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▶ 石原 浩行の特許一覧

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  • 特開-機能性縦開き情報端末機ケース 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022162174
(43)【公開日】2022-10-24
(54)【発明の名称】機能性縦開き情報端末機ケース
(51)【国際特許分類】
   A45C 11/00 20060101AFI20221017BHJP
【FI】
A45C11/00 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021066839
(22)【出願日】2021-04-12
(71)【出願人】
【識別番号】720008298
【氏名又は名称】石原 浩行
(72)【発明者】
【氏名】石原 浩行
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045BA26
3B045CE07
3B045CE08
3B045DA22
3B045EA02
3B045EA06
3B045FA01
3B045GA00
3B045GB02
3B045GB03
3B045GC01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】より機能性や利便性を持たせる画期的な情報端末機ケースを提供する。
【解決手段】情報端末機ケースの短辺を軸として蓋を開く、蓋を縦方向に開閉するタイプの情報端末機ケースを提唱する。縦開きの特徴を活かしてアクセサリー類や装具類、取手、持ち手、壁掛け具、連結具、首輪、腕輪等を装着することも可能とする機能性情報端末機ケース。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報端末機ケースの蓋に相当する部分について、長方形である情報端末機の画面がある面の外枠うち短辺部分を開閉軸とした縦方向に開閉若しくはスライド開閉するタイプの情報端末機ケースであるが、情報端末機本体と一体化するものや付随するもの若しくはケースとして独立した個体のものであり、同開閉向けアクセサリー類や装具類の装着や利用を容易に可能とすることや、短辺の開閉軸部分に同開閉向け取手や持ち手、壁掛け具の装着を容易に可能とすること、蓋やカバーに容易に複雑な折り畳みができる機能を持たせることを可能とすること、同開閉によって蓋部分が衝立や土台となり情報端末機本体の立て掛けや傾け置くことを可能とすること、同外枠部分やケース背面部分の連結具を利用して複数の情報端末機ケースや機器用具類を連結させることを可能とすること、同外枠部分やケース背面部分を利用して腕輪や首輪を装着することを可能とすること、ケースに取り付けたスイッチやボタンにより蓋部分が開閉若しくは情報端末機を操作することを可能とすること、同開閉をするケースに画面やキーボード、タッチ操作部分、メモの取り付けを可能とすることとして、当該各種のアレンジやアレンジの組み合わせを含む縦開閉をし、縦開閉を利用した機能性を有する衣類ポケットへの収納が可能な小型携帯用の情報端末機ケース。




























(1)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報端末機(タブレットパソコン、携帯端末機若しくはそれらの類似品、後発品)のケースに係る発明である(情報端末機本体と一体化するものや付随するもの若しくはケースとして独立した個体のものを想定するが、以下、「情報端末機ケース」と呼称する。)。
【背景技術】
【0002】
現在流通しているものは、蓋やカバー(以下、「蓋」と呼称する)が無いタイプや、蓋が横方向に開閉するタイプ(長辺を軸として開閉するタイプ)である。なお、情報端末機及び情報端末機ケースのうち画面がある面は長方形となることから、当該長方形の外枠については長辺部分(以下、「長辺」とはこの部分を示す。)と短辺部分(以下、「短辺」とはこの部分を示す。)が出来るものであるが、本願においては、長辺を軸とするタイプを横方向、短辺を軸とするタイプを縦方向として、それぞれの開閉が出来るものとして記す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
蓋が無いタイプについては、メリットとして生産コストを抑え、安価とすることが出来るものの、デメリットとして情報端末画面の汚れや傷が発生するリスクや、他人に画面を見られるプライバシー問題が発生するリスクがあることや、アクセサリーや装具の装着余地が少なく、高級感が出しにくいこと等が挙げられる。










(2)
【0004】
蓋が横方向に開閉するタイプは、メリットとして情報端末画面の汚れや傷からの保護や、蓋を開いたときの横側からは他人から情報端末画面を見られにくく、蓋をメモ帳のような感覚で開閉できることであるが、デメリットとして利用者の利き手や状況によっては開閉し辛い、情報端末機を操作するに当たっては蓋を情報端末機ケースの長辺を軸として360度回転して情報端末機の裏面まで折り曲げるか180度程度に開いて手の邪魔になりながら操作することがメインになる、情報端末機の操作時は手が蓋に触れてしまう、ポケットやカバンに蓋が引っ掛かりやすく取り出し辛い、情報端末機ケースに取手や持ち手やペンダント部分等を作り辛い、情報端末機の衝立や土台になり辛い、流通量が多いため個性やインパクトが出せず制限されること等が挙げられる。
【0005】
情報端末機を使用するに当たって蓋が邪魔になりにくく、むしろ蓋を有効活用できるほか、従来品のデメリットを解消若しくは軽減させ、より機能性や利便性を持たせる画期的な情報端末機ケースが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、情報端末機の蓋に相当する部分を縦方向に開閉するタイプの情報端末機ケースである。従来の蓋が横方向に開閉するタイプは使用時には持ち手に蓋が当たるため、情報端末機ケースの長辺を軸として蓋を開いた際に蓋の位置が問題となることや、蓋そのものが邪魔になることが多い。そこで、情報端末機ケースの短辺を軸として蓋を開く、蓋を縦方向に開閉するタイプの情報端末機ケースを提唱する。
【0007】
情報端末機ケースの全体概要としては、情報端末機全体若しくはほぼ全体を覆うケースであるが、情報端末機の画面となる部分については蓋として開閉が可能なものとする。この蓋は、短辺を開閉軸とした縦方向に開閉若しくはスライド開閉するものであり、その軸や開閉構造を設けるものである。素材は、樹脂、金属、布、紙、木材等の多様を想定する。情報端末機に内蔵されるアンテナ、センサー、カメラ、イヤホン、画面等は、当該情報端末機ケースに適合させる必要性は生じるが、位置調整や形状素材調整等により情報端末機ケースの方を適合させる場合もある。



(3)
【0008】
蓋自体は基本的には平たいものを想定するが、蓋自体に適宜に軸を設けることや素材自体が折り曲がるものとすることで、複雑な折り畳みや変形を可能とするものも想定する。これにより、利用者から見て使いやすい形状に蓋を折り畳みや変形をさせることが可能であり、情報端末機を使いやすい角度に調整しての衝立や土台にすることも臨機応変に可能である。
【0009】
蓋が縦方向に開閉する構造とするため、横方向に開閉するタイプには実現しなかったようなアクセサリーや装具、取手、持ち手、壁掛け具、首輪等の装着が可能若しくはより利便性がある装着が可能となるが、このため、縦方向に開閉する構造に合わせた装着若しくは装着構造を設ける。
【0010】
また、横方向に開閉するタイプには実現しなかったような連結具や腕輪等の装着が可能若しくはより利便性がある装着が可能となるが、このため、主に情報端末機ケースの形状に適合させて装着若しくは装着構造を設ける。
【0011】
スイッチやボタンにより蓋が開閉することを可能とする機能を設けたり、縦開閉の形状を利用してサブ画面やキーボード、タッチ操作部分やメモを設けたり、これらを付随若しくは装着を可能とする構造を設ける。
【発明の効果】
【0012】
情報端末機ケースに入った情報端末機を使用するに当たって蓋が邪魔になりにくく、むしろ蓋を有効活用できるほか、従来品よりも更なる種々の機能性を持たせることができる。右利きの利用者も左利きの利用者も同条件での使用となる。
【0013】
情報端末画面の上方向に蓋を開けた場合、特に画面から低角度から180度程度の開きとした場合は、利用者から見て特に前方向の他人からの目隠しとして機能することや、日差しが強い場合の日よけの効果も期待できる。蓋を360度開いて机上や床に置くことが出来るほか、蓋を柔軟に多様な角度に調整することや、蓋自体を複数の軸を利用して複雑な折り畳みにより変形させる機能を持たせることで、利用者から見て使いやすい角度や位置となる衝立や土台とすることができる。


(4)
【0014】
短辺の形状や構造を利用して短辺に取手や持ち手部分を容易に装着することができる。この取手や持ち手を掴むことにより、ポケットやカバンから情報端末機を取り出すことが容易になるほか、当該取手や持ち手を掴んで情報端末機ケースを持ち運びすることや移動させることが出来る。従来の蓋が横開きのタイプは、ポケットやカバン内で蓋が開いてしまうことも多く、この点をどう解消するかが問題となっていたが、本発明では取手や持ち手部分を装着する部分が開閉軸側であるため、このような問題点が大幅に解消されるものである。
【0015】
蓋が短辺で情報端末機ケース本体と繋がっているため、腕輪や首輪(主にペンダント状を想定)を作りやすく、それらを利用しやすい。腕輪を装着した当該情報端末機ケースを腕に取り付けた場合は蓋が腕に接触し辛いため、蓋を開けて情報端末機を利用するに当たっても不快感が大幅に軽減される。首輪を装着した当該情報端末機ケースを首に掛けた場合は蓋をそのまま縦に開閉するため、蓋の開閉や情報端末機の利用がしやすい。情報端末機を腕に装着したまま若しくは首に掛けたままの状態で利用することも想定される。
【0016】
長辺の両方ともが、蓋と情報端末機ケース本体と繋がっていないため、手で持ちやすいほか、長辺を利用したスイッチやボタン及びそれを利用した蓋の開閉機能、連結具、画面やキーボード、タッチ操作部分、メモの設置や取り付けがしやすく、利用しやすい。
【0017】
縦開きならではのアクセサリーや装具等の開発や製品化の余地ができ、本情報端末機ケースは、蓋が無いタイプや蓋が横方向に開閉するタイプとは異なる構造、形状や、機能を有するため、情報端末機本体や付属品等も含め、情報端末機ケースとして種々のアレンジ品も創出できる。
【0018】
情報端末機ケースそのものが独特の形状や機能となるため、情報端末機本体を含め全体として高級感、存在感、利便性、機能性を演出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、本発明品(例)を示した図である。うち、1は情報端末機ケース本体、2は蓋、3は開閉軸若しくは開閉構造部分、4は情報端末機本体、5は情報端末機画面を示す。(5)
【0020】
図2図2は、本発明品(スライド例)を示した図である。うち、1は情報端末機ケース本体、2は蓋、3は開閉構造部分、4は情報端末機本体、5は情報端末機画面を示す。
【0021】
図3図3は、本発明品(アクセサリー類、装具類を装着した例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は蓋、3は開閉構造部分、4はアクセサリー、5は装具(例として情報端末機ケース本体と蓋との留め具、持ち手部分、立て掛け部分)を示す。
【0022】
図4図4は、本発明品(取手や持ち手、壁掛け部分を装着した例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は蓋、3は開閉構造部分、4は取手や持ち手、壁掛け部分を示す。
【0023】
図5図5は、本発明品(折り畳み、衝立、土台の例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は蓋を示す。なお、本図は側面から見た図である。
【0024】
図6図6は、本発明品(連結の例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は連結具、3は機器用具類を示す。なお、本図は蓋の記載を省略して示している。上側の図は上から、下側の図は正面から見た図である。
【0025】
図7図7は、本発明品(腕輪、首輪の例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は連結部分、3は首輪(ペンダント)、4は腕輪を示す。
【0026】
図8図8は、本発明品(スイッチ、ボタンの例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は蓋、3はスイッチ、ボタン、4は開閉構造(バネ)の例を示す。 (6)
【0027】
図9図9は、本発明品(画面やキーボード、タッチ操作部分、メモの例)を示した図である。うち1は情報端末機ケース本体、2は情報端末機、3はキーボード、4はタッチ操作部分若しくはメモを示す。
【発明を実施するための形態】
【0028】
情報端末機ケースの蓋に相当する部分について、長方形である情報端末機の画面がある面の外枠うち短辺部分を開閉軸とした縦方向に開閉若しくはスライド開閉するタイプの情報端末機ケースであるが、情報端末機本体と一体化するものや付随するもの若しくはケースとして独立した個体のものであり、同開閉向けアクセサリー類や装具類の装着や利用を容易に可能とすることや、短辺の開閉軸部分に同開閉向け取手や持ち手、壁掛け具の装着を容易に可能とすること、蓋やカバーに容易に複雑な折り畳みができる機能を持たせることを可能とすること、同開閉によって蓋部分が衝立や土台となり情報端末機本体の立て掛けや傾け置くことを可能とすること、同外枠部分やケース背面部分の連結具を利用して複数の情報端末機ケースや機器用具類を連結させることを可能とすること、同外枠部分やケース背面部分を利用して腕輪や首輪を装着することを可能とすること、ケースに取り付けたスイッチやボタンにより蓋部分が開閉若しくは情報端末機を操作することを可能とすること、同開閉をするケースに画面やキーボード、タッチ操作部分、メモの取り付けを可能とすることとして、当該各種のアレンジやアレンジの組み合わせを含む縦開閉をし、縦開閉を利用した機能性を有する情報端末機ケース。
【0029】
蓋と情報端末機ケース本体が短辺で繋がる構造であるため、この構造自体やこの構造を利用することによって、利便性や機能性の向上に繋げることが出来る。また、蓋と情報端末機ケース本体が長辺両方とも繋がっていない構造であるため、この構造自体やこの構造を利用することによって、利便性や機能性の向上に繋げることが出来る。このような構造や形状の特徴を利用して、各種のアレンジ品を創出していくことが出来るものである。





(7)
【実施例0030】
図1を基に説明する。1の情報端末機ケース本体は、3の開閉軸若しくは開閉構造部分で、2の蓋と短辺で繋がるものである。4の情報端末機本体を5の情報端末機の画面がある面が見えるように1の情報端末機ケース本体に一体化や装着、収納する。2の蓋を閉じることにより、4の情報端末機本体は全体若しくはほぼ全体を覆われることになるが、2の蓋を開けることにより、4の情報端末機本体を及び5の情報端末機の画面が現れ、これを利用するものである。2の蓋は、3の開閉軸若しくは開閉構造部分で、0度から360度若しくは360度近くまで自由に折ることにより開閉することになる。
【0031】
図2を基に説明する。1の情報端末機ケース本体は、3の開閉構造部分で、2の蓋と短辺を通して繋がるものである。4の情報端末機本体を5の情報端末機の画面がある面が見えるように1の情報端末機ケース本体に一体化や装着、収納する。2の蓋を閉じることにより、4の情報端末機本体は全体若しくはほぼ全体を覆われることになるが、2の蓋を開けることにより、4の情報端末機本体を及び5の情報端末機の画面が現れ、これを利用するものである。2の蓋は、1の情報端末機ケース本体からスライドさせることにより開閉することになるが、開いたときは、3の開閉構造部分で繋がるものである。
【0032】
図3を基に説明する。1の情報端末機ケース本体や2の蓋に4のアクセサリーを装着するものであるが、3の開閉構造部分が短辺にあることから、4のアクセサリーは従来品よりも幅広い装着を可能とするものである。5の装具は、2の蓋を閉じて固定するための留め具を例として示すが、留め方はボタンやテープ、スライド部分の凹凸を利用する等、多々ある。想定される装具は、このほか、情報端末機の利用時に手指に固定するためのものや、衝立や土台にしたときにその補助をするもの、首輪にした時に胸腹部で固定するためのもの、腕輪や首輪、連結具、メモ、画面、キーボード等の装着や利用を補助するもの等の多々が想定される。






(8)
【0033】
図4を基に説明する。1の情報端末機ケース本体に、4の取手や持ち手、壁掛け部分を装着した場合の例である。4の取手や持ち手、壁掛け部分を手指で持ち、引っ張り出すようにポケットやカバンから1の情報端末機ケース本体を取り出すことを可能としている。4の取手や持ち手、壁掛け部分は、いずれも3の開閉構造部分が短辺にあることを利用して装着するもの乃至は短辺にあるため利便性や機能性を向上させているものである。
【0034】
図5を基に説明する。1の情報端末機ケース本体から2の蓋を開閉するが、この際に折り畳みや曲げることで、2の蓋の角度調整や、衝立や土台にするよう調整が出来るものである。2の蓋に軸を設けることにより、複雑で多様な折り畳みも出来る。折り畳み方により、情報端末機使用時に他人からの目隠しや日よけとすることや、衝立や土台にアレンジを加えるなどの用い方も可能としている。
【0035】
図6を基に説明する。1の情報端末機ケース本体と一体化若しくは付随するものや、独立した個体として2の連結具があるが、2の連結具は1の情報端末機ケース本体と別の情報端末機ケース本体、若しくは1の情報端末機ケース本体と機器用具類と連結させる役割を果たすものである。連結の仕方は多様が想定され、一時的若しくは短期、中長期的な連結であり、1の情報端末機ケース本体の長辺のみならず、背面やほぼ全面若しくは全面を利用した連結も想定する。図は、1の情報端末機ケース本体から2の連結具を引き出し、2の連結具に別の情報端末機若しくは情報端末機ケースを連結させることで、一体化させるものを示す。
【0036】
図7を基に説明する。1の情報端末機ケース本体に2の連結部分を通して3の首輪や4の腕輪として装着する例である。首輪タイプの情報端末機ケースや腕輪タイプの情報端末機ケースとしてもともと一体化しているもののほか、連結部分を通して自在に脱着が出来るものも想定する。つまりは、1の情報端末機ケース本体に3の首輪や4の腕輪が一体化したもので、これをそのまま首や腕に装着するタイプと、3の首輪や4の腕輪を首や腕に予め装着しておき、2の連結部分を通して1の情報端末機ケース本体と連結させるタイプを想定する。




(9)
【0037】
図8を基に説明する。3のスイッチやボタンの操作により、2の蓋が開閉するものである。例として、長辺両側に取り付けたスイッチを押すと、2の蓋が4の開閉構造(内蔵のバネ)で開く構造を示す。3のスイッチやボタンは、1の情報端末機ケース本体若しくは2の蓋に取り付けられるものであり、2の蓋の開閉に係る操作のみならず、情報端末機本体の操作、付属品の操作に関するものも想定する。
【0038】
図9を基に説明する。1の情報端末機ケース本体や2の蓋に、3のキーボードや4のタッチ操作部分若しくはメモを装着や連結をさせた例である。1の情報端末機ケース本体や2の蓋に汎用性や利便性、機能性を持たせたものであるが、装着や連結する部分や、装着や連結の仕方、連結させるものは多様を想定する。蓋が縦に開くことを想定した装着や連結となる。





















図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9