(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023110827
(43)【公開日】2023-08-09
(54)【発明の名称】カウンタに取り付ける泡分配器
(51)【国際特許分類】
A47K 5/12 20060101AFI20230802BHJP
【FI】
A47K5/12 A
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022129191
(22)【出願日】2022-08-15
(31)【優先権主張番号】17/587,690
(32)【優先日】2022-01-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】522324369
【氏名又は名称】ピーター バイ
【氏名又は名称原語表記】Peter Bai
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】バイ,ピーター
(57)【要約】 (修正有)
【課題】液体がモータ領域の中への漏洩をもたらす場合があるという欠点を克服することができる石鹸分配器を提供する。
【解決手段】カウンタに取り付ける石鹸分配器は、石鹸を分配するための開口部を有する噴射部20を含む。接続シャフトは、この噴射部から下方へ延びる。接続シャフトの取り付けられた旋回基部は、接続シャフトに対して旋回し、容易な接続を可能にする。旋回基部に接続されたチューブは、可撓性であり、旋回基部の回転と共に曲がる。第1のチューブ延長及び第2のチューブ延長は、旋回基部から延びる。バレルは、石鹸リザーバから上方へ延びる。バレルは、接続シャフトを受入れるバレルのソケットを有する。バレルのソケットは、バレルの内側側壁を画定する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カウンタに取り付ける石鹸分配器であって、
a.石鹸を分配するための開口部を有する、噴射部と、
b.前記噴射部から下方へ延びた、接続シャフトと、
c.前記接続シャフトに取り付けられ、前記接続シャフトに対して旋回する、旋回基部と、
d.前記旋回基部から延びた第1のチューブ延長、及び前記旋回基部から延びた第2のチューブ延長と、
e.バレルであって、前記接続シャフトを受入れるバレルのソケットを有し、前記バレルのソケットはバレルの内側側壁を画定する、バレルと、
f.前記バレルのソケットに形成され、前記第1のチューブ延長を受入れる、第1のチューブのソケットと、
g.第2のチューブのソケットであって、前記バレルのソケットに形成され、前記第2のチューブ延長を受入れ、前記第1のチューブのソケットの、前記第1のチューブ延長への接続は、連続した第1の導管を提供し、前記第2のチューブのソケットの、前記第2のチューブ延長への接続は、連続した第2の導管を提供する、第2のチューブのソケットと、
を備える、カウンタに取り付ける石鹸分配器
【請求項2】
前記バレルは、第1の垂直整合スロットと、第2の垂直整合スロットとをさらに備え、前記旋回基部は、前記第1の垂直整合スロットを係合させる第1の整合ピンをさらに含み、前記旋回基部は、前記第2の垂直整合スロットを係合させる第2の整合ピンをさらに含み、前記バレルは石鹸リザーバから上方へ延びる、請求項1に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項3】
第1の傾斜部及び第2の傾斜部をさらに含み、前記第1の傾斜部は前記バレルの内側側壁に形成され、前記第2の傾斜部は前記バレルの内側側壁に形成され、前記第1の傾斜部は第1の傾斜部の開始縁部から始まり、前記第2の傾斜部は第2の傾斜部の開始縁部から始まる、請求項1に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項4】
前記バレルは、第1の垂直整合スロットと、第2の垂直整合スロットとをさらに備え、前記旋回基部は、前記第1の垂直整合スロットを係合させる第1の整合ピンをさらに含み、前記旋回基部は、前記第2の垂直整合スロットを係合させる第2の整合ピンをさらに含み、前記第1の傾斜部は前記第1の垂直整合スロットで終端し、前記第2の傾斜部は前記第2の垂直整合スロットに終端する、請求項3に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項5】
複数の保持突起部は、前記バレルの内側側壁から突出するよう、前記バレルのソケットに形成され、複数の前記保持突起部は、前記接続シャフトの外面に形成された旋回先端部スロットの中に嵌り、複数の前記保持突起部は、前記バレルに対する前記接続シャフトの回転を制限する、請求項4に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項6】
複数の前記保持突起部は、10個の保持突起部を含み、前記旋回先端部のスロットは、12個の旋回先端部スロットを含み、10個の前記保持突起部は、10個の前記旋回先端部スロットを係合させる、請求項4に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項7】
前記接続シャフトから突出した旋回制止部をさらに含み、前記旋回制止部は、前記第1の整合ピンと前記第2の整合ピンとの当接によって、前記旋回基部の回転を制止する、請求項4に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項8】
複数の保持突起部は、前記バレルの内側側壁から突出するよう、前記バレルのソケットに形成され、複数の前記保持突起部は、前記接続シャフトの外面に形成された旋回先端部スロットの中に嵌り、複数の前記保持突起部は、前記バレルに対する前記接続シャフトの回転を制限する、請求項7に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項9】
前記第1の垂直整合スロット、及び前記第2の垂直整合スロットは、前記バレルの内側側壁を、大きいバレルの内側側壁と、小さいバレルの内側側壁とに分け、前記大きいバレルの内側側壁は、前記小さいバレルの内側側壁よりも大きい表面積であり、前記保持突起部のうち6個は、前記大きいバレルの内側側壁に形成され、前記保持突起部のうち4個は、前記小さいバレルの内側側壁に形成される、請求項8に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項10】
カウンタに取り付ける石鹸分配器であって、
a.石鹸を分配するための開口部を有する、噴射部と、
b.接続シャフトであって、前記噴射部から下方へ延び、接続シャフトのネジ山を有する、接続シャフトと、
c.前記接続シャフトが接続する、ミキサーポンプのハウジングと、
d.取付シャフトのナットであって、前記接続シャフトのネジ山を係合させる、取付シャフトのナットの雌ネジ山をさらに含み、取付シャフトのナットの雄ネジ山をさらに含む、取付シャフトのナットと、
e.取付シャフトのナットの雄ネジ山に螺合する、取付シャフトのナット保持部と、
f.前記ミキサーポンプのハウジングにおけるポンプ出口の開口部から上方へ延びたバレルに形成された、ポンプ出口の開口部フランジと、
g.前記ミキサーポンプのハウジングを懸架するため、前記取付シャフトのナット保持部及びポンプ出口の開口部フランジにクリップで留められた、旋回ソケットのサークリップと、
を備える、カウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項11】
a.前記取付シャフトのナット保持部を前記ポンプ出口の開口部フランジに保持するよう構成された、旋回ソケットのサークリップの上部スロットと、
b.前記バレルに形成された、下部バレルのフランジと、
c.前記下部バレルのフランジを保持するよう構成された、旋回ソケットのサークリップの下部スロットと、
をさらに備える、請求項10に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項12】
a.前記ポンプ出口の開口部フランジ、及び前記下部バレルのフランジの間にとどまるよう構成された、サークリップのスロット隆起部と、
b.前記ポンプ出口の開口部フランジ、及び前記下部バレルのフランジの間に形成され、かつ前記サークリップのスロット隆起部を受入れるよう構成された、ポンプ出口の開口部スロットと、
をさらに備える、請求項11に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項13】
前記バレルに形成され、センサケーブルを受入れる、センサケーブルのスロットであって、前記センサケーブルは、前記センサケーブルのスロットを通して前記噴射部取付シャフトの中に進む、センサケーブルのスロットをさらに備える、請求項10に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【請求項14】
a.前記接続シャフトに取り付けられ、前記接続シャフトに対して旋回する、旋回基部と、
b.前記旋回基部から延びた第1のチューブ延長、及び前記旋回基部から延びた第2のチューブ延長と、
c.石鹸リザーバから上方へ延びたバレルであって、前記バレルは、前記接続シャフトを受入れるバレルのソケットを有し、前記バレスのソケットは、バレルの内側側壁を画定する、バレルと、
d.前記バレルのソケットに形成され、前記第1のチューブ延長を受入れる、第1のチューブのソケットと、
をさらに備える、請求項10に記載のカウンタに取り付ける石鹸分配器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、同じ発明者Peter Baiによる、同時係属中の、2020年1月10日に申請され、「Countermount Foam Dispenser」と題し、その開示が本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第16/740,146号明細書(United States utility patent 16/740,146)の一部の継続であり、かつ優先権を主張する。
【0002】
本出願は、同じ発明者Peter Baiによる、同時係属中の、2019年9月3日に申請され、やはり「Countermount Foam Dispenser」と題し、その開示が本明細書に参照として組み込まれる、米国特許第16/559,234号明細書(United States utility patent 16/559,234)の一部の継続であり、かつ優先権を主張する。
【0003】
本発明は、カウンタに取り付ける泡石鹸分配器の分野に関する。
【背景技術】
【0004】
多種多様な従来技術の参照が、カウンタトップの石鹸分配器を示す。例えば、2017年10月24日に公開された米国特許第9795255号明細書において、発明者Michael Scot Roskoによる「Electronic Soap Dispenser」は、その要約書において、「電子石鹸分配器は、シンクデッキの上方で支持された上部分配ヘッド、ならびにシンクデッキの下方で支持された、液体石鹸リザーバ及びポンプアセンブリを含む。容量センサは、分配ヘッドに動作可能に連結される。制御器は、容量センサと電気通信して、容量センサからの入力に応じてポンプアセンブリを起動する。」と開示している。
【0005】
例えば、2005年8月16日に公開された米国特許第6929150号明細書において、発明者Kenneth J.Muderlakによる「System And Method For Dispensing Soap」は、その要約書において、「流体分配システムから石鹸を分配する方法が開示される。この方法は、流体分配システムの噴射部の凹んだ部分内において、第1の部分に配設されたチューブ端部を有する、チューブを与えるステップと、対象物の感知に応じてチューブ端部の下方の対象物を感知するステップと、凹んだ部分内でチューブ端部を第2の部分にさらに引き出すことによって、上記の石鹸をチューブ端部から放出するステップと、チューブ端部を第1の位置に戻すステップと、を含む。」と開示している。
【0006】
例えば、2009年6月18日に公開された米国特許出願公開第2009/0152293号明細書において、発明者Richard C.Sayersによる「Counter-Mounted Solution Dispenser With Counter-Protective Platform」は、その要約書において、「分配ステーションはカウンタに取り付けられ、かつ容器を含む。この容器は、カウンタの下に維持されて、リンスを含まないハンドトリートメント製品の容積を保持する。保護プラットフォームはカウンタの上面に位置付けられ、蛇口構造は、保護プラットフォームの上に位置付けられた出口を有する。ポンプは、容器内のリンスを含まないハンドトリートメント製品の容量と連通し、分配導管は、蛇口構造を通して延び、ポンプと蛇口構造の出口との間で連通し、それによってポンプの作動は、リンスを含まないハンドトリートメント製品を、出口において、保護プラットフォームに向けて分配する。この分配ステーションは、一般的なシンクによって画定されたステーションに類似した、明確に画定されたステーションを設けることによって、リンスを含まないハンドトリートメント製品の使用を促進することになる。」と開示している。
【0007】
例えば、2013年10月1日に公開された米国特許第8544698号明細書において、発明者Nick E.Ciavarellaによる「Foam Dispenser With Stationary Dispensing Tube」は、その要約書において、「分配器は、分配チューブに設けられた出口において、泡製品を分配するためのポンプを含んで提供される。泡は、泡性液体及び空気の混合から、各構成要素に設けられた別個のポンプを用いて作り出される。ポンプ自体は、泡製品を分配するために動かなければならない部品を有するが、分配チューブは固定式である。単一のアクチュエータは、液体ポンプ及び空気ポンプの両方を作動させる。追加として、いくつかの実施形態において、液体ポンプが液体を上げる前に、空気ポンプは空気を上げる。これらのポンプは、泡スキンケアまたはスキン殺菌製品の分配に、特に好適である。」と開示している。
【0008】
例えば、2008年4月29日に公開された米国特許第7364053号明細書において、発明者Heiner Ophardtによる「Sink Side Touchless Foam Dispenser」は、その要約書において、「好ましくは液体石鹸ポンプ及び蛇口から離れて位置された空気ポンプから提供された、石鹸及び空気を、石鹸噴射液体の出口において混合することによって、泡液体石鹸を分配する、石鹸分配器、好ましくはシンク側のカウンタに取り付けられた分配器」と開示している。
【0009】
例えば、2006年4月11日に公開された米国特許第7025227号明細書において、発明者Steven R.Oliverによる「Electronic Soap Dispenser」は、その要約書において、「液体石鹸分配器は、ハウジングと、このハウジングの基部を係合させたシャンクと、ハウジングの内部に配設された石鹸経路保持器と、シャンクに配設されたシャンクアダプタと、使用者の存在を感知するための赤外線センサと、を含む。全体的な連続通路は、シャンクアダプタ及び石鹸経路保持器を介して画定され、それによって、液体石鹸リザーバの細長い石鹸送達チューブは、通路を介して石鹸分配器の底部から噴射部端部へ挿入され得る。リザーバは、シャンクアダプタの低端部に装着され得る。石鹸経路保持器は、好ましくはプラスチック射出成形など、相補的な2つの半体で形成され、それらは共に嵌合して、ハウジングの基部近くから石鹸分配端部への湾曲した通路を提供し、かつセンサアセンブリを支持する。」と開示している。
【0010】
例えば、2012年1月24日に公開された米国特許第8100299号明細書において、発明者Stephen Lawrence Phelpsによる「Counter-Mounted Viscous Liquid Dispenser and Mounting System」は、その要約書において、「本発明は、カウンタ内の粘性液体の分配システムを提供する。粘性液体の分配システムの特徴は、迅速に取り付けるリザーバアセンブリを含み、それは、設置者がリザーバアセンブリを、システムのカウンタ取付部品に対して任意の向きで設置するのを可能にする。他の特徴として、設置者が、カウンタトップの上下両方で仕事をする必要なく、カウンタ内の分配システムを設置するのを可能にする、取付システムが挙げられる。」と開示している。
【0011】
例えば、2013年2月12日に公開された米国特許第8371474号明細書において、発明者Paul Francis Tramontinaによる「Fluid Dispenser」は、その要約書において、「本発明は、流体を分配する方法、及び分配器である。この分配器は、分配器がある期間使用されていない場合であっても、使用者の手を効率的に洗浄する適切な量の流体を分配する。」と開示している。
【0012】
例えば、2014年9月18日に公開された米国特許出願公開第2014/0263421号明細書において、発明者Scott E.Urbanによる「Counter Mount Above-Counter Fill Dispensing System And Refill Units for Same」は、その要約書において、「分配システム及び分配システムのための再充填ユニットの、例示的な実施形態が提供される。カウンタに取り付ける分配器のための、1つの例示的な再充填ユニットは、崩壊性バッグと、この崩壊性バッグの中に下って延びるチューブとを含む。装備品は崩壊性バッグに固定される。装備品は、充填孔を有する。流体をバッグから送り出すためのポンプも設けられる。崩壊性バッグは、開口部を介してカウンタトップに嵌り、それによって崩壊性バッグはカウンタトップの上方から開口部を介して挿入され得る。崩壊性バッグの少なくとも一部は、カウンタトップの下方に延びる。崩壊性バッグは、開口部を介してカウンタトップに挿入された後に、液体で充填されるよう構成される。崩壊性バッグが液体で充填されたとき、崩壊性バッグの容積は膨張する。」と開示している。
【0013】
例えば、2014年7月8日に公開された米国特許第8770440号明細書において、発明者Moses-B.Linによる「Countertop Automatic Foam Soap Dispenser」は、その要約書において、「カウンタトップの自動泡石鹸分配器は、自動泡石鹸分配器本体と、石鹸液容器と、循環接続チューブと、バッテリ区画と、を含む。石鹸液容器は、適切な量の液体石鹸で充填される。バッテリ区画は、電力を自動泡石鹸分配器本体に供給する。自動泡石鹸分配器本体は、石鹸送達チューブによって循環接続チューブを通過され、かつ石鹸液容器の内側の底部に設置される。自動泡石鹸分配器本体は、泡石鹸弁と、制御回路基板と、センサと、制御回路基板によって制御されたモータと、伝動装置セットと、を含む。使用者の手が、自動泡石鹸分配器本体のセンサに接近すると、モータは伝動装置セットのカムを駆動して回転させ、泡石鹸弁を押込んで適切な量の泡石鹸を供給する。」と開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】米国特許第9795255号明細書
【特許文献2】米国特許第6929150号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開第2009/0152293号明細書
【特許文献4】米国特許第8544698号明細書
【特許文献5】米国特許第7364053号明細書
【特許文献6】米国特許第7025227号明細書
【特許文献7】米国特許第8100299号明細書
【特許文献8】米国特許第8371474号明細書
【特許文献9】米国特許出願公開第2014/0263421号明細書
【特許文献10】米国特許第8770440号明細書
【特許文献11】米国特許出願公開第2016/0256016号明細書
【特許文献12】米国特許10076216号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
さらに例えば、発明者Yangによって「Foaming Soap Dispensers」と題され、2016年9月8日に公開された米国特許出願公開第2016/0256016号明細書は、膜タイプのポンプユニットを伴う石鹸ポンプを示している。Yangの出願は、「Foaming Soap Dispensers」と題され、2018年9月18日に米国特許10076216号明細書として発行されている。Yangのデバイスは、使用した膜が緩み、液体がモータ領域の中への漏洩をもたらす場合があるという欠点を有する。上記の参照は、本明細書に参照として組み込まれる。
【課題を解決するための手段】
【0016】
カウンタトップの泡分配器は、噴射部延長の前部ハウジングと、噴射部延長の後部ハウジングとから作られた、噴射部を有する。この噴射部は、噴射開口部を伴う噴射ノズルを含む。噴射部取付シャフトは、取付シャフトのブラケットにおいて噴射部に取り付けられる。ミキサーポンプのハウジングは、噴射部の保持部ラッチを有する。ミキサーポンプのハウジングは、ミキサーポンプを収容する。ミキサーポンプはモータを含む。保持部ノッチは、噴射部の下部分に形成される。保持部ノッチは、噴射部の保持部ラッチを係合させるよう構成される。ボトルは、液体石鹸を包含する。ボトルは、ミキサーポンプのハウジングに対する接続部を有する。
【0017】
バッテリは、ミキサーポンプのハウジングに収容される。バッテリは、液体石鹸をボトルから抽出するために、ミキサーポンプに電力を供給する。バッテリは、ミキサーポンプのハウジングに取り付けられた回路基板にも電力を供給し、バッテリはセンサにも電力を供給する。このセンサは、噴射部延長の前部ハウジングに取り付けられる。ミキサーポンプのハウジングは、バッテリを保持するためのバッテリトレイも有する。バッテリトレイは、所謂第1のラッチのインデント及び第2のラッチのインデントである一対のインデントを伴う、トレイドアのラッチカムを有する。インデントの対は、トレイドアの鍵に形成された、それぞれ第1の鍵突出部及び第2の鍵突出部を受入れる。トレイドアのラッチカムの回転中、トレイドアのラッチカムは、閉位置と開位置との間を移動する。
【0018】
ボトルは、垂直方向に延びたボトル側壁と、ボトルの上部分においてボトル側壁から延びた肩部と、をさらに含む。ボトル頸部は、肩部から上方へ延びる。ボトル頸部は、回転制止部によって遮られた頸部の溝を含む。回転制止部は、頸部から水平方向に離れた突出部として形成される。アダプタは、ボトル頸部に取り付けられる。このアダプタは、アダプタ側壁を有する。アダプタ側壁は、側壁から離れて延びたアダプタ突出部を含む。アダプタは、頸部の溝に恒久的にスナップ留めするよう、かつ頸部とアダプタとの間に封止部を形成するよう構成された、アダプタフックを含む。アダプタガスケットは、封止部を形成するために、アダプタポートの開口部を有する。アダプタガスケットは、アダプタのアダプタポートに取り付けられる。アダプタは、ボトルアダプタの受入れ部のフレームに取り付けられるよう構成される。
【0019】
ミキサーポンプのハウジングは、ボトルアダプタの受入れ部のフレームも有する。ボトルアダプタの受入れ部のフレームは、ボトルアダプタの保持部スロットを伴うボトルアダプタの受入れ部を含む。ボトルアダプタの保持スロットは、ボトルアダプタの吸入漏斗と、ボトルアダプタの保持隆起部とを含む。好ましくは、バッテリは、バッテリトレイの鍵に係止されたバッテリトレイに保持される。バッテリトレイの鍵は、トレイドアのラッチカムを回転させる。トレイドアのラッチカムは、円の外形である。
【0020】
ミキサーポンプのハウジングは、ボトルアダプタの受入れ部のフレームに形成された上部整合インデントをさらに含む。上部整合インデントは、上部整合縁部を形成する。ボトルは、下部整合インデント縁部を形成する、下部整合インデントをさらに含む。上部整合縁部及び下部整合縁部は、ボトルが係合位置にあるときに整合する。
【0021】
モータは、クランクを有するモータシャフトを含む。クランクはピストンハンドルを作動させ、ピストンハンドルは、ピストンダイアフラムの先端部においてピストンダイアフラムを押し下げる。ピストンダイアフラムの先端部は、ピストンハンドルがピストンダイアフラムを押し下げたとき、ピストンダイアフラムの容量を変化させるよう構成される。ピストンダイアフラムは、フィルタネットアセンブリを介して、アウトプットノズルカバーに接続される。ピストンダイアフラムは、アウトプットカバーに対する圧力を変化させるよう構成される。ピストンダイアフラムは、空気入口ポートから空気を吸引し、この空気を吹き飛ばして、ピストンダイアフラムから離されたミキサーにおいて、空気を液体石鹸と混合する。
【0022】
ダイアフラムは、ミキサーポンプに取り付けられる。ダイアフラムは、3つのダイアフラムのカップ、すなわち第1のダイアフラムのカップ、第2のダイアフラムのカップ、及び第3のダイアフラムのカップを有する。第1のダイアフラムのカップは、ポンプで空気を送り込むよう構成され、第2のダイアフラムのカップは、ポンプで空気を送り込むよう構成される。第3のダイアフラムのカップは、ポンプで液体を送り込むよう構成される。ダイアフラムは、液体を空気と混合せずに、液体及び空気の両方をポンプで送り込む。ミキサーは、噴射部に位置される。ミキサーは、加圧空気をミキサーポンプから受入れる。ミキサーは、加圧液体をミキサーポンプから受入れる。加圧空気及び加圧液体は、混合して泡を形成する。
【0023】
仕切りポンプの多岐管は、空気区画及び液体区画を有する。液体区画は、液体導管の近位部分を、液体導管の遠位部分から分ける。空気区画は、空気導管の近位部分を、空気導管の遠位部分から分ける。アダプタは、ボトル頸部に取り付けられる。ボトル頸部は、ボトル頸部から離れて延びたアダプタ突出部を有し得る。アダプタは、頸部の溝に恒久的にスナップ留めするよう、かつ頸部とアダプタとの間の封止部を形成するよう構成された、アダプタフックを含む。
【0024】
カウンタに取り付ける石鹸分配器は、石鹸を分配するための開口部を有する噴射部を含む。接続シャフトは、この噴射部から下方に延びる。接続シャフトの取り付けられた旋回基部は、接続シャフトに対して旋回し、容易な接続を可能にする。旋回基部に接続されたチューブは、可撓性であり、旋回基部の回転と共に曲がる。第1のチューブ延長及び第2のチューブ延長は、旋回基部から延びる。バレルは、石鹸リザーバから上方へ延びる。バレルは、接続シャフトを受入れるバレルのソケットを有する。バレルのソケットは、バレルの内側側壁を画定する。
【0025】
第1のチューブのソケットは、バレルのソケットに形成される。第1のチューブのソケットは、第1のチューブ延長を受入れる。第2のチューブのソケットは、バレルのソケットに形成される。第2のチューブのソケットは、第2のチューブ延長を受入れる。
【0026】
バレルは、第1の垂直整合スロット及び第2の垂直整合スロットを有する。旋回基部は、第1の整合ピンを有し、それは第1の垂直整合スロットを係合させる。旋回基部は、第2の整合ピンを有し、それは第2の垂直整合スロットを係合させる。バレルは、第1の傾斜部及び第2の傾斜部も有する。第1の傾斜部は、バレルの内側側壁に形成され、第2の傾斜部は、バレルの内側側壁に形成される。
【0027】
カウンタに取り付ける石鹸分配器は、好ましくはバレルに第1の垂直整合スロットと、バレルの内側側壁に第2の垂直整合スロットとを含む。旋回基部は、第1の整合ピンをさらに含み、それは第1の垂直整合スロットを係合させる。旋回基部は、第2の整合ピンをさらに含み、それは第2の垂直整合スロットを係合させる。複数の保持突起部は、バレルの内側内壁から突出するよう、バレルのソケットに形成される。複数の保持突起部は、接続シャフトの外面に形成された旋回先端スロットの中に嵌る。複数の保持突起部は、バレルに対する接続シャフトの回転を制限する。複数の保持突起部は、10個の保持突起部を含み、旋回先端スロットは、10個の旋回先端スロットを含む。10個の保持突起部は、10個の旋回先端スロットを係合させる。旋回制止部は、接続シャフトから突出する。旋回制止部は、第1の整合ピン及び第2の整合ピンの当接によって、旋回基部の回転を制止させる。第1の傾斜部は、第1の垂直整合スロットにおいて終端し、第2の傾斜部は、第2の垂直整合スロットにおいて終端する。
【0028】
第1のチューブ延長への、第1のチューブのソケットによる接続は、連続した第1の導管を提供する。第2のチューブ延長への、第2のチューブのソケットによる接続は、連続した第2の導管を提供する。保持突起部は、保持突起部がバレルの内側内壁から突出するよう、バレルのソケットに形成される。保持突起部は、接続シャフトの外面に形成された旋回先端スロットの中に嵌る。保持突起部は、バレルに対する接続シャフトの回転を制限する。
【0029】
第1の垂直整合スロット、及び第2の垂直整合スロットは、バレルの内側内壁を、大きいバレルの内側側壁と、小さいバレルの内側側壁とに分ける。大きいバレルの内側側壁は、小さいバレルの内側側壁よりも表面積が大きい。保持突起部のうち6個が、大きいバレルの内側側壁に形成され、保持突起部のうち4個が、小さいバレルの内側側壁に形成される。
【0030】
カウンタに取り付ける石鹸分配器は、石鹸を分配するための開口部を有する噴射部を有する。接続シャフトは、この噴射部から下方に延びる。接続シャフトは、接続シャフトのネジ山を有する。接続シャフトは、ミキサーポンプのハウジングに接続する。取付シャフトのナットは、取付シャフトのナットの雌ネジ山を有し、それは接続シャフトのネジ山を係合させる。取付シャフトのナットは、取付シャフトのナットの雄ネジ山をさらに含む。取付シャフトのナット保持部は、取付シャフトのナットの雄ネジ山に螺合する。ポンプ出口の開口部フランジは、ミキサーポンプのハウジングにおけるポンプ出口の開口部から上方に延びたバレルに形成される。旋回ソケットのサークリップは、ミキサーポンプのハウジングを懸架するために、取付シャフトのナット保持部及びポンプ出口の開口部フランジに、クリップで留められる。
【0031】
カウンタに取り付ける石鹸分配器は、任意選択で、取付シャフトのナット保持部をポンプ出口の開口部フランジに保持するよう構成された、旋回ソケットのサークリップの上部スロットを有する。下部バレルのフランジも、バレルに形成される。旋回ソケットのサークリップの下部スロットは、下部バレルのフランジを保持するよう構成される。サークリップのスロット隆起部は、ポンプ出口の開口部フランジと下部バレルのフランジとの間にとどまるよう、構成される。ポンプ出口の開口部スロットは、ポンプ出口の開口部フランジと下部バレルのフランジとの間に形成される。ポンプ出口の開口部スロットは、サークリップのスロット隆起部を受入れるよう構成される。センサケーブルのスロットは、バレルに形成され、センサケーブルを受入れる。センサケーブルは、センサケーブルのスロットを介して進み、噴射部取付シャフトの中に入る。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図8】
図7の上部分における拡大詳細分解組立図である。
【
図9】
図7の下部分における拡大詳細分解組立図である。
【
図10】ポンプ及びミキサーアセンブリの分解組立図である。
【
図14】ボトルの上部分に接続されたキャップの拡大分解組立図である。
【
図16】液体及び空気流が通る導管、及び多岐管のポートを示す拡大図である。
【
図18】接続シャフトにおけるシャフト接続先端部の斜視図である。
【
図20】本発明におけるダイアフラムの拡大分解組立図である。
【
図21】接続シャフトにおける旋回先端部分の詳細図である。
【
図22】噴射部アセンブリの接続部の分解組立図である。
【
図23】噴射部アセンブリの接続部の部分的分解組立図である。
【
図25】ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおける、底部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
図1で判るように、噴射部20は、噴射部延長24によってカウンタトップから延びるよう、かつ使用者のために泡石鹸のフローを分配するよう構成される。噴射部20は、噴射部センサ21を含む。噴射部センサ21は、赤外線デバイスまたは他のタイプの近接センサとすることができる。噴射部センサ21は、噴射部20の下側に取り付けられる。噴射ノズル22は、噴射部20の終端部から延びる。噴射ノズル22は、噴射ノズルの開口部23を有する。噴射部延長24は、基部を形成する下端部を有する。噴射部の肩部25は、カウンタトップに当接するよう構成される。任意選択で、噴射部20は、好ましくは前方センサ29も含む。前方センサ29は、前方に向けられ、使用者の存在を感知する。インジケータ56を、前方センサ29を受入れる開口部に取り付けることができ、それによって使用者は、カウンタトップの分配器の動作状況を見ることができる。
【0034】
噴射部取付シャフト26は、噴射部延長24から下方に延びる。取付シャフトのナット27は、噴射部取付シャフトにネジ留めされ、ナットフレア28を有する。ナットフレア28は、カウンタトップの下でカウンタトップの下面を保持する。噴射部取付シャフト26は、ポンプ出口の開口部42へ下方に延び、噴射部取付シャフト262がミキサーポンプ40に接続されるのを可能にする。
【0035】
ミキサーポンプ40は、ポンプ出口のハウジング42を含んだ、ミキサーポンプのハウジング41を有する。ミキサーポンプのハウジング41は、バッテリトレイ44に装着されたバッテリドア43を含む。トレイドアの開口部45は、バッテリドア43に形成され、バッテリトレイドア43を保持する安全ネジなどの、コネクタを受入れるよう構成される。トレイドアはトレイドアのラッチ47を有し、それはトレイドアのラッチカム48によって作動される。トレイドアのラッチカム48は、トレイドアの鍵を受入れるためのスロットを有する。トレイドアの鍵ハンドル46としてのトレイドアの鍵50は、回したときにトレイドアのラッチカム48を作動できる。トレイドアの鍵50は、一対の非標準の尖った器具などによる、トレイドアのラッチカム48に対する安全係合を有する。ミキサーポンプのハウジング41は、安全ネジを受入れるよう形状付けられた、混合ハウジングのコネクタ開口部58も含む。混合ハウジングのコネクタ開口部58は、コネクタがミキサーポンプのハウジング上面49、及びミキサーポンプのハウジングの下部分など、ミキサーポンプのハウジング41における一対のセクションを共に保持するのを可能にする。
【0036】
ボトル30は、ミキサーポンプのハウジング41の下側に接続される。ボトル30は、構造的剛性を向上させる側壁インデント把持部32を伴う側壁31を有する。ボトル30は、やはり構造的剛性を向上させる、下部窪み33及び上部窪み34を有する。ボトル30は、ボトルの頂部から下方へ延びたボトルチューブ276を含む。
【0037】
図2で判るように、噴射部20は、ピル形状で細長い、前方に面した噴射部センサ21を有する。噴射部センサ21は、噴射部20と連続的で同一面の外面を提供するレンズを有する。噴射ノズル22は、噴射部20から下方に延びた、円錐台形の突出部である。噴射部延長24は、全体的に、噴射部取付シャフト26及び噴射部の肩部25に対して、中央に配される。取付シャフトのナット27を、金属またはプラスチックで作ることができ、カウンタトップに形成された取付開口部に、回転して締付けるよう構成される。前方センサ29は、噴射部20の内側に取り付けられる。さらに前方センサ29は、前方センサ29が使用者の存在を検出するのを可能にする、同一面のレンズも有する。前方センサ29は、噴射部センサ21と共に働き、それによって噴射部は、両方のセンサが存在を検知したときのみ起動する。噴射部センサ21は、使用者の手の存在を感知し、前方センサ29は、使用者の胴を感知する。インジケータ56を、前方センサ29と同じ開口部に取り付けることができる。
【0038】
トレイドアの鍵ハンドル46は、好ましくは円形にされる。トレイドアの鍵50は、第1の鍵突出部51及び第2の鍵突出部52を有し得る。鍵ハンドルの開口部55は、紐または他の線への接続を可能にし得る。鍵突出部の対、すなわち第1の鍵突出部51及び第2の鍵突出部52は、トレイドアのラッチカム48を回せることが求められる。
【0039】
図3で判るように、噴射部20は、噴射部の肩部25から角度を付けて延びた、湾曲した外形を有することができる。取付シャフトのナット27は、好ましくは六角形である。ボトル30は、1回の動作でミキサーポンプに取り付けられる。
【0040】
図4で判るように、トレイドアの鍵50は、バッテリトレイへの接近を可能にし、ミキサーハウジングのコネクタ57の隣にある。ミキサーハウジングのコネクタ57は、好ましくはミキサーハウジングのコネクタ開口部58を含み、ミキサーハウジングのコネクタタブ59を有し得る。ミキサーハウジングのコネクタタブ59を、ミキサーハウジングの異なる部品間でスナップ接続を有するラッチとして、形成することができる。
【0041】
図5で判るように、噴射部20は前方へ延び、噴射部の肩部25は、カウンタトップと共に封止部を形成することができる。前方センサ29は、噴射部延長に対して垂直である。ミキサーポンプのハウジング上面49は、好ましくは矩形である。トレイドアの鍵50は、ミキサーポンプのハウジングの左側から、側方に延びることができる。インジケータ56も前方に配設され、使用者に表示を提供する。
【0042】
図6で判るように、噴射部20はエラストマのリング封止部を設置できる環状の起状部を伴う、下部分60を有し得る。ミキサーハウジングのコネクタタブ59は、噴射部20の下部分60を解放するよう、ポンプ出口の開口部42における噴射部の保持部ラッチ78を解放することができる。噴射部の保持部ラッチ78は、保持部ノッチ79において、下部分60を保持し得る。噴射部の保持部ラッチ78は、好ましくはポンプ出口の開口部42に対する、噴射部20のスナップ接続を可能にする。このように、使用者は、第1のステップにおいてナットを使用してまず噴射部20を取り付け、次に第2のステップにおいて、保持部ノッチ79に噴射器の保持部ラッチ78をスナップ留めし、一対の別個のステップにおいて、ポンプ出口の開口部42を噴射部20に係合させる。
【0043】
使用者は、ポンプ出口の開口部42を下部分60に装着した後で、ボトル30を装着することができる。使用者は、様々な側壁のインデント把持部32によって、ボトル30の側壁31を掴む。使用者は、下部窪み33または上部窪み34も使用し得る。ボトル30は、ボトル肩部39の上方に取り付けられたボトルアダプタ35を有する。ボトルアダプタ35は、ボトル頸部にスナップ留めし、ボトルに対して水密の恒久封止部を作り出す。ボトルアダプタ35は、好ましくは4つのアダプタ突出部36を有し、それらは互いから90°で方向付けられ、ボトルアダプタ35の垂直側壁から離れて延びる。ボトルアダプタ35は、アダプタポートの開口部38を伴うアダプタポート37を有する。アダプタポートの開口部38は、ボトルチューブ276に接続する。ボトルチューブ276は、ボトル30の頂部における、ボトルのアダプタポートの開口部38における頂部から、下方に延びる。
【0044】
ミキサーポンプ40は、ミキサーポンプのハウジング41の内側で、水と空気を混合する。得られた泡石鹸は、ポンプ出口の開口部42及び噴射部20を介して放出される。トレイドアのラッチカム48は、トレイドアの鍵50における一対の突出部を受入れる、一対の窪みを有する。トレイドアの鍵50は、第1の鍵突出部51及び第2の鍵突出部52を有する。トレイドアのラッチカム48は、第1のラッチのインデント53及び第2のラッチのインデント54を有し、それらは、トレイドアの鍵50における一対の突出部を受入れる。両方の突出部が両方の窪みの中に入ったとき、ラッチを回してバッテリトレイドアを係止解除することができる。バッテリトレイドア、及びバッテリ区画は、好ましくは水密である。
【0045】
図7で判るように、様々な内部構成要素が、様々なハウジング内に存在する。噴射部センサ21は、噴射部延長の前部ハウジング61と、噴射部延長の後部ハウジング62との間に取り付けられる。センサブラケット63を、噴射部延長の前部ハウジング61の取付ポストに取り付け、それによって噴射部センサ21を噴射部延長の前部ハウジング61に保持することができる。同様に、泡スクリーン66は、粗い泡をより細かい泡に再混合することができ、噴射延長の前部ハウジング1と、噴射部延長の後部ハウジング62との間の空洞に取り付けることができる。噴射部の肩部25は、噴射部延長のハウジングの対における、下部の半円形縁部を保持することができる。噴射部取付シャフト26は、噴射部延長の前部ハウジング61に固着する取付シャフトのブラケット77を有する。肩部ガスケット64は、噴射部の肩部25を封止できる。
【0046】
ボトル30は、液体形態の石鹸を保持し、ボトルアダプタ35を受入れる。液体石鹸は、ボトルチューブ276から上方へ移動する。ボトルアダプタ35は、アダプタガスケット72に適合する。アダプタガスケット72は、ミキサーポンプのハウジング41の下部分として形成された、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65に固着する。ボトルアダプタの受入れ部は、バッテリトレイのスロットの下部分も形成し、トレイ開口部75の一部を画定し得る。バッテリトレイ44は、バッテリスロット74にバッテリ73を受入れ、トレイドアのラッチカム48によって、トレイドアの鍵50に固定される。バッテリシステムは、回路基板76に電力を供給する。
【0047】
バッテリは、モータ取付部68に取り付けられたモータ67に、電力を供給する。様々なフロー制御の付属品70は、漏洩を防止しながら、片手による迅速な接続を可能にする。エラストマ材料で作られた防水ガスケット69は、液体入口ノズル71を封止する。液体入口ノズル71は、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65に取り付けられ、アダプタガスケットを封止する。
【0048】
図9で判るように、整合システム80は、ボトル30をボトル頸部90に保持するための、インデント及びスロットを含む。ボトルアダプタ受入れ部81は、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65における、中空でインデントが付いた部分であり、ボトルアダプタ35を受入れるよう形状付けられる。アダプタ突出部36は、ボトルアダプタの受入れ部側壁82に係合する。アダプタ突出部36は、円筒形の外形を有し、ボトルアダプタから離れるよう水平方法に延びる。アダプタ突出部36は、ボトルアダプタの吸入漏斗83を係合させ、時計回りに回転して、ボトルアダプタの保持隆起部84を通り過ぎる。ボトルアダプタの吸引漏斗83、及びボトルアダプタの保持隆起部84は、ボトルアダプタの保持スロット89に形成される。ボトルアダプタの保持スロット89は、ボトルアダプタの受入れ部側壁82に形成される。
【0049】
整合システム80は、ボトルのための整合も含む。ボトルアダプタ35は、アダプタ側壁85を有する。ボトルアダプタ35は、下方に突出したアダプタフック86を有する。アダプタフック86は、ボトル頸部に形成された頸部の溝87に係合する。回転制止部88は、頸部の溝87の連続性を遮断し、それによってアダプタフック86は、アダプタ突出部36がボトルアダプタの保持隆起部84に係合されたときに、回転制止部88に当接することになる。液体がボトル30から上方に引き上げられる際に、吸入空気は液体のフロー内に取り込まれ、粗い泡を作る。粗い泡が上方に移動する際に、追加のスクリーンまたは混合を通過して、篩にかけて細かい泡にすることができる。液体石鹸は、アダプタの側壁85に装着されたボトルチューブ276を介して引き上げられる。
【0050】
好ましくは、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65に形成された、上部整合インデント91は、上部整合縁部92を有する。上部整合縁部92は、下部整合縁部94と整合される。下部整合縁部94は、ボトル30に配設された下部整合インデント93に形成される。整合する整合縁部の対は、使用者が、見える誘導ラインなしで触れるだけで、ボトルをボトルアダプタの受入れ部のフレーム65から取り外すこと、及び設置することを可能にする。上部整合インデント91は、上部整合インデント91の内面が、下部整合インデント93の外面に当接するよう、下部整合インデント93を保持する。それによって、整合インデントは、ボトルをボトルアダプタの受入れ部81に合致させる。ボトルアダプタの受入れ部81は、適応した整合インデントを有するボトルのみを受入れる。ボトルにおける整合インデントは、ボトル肩部に形成される。ボトル肩部は、整合インデントの対が係合するボトルアダプタの受入れ部81の中に回転するのを可能にするために、僅かに可撓性であってもよい。
【0051】
図10で判るように、モータ67は、ポンプアセンブリ100の一部である。モータ67は、モータハウジング109と、モータハウジング109から延びたモータシャフト110とを有する。モータシャフト110は、テールストック108の中に延びる。テールストック108は、クランク107及びピストンハンドルを保持するハウジングである。クランク107は、モータシャフトの取付開口部111を有する。モータシャフトの取付開口部111は、ピストンハンドルのシャフト開口部112からずれている。クランク107は、ピストンハンドルのシャフト113を保持する、ピストンハンドルのシャフト開口部112を有する。ピストンハンドルのシャフト113は、モータシャフト110の周りで循環的に揺れ、モータシャフト110に対して角度を持つ。ピストンハンドル106は、3つの延びたピストンハンドルのアーム114を有する。ピストンハンドルのアームの各々は、ピストンハンドルのダイアフラム係合部115を有する。ピストンハンドルのダイアフラム係合部115は、ピストンダイアフラムの先端部116において、ピストンダイアフラム104を係合させる。ピストンダイアフラムの先端部116は、ピストンダイアフラムのカップ117と接続され、一体化で形成される。ピストンダイアフラムのカップは、シリンダまたはコーン形状とすることができ、ピストンブラケット105のピストンブラケット凹部の中に嵌る。ピストンハンドルのシャフト113が回転する際に、それは順次ピストンハンドルのダイアフラム係合部115を押し下げ、それは次にピストンダイアフラムの先端部116を押し下げ、それによって順次ピストンダイアフラムのカップ117の容積を減少させる。ピストンダイアフラム104は、ピストンブラケット105を封止する平坦部分を有し、それによってピストンダイアフラム104は、ピストンブラケット105に対して回転しない。ピストンブラケット105も、テールストック108に対して回転しない。なぜなら、ピストンブラケット105は、ネジなどのコネクタによってテールストック108に固定されるからである。
【0052】
ミキサー122におけるフィルタネット103は、液体を篩にかけて、ミキサー122から粗い泡のアウトプットを作り出す。ミキサーは、いくらかの距離だけポンプ領域から離され、泡がモータに逆流するのを防止する。アウトプットノズルカバー101は、空気入口ポート120及び空気出口ポート121を有する。
【0053】
発生空気は、電力及び空気流に使用され、この空気流ミキサー122に入り、そこで液体石鹸と混合して、スクリーンを介して粗い泡を作り出す。ゴム製制止部102は、空気が入るのを、選択的に循環的に可能にし、かつ制御する。液体入口ポート119は、ボトルに接続される。ゴム製制止部102は、一方向弁として作用することができ、空気入口ポート120も、好ましくは漏洩を防止するよう一方向弁を含む。空気入口ポート120は、プラスチックシート、ボールストップ、または循環的に封止部に係合する他のタイプのものなどによって設置された、一方向弁を有することができる。液体はポンプ領域に入らないことが望ましく、ミキサー領域のみに制限される。液体はピストンダイアフラム104の周りで漏洩する可能性があり、液体がアウトプットカバー101に入るとモータを破壊する。したがって、アウトプットカバー101を乾燥状態に維持することは不可欠である。ポンプが、プラスチックチューブによってミキサーに接続されるか、または一方向フロー弁によって分離されることが好ましい。泡出口ポート118は、ミキサーにおける空気入口ポート120及び液体入口ポート119を介して、吸引した空気から作り出された、生成した泡を放出する。電気機械の構成要素の寿命を長くするよう、膜ポンプ領域を泡混合領域から分離することは、本発明の特徴である。
【0054】
本発明における構成要素に接続するプラスチックチューブは、適切な接続が明白であるので、明瞭化のために図面には示さない。例えば、液体入口ノズル71などの構成要素は、好ましくは、チューブによって液体入口ポート119に接続することができる、液体入口ノズルのチューブコネクタ95を有する。
【0055】
図11で判るように、噴射部20は、噴射部20の側壁に形成された噴射部センサ21を有し得る。噴射部20は、取付シャフトのナット27を受入れるネジ山が付いた外面を有する、噴射部取付シャフト26に固定された、噴射部の肩部25をさらに受入れ得る。噴射部取付シャフト26の下端部は、旋回ソケットのコネクタ130を有する。旋回ソケットのコネクタ130は、第1の旋回ホース131及び第2の旋回ホース132への接続部を含む。第1の旋回ホース131は、第1の旋回ニップル133と流体連通する。第1の旋回ニップル133は、ポンプを出るチューブに接続する。第2の旋回ニップル134は、第2の旋回ホース132と流体連通する。旋回ソケットのサークリップ135は、旋回ソケットのコネクタ130において、旋回ソケットのフランジ136に接続する。旋回ソケットのフランジ136は、好ましくは旋回ソケットのコネクタ130における円筒形の側壁から側方に延びた、突出部として形成される。下部サークリップの縁部138は、ポンプ出口の開口部42に形成された、
図12のポンプ出口の開口部フランジ139を係合させる。上部サークリップの縁部137は、旋回ソケットのフランジ136を係合させる。旋回ソケットのサークリップ135は、ポンプ出口の開口部フランジ139を、旋回ソケットのフランジ136へ向けて付勢する。
【0056】
混合ソケット150は噴射部20に位置される。混合ソケット150は、第1の混合ソケットニップル151が第1の旋回ホース131に接続され、かつ第2の混合ソケットニップル152が第2の旋回ホース132に接続された、一対の接続部を有する。混合ソケット150は、噴射部20の本体に係合する突出したアンカーを有する、円筒形バレルのハウジングを伴う、混合ソケット本体153を有する。混合チャンバのハウジング154を、混合ソケット本体153の中空ソケットの中に、カートリッジで挿入することができる。混合チャンバのハウジング14は、液体及び空気を篩にかけ、かつ混合して、細かい泡を形成する。ノズル取付部155は、混合チャンバのハウジング154に接続され、混合チャンバのハウジング154は、混合ソケット本体153に入る。
【0057】
図12で判るように、ポンプ出口の開口部42は、ポンプ出口の開口部フランジ139を有する。ポンプ160は、液体及び空気の両方を送り込む。ピストンダイアフラム104は、2つの空気ダイアフラム及び1つの液体ダイアフラムを有し、それらは独立して動作するよう、ピストンダイアフラムの封止部161によって、互いから離される。ポンプ160は、ピストンブラケット105を含む。ピストンブラケット105は、ピストンダイアフラム104、ピストンダイアフラムの封止部161、及び仕切りポンプの多岐管140を保持する。ピストンダイアフラムのカップ117は、好ましくは3つのカップすなわち、第1のダイアフラムのカップ191、第2のダイアフラムのカップ192、及び第3のダイアフラムのカップ193を含む。
【0058】
図13で判るように、仕切りポンプの多岐管140を、一対のプラスチック射出成形ハウジングまたはシェルで形成することができ、それらは互いに嵌って内部導管通路を形成する。空気導管141は、空気導管の近位部分181、及び空気導管の遠位部分182を有する。同様に、液体導管142は、液体導管の近位部分183、及び液体導管の遠位部分184を有する。空気導管の近位部分181は、空気区画143によって、空気導管の遠位部分182から離される。空気区画143は液体区画148まで延び、液体区画148は、液体導管の近位部分183を液体導管の遠位部分184から離す。
【0059】
第1の液体ポート144は、第2の液体ポート147と流体連通し、それによって液体は第1の液体ポート144から第2の液体147にポンプで送り込まれるか、または液体は、第2の液体ポートから第1の液体ポートへ、ポンプで送り込まれる場合がある。第1の液体ポートは、液体導管142の液体導管の遠位部分184に接続され、第2の液体ポート147は、液体導管の近位部分183に接続される。往復するダイアフラムは、液体を液体導管の遠位部分184から液体導管の近位部分183へポンプで送り込むか、または、液体を液体導管の近位部分183から液体導管の遠位部分184へポンプで送り込む。往復するダイアフラム
【0060】
同様に、第1の空気ポート145は、第2の空気ポート146と流体連通し、それによって空気は、第1の空気ポート145から第2の空気ポート146に、または第2の空気ポート146から第1の空気ポート145に、ポンプで送り込まれる。液体ホース及び空気ホースを、ポートに接続することができる。第1のダイアフラムの遠位空気開口部162は、空気導管の遠位部分182に通じ、第1のダイアフラムの近位空気開口部163は、空気導管の近位部分181に通じる。第1のダイアフラムは、第1のダイアフラムの遠位開口部162と、第1のダイアフラムの近位開口部163との間で空気を交換する。第2のダイアフラムは、第2のダイアフラムの近位空気開口部164と、第2のダイアフラムの遠位空気開口部165との間で空気を交換する。第2のダイアフラムの近位空気開口部164は、空気導管の近位部分181に接続し、第2のダイアフラムの遠位空気開口部165は、空気導管の遠位部分182に接続する。これらの開口部は、空気または液体を特定の方向に通すのを可能にする、一方向弁または封止部161を受入れることができる。封止部161は、エラストマ材料組成物を有するガスケットとして一体化で形成することもできる。封止部161は、空気または液体が、特定の方向で特定の開口部を通過するのを封止する、断続的な封止部とすることができる。封止部161が、第1のダイアフラムの近位空気開口部163を遮断するシート上の、プラスチック製フラップとして形成され、ピストンダイアフラム104における第3のピストンの容量減少は、第1のダイアフラムの遠位空気開口部162を介して空気を押しやることになる。ピストンダイアフラムにおける第3のピストンの、その後の容量増加は、プラスチック製フラップを開口部から離して空気流の空隙を可能にすることによって、第1のダイアフラムの近位空気開口部163を介して空気を引込むことになる。プラスチック製フラップの代わりに、断続弁を、転がり軸受または他の手段として実施することができる。
【0061】
ピストンダイアフラムの封止部104における第3のダイアフラムは、第3のダイアフラムの遠位液体開口部166と、第3のダイアフラムの近位液体開口部167との間で、液体をポンプで送り込む。第3のダイアフラムの遠位液体開口部156は、液体導管の遠位部分184に接続され、第3のダイアフラムの近位液体開口部167は、液体導管の近位部分183に接続される。任意選択で、アダプタ194は、カップ開口部及び封止部を取り付けたとき、カップ開口部を封止部161に適合させることができる。
【0062】
アダプタ194は、ポンプのハウジング及びピストンダイアフラムのカップとして
図13に示されるが、これは、ピストンダイアフラムのカップ117における円形封止部の整合が、アダプタ194における円形封止部に整合しているのを、単に示すだけであることに留意されたい。アダプタ194は、設置されたとき、実際にはピストンダイアフラムのカップ117の後側にあり、そのためアダプタ194の円形封止部は、ピストンダイアフラムのカップ117をエラストマ封止部161に適合させるために、ピストンダイアフラムのカップ117の後側に整合される。ピストンダイアフラムのカップ117は、好ましくは柔軟であり、アダプタ194は、好ましくは堅固である。エラストマ封止部161は、好ましくは柔軟であり、多岐管は、好ましくは堅固なアイテムである。したがって、硬いアイテムと柔軟なアイテムとが交互になり、サンドイッチ状の方法で向上した封止部を提供する。
【0063】
図14で判るように、ボトル30は、アダプタポート37を伴うボトルアダプタ35を有するが、アダプタ突起部36は、ボトル30の頸部に形成される。
図15で判るように、ボトル30は、側壁のインデント把持部32を有し、ボトル30の頸部に形成されたアダプタ突出部36を係合させるための把持を可能にする。アダプタ突出部36は、ボトル及びボトルアダプタ35をハウジングに保持するラグ、または係止突出部として、形成することができる。アダプタポート37のボトル肩部39は、狭い頸部まで狭くなる。
【0064】
このように、本発明の主要点は、ポンプが計測したアウトプット、すなわち迅速な循環シーケンスにおいて液体の1つのパルス、次に空気の2つのパルス、を提供することである。ダイアフラムのカップの回転配置は、回転シャフトを伴うモータが、時計回りまたは反時計回りに、ダイアフラムのカップを作動させるのを可能にし、それは、アウトプットの分離した制御を提供する。これは、用量計測、したがってアウトプットの整合性を向上させ、その一方で、ポンプ内の空気から液体を隔離することによって、寿命も向上させる。さらに、単一のモータは、同期された空気及び液体の分配を提供できる。第3のダイアフラムのカップとして示された、液体ダイアフラムのカップは、第1及び第2のダイアフラムのカップとして示された、2つの空気ダイアフラムカップの各々よりも小さいことが、好ましい。ポンプは、空気導管141及び液体導管142から接続する、平行な一対のチューブにおいて、液体及び空気の分離した蒸気をアウトプットする。分離した蒸気は、別個で計測された量及び割合を伴うフローを有する。
【0065】
図16は、様々なスタイルの矢印を伴う、導管内における空気流及び液体流を示す。
【0066】
図17~
図21で判るように、噴射部のステムは、旋回接続部を有する下端部を有する。ステムの下端部は、バレル200を有する。バレル200は、チューブとして形成され、バレルの内側縁部202において、バレルの内側側壁203を有する。バレルの下端部201は凹んでおり、一方でバレルの内側縁部202は、バレル200に対して同一面である。バレルの外側縁部204及びバレルの内側縁部202は、管形状を画定する。バレルの内側縁部202において、第1の垂直整合スロット205及び第2の垂直整合スロット206は、バレルの空洞207の中に内側に延びる。バレルの内側側壁203は、小さいバレルの内側側壁208及び大きいバレルの内側側壁212を有し、それらは第1の垂直整合スロット205及び第2の垂直整合スロット206において、分けられる。小さいバレルの内側側壁208は、大きいバレルの内側側壁212よりも小さい表面積を有する。
【0067】
第1の傾斜部210は、バレルの内側縁部202における第1の傾斜の開始縁部211から始まる。第1の傾斜部210は、第1の垂直整合スロット205において、第1の傾斜部下縁部213まで、螺旋状に下方に延びる。同様に、第2の傾斜の開始縁部215は、第2の傾斜部214の開始位置を画定する。第2の傾斜部214は、第2の傾斜部下縁部216において終端し、そこで第2の傾斜部下縁部216は第2の垂直整合スロット206と合致する。第2の傾斜部214も、螺旋形状を有し、第1の傾斜部210と同じ1つの方向である。
【0068】
第1の保持突起部221、第2の保持突起部222、第3の保持突起部223、第4の保持突起部、第5の保持突起部225、及び第6の保持突起部226は、大きいバレルの内側側壁212から延び、かつバレルの空洞207から延びる。同様に、第7の保持突起部227、第8の保持突起部228、第9の保持突起部229、及び第10の保持突起部230は、小さいバレルの内側側壁208から外側へ延び、かつバレルの空洞207から外側へ延びる。バレルの空洞は、第1のチューブのソケット217及び第2のチューブのソケット218を伴う内面を有する。第1のチューブのソケットは、第1のチューブを受入れ、第2のチューブのソケットは、第2のチューブを受入れる。
【0069】
図18で判るように、第1のチューブ延長248は、第1のチューブのソケット217の中に入り、第2のチューブ延長249は、第2のチューブのソケット218の中に入る。第1のチューブ延長の封止部245、及び第2のチューブ延長の封止部247を、第1のチューブ延長248及び第2のチューブ延長229における溝の中に嵌る、Oリングとして形成することができる。第1のシャフト及び第2のシャフトは、ソケットを係合させる接続シャフト先端部250を有する。第1の導管219及び第2の導管220は、第1のチューブ延長248及び第2のチューブ延長249を介して、第1のチューブのソケット217及び第2のチューブのソケット218から延びる。
【0070】
旋回先端部スロットは、保持突起部を受入れる。10個の突起部及び12個のスロットが存在する。第1の保持突起部221が、第1の旋回先端部スロット251に嵌る場合、第2の保持突起部222は、第2の旋回先端部スロット252を係合させる。第3の保持突起部223は、第3の旋回先端部スロット253の中に係合して入る。第4の保持突起部224は、第4の旋回先端部スロット254の中に延びて入る。第5の保持突起部225は、第5の旋回先端部スロット255の中に入って係合する。第6の保持突起部226は、第6の旋回先端部スロット256の中に入って係合する。しかし、第7の保持突起部227は、第8の旋回先端部スロット258の中に入る。なぜなら、第1の垂直整合スロット205は、その上に突起部を有さないからである。第7の旋回先端部スロットは、突起部を受入れない。なぜなら、第7の旋回先端部スロットは、第1の垂直整合スロット205に隣接し、かつ整合されることになるからである。第8の保持突起部228は、第9の旋回先端部スロット259の中に入る。第9の保持突起部229は、第10の旋回先端部スロット260を係合させる。第10の保持突起部230は、第11の旋回先端部スロット261を係合させる。第12の旋回先端部スロットは、いかなる突起部とも係合しない。なぜなら、第12の旋回先端部スロットは、第2の垂直整合スロット206に整合されるからである。任意選択で、垂直整合スロットは、各突起部が各スロットに受入れられるよう、突起部を受入れることができるが、それは最良のモードではない。
【0071】
任意選択で、第1の旋回先端部スロット251と第10の旋回先端部スロット260との間における旋回制止部231は、回転を180°未満に制限する。そこでは、第2の整合ピン243及び第1の整合ピン242が、旋回制止部231に当接する。第1の整合ピンは、第1の傾斜部210を係合させ、第2の整合ピン243は、第2の傾斜部214を係合させる。第1の整合ピン242は、垂直整合スロットの形状と一致するよう、円形のセグメントとすることができる。第1の整合ピン242及び第2の整合ピン243は、スロットの対に係合し、旋回基部241は、接続シャフト270に対して回転する。このように、第1の延長チューブ248及び第2の延長チューブ249は、第1のチューブのソケット217及び第2のチューブのソケット218を、自動的に係合させる。第1の傾斜部の角測長さを、概ね45°とすることができ、第2の傾斜部の角測長さを、概ね45°とすることができる。このように接続シャフト先端部250は、接続シャフト270に対して回転する。接続シャフト270は、バレルの内側側壁203を係合させるよう、サイズが決められる。バレルの内側側壁203は、接続シャフト270の径よりも僅かに大きい径を有する。
【0072】
旋回部延長263は、旋回基部241から上方へ延び、旋回基部241と一体化で形成することができる。同様に、旋回制止部231を、接続シャフト270及び旋回先端部スロットと一体化で形成することができる。バレルのソケット209は、バレルの空洞207まで上方に延びる。接続部は、目視確認を必要としない。使用者が接続シャフト先端部を上方に押すと、使用者は、第1の整合ピン242が、傾斜部または第1の垂直整合スロットを係合させ、第2の整合ピン243が、傾斜部または第2の垂直整合スロットを係合させるのを、感じることになる。
【0073】
このように接続シャフト先端部250は、第1のチューブ延長の封止部245を越えて延びた第1の旋回ニップル133と、第2のチューブ延長の封止部247を越えて延びた第2の旋回ニップル134と、を提供する。接続シャフト先端部250は、旋回ソケットのフランジ136も有し得る。旋回ソケットのフランジは、延びた第1の整合ピン242及び第2の整合ピン243を有することができる。旋回ソケットのフランジ136は、好ましくは整合ピンを伴い堅固に形成される。整合ピンは、180°以外で互いに対して離れるよう外側に延びる。旋回基部241は、旋回ソケットのフランジ136を有し得る。旋回基部241は、接続シャフト270を通過する一対のチューブに接続する。第2のチューブ延長導管246は、第2の旋回ニップル134において堅固な部分を有し、回転または捩じることができる、ポリエチレンなどの柔軟なエラストマのチューブに接続することができる。ポリエチレンのチューブは、旋回基部241と共に回転できるよう、弛んだ緩い構成で、接続シャフト270内に保持される。
【0074】
図21で判るように、第1の可撓性チューブ274及び第2の可撓性チューブ275は、押嵌め用テーパー273を有する、旋回先端シャフト272に嵌る。押嵌め用テーパー273は、旋回接続で接続シャフト270に嵌る。旋回先端基部241は、第1の整合ピン242及び第2の整合ピンを含む。旋回先端基部241は、旋回先端シャフト272及び押嵌め用テーパー273と共に、堅固に形成される。可撓性チューブは、いくらかの弛みを有し、それによって可撓性チューブは、接続シャフト270の内側で、180°まで捩じることができる。
【0075】
図22で判るように、噴射部延長24は、噴射部取付シャフト26を有する。噴射部取付シャフト26は、取付シャフトのナット27の上部分に位置された、取付シャフトのナットの上部端部292に形成された、取付シャフトのナットの雌ネジ山281に係合する雄ネジ山を伴う。取付シャフトのナットの下部延長284は、取付シャフトのナット上端部292から下方に延びる。取付シャフトのナットの下部延長284は、好ましくは取付シャフトのナット保持部290を受入れるために、ネジ山が付けられる。取付シャフトのナット27が、噴射部取付シャフト26の周りに回転する際、取付シャフトのナット保持部290は、取付シャフトのナット27周りに回転する。取付シャフトのナット保持部290は、ポンプ出口の開口部フランジ139に当接するために下降するよう、取付シャフトのナットの下部延長284における雄ネジ山部分で回転する。下部バレルのフランジ288は、ポンプ出口の開口部フランジ139の下方に形成され、好ましくはポンプ出口の開口部フランジ139に対して対称である。センサケーブル282は、センサケーブルのスロット283を通過して、取付シャフトのナット下端部291において、噴射部取付シャフト26の中に入る。
【0076】
図23で判るように、ミキサーポンプのハウジング上面49への、噴射部延長24のアセンブリは、さらに完成している。バレル200は、ミキサーポンプのハウジング上面49において、ポンプ出口の開口部42を形成する。取付シャフトのナットの下部延長284は、取付シャフトのナット保持部290を受入れる、取付シャフトのナットの雄ネジ山280を有する。
【0077】
旋回ソケットのサークリップ135は、取付シャフトのナット保持部290に設置される。旋回ソケットのサークリップ135は、旋回ソケットのサークリップの上部スロット285、及び旋回ソケットのサークリップの下部スロット286を有する。サークリップのスロット隆起部289は、旋回ソケットのサークリップの上部スロット285と、旋回ソケットのサークリップの下部スロット286との間に、突出する。旋回スロットのサークリップの上部スロット285は、ポンプ出口の開口部フランジ139及び下部バレルのフランジ288を、旋回スロットのサークリップの上部スロット285内に共にクリップ留めすることによって、取付シャフトのナット保持部290を、ポンプ出口の開口部フランジ139及び下部バレルのフランジ288に締付ける。バレル200は、ポンプ出口の開口部フランジ139、及び下部バレルのフランジ288を有し、それらの間に形成されたポンプ出口の開口部スロット287を伴う。ポンプ出口の開口部スロット287は、サークリップのスロット隆起部289を受入れ、旋回スロットのサークリップの下部スロット286は、下部バレルのフランジ288を受入れる。
【0078】
使用者は最初に、カウンタトップにおける噴射部延長24を、カウンタトップの上面に置く。次に使用者は、取付シャフトのナット27を、カウンタトップの下面まで回転させて締める。カウンタトップに固定された噴射部延長24を用いて、次に使用者はバレル200を上方に向くよう方向付ける。次に使用者は、噴射部延長24をポンプ出口の開口部42の中に押込む。噴射部延長24は、ポンプ出口の開口部42と流体接続する。次に使用者は、取付シャフトのナット保持部290を、ポンプ出口の開口部フランジ139に接触するまで回す。次に使用者は、旋回スロットのサークリップ135を、取付シャフトのナット保持部290及びポンプ出口の開口部フランジ139の上を摺動させることによって、設置する。旋回ソケットのサークリップ135は、ミキサーポンプの下部分全体を保持するために十分な強度である。
【0079】
図24で判るように、次にボトルが設置される。ボトルは、ポンプのハウジングを封止するエラストマ材料で形成された、アダプタガスケット72を有する。アダプタガスケット72は、ボトルアダプタ35に取り付けられる。ボトルアダプタ35は、追加でアダプタフック86を含む。ボトルは、ボトル受入れ接続部300に係合するアダプタ突出部36を有する。
【0080】
図25で判るように、ボトルは、ボトル受入れ接続部300のボトル受入れ接続ソケット307に設置される。ボトル受入れ接続部300を、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65の、ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおける下面311から下方へ延びた、ボトル受入れ接続部のソケット壁306を伴い形成することができる。ボトル受入れ接続部のソケット壁306は、ボトル受入れソケットの上壁310まで上方へ延びた、ボトル受入れ接続部の内側壁面308を有する。ボトル受入れ接続部の内側壁面308は、ボトルアダプタの吸引漏斗83を有する。ボトルアダプタの吸引漏斗83は、ボトルアダプタの保持隆起部84に至り、次にボトルアダプタの保持スロット89に至る。ボトルアダプタの保持スロット89は、ボトルアダプタの保持スロット89にとどまるボトルのアダプタ突出部36を、受入れる。好ましくは、少なくとも一対のボトルアダプタの保持スロット89が、一対のアダプタ突出部36を保持するために利用される。
【0081】
入口ノズル先端部309は、ボトル受入れソケットの上壁310から下方に突出する。ミキサーポンプ40は、ミキサーポンプのハウジング41を有する。ミキサーポンプのハウジング41は、ボトルアダプタの受入れ部のフレーム65を含み、それはボトルアダプタの受入れ部のフレームにおける下面311を有する。ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおける下面311は、ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおけるコネクタ312において、ミキサーポンプのハウジング41に保持される。
【0082】
入口ノズル先端部309は、アダプタガスケット72の上面における円形アダプタガスケットの開口部で、アダプタガスケット72の中に入る。好ましくは、入口ノズル先端部309は、弧状導管として形成された入口ノズル先端部の第1の導管301と、弧状導管として形成され、かつ入口ノズル先端部の第1の導管301に対して90°に方向付けられた、入口ノズル先端部の第2の導管302と、を含む。入口ノズル先端部の第3の導管303は、好ましくは入口ノズル先端部の第2の導管302に対して90°に方向付けられた弧状導管である。入口ノズル先端部の第4の導管304は、好ましくは入口ノズル先端部の第3の導管303に対して90°に方向付けられた弧状導管である。入口ノズル先端部の第5の導管305は、好ましくは、入口ノズル先端部の第1の導管301と、入口ノズル先端部の第2の導管302と、入口ノズル先端部の第3の導管303と、入口ノズル先端部の第4の導管304と、の間に形成された、円形導管である。
【符号の説明】
【0083】
20 噴射部
21 噴射部センサ
22 噴射ノズル
23 噴射ノズルの開口部
24 噴射部延長
25 噴射部の肩部
26 噴射部取付シャフト
27 取付シャフトのナット
28 ナットフレア
29 前方センサ
30 ボトル
31 側壁
32 側壁のインデント把持部
33 下部窪み
34 上部窪み
35 ボトルアダプタ
36 アダプタ突出部
37 アダプタポート
38 アダプタポートの開口部
39 ボトル肩部
40 ミキサーポンプ
41 ミキサーポンプのハウジング
42 ポンプ出口の開口部
43 バッテリドア
44 バッテリトレイ
45 トレイドアの開口部
46 トレイドアの鍵ハンドル
47 トレイドアのラッチ
48 トレイドアのラッチカム
49 ミキサーポンプのハウジング上面
50 トレイドアの鍵
51 第1の鍵突出部
52 第2の鍵突出部
53 第1のラッチのインデント
54 第2のラッチのインデント
55 鍵ハンドルの開口部
56 インジケータ
57 ミキサーハウジングのコネクタ
58 混合ハウジングのコネクタ開口部
59 ミキサーハウジングのコネクタタブ
60 下部ポート
61 噴射部延長の前部ハウジング
62 噴射部延長の後部ハウジング
63 センサブラケット
64 肩部ガスケット
65 ボトルアダプタの受入れ部のフレーム
66 泡スクリーン
67 モータ
68 モータ取付部
69 防水ガスケット
70 フロー制御の付属品
71 液体入口ノズル
72 アダプタガスケット
73 バッテリ
74 バッテリスロット
75 トレイ開口部
76 回路基板
77 取付シャフトのブラケット
78 噴射部の保持部ラッチ
79 保持部ノッチ
80 整合システム
81 ボトルアダプタの受入れ部
82 ボトルアダプタの受入れ部側壁
83 ボトルアダプタの吸引漏斗
84 ボトルアダプタの保持隆起部
85 アダプタ側壁
86 アダプタフック
87 頸部の溝
88 回転制止部
89 ボトルアダプタの保持スロット
90 ボトル頸部
91 上部整合インデント
92 上部整合縁部
93 下部整合インデント
94 下部整合縁部
95 液体入口ノズルのチューブコネクタ
100 ポンプアセンブリ
101 アウトプットカバー
102 ゴム製制止部
103 フィルタネット
104 ピストンダイアフラム
105 ピストンブラケット
106 ピストンハンドル
107 クランク
108 テールストック
109 モータハウジング
110 モータシャフト
111 モータシャフトの取付開口部
112 ピストンハンドルのシャフト開口部
113 ピストンハンドルのシャフト
114 ピストンハンドルアーム
115 ピストンハンドルのダイアフラム係合部
116 ピストンダイアフラムの先端部
117 ピストンダイアフラムのカップ
118 泡出口ポート
119 液体入口ポート
120 空気入口ポート
121 空気出口ポート
122 ミキサー
130 旋回ソケットコネクタ
131 第1の旋回ホース
132 第2の旋回ホース
133 第1の旋回ニップル
134 第2の旋回ニップル
135 旋回ソケットのサークリップ
136 旋回ソケットのフランジ
137 上部サークリップの縁部
138 下部サークリップの縁部
139 ポンプ出口の開口部フランジ
140 分割ポンプの多岐管
141 空気導管
142 液体導管
143 空気区画
144 第1の液体ポート
145 第1の空気ポート
146 第2の空気ポート
147 第2の液体ポート
148 液体区画
150 混合ソケット
151 第1の混合ソケットニップル
152 第2の混合ソケットニップル
153 混合ソケット本体
154 混合チャンバのハウジング
155 ノズル取付部
161 エラストマ封止部
162 第1のダイアフラムの遠位空気開口部
163 第1のダイアフラムの近位空気開口部
164 第2のダイアフラムの近位空気開口部
165 第2のダイアフラムの遠位空気開口部
166 第3のダイアフラムの遠位液体開口部
167 第3のダイアフラムの近位液体開口部
181 空気導管の近位部分
182 空気導管の遠位部分
183 液体導管の近位部分
184 液体導管の遠位部分
191 第1のダイアフラムのカップ
192 第2のダイアフラムのカップ
193 第3のダイアフラムのカップ
194 アダプタ
200 バレル
201 バレルの下縁部
202 バレルの内側縁部
203 バレルの内側側壁
204 バレルの外側縁部
205 第1の垂直整合スロット
206 第2の垂直整合スロット
207 バレルの空洞
208 小さいバレルの内側側壁
209 バレルのソケット
210 第1の傾斜部
211 第1の傾斜部の開始縁部
212 大きいバレルの内側側壁
213 第1の傾斜部の下縁部
214 第2の傾斜部
215 第2の傾斜部の開始縁部
216 第2の傾斜部の下縁部
217 第1のチューブのソケット
218 第2のチューブのソケット
219 第1のチューブのソケット導管
220 第2のチューブのソケット導管
221 第1の保持突起部
222 第2の保持突起部
223 第3の保持ノブ
224 第4の保持ノブ
225 第5の保持ノブ
226 第6の保持ノブ
227 第7の保持ノブ
228 第8の保持ノブ
229 第9の保持ノブ
230 第10の保持ノブ
231 旋回制止部
232 旋回制止部の右面
233 旋回制止部の左面
240 旋回先端アセンブリ
241 旋回先端基部
242 第1の整合ピン
243 第2の整合ピン
244 第1のチューブ延長導管
245 第1のチューブ延長封止部
246 第2のチューブ延長導管
247 第2のチューブ延長封止部
248 第1のチューブ延長
249 第2のチューブ延長
250 接続シャフト先端部
251 第1の旋回先端部スロット
252 第2の旋回先端部スロット
253 第3の旋回先端部スロット
254 第4の旋回先端部スロット
255 第5の旋回先端部スロット
256 第6の旋回先端部スロット
257 第7の旋回先端部スロット
258 第8の旋回先端部スロット
259 第9の旋回先端部スロット
260 第10の旋回先端部スロット
261 第11の旋回先端部スロット
262 第12の旋回先端部スロット
270 接続シャフト
271 押留めカラー
272 旋回先端部シャフト
273 押嵌め用テーパー
274 第1の可撓性チューブ
275 第2の可撓性チューブ
276 ボトルチューブ
280 取付シャフトのナットの雄ネジ山
281 取付シャフトのナットの雌ネジ山
282 センサケーブル
283 センサケーブルのスロット
284 取付シャフトのナットの下部延長
285 旋回ソケットのサークリップ
286 旋回ソケットのサークリップの下部スロット
287 ポンプ出口スロット
288 下部バレルのフランジ
289 サークリップのスロット隆起部
290 取付シャフトのナット保持部
291 取付シャフトのナット下端部
292 取付シャフトのナット上端部
300 ボトル受入れ接続部
301 入口ノズル先端部の第1の導管
302 入口ノズル先端部の第2の導管
303 入口ノズル先端部の第3の導管
304 入口ノズル先端部の第4の導管
305 入口ノズル先端部の第5の導管
306 ボトル受入れ接続部のソケット壁
307 ボトル受入れ接続部のソケット
308 ボトル受入れ接続部の内側壁面
309 入口ノズル先端部
310 ボトル受入れソケットの上壁
311 ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおける下面
312 ボトルアダプタの受入れ部のフレームにおけるコネクタ
【外国語明細書】