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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022025957
(43)【公開日】2022-02-10
(54)【発明の名称】鮮度保持装置
(51)【国際特許分類】
   A61L 9/20 20060101AFI20220203BHJP
   F21V 33/00 20060101ALI20220203BHJP
   A61L 9/00 20060101ALI20220203BHJP
   A61L 2/10 20060101ALI20220203BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20220203BHJP
【FI】
A61L9/20
F21V33/00 300
F21V33/00 400
A61L9/00 C
A61L2/10
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020129174
(22)【出願日】2020-07-30
(71)【出願人】
【識別番号】518199621
【氏名又は名称】カルテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148275
【弁理士】
【氏名又は名称】山内 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100136319
【弁理士】
【氏名又は名称】北原 宏修
(74)【代理人】
【識別番号】100142745
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 世子
(74)【代理人】
【識別番号】100143498
【弁理士】
【氏名又は名称】中西 健
(72)【発明者】
【氏名】染井 潤一
【テーマコード(参考)】
3K014
4C058
4C180
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014PD00
3K014RB03
4C058AA21
4C058BB06
4C058CC05
4C058CC08
4C058KK02
4C058KK23
4C180AA02
4C180AA07
4C180AA10
4C180AA20
4C180BB13
4C180CC03
4C180DD03
4C180HH05
4C180HH15
4C180HH19
4C180KK04
4C180LL04
(57)【要約】
【課題】空気の除菌を行いつつ対象物自体の除菌も行うことによって対象物の鮮度を保つための鮮度保持装置を提供する。
【解決手段】対象物を収納するためのケース101と、ケース101内部に配置され、ケース101内部に紫外線を照射するための第1のライト130と、ケース101内部に配置される光触媒121と、を備える鮮度保持装置100が提供される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象物を収納するためのケースと、
前記ケース内部に配置され、前記ケース内部に紫外線を照射するための第1のライトと、
前記ケース内部に配置される光触媒と、を備える鮮度保持装置。
【請求項2】
前記ケース内の空気を前記光触媒の表面に流すためのファンをさらに備える、請求項1に記載の鮮度保持装置。
【請求項3】
前記光触媒に光を照射するための第2のライトをさらに備える、請求項1または2に記載の鮮度保持装置。
【請求項4】
前記ケースは扉を含み、
前記扉の開閉を検知するセンサと、
前記第1のライトと前記第2のライトを制御するための制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記扉が開いている間は、前記第1のライトと前記第2のライトを消灯し、前記扉が閉じられると、前記第1のライトを点灯させて、所定時間が経過してから前記第2のライトを点灯させる、請求項3に記載の鮮度保持装置。
【請求項5】
前記ケースは扉を含み、
前記扉の開閉を検知するセンサと、
前記第1のライトと前記第2のライトを制御するための制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記扉が開いている間は、前記第1のライトと前記第2のライトを消灯し、前記扉が閉じられると、前記第1のライトを点灯させ、前記第2のライトを点灯させ、前記第2のライトは所定時間後に消灯させるが、前記第1のライトは点灯させ続ける、請求項3に記載の鮮度保持装置。
【請求項6】
前記第1のライトと前記第2のライトを制御するための制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記第2のライトを点灯させ続けて、前記第1のライトは間欠的に点灯させる、請求項3から5のいずれか1項に記載の鮮度保持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気の除菌や脱臭などを行うことによって食品などの鮮度を保つための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従前より、空気の除菌や脱臭を行うための装置が知られている。たとえば、特開2014-219130号公報(特許文献1)には、光触媒を利用した冷蔵庫が開示されている。特開2014-219130号公報(特許文献1)によると、冷気通路を構成する背面パネルの貯蔵室側に光触媒が露出するように光触媒を担持した触媒基台を取り付け、触媒基台に向けて光を照射するように冷気通路を構成する内箱内面に発光ダイオードを設けた。背面パネルの一部に触媒基台を設け、内箱に設けた発光ダイオードによって光触媒を励起するようにしたので、触媒基台の大きさが任意に設定でき十分な触媒面積を確保することができる。このため、容積の大きい貯蔵室の臭気成分を効果的に脱臭したり、除菌することが可能となる。更には、光触媒の触媒作用によって発生する二酸化炭素によって貯蔵室の酸素濃度を低減することができるので、野菜類の呼吸作用を抑制して野菜類を新鮮な状態で長く保管することができるという効果も奏するようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-219130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、空気の除菌を行いつつ対象物自体の除菌も行うことによって対象物の鮮度を保つための鮮度保持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に従うと、対象物を収納するためのケースと、ケース内部に配置され、ケース内部に紫外線を照射するための第1のライトと、ケース内部に配置される光触媒と、を備える鮮度保持装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、空気の除菌を行いつつ対象物自体の除菌も行うことによって対象物の鮮度を保つための鮮度保持装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施の形態にかかる鮮度保持装置の外観を示す斜視図である。
図2】第1の実施の形態にかかる鮮度保持装置の正面断面図を示す斜視図である。
図3】第1の実施の形態にかかる鮮度保持装置の側面断面図を示す斜視図である。
図4】第1の実施の形態にかかる鮮度保持装置の制御構成を示すブロック図である。
図5】第1の実施の形態にかかる深紫外線LEDと光触媒用LEDのON/OFF制御を示す図面である。
図6】第1の実施の形態にかかる鮮度保持装置の制御処理を示すフローチャートである。
図7】第2の実施の形態にかかる深紫外線LEDと光触媒用LEDのON/OFF制御を示す図面である。
図8】第2の実施の形態にかかる深紫外線LEDと光触媒用LEDのON/OFF制御を示す図面である。
図9】第3の実施の形態にかかる第1の光触媒ユニットの断面図である。
図10】第3の実施の形態にかかる第2の光触媒ユニットの断面図である。
図11】第3の実施の形態にかかる第2の光触媒ユニットの断面図である。
図12】第3の実施の形態にかかる第2の光触媒ユニットの背面図である。
図13】第4の実施の形態にかかる鮮度保持装置の側面断面図を示す斜視図である。
図14】第5の実施の形態にかかる鮮度保持装置の側面断面図を示す斜視図である。
図15】第5の実施の形態にかかる鮮度保持装置の側面断面図を示す斜視図である。
図16】第6の実施の形態にかかる光触媒ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
【0009】
図1から図3を参照して、本実施の形態にかかる鮮度保持装置100の全体構成について説明する。なお、以下では、図1における上方を鮮度保持装置100の上方といい、図1における下方を鮮度保持装置100の下方といい、図1における手前方向を鮮度保持装置100の前方といい、図1における紙面奥方向を鮮度保持装置100の後方といい、図1における右方向を鮮度保持装置100の右方といい、図1における左方向を鮮度保持装置100の左方という。
【0010】
本実施の形態にかかる鮮度保持装置100は、主に、略直方体形状を有するケース101によって構成される。そして、ケース101の内側である収納スペースに、食品や衛生品などの除菌対象物200が載置される。
【0011】
ケース101の正面には扉102が設けられる。本実施の形態においては、扉102は、ユーザが取手103を掴んで前方に回動させることによって、ケース101内側の収納スペースが開放されるように構成されている。扉102の後方には、扉102の開閉状態を検知するための扉開閉センサ(図4を参照。)が配置される。
【0012】
本実施の形態においては、扉102には、半透明のガラス窓102Aが設けられる。これによって、ユーザは、ケース101の内部の状況を確認することができる。
【0013】
ケース101の内側には、複数の深紫外線LED130,130・・・が設けられる。たとえば、天井面や、右側面や、左側面や、背面などの各々に、複数の深紫外線LED130,130・・・が取り付けられている。これによって、ケース101の内側に載置される除菌対象物200の表面に付着した細菌やウイルスなどを不活性化させることによって除菌する。深紫外線LED130,130・・・は、制御部140(図4を参照。)によって制御されて、電源コード127AやUSBケーブル127Bなどを介して供給される電力によって駆動される。
【0014】
また、ケース101の内側には、光触媒ユニット120が設けられる。本実施の形態においては、ケース101の内壁面のうちの背面に、光触媒ユニット120が設けられる。光触媒ユニット120は、主に、光触媒121と、LED122と、ファン125などを含む。光触媒121は、LED122からの光によって活性する。ファン125は、ケース101内の空気を、光触媒121の表面に流れるようにする。光触媒121は、その表面を通る空気に含まれるエチレンガスを分解したり、ウイルスを不活性化させたりする。LED122と、ファン125は、制御部140(図4を参照。)によって制御されて、電源コード127AやUSBケーブル127Bなどを介して供給される電力によって駆動される。
【0015】
図4に、本実施の形態にかかる鮮度保持装置100の制御構成を示す。本実施の形態にかかる鮮度保持装置100は、主に、制御部140と、LED122と、ファン125と、深紫外線LED130と、扉開閉センサ105とを含む。
【0016】
制御部140は、たとえば、光触媒ユニット120の近傍や、ケース101の背面や、扉102の近傍に設けられる操作パネルなどに配置される。制御部140は、プロセッサ141や、メモリ142や、タイマ143などを含み、通信線を介して、鮮度保持装置100の各部を制御する。たとえば、制御部140は、扉開閉センサ105からの信号に従って、LED122をON/OFF制御したり、ファン125をON/OFF制御したり、深紫外線LED130をON/OFF制御したりする。
【0017】
本実施の形態においては、図5に示すように、制御部140は、扉102が開放されている間は、LED122をOFFし、ファン125をOFFし、深紫外線LED130をOFFする。制御部140は、扉102が閉じられると、LED122をONし、ファン125をONする。このとき、深紫外線LED130はOFFされたままである。第1の所定時間、たとえば3分など、が経過すると、制御部110は、深紫外線LED130をONする。制御部110は、その後、第2の所定時間、たとえば30分など、が経過すると、深紫外線LED130をOFFする。
【0018】
より詳細には、制御部140のプロセッサ141は、メモリ142のプログラムに従って、以下のような処理を実行する。図6に示すように、制御部140は、扉開閉センサ105からの信号に基づいて扉102が開いたか否かを判断する(ステップS102)。
【0019】
制御部140は、扉102が開いたことを検知すると(ステップS102にてYESである場合)、深紫外線LED130をOFFして(ステップS104)、光触媒121のLED122とファン125とをOFFする(ステップS106)。なお、光触媒121のLED122とファン125とはONのままでもよい。
【0020】
制御部140は、扉開閉センサ105からの信号に基づいて扉102が閉じたか否かを判断する(ステップS108)。
【0021】
制御部140は、扉102が閉じたことを検知すると(ステップS108にてYESである場合)、光触媒121のLED122とファン125とをONする(ステップS110)。
【0022】
制御部140は、深紫外線LED130をONする(ステップS114)。なお、制御部140は、タイマ143を利用して、扉102が閉じてから第1の所定時間、たとえば3分など、が経過してから、深紫外線LED130をONしてもよい。
【0023】
制御部140は、タイマ143を利用して、深紫外線LED130がONされてから第2の所定時間、たとえば30分など、が経過したか否かを判断する(ステップS116)。
【0024】
第2の所定時間が経過すると(ステップS116にてYESである場合)、制御部140は、深紫外線LED130をOFFする(ステップS118)。制御部104は、ステップS102からの処理を繰り返す。
【0025】
このように構成されているため、本実施の形態にかかる鮮度保持装置100に関しては、深紫外線によって食品などの除菌対象物の表面に付着した細菌やウイルスなどが不活性化させられるため除菌対象物が腐りにくく、光触媒121によってケース101内の空気に含まれるエチレンガスが分解されたり空気に含まれるウイルスが不活性化させられたりするため除菌対象物が痛みにくい。
[第2の実施の形態]
【0026】
上記の実施の形態においては、深紫外線LED130がONされてから第2の所定時間が経過すると深紫外線LED130がOFFされるものであった。当該構成に加えて、図7に示すように、制御部140は、扉102が閉じられている間、深紫外線LED130を間欠運転させてもよい。たとえば、制御部140は、扉102が閉じられている間、第3の所定時間、たとえば2時間など、が経過するたびに第2の所定時間だけ深紫外線LED130をONしてもよい。また、専用のスイッチをONすることにより深紫外線LED130をONすることも可能である。
【0027】
さらに、当該構成に加えて、図8に示すように、制御部140は、光触媒121のLED122やファン125を間欠運転させてもよい。たとえば、制御部140は、扉102が閉じられている間、あるいは扉102の開閉に関わらず、第4の所定時間、たとえば3時間など、が経過するたびに第5の所定時間、たとえば1時間など、だけ光触媒121のLED122やファン125をONしてもよい。
[第3の実施の形態]
【0028】
あるいは、図9に示すように、光触媒121は、風向きに対して垂直に配置されてもよい。そして、光触媒121には、風が流れる方向に複数の穴が形成されたり、メッシュ状に形成されたりして、当該複数の穴を除菌対象の空気が通過するように構成される。LED130は、光触媒121の下流または上流に配置されて、光触媒121の複数の孔の内側を照らす。
【0029】
あるいは、図10図11図12に示すように、ファン125が鮮度保持装置100の背面に対向する面に取り付けられて、ファン125の回転軸が鮮度保持装置100の背面に垂直となるように構成されてもよい。そして、ファン125の正面から空気を吸い込んで、ファン125の側方すなわち光触媒ユニット120の外側へと空気を流すように構成されてもよい。
[第4の実施の形態]
【0030】
上記の実施の形態においては、光触媒121用のファン125を搭載するものであったが、ファン125を設けなくてもよい。たとえば、図13に示すように、本実施の形態においては、ケース101内部の背面側に、光触媒ユニット120が設けられる。光触媒ユニット120は、光触媒121と、LED122などを含む。なお、本実施の形態においては、LED122によって光触媒121近傍の温度が上昇するため、光触媒121の周囲の空気が膨張して上昇するようになり、その結果、ケース102内部の空気を緩やかに循環させることができる。
[第5の実施の形態]
【0031】
上記の実施の形態においては、光触媒121用のLED122を搭載するものであったが、光触媒121用のLED122を設けなくてもよい。つまり、深紫外線LED130からの光によって光触媒121を活性させてもよい。
【0032】
たとえば、図14に示すように、本実施の形態においては、深紫外線LED130からの光が当たりやすい位置として、ケース101の背面に光触媒121を配置する。なお、深紫外線LED130からの光を多く受光するために、光触媒121は、幅広いシート状に構成されることが好ましい。
【0033】
あるいは、図15に示すように、深紫外線LED130からの光が当たりやすい位置として、天井に平行に光触媒121を配置してもよい。すなわち深紫外線LED130,130の並びに平行に光触媒121を配置してもよい。なお、光触媒121は、幅広いシート状に構成されたり、深紫外線が対象物まで届くようにメッシュ状に構成されたり、パンチ穴が多数開けられたりすることが好ましい。
【0034】
なお、図14および図15に示すように、光触媒121の表面に空気が流れやすいようにファン125を設けることが好ましい。
[第6の実施の形態]
【0035】
あるいは、図16に示すように、光触媒121を光触媒ユニット120や鮮度保持装置100から取り外して、洗浄できることが好ましい。たとえば、本実施の形態においては、光触媒ユニット120は、その上下に矩形の吸い込み口と吹き出し口を有する略直方体のユニットである。そして、光触媒ユニット120が、鮮度保持装置100の内壁面から着脱自在に構成される。光触媒121は、光触媒ユニット120のケースの底面(鮮度保持装置100の背面側)から取り外したり、光触媒ユニット120のその他の部分などに対して着脱自在であったりする。なお、ファン125やLED130の電力は、光触媒ユニット120の背面の電極を介して、鮮度保持装置100から取得される。
[まとめ]
【0036】
上記の実施の形態においては、対象物を収納するためのケースと、ケース内部に配置され、ケース内部に紫外線を照射するための第1のライトと、ケース内部に配置される光触媒と、を備える鮮度保持装置が提供される。
【0037】
好ましくは、鮮度保持装置は、ケース内の空気を光触媒の表面に流すためのファンをさらに備える。
【0038】
好ましくは、光触媒に光を照射するための第2のライトをさらに備える。
【0039】
好ましくは、ケースは扉を含む。鮮度保持装置は、扉の開閉を検知するセンサと、第1のライトと第2のライトを制御するための制御部とをさらに備える。制御部は、扉が開いている間は、第1のライトと第2のライトを消灯し、扉が閉じられると、第1のライトを点灯させて、所定時間が経過してから第2のライトを点灯させる。
【0040】
好ましくは、ケースは扉を含む。鮮度保持装置は、扉の開閉を検知するセンサと、第1のライトと第2のライトを制御するための制御部とをさらに備える。制御部は、扉が開いている間は、第1のライトと第2のライトを消灯し、扉が閉じられると、第1のライトを点灯させ、第2のライトを点灯させ、第2のライトは所定時間後に消灯させるが、第1のライトは点灯させ続ける。
【0041】
鮮度保持装置は、第1のライトと第2のライトを制御するための制御部とをさらに備える。制御部は、第2のライトを点灯させ続けて、第1のライトは間欠的に点灯させる。
【0042】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0043】
100 :鮮度保持装置
101 :ケース
102 :扉
103 :取手
105 :扉開閉センサ
110 :制御部
120 :光触媒ユニット
121 :光触媒
122 :光触媒用LED
125 :ファン
127A :電源コード
127B :USBケーブル
130 :深紫外線LED
140 :制御部
141 :プロセッサ
142 :メモリ
143 :タイマ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16