(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022022470
(43)【公開日】2022-02-04
(54)【発明の名称】点火状態リモート表示コンロ
(51)【国際特許分類】
F24C 3/12 20060101AFI20220128BHJP
F24C 3/02 20060101ALI20220128BHJP
【FI】
F24C3/12 L
F24C3/02 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020137124
(22)【出願日】2020-07-25
(71)【出願人】
【識別番号】304043442
【氏名又は名称】糸谷 忍
(72)【発明者】
【氏名】糸谷 忍
(57)【要約】
【課題】火元を離れる場合は火が消えているのを確認してからということが望まれるとはいえ、コンロの管理者が火元から離れておきながら、火を点けていたことを忘れてしまうことがある。コンロの管理者の視界内にコンロが無いとき、コンロの点火は忘れ去られたままになり得る。
本発明はコンロの点火状態についての自己管理においてコンロの管理者を補佐するコンロを提供する。
【解決手段】利用環境においてコンロがその点火状態を表示用機器に対し常時送信し、表示用機器がコンロの点火状態を常時表示することにより、コンロの管理者は、管理者の視界外に在るコンロの点火状態について管理者の視界内に在る表示用機器から間接的に窺い知ることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用環境においてコンロが、その点火状態について表示をさせる指示を、その表示に用いる他の機器に対し常時送信し、その指示を常時受信する表示用機器がコンロの点火状態を常時表示することにより、コンロの管理者が、管理者の視界外に在るコンロの点火状態を、管理者の視界内に在る表示用機器から間接的に窺い知ることができるコンロ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンロがその点火状態について、他の表示用機器に常時表示させるコンロに関する。
【背景技術】
【0002】
自動消火機能を有するコンロが普及しており、安全に多大に貢献している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自動消火機能を有するコンロであればたとえコンロの管理者が火を消し忘れていたとしてもコンロの火は消える。とはいえ自動消火機能が働くまではコンロの火は点けっ放しになる。コンロの管理者の視界内にコンロが無いとき、コンロの点火は忘れ去られたままになり得る。
【0004】
高齢になるなどして記憶が心もとなくなるとコンロの利用を早々諦めてしまうということがある。
【0005】
本発明はコンロの管理者が、管理者の視界外に在るコンロの点火状態について管理者の視界内に在る表示用機器から間接的に窺い知ることができるコンロを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るコンロは、その点火状態について表示をさせる指示を、その表示に用いる他の機器に対し常時送信する機能を有する。その表示に用いる機器には、本発明に係るコンロからの指示を常時受信し、その指示どおりに表示を常時行う機能を有するものを用いる。
【発明の効果】
【0007】
本発明においてはコンロの管理者は、管理者の視界外に在るコンロの点火状態について管理者の視界内に在る表示用機器から間接的に窺い知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明に係るコンロと、表示用機器の各役割機能を示す構成図である。
【
図2】本発明に係るコンロと、表示用機器を家屋に導入した際のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1と
図2は本発明に係るコンロの実施例を示す。
図1と
図2において表示用機器は遠隔操作発光機器である。コンロが、その点火状態についての表示指示を遠隔操作発光機器に対し常時送信し、遠隔操作発光機器は常時、コンロから受信した表示指示どおりにコンロの点火状態を表示する。