特許第6813302号(P6813302)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6813302回転翼機操縦装置およびかかる回転翼機操縦装置を備えた回転翼機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6813302
(24)【登録日】2020年12月21日
(45)【発行日】2021年1月13日
(54)【発明の名称】回転翼機操縦装置およびかかる回転翼機操縦装置を備えた回転翼機
(51)【国際特許分類】
   B64C 27/56 20060101AFI20201228BHJP
【FI】
   B64C27/56
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2016-159501(P2016-159501)
(22)【出願日】2016年8月16日
(65)【公開番号】特開2017-81528(P2017-81528A)
(43)【公開日】2017年5月18日
【審査請求日】2019年7月26日
(31)【優先権主張番号】14/921,878
(32)【優先日】2015年10月23日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】500520743
【氏名又は名称】ザ・ボーイング・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】The Boeing Company
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100163522
【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 晋平
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】パトリック・シー・スコフィールド
(72)【発明者】
【氏名】トッド・シー・ブラウン
【審査官】 諸星 圭祐
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第05403155(US,A)
【文献】 米国特許第08844880(US,B1)
【文献】 米国特許第05472156(US,A)
【文献】 特表2003−533404(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B64C 27/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための前記第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを含む、航空機に対するコレクティブ操縦桿と、
命令を格納するためのメモリと、
前記第1の入力に応答して、前記航空機を飛行させることに関連付けられた動作を前記航空機に実施させる前記命令を実行し、前記第2の入力に応答して、前記航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を前記航空機に実施させる前記命令を実行する、プロセッサと、
を備え、
前記回転インタフェースは前記コレクティブ操縦桿を少なくとも部分的に囲むカラーを含み、
前記カラーは、前記コレクティブ操縦桿のグリップの先細り面と係合するようにバイアスされるフォロワを含む、装置。
【請求項2】
前記カラーは、前記コレクティブ操縦桿の縦軸に対する前記カラーの回転位置を示すための前記カラーの外面上の表面構造を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記カラーは、縦方向に、回転して、前記第1の入力に関連付けられた前記カラーの第1の位置および前記第2の入力に関連付けられた前記カラーの第2の位置の間の中心位置にバイアスされる、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記中心位置において、前記フォロワは偶然の回転に対して前記カラーを十分に保護するための爪で受けられる、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記カラーは、前記フォロワを前記爪から取り外し、前記カラーを前記第1の方向または前記第2の方向の何れかに回転可能とするように、前記コレクティブ操縦桿の縦軸に対して移動可能である、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記コレクティブ操縦桿はグリップおよびヘッドを含み、前記回転インタフェースは前記グリップおよび前記ヘッドの間に配置される、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記第1の方向への前記回転インタフェースの回転または前記第2の方向への前記回転インタフェースの回転に応答するスイッチをさらに備え、前記スイッチは、前記プロセッサが前記第1の入力または前記第2の入力を受信できるように前記プロセッサに接続される、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記第1の方向への前記回転インタフェースの回転または前記第2の方向への前記回転入力の回転に応答するスイッチをさらに備え、前記スイッチは、前記プロセッサが前記第1の入力または前記第2の入力を受信できるように前記プロセッサに接続される、請求項1に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にコレクティブ回転翼機操縦装置に関し、特に、回転翼機操縦装置およびかかる回転翼機操縦装置を備えた回転翼機に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘリコプタのような回転翼機は回転翼を使用して上昇および/または推力を提供する。かかる回転翼を使用することで、回転翼機を前方に、後方に、水平に飛行させ、かつ/またはホバリングさせることができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
例示的な装置は、第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを含む、航空機に対するコレクティブ操縦桿と、命令を格納するためのメモリと、第1の入力に応答して、航空機を飛行させることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行し、第2の入力に応答して、航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行する、プロセッサとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0004】
図1】例示的なコレクティブ操縦桿を備えた例示的な回転翼機の図である。
図2図1の例示的なコレクティブ操縦桿を実装するために使用できる例示的なコレクティブ操縦桿の正面図である。
図3】例示的なカラーを回転して線形的にバイアスするための例示的な構造を示す図2の例示的なコレクティブ操縦桿の前面部分断面図である。
図4図2の例示的なコレクティブ操縦桿の側面図である。
図5図2の例示的なコレクティブ操縦桿を実装するために使用できる例示的なカラーの透視図である。
図6図1の例示的なコレクティブ操縦桿を実装するために使用できる別の例示的なコレクティブ操縦桿の正面図である。
図7】例示的なカラーを回転して線形的にバイアスするための例示的な構造を示す図6の例示的なコレクティブ操縦桿の前面部分断面図である。
図8図6の例示的なコレクティブ操縦桿の側面図である。
図9図1の例示的な回転翼機を実装するように実施できる例示的な方法を示す図である。
図10図9の方法および図1の例示的な回転翼機を実装するために使用できるプロセッサプラットフォームを示す図である。
【0005】
図面は正しい縮尺では描かれていない。可能な場合は常に、同一または類似の部分を参照するために、図面(複数可)および詳細な説明にわたって同一の参照番号を使用する。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本明細書で開示する例は、回転翼機操縦装置および/またはかかる回転翼機操縦装置を有する例示的な回転翼機に関する。幾つかの回転翼機はヘリコプタおよび/またはタービン・ヘリコプタを備える。幾つかの例では、回転翼機操縦装置は例示的なコレクティブレバーおよび/またはコレクティブ操縦桿を備える。当該例示的なコレクティブ操縦桿を使用して、スロットル設定および/または回転翼機および/または回転翼機のエンジンの性能状態を変更することができる。幾つかの例では、性能状態は飛行状態またはアイドル状態を含む。
【0007】
幾つかの例では、オペレータが、スイッチを起動して回転翼機の電子状態を変更する機械入力をコレクティブ操縦桿に提供する。幾つかの例では、当該入力は、回転翼機のフルオーソリティデジタルエンジン制御(FADEC)システムおよび/または回転翼機のデュアルFADECシステムに提供される。幾つかの例では、開示した回転翼機は、FADECシステムまたはデュアルFADECシステムを含む。
【0008】
幾つかの例では、回転翼機の性能状態を変更するために、コレクティブ操縦桿は、コレクティブ操縦桿に結合されたおよび/または同軸的に結合された、例示的なバイアスド爪リング、スイッチリングおよび/またはカラーを備える。幾つかの例では、カラーは、コレクティブ操縦桿のグリップにおよび/または当該グリップに隣接して接続される。幾つかの例では、カラーは、コレクティブ操縦桿の下の端、例えば、コレクティブ操縦桿のヘッドにおよび/またはそれに隣接して接続される。幾つかの例では、カラーを相対的に小さくし、かつ/または、当該グリップの端に隣接してカラーを結合することによって、追加の空間および/または不動産をコレクティブ操縦桿に提供して、追加のボタン、レバー、スイッチ、インタフェース、機能、入力等を接続する。
【0009】
幾つかの例では、カラーは入力を回転翼機に提供するように回転可能である。幾つかの例では、カラーは、第1の入力を提供し、かつ/または、第1の入力を提供するようにスイッチを起動するように時計回りに回転可能である。幾つかの例では、カラーは、第2の入力を提供し、かつ/または、第2の入力を提供するようにスイッチを起動するように反時計回りに回転可能である。幾つかの例では、コレクティブ操縦桿は、カラーを、安全な、ロックされたおよび/または中心位置に回転して線形にバイアスするためのばねを含む。幾つかの例では、当該中心位置は、第1の入力に関連付けられた第1の位置と第2の入力に関連付けられた第2の入力位置との間に配置される。
【0010】
幾つかの例では、コレクティブ操縦桿に対するカラーの回転を可能とするために、オペレータは、カラーをロックされたおよび/または安全な位置からばねのバイアス力に対して押し進め、ロック用爪、溝および/または開口部から突起を取り外す。幾つかの例では、カラーが安全な位置から解放された後、オペレータは、カラーを時計回りまたは反時計回りの何れかで回転して所望の入力を回転翼機に提供することができる。幾つかの例では、第1の入力は飛行入力を回転翼機に提供し、第2の入力はアイドル入力を回転翼機に提供する。幾つかの例では、カラーが当該中心位置から離間されたときにオペレータがカラーを解放した場合、ばねは、カラーを安全な、中央の、爪および/またはニュートラルな位置にバイアスし、かつ/または、押し進める(例えば、自動的に押し進める)。
【0011】
幾つかの例では、例示的なカラーが、第1の入力および/または第2の入力を回転翼機に提供するようにオペレータがカラーを2つのおよび/または3つの動き(例えば、3つの公然な動き)で移動できるようにするために、当該例示的なコレクティブ操縦桿に配置されている。幾つかの例では、当該例示的なカラーをロック解除および/または解放するために、カラーはオペレータの親指と人差し指の間で握られ、次いで長手方向に動かされる。幾つかの例では、カラーは、オペレータがコレクティブ操縦桿に対するカラーの回転位置を決定できるようにする表面構造および/または突起部を備える。幾つかの例では、カラーをロック解除および/または解放するために、カラーが約0.95インチと0.127インチの間で移動する。幾つかの例では、カラーを安全な位置から解放された位置へ遷移させるための距離は、突起を安全な位置において確保する爪の長さに対応する。幾つかの例では、カラーをロックされたおよび/または安全な位置からロック解除されたおよび/または解放された位置に移動するときに抵抗が解消される。
【0012】
幾つかの例では、第1の入力をコレクティブ操縦桿および/または回転翼機に提供するために、カラーは第1の方向に回転される。幾つかの例では、第2の入力をコレクティブ操縦桿および/または回転翼機に提供するために、カラーは第2の方向に回転される。幾つかの例では、第1の抵抗はカラーを第1の方向に回転するように解消され、第2の抵抗はカラーを第2の方向に回転するように解消される。幾つかの例では、第1の抵抗は第2の抵抗と同一または類似である。幾つかの例では、第1の抵抗は第2の抵抗と異なる。第1の抵抗および第2の抵抗が異なる例では、第1のばね力を有する第1のばねがカラーを第1の方向に押し進めるときに解消されてもよく、第2のばね力を有する第2のばねがカラーを第2の方向に押し進めるときに解消されてもよい。例えば、飛行入力を提供するためにカラーを第1の方向に回転するとき、カラーを第2の方向に回転してアイドル入力を提供するときよりも少ない量の抵抗が解消される。幾つかの例では、カラーが第1の方向にほぼ45度回転されたときに第1の入力が受信され、カラーが第2の方向にほぼ45度回転されたときに第2の入力が受信される。幾つかの例では、カラーが回転され、オペレータがカラーを解放した後、ばね(複数可)が、カラーをニュートラルな、安全な、中央の、ロックされたおよび/またはラッチされた位置に戻すように押し進め、かつ/またはバイアスする。
【0013】
図1は、主回転刃104を含む主回転翼102および尾部回転翼108を含む尾部回転翼106を備えた例示的な回転翼機、ヘリコプタおよび/またはタービンヘリコプタ100を示す。本例では、ヘリコプタ100の飛行を制御するために、ヘリコプタ100は、例示的なサイクリック・スティック110、例示的なアンチトルクペダル112および例示的なコレクティブレバーおよび/またはコレクティブ操縦桿114を備える。
【0014】
幾つかの例では、ヘリコプタ100を特定の方向(例えば、前方、右、左等)に動せるようにするために、サイクリック・スティック110が、回転翼刃104および/または108のピッチ角度および/またはフェザリング角度を変更するために使用される。幾つかの例では、尾部回転翼106の推力を変更するために、アンチトルクペダル112が、例えば、尾部回転翼106の推力を増大または減少し、かつ/または、ヘリコプタ100の機首116の向きを所望の方向に変えさせるために使用される。幾つかの例では、ヘリコプタ100が主回転翼102から得られた上昇を増大および/または減少できるようにするために、コレクティブ操縦桿114は、主回転翼104の全てのピッチ角度を集合的に変更するために使用される。例えば、ヘリコプタ100が水平であるとき入力がコレクティブ操縦桿114から取得された場合、ヘリコプタ100は上昇(例えば、登る)または下降する。幾つかの例では、ヘリコプタ100が前方に移動するときに入力がコレクティブ操縦桿114から取得される場合、ヘリコプタ100は或る量の上昇とともに前方に加速する。
【0015】
ヘリコプタ100の動作状態に関連して入力を受信できるようにするために、例示的なコレクティブ操縦桿114は推力および/またはスロットル制御118を含む。幾つかの例では、推力制御118が、コンピュータ122に結合されたスイッチ120に入力(複数可)を提供する。本例では、コンピュータ122は、回転翼機100に配置され、プロセッサ124およびメモリ126を含む。
【0016】
当該入力が飛行入力を含む例では、幾つかの例では、プロセッサ124は、ヘリコプタ100を上昇させ、かつ/または、主回転翼刃104のトルクを増大させるための、メモリ126に格納された命令を実行する。当該入力がアイドル入力を含む例では、幾つかの例では、プロセッサ124は、ヘリコプタ100を下降させ、かつ/または、主回転翼刃104のトルクを減少させるための、メモリ126に格納された命令を実行する。
【0017】
図2乃至4は、図1の例示的なコレクティブ操縦桿114および図1の例示的な推力制御118をそれぞれ実装するために使用できる、例自適な推力制御202を含む例示的なコレクティブレバーおよび/またはコレクティブ操縦桿200の異なる図を示す。本例では、例示的なコレクティブ操縦桿200は、例示的なヘッド204、例示的な推力制御202および例示的なグリップ206を備える。推力制御202は例示的なヘッド204おと例示的なグリップ206の間に配置される。幾つかの例では、機械入力をスイッチ120により受信できるようにするために、スイッチ120は、コレクティブ操縦桿200の内部におよび/または推力制御202に隣接して配置される。
【0018】
示した例では、ヘッド204は、入力(複数可)をスイッチ120および/またはコンピュータ122に提供するためのボタンおよび/またはスイッチ208を備える。示した例では、推力制御202は、グリップ206の少なくとも一部を囲み、かつ/または、グリップ206上に同軸的に配置された例示的なカラーおよび/またはリング210として実装される。幾つかの例では、入力をスイッチ120および/またはコンピュータ122にカラー210から提供するために、カラー210は、カラー210を解放、ロック解除、および/または回転可能とするために、一般的に矢印214で示す方向に動かされる。カラー210が安全な位置から解放された後、カラー210は、一般的に矢印216で示す第1の方向にまたは一般的に矢印218で示す第2の方向に回転される。
【0019】
幾つかの例では、カラー210を第1の方向216に回転することで、ヘリコプタ100の飛行、上昇、および/または加速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令をプロセッサ124に実行させる、飛行入力に関連付けられた入力をスイッチ120に提供する。幾つかの例では、カラー210を第2の方向218に回転することで、ヘリコプタ100のアイドリング、下降、および/または減速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令をプロセッサ124に実行させる、アイドル入力に関連付けられた入力をスイッチ120に提供する。
【0020】
図3の例示的な部分断面図で示すように、カラー210がニュートラルな、安全なおよび/または中心位置に戻れるようにするために、ばねおよび/または波状ばね302が、カラー210とグリップ206の面(例えば、先細り面)304、306との間に配置される。示した例で示すように、カラー210がニュートラルなおよび/または中心位置に戻れるようにするために、グリップ206は、グリップ206により定義された溝および/または爪308へと続く先細り面304、306を含む。したがって、カラー210が爪308から取り外され第1の方向216および/または第2の方向218の何れかに回転されカラー210が解放された場合、ばね302は、カラー210の突起、鍵および/またはフォロワ310を先細り面304、306の1つに対して押し進め、先細り面304、306はフォロワ310を爪308に押し進める。本例では、フォロワ310が爪308内に配置されると、カラー210はさらなる回転に対して十分に安全が確保されている。図3の例は線形におよび/または回転してカラー210を中央のおよび/または安全な位置にバイアスする方式を示すが、カラー210を任意の他の適切な方式で線形におよび/または回転してバイアスしてもよい。
【0021】
図4は、ヘッド204を含む例示的なコレクティブ操縦桿200、例示的なカラー210および例示的なグリップ206を含む例示的な推力制御202の側面図を示す。示した例で示すように、例示的なカラー210は、グリップ206および/またはグリップ206の縦軸に対するカラーの回転位置210を示すようにカラー210の外周に関して十分に離間および/または構成される、表面構造、溝および/またはリブ402を含む。カラー210の回転位置が、カラー210が飛行入力をスイッチ120に提供しており、かつ/または、アイドル入力をスイッチ120に提供していること等を示してもよい。
【0022】
図5は、突起310およびリブ402を含む例示的なカラー210の透視図を示す。示した例では、カラー210は、カラー210をラッチ解除、解放、および/または安全解除するようにカラー210を移動する方向に関連付けられた第1の視覚インジケータおよび/またはエッチング502、飛行入力を提供するようにカラー210を回転することに関連付けられた第2の視覚インジケータおよび/またはエッチング504およびアイドル入力を提供するようにカラー210を回転することに関連付けられた第3の視覚インジケータおよび/またはエッチング506を含む。
【0023】
図6乃至8は、それぞれ例示的なコレクティブ操縦桿200および例示的な推力制御202を実装するために使用できる例示的な推力制御602を含む例示的なコレクティブレバーおよび/またはコレクティブ操縦桿600を示す。例示的なコレクティブ操縦桿600および例示的な推力制御602はそれぞれ、図2の例示的なレバー200および例示的な推力制御202と同様である。しかし、図2の例示的な推力制御202と対照的に、図6の推力制御602は、ヘッド204とグリップ206の間に配置されるのではなくグリップ206の土台604に配置される。
【0024】
幾つかの例では、入力をスイッチ120および/またはコンピュータ122に推力制御602のカラー606から提供するために、カラー606は、カラー606を安全解除し、ロック解除し、かつ/またはカラー606の回転を可能とする一般的に矢印607で示す方向に移動される。幾つかの例では、カラー606をロック解除した後、カラー210は、一般的に矢印608で示す第1の方向に回転されるか、または、一般的に矢印610で示す第2の方向に回転される。
【0025】
幾つかの例では、カラー210を第1の方向608に回転することで、ヘリコプタ100の飛行、上昇、および/または加速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令をプロセッサ124に実行させる、飛行入力に関連付けられた入力をスイッチ120に提供する。幾つかの例では、カラー606を第2の方向610に回転することで、ヘリコプタ100のアイドリング、下降、および/または減速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令をプロセッサ124に実行させる、アイドル入力に関連付けられた入力をスイッチ120に提供する。
【0026】
図7の例示的な部分断面図で示すように、カラー606は、図3のカラー210と同様な方式でバイアスされている。しかし、図2のカラー210と対照的に、先細り面304、306、爪308および突起310は、例えば、グリップ206の縦軸に対し反転されている。
【0027】
図8は、ヘッド204を含む例示的なコレクティブ操縦桿600、例示的なカラー606および例示的なグリップ206を含む例示的な推力制御602の側面図を示す。示した例で示すように、例示的なカラー606は、グリップ206に対するカラー606の回転位置を示すように離間および/または構成された表面構造、溝、突起および/またはリブ808を備える。幾つかの例では、突起808は、グリップ206を安全解除、ラッチ解除し、かつ/またはグリップ206に関してカラー210を回転する際にオペレータを支援し、かつ/またはグリップ206に対するカラーの回転位置606の指示を提供する。幾つかの例では、カラー606の回転位置が、カラー606が飛行入力をスイッチ120に提供しており、かつ/または、アイドル入力をスイッチ120に提供していること等を示してもよい。
【0028】
例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および例示的なメモリ126を実装する例示的な方式を図1乃至4および図6乃至8に示したが、図1乃至4および図6乃至8に示した要素、プロセスおよび/またはデバイスの1つまたは複数を、組み合わせ、分割し、再配置し、省略し、削除し、かつ/または任意の他の方法で実装してもよい。さらに、図1乃至4および図6乃至8に示した例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および例示的なメモリ126を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよび/またはハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアの任意の組合せにより実装してもよい。したがって、例えば、図1乃至4および図6乃至8に示した例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および例示的なメモリ126の何れかを、1つまたは複数のアナログまたはデジタル回路(複数可)、ロジック回路、プログラム可能プロセッサ(複数可)、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラム可能論理装置(複数可)(PLD(複数可))および/またはフィールド・プログラム可能論理装置(複数可)(FPLD(複数可))により実装してもよい。純粋にソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装をカバーするための本願の装置またはシステムの請求項の何れかを読むと、例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および例示的なメモリ126の少なくとも1つは図1乃至4に示され、図6乃至8は、ソフトェアおよび/またはファームウェアを格納するためのメモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、ブルーレイディスク等のような有形コンピュータ可読記憶装置または記憶ディスクを含むように明示的に定義される。さらに、例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および例示的なメモリ126は図1乃至4に示され、図6乃至8が、図示したものに加えて、またはその代わりとして1つまたは複数の要素、プロセスおよび/またはデバイスを含んでもよく、かつ/または、図示した要素、プロセス、およびデバイスの何れかまたは全てのうち複数を含んでもよい。
【0029】
図1のヘリコプタ100、例示的なコレクティブ操縦桿114、200、600、例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124、1012および/または例示的なメモリ126を実装するための例示的な方法を表す流れ図が図9に示されている。本例では、当該方法を、図10と関連して後述する例示的なプロセッサプラットフォーム1000で示すプロセッサ1012のようなプロセッサにより実行するためのプログラムを含むマシン可読命令を用いて実装してもよい。当該プログラムを、CD−ROM、フロッピ・ディスク、ハード・ドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイディスクのような有形コンピュータ可読記憶媒体、またはプロセッサ1012に関連付けられたメモリに格納されたソフトウェアで具体化してもよいが、プログラム全体および/またはその一部を、代替的に、プロセッサ1012以外のデバイスにより実行してもよく、かつ/または、ファームウェアまたは専用ハードウェアで具体化してもよい。さらに、当該例示的なプログラムを図9で示した流れ図を参照して説明したが、図1の例示的なヘリコプタ100、例示的なコレクティブ操縦桿114、200、600、例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および/または例示的なメモリ126を実装する多数の他の方法を代替的に使用してもよい。例えば、ブロックの実行順序を変更してもよく、かつ/または、説明したブロックの一部を変更、排除、または組み合わせてもよい。
【0030】
上述のように、図9の例示的な方法を、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、キャッシュ、ランダム・アクセスメモリ(RAM)および/または情報が任意の期間(例えば、一時的に当該情報をバッファし、かつ/またはキャッシュするために、拡張期間、永続的に、短期間)格納される任意の他の記憶装置または記憶ディスクのような有形コンピュータ可読記憶媒体に格納された符号化された命令(例えば、コンピュータおよび/またはマシン可読命令)を用いて実装してもよい。本明細書で使用する際、有形コンピュータ可読記憶媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置および/または記憶ディスクを含み、伝播信号および送信媒体を排除するように明示的に定義される。本明細書で使用する際、「有形コンピュータ可読記憶媒体」および「有形マシン可読記憶媒体」は交互に使用される。追加または代替として、図9の例示的な方法を、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取専用メモリ、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、キャッシュ、ランダム・アクセスメモリおよび/または情報が任意の期間(例えば、一時的に当該情報をバッファし、かつ/またはキャッシュするために、拡張期間、永続的に、短期間)格納される任意の他の記憶装置または記憶ディスクのような非一時的コンピュータおよび/またはマシン可読媒体に格納された符号化された命令(例えば、コンピュータおよび/またはマシン可読命令)を用いて実装してもよい。本明細書で使用する際、非一時的コンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置および/または記憶ディスクを含み、伝播信号および送信媒体を排除するように明示的に定義される。本明細書で使用する際、「少なくとも」という用語を請求項のプリアンブルにおいて移行語として使用するとき、当該用語は、「〜を含む」という用語が制約のないものであるのと同様に、制約のないものである。
【0031】
図9の方法が、入力が受信されたかどうかを、例えば、プロセッサ124、1012が、スイッチ120からおよび/または推力制御118、202および/または602から受信されたかどうかを判定することによって、判定することで開始してもよい(ブロック902)。幾つかの例では、推力制御118、202および/または602および/または推力制御118、202および/または602のカラー210、606が、スイッチ120により入力を受信させるために、および/または、当該スイッチを切るために時計回りおよび/または反時計回りに回転されたとき、入力が受信される。
【0032】
入力が受信された場合、第1の入力がスイッチ120および/または推力制御118、202および/または602から受信されたことを例えば、プロセッサ124、1012が判定および/または特定することによって、当該入力が飛行入力に関連するかどうかが判定される(ブロック904)。幾つかの例では、オペレータが推力制御118、202、602および/または推力制御118、202および/または602のカラー210、606をスイッチ120が切れるまでほぼ45度時計回りに回転したとき、当該飛行入力が受信される。幾つかの例では、スイッチ120は、推力制御118、202、602の内部におよび/またはカラー210、606に隣接して配置される。
【0033】
当該飛行入力が受信された場合、回転翼機は、例えば、プロセッサ124、1012がヘリコプタ100の飛行、上昇、および/または加速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令を実行することにより、当該飛行入力に関連するプロセスを実施させられる(ブロック906)。
【0034】
飛行入力が受信されない場合、例えば、プロセッサ124、1012が、第2の入力がスイッチ120および/または推力制御118、202および/または602から受信されたことを判定および/または特定することによって、当該入力がアイドル入力に関連するかどうかが判定される(ブロック908)。幾つかの例では、スイッチ120が切れるまで、オペレータが推力制御118、202、602および/または推力制御118、202および/または602のカラー210、606をほぼ45度反時計回りに回転したとき、当該アイドル入力が受信される。
【0035】
当該アイドル入力が受信された場合、回転翼機は、例えば、プロセッサ124、1012がアイドリング、下降、および/または減速に関連付けられた機能をヘリコプタ100に実施させるためのメモリ126に格納された命令を実行することにより、当該アイドル入力に関連するプロセスを実施させられる(ブロック910)。
【0036】
図10は、図1のヘリコプタ100、例示的なコレクティブ操縦桿114、200、600、例示的なスイッチ120、例示的なコンピュータ122、例示的なプロセッサ124および/または例示的なメモリ126を実装するための図9の命令を実行できる例示的なプロセッサプラットフォーム1000のブロック図である。プロセッサプラットフォーム1000が、例えば、サーバ、パーソナル・コンピュータ、モバイルデバイス(例えば、携帯電話、スマート・フォン、iPad(登録商標))のようなタブレット、携帯情報端末(PDA)、インターネット機器、または任意の他種のコンピューティングデバイスであることができる。
【0037】
示した例のプロセッサプラットフォーム1000はプロセッサ1012を備える。示した例のプロセッサ1012はハードウェアである。例えば、プロセッサ1012を任意の所望のファミリまたは製造業者からの1つまたは複数の集積回路、ロジック回路、マイクロプロセッサまたはコントローラにより実装することができる。
【0038】
示した例のプロセッサ1012はローカル・メモリ1013(例えば、キャッシュ)を備える。示した例のプロセッサ1012は、揮発性メモリ1014および不揮発性メモリ1016を含む主メモリとバス1018を介して通信する。揮発性メモリ1014を、同期ダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミック・ランダム・アクセスメモリ(RDRAM)および/または任意の他種のランダム・アクセスメモリデバイスにより実装してもよい。不揮発性メモリ1016を、フラッシュメモリおよび/または任意の他の所望のタイプのメモリデバイスにより実装してもよい。主メモリ1014、1016へのアクセスはメモリコントローラにより制御される。
【0039】
示した例のプロセッサプラットフォーム1000はまた、インタフェース回路1020を備える。インタフェース回路1020を、イーサネット(登録商標)インタフェース、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、および/またはPCIエクスプレスインタフェースのような任意のタイプのインタフェース標準により実装してもよい。
【0040】
示した例では、1つまたは複数の入力装置1022はインタフェース回路1020に接続される。入力装置(複数可)1022により、ユーザはデータおよびコマンドをプロセッサ1012に入力することができる。当該入力装置(複数可)を、例えば、オーディオ・センサ、マイクロフォン、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、isopointおよび/または音声認識システムにより実装することができる。
【0041】
1つまたは複数の出力装置1024は示した例のインタフェース回路1020にも接続される。出力装置1024を、例えば、ディスプレイデバイス(例えば、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶ディスプレイ、カソード・レイ・チューブ・ディスプレイ(CRT)、タッチスクリーン、触覚出力装置、触覚フィードバック・デバイス、可聴信号デバイス、発光ダイオード(LED)、プリンタおよび/またはスピーカ)により実装することができる。当該示した例のインタフェース回路1020は、したがって、一般に、グラフィックスドライバカード、グラフィックスドライバチップまたはグラフィックスドライバプロセッサを含む。
【0042】
示した例のインタフェース回路1020はまた、外部マシン(例えば、任意の種類のコンピューティング・デバイス)とネットワーク1026(例えば、イーサネット(登録商標)接続、デジタル加入者線(DSL)、電話回線、同軸ケーブル、セルラ電話システム等)を介してデータを交換するのを容易にするための、送信機、受信機、送受信機、モデムおよび/またはネットワーク・インタフェース・カードのような通信デバイスを含む。
【0043】
示した例のプロセッサプラットフォーム1000はまた、ソフトウェアおよび/またはデータを格納するための1つまたは複数の大容量記憶装置1028を備える。かかる大容量記憶装置1028の例は、フロッピディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、ブルーレイディスクドライブ、RAIDシステム、およびデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブを含む。
【0044】
図9の符号化された命令1032を、大容量記憶装置1028内に、揮発性メモリ1014内に、不揮発性メモリ1016内に、および/またはCDまたはDVDのような取外し可能有形コンピュータ可読記憶媒体上に格納してもよい。
【0045】
以上から、上で開示した方法、装置および製品が、例えば、コレクティブレバー上の別々のスロットルクオドラントおよび/または回転式グリップを排除しかつ/またはコレクティブレバーおよび/または推力制御のためのコックピット間の機械相互接続を削減かつ/もしくは排除する、航空機(例えば、回転翼機、ヘリコプタ等)向けのコレクティブレバーおよび/またはコレクティブ操縦桿に関することは理解される。幾つかの例では、本明細書で開示した例示的な推力制御により、荷重が減り、より多くの部屋および/または不動産を、追加のスイッチ、インタフェース、ボタン等をグリップに接続するために利用可能とする。例えば、スイッチ、インタフェース、ボタン等を、コレクティブレバーの当該ヘッドの下に(例えば、当該グリップ上に)接続してもよい。幾つかの例では、本明細書で開示した例示的な推力制御は、例示的な推力制御を実装するために使用される機械ハードウェアの量を削減すること(例えば、コックピット間の接続を排除すること、内部配線通路問題を軽減すること等)によりコストを削減する。
【0046】
幾つかの例では、航空機がオフであるとき、例示的な推力制御の例示的なカラーは通常の、ニュートラルなおよび/または中央の位置にある。パイロットが航空機に入った後、パイロットは、エンジンスイッチをオン/スタート位置に移動してもよく、すると、航空機が燃料をエンジン(複数可)に導入することにより動き始める。スタータがかかると、エンジンスイッチをスタート位置から解放してもよい。
【0047】
幾つかの例では、パイロットは、例示的な推力制御の例示的なカラーをラッチ解除し当該例示的なカラーをほぼ45度回転することによって、航空機をアイドルから飛行に遷移させることができる。しかし、他の例では、カラーを任意の量(例えば、20度、25度、30度等)回転して、入力(例えば、第1の入力、第2の入力等)を受信できるようにしてもよい。幾つかの例では、飛行入力が受信されると、航空機の回転翼システムは地上アイドル速度から異なる速度(例えば、航空機の飛行に関連付けられた速度)へ加速する。幾つかの例では、飛行入力が受信された後、航空機回転翼システムは、航空機が飛行できるようにするメモリに格納された加速スケジュールに基づいて飛行速度に加速する。
【0048】
幾つかの例では、パイロットは、例示的な推力制御の例示的なカラーをラッチ解除し当該例示的なカラーをほぼ45度回転することによって、航空機を飛行からアイドルに遷移させることができる。幾つかの例では、アイドル入力が受信されると、航空機回転翼システムは飛行速度から異なる速度(例えば、航空機のアイドリングに関連付けられた速度)へ減速する。幾つかの例では、アイドル入力が受信された後、航空機回転翼システムは、例えば、メモリに格納された減速スケジュールに基づいてアイドル速度に減速する。
【0049】
幾つかの例では、パイロットは、例示的な推力制御の例示的なカラーをラッチ解除し当該例示的なカラーをほぼ45度回転させることによって、航空機を飛行中に飛行からアイドルに遷移させることができる。幾つかの例では、アイドル入力が受信されたとき、航空機回転翼システムは、メモリに格納された減速スケジュールに基づいて、飛行速度から異なる速度、例えば(例えば、航空機のアイドリングに関連付けられた速度)へ減速する。
【0050】
幾つかの例では、パイロットは、例示的な推力操縦桿の例示的なカラーをラッチ解除し当該例示的なカラーをほぼ45度回転することによって、航空機回転翼システムを飛行中にアイドルから飛行に遷移させることができる。幾つかの例では、飛行入力が受信されたとき、航空機回転翼システムは、メモリに格納された加速スケジュールに基づいて、アイドル速度から異なる速度、例えば(例えば、航空機の加速に関連付けられた速度)へ加速する。
【0051】
幾つかの例では、パイロットは、例示的な推力制御の例示的なカラーをラッチ解除し当該例示的なカラーをほぼ45度回転することによって地上で航空機を飛行からアイドルに遷移させることができる。幾つかの例では、アイドル入力が受信されたとき、航空機回転翼システムは、メモリに格納された減速スケジュールに基づいて飛行速度から異なる速度、例えば(例えば、航空機のアイドリングに関連付けられた速度)へ減速する。
【0052】
例示的な装置は、第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを含む、航空機に対するコレクティブ操縦桿と、命令を格納するためのメモリと、第1の入力に応答して、航空機を飛行させることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行し、第2の入力に応答して、航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行する、プロセッサとを備える。
【0053】
幾つかの例では、当該回転インタフェースは、コレクティブ操縦桿を少なくとも部分的に囲むカラーを含む。幾つかの例では、カラーは、コレクティブ操縦桿の縦軸に対するカラーの回転位置を示すためのカラーの外面上の表面構造を含む。幾つかの例では、カラーは、コレクティブ操縦桿の表面と係合するようにバイアスされるフォロワを含む。幾つかの例では、カラーは、縦方向に、回転して、第1の入力に関連付けられたカラーの第1の位置および第2の入力に関連付けられたカラーの第2の位置の間の中心位置にバイアスされる。幾つかの例では、当該中心位置において、当該フォロワは偶然の回転に対してカラーを十分に保護するための爪で受けられる。
【0054】
幾つかの例では、カラーは、当該フォロワを当該爪から取り外し、カラーを第1の方向または第2の方向の何れかに回転可能とするように、コレクティブ操縦桿の縦軸に対して移動可能である。幾つかの例では、コレクティブ操縦桿はグリップおよびヘッドを含み、当該回転インタフェースは当該グリップとヘッドの間に配置される。幾つかの例では、当該装置は、第1の方向への当該回転インタフェースの回転または第2の方向への当該回転インタフェースの回転に応答するスイッチを含む。当該スイッチは、当該プロセッサが第1の入力または第2の入力を受信できるように当該プロセッサに接続される。
【0055】
例示的な装置は、飛行エンジン制御に関連付けられた第1の状態とアイドルエンジン制御に関連付けられた第2の状態との間のエンジン性能状態のスイッチ可能な電子制御を可能とする回転可能なリングを備えたコレクティブ操縦桿を備える。当該リングはコレクティブ操縦桿に同軸的に設置される。幾つかの例では、当該回転リングは、当該操縦桿の縦軸に関して当該リングを動かして突起を爪から離すことを可能とすることによって、当該リングの回転を可能とするように解放可能である。幾つかの例では、当該装置は、第1の状態に関連付けられた第1の位置および第2の位置に関連付けられた第2の位置の間の中心位置に長手方向に回転して当該リングをバイアスするためのばねを備える。幾つかの例では、カラーは、当該コレクティブ操縦桿の先細り面または爪と係合するように押し進められるフォロワと、当該爪に配置するように当該フォロワをバイアスするためのばねとカラーの間および当該フォロワと当該先細り面の間の相互作用とを備える。幾つかの例では、当該回転リングはコレクティブ操縦桿の土台またはヘッドに隣接して配置される。
【0056】
例示的な装置は、主回転翼および尾部回転翼と、回転翼機内に配置され、第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを含むコレクティブ操縦桿と、命令を格納するためのメモリと、回転翼機に回転翼機の飛行に関連付けられた動作を実施させる命令を実行するための第1の入力に応答し、回転翼機に航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を実施させる命令を実行するための第2の入力に応答するプロセッサとを含む回転翼機を備える。
【0057】
幾つかの例では、当該回転インタフェースはコレクティブ操縦桿を少なくとも部分的に囲むカラーを含む。当該カラーは、ばねによりコレクティブ操縦桿の縦軸に対して回転して長手方向にバイアスされている。幾つかの例では、カラーは、カラーが第1の方向に回転し第2の方向に回転できる解放された位置へのカラーの回転を実質的に防止する安全な位置から可動である。幾つかの例では、当該安全な位置において、カラーの突起はコレクティブ操縦桿の爪で受信され、カラーは、当該突起を爪から離し、当該安全な位置から当該解放された位置へのカラーの遷移を可能とするように当該縦軸に対して可動である。幾つかの例では、カラーは、当該コレクティブ操縦桿の先細り面または爪と係合するように押し進められるフォロワと、当該フォロワを当該爪に配置するように促すためのばねおよびカラーの間および当該フォロワおよび当該先細り面の間の相互作用とを備える。幾つかの例では、当該装置は、幾つかの例では、第1の方向への当該回転インタフェースの回転または第2の方向への当該回転入力の回転に応答するスイッチを備える。当該スイッチは、当該プロセッサが第1の入力または第2の入力を受信できるように当該プロセッサに接続される。
【0058】
本開示の1態様によれば、第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを含む、航空機に対するコレクティブ操縦桿と、命令を格納するためのメモリと、第1の入力に応答して、航空機を飛行させることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行し、第2の入力に応答して、航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を航空機に実施させる命令を実行する、プロセッサとを備える装置が提供される。
【0059】
回転インタフェースが、コレクティブ操縦桿を少なくとも部分的に囲むカラーを含む装置が開示される。
【0060】
カラーが、コレクティブ操縦桿の縦軸に対するカラーの回転位置を示すためのカラーの外面上の表面構造を含む装置が開示される。
【0061】
カラーが、コレクティブ操縦桿の表面と係合するようにバイアスされるフォロワを含む装置が開示される。
【0062】
カラーが、縦方向に、回転して、第1の入力に関連付けられたカラーの第1の位置および第2の入力に関連付けられたカラーの第2の位置の間の中心位置にバイアスされる装置が開示される。
【0063】
当該中心位置において、当該フォロワが偶然の回転に対してカラーを十分に保護するための爪で受けられる装置が開示される。
【0064】
カラーが、当該フォロワを当該爪から取り外し、カラーを第1の方向または第2の方向の何れかに回転可能とするように、コレクティブ操縦桿の縦軸に対して移動可能である装置が開示される。
【0065】
コレクティブ操縦桿がグリップおよびヘッドを含み、当該回転インタフェースが当該グリップと当該ヘッドの間に配置される装置が開示される。
【0066】
当該装置はさらに、第1の方向への当該回転インタフェースの回転または第2の方向への当該回転インタフェースの回転に応答するスイッチを含むように開示される。当該スイッチは、当該プロセッサが第1の入力または第2の入力を受信できるように当該プロセッサに接続される。
【0067】
本開示の別の態様によれば、飛行エンジン制御に関連付けられた第1の状態とアイドルエンジン制御に関連付けられた第2の状態との間のエンジン性能状態のスイッチ可能な電子制御を可能とする、コレクティブ操縦桿に同軸的に設置された回転可能なリングを備えたコレクティブ操縦桿を備える装置が提供される。
【0068】
当該回転リングが、突起を爪から離せるように当該制御桿の縦軸に対して当該リングを動かすことによって当該リングの回転を可能とするように解放可能である装置が開示される。
【0069】
当該装置はさらに、第1の状態に関連付けられた第1の位置および第2の位置に関連付けられた第2の位置の間の中心位置に長手方向に回転して当該リングをバイアスするためのばねを備えるように開示される。
【0070】
カラーが、当該コレクティブ操縦桿の先細り面または爪と係合するように押し進められるフォロワと、当該フォロワを当該爪に配置するようにバイアスするためのばねおよびカラーとの間および当該フォロワおよび当該先細り面の間の相互作用とを備える装置が開示される。
【0071】
当該回転リングが当該コレクティブ操縦桿の土台またはヘッドに隣接して配置される装置が開示される。
【0072】
本開示のさらに別の態様によれば、主回転翼および尾部回転翼を備えた回転翼機と、回転翼機内に配置されたコレクティブ操縦桿であって、当該コレクティブ操縦桿は、第1の入力を提供するための第1の方向および第2の入力を提供するための第1の方向に対向する第2の方向に回転可能な回転インタフェースを備える、コレクティブ操縦桿と、命令を格納するためのメモリと、第1の入力に応答して回転翼機の飛行に関連付けられた動作を回転翼機に実施させる命令を実行し、第2の入力に応答して、航空機をアイドリングさせることに関連付けられた動作を回転翼機に実施させる命令を実行する、プロセッサと、を備えた装置が提供される。
【0073】
当該回転インタフェースが当該コレクティブ操縦桿を少なくとも部分的に囲むカラーを備え、カラーは、当該コレクティブ操縦桿の縦軸に対してばねにより回転しておよび長手方向にバイアスされる、装置が開示される。
【0074】
カラーが、カラーの回転を実質的に防止する安全な位置から、カラーが第1の方向に回転し第2の方向に回転できる解放された位置に可動である装置が開示される。
【0075】
当該安全な位置において、カラーの突起が当該コレクティブ操縦桿の爪で受けられ、カラーが、当該突起を当該爪から離れ、当該安全な位置から当該解放された位置にカラーを遷移可能とするように当該縦軸に関して可動である装置が開示される。
【0076】
当該コレクティブ操縦桿の先細り面または爪と係合するように押し進められるフォロワと、当該フォロワを当該爪に配置するように促すためのばねおよびカラーの間および当該フォロワおよび当該先細り面の間の相互作用とを備える、装置が開示される。
【0077】
当該装置はさらに、第1の方向への当該回転インタフェースの回転または第2の方向への回転入力の回転に応答するスイッチを含み、当該スイッチは当該プロセッサが第1の入力または第2の入力を受信できるように前記プロセッサに接続されるように開示される。
【0078】
特定の例示的な方法、装置および製品を本明細書では開示したが、本願が網羅する範囲はそれに限定されない。反対に、本願は、本願の請求項の範囲に入る全て方法、装置および製品を網羅する。
【符号の説明】
【0079】
120 スイッチ
124 プロセッサ
126 メモリ
1012 プロセッサ
1013 ローカル・メモリ
1014 揮発性メモリ
1016 不揮発性メモリ
1020 インタフェース
1022 入力装置(複数可)
1024 出力装置(複数可)
1026 ネットワーク
1028 大容量記憶部
1032 符号化された命令
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10