(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022051985
(43)【公開日】2022-04-04
(54)【発明の名称】液体薬品容器の改良キャップ
(51)【国際特許分類】
B65D 55/16 20060101AFI20220328BHJP
B65D 41/02 20060101ALI20220328BHJP
【FI】
B65D55/16
B65D41/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020158064
(22)【出願日】2020-09-23
(71)【出願人】
【識別番号】720008298
【氏名又は名称】石原 浩行
(72)【発明者】
【氏名】石原 浩行
【テーマコード(参考)】
3E084
【Fターム(参考)】
3E084AB05
3E084BA01
3E084DB12
3E084FA09
3E084FB01
3E084GA01
3E084GB01
3E084JA14
3E084JA16
3E084LA17
3E084LB02
3E084LD01
(57)【要約】
【課題】液体薬品の使用時に、本体容器からキャップを外すタイプのものは、本体容器とキャップは分離した状態になる。キャップの置き場が必要となるほか、置いた場所を覚えておく必要もある。キャップ置き場に戸惑うことや、キャップを紛失したり、床に落としたりという状況も発生する。その際に、容器本体への注意力が散漫となり、容器本体の内容物がこぼれる又は無関係部分に内容物を付着させるアクシデントも発生する。
【解決手段】本発明は、キャップ部分に出っ張りを設け(オス側)、本体容器部分に窪みを設ける(メス側)ものである。本体容器からキャップを外した際に、キャップの出っ張りを本体容器の窪みに装着し、一時的に一体化することにより問題点を解決している。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体薬品容器のうち、キャップを外すと本体容器と分離するタイプについて、キャップ部分に出っ張りを設け(オス側)、本体容器部分に窪みを設ける(メス側)。薬品を使用するときに、本体容器からキャップを外すことになるが、キャップの出っ張りを本体容器の窪みに装着することで、一時的に両者を一体化できるよう改良したもの。なお、出っ張り(オス側)は本体容器、窪み(メス側)はキャップとして、逆に設ける場合もある。
(1)
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体薬品容器のキャップを本体容器への一時装着を可能とするキャップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
液体薬品の使用時に、本体容器からキャップを外すタイプのものは、本体容器とキャップは分離した状態になる。キャップの置き場が必要となるほか、置いた場所を覚えておく必要もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
キャップ置き場に戸惑うことや、キャップを紛失したり、床に落としたりという状況も発生する。その際に、容器本体への注意力が散漫となり、容器本体の内容物がこぼれる又は無関係部分に内容物を付着させるアクシデントも発生する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、キャップ部分に出っ張りを設け(オス側)、本体容器部分に窪みを設ける(メス側)ものである。本体容器からキャップを外した際に、キャップの出っ張りを本体容器の窪みに装着し、一時的に一体化することにより問題点を解決している。
【発明の効果】
【0005】
キャップ置き場に戸惑ったり、キャップを紛失したりという状況を回避できる。キャップを置いた場所を覚え続ける必要もなく、容器本体から離れた位置にあるキャップの存在を気にすることなく、薬品を使用することができる。また、キャップに出っ張りがあるため、より開封がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】
図1は、本発明であるキャップと本体容器を示す図である。うち、1はキャップ側の出っ張り、2は本体容器側の窪みである。 (2)
【0007】
【
図2】
図2は、本発明であるキャップの実施例(使用例)を示す図である。
図1における1キャップ側の出っ張りを2本体容器側の窪みに設置し、一時的に一体化した状態を示すものである。
【0008】
【
図3】
図3は、
図2と同様にキャップと本体容器が一体化した状態を示すものである。容器の種類や形状が多いことから、複数の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
キャップの出っ張りを本体容器の窪みに装着し、一時的に一体化することができる。
【実施例0010】
図1で示したとおり、キャップには1キャップ側の出っ張り、本体容器には2本体容器側の窪みがある。キャップを容器本体から外した際に、キャップの上下を逆にし、1キャップ側の出っ張りを2本体容器側の窪みに差し込む。
図2で示したとおり、両者を一時的に一体化させる。