(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6755840
(24)【登録日】2020年8月28日
(45)【発行日】2020年9月16日
(54)【発明の名称】回転電機
(51)【国際特許分類】
H02K 1/27 20060101AFI20200907BHJP
【FI】
H02K1/27 501A
H02K1/27 501M
H02K1/27 501K
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-159789(P2017-159789)
(22)【出願日】2017年8月22日
(65)【公開番号】特開2019-41450(P2019-41450A)
(43)【公開日】2019年3月14日
【審査請求日】2019年8月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松原 正克
(72)【発明者】
【氏名】久田 秀樹
(72)【発明者】
【氏名】松岡 佑将
【審査官】
池田 貴俊
(56)【参考文献】
【文献】
特開2016−063650(JP,A)
【文献】
特開2013−042596(JP,A)
【文献】
特開2010−178535(JP,A)
【文献】
国際公開第2009/069575(WO,A1)
【文献】
特開2007−104888(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第102355071(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 1/27
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定子鉄心および電機子巻線を有する固定子と、
回転子鉄心と、前記回転子鉄心に埋設され円周方向に並ぶ複数の磁極を形成した複数の永久磁石と、を有し、前記固定子に対して中心軸の回りで回転自在に設けられた回転子と、を備え、
前記回転子鉄心は、前記中心軸と同軸的に形成され駆動軸が嵌合される内孔と、それぞれ前記中心軸に対して放射方向に延び前記磁極の中心を通る複数の磁極中心軸と、前記磁極中心軸の両側に設けられ、それぞれ前記永久磁石が装填された2つの埋め込み孔と、それぞれ隣合う前記磁極の間に設けられ、間隔を置いて前記埋め込み孔に対向する複数の空隙孔と、を有し、
前記埋め込み孔の各々は、前記永久磁石が装填された装填領域と、前記永久磁石の磁化方向と直交する方向において前記永久磁石の内周側と外周側とにそれぞれ延出する内周側空隙および外周側空隙と、を含み、各内周側空隙は、前記装填領域の内周側の側縁の延長線よりも前記中心軸の側に膨出して形成され、
前記2つの埋め込み孔の内周側空隙は、前記磁極中心軸を挟んで互いに対向して位置し、前記2つの埋め込み孔の外周側空隙は、前記磁極中心軸から離間し、隣の磁極の埋め込み孔の外周側空隙に隣接対向して位置し、
前記埋め込み孔の外周側空隙と隣の磁極の埋め込み孔の外周側空隙との間隔をW1、前記空隙孔と前記埋め込み孔の装填領域との間隔をW2、前記空隙孔と前記埋め込み孔の内周側空隙との間隔をW3、前記回転子鉄心の内孔と前記埋め込み孔の内周側空隙との間隔をW4とした場合、前記回転子鉄心は、W1≦W2、W1≦W3、W1≦W4、かつ、W3<W2に形成されている永久磁石型の回転電機。
【請求項2】
前記空隙孔は、それぞれ前記埋め込み孔と間隔を置いて対向する少なくとも2辺を有する断面形状に形成されている請求項1に記載の永久磁石型の回転電機。
【請求項3】
前記各磁極中心軸の両側に設けられた2つの前記埋め込み孔および2つの永久磁石は、V字形状に配置され、前記内周側空隙が互いに隣接対向し、前記外周側空隙が前記磁極中心軸から離間している請求項1又は2に記載の永久磁石型の回転電機。
【請求項4】
前記永久磁石は、矩形の断面形状を有する板状に形成され、前記回転子鉄心の軸方向全長に亘って延在している請求項1から3のいずれか1項に記載の永久磁石型の回転電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明の実施形態は、回転子に永久磁石が埋め込まれた回転電機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、永久磁石の目覚しい研究開発により、高磁気エネルギー積の永久磁石が開発され、このような永久磁石を用いた永久磁石型の回転電機が電車や自動車の電動機あるいは発電機として適用されつつある。通常、永久磁石型の回転電機は、円筒状の固定子と、この固定子の内側に回転自在に支持された円柱形状の回転子と、を備えている。回転子は、回転子鉄心と、この回転子鉄心内に埋め込まれた複数の永久磁石と、を備えている。
【0003】
このような永久磁石型の回転電機では、外周面側に向かって開くV字形となるように永久磁石を回転子内に埋め込むことにより、マグネットトルクに加えて、リラクタンストルクも積極的に利用できる磁気回路を形成することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−75882号公報
【特許文献2】特開2010−80799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
移動体の駆動源として用いられる回転電機では、取り付けスペースが小さく、限られた空間の中で高トルク、高出力化することが要求される。更に、同じトルクであれば、より軽量であることが望まれている。
【0006】
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、トルク特性を維持しつつ重量の低減が可能な永久磁石型の回転電機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、永久磁石型の回転電機は、固定子鉄心および電機子巻線を有する固定子と、回転子鉄心と、前記回転子鉄心に埋設され円周方向に並ぶ複数の磁極を形成した複数の永久磁石と、を有し、前記固定子に対して中心軸の回りで回転自在に設けられた回転子と、を備えている。前記回転子鉄心は、前記中心軸と同軸的に形成され駆動軸が嵌合される内孔と、それぞれ前記中心軸に対して放射方向に延び前記磁極の中心を通る複数の磁極中心軸と、前記磁極中心軸の両側に設けられ、それぞれ前記永久磁石が装填された2つの埋め込み孔と、それぞれ隣合う前記磁極の間に設けられ、間隔を置いて前記埋め込み孔に対向する複数の空隙孔と、を有している。前記埋め込み孔の各々は、前記永久磁石が装填された装填領域と、前記永久磁石の磁化方向と直交する方向において前記永久磁石の内周側と外周側とにそれぞれ延出する内周側空隙および外周側空隙と、を含み、
、各内周側空隙は、前記装填領域の内周側の側縁の延長線よりも前記中心軸の側に膨出して形成され、前記2つの埋め込み孔の内周側空隙は、前記磁極中心軸を挟んで互いに対向して位置し、前記2つの埋め込み孔の外周側空隙は、前記磁極中心軸から離間し、隣の磁極の埋め込み孔の外周側空隙に隣接対向して位置し、前記埋め込み孔の外周側空隙と隣の磁極の埋め込み孔の外周側空隙との間隔をW1、前記空隙孔と前記埋め込み孔の装填領域との間隔をW2、前記空隙孔と前記埋め込み孔の内周側空隙との間隔をW3、前記回転子鉄心の内孔と前記埋め込み孔の内周側空隙との間隔をW4とした場合、前記回転子鉄心は、W1≦W2、W1≦W3、W1≦W4、
かつ、W3<W2に形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係る永久磁石型回転電機を示す断面図。
【
図2】
図2は、前記永久磁石型回転電機の回転子の一部を拡大して示す断面図。
【
図3】
図3は、前記回転電機の回転子鉄心および永久磁石を示す斜視図。
【
図4】
図4は、変形例に係る永久磁石型回転電機の回転子の一部を拡大して示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
【0010】
図1は、実施形態に係る永久磁石型の回転電機の断面図、
図2は、回転子の一部を拡大して示す断面図、
図3は、回転子を示す斜視図である。
【0011】
図1に示すように、回転電機10は、例えば、インナーロータ型の回転電機として構成され、図示しない固定枠に支持された環状あるいは円筒状の固定子12と、固定子の内側に中心軸Cの回りで回転自在に、かつ固定子12と同軸的に支持された回転子14と、を備えている。回転電機10は、例えば、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)において、駆動モータあるいは発電機に好適に適用される。
【0012】
固定子12は、円筒状の固定子鉄心16と固定子鉄心16に巻き付けられた電機子巻線18とを備えている。固定子鉄心16は、磁性材、例えば、ケイ素鋼などの円環状の電磁鋼板を多数枚、同芯状に積層して構成されている。固定子鉄心16の内周部には、複数のスロット20が形成されている。複数のスロット20は、円周方向に等間隔を置いて並んでいる。各スロット20は、固定子鉄心16の内周面に開口し、この内周面から放射方向に延出している。また、各スロット20は、固定子鉄心16の軸方向の全長に亘って延在している。複数のスロット20を形成することにより、固定子鉄心16の内周部は、回転子14に面する多数の固定子ティース21を構成している。そして、複数のスロット20に電機子巻線18が埋め込まれ、固定子ティース21に巻き付けられている。
【0013】
図1および
図3に示すように、回転子14は、両端が図示しない軸受により回転自在に支持された回転軸22と、この回転軸22の軸方向ほぼ中央部に固定された円筒形状の回転子鉄心24と、回転子鉄心24内に埋め込まれた複数の永久磁石26と、を有している。回転子14は、固定子12の内側に僅かな隙間を置いて同軸的に配置されている。すなわち、回転子14の外周面は、僅かな隙間をおいて、固定子12の内周面に対向している。回転子鉄心24は中心軸Cと同軸的に形成された内孔25を有している。回転軸22は内孔25に挿通および嵌合され、回転子鉄心24と同軸的に延在している。
【0014】
回転子鉄心24は、磁性材、例えば、ケイ素鋼などの円環状の電磁鋼板24aを多数枚、同芯状に積層した積層体として構成されている。回転子鉄心24は、それぞれ回転子鉄心24の半径方向あるいは放射方向に延びるd軸、およびd軸に対して電気的に90°離間したq軸を有している。ここでは、界磁磁極の中心軸をd軸とし、d軸に対して電気的に直角な方向をq軸としている。d軸およびq軸は、回転子鉄心24の円周方向に交互に、かつ、所定の位相で設けられている。
【0015】
図1および
図2に示すように、回転子鉄心24の円周方向において、各d軸の両側に2つの磁石埋め込み孔34が形成されている。各埋め込み孔34は、回転子鉄心24を軸方向に貫通して延びている。埋め込み孔34は、ほぼ矩形の断面形状を有し、それぞれd軸に対して傾斜している。回転子鉄心24の中心軸Cと直交する平面でみた場合、2つの埋め込み孔34は、例えば、ほぼV字状に並んで配置されている。ここでは、磁石埋め込み孔34の内周側の端はそれぞれd軸に隣接し、僅かな隙間をおいて互いに対向している。回転子鉄心24において、2つの埋め込み孔34の内周側端の間に、幅の狭い磁路狭隘部(ブリッジ部)36が形成されている。埋め込み孔34の外周側の端は、回転子鉄心24の円周方向に沿ってd軸から離間し、回転子鉄心24の外周面の近傍およびq軸の近傍に位置している。これにより、埋め込み孔34の外周側の端は、隣合う磁極の埋め込み孔34の外周側端と、q軸を挟んで隣接対向している。回転子鉄心24において、埋め込み孔34の外周側端と回転子鉄心24の外周縁との間に幅の狭い磁路狭隘部(ブリッジ部)38が形成されている。
【0016】
各埋め込み孔34は、永久磁石26の断面形状に対応した矩形状の装填領域34aと、この装填領域34aの長手方向(永久磁石26の磁化方向に垂直な方向)の両側に延出する2つの空隙(内周側空隙34bおよび外周側空隙34c)と、更に、装填領域34aの長手方向両端において埋め込み孔34の内周側端面から埋め込み孔34内に突出した一対の係止凸部34dと、を有している。
【0017】
回転子鉄心24に複数の空隙孔(透孔)30が形成されている。空隙孔30は、それぞれ回転子鉄心24を軸方向に貫通して延びている。空隙孔30は、それぞれq軸上に位置し、隣合う磁極の2つ埋め込み孔34の間に設けられている。空隙孔30は、多角形、例えば、三角形の断面形状を有している。空隙孔30の断面は、q軸に直交する一辺30aと、それぞれ埋め込み孔34に間隔を置いて対向する2辺30b、30cと、を有している。
【0018】
隣合う2つの磁極の外周側空隙34c間の間隔をW1、空隙孔30と埋め込み孔34の装填領域34aとの間隔をW2、空隙孔30と埋め込み孔34の内周側空隙34bとの間隔をW3、更に、回転軸22、すなわち、回転子鉄心24の内孔25と埋め込み孔34の内周側空隙34bとの間隔をW4とした場合、回転子鉄心24は、W1≦W2、かつW1≦W3、かつW1≦W4の関係を満たすように形成されている。間隔W1、W2、W3、W4の内、間隔W1が最も狭く、最も狭い磁路を形成している。また、W2≦W4およびW3≦W4であり、埋め込み孔34の内周側空隙34bと内孔25との間に、最も広い間隔W4の磁路が形成されている。なお、間隔W2、W3は、W2≦W3あるいはW3≦W2のいずれでもよく、埋め込み孔34と空隙孔30との間に形成される磁路の幅が、間隔W1よりも大きく、間隔W4よりも小さければよい。
【0019】
図2および
図3に示すように、永久磁石26は、各埋め込み孔34に装填され、回転子鉄心24に埋め込まれている。永久磁石26は、例えば、断面が矩形状の細長い平板状に形成され、回転子鉄心24の軸方向長さとほぼ等しい長さL1を有している。永久磁石26は、軸方向(長手方向)に複数に分割された磁石を組み合わせて構成されてもよく、この場合、複数の磁石の合計の長さが回転子鉄心24の軸方向長さとほぼ等しくなうように形成される。各永久磁石26は回転子鉄心24のほぼ全長に亘って埋め込まれている。永久磁石26の磁化方向は、永久磁石26の表面および裏面と直交する方向としている。
【0020】
永久磁石26は、埋め込み孔34の装填領域34aに装填され、接着剤等により回転子鉄心24に固定されている。更に、永久磁石26は、一対の角部が係止凸部34dにそれぞれ当接している。これにより、永久磁石26は、装填領域34a内に位置決めされている。各d軸の両側に位置する2つの永久磁石26は、ほぼV字状に並んで配置されている。各d軸の両側に位置する2つの永久磁石26は、回転子鉄心24の円周方向において磁化方向が逆向きとなるように配置され、また、各q軸の両側に位置する2つの永久磁石26は、磁化方向が同一となるように配置されている。複数の永久磁石26を上記のように配置することにより、回転子鉄心24の外周部において各d軸上の領域は1つの磁極40を中心に形成し、各q軸上の領域は磁極間部42を中心に形成している。本実施形態では、回転電機10は、隣接する1磁極40毎に永久磁石26のN極とS極の表裏を交互に配置した、8極(4極対)、48スロットで、単層分布巻で巻線した永久磁石埋め込み型の回転電機を構成している。
【0021】
上記のように構成された永久磁石型の回転電機10によれば、電機子巻線18に通電することにより、電機子巻線18から発生する回転磁界と、永久磁石26の発生磁界との相互作用により、回転子14が回転軸22を中心に回転する。回転電機10は、固定子12と永久磁石26との間に生じる吸引力と反発力に起因するマグネットトルクに加えて、磁束が通過する磁路を最短にしようとするリラクタンストルクとの総合トルクにより回転駆動される。回転電機10は、通電入力する電気的エネルギを、回転子14と一体回転する回転軸22から機械的エネルギとして出力することができる
回転子14の各部の間隔W1、W2、W3、W4は、それぞれ磁束が流れる磁路の幅に相当している。これらの間隔をW1≦W2、W1≦
W3、W1≦W4とすることにより、すなわち、隣合う磁極40の埋め込み孔34の外周側空隙34cの間隔W1を最も狭くすることにより、この部分の磁路の幅を最も狭くしている。これにより、磁束の流れを規制し、隣接磁極への磁束漏れを防止し、磁極中心軸(d軸)側の磁路に効率よく磁束を流すことができる。電機子巻線18から回転子14内を流れる磁束および永久磁石26の磁束を有効にトルク発生に寄与させることができ、回転電機のトルク特性向上を図ることが可能となる。更に、上述した間隔、つまり、磁路幅を設定するために空隙孔30を複数設けることにより、回転子鉄心24の重量を低減し、回転電機10の軽量化に貢献することができる。前記間隔をW1≦W2、W1≦
W3、W1≦W4とすることにより、q軸の磁束の低下によるトルクの低下を最小限としつつ、略三角形の空隙孔30を最大化することができる。
【0022】
以上により、本実施形態によれば、トルク特性を維持しつつ重量の低減が可能な永久磁石型の回転電機が得られる。
【0023】
なお、この発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0024】
例えば、回転子の磁極数、寸法、形状等は、前述した実施形態に限定されることなく、設計に応じて種々変更可能である。空隙孔30の断面形状は、三角形に限らず、種々の形状を選択可能である。例えば、
図4に示すように、空隙孔30は、五角形の断面形状を有する孔としてもよい。空隙孔30は、埋め込み孔34に所定の間隔を置いて対向する少なくとも2辺30a、30bを有する形状であればよい。
【符号の説明】
【0025】
10…回転電機、12…固定子、14…回転子、16…固定子鉄心、
18…電機子巻線、20…スロット、22…回転軸、24…回転子鉄心、
26…永久磁石、30…空隙孔、34…磁石埋め込み孔、34a…装填領域、
34b…内周側空隙、34c…外周側空隙