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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023121872
(43)【公開日】2023-09-01
(54)【発明の名称】ポケット構造
(51)【国際特許分類】
   A41D 27/20 20060101AFI20230825BHJP
   A45C 13/00 20060101ALI20230825BHJP
【FI】
A41D27/20 K
A41D27/20 B
A45C13/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022025176
(22)【出願日】2022-02-22
(71)【出願人】
【識別番号】522069758
【氏名又は名称】園田 真也
(71)【出願人】
【識別番号】522069769
【氏名又は名称】藤田 義尚
(74)【代理人】
【識別番号】100177220
【弁理士】
【氏名又は名称】小木 智彦
(72)【発明者】
【氏名】園田 真也
(72)【発明者】
【氏名】藤田 義尚
【テーマコード(参考)】
3B035
3B045
【Fターム(参考)】
3B035AA17
3B035AB07
3B035AC20
3B045AA04
3B045AA05
3B045AA24
3B045BA01
3B045JA01
3B045KA04
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で低コストで製造できる必要に応じてカバー体を取り外したり、別のカバー体と交換等したりして利便性やファッション性を大幅に向上しうるポケット構造を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくとも一部に面状部分21を有するベース体2と、前記ベース体2の面状部分21に対して所定の収納空間5を形成するように間隙を空けて対向配置されるカバー体3と、前記カバー体3の周縁と前記ベース体2の面状部分21とを着脱可能に装着するとともに前記収納空間5の周囲を開閉自在に閉鎖する開閉着脱手段4と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一部に面状部分を有するベース体と、
前記ベース体の面状部分に対して所定の収納空間を形成するように間隙を空けて対向配置されるカバー体と、
前記カバー体の周縁と前記ベース体の面状部分とを着脱可能に装着するとともに前記収納空間の周囲を開閉自在に閉鎖する開閉着脱手段と、を備えたことを特徴とするポケット構造。
【請求項2】
前記開閉着脱手段は、前記ベース体の前記面状部分の周囲に沿って周状に固定された第1帯状部と、
前記カバー体の周縁に沿って周状に固定され、前記第1帯状部に対して長辺側どうしを着脱可能に係合される第2帯状部材と、を有することを特徴とする請求項1記載のポケット構造。
【請求項3】
前記開閉着脱手段は、前記第1帯状部を構成する第1ファスナ要素と、
前記第2帯状部を構成する第2ファスナ要素であり、前記第1ファスナ要素に対してスライダを介して開閉自在かつ着脱可能に係合される第2ファスナ要素と、を有する線ファスナ部材を含むことを特徴とする請求項2記載のポケット構造。
【請求項4】
前記カバー体は、所定形状のシート状体からなり、前記シート状体の周縁に前記第1帯状部又は前記第2帯状部が固定されることを特徴とする請求項2又は3記載のポケット構造。
【請求項5】
前記ベース体と前記カバー体との間に形成される収納空間は、前記線ファスナ部材の幅で設定されたことを特徴とする請求項3記載のポケット構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類、鞄類や袋物、その他種々のものに設けられ、収納に利用することができるポケット構造に関する。
【背景技術】
【0002】
衣類や鞄類等には、例えば、携帯電話、財布やペン、手帳等の小物類を収納するポケットが設けられているものも多い。
【0003】
従来の衣類等のポケットの構造は、例えば、衣類等の表面に所定の大きさ形状の布等を当てた状態で出し入れ口部分以外の周縁等を縫着等して袋状に形成されているものや、布等の周縁等の全周囲を縫着等して閉鎖するとともに該布の一部に出し入れ口が形成されたもの、略同じ大きさの袋布を合わせて出し入れ口部分以外の周縁等を縫着等して袋状に形成し衣服等に取り付けられたもの等がある。
【0004】
一方、特許文献1には、ボトルなどの立体物を収納するのに適した有底筒状の収納部をベースシートの前面に形成できるようにするとともに、収納部をベースシート側にコンパクトに格納できるようにしたポケット構造が開示されている。
【0005】
特許文献1のポケット構造は、収納部が、ベースシートと、背面シート部材と、正面シート部材と、折り畳み自在な側面シート部材と、正面シート部材の下端辺に延長して形成された底面シート部材とで構成され、正面シート部材と底面シート部材の両側部はスライドファスナーによりベースシートに脱着可能に結合するように設けられたものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3119343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の衣類や鞄類等では、それらの本体部分にポケットが固定的に取り付けられている。しかしながら、気分や状況、又は携帯物の種類などに応じてポケットのデザイン等を変更させることができれば、衣類や鞄類等のファッション性や利便性を大幅に向上させうることに着目し、本願発明を開発するに至った。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、構造が簡単で低コストで製造でき、必要に応じてカバー体をベース体から取り外したり、別のカバー体と交換等したりして利便性を向上しうるポケット構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、少なくとも一部に面状部分21を有するベース体2と、前記ベース体2の面状部分21に対して所定の収納空間5を形成するように間隙Hを空けて対向配置されるカバー体3と、前記カバー体3の周縁と前記ベース体2の面状部分21とを着脱可能に装着するとともに前記収納空間5の周囲を開閉自在に閉鎖する開閉着脱手段4と、を備えたポケット構造1から構成される。
【0010】
また、前記開閉着脱手段は、前記ベース体の前記面状部分の周囲に沿って周状に固定された第1帯状部と、前記カバー体の周縁に沿って周状に固定され、前記第1帯状部に対して長辺側どうしを着脱可能に係合される第2帯状部材と、を有することとしてもよい。
【0011】
また、前記開閉着脱手段は、前記第1帯状部を構成する第1ファスナ要素と、前記第2帯状部を構成する第2ファスナ要素であり、前記第1ファスナ要素に対してスライダを介して開閉自在かつ着脱可能に係合される第2ファスナ要素と、を有する線ファスナ部材を含むこととしてもよい。
【0012】
また、前記カバー体は、所定形状のシート状体からなり、前記シート状体の周縁に前記第1帯状部又は前記第2帯状部が固定されることとしてもよい。
【0013】
また、前記ベース体と前記カバー体との間に形成される収納空間は、前記線ファスナ部材の幅で設定されたこととしてもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、少なくとも一部に面状部分を有するベース体と、前記ベース体の面状部分に対して所定の収納空間を形成するように間隙を空けて対向配置されるカバー体と、前記カバー体の周縁と前記ベース体の面状部分とを開閉自在かつ着脱可能に装着する開閉着脱手段と、を備えたポケット構造から構成されることから、例えば、既存の衣類や鞄類等をベース体として利用して、必要に応じて取り外したり、別のカバー体と交換等したりできるポケットを簡単な構造で低コストで製造することができる。ポケットの開閉構成とカバー体の着脱構成を兼用させることで、部材点数をおさえ、無駄がないスマートな構造でポケット構造を具体的に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施の形態におけるポケット構造を模式的に表した概要説明図であって、ベース体とカバー体を離脱した状態の図である。
図2図1のポケット構造の側面図である。
図3図1のポケット構造の縦断面図である。
図4図1のポケット構造を衣類に適用した例を示す説明図である。
図5図1のポケット構造をバッグに適用した例を示す説明図である。
図6図1のポケット構造のカバー体の他の実施例の概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】
本発明のポケット構造は、例えば、衣類や鞄類、雑貨類等その他種々のものに設けられ、携帯品や携帯電話機、小物類、書類や文具類等、様々なものを収納しうる収納スペースを形成させた着脱可能なポケット装置(収納構造)である。
【0018】
本実施形態に係るポケット構造1は、図1図2図3に示すように、ベース体2と、カバー体3と、ベース体2とカバー体3とを着脱可能に装着する開閉着脱手段4と、を備えている。
【0019】
本実施形態では、ポケット構造1は、例えば、図4に示すように、ティーシャツ等の衣服に適用した例で説明する。
【0020】
ベース体2は、少なくとも一部にポケットの収納空間の収納内壁面を形成する面状部分21を有している。該面状部分21のサイズ・形状は、カバー体3のサイズ・形状に対応して形成される。
【0021】
ベース体2の面状部分21は、例えば、後述のカバー体3に対応して略楕円形状又は略長丸形状に形成され、該面状部分21の全周囲を囲むように開閉着脱手段4が取り付けられている。
【0022】
本実施形態では、ベース体2は、例えば、図4に示すようにティーシャツ等の衣服からなる。ベース体2は、ティーシャツの衣服生地自体で形成されており、例えば、該ティーシャツの下部部分の所定の範囲が収納内壁面となる面状部分21となっている。
【0023】
すなわち、ベース体2は、既存のティーシャツ等の衣服を切り欠いたりする必要なく、そのまま利用することができ、後付け的にポケット構造1を設けることができる。
【0024】
図1図2図3に示すように、カバー体3は、ベース体2の面状部分21と協働して収納空間5を形成するポケット(すなわち収納手段)の構成要素である。
【0025】
カバー体3は、ベース体2の面状部分21に対して間隙Hをあけて対向配置され、その間隙で所定の収納空間5を形成するポケット体である。カバー体3は、開閉着脱手段4を介してベース体2に着脱可能に装着される。
【0026】
カバー体3は、ベース体2と対向する内面側が収納内壁面を構成しているとともに、外面となる表面側がポケット構造1ひいてはティーシャツの見た目・意匠感を形成しうる。
【0027】
カバー体3の表面側は、本実施形態では、図上では無地であらわしているが、例えば、色、模様、文字や記号、図形等のいずれか又はそれらを組み合わせることで任意のデザインを施すこととしてもよい。
【0028】
本実施形態では、カバー体3は、例えば、布地や不織布等のように、ある程度の可撓性があり厚さが比較的薄いシート状体からなる。カバー体3は、例えば、スマートフォン等を被覆できるようなサイズの略楕円形状又は略長丸に形成されており、その全周縁部分に開閉着脱手段4が取り付けられている。
【0029】
なお、カバー体3の形状は、略楕円形状に限らず、例えば、隅丸四角形状や多角形状、その他任意の形状およびサイズでもよい。カバー体3は、周縁に沿って設けられる開閉着脱手段4による開閉操作、着脱操作をスムーズに行える形状の方が好ましい。また、カバー体3は、ベース体2と同じ素材又は異なる素材で形成されていてもよい。また、カバー体3の素材も、例えば、天然繊維、合成繊維や不織布、合成樹脂、ゴム等、任意の素材でもよい。
【0030】
図1図2図3に示すように、開閉着脱手段4は、カバー体3の周縁と、ベース体2の面状部分21と、を着脱可能に装着するとともに、ベース体2とカバー体3との間に形成される収納空間5の周囲を開閉自在に閉鎖する。
【0031】
すなわち開閉着脱手段4は、ポケット構造(すなわち収納手段)を構成要素の一部を構成するとともに、該収納空間5へ物を出し入れするための開閉手段と、ベース体2とカバー体3との着脱手段と、を兼用している。
【0032】
開閉着脱手段4は、収納空間5の周囲を覆うように全体的に帯状に長く構成されている。
【0033】
開閉着脱手段4は、ベース体2の面状部分21の周囲に沿って周状に固定された第1帯状部41と、カバー体3の周縁に沿って周状に固定され、第1帯状部41に対して長辺側どうしを着脱可能に係合される第2帯状部材42と、を有する。
【0034】
第1帯状部材41と第2帯状部材42とが長辺部どうしを全て係着させた状態で収納空間が閉鎖される。該第1,第2帯状部材41、42の一部分のみを着脱することで開閉することができる。該第1,第2帯状部材41、42の全てを取り外すことでカバー体を離脱させることができる。
【0035】
具体的には、本実施形態では、開閉着脱手段4は、第1面状部41となる第1ファスナ要素61と、第2面状部42となる第2ファスナ要素62と、を有する線ファスナ部材6からなる。
【0036】
線ファスナ部材6の幅は、収納空間5の間隙Hに設定されており、該線ファスナ部材6のみで収納空間5の周囲が閉鎖されている。
【0037】
線ファスナ部材6は、例えば、周知の線ファスナからなる。
【0038】
線ファスナ部材6は、ベース体2の面状部分21の周囲に沿って周状に固定された第1ファスナ要素61と、カバー体3の周縁に沿って周状に固定され該第1ファスナ要素62に対してファスナ63a,63bを介して開閉自在及び着脱可能に係合する第2ファスナ要素63と、を備える。
【0039】
第1ファスナ要素61は、周状に細長く形成されており、一方の長辺部をベース体2の面状部分21の周囲に沿って周状に縫着された第1テープ部611と、該第1テープ部611の他方の長辺部に形成された第1エレメント612と、該第1エレメント612に沿ってスライド自在な2つのスライダ63a、63bと、第1テープ部611の両端にそれぞれ固定された箱部64a、64bと、で構成されている。
【0040】
第2ファスナ要素62は、周状に細長く形成され、一方の長辺部をカバー体3の周縁に沿って周状に縫着された第2テープ部621と、該第2テープ部621の他方の長辺部に形成された第2エレメント622と、第2テープ部621の両端にそれぞれ固定された蝶棒65a、65bと、で構成されている。
【0041】
なお、図1では、説明のために、第1、第2ファスナ要素61,62をベース体2やカバー体3と同一面状に広げたような状態で描いているが、ベース体2とカバー体3とを装着する際には、図2図3に示すように、第1、第2ファスナ要素61,62は、それらのテープ部の面は、ベース体2の表面やカバー体3の表面に対して交差するように設けられる。
【0042】
ベース体2側の第1ファスナ要素61の一方のファスナ63aを箱部64aに近接させた状態で該ファスナ63aと箱部64aに、カバー体3側の第2ファスナ要素62の一方の蝶棒65aを係合させるとともに、ベース体2側の第1ファスナ要素61の他方のファスナ63bを箱部64bに近接させた状態で該ファスナ63bと箱部64bに、カバー体3側の第2ファスナ要素62の他方の蝶棒65bを係合させた状態で、スライダ63a、63bをスライドすることで、第1、第2エレメント611,621が歯合又は離脱して開閉される。
【0043】
なお、開閉着脱手段4は、線ファスナ部材を有する構成に限らず、例えば、第1、第2帯状部に面ファスナを設けた構成や、第1、第2帯状部に複数の点ファスナを並設させた構成等でもよい。
【0044】
また、ポケット構造1のベース体2は、ティーシャツに限らず、例えば、ワイシャツ等のシャツ、ジャケット、コート等のトップス、ズボンやスカート等のボトムズ、ワンピース、エプロン、水着、マフラー、帽子等の衣類、スニーカー等の履物類等又はペット用衣類等に適用することもできる。
【0045】
さらに、ポケット構造1は、例えば、図5に示すようなトートバッグや、ショルダーバッグ、ボディーバッグ、ビジネスバッグ、エコバッグ、ポーチ、クランチバッグ、ボストンバッグ、リュックサック、ランドセル等の鞄類、又は財布等の袋物などに適用することもできる。
【0046】
さらに、ポケット構造1は、例えば、ソファ、カーテン等のインテリア用品、自動車のシート、パソコンケース、眼鏡ケース等の収納ケース類、テント、寝袋等にも適用することもできる。
【0047】
さらに、ポケット構造1は、上記したものに限らず、サイズ・形状等を変更することにより、様々なものへ多岐にわたり適用することができる。
【0048】
次に本実施形態のポケット構造1の作用について説明する。ポケット構造1は、線ファスナ部材6からなる開閉着脱手段4を介してカバー体3がベース体2に取り付けられる。ポケット構造1の収納空間5に、例えば、スマートフォン等の物を出し入れする際には、線ファスナ部材6のスライダ63a、63bのいずれか一方又は両方をスライドさせて開閉させる。
【0049】
カバー体3を取り外したい場合には、スライダ63a、63bを箱部64a、64bに近接させ、第2スライダ要素の蝶棒65a、65bを離脱させることで、簡単にカバー体3をベース体2から取り外すことができる。
【0050】
これにより、例えば、カバー体3が洗濯できない等の素材で形成されティーシャツからなるベース体2のみを洗濯したい場合や、収納空間5に面したベース体2の収納内壁面及びカバー体3の収納内壁面を確実に洗いたい場合などに、カバー体をベース体から取り外すことができる。
【0051】
また色や模様が異なるカバー体3に変更することもできる。例えば、予めサイズ・形状が同じで、デザインが異なるカバー体3を複数用意しておく。カバー体3をベース体2から取り外すし、別のカバー体3を開閉着脱手段4を介してベース体2に装着させ、ファッションや気分に応じて、又は収納する物の種類に対応して、複数のカバー体3を自由に変更して取り付けることができる。
【0052】
なお、例えば、カバー体3の表面には、種々の文字、模様、図等の平面的なデザインを施すこととしてもよい。また、図6に示すように、カバー体3の表面上に、食品サンプルFSのように刺身やお好み焼き等の食品を模した立体的なデザインや、人物、動物、キャラクター、植物や景色等の自然物、建物や乗り物等の人工物等を模したりその他任意の立体的なデザインを施すこととしてもよい。
【0053】
このように、必要に応じてポケットのカバー体3を取り外したり、交換したりすることができるポケット構造1を簡単な構造で低コストで実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明のポケット構造は、例えば、ティーシャツ、上着、ズボン、帽子等の衣類等や、靴等の履物類、バッグ、パソコンバッグや財布等の鞄類や袋物、ソファやカーテン等の雑貨類等、その他種々のものに広く好適に利用できる。
【符号の説明】
【0055】
1 ポケット構造
2 ベース体
3 カバー体
4 開閉着脱手段
41 第1帯状部
42 第2帯状部
5 収納空間
6 線ファスナ部材
61 第1ファスナ要素
62 第2ファスナ要素
63a,63b スライダ
図1
図2
図3
図4
図5
図6