード」がパスワード1であると判定すると、現在のロック解除操作に適用されるロック解除パスワード、つまり「現在の有効パスワード」が残りのパスワード2及びパスワード3の中から選択されてもよい。したがって、N番目のロック解除操作中に他人により記録されていたとしても、パスワード1は現在の(N+1)番目のロック解除操作に使用することはできない。
【0030】
例示的な実施態様では、現在の有効パスワードが選択されると、複数組のパスワードの所定順序に従って、残りのパスワード2及びパスワード3が順次選択されてもよい。例えば、複数組のパスワードの順序が表1のエントリの配置順序、つまりパスワード1→パスワード2→パスワード3→パスワード1……である場合、パスワード1が無効パスワードになると、これに応じてパスワード2が現在の有効パスワードとして選択されることになる。同様に、パスワード2が無効パスワードになると、次はパスワード3が現在の有効パスワードとして選択されることになる。パスワード3が無効パスワードになると、次はパスワード1が現在の有効パスワードとして選択されることになる。複数組のパスワードの順序が別の順序、つまりパスワード1→パスワード3→パスワード2→パスワード1……である場合、パスワード1が無効パスワードになると、次はパスワード3が現在の有効パスワードとして選択されることになる。同様に、パスワード2が無効パスワードになると、次はパスワード1が現在の有効パスワードとして選択されることになり、パスワード3が無効パスワードになると、次はパスワード2が現在の有効パスワードとして選択されることになる。
【0031】
別の例示的な実施態様では、表1の複数組のパスワードに対応するエントリの記憶位置に従って、無効パスワードの隣のパスワードが現在の有効パスワードとしてさらに選択されてもよい。例えば、パスワード1が無効パスワードである場合、パスワード1の隣のパスワード2が有効パスワードとして選択されてもよい。
【0032】
別の例示的な実施態様では、1組のパスワードは、現在の有効パスワードとして、無効パスワード以外の残りの全てのパスワードの中からランダムに選択されてもよい。
【0033】
明らかに、別の例示的な実施形態として、ステップ206及びステップ208は現在の有効パスワードを選択するために使用されなくてもよく、現在の有効パスワードは、端末ロック画面インターフェースがトリガされる度に、対応する複数組のパスワードから直接ランダムに選択され、パスワード選択のランダム性によるセキュリティを保証してもよい。
【0034】
ステップ210は、決定された現在の有効パスワードに従って、対応するプロンプト動作を行う。
【0035】
本実施形態では、プロンプト動作を行うことにより、正当な使用許可を有するユーザが現在の有効パスワードを知り、正しいパスワードを入力し得る。プロンプト動作を行う多数の手法が存在し、プロンプト動作とパスワードとの間の一意の対応を確立できる任意の手法が本出願の技術的解決法に適用可能である。
【0036】
例示的な実施態様では、
図3のパスワード1、パスワード2及びパスワード3のそれぞれは対応する模様を個別に有する。したがって、対応する模様が端末ロック画面インターフェース上に表示され、プロンプト動作を実施し得る。例えば、
図5に示す通り、現在の有効パスワードがパスワード1である場合、「パスワード表示ボックス」はパスワード1に対応する「○」、つまり
図5(a)に示す「○○○○」(ここで○の数はパスワードの桁数に相当し、つまり本実施例のパスワードは4桁を有する)として設定されてもよい。現在の有効パスワードがパスワード2の場合、「パスワード表示ボックス」はパスワード2に対応する「□」、つまり
図5(b)に示す「□□□□」として設定されてもよい。現在の有効パスワードがパスワード3の場合、「パスワード表示ボックス」はパスワード3に対応する「△」、つまり
図5(c)に示す「△△△△」として設定されてもよい。
【0037】
事実、
図5に示す実施例の「○」、「□」及び「△」などすべての模様は、視覚識別情報、つまり視覚的差異による認識及び差異化のための識別情報に属する。同様に、様々なパスワードの効果的な差異化は、例えば、画像、動画、背景色、包含される数字ボタンもしくは文字色、パスワード表示ボックスの色等により実施されてもよい。
【0038】
さらに、他の形態のプロンプト動作をさらに使用して様々なパスワード間の区別を実現してもよい。例えば、別の例示的な実施態様として、プロンプト情報がマルチメディアファイル、つまり音声ファイル、ビデオファイル等である場合、マルチメディアファイルを再生し、音声の観点または音声及び視覚の観点からパスワードにマーク付けしてもよい。具体的には、
図6に示す再生ボタンを端末ロック解除インターフェース上に設定してもよく、ボタンをクリックすることにより、対応するマルチメディアファイルを再生してもよい。別の実施例では、別の例示的な実施態様として、プロンプト情報が振動制御情報である場合、制御端末により様々な振動効果(振動強度及び振動時間等など)を実施し、パスワードを識別してもよい。当業者は、特定の形態のプロンプト動作が本明細書に限定されるわけではなく、複数組のパスワードを区別できる任意の技術的手段が本出願の技術的解決法に適用可能であることを理解すべきである。
【0039】
ステップ212は、ユーザにより入力されたパスワードを受信する。
【0040】
本実施形態では、パスワードが表1に示す数字のパスワード、例えば、パスワード1「1362」である場合、ユーザは
図5(a)の数字キーパッドを通じて、対応する数字の組合せを入力してもよい。明らかに、「数字のパスワード」は本出願のロック解除パスワードの例示的な実施態様にすぎない。別の例示的な実施態様では、ロック解除パスワードは、例えば、
図7に示す「ジェスチャパターン」を使用してもよい。
【0041】
例えば、
図7(a)の各ノードは「○」であり、現在の有効パスワードは表1に示すパスワード1である。
図7(b)の各ノードは「□」であり、現在の有効パスワードは表1に示すパスワード2である。
図7(c)の各ノードは「△」であり、現在の有効パスワードは表1に示すパスワード3である。明らかに、当業者は、特定形態のロック解除パスワードが本明細書に限定されるわけではなく、他の形態のロック解除パスワードが明らかに本出願の技術的解決法に適用可能であることを理解すべきである。
【0042】
ステップ214はユーザにより入力されたパスワードが現在の有効パスワードに一致するかどうかを判定し、一致する場合はステップ216に進み、それ以外の場合はステップ218に進む。
【0043】
ステップ216はステップ220に進み、ロック解除は成功する。
【0044】
ステップ218はステップ212に進み、ロック解除は失敗する。
【0045】
ステップ220は現在のパスワードに対して
無効識別子を追加し、ステップ206で決定された履歴パスワード(つまり「直近で使用された履歴パスワード」)の無効識別子を取り除く。
【0046】
本実施形態では、ステップ206で「直近で使用された履歴パスワード」が「無効識別子」により識別された後、ステップ214でユーザにより入力されたパスワードが現在の有効パスワードに一致するため、端末ロック画面インターフェースがロック解除される。したがって、端末ロック画面インターフェース上で行われる(N+1)番目のロック解除操作が完了し、「直近で使用された履歴パスワード」は、(N+1)番目のロック解除操作が端末ロック画面インターフェース上で行われる際に使用されるパスワードに更新される。
【0047】
例えば、表2に示す通り、(N+1)回目に使用されるロック解除パスワードがパスワード2の場合、パスワード2に対応する無効識別子の値を「1」に修正する必要があり、パスワード1に対応する無効識別子の値を「0」に修正する必要がある。したがって、トリガ及びロック解除操作が端末ロック画面インターフェースで(N+2)回目に行われる場合、パスワード2は選択されないだろう。
【0050】
明らかに、ステップ210などの
図2に示すプロンプト動作を行うためのステップは必須でなくてもよい。例えば、例示的な実施態様では、ユーザは、例えば、複数組のパスワードが順次有効になること、各組のパスワードは対応期間内に有効になること、各組のパスワードは対応する地理的位置で有効になること、現在のロック解除インターフェースのロック解除制御タイプ等の、ロック解除パスワードの複数組のパスワードからの選択方式を事前に知るか、または設定してもよい。したがって、ユーザは現在の状態または状況を基に、現在使用されるロック解除パスワードを判断してもよく、これによりロック解除操作を円滑に実施する。
【0051】
「現在のロック解除インターフェースのロック解除制御タイプ」とは、例えば、「キーボード入力」タイプ(
図4〜
図6に示す)、「9の格子模様」タイプ(3×3=9の接点を含み、
図7に示す)及び「16の格子模様」タイプ(「9の格子模様」タイプと同様に4×4=16の接点を含み、図示せず)などの、同じロック解除インターフェースに対する複数タイプのロック解除制御が使用されてもよいと理解され得る。対応するロック解除パスワードが現在のロック解除インターフェースで使用されるロック解除制御タイプを基に決定され得るよう、ユーザは各ロック解除制御タイプに対応する個別のパスワードを設定してもよい。これに応じて、同じロック解除制御タイプのパスワードは、例えば、(「キーボード入力」タイプのロック解除制御に対応して)入力する必要のある文字タイプまたは(「9の格子模様」タイプもしくは「16の格子模様」タイプのロック解除制御に対応する)ジェスチャタイプの全てである、本出願の「複数組のパスワード」として使用されてもよい。代替的には、複数のロック解除制御タイプのパスワードをさらに使用してもよい。
【0052】
図8は、本出願の例示的な実施形態に係る、電子装置の模式的な構造図である。
図8を参照すると、ハードウェアレベルで、電子装置はプロセッサ(複数可)、内部バス、ネットワークインターフェース、メモリ及び不揮発性記憶装置を含み、明らかに、他のサービスに必要なハードウェアをさらに含んでもよい。プロセッサ(複数可)は対応するコンピュータプログラムを不揮発性記憶装置からメモリに読み出し、コンピュータプログラムを実行し、これにより論理レベルでユーザインターフェースロック解除装置を形成する。明らかに、ソフトウェアの実施態様以外では、本出願は、論理装置の形態またはソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにおける実施態様などの他の実装を除外するわけではない。換言すると、以下の処理フローのエンティティを実行することは、種々の論理ユニットを含んでもよいがこれらに限定されず、さらにハードウェアまたは論理装置を含んでもよい。
【0053】
図9を参照すると、ソフトウェアの実施態様では、ユーザインターフェースロック解除装置は選択ユニット及びロック解除ユニットを含んでもよい。
【0054】
選択ユニットは、ロック解除インターフェースがトリガされると、インターフェースに適用可能なロック解除パスワードを複数の所定組のパスワードから選択するように構成される。
【0055】
ロック解除ユニットは、ロック解除パスワードに一致するユーザ入力パスワードを受信することに応えて、インターフェースのロック状態を解除するように構成される。
【0056】
任意には、選択ユニットは、具体的には、現在のロック解除インターフェースに直近で適用された履歴パスワードを決定し、複数組のパスワードの残りのパスワードからロック解除パスワードを選択するように構成される。
【0057】
任意には、選択ユニットは、具体的には、無効識別子を備える1組のパスワードを、履歴パスワードとして複数組のパスワードから選択するように構成される。
【0058】
装置は、ロック解除パスワードに一致するユーザ入力パスワードが受信されると、ロック解除パスワードに対して無効識別子を追加し、履歴パスワードに対応する無効識別子を取り除くように構成される識別子処理ユニットをさらに含む。
【0059】
任意には、選択ユニットは、具体的には、履歴パスワード及び複数組のパスワードの所定順序を基に、履歴パスワードの隣の1組のパスワードをロック解除パスワードとして使用するように構成される。
【0060】
任意には、装置は、ロック解除パスワードに対応するプロンプト情報を決定し、プロンプト情報に従ってプロンプト動作を行うように構成されるプロンプトユニットをさらに含む。
【0061】
任意には、プロンプト情報は、以下、すなわち視覚識別情報、マルチメディアファイル及び振動制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0062】
逐次的に有効になる複数組のロック解除パスワードを設定することにより、本出願は、したがって、特定組のパスワードが覗かれたとしても、実際に有効なロック解除パスワードを選択できる。その結果、覗かれたパスワードはユーザインターフェースのロック状態をロック解除するために使用することができず、これによりセキュリティの改善が促される。
【0063】
典型的な構成では、計算装置は1つ以上のプロセッサ(CPU)、入出力インターフェース、ネットワークインターフェース及びメモリを含む。
【0064】
メモリは、例えば、非永続的記憶装置、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)及び/または読み出し専用メモリ(ROM)もしくはフラッシュRAMなどの非不揮発性内部ストレージなどのコンピュータ可読媒体の形態を含んでもよい。メモリはコンピュータ可読媒体の一実施例である。
【0065】
コンピュータ可読媒体は、永続型または非永続型の取り外し可能または取り外し不可能な媒体を含んでもよく、任意の方法または技術を使用する情報の記憶を実現してもよい。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータを含んでもよい。コンピュータ記憶媒体の実施例は、相変化メモリ(PRAM)、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、他の種類のランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、クイック・フラッシュ・メモリもしくは他の内部記憶技術、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光ストレージ、磁気カセットテープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶装置、または計算装置によってアクセスされ得る情報を記憶するために使用され得る任意の他の非伝送媒体を含むが、これらに限定されるものではない。本明細書に定義される通り、コンピュータ可読媒体は変調されたデータ信号及び搬送波などの一時的な媒体を含まない。
【0066】
「comprise(備える)」、「include(含む)」などの用語及びその任意の他の変形形態は非排他的な包含を網羅することを意図することが、さらに留意されるべきである。一連の要素を含むプロセス、方法、製品または装置はこれらの要素を含むだけではなく、明示的に列挙されない他の要素を含み、あるいは係るプロセス、方法、製品または装置に既に存在する要素をさらに含む。追加の限定がない状況では、語句「include a/an…(を含む)」により定義される要素は、任意の他の類似要素がプロセス、方法、製品または装置に存在することを排除するものではない。
【0067】
上記の説明は本出願の好適な実施形態にすぎず、本出願を限定する目的はない。本出願の精神及び原則を逸脱することなく成される任意の変更形態、均等物置換及び改良は、本出願の保護範囲に該当するものとする。