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特開2022-159037ソーシャルメディアコンテンツのリコメンデーション
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022159037
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】ソーシャルメディアコンテンツのリコメンデーション
(51)【国際特許分類】
   G06N 20/00 20190101AFI20221006BHJP
   G06N 5/02 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
G06N20/00
G06N5/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022045359
(22)【出願日】2022-03-22
(31)【優先権主張番号】17/219873
(32)【優先日】2021-03-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】ワン・ジュヌ
(72)【発明者】
【氏名】内野 寛治
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ソーシャルメディアコンテンツのリコメンデーションの技術を提供する。
【解決手段】方法は、ソーシャルネットワークのユーザのユーザグラフを取得し、ユーザと、ユーザによって相互作用コンテンツアイテムとのリンクを示すコンテンツグラフを取得し、コンテンツアイテムと外部リソースとのリンクを示すリソースグラフを取得し、第1ユーザ表現、第1コンテンツ表現及び第1リソース表現を生成し、第1コンテンツ表現、第1リソース表現及びリソースグラフに基づき、第2リソース表現を生成し、第1コンテンツ表現、第1ユーザ表現、コンテンツグラフ及び第2リソース表現に基づき、第2コンテンツ表現を生成し、第1ユーザ表現、ユーザグラフ、第1コンテンツ表現及びコンテンツグラフに基づき、第2ユーザ表現を生成し、第2コンテンツ表現と第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成する。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することと
を有し、
各組み合わせは、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、
方法。
【請求項2】
前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記他のユーザとの間の第1関連性指標に更に基づき、
前記第2中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記コンテンツアイテムとの間の第2関連性指標に更に基づく、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するよう構成された1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを有するシステムであって、
前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されることに応答して、前記システムに、
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することであり、各組み合わせが、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、ことと
を有する動作を実行させる、
システム。
【請求項9】
前記動作は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
請求項8に記載のシステム。
【請求項11】
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
請求項8に記載のシステム。
【請求項12】
前記動作は、前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
請求項8に記載のシステム。
【請求項14】
前記第1中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記他のユーザとの間の第1関連性指標に更に基づき、
前記第2中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記コンテンツアイテムとの間の第2関連性指標に更に基づく、
請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
実行されることに応答して、システムに、
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することであり、各組み合わせが、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、ことと
を有する動作を実行させる命令を記憶するよう構成された1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
前記動作は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
請求項15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
請求項15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項18】
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
請求項15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
前記動作は、前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
請求項18に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項20】
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
請求項15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示で論じられている実施形態は、ソーシャルメディアコンテンツのリコメンデーションに関係がある。
【背景技術】
【0002】
インターネットなどのコンピュータネットワークの出現と、技術の成長とにより、ますます多くの情報が、ますます多くの人々に利用可能である。例えば、ソーシャルメディアは、ドメイン固有の知識のソースとしてしばしば使用される。
【0003】
本開示で請求されている対象は、上記のような環境でのみ動作する実施形態又はあらゆる欠点を解消する実施形態に限定されない。むしろ、この背景は、本開示で記載されているいくつかの実施形態が実施され得る技術的範囲の一例を説明するためにのみ与えられている。
【発明の概要】
【0004】
1つ以上の実施形態に従って、動作は、ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、ソーシャルネットワークユーザと、ソーシャルネットワークを介してユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、コンテンツアイテムとコンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することとを含んでよい。更に、動作は、ソーシャルネットワークのユーザの第1ユーザ表現を生成することと、コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、外部リソースの第1リソース表現を生成することとを含んでよい。更に、動作は、第1コンテンツ表現、第1リソース表現、及びリソースグラフに基づき、外部リソースの第2リソース表現を生成することと、第1コンテンツ表現、第1ユーザ表現、コンテンツグラフ、及び第2リソース表現に基づき、コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、第1ユーザ表現、ユーザグラフ、第1コンテンツ表現、及びコンテンツグラフに基づき、ユーザの第2ユーザ表現を生成することとを含んでよい。更に,動作は、第2コンテンツ表現と第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することを含んでよい。
【0005】
実施形態の目的及び利点は、少なくとも、特許請求の範囲で特に指し示されている要素、特徴、及び組み合わせによって、実現及び達成される。上記の概要及び以下の詳細な説明は両方とも、例として与えられており、請求されている発明の説明であって限定ではない。
【0006】
例となる実施形態は、添付の図面の使用を通じて、更なる特定及び詳細をもって記載及び説明される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1A】コンテンツリコメンデーションを提供することに関連した環境の例の図である。
図1B】例となるユーザグラフ、例となるコンテンツグラフ、及び例となるリソースグラフを表す。
図2】例となるコンピューティングシステムのブロック図を表す。
図3】ユーザ-コンテンツ分類器を生成するよう構成された動作のフローチャートの例を表す。
図4】更新されたリソースベクトルを生成するよう構成された動作のフローチャートの例を表す。
図5】更新されたコンテンツベクトルを生成するよう構成された動作のフローチャートの例を表す。
図6】更新されたユーザベクトルを生成するよう構成された動作のフローチャートの例を表す。
図7】他の更新されたユーザベクトルを生成するよう構成された動作のフローチャートの例を表す。
図8】コンテンツリコメンデーションを取得する方法の例のフローチャートである。
図9】ユーザ-コンテンツ分類器を生成する方法の例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
技術、研究、及び一般的な知識の創造の現在の速いペースは、以前及び現在の知識普及の方法をもたらしてきたが、最新の知識及び最近の開発に関する情報を提供するには不十分である。更に、知識は、選択された地域内の少数の選択された個人によってはもはや生成されない。むしろ、特定のトピックについての知識を持つ研究者、教授、専門家、及びその他の人々(本開示では、知識のある人々と呼ばれる。)が、世界中にいて、常に新しいアイデアを生み出し、共有している。
【0009】
インターネットの結果として、しかしながら、世界中からの新たに作成されたこの非常に膨大な知識は、継続的に世界中で共有されている。いくつかの状況においては、この膨大な知識は、ソーシャルメディアを通じて共有されている。例えば、知識のある人々は、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)、TikTok(登録商標)、Instagram(登録商標)、などのような、ブログ、マイクロブログ、及び他のソーシャルメディアプラットフォームを通じて、最近取得した知識を共有することができる。しかし、冗長な情報及び/又はノイズが多い情報を含む可能性がある大量の情報により、ドメイン固有の高品質コンテンツ(例えば、正確なコンテンツ)及び関連するリソースを特定することは、しばしば困難である。
【0010】
本開示の1つ以上の実施形態に従って、動作は、ソーシャルネットワークのユーザにコンテンツリコメンデーションを提供するよう機械学習システム(例えば、グラフニューラルネットワークのような、ニューラルネットワーク)を訓練するために実行されてよい。以下で詳述されるように、訓練及びリコメンデーションは、対応するソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフと、ソーシャルネットワークのユーザと対応するソーシャルネットワークを介してユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフと、コンテンツアイテムとコンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフとの組み合わせから生成された情報に基づいてよい。ユーザグラフ、コンテンツグラフ、及びリソースグラフからの情報の組み合わせの使用は、リコメンデーションを提供するための機械学習分類器の能力を改善し得る。更に、いくつかの事例で、改善された分類器は、本明細書で記載されている方法で訓練されていない他のシステムからのリコメンデーションよりも品質が高いコンテンツをリコメンドするようより良く構成され得る。
【0011】
本開示の実施形態は、添付の図面を参照して説明される。
【0012】
図1Aは、本開示の1つ以上の実施形態に従って、コンテンツリコメンデーションを提供することに関連した、例となる環境100の図である。環境100は、ソーシャルネットワーク106の1人以上のユーザのためのコンテンツリコメンデーションを生成するように機械学習システム、例えば、ニューラルネットワーク(例えば、グラフニューラルネットワーク(GNN))を訓練するよう構成されたリコメンデーションシステム102を含む。
【0013】
ソーシャルネットワーク106は、コンテンツアイテムの配布及び相互作用を通じて互いにやりとりするためにユーザによって使用され得る如何なる適切なプラットフォーム又はプラットフォームの組み合わせも含んでよい。例えば、ソーシャルネットワーク106は、Facebook、Twitter、TikTok、Instagram、などのうちの1つ以上を含んでよい。「コンテンツアイテム」への言及は、ビデオ、オーディオ、ピクチャ、テキスト、ドキュメント、ウェブサイトリンク(例えば、ユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)リンク)、コメント、などを含む、ソーシャルネットワーク106を介して広められ得る如何なるアイテムも含んでよい。更に、コンテンツアイテムと「相互作用すること」への言及は、コンテンツアイテムを他人と共有すること、コンテンツアイテムを転送すること、コンテンツアイテムをプッシュすること(例えば、ユーザのソーシャルメディアページでコンテンツを投稿すること)、コンテンツアイテムにコメントすること(例えば、コメントを書くこと、コンテンツアイテムのリンクを貼ること、コンテンツアイテムのリンクを削除すること、など)、又はコンテンツアイテムに対して実行され得るその他の相互作用を含んでよい。
【0014】
いくつかの実施形態において、リコメンデーションシステム102は、ソーシャルネットワーク106に関連したソーシャルメディア情報116に基づき、訓練を実行するよう及び/又はリコメンデーションを生成するよう構成されてよい。ソーシャルメディア情報116は、ソーシャルネットワーク106のユーザに関するユーザ情報を含んでよい。例えば、ユーザ情報は、ユーザに関する人口統計情報、ユーザ間のリンク(例えば、「友達」、フォロワ、ユーザがフォローしている人、などのような、ユーザ間のつながり)、ユーザの好み、ユーザの関心、ユーザによって相互作用されるコンテンツのタイプ、ユーザの評判、ユーザの人気ランキング、などを含んでよい。いくつかの実施形態において、ユーザ情報の1つ以上の側面は、各々のユーザプロファイルから取得され得るメタデータによって示されてもよい。
【0015】
追加的に、又は代替的に、ソーシャルメディア情報116は、ソーシャルネットワーク106を介して広められたコンテンツアイテムに関するコンテンツ情報を含んでもよい。例えば、コンテンツ情報は、各々のコンテンツアイテムのタイプ、各々のコンテンツアイテムとの相互作用、各々のコンテンツアイテムとの相互作用のタイプ、各々のコンテンツアイテムの主題(例えば、コンテンツアイテムが伝えているもの、コンテンツアイテムの実際のテキスト、コンテンツアイテムで使用される単語(例えば、口頭及び/又は書面)、コンテンツアイテムの各々のトピック、など)、各々のコンテンツアイテムに含まれ得る外部リソースへの参照(例えば、外部リソース104へのリンク、外部リソース104の言及、など)、そこに埋め込まれている外部リソースのコンテンツ及びコンテンツタイプ、コンテンツアイテムの評判、コンテンツアイテムのランキング、などに関する情報を含んでよい。
【0016】
これらの及び他の実施形態において、リコメンデーションシステム102は、外部リソース104に関連した外部リソース情報118に基づき、訓練を実行するよう及び/又はリコメンデーションを生成するよう構成されてもよい。外部リソース104は、ソーシャルネットワーク106から独立しているか又は別個であり得るオンラインリソースを含んでよい。例えば、外部リソース104は、ニュースウェブサイト、ビデオサイト、ブログサイト、などのような、第三者のウェブページ又はウェブサイトを含んでよい。いくつかの実施形態において、外部リソース104は、ソーシャルネットワーク106に含まれず又はその部分でもない他のソーシャルネットワークを含んでもよい。本開示では、外部リソース104への言及は、外部リソース104によって公開又は提供されるコンテンツも含んでよい。
【0017】
外部リソース情報118は、外部リソース104に関する情報を含んでよい。例えば、外部リソース情報118は、各々の外部リソース104によって提供されるコンテンツのタイプ(例えば、ニュースコンテンツ、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、映画コンテンツ、ブログコンテンツ、エンターテイメントコンテンツ、教育コンテンツ、医療コンテンツ、科学コンテンツ、架空コンテンツ、政府コンテンツ、宗教コンテンツ、など)、外部リソース104に関連したウェブサイトのタイプ(例えば、ニュースサイト、教育サイト、エンターテイメントサイト、ソーシャルネットワークサイト、出版サイト、医療サイト、政府サイト、宗教サイト、企業サイト、私的な個人サイト、非営利サイト、慈善サイト、など)を示してよい。これらの及び他の実施形態において、外部リソース情報118は、外部リソース104のフォーマット及びそこに含まれているコンテンツを含んでもよい。例えば、外部リソース情報118は、コンテンツがビデオフォーマット、画像フォーマット、テキストフォーマット、オーディオフォーマット、記事フォーマット、などを有していることを示し得る。いくつかの実施形態において、外部リソース情報118の1つ以上の側面は、外部リソース104から取得され得るメタデータによって示されてもよい。
【0018】
リコメンデーションシステム102は、ソーシャルメディア情報116及び/又は外部リソース情報118に基づきソーシャルメディアグラフ110を生成するよう構成されたソーシャルメディアグラフモジュール108(「グラフモジュール108」)を含んでよい。グラフモジュール108は、ソーシャルメディアグラフ110を生成することに関連した1つ以上の動作を実行することをコンピューティングシステムに可能にするよう構成されたコード及びルーチンを含んでよい。追加的に、又は代替的に、グラフモジュール108は、プロセッサ、マイクロプロセッサ(例えば、1つ以上の動作を実行するもの又はその実行を制御するもの)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアを用いて実装されてもよい。いくつかの他の事例では、グラフモジュール108は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて実装されてもよい。本開示では、グラフモジュール108によって実行されるものとして記載されている動作は、グラフモジュール108が対応するシステムに実行することを指示し得る動作を含んでもよい。
【0019】
グラフモジュール108によって生成されたソーシャルメディアグラフ110は、1つ以上のユーザグラフを含んでよい。ユーザグラフは、ソーシャルネットワーク106のユーザ間のリンクを示し得る。例えば、ユーザグラフは、どのユーザが「友達」であることにより互いにつながっているか、ユーザが誰をフォローしているか、ユーザが誰によってフォローされているか、などを示してよい。更に、ユーザグラフは、ユーザ間のつながりの程度を示してもよい。例えば、ユーザグラフは、ユーザ間の直接的なつながり、又は異なるユーザが1人以上の中間ユーザを経由してつながっている、ユーザ間の間接的なつながりを示し得る。図1Bは、例となるユーザグラフ130を表す。
【0020】
更に、グラフモジュール108によって生成されたソーシャルメディアグラフ110は、1つ以上のコンテンツグラフを含んでもよい。コンテンツグラフは、ソーシャルネットワーク106のユーザと、ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示し得る。例えば、コンテンツグラフは、どのコンテンツアイテムがどのユーザによって相互作用されるかを示し得る。更に、コンテンツグラフは、対応するコンテンツアイテムに関して各々のユーザによって実行された相互作用のタイプを示してもよい。追加的に、又は代替的に、コンテンツグラフは、どのユーザによって相互作用されたコンテンツアイテムのタイプ、コンテンツアイテムの主題、及び/又はどのユーザによって相互作用された主題のタイプを示してもよい。図1Bは、例となるコンテンツグラフ132を表す。
【0021】
更に、グラフモジュール108によって生成されたソーシャルメディアグラフ110は、1つ以上のリソースグラフを含んでもよい。リソースグラフは、ソーシャルネットワーク106を介して広められたコンテンツアイテムと、コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示し得る。例えば、リソースグラフは、どの外部リソース104がどのコンテンツアイテムに含まれているか又は参照されているかを示し得る。追加的に、又は代替的に、リソースグラフは、外部リソース104に対応するウェブサイト又はウェブページのURLのような外部リソース104のソースを示してもよい。これらの及び他の実施形態において、リソースグラフは、コンテンツアイテムと、外部リソース104のコンテンツ、外部リソース104のタイプ、及び/又は外部リソース104の主題タイプのうちの1つ以上のとの間のリンクを示してもよい。図1Bは、例となるリソースグラフ134を表す。
【0022】
グラフモジュール108は、如何なる適切な技術に従っても、ソーシャルメディアグラフ110を生成するよう構成されてよい。例えば、グラフモジュール108は、ソーシャルネットワーク106からソーシャルメディア情報116を取得し、そこに含まれているユーザ情報に基づきユーザ間のリンクを導出するよう構成されてよい。グラフモジュール108は、次いで、リンクの表現をユーザグラフとして生成するよう構成されてよい。いくつかの実施形態において、ユーザグラフのフォーマットは、ユーザグラフが、ユーザグラフに含まれているリンクに基づきソーシャルネットワーク106のユーザ間のユーザ関連性指標を決定するよう構成されたニューラルネットワーク(例えば、アテンションネットワーク(attention network))によって使用され得るようなものであってよい。ユーザ関連性指標の決定は、以下で更に詳細に論じられる。
【0023】
他の例として、グラフモジュール108は、ソーシャルメディア情報116に基づきユーザとコンテンツアイテムとの間のリンクを導出するよう構成されてもよい。グラフモジュール108は、次いで、リンクの表現をコンテンツグラフとして生成するよう構成されてよい。いくつかの実施形態において、コンテンツグラフのフォーマットは、コンテンツグラフが、コンテンツグラフに含まれているリンクに基づきソーシャルネットワーク106のユーザとそれにおいて配布されたコンテンツアイテムとの間のコンテンツ関連性指標を決定するよう構成されたニューラルネットワーク(例えば、アテンションネットワーク)によって使用され得るようなものであってよい。コンテンツ関連性指標の決定は、以下で更に詳細に論じられる。
【0024】
追加的に、又は代替的に、グラフモジュール108は、ソーシャルメディア情報116に加えて外部リソース情報118を取得するよう構成されてもよい。グラフモジュール108は、外部リソース情報118及びソーシャルメディア情報116に基づき、コンテンツアイテムと外部リソース104との間のリンクを導出するよう構成されてよい。例えば、グラフモジュール108は、ソーシャルメディア情報116のコンテンツアイテムに含まれ得る外部リソースリンク(例えば、URL)を識別及び抽出するよう構成されてよい。更に、グラフモジュール108は、どのリンクが同じ外部リソース104に対応し得るかを決定するよう構成されてもよく、そのような対応を使用して、どのコンテンツアイテムが同じ外部リソースを参照し得るか識別してもよい。これらの及び他の実施形態において、グラフモジュール108は、外部リソース情報118に基づき外部リソース104に関する追加情報を抽出するよう構成されてもよい。例えば、グラフモジュール108は、外部リソース情報118に基づき、外部リソース104のコンテンツタイプ、コンテンツフォーマット、主題、などを識別するよう構成されてよい。これらの及び他の実施形態において、グラフモジュール108は、外部リソース104のメタデータ及び/又はコンテンツアイテムに含まれている外部リソースのリンクから他の外部リソース情報118の1つ以上の側面を取得するよう構成されてもよい。
【0025】
グラフモジュール108は、次いで、コンテンツアイテムと外部リソース104との間のリンクの表現をリソースグラフとして生成するよう構成されてよい。いくつかの実施形態において、リソースグラフのフォーマットは、リソースグラフが、外部リソース104とソーシャルネットワーク106内で配信されるコンテンツアイテムとの間のリソース関連性指標を決定するよう構成されたニューラルネットワーク(例えば、アテンションネットワーク)によって使用され得るようなものであってよい。
【0026】
リコメンデーションシステム102は、コンテンツリコメンデーションを提供するように機械学習システムを訓練するよう構成された訓練モジュール112を含んでもよい。いくつかの実施形態において、訓練モジュール112は、ソーシャルメディア情報116、外部リソース情報118、及びソーシャルメディアグラフ110に基づき機械学習システムのユーザ-コンテンツ関係分類器(「関係分類器」)を生成することによって、機械学習システムを訓練するよう構成されてよい。関係分類器は、ソーシャルメディア情報116、外部リソース情報118、及びソーシャルメディアグラフ110に基づいているそこに含まれている分類に従って、リコメンデーションを生成するよう構成されてよい。
【0027】
訓練モジュール112は、関係分類器を生成することに関連した1つ以上の動作を実行することをコンピューティングシステムに可能にするよう構成されたコード及びルーチンを含んでよい。追加的に、又は代替的に、訓練モジュール112は、プロセッサ、マイクロプロセッサ(例えば、1つ以上の動作を実行するもの又はその実行を制御するもの)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアを用いて実装されてもよい。いくつかの他の事例では、訓練モジュール112は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて実装されてもよい。本開示では、訓練モジュール112によって実行されるものとして記載されている動作は、訓練モジュール112が対応するシステムに実行することを指示し得る動作を含んでもよい。訓練モジュール112は、図3~7に関して以下で詳細に記載される1つ以上の動作を用いて関係分類器を生成するよう構成されてよい。
【0028】
これらの及び他の実施形態において、リコメンデーションシステム102は、訓練モジュール112によって生成され得る関係分類器を用いてコンテンツリコメンデーションを取得するよう構成されたリコメンデーションモジュール114を含んでもよい。リコメンデーションモジュール114は、リコメンデーションを取得することに関連した1つ以上の動作を実行することをコンピューティングシステムに可能にするよう構成されたコード及びルーチンを含んでよい。追加的に、又は代替的に、リコメンデーションモジュール114は、プロセッサ、マイクロプロセッサ(例えば、1つ以上の動作を実行するもの又はその実行を制御するもの)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含むハードウェアを用いて実装されてもよい。いくつかの他の事例では、リコメンデーションモジュール114は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて実装されてもよい。本開示では、リコメンデーションモジュール114によって実行されるものとして記載されている動作は、リコメンデーションモジュール114が対応するシステムに実行することを指示し得る動作を含んでもよい。リコメンデーションモジュール114は、図4に関して以下で詳細に記載される1つ以上の動作を用いてコンテンツリコメンデーションを取得するよう構成されてよい。
【0029】
本開示の範囲から逸脱せずに、環境100に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、明示的に記載されているものよりも追加の又はより少ない動作が、実行されてもよい。更に、解析されるソーシャルネットワーク及び/又は外部リソースの数及びタイプは、様々であってよい。加えて、グラフモジュール108、訓練モジュール112、又はリコメンデーションモジュール114のうちの2つ以上は、同じモジュール又はシステムの部分として一緒に実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、グラフモジュール108、訓練モジュール112、又はリコメンデーションモジュール114のうちの1つ以上は、他のモジュールの1つ以上とは別個のシステムにおいて実装されても又は含まれてもよい。更に、図1Bのグラフは、本明細書で記載されている概念の理解を助けるよう各々のグラフの例示的な例を提供するよう意図される。特定のフォーマット及び描写は、限定であるよう意図されない。
【0030】
図2は、本開示の少なくとも1つの実施形態に従って、例となるコンピューティングシステム202のブロック図を表す。コンピューティングシステム202は、本明細書で記載されているモジュールの1つ以上(例えば、図1Aのグラフモジュール108、訓練モジュール112、及び/又はリコメンデーションモジュール114)に関連した1つ以上の動作を実装又は指示するよう構成されてよい。コンピューティングシステム202は、プロセッサ250、メモリ252、及びデータストレージ254を含んでよい。プロセッサ250、メモリ252、及びデータストレージ254は、通信可能に結合されてよい。
【0031】
一般的に、プロセッサ250は、様々なコンピュータハードウェア又はソフトウェアモジュールを含む如何なる適切な専用又は汎用コンピュータ、コンピューティングエンティティ、又はプロセッシングデバイスも含んでよく、如何なる適用可能なコンピュータ可読記憶媒体にも記憶された命令を実行するよう構成されてよい。例えば、プロセッサ250は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、あるいは、プログラム命令を解釈及び/又は実行するよう及び/又はデータを処理するよう構成されたあらゆる他のデジタル又はアナログ回路を含んでよい。図2には単一のプロセッサとして表されているが、プロセッサ250は、本開示で記載されている動作をいくつでも個別的に又は集合的に実行するよう又はその実行を指示するよう構成されたプロセッサをいくつでも含んでよい。更に、プロセッサの1つ以上は、異なるサーバなどの1つ以上の異なる電子デバイスに存在してもよい。
【0032】
いくつかの実施形態において、プロセッサ250は、メモリ252、データストレージ254、又はメモリ252及びデータストレージ254に記憶されているプログラム命令を解釈及び/又は実行するよう、及び/又は記憶されているデータを処理するよう構成されてよい。いくつかの実施形態において、プロセッサ250は、データストレージ254からプログラム命令をフェッチし、プログラム命令をメモリ252にロードしてよい。プログラム命令がメモリ252にロードされた後、プロセッサ250はプログラム命令を実行してよい。
【0033】
例えば、いくつかの実施形態において、上記のモジュールのうちの1つ以上は、プログラム命令としてデータストレージ254に含まれてもよい。プロセッサ250は、データストレージ254から各々のモジュールのプログラム命令をフェッチしてよく、また、各々のモジュールのプログラム命令をメモリ252にロードしてよい。各々のモジュールのプログラム命令がメモリ252にロードされた後、プロセッサ250は、コンピューティングシステムが命令によって指示されるように各々のモジュールに関連した動作を実装し得るように、プログラム命令を実行してよい。
【0034】
メモリ252及びデータストレージ254は、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造を搬送又は記憶するコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ250のような汎用又は専用コンピュータによってアクセスされ得る如何なる利用可能な媒体も含んでもよい。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリー・メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク型リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス(固体状態メモリデバイス)、あるいは、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造の形で特定のプログラムコードを記憶するために使用され得かつ汎用又は専用コンピュータによってアクセスされ得るあらゆる他の記憶媒体を含む有形な又は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。上記の組み合わせも、コンピュータ可読記憶媒体の範囲内に含まれてよい。コンピュータ実行可能命令は、例えば、プロセッサ250に特定の動作又は動作のグループを実行させるよう構成された命令又はデータを含んでもよい。
【0035】
本開示の範囲から逸脱せずに、コンピューティングシステム202に対して変更、追加又は削除が行われてもよい。例えば、いくつかの実施形態において、コンピューティングシステム202は、明示的に図示又は記載されていないことがある他のコンポーネントをいくつでも含んでよい。
【0036】
図3は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、ユーザ-コンテンツ分類器352を生成するよう構成された動作の例となるフロー(「動作300」)を表す。動作300は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによっても実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、動作300に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、動作300のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0037】
動作300は、ソーシャルネットワーク(例えば、図1Aのソーシャルネットワーク106)のユーザの第1ユーザ表現304が生成され得る動作302を含んでよい。第1ユーザ表現304は、いくつかの実施形態では、ユーザの初期表現であってよい。更に、第1ユーザ表現304は、ソーシャルネットワークの各々のユーザに関連したユーザ情報を夫々表してもよい。ユーザ情報は、図1Aのソーシャルメディア情報116に関して上述されたユーザ情報のいずれかを含んでよい。
【0038】
いくつかの実施形態において、第1ユーザ表現304の夫々は、各々のユーザに関連した種々のタイプのユーザ情報を含むベクトル(「ユーザベクトル」と呼ばれる。)としてフォーマット化されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、ユーザ情報は、ソーシャルネットワーク上でのユーザの各々のプロファイル及びパターンを解析することによって、取得されてよい。これらの及び他の実施形態において、ユーザ情報の1つ以上の側面は、各々のユーザに関するメタデータ~識別されてよい。追加的に、又は代替的に、各々のユーザの種々のタイプのユーザ情報は、各々のユーザに対応するユーザベクトルとして集約されてもよい。
【0039】
例えば、いくつかの実施形態において、予め訓練されたモデル(例えば、BERTモデル、ELMOモデル、Fasttextモデル)が、ユーザ情報の要約であり得るユーザベクトルを生成するために使用されてもよい。例えば、ユーザ情報のテキストは、予め訓練されたモデルへの入力として供給されてよく、予め訓練されたモデルは、ユーザベクトルを出力してよい。これらの及び他の実施形態において、直線投影(linear projection)が、対応するユーザベクトルの次元を変更するためにユーザベクトルの1つ以上に適用されてもよい。
【0040】
更に、動作300は、ソーシャルネットワークを介して広められたコンテンツアイテムの第1コンテンツ表現308が生成され得る動作306を含んでもよい。第1コンテンツ表現308は、いくつかの実施形態では、コンテンツアイテムの初期表現であってよい。更に、第1コンテンツ表現308は、各々のコンテンツアイテムに関連したコンテンツ情報を夫々表してもよい。コンテンツ情報は、図1Aのソーシャルメディア情報116に関して上述されたコンテンツ情報のいずれかを含んでよい。
【0041】
いくつかの実施形態において、第1コンテンツ表現308の夫々は、各々のコンテンツアイテムに関連した種々のタイプのコンテンツ情報を含むベクトル(「コンテンツベクトル」と呼ばれる。)としてフォーマット化されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、コンテンツ情報は、各々のコンテンツアイテムに対応するコンテンツアイテム情報を識別するよう各々のコンテンツアイテムを解析することによって、取得されてよい。例えば、コンテンツアイテムの主題が、テキストをパースすること、画像認識を実行すること、オーディオ認識を実行すること、などによって、識別され得る。追加的に、又は代替的に、コンテンツアイテムは、コンテンツアイテムに含まれるメディアのタイプ、外部リソースへのリンクがコンテンツアイテムに含まれているかどうか、コンテンツアイテムに関して実行される相互作用のタイプ、などを決定するよう解析されてもよい。追加的に、又は代替的に、各々のコンテンツアイテムの種々のタイプのコンテンツ情報は、各々のコンテンツアイテムに対応するコンテンツベクトルとして集約されてもよい。
【0042】
例えば、いくつかの実施形態において、予め訓練されたモデル(例えば、BERTモデル、ELMOモデル、Fasttextモデル)が、コンテンツ情報の要約であり得るコンテンツベクトルを生成するために使用されてもよい。例えば、コンテンツ情報は、予め訓練されたモデルへの入力として供給されてよく、予め訓練されたモデルは、コンテンツベクトルを出力してよい。これらの及び他の実施形態において、直線投影が、対応するコンテンツベクトルの次元を変更するためにコンテンツベクトルの1つ以上に適用されてもよい。
【0043】
更に、動作300は、コンテンツアイテムにおいて参照され得る外部リソースの第1リソース表現312が生成され得る動作310を含んでもよい。第1リソース表現312は、いくつかの実施形態では、外部リソースの初期表現であってよい。更に、第1リソース表現312は、各々の外部リソースに関連したリソース情報を夫々表してもよい。リソース情報は、いくつかの実施形態では、図1Aに関して記載された外部リソース情報118のいずれかを含んでよい。
【0044】
いくつかの実施形態において、第1リソース表現312の夫々は、各々の外部リソースに関連した種々のタイプのリソース情報を含むベクトル(「リソースベクトル」と呼ばれる。)としてフォーマット化されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、リソース情報は、各々のコンテンツアイテムに対応するリソース情報を識別するよう各々の外部リソースを解析することによって、取得されてよい。
【0045】
例えば、外部リソースの主題が、外部リソースに関してテキストをパースすること、画像認識を実行すること、オーディオ認識を実行すること、などによって、識別され得る。追加的に、又は代替的に、外部リソースは、外部リソースに含まれるメディアのタイプを決定するよう解析されてもよい。例えば、識別され得るメディアタイプは、新聞、ニュース、ビデオ、スライド、オーディオ、コード、などを含んでよい。これらの及び他の実施形態において、外部リソースは、外部リソースに関連したタイムスタンプを決定するよう解析されてもよい。いくつかの実施形態において、外部リソースのメタデータが、リソース情報の1つ以上の側面を識別するよう解析されてもよい。
【0046】
いくつかの実施形態において、予め訓練されたモデルが、各々の外部リソースの主題のテキスト要約を提供するために使用されてもよい。これらの及び他の実施形態において、テキスト要約は、ベクトル表現で生成されてよい。
【0047】
追加的に、又は代替的に、ワンホットエンコーディング(one-hot encoding)が、メディアタイプをベクトルフォーマットに表現するように外部リソースのメディアタイプに関して実行されてもよい。これらの及び他の実施形態において、タイムスタンプは、如何なる適切な技術を使用してもベクトルにフォーマット化されてよい。いくつかの実施形態において、各々の外部リソースの主題ベクトル、メディアタイプベクトル、及びタイムスタンプベクトルは、各々の外部リソースのリソース情報を表すリソースベクトルを生成するよう組み合わされてよい(例えば、連結されてよい)。これらの及び他の実施形態において、直線投影が、対応するリソースベクトルの次元を変更するためにリソースベクトルの1つ以上に適用されてもよい。
【0048】
動作300はまた、第2リソース表現316が第1リソース表現312、第1コンテンツ表現308、及びリソースグラフ334に基づき生成され得る動作314を含んでもよい。リソースグラフ334は、図1Aに関して上述されたソーシャルメディアグラフ110のリソースグラフに類似し得る。これらの及び他の実施形態において、第2リソース表現316は、第1リソース表現312の更新されたバージョンと見なされてもよい。例えば、第2リソース表現316は、初期リソースベクトルと比較して、第1リソース表現312、第1コンテンツ表現308、及びリソースグラフ334に基づき決定された追加の情報及び関係を表す第2リソースベクトルとしてフォーマット化されてよい。図4は、第2リソース表現316を生成するために実行され得る動作の例を表す。
【0049】
動作300はまた、コンテンツアテイムの第2コンテンツ表現324を生成するために使用され得る動作318及び322を含んでもよい。動作318及び322は、第1コンテンツ表現308、第1ユーザ表現304、コンテンツグラフ332、及び第2リソース表現316に基づいた第2コンテンツ表現324の生成を含んでよい。コンテンツグラフ332は、図1Aに関して上述されたソーシャルメディアグラフ110のコンテンツグラフと類似し得る。
【0050】
例えば、動作318は、第1コンテンツ表現308、第1ユーザ表現304、及びコンテンツグラフ332に基づいた中間コンテンツ表現320の生成を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、中間コンテンツ表現320は、第1コンテンツ表現308の更新されたバージョンと見なされてよい。例えば、中間コンテンツ表現320は、第1ユーザ表現304、第1コンテンツ表現308、及びコンテンツグラフ332と比較して、かつ、初期コンテンツベクトルと比較して、追加の情報及び関係を表す中間コンテンツベクトルとしてフォーマット化されてよい。図5は、中間コンテンツ表現320を生成するために実行され得る動作の例を表す。
【0051】
動作322は、中間コンテンツ表現320及び第2リソース表現316に基づき第2コンテンツ表現324を生成することを含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、各々の中間コンテンツ表現320は、各々の第2リソース表現316と組み合わされてよい。いくつかの実施形態において、組み合わせることは、各々の中間コンテンツベクトルを各々の第2リソースベクトルと連結させることを含んでもよい。各連結は、各々の第2コンテンツ表現324に対応する第2コンテンツベクトルを生成するよう1つの中間コンテンツベクトル及び1つの第2リソースベクトルを含んでよい。
【0052】
これらの及び他の実施形態において、動作322は、各々の第2コンテンツ表現324を取得するよう各々の中間コンテンツ表現320と各々の第2リソース表現316との各組み合わせに非線形変換を適用することを含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態において、各組み合わせは、フィードフォワード・ニューラル・ネットワーク(FNN)(例えば、多層パーセプトロン(MLP))へ供給されてよく、MLPは、各々の第2コンテンツ表現324を第2コンテンツベクトルとして出力し得る。
【0053】
動作300はまた、ユーザの第2ユーザ表現348を生成するために使用され得る動作326、342、及び346を含んでもよい。動作326、342、及び346は、第1コンテンツ表現308、第1ユーザ表現304、コンテンツグラフ332、及びユーザグラフ330に基づいた第2ユーザ表現348の生成を含んでよい。ユーザグラフ330は、図1Aに関して上述されたソーシャルメディアグラフ110のユーザグラフに類似し得る。
【0054】
動作326は、第1ユーザ表現304及びユーザグラフ330に基づいた第1中間ユーザ表現328の生成を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、第1中間ユーザ表現328は、第1ユーザ表現304の更新されたバージョンと見なされてよい。例えば、第1中間ユーザ表現328は、第1ユーザ表現304及びユーザグラフ330に基づき決定された、初期ユーザベクトルと比較して追加の情報及び関係を表す第1中間ユーザベクトルとしてフォーマット化されてよい。図6は、第1中間ユーザ表現328を生成するために実行され得る動作の例を表す。
【0055】
動作342は、第1ユーザ表現304、第1コンテンツ表現308、及びコンテンツグラフ332に基づいた第2中間ユーザ表現344の生成を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、第2中間ユーザ表現344は、第1ユーザ表現304の更新されたバージョンと見なされてよい。例えば、第2中間ユーザ表現344は、第1ユーザ表現304、第1コンテンツ表現308、及びコンテンツグラフ332に基づき決定された、初期ユーザベクトルと比較して追加の情報及び関係を表す第2中間ユーザベクトルとしてフォーマット化されてよい。図7は、第2中間ユーザ表現344を生成するために実行され得る動作の例を表す。
【0056】
動作346は、第1中間ユーザ表現328及び第2中間ユーザ表現344に基づき第2ユーザ表現348を生成することを含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作346は、各々の第1中間ユーザ表現328を各々の第2中間ユーザ表現344と組み合わせることを含んでよい。いくつかの実施形態において、組み合わせることは、各々の第1中間ユーザベクトルを各々の第2中間ユーザベクトルと連結させることを含んでよい。各連結は、各々の第2ユーザ表現348に対応する第2ユーザベクトルを生成するよう1つの第1中間ユーザベクトル及び1つの第2中間ユーザベクトルを含んでよい。
【0057】
これらの及び他の実施形態において、動作346は、各々の第2ユーザ表現348を取得するよう各々の第1中間ユーザ表現328と各々の第2中間ユーザ表現344との各組み合わせに非線形変換を適用することを含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、各組み合わせは、フィードフォワード・ニューラル・ネットワーク(FNN)(例えば、多層パーセプトロン(MLP))へ供給されてよく、MLPは、各々の第2ユーザ表現348を第2ユーザベクトルとして出力し得る。
【0058】
追加的に、又は代替的に、動作300は、第2ユーザ表現348及び第2コンテンツ表現324に基づきユーザ-コンテンツ分類器352(「分類器352」)を含み得る動作350を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作350は、各々の第2ユーザ表現348を各々のコンテンツ表現324と組み合わせることを含んでよい。いくつかの実施形態において、組み合わせることは、各々の第2ユーザベクトルを各々の第2コンテンツベクトルと連結させることを含んでよい。各連結は、分類器352に含まれ得るユーザ-コンテンツ分類器を生成するよう1つの第2ユーザベクトル及び1つの第2コンテンツベクトルを含んでよい。いくつかの実施形態において、分類器352は、多層パーセプトロン(MLP)のようなフィードフォワード・ニューラル・ネットワーク(FNN)として構成されてよい。
【0059】
本開示の範囲から逸脱せずに、動作300に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0060】
図4は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、更新されたリソースベクトル416を生成するよう構成された動作400の例となるフロー(「動作400」)を表す。動作400は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによっても実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、動作400に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、動作400のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0061】
図3に関して示されたように、いくつかの実施形態において、図3の動作314は、動作400が図3に関して記載された第2リソース表現316を生成するために使用され得るように、動作400を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、更新されたリソースベクトル416は、各々の第2リソース表現316に対応するリソースベクトルであってよい。更に、更新されたリソースベクトル416は、図3の各々の第1リソース表現312に対応する初期リソースベクトルであり得るリソースベクトル404の更新されたバージョンであってよい。これらの及び他の実施形態において、動作400は、各第2リソース表現316について異なる更新されたリソースベクトル416を生成するために、各々の第1リソース表現312に対応する各リソースベクトル404に関して然るべく実行されてよい。
【0062】
いくつかの実施形態において、動作400は、リソースベクトル404及びコンテンツベクトル402に基づきリソース関連性指標408を決定することを含み得る動作450を含んでよい。コンテンツベクトル402は、各々のコンテンツアイテムに夫々対応してよく、図3の第1コンテンツ表現308の例であってよい。いくつかの実施形態において、コンテンツベクトル402は、各コンテンツアイテムについて取得されてよい。
【0063】
追加的に、又は代替的に、動作450は、コンテンツアイテムの夫々とリソースベクトル404に対応する外部リソースとの間のリソース関連性指標408を決定することを含んでよい。各々のリソース関連性指標408は、従って、各々のコンテンツベクトル402に対応する各々のコンテンツアイテムと、リソースベクトル404に対応する外部リソースとの間であってよい。例えば、第1リソース関連性指標408aは、リソースベクトル404に対応する外部リソースと、第1コンテンツベクトル402aに対応する第1コンテンツアイテムとに関して決定されてよく、第2リソース関連性指標408bは、リソースベクトル404に対応する外部リソースと、第2コンテンツベクトル402bに対応する第2コンテンツアイテムとに関して決定されてよく、第3リソース関連性指標408cは、リソースベクトル404に対応する外部リソースと、第3コンテンツベクトル402cに対応する第3コンテンツアイテムとに関して決定されてよい。
【0064】
リソース関連性指標408は、各々のコンテンツアイテムと外部リソースとの間の接続性(connectivity)の度合いを夫々示し得る。いくつかの実施形態において、接続性の度合いは、コンテンツベクトル402と、リソースベクトル404と、図3のリソースグラフ334のようなリソースグラフ(図4には明示されず。)によって示され得る、外部リソースと対応するコンテンツアイテムとの間の関係とを解析することによって接続性の度合いを決定するよう構成されたアテンションネットワーク406によって、決定されてよい。例えば、リソース関連性指標408は、各々のコンテンツアイテムのどれが外部リソースへのリンクを提供するか、各々のコンテンツアイテムのうちのいくつが外部リソースへのリンクを提供するか、各々のコンテンツアイテムのどのタイプが外部リソースへのリンクを提供するか、などに基づいてよい。
【0065】
これらの及び他の実施形態において、リソース関連性指標408は、各々のコンテンツベクトル402を重み付けするために使用されてよい。重み付けは、接続性の度合いに基づいてよく、度合いが高ければ、より高い重みが与えられることになる。
【0066】
いくつかの実施形態において、動作400は動作452を含んでよい。動作452は、重み付けされたコンテンツベクトル402に基づいた集約されたコンテンツベクトル410の生成を含んでよい。例えば、重み付けされたコンテンツベクトル402は、集約されたコンテンツベクトル410を生成するよう連結されてよい。集約されたコンテンツベクトル410は、従って、コンテンツアイテムを集合的に表す集約されたコンテンツ表現であってよい。追加的に、又は代替的に、集約されたコンテンツベクトル410は、コンテンツアイテムとリソースベクトル404に対応する外部リソースとの間の集合関係を表し得る。
【0067】
動作400は、集約されたコンテンツベクトル410及びリソースベクトル404が組み合わされ得る動作454を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作454は、集約されたコンテンツベクトル410及びリソースベクトル404を連結させ得る連結動作412を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、動作454は、集約されたコンテンツベクトル410とリソースベクトル404との組み合わせを多層パーセプトロン(MLP)414へ供給することを含んでよい。MLP414は、更新されたリソースベクトル416を出力し得る。
【0068】
本開示の範囲から逸脱せずに、動作400に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0069】
図5は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、更新されたコンテンツベクトル516を生成するよう構成された動作500の例となるフロー(「動作500」)を表す。動作500は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによっても実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、動作500に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、動作500のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0070】
図3に関して示されたように、いくつかの実施形態において、図3の動作318は、動作500が図3に関して記載された中間コンテンツ表現320を生成するために使用され得るように、動作500を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、更新されたコンテンツベクトル516は、各々の中間コンテンツ表現320に対応するコンテンツベクトルであってよい。更に、更新されたコンテンツベクトル516は、図3の各々の第1コンテンツ表現308に対応する初期コンテンツベクトルであり得るコンテンツベクトル504の更新されたバージョンであってよい。これらの及び他の実施形態において、動作500は、各中間コンテンツ表現320について異なる更新されたコンテンツベクトル516を生成するために、各々の第1コンテンツ表現308に対応する各コンテンツベクトル504に関して然るべく実行されてよい。
【0071】
いくつかの実施形態において、動作500は、コンテンツベクトル504及びユーザベクトル502に基づきエッジベクトル520を決定することを含み得る動作556を含んでよい。ユーザベクトル502は、ソーシャルネットワークの各々のユーザに夫々対応してよく、図3の第1ユーザ表現304の例であってよい。いくつかの実施形態において、ユーザベクトル502は、各ユーザについて取得されてよい。
【0072】
追加的に、又は代替的に、動作556は、ユーザベクトル502の夫々についてエッジベクトル520を決定することを含んでよい。各エッジベクトル520は、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムに関して各々のユーザによって実行された相互作用のタイプに基づき生成されてよい。例えば、異なる相互作用は、対応するコンテンツアイテムの元の投稿(例えば、ツイートの投稿)、対応するコンテンツアイテムの共有(例えば、ツイートのリツイート)、対応するコンテンツアイテムのリンクを貼ること、対応するコンテンツアイテムにコメントすること、などを含んでよい。いくつかの実施形態において、相互作用のタイプは、図3のユーザグラフ330などのユーザグラフ(図5には明示されず。)、及び/又はコンテンツベクトル504及び/又は各々のユーザベクトル502に含まれ得る情報に基づき、識別されてよい。
【0073】
各々のエッジベクトル520は、従って、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムに関して、各々のユーザに対応する各々のユーザによって実行された相互作用に基づき、生成されてよい。例えば、第1エッジベクトル520aは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの、第1ユーザベクトル502aに対応する第1ユーザによる第1相互作用に基づき、決定されてよい。同様に、第2エッジベクトル520bは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの、第2ユーザベクトル502bに対応する第2ユーザによる第2相互作用に基づき、決定されてよい。他の例として、第3エッジベクトル520cは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの、第3ユーザベクトル502cに対応する第3ユーザによる第3相互作用に基づき、決定されてよい。
【0074】
これらの及び他の実施形態において、エッジベクトル520は、異なるタイプの相互作用に応じて、異なる重みを有するよう生成されてよい。更に、いくつかの実施形態において、エッジベクトル520は、異なる重みが各々のユーザベクトル502に適用されている各々のユーザベクトル502の更新されたバージョンであってよい。追加的に、又は代替的に、動作556は、コンテンツベクトル504及びユーザベクトル502を多層パーセプトロン(MLP)518へ供給することを含んでよく、MLP518は、各々のエッジベクトル520を出力し得る。
【0075】
いくつかの実施形態において、動作500は、コンテンツベクトル504及びエッジベクトル520に基づきコンテンツ関連性指標508を決定することを含み得る動作550を含んでよい。追加的に、又は代替的に、動作550は、ユーザの夫々とコンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの間のコンテンツ関連性指標508を決定することを含んでよい。各々のコンテンツ関連性指標508は、従って、各々のエッジベクトル520に対応する各々のユーザと、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの間であってよい。例えば、第1コンテンツ関連性指標508aは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムと、第1エッジベクトル520aに対応する第1ユーザとに関して決定されてよく、第2コンテンツ関連性指標508bは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムと、第2エッジベクトル520bに対応する第2ユーザとに関して決定されてよく、第3コンテンツ関連性指標508cは、コンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムと、第3エッジベクトル520cに対応する第3ユーザとに関して決定されてよい。
【0076】
コンテンツ関連性指標508は、各々のユーザとコンテンツアイテムとの間の接続性の度合いを夫々示し得る。いくつかの実施形態において、接続性の度合いは、エッジベクトル520と、コンテンツベクトル504と、コンテンツグラフによって示され得る、コンテンツアイテムと対応するユーザとの間の関係(例えば、相互作用及び相互作用タイプに基づく関係)とを解析することによって接続性の度合いを決定するよう構成されたアテンションネットワーク506によって、決定されてよい。例えば、コンテンツ関連性指標508は、各々のユーザのうちの誰がコンテンツアイテムを生成するか又はそれと別なふうに相互作用したか、各々のユーザのうちの何人がコンテンツアイテムと相互作用したか、どのようなタイプの相互作用がコンテンツアイテムに関して各々のユーザによって行われたか、などに基づいてよい。
【0077】
これらの及び他の実施形態において、コンテンツ関連性指標508は、各々のエッジベクトル520を重み付けするために使用されてよい。重み付けは、接続性の度合いに基づいてよく、度合いが高ければ、より高い重みが与えられることになる。
【0078】
いくつかの実施形態において、動作500は動作552を含んでよい。動作552は、重み付けされたエッジベクトル520に基づいた集約されたユーザベクトル510の生成を含んでよい。例えば、重み付けされたエッジベクトル520は、集約されたユーザベクトル510を生成するよう連結されてよい。集約されたユーザベクトル510は、従って、ユーザベクトル502に対応するユーザを集合的に表す集約されたユーザ表現であってよい。追加的に、又は代替的に、集約されたユーザベクトル510は、ユーザとコンテンツベクトル504に対応するコンテンツアイテムとの間の集合関係を表し得る。
【0079】
動作500は、集約されたユーザベクトル510及びコンテンツベクトル504が組み合わされ得る動作554を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作554は、集約されたユーザベクトル510及びコンテンツベクトル504を連結させ得る連結動作512を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、動作554は、集約されたユーザベクトル510とコンテンツベクトル504との組み合わせを多層パーセプトロン(MLP)514へ供給することを含んでよい。MLP514は、更新されたコンテンツベクトル516を出力し得る。
【0080】
本開示の範囲から逸脱せずに、動作500に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0081】
図6は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、更新された現在ユーザベクトル616を生成するよう構成された動作600の例となるフロー(「動作600」)を表す。動作600は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによっても実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、動作600に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、動作600のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0082】
図3に関して示されたように、いくつかの実施形態において、図3の動作326は、動作600が図3に関して記載された第1中間ユーザ表現328を生成するために使用され得るように、動作600を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、更新された現在ユーザベクトル616は、各々の第1中間ユーザ表現328に対応するユーザベクトルであってよい。更に、更新された現在ユーザベクトル616は、図3の各々の第1ユーザ表現304に対応する初期ユーザベクトルであり得る現在ユーザベクトル604の更新されたバージョンであってよい。これらの及び他の実施形態において、動作600は、各第1中間ユーザ表現328について異なる更新された現在ユーザベクトル616を生成するために、各々の第1ユーザ表現304に対応する各現在ユーザベクトル604に関して然るべく実行されてよい。
【0083】
追加的に、又は代替的に、以下で示されるように、更新された現在ユーザベクトル616は、ソーシャルネットワークの特定のユーザとそのソーシャルネットワークの他のユーザとの間のリンクに基づき更新されてよい。現在ユーザベクトル604は、特定のユーザに対応してよく、他のユーザベクトル602は、他のユーザに対応してよい。他のユーザベクトル602も、従って、図3の第1ユーザ表現304の例であってよい。いくつかの実施形態で、他のユーザは、特定のユーザに直接に接続されるユーザ及び/又は特定のユーザに間接に直接されるユーザであってよい。
【0084】
いくつかの実施形態において、動作600は、現在ユーザベクトル604及び他ユーザベクトル602に基づきユーザ関連性指標608を決定することを含み得る動作650を含んでよい。追加的に、又は代替的に、動作650は、他のユーザの夫々と特定のユーザとの間のユーザ関連性指標608を決定することを含んでよい。各々のユーザ関連性指標608は、従って、各々の他ユーザベクトル602に対応する各々の他のユーザと、現在ユーザベクトル604に対応する特定のユーザとの間であってよい。例えば、第1ユーザ関連性指標608aは、特定のユーザと、第1他ユーザベクトル602aに対応する第1の他のユーザとに関して決定されてよく、第2ユーザ関連性指標608bは、特定のユーザと、第2他ユーザベクトル602bに対応する第2の他のユーザとに関して決定されてよく、第3ユーザ関連性指標608cは、特定のユーザと、第3他ユーザベクトル602cに対応する第3の他のユーザとに関して決定されてよい。
【0085】
ユーザ関連性指標608は、各々の他のユーザと特定のユーザとの間の接続性の度合いを夫々示し得る。いくつかの実施形態において、接続性の度合いは、他ユーザベクトル602と、現在ユーザベクトル604と、図3のユーザグラフ330のようなユーザグラフ(図6には明示されず。)によって示され得る、特定のユーザと対応する他のユーザとの間の関係とを解析することによって接続性の度合いを決定するよう構成されたアテンションネットワーク606によって、決定されてよい。例えば、ユーザ関連性指標608は、どのユーザが特定のユーザにつながっているか、何人の異なるユーザが特定のユーザにつながっているか、特定のユーザと他のユーザとの間の接続性の度合い、などに基づいてよい。
【0086】
これらの及び他の実施形態において、ユーザ関連性指標608は、各々の他ユーザベクトル602を重み付けするために使用されてよい。重み付けは、接続性の度合いに基づいてよく、度合いが高ければ、より高い重みが与えられることになる。
【0087】
いくつかの実施形態において、動作600は動作652を含んでよい。動作652は、重み付けされた他ユーザベクトル602に基づいた集約された他ユーザベクトル610の生成を含んでよい。例えば、重み付けされた他ユーザベクトル602は、集約された他ユーザベクトル610を生成するよう連結されてよい。集約された他ユーザベクトル610は、従って、他のユーザを集合的に表す集約されたユーザ表現であってよい。追加的に、又は代替的に、集約された他ユーザベクトル610は、他のユーザと現在ユーザベクトル604に対応する特定のユーザとの間の集合関係を表し得る。
【0088】
動作600は、集約された他ユーザベクトル610及び現在ユーザベクトル604が組み合わされ得る動作654を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作654は、集約された他ユーザベクトル610及び現在ユーザベクトル604を連結させ得る連結動作612を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、動作654は、集約された他ユーザベクトル610と現在ユーザベクトル604との組み合わせを多層パーセプトロン(MLP)614へ供給することを含んでよい。MLP614は、更新された現在ユーザベクトル616を出力し得る。
【0089】
本開示の範囲から逸脱せずに、動作600に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0090】
図7は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、更新されたユーザベクトル716を生成するよう構成された動作700の例となるフロー(「動作700」)を表す。動作700は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによっても実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、動作700に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、動作700のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0091】
図3に関して示されたように、いくつかの実施形態において、図3の動作342は、動作700が図3に関して記載された第2中間ユーザ表現344を生成するために使用され得るように、動作700を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、更新されたユーザベクトル716は、各々の第2中間ユーザ表現344に対応するユーザベクトルであってよい。更に、更新されたユーザベクトル716は、図3の各々の第1ユーザ表現304に対応する初期ユーザベクトルであり得るユーザベクトル704の更新されたバージョンであってよい。これらの及び他の実施形態において、動作700は、各第2中間ユーザ表現344について異なる更新されたユーザベクトル716を生成するために、各々の第1ユーザ表現304に対応する各ユーザベクトル704に関して然るべく実行されてよい。
【0092】
いくつかの実施形態において、動作700は、ユーザベクトル704及びコンテンツベクトル702に基づきエッジベクトル720を決定することを含み得る動作756を含んでよい。コンテンツベクトル702は、ソーシャルネットワークを介して広められる各々のコンテンツアイテムに夫々対応してよく、図3の第1コンテンツ表現308の例であってよい。いくつかの実施形態において、コンテンツベクトル702は、各コンテンツアイテムについて取得されてよい。
【0093】
追加的に、又は代替的に、動作756は、コンテンツベクトル702の夫々についてエッジベクトル720を決定することを含んでもよい。各エッジベクトル720は、コンテンツベクトル702に対応する各々のコンテンツアイテムに関して、ユーザベクトル704に対応するユーザによって実行される相互作用のタイプに基づき、生成されてよい。いくつかの実施形態において、相互作用のタイプは、図3のユーザグラフ330のようなユーザグラフ(図7には明示されず。)、及び/又はユーザベクトル704及び/又は各々のコンテンツベクトル702に含まれ得る情報に基づき、識別されてよい。
【0094】
各々のエッジベクトル720は、従って、コンテンツベクトル702に対応する各々のコンテンツアイテムに関して、ユーザベクトル704に対応するユーザによって実行される相互作用に基づき、生成されてよい。例えば、第1エッジベクトル720aは、第1コンテンツベクトル702aに対応する第1コンテンツアイテムに関する、ユーザベクトル704に対応するユーザによる第1相互作用に基づき、決定されてよい。同様に、第1エッジベクトル720bは、第2コンテンツベクトル702bに対応する第1コンテンツアイテムに関する、ユーザベクトル704に対応するユーザによる第2相互作用に基づき、決定されてよい。他の例として、第3エッジベクトル720cは、第3コンテンツベクトル702cに対応する第1コンテンツアイテムに関する、ユーザベクトル704に対応するユーザによる第3相互作用に基づき、決定されてよい。
【0095】
これらの及び他の実施形態において、エッジベクトル720は、異なるタイプの相互作用に応じて、異なる重みを有するよう生成されてよい。更に、いくつかの実施形態において、エッジベクトル720は、異なる重みが各々のコンテンツベクトル702に適用される各々のコンテンツベクトル702の更新されたバージョンであってよい。追加的に、又は代替的に、動作756は、ユーザベクトル704及びコンテンツベクトル702を多層パーセプトロン(MLP)718へ供給することを含んでよく、MLP718は、各々のエッジベクトル720を出力し得る。
【0096】
いくつかの実施形態において、動作700は、ユーザベクトル704及びエッジベクトル720に基づきコンテンツ関連性指標708を決定することを含み得る動作750を含んでよい。追加的に、又は代替的に、動作750は、コンテンツアイテムの夫々とユーザベクトル704に対応するユーザとの間のコンテンツ関連性指標708を決定することを含んでよい。各々のコンテンツ関連性指標708は、従って、各々のエッジベクトル720に対応する各々のコンテンツアイテムと、ユーザベクトル704に対応するユーザとの間であってよい。例えば、第1コンテンツ関連性指標708aは、ユーザベクトル704に対応するユーザと、第1エッジベクトル720aに対応する第1コンテンツアイテムとに関して決定されてよく、第2コンテンツ関連性指標708bは、ユーザベクトル704に対応するユーザと、第2エッジベクトル720bに対応する第2コンテンツアイテムとに関して決定されてよく、第3コンテンツ関連性指標708cは、ユーザベクトル704に対応するユーザと、第3エッジベクトル720cに対応する第3コンテンツアイテムとに関して決定されてよい。
【0097】
コンテンツ関連性指標708は、各々のコンテンツアイテムとユーザとの間の接続性の度合いを夫々示し得る。いくつかの実施形態において、接続性の度合いは、エッジベクトル720と、ユーザベクトル704と、コンテンツグラフによって示され得る、ユーザと対応するコンテンツアイテムとの間の関係(例えば、相互作用及び相互作用タイプに基づく関係)とを解析することによって接続性の度合いを決定するよう構成されたアテンションネットワーク706によって、決定されてよい。例えば、コンテンツ関連性指標708は、各々のコンテンツアイテムのうちのどれとユーザが相互作用したか、各々のコンテンツアイテムのうちのいくつがユーザと相互作用したか、各々のコンテンツアイテムのうちのどのタイプとユーザが相互作用したか、などに基づいてよい。
【0098】
これらの及び他の実施形態において、コンテンツ関連性指標708は、各々のエッジベクトル720を重み付けするために使用されてよい。重み付けは、接続性の度合いに基づいてよく、度合いが高ければ、より高い重みが与えられることになる。
【0099】
いくつかの実施形態において、動作700は動作752を含んでよい。動作752は、重み付けされたエッジベクトル720に基づいた集約されたコンテンツベクトル710の生成を含んでよい。例えば、重み付けされたエッジベクトル720は、集約されたコンテンツベクトル710を生成するよう連結されてよい。集約されたコンテンツベクトル710は、従って、コンテンツベクトル702に対応するコンテンツアイテムを集合的に表す集約されたコンテンツ表現であってよい。追加的に、又は代替的に、集約されたコンテンツベクトル710は、コンテンツアイテムとユーザベクトル704に対応するユーザとの間の集合関係を表し得る。
【0100】
動作700は、集約されたコンテンツベクトル710及びユーザベクトル704が組み合わされ得る動作754を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、動作754は、集約されたコンテンツベクトル710及びユーザベクトル704を連結させ得る連結動作712を含んでよい。これらの及び他の実施形態において、動作754は、集約されたコンテンツベクトル710とユーザベクトル704との組み合わせを多層パーセプトロン(MLP)714へ供給することを含んでよい。MLP714は、更新されたユーザベクトル716を出力し得る。
【0101】
本開示の範囲から逸脱せずに、動作700に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0102】
図8は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、コンテンツリコメンデーションを取得する、例となる方法800のフローチャートである。方法800は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによって実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム202(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、方法800に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、方法800のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0103】
方法800は、特定のコンテンツアイテムに関連したコンテンツ表現が取得され得るブロック802を含んでよい。特定のコンテンツアイテムは、ソーシャルネットワークによって広められ得るコンテンツであってよい。いくつかの実施形態において、コンテンツ表現は、特定のコンテンツアイテムに対応する更新されたコンテンツ表現であってもよい。例えば、コンテンツ表現は、特定のコンテンツアイテムに対応する図3の特定の第2コンテンツ表現324であってよい。
【0104】
方法800は、ソーシャルネットワークの特定のユーザに関連したユーザ表現が取得され得るブロック804を含んでよい。いくつかの実施形態において、ユーザ表現は、特定のユーザに対応する更新されたユーザ表現であってもよい。例えば、ユーザ表現は、特定のユーザに対応する図3の特定の第2ユーザ表現348であってよい。
【0105】
ブロック806で、ユーザ表現及びコンテンツ表現は組み合わされてよい。例えば、いくつかの実施形態において、ユーザ表現は、更新されたユーザベクトルを含んでよく、コンテンツ表現は、更新されたコンテンツベクトルを含んでよい。これらの及び他の実施形態において、組み合わせは、ユーザベクトルとコンテンツベクトルとを連結させることを含んでよい。
【0106】
ブロック808で、リコメンデーションスコアが、組み合わされたユーザ表現及びコンテンツ表現に基づき取得されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、組み合わされたユーザ表現及びコンテンツ表現は、図3~7に関して上述されたように生成及び訓練され得るユーザ-コンテンツ分類器へ供給されてよい。ユーザ-コンテンツ分類器は、特定のユーザと、そこに含まれる分類を用いて決定された特定のコンテンツアイテムとの間の関係に基づき、特定のコンテンツアイテムに関して特定のユーザのためのリコメンデーションスコアを生成し得る。
【0107】
いくつかの実施形態において、特定のコンテンツアイテムは、リコメンデーションスコアに基づき特定のユーザにリコメンドされてよい。例えば、いくつかの実施形態において、特定のコンテンツアイテムは、リコメンデーションスコアが特定の閾値を満足することに応答して、リコメンドされ得る。これらの及び他の実施形態において、方法800は、特定のユーザに関係がある各コンテンツアイテムに関して各々のリコメンデーションスコアを識別するために、1つ以上のコンテンツアイテムの夫々及び特定のユーザに関して実行されてよい。これらの及び他の実施形態において、コンテンツアイテムの1つ以上は、それらの各々のリコメンデーションスコアに基づいたコンテンツアイテムの相対的な順位付けに基づき、特定のユーザへのリコメンデーションのために選択され得る。
【0108】
本開示の範囲から逸脱せずに、方法800に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、方法800の動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。
【0109】
図9は、本開示で記載される少なくとも1つの実施形態に従って、ユーザ-コンテンツ分類器を生成する、例となる方法900のフローチャートである。方法900は、如何なる適切なシステム、装置、又はデバイスによって実行されてよい。例えば、図1Aのモジュール又は図2のコンピューティングシステム202(例えば、モジュールの1つによって指示される。)の1つ以上が、方法900に関連した動作の1つ以上を実行してもよい。別個のブロックで表されているが、方法900のブロックの1つ以上に関連したステップ及び動作は、特定の実施に応じて、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックにまとめられても、又は削除されてもよい。
【0110】
方法900は、ユーザグラフ、コンテンツグラフ、及びリソースグラフが取得され得るブロック902を含んでよい。いくつかの実施形態において、グラフは、図1A及び1Bに関して上述されたように取得されてよい。
【0111】
ブロック904で、ソーシャルネットワークの各々のユーザに夫々関連している複数の第1ユーザ表現が、取得されてよい。更に、ソーシャルネットワークを介して広められる各々のコンテンツアイテムに夫々関連している複数の第1コンテンツ表現が、取得されてよい。追加的に、又は代替的に、コンテンツアイテムの1つ以上へリンクされ得る各々の外部リソースに夫々関連している複数の第1リソース表現が、取得されてよい。いくつかの実施形態において、これらの第1表現は、図3に関して上述されたように取得されてよい。
【0112】
ブロック906で、各々の第1ユーザ表現に夫々関連している複数の第2ユーザ表現が、取得されてよい。更に、各々の第1コンテンツ表現に夫々関連している複数の第2コンテンツ表現が、取得されてよい。追加的に、又は代替的に、各々の第1リソース表現に夫々関連している複数の第2リソース表現が、取得されてよい。いくつかの実施形態において、これらの第2表現は、図3~7に関して上述されたように取得されてよい。
【0113】
ブロック908で、ユーザ-コンテンツ分類器が、第2ユーザ表現、第2コンテンツ表現、及び第2リソース表現に基づき生成されてよい。これらの及び他の実施形態において、ユーザ-コンテンツ分類器は、図3~7に関して上述されたように生成されてよい。
【0114】
本開示の範囲から逸脱せずに、方法900に対して変更、追加、又は削除が行われてもよい。例えば、方法900の動作のいくつかは、記載されているのとは異なる順序で実装されてもよい。追加的に、又は代替的に、2つ以上の動作が同時に実行されてもよい。更に、説明されている動作及びアクションは、単に例として与えられており、いくつかの動作及びアクションは、開示されている実施形態の本質から外れずに、任意であっても、より少ない動作及びアクションにまとめられても、又は更なる動作及びアクションに拡張されてもよい。例えば、いくつかの実施形態において、方法800の動作の1つ以上が方法900とともに含まれてもよい。
【0115】
上述されたように、本開示で記載される実施形態は、以下で更に詳細に論じられるように、様々なコンピュータハードウェア又はソフトウェアモジュールを含む専用又は汎用コンピュータの使用を含んでよい。更に、上述されたように、本開示で記載される実施形態は、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造を搬送又は記憶するコンピュータ可読媒体を用いて実装されてもよい。
【0116】
本開示で使用されるように、「モジュール」又は「コンポーネント」という用語は、モジュール若しくはコンポーネントの動作を実行するよう構成された特定のハードウェア実装、並びに/又はコンピューティングシステムの汎用ハードウェア(例えば、コンピュータ可読媒体、処理デバイス、など)に記憶され及び/若しくはそれによって実行され得るソフトウェアオブジェクト若しくはソフトウェアルーチンを指し得る。いくつかの実施形態において、本開示で記載される異なるコンポーネント、モジュール、エンジン、及びサービスは、コンピューティングシステムで(例えば、別個のスレッドとして)実行するオブジェクト又はプロセスとして実装されてもよい。本開示で記載されるシステム及び方法のいくつかは、(汎用ハードウェアに記憶され及び/又はそれによって実行される)ソフトウェアにおいて実装されるものとして概して記載されているが、特定のハードウェア実装、又はソフトウェアと特定のハードウェア実装との組み合わせも可能であり、考えられている。本明細書中、「コンピューティングエンティティ」は、本開示で先に定義されたあらゆるコンピューティングシステム、又はコンピューティングシステムで実行されるあらゆるモジュール若しくはモジュールの組み合わせであってよい。
【0117】
本開示で、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の本文)で使用される用語は、一般的に、“非限定的な(open)”用語として意図されている(例えば、語「含んでいる(including)」は、“~を含んでいるが、~に限定されない”との意に解釈されるべきであり、語「備えている(having)」は、「少なくとも~を備えている」との意に解釈されるべきであり、語「含む(includes)」は、“~を含むが、~に限定されない”との意に解釈されるべきである、など。)。
【0118】
更に、導入されたクレーム記載(introduced claim recitation)において特定の数が意図される場合、そのような意図は当該クレーム中に明確に記載され、そのような記載がない場合は、そのような意図も存在しない。例えば、理解を促すために、後続の添付された特許請求の範囲では、「少なくとも1つの(at least one)」及び「1つ以上の(one or more)」といった導入句を使用し、クレーム記載を導入することがある。しかし、このような句を使用するからといって、「a」又は「an」といった不定冠詞によりクレーム記載を導入した場合に、たとえ同一のクレーム内に、「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」といった導入句と「a」又は「an」といった不定冠詞との両方が含まれるとしても、当該導入されたクレーム記載を含む特定のクレームが、当該記載事項を1しか含まない例に限定されるということが示唆されると解釈されるべきではない(例えば、「a」及び/又は「an」は、「少なくとも1つの」又は「1つ以上の」を意味すると解釈されるべきである。)。定冠詞を使用してクレーム記載を導入する場合にも同様のことが当てはまる。
【0119】
更には、導入されたクレーム記載において特定の数が明示されている場合であっても、そのような記載は、通常、少なくとも記載された数を意味するように解釈されるべきであることは、当業者には理解されるであろう(例えば、他に修飾語のない、単なる「2つの記載事項」という記載がある場合、この記載は、少なくとも2つの記載事項、又は2つ以上の記載事項を意味する。)。更に、「A、B及びCなどのうち少なくとも1つ」又は「A、B及びCなどのうちの1つ以上」に類する表記が使用される場合、一般的に、そのような構造は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの両方、AとCの両方、BとCの両方、及び/又はAとBとCの全て、などを含むよう意図される。
【0120】
更に、2つ以上の選択可能な用語を表す如何なる離接語及び/又は離接句も、明細書、特許請求の範囲、又は図面のいずれであろうと、それら用語のうちの1つ、それらの用語のうちのいずれか、あるいは、それらの用語の両方を含む可能性を意図すると理解されるべきである。例えば、「A又はB」という句は、「A又はB」、あるいは、「A及びB」の可能性を含むことが理解されるべきである。
【0121】
本開示で挙げられている全ての例及び条件付き言語は、当該技術の促進に本発明者によって寄与される概念及び本発明を読者が理解するのを助ける教育上の目的を意図され、そのような具体的に挙げられている例及び条件に制限されないと解釈されるべきである。本開示の実施形態が詳細に記載されてきたが、様々な変更、置換、及び代替が、本開示の主旨及び適用範囲から逸脱することなしに行われてよい。
【0122】
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することと
を有し、
各組み合わせは、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、
方法。
(付記2)
前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
付記1に記載の方法。
(付記3)
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
付記1に記載の方法。
(付記4)
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
付記1に記載の方法。
(付記5)
前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
付記4に記載の方法。
(付記6)
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
付記1に記載の方法。
(付記7)
前記第1中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記他のユーザとの間の第1関連性指標に更に基づき、
前記第2中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記コンテンツアイテムとの間の第2関連性指標に更に基づく、
付記6に記載の方法。
(付記8)
1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するよう構成された1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体とを有するシステムであって、
前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されることに応答して、前記システムに、
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することであり、各組み合わせが、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、ことと
を有する動作を実行させる、
システム。
(付記9)
前記動作は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
付記8に記載のシステム。
(付記10)
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
付記8に記載のシステム。
(付記11)
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
付記8に記載のシステム。
(付記12)
前記動作は、前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
付記11に記載のシステム。
(付記13)
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
付記8に記載のシステム。
(付記14)
前記第1中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記他のユーザとの間の第1関連性指標に更に基づき、
前記第2中間ユーザ表現は、前記各々のユーザと前記コンテンツアイテムとの間の第2関連性指標に更に基づく、
付記13に記載のシステム。
(付記15)
実行されることに応答して、システムに、
ソーシャルネットワークのユーザ間のリンクを示すユーザグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザと、前記ソーシャルネットワークを介して前記ユーザによって相互作用されるコンテンツアイテムとの間のリンクを示すコンテンツグラフを取得することと、
前記コンテンツアイテムと該コンテンツアイテムに含まれる外部リソースとの間のリンクを示すリソースグラフを取得することと、
前記ソーシャルネットワークの前記ユーザの第1ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツアイテムの第1コンテンツ表現を生成することと、
前記外部リソースの第1リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1リソース表現、及び前記リソースグラフに基づき、前記外部リソースの第2リソース表現を生成することと、
前記第1コンテンツ表現、前記第1ユーザ表現、前記コンテンツグラフ、及び前記第2リソース表現に基づき、前記コンテンツアイテムの第2コンテンツ表現を生成することと、
前記第1ユーザ表現、前記ユーザグラフ、前記第1コンテンツ表現、及び前記コンテンツグラフに基づき、前記ユーザの第2ユーザ表現を生成することと、
前記第2コンテンツ表現と前記第2ユーザ表現との組み合わせに基づき、機械学習ネットワークのユーザ-コンテンツ関係分類器を生成することであり、各組み合わせが、前記第2コンテンツ表現の1つと、前記第2ユーザ表現の1つを含む、ことと
を有する動作を実行させる命令を記憶するよう構成された1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(付記16)
前記動作は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器から、前記ユーザの中の特定のユーザのための特定のコンテンツアイテムのリコメンデーションを、前記特定のユーザに関連した特定の第2ユーザ表現に基づき、かつ、前記特定のコンテンツアイテムに関連した特定の第2コンテンツ表現に基づき、取得することを更に有し、
前記特定の第2ユーザ表現及び前記特定の第2コンテンツ表現は、前記ユーザ-コンテンツ関係分類器への入力として供給される、
付記15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(付記17)
各々の外部リソースの各々の第2リソース表現を生成することは、
前記第1コンテンツ表現の夫々と、前記各々の外部リソースの各々の第1リソース表現とに基づき、前記コンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のコンテンツアイテムと前記各々の外部リソースとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1コンテンツ表現に基づき、集約されたコンテンツ表現を生成することと、
前記集約されたコンテンツ表現と前記各々の第1リソース表現との組み合わせに基づき、前記各々の第2リソース表現を生成することと
を有する、
付記15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(付記18)
各々のコンテンツアイテムの各々の第2コンテンツ表現を生成することは、
前記第1ユーザ表現の夫々と、前記各々のコンテンツアイテムの各々の第1コンテンツ表現とに基づき、前記ユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間の関連性指標を決定することであり、各々の関連性指標は、各々のユーザと前記各々のコンテンツアイテムとの間である、ことと、
前記関連性指標及び前記第1ユーザ表現に基づき、集約されたユーザ表現を生成することと、
前記集約されたユーザ表現と、前記各々の第1コンテンツ表現との組み合わせに基づき、中間コンテンツ表現を生成することと、
前記中間コンテンツ表現と、前記第2リソース表現のうちの1つとの組み合わせに基づき、前記各々の第2コンテンツ表現を生成することと
を有する、
付記15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(付記19)
前記動作は、前記第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づきエッジ表現を生成することを更に有し、
各々のエッジ表現は、各々の第1ユーザ表現及び前記各々の第1コンテンツ表現に基づいており、前記各々の第1ユーザ表現に関連したユーザが前記各々のコンテンツアイテムを共有した様式を示し、
前記関連性指標を決定することは、前記エッジ表現に基づく、
付記18に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
(付記20)
各々のユーザの各々の第2ユーザ表現を生成することは、
前記ユーザグラフ、前記各々のユーザの各々の第1ユーザ表現、及び他のユーザに対応する他の第1ユーザ表現に基づき、第1中間ユーザ表現を生成することと、
前記コンテンツグラフ、前記各々の第1ユーザ表現、及び前記第1コンテンツ表現に基づき、第2中間ユーザ表現を生成することと、
前記第1中間ユーザ表現及び前記第2中間ユーザ表現に基づき、前記各々の第2ユーザ表現を生成することと
を有する、
付記15に記載の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【符号の説明】
【0123】
102 リコメンデーションシステム
104 外部リソース
106 ソーシャルネットワーク
108 ソーシャルメディアグラフモジュール
110 ソーシャルメディアグラフ
112 訓練モジュール
114 リコメンデーションモジュール
116 ソーシャルメディア情報
118 外部リソース情報
130,330 ユーザグラフ
132,332 コンテンツグラフ
134,334 リソースグラフ
202 コンピューティングシステム
250 プロセッサ
252 メモリ
254 データストレージ
304 第1ユーザ表現
308 第1コンテンツ表現
312 第1リソース表現
316 第2リソース表現
320 中間コンテンツ表現
324 第2コンテンツ表現
328 第1中間ユーザ表現
344 第2中間ユーザ表現
348 第2ユーザ表現
352 ユーザ-コンテンツ分類器
408 リソース関連性指標
508,708 コンテンツ関連性指標
608 ユーザ関連性指標
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9