(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022157741
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20221006BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20221006BHJP
【FI】
G06Q30/02 446
G06F21/31
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021062143
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】家田 真帆
(72)【発明者】
【氏名】人見 吉彦
(72)【発明者】
【氏名】久家 那義
(72)【発明者】
【氏名】蓮井 美希
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】キャンペーン応募に対応するデータ提供を効率よく行う情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、キャンペーンに応募した顧客からアンケート回答などの入力および通信サービスを介してメッセージを交換するためのアカウント登録をキャンペーン情報として受け付けるキャンペーン情報受付部を有し、キャンペーン応募後の顧客からのアクセスに応じて登録内容を確認し、キャンペーン応募に対応するデータ提供を行う。通信サービス認証部33は、キャンペーンの応募用ページまたはデータ提供用ページへのアクセス時に取得した識別情報に含まれるキャンペーンIDと、ユーザのアカウントとの組み合わせを通信サービス管理サーバ3へ通知する。通信サービス管理サーバ3は、キャンペーン単位でキャンペーンに応募したユーザ毎の、通信サービスによる認証を行う。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャンペーンと特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項2】
前記取得する処理は、前記認証情報が前記端末装置より取得されない場合、前記第2の識別コードが示すキャンペーンと前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づく前記通信サービスによる認証により前記認証情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けは、当該アカウントを用いてメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けである、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記特定のアカウントは、前記キャンペーンに関連する企業の職員のアカウントである、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
キャンペーンと特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
キャンペーンと特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、営利企業などは、各種のキャンペーンを行うことで顧客情報を収集し、収集した顧客情報を今後のビジネスに活用している。キャンペーンにより情報収集を行う従来技術については、端末装置よりユーザ情報とともに受信された、データ記録媒体に固有であり、且つ配布条件と関連付けられた識別情報を基にユーザ情報をデータベースに取り込むことで、販売促進等のコンテンツが記録された記録媒体とユーザとを対とするものがある。
【0003】
また、従来技術には、会員に対応した第1識別情報及び特定キャンペーンに対応付けられた第2識別情報に基づく識別情報を含む電子メールをキャンペーン実行装置から送信する。そして、この電子メールを受信した携帯情報端末装置に表示された識別情報が情報入力装置に入力されることにより、携帯情報端末装置の使用者がキャンペーンに関する資格を有することが確認されるキャンペーンシステムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004-94461号公報
【特許文献2】特開2002-74139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、キャンペーンに応募したユーザに対し、応募内容に対応して各種サービスに関するデータ提供を行う際に効率が悪いという問題がある。例えば、キャンペーンの応募内容において、アンケート回答の他に、LINE(登録商標)などの通信サービスを介してメッセージを交換するための宛先(友だち)登録などが含まれる場合、アンケート回答および宛先登録の両方の確認に手間を要することがある。
【0006】
1つの側面では、キャンペーン応募に対応するデータ提供を効率よく行うことができる情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの案では、情報処理プログラムは、認証を行う処理と、受け付ける処理と、記憶する処理と、取得する処理と、判定する処理とをコンピュータに実行させる。認証を行う処理は、キャンペーンと、特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、第1の識別コードが示すキャンペーンと、通信サービスにおけるユーザのアカウントとに基づいて通信サービスによる認証を行う。受け付ける処理は、認証に基づいて、キャンペーンに対する回答と、通信サービスにおけるユーザのアカウントおよび特定のアカウント同士の対応付けとを端末装置より受け付ける。記憶する処理は、認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、キャンペーンに対する回答と、対応付けを示す情報とを記憶する。取得する処理は、キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく端末装置からのアクセスに応じて、認証に基づいて発行された認証情報を端末装置より取得する。判定する処理は、取得した認証情報に対応付けられたキャンペーンに対する回答と、対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する。
【発明の効果】
【0008】
キャンペーン応募に対応するデータ提供を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、実施形態にかかる情報処理装置を含むシステム構成例を説明する説明図である。
【
図2】
図2は、実施形態にかかる情報処理装置の動作例を説明する説明図である。
【
図3】
図3は、キャンペーン広告の一例を示す説明図である。
【
図4】
図4は、アカウント設定登録時の画面遷移を説明する説明図である。
【
図5】
図5は、ギフトコード配信時の画面遷移を説明する説明図である。
【
図6】
図6は、ギフトコード配信に関する動作例を示すフローチャートである。
【
図7】
図7は、コンピュータ構成の一例を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態にかかる情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
【0011】
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理装置を含むシステム構成例を説明する説明図である。
図1に示すように、情報処理装置1は、インターネットなどのネットワークNを介し、端末装置2と、通信サービス管理サーバ3と接続している。
【0012】
情報処理装置1は、顧客からのキャンペーン応募に受け付けたキャンペーン情報の登録およびキャンペーン応募後の顧客への各種サービス(例えばクーポン券)に関するデータ提供を行うサーバ装置である。具体的には、情報処理装置1は、キャンペーンに応募した顧客からアンケート回答などの入力および通信サービスを介してメッセージを交換するためのアカウント登録をキャンペーン情報として受け付ける。また、情報処理装置1は、キャンペーン応募後の顧客からのアクセスに応じて登録内容を確認し、キャンペーン応募に対応するデータ提供を行う。
【0013】
端末装置2は、顧客であるユーザが利用する端末であり、例えばタブレット端末、スマートフォン、PC(Personal Computer)などを適用できる。通信サービス管理サーバ3は、LINEなどの通信サービスに関する情報を管理するサーバ装置である。
【0014】
顧客は、広告チラシや、ホームページなどのキャンペーン広告100に含まれる応募用の識別コードをもとに、端末装置2のブラウザ等を利用して情報処理装置1の応募用ページへアクセスしてキャンペーンに応募する。具体的には、顧客は、端末装置2のブラウザよりアンケート回答などの入力および通信サービスのアカウント登録を行う。このとき、情報処理装置1では、通信サービス管理サーバ3を介して通信サービスによる認証を行い、この認証により一意に発行された認証情報に対応付けてキャンペーン情報(アンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報)を記憶する。また、発行された認証情報は、端末装置2のブラウザにCookie2aとして保存される。
【0015】
キャンペーン応募後、顧客は、キャンペーン広告100に含まれるデータ提供用の識別コードをもとに、端末装置2のブラウザ等を利用して情報処理装置1のデータ提供用ページへアクセスする。このとき、情報処理装置1では、端末装置2に保存されているCookie2aよりキャンペーン応募時に発行された認証情報を取得する。次いで、情報処理装置1は、認証情報に対応付けてキャンペーン情報(アンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報)が記憶されているか否かを判定する。この判定の結果、両方とも記憶されている場合、情報処理装置1は、端末装置2に対して各種サービス(例えばクーポン券)に関するデータ提供を行う。
【0016】
情報処理装置1は、通信部10、記憶部20および制御部30を有する。通信部10は、制御部30の制御のもと、ネットワークNを介して接続する外部機器(例えば端末装置2および通信サービス管理サーバ3)と通信を行う。通信部10は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。
【0017】
記憶部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。記憶部20は、顧客情報DB21、職員情報DB22およびアンケートDB23を格納する。
【0018】
顧客情報DB21は、顧客ごとの顧客情報を管理するデータベースである。具体的には、顧客情報DB21は、顧客を識別する識別情報(顧客ID)と対応付けて、顧客の氏名、年齢、性別などの顧客情報を格納する。
【0019】
職員情報DB22は、職員ごとの情報を格納するデータベースである。具体的には、職員情報DB22は、職員を識別する識別情報(職員ID)と対応付けて、職員の氏名、年齢、通信サービスにおけるアカウント情報、担当顧客(顧客ID)などを格納する。
【0020】
アンケートDB23は、キャンペーン単位でキャンペーンに応募した顧客ごとのキャンペーン情報(例えばアンケート回答および通信サービスのアカウント登録内容)を格納するデータベースである。具体的には、アンケートDB23は、通信サービス管理サーバ3の通信サービスによる認証により、キャンペーンの応募時に発行された認証情報(例えばLINEにおけるオープンID)ごとに、顧客によるキャンペーン情報を格納する。
【0021】
制御部30は、情報処理装置1の動作を制御する処理部であり、識別情報受付部31、キャンペーン情報受付部32、通信サービス認証部33、アカウント登録設定部34およびキャンペーンギフト配信部35を有する。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部30は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
【0022】
識別情報受付部31は、キャンペーンの応募用ページまたはデータ提供用ページへのアクセス時において端末装置2より識別情報を取得する処理部である。具体的には、識別情報受付部31は、応募用ページまたはデータ提供用ページへのアクセス時におけるURLパラメータを介して端末装置2より識別情報を取得する。
【0023】
キャンペーン情報受付部32は、キャンペーンの応募用ページを介して端末装置2より入力されたキャンペーン情報(例えばアンケート回答および通信サービスのアカウント登録の内容)を受け付ける処理部である。キャンペーン情報受付部32は、受け付けたキャンペーン情報を、通信サービス認証部33による通信サービスの認証で発行された認証情報に対応付けてアンケートDB23に格納する。
【0024】
通信サービス認証部33は、既存のAPI(Application Programming Interface)を介して通信サービス管理サーバ3へのアクセスを行い、通信サービスによる認証を行う処理部である。具体的には、通信サービス認証部33は、キャンペーンの応募用ページまたはデータ提供用ページへのアクセス時に取得した識別情報に含まれるキャンペーンIDと、通信サービスにおけるユーザのアカウントとの組み合わせを通信サービス管理サーバ3へ通知する。これにより、通信サービス管理サーバ3は、キャンペーン単位でキャンペーンに応募した顧客(ユーザ)ごとの、通信サービスによる認証を行う。通信サービス認証部33は、この認証時に発行された認証情報(例えばLINEにおけるオープンID)を得る。
【0025】
この認証情報は、キャンペーン単位でキャンペーンに応募した顧客(ユーザ)ごとに発行された一意に識別可能なIDであり、例えばLINEにおけるオープンIDに相当する。
【0026】
アカウント登録設定部34は、キャンペーン応募時に受け付けたアカウント登録の内容をもとに、通信サービス管理サーバ3にアカウント登録を行う処理部である。具体的には、アカウント登録設定部34は、既存のAPIを介して通信サービス管理サーバ3へのアクセスを行い、キャンペーン応募時に受け付けたアカウント登録の内容を登録する。
【0027】
キャンペーンギフト配信部35は、端末装置2からのデータ提供用ページへのアクセス時に取得した認証情報に対応付けてキャンペーン情報(アンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報)がアンケートDB23に記憶されているか否かを判定する。キャンペーンギフト配信部35は、この判定の結果、両方とも記憶されている場合、端末装置2に対して各種サービス(例えばクーポン券)に関するデータ提供を行う。
【0028】
図2は、実施形態にかかる情報処理装置1の動作例を説明する説明図である。
図2に示すように、端末装置2は、キャンペーン広告100を読み取るなどして取得した応募用の識別コードをもとに、識別コードに含まれるURLの応募用ページへアクセスする。これにより、情報処理装置1は、キャンペーン応募に関する処理(S1、S2)を開始する。
【0029】
また、端末装置2は、キャンペーン広告100を読み取るなどして取得したデータ提供用の識別コードをもとに、識別コードに含まれるURLのデータ提供用ページへアクセスする。これにより、情報処理装置1は、キャンペーン応募後のデータ提供に関する処理(S3)を開始する。
【0030】
図3は、キャンペーン広告100の一例を示す説明図である。
図3に示すように、キャンペーン広告100は、キャンペーン応募用のページへアクセスための識別コード101と、キャンペーン応募後のデータ提供用のページへアクセスするための識別コード102とを有する。
【0031】
この識別コード101、102は、各種情報を含めることが可能なコード形式であればいずれであってもよく、例えば2次元コードなどを適用できる。識別コード101、102には、アクセス先のURLの他、アクセス時のURLパラメータとして通知する各種情報(キャンペーンの識別情報、通信サービスにおける特定のアカウントを示すアカウントIDなど)が含まれる。
【0032】
具体的には、識別コード101は、キャンペーン応募用のアクセス先URLの他、キャンペーンを識別するキャンペーンIDと、通信サービスにおける特定のアカウントを示す情報(例えばアカウントID)とを含む。すなわち、識別コード101は、キャンペーンと、通信サービスにおける特定のアカウントとに対応付けて生成されたものである。
【0033】
なお、本実施形態では、通信サービスにおいてメッセージの送受信を行う職員のアカウントを示すアカウントIDが識別コード101に含まれるものとする。この特定のアカウントについては、特に職員のアカウントに限定するものではなく、例えば企業の公式アカウントであってもよい。
【0034】
識別コード102は、キャンペーン応募後のデータ提供用のアクセス先URLの他、キャンペーンを識別するキャンペーンIDを含む。
【0035】
まず、情報処理装置1におけるキャンペーン応募に関する処理(S1、S2)を説明する。情報処理装置1のキャンペーン情報受付部32は、キャンペーン応募用のページへアクセスに応じてトップページを端末装置2に表示させる(S11)。このとき、識別情報受付部31は、キャンペーン応募用のページへアクセスにおけるURLパラメータより、キャンペーンを識別するキャンペーンIDと、通信サービスにおける特定のアカウントを示す情報とを取得する。
【0036】
次いで、通信サービス認証部33は、通信サービスの認証画面において端末装置2より通信サービスにおけるユーザIDを取得し、キャンペーンIDと、ユーザIDとを通信サービス管理サーバ3へ通知する(S12)。これにより、通信サービス認証部33は、キャンペーン単位でキャンペーンに応募した顧客(ユーザ)ごとの、通信サービスによる認証を行い、認証情報(例えばLINEのオープンID)を取得する。取得した認証情報については、端末装置2のブラウザにおいてCookie2aとして保存される。
【0037】
次いで、キャンペーン情報受付部32は、アンケートの入力画面において端末装置2よりアンケート回答(キャンペーンに対する回答)を得る(S13)。キャンペーン情報受付部32は、S13において得られた回答を認証情報に対応付けてアンケートDB23に格納する。
【0038】
次いで、キャンペーン情報受付部32は、通信サービスにおける、識別コード101に含まれる特定のアカウントと、ユーザのアカウントとの対応付けを確認する確認画面を端末装置2に表示させる(S21)。この通信サービスにおけるアカウント同士の対応付けは、通信サービスでメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けであり、例えばユーザのアドレス帳への特定のアカウントの登録である。また、LINEにおいては、ユーザのアカウントに特定のアカウントを友だちとして登録する友だち登録などであってもよい。
【0039】
この確認画面よりアカウント同士の対応付けを行う場合、キャンペーン情報受付部32は、通信サービスにおけるユーザのIDと、特定のアカウントのIDとを認証情報に対応付けてアンケートDB23に登録する。次いで、端末装置2では、ブラウザから通信サービス管理サーバ3へ直接アクセスする通信サービス用のアプリケーションに切り替え、ユーザのIDと、特定のアカウントのIDとの対応付けを通信サービスに設定する。
【0040】
図4は、アカウント設定登録時の画面遷移を説明する説明図である。
図4に示すように、通信サービスアカウント追加画面G10では、通信サービスにおけるユーザのアドレス帳への特定のアカウント(図示例では事業部の職員アカウント)の登録を確認する。
【0041】
登録を行う場合、端末装置2では、通信サービスアプリ起動確認画面G11を経て通信サービス用のアプリケーションを起動して通信サービス管理サーバ3にアクセスする。次いで、端末装置2は、通信サービスアプリ画面G12より、通信サービスにおけるユーザのアドレス帳へ特定のアカウントを登録する。
【0042】
次に、情報処理装置1におけるキャンペーン応募後のデータ提供に関する処理(S3)を説明する。情報処理装置1のキャンペーンギフト配信部35は、データ提供用のページへアクセスに応じて、端末装置2のCookie2aより通信サービスが発行した認証情報の有無を確認する(S31)。
【0043】
キャンペーンギフト配信部35は、認証情報が無い場合、データ提供用のページへアクセスにおけるURLパラメータより、キャンペーンを識別するキャンペーンIDを取得する。次いで、キャンペーンギフト配信部35は、S12と同様に、通信サービスの認証画面において端末装置2より通信サービスにおけるユーザIDを取得し、キャンペーンIDと、ユーザIDとを通信サービス管理サーバ3へ通知する(S32)。これにより、キャンペーンギフト配信部35は、キャンペーンIDと、ユーザIDとの組み合わせによる一意の認証情報を得る。
【0044】
S31、S32で認証情報を得た後、キャンペーンギフト配信部35は、認証情報に対応付けてキャンペーン情報(アンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報)がアンケートDB23に記憶されているか否かを判定する。両方とも記憶されている場合、キャンペーンギフト配信部35は、端末装置2に対して各種サービスに関するギフトコード発行画面を表示させる(S33)。このギフトコード発行画面において発行の指示があった場合、キャンペーンギフト配信部35は、ギフトコードを表示するギフトコード画面を端末装置2に表示させる(S34)。
【0045】
図5は、ギフトコード配信時の画面遷移を説明する説明図である。
図5に示すように、認証情報に対応付けてアンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報の両方がアンケートDB23に記憶されている場合には、ギフトコード発行画面G20が端末装置2に表示される。そして、ギフトコード発行画面G20において発行の指示があった場合には、配布対象の商品G21aと、ギフトコードG21bとを含むギフトコード画面G21が端末装置2に表示される。なお、両方とも記憶されていない場合には、エラー画面G30が端末装置2に表示される。
【0046】
図6は、ギフトコード配信に関する動作例を示すフローチャートである。
図6に示すように、処理が開始されると、端末装置2は、識別コード102より取得したURLでのアクセスを行う(S41)。
【0047】
キャンペーンギフト配信部35は、端末装置2のCookie2aを取得し、Cookie2aに通信サービスの認証情報があるか否かを判定する(S42)。Cookie2aに認証情報がある場合(S42:Yes)、キャンペーンギフト配信部35は、S43をスキップしてS44へ処理を進める。
【0048】
Cookie2aに認証情報がない場合(S42:No)、キャンペーンギフト配信部35は、キャンペーンIDと、ユーザIDとを通信サービス管理サーバ3へ通知して通信サービスの認証を行い、認証情報を得る(S43)。
【0049】
次いで、キャンペーンギフト配信部35は、アンケートDB23において、取得した認証情報に該当するレコードがあるか否かを判定する(S44)。レコードがある場合(S44:Yes)、認証情報に該当するレコードにアンケート回答などの入力情報およびアカウントの登録情報の両方が含まれているか否かを判定する(S45)。
【0050】
両方が含まれている場合(S45:Yes)、キャンペーンギフト配信部35は、ギフトコード発行画面G20を端末装置2に表示させ(S46)、発行の指示に応じてギフトコード画面G21を端末装置2に表示させて(S47)、処理を終了する。
【0051】
レコードがない場合(S44:No)、または、両方が含まれていない場合(S45:No)キャンペーンギフト配信部35は、エラー画面G30を端末装置2に表示させて(S48)、処理を終了する。
【0052】
以上のように、情報処理装置1は、キャンペーンと、特定のアカウントとに対応付けて生成された識別コード101に基づくユーザの端末装置2からのアクセスに応じて、識別コード101が示すキャンペーンと、通信サービスにおけるユーザのアカウントとに基づいて通信サービスによる認証を行う。情報処理装置1は、この認証に基づいて、キャンペーンに対する回答と、通信サービスにおけるユーザのアカウントおよび特定のアカウント同士の対応付けとを端末装置2より受け付ける。情報処理装置1は、認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、キャンペーンに対する回答と、対応付けを示す情報とをアンケートDB23に記憶する。情報処理装置1は、キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する識別コード102に基づく端末装置2からのアクセスに応じて、認証に基づいて発行された認証情報を端末装置2より取得する。情報処理装置1は、端末装置2より取得した認証情報に対応付けられたキャンペーンに対する回答と、対応付けを示す情報とがアンケートDB23に記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する。
【0053】
このように、情報処理装置1は、通信サービスにより発行された認証情報に対応付けてキャンペーン応募時の情報を記憶しておき、キャンペーン応募に対するデータ提供時には端末装置2より取得した認証情報で応募時の情報の有無を判定してデータ提供を行う。したがって、情報処理装置1では、キャンペーンにおけるアンケート回答および通信サービスにおけるユーザのアカウントおよび特定のアカウント同士の対応付けの両方の確認を容易に行うことができ、キャンペーン応募に対応するデータ提供を効率よく行うことができる。
【0054】
情報処理装置1は、認証情報が端末装置2より取得されない場合、識別コード102が示すキャンペーンと、通信サービスにおけるユーザのアカウントとに基づく通信サービスによる認証により認証情報を取得する。これにより、認証情報を端末装置2より取得できない場合であっても、情報処理装置1は認証情報を取得することができる。
【0055】
例えば、プライベートブラウジングなどの端末装置2の設定により、通信サービスにより発行された認証情報を端末装置2が記憶していな場合がある。このような場合、認証情報を端末装置2より取得できないこととなるが、情報処理装置1は、通信サービスによる認証により認証情報を取得することができる。
【0056】
通信サービスにおけるユーザのアカウントおよび特定のアカウント同士の対応付けは、このアカウントを用いてメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けである。これにより、キャンペーンに応募したユーザとの通信サービスにおけるメッセージ交換を、特定のアカウントを使って容易に行うようにすることができる。
【0057】
特定のアカウントは、キャンペーンに関連する企業の職員のアカウントである。これにより、企業の職員と、キャンペーンに応募したユーザとの通信サービスにおけるメッセージ交換が容易となる。
【0058】
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0059】
また、情報処理装置1の制御部30で行われる識別情報受付部31、キャンペーン情報受付部32、通信サービス認証部33、アカウント登録設定部34およびキャンペーンギフト配信部35の各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、情報処理装置1で行われる各種処理機能は、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
【0060】
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ構成(ハードウエア)の一例を説明する。
図7は、コンピュータ構成の一例を説明位する説明図である。
【0061】
図7に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203と、スピーカー204とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置205と、各種装置と接続するためのインタフェース装置206と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置207とを有する。また、情報処理装置1は、各種情報を一時記憶するRAM208と、ハードディスク装置209とを有する。また、コンピュータ200内の各部(201~209)は、バス210に接続される。
【0062】
ハードディスク装置209には、上記の実施形態で説明した機能構成(例えば識別情報受付部31、キャンペーン情報受付部32、通信サービス認証部33、アカウント登録設定部34およびキャンペーンギフト配信部35)における各種の処理を実行するためのプログラム211が記憶される。また、ハードディスク装置209には、プログラム211が参照する各種データ212が記憶される。入力装置202は、例えば、操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置206は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置207は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
【0063】
CPU201は、ハードディスク装置209に記憶されたプログラム211を読み出して、RAM208に展開して実行することで、上記の機能構成(例えば識別情報受付部31、キャンペーン情報受付部32、通信サービス認証部33、アカウント登録設定部34およびキャンペーンギフト配信部35)に関する各種の処理を行う。なお、プログラム211は、ハードディスク装置209に記憶されていなくてもよい。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム211を読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD-ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム211を記憶させておき、コンピュータ200がこれらからプログラム211を読み出して実行するようにしてもよい。
【0064】
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
【0065】
(付記1)キャンペーンと、特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと、通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【0066】
(付記2)前記取得する処理は、前記認証情報が前記端末装置より取得されない場合、前記第2の識別コードが示すキャンペーンと、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づく前記通信サービスによる認証により前記認証情報を取得する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理プログラム。
【0067】
(付記3)前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けは、当該アカウントを用いてメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けである、
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理プログラム。
【0068】
(付記4)前記特定のアカウントは、前記キャンペーンに関連する企業の職員のアカウントである、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一に記載の情報処理プログラム。
【0069】
(付記5)キャンペーンと、特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと、通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【0070】
(付記6)前記取得する処理は、前記認証情報が前記端末装置より取得されない場合、前記第2の識別コードが示すキャンペーンと、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づく前記通信サービスによる認証により前記認証情報を取得する、
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理方法。
【0071】
(付記7)前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けは、当該アカウントを用いてメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けである、
ことを特徴とする付記5または6に記載の情報処理方法。
【0072】
(付記8)前記特定のアカウントは、前記キャンペーンに関連する企業の職員のアカウントである、
ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか一に記載の情報処理方法。
【0073】
(付記9)キャンペーンと、特定のアカウントとに対応付けて生成された第1の識別コードに基づくユーザの端末装置からのアクセスに応じて、前記第1の識別コードが示す前記キャンペーンと、通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づいて前記通信サービスによる認証を行い、
前記認証に基づいて、前記キャンペーンに対する回答と、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けとを前記端末装置より受け付け、
前記認証に基づいて発行された認証情報に対応付けて、前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とを記憶し、
前記キャンペーンへの応募に対するデータ提供に関する第2の識別コードに基づく前記端末装置からのアクセスに応じて、前記認証に基づいて発行された認証情報を前記端末装置より取得し、
取得した前記認証情報に対応付けられた前記キャンペーンに対する回答と、前記対応付けを示す情報とが記憶されているか否かに基づいてデータ提供の可否を判定する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
【0074】
(付記10)前記取得する処理は、前記認証情報が前記端末装置より取得されない場合、前記第2の識別コードが示すキャンペーンと、前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントとに基づく前記通信サービスによる認証により前記認証情報を取得する、
ことを特徴とする付記9に記載の情報処理装置。
【0075】
(付記11)前記通信サービスにおける前記ユーザのアカウントおよび前記特定のアカウント同士の対応付けは、当該アカウントを用いてメッセージ交換を行う場合の宛先同士の対応付けである、
ことを特徴とする付記9または10に記載の情報処理装置。
【0076】
(付記12)前記特定のアカウントは、前記キャンペーンに関連する企業の職員のアカウントである、
ことを特徴とする付記9乃至11のいずれか一に記載の情報処理装置。
【符号の説明】
【0077】
1…情報処理装置
2…端末装置
2a…Cookie
3…通信サービス管理サーバ
10…通信部
20…記憶部
21…顧客情報DB
22…職員情報DB
23…アンケートDB
30…制御部
31…識別情報受付部
32…キャンペーン情報受付部
33…通信サービス認証部
34…アカウント登録設定部
35…キャンペーンギフト配信部
100…キャンペーン広告
101、102…識別コード
200…コンピュータ
201…CPU
202…入力装置
203…モニタ
204…スピーカー
205…媒体読取装置
206…インタフェース装置
207…通信装置
208…RAM
209…ハードディスク装置
210…バス
211…プログラム
212…各種データ
G10…通信サービスアカウント追加画面
G11…通信サービスアプリ起動確認画面
G12…通信サービスアプリ画面
G20…ギフトコード発行画面
G21…ギフトコード画面
G21a…商品
G21b…ギフトコード
G30…エラー画面
N…ネットワーク