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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023130826
(43)【公開日】2023-09-21
(54)【発明の名称】空調システム
(51)【国際特許分類】
   F24F 11/62 20180101AFI20230913BHJP
   F24F 11/54 20180101ALI20230913BHJP
   F24F 11/52 20180101ALI20230913BHJP
   F24F 11/47 20180101ALI20230913BHJP
   F24F 120/00 20180101ALN20230913BHJP
   F24F 140/00 20180101ALN20230913BHJP
【FI】
F24F11/62
F24F11/54
F24F11/52
F24F11/47
F24F120:00
F24F140:00
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022035343
(22)【出願日】2022-03-08
(71)【出願人】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】森内 貴洋
【テーマコード(参考)】
3L260
【Fターム(参考)】
3L260AA04
3L260BA41
3L260BA64
3L260CA01
3L260CB62
3L260CB70
3L260CB78
3L260EA19
3L260GA11
3L260GA15
3L260GA16
3L260GA22
(57)【要約】
【課題】空気調和機が在宅モードで使用されていることを示す判別情報と、空気調和機の利用態様を示す利用情報とを対応付けたユーザ情報が記憶される空調システムを提供することを目的とする。
【解決手段】空調システム1は、履歴情報取得部400と、シーン判別部401と、利用情報生成部402と、記憶部403とを備える。履歴情報取得部400は、室内空間に設置された空気調和機20の運転履歴情報を取得する。シーン判別部01は、空気調和機20の運転シーンを判別して判別情報を出力する。利用情報生成部402は、判別情報に基づいて、室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。記憶部403は、利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内空間に設置された空気調和機の運転履歴情報を取得する履歴情報取得部と、
前記空気調和機の運転シーンを判別して判別情報を出力するシーン判別部と、
前記判別情報に基づいて、前記室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する利用情報生成部と、
前記利用情報と前記運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する記憶部と
を備える空調システム。
【請求項2】
前記記憶部が記憶する前記ユーザ情報のうち、所定の前記利用情報である特定利用情報を含む特定ユーザ情報を取得するユーザ情報取得部をさらに備える、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
表示部をさらに備え、
前記表示部は、前記特定利用情報が設定される以前の前記特定ユーザ情報を表示しない、請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記表示部は、前記特定ユーザ情報以外の前記ユーザ情報を表示しない、請求項3に記載の空調システム。
【請求項5】
前記特定ユーザ情報に基づいて、前記所定の前記利用態様における前記空気調和機の電力消費量を算出する算出部をさらに備え、
前記運転履歴情報は、前記空気調和機の消費電力情報を含む、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の空調システム。
【請求項6】
前記算出部は、前記空気調和機が設置されている設備における単位時間における電力料金と、電力消費量とに基づいて、前記所定の前記利用態様における前記空気調和機の電力利用料金を算出し、
前記運転履歴情報は、前記空気調和機の電力料金情報を含む、請求項5に記載の空調システム。
【請求項7】
前記室内空間を利用するユーザの勤怠情報を取得する勤怠情報取得部をさらに備え、
前記利用情報生成部は、前記勤怠情報から前記利用情報として勤怠利用情報を生成する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空調システム。
【請求項8】
ユーザの給与情報を取得する給与情報取得部と、
前記電力利用料金を前記給与情報に組み込む給与計算部と
をさらに備える、請求項6に記載の空調システム。
【請求項9】
前記運転履歴情報に基づいて、前記空気調和機の使用時間、使用モード、設定値、または、設定範囲を検知して検知情報を出力する検知部をさらに備える、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の空調システム。
【請求項10】
前記利用態様は、在宅勤務、または、スポットオフィス勤務であり、
前記利用情報は、在宅勤務中における前記室内空間の利用、または、スポットオフィス勤務中における前記室内空間の利用である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の空調システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、発信側端末と着信側端末の組み合わせを登録しておき、登録された端末間の通信費を第三者へ課金するシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10-322479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、在宅勤務中における通信費を計算するシステムについて開示していない。
【0005】
本発明は、空気調和機が在宅モードで使用されていることを示す判別情報と、空気調和機の利用態様を示す利用情報とを対応付けたユーザ情報が記憶される空調システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る空調システムは、履歴情報取得部と、シーン判別部と、利用情報生成部と、記憶部とを備える。前記履歴情報取得部は、室内空間に設置された空気調和機の運転履歴情報を取得する。前記シーン判別部は、前記空気調和機の運転シーンを判別して判別情報を出力する。前記利用情報生成部は、前記判別情報に基づいて、前記室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。前記記憶部は、前記利用情報と前記運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空調システムによれば、空気調和機が在宅モードで使用されていることを示す判別情報と、空気調和機の利用態様を示す利用情報とを対応付けたユーザ情報が記憶される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る空調システムの構成を示す図である。
図2】本実施形態に係る空調システムの構成を示すブロック図である。
図3】本実施形態に係る空調システムにおける処理の態様を示す図である。
図4A】本実施形態に係る空調システムが備える管理端末の表示部に表示されるユーザ情報を示す図である。
図4B】本実施形態に係る空調システムが備える管理端末の表示部に表示されるユーザ情報を示す図である。
図5】本実施形態に係る空調システムにおける処理の態様を示す図である。
図6】本実施形態に係る空調システムにおける処理の態様を示す図である。
図7】本実施形態に係る空調システムにおける処理の態様を示す図である。
図8】本実施形態に係る空調システムにおける処理の態様を示す図である。
図9】本実施形態に係る空調システムにおける処理を示すフローチャートである。
図10】本実施形態に係る空調システムにおける処理を示すフローチャートである。
図11】本実施形態に係る空調システムにおける処理を示すフローチャートである。
図12】本実施形態に係る空調システムにおける処理を示すフローチャートである。
図13】本実施形態に係る空調システムにおける処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については、同一の参照符号を付して、重複する説明を繰り返さない。
【0010】
図1を参照して、本実施形態に係る空調システム1の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る空調システム1の構成を示す図である。図1で説明される本実施形態は、本発明のすべての実施形態および具体例に適用され得る。
【0011】
図1に示すように、空調システム1は、リモートオフィス2に配置された空気調和機20(空調機器20)と、センターオフィス3に配置された管理端末30と、サーバ4と、クラウド5とを備える。
【0012】
空気調和機20と、管理端末30と、サーバ4と、クラウド5とは、回線Lにより接続されている。
【0013】
回線Lは、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)である。回線Lは、無線回線または有線回線のいずれかに限定されない。
【0014】
リモートオフィス2は、企業、法人その他の組織に勤務する従業員その他のユーザが、在宅勤務またはリモート勤務をするオフィスである。リモートオフィス2は、家、自宅、事務所、スポットオフィス、サテライトオフィスなどと記述されてもよい。
【0015】
リモートオフィス2は、空気調和機20を有する。
【0016】
空気調和機20は、送風機能を有する。空気調和機20は、図示しないダクトにより図示しない室外機と接続される。空気調和機20の一例は、エアコンディショナー(エアコン)、冷房機(クーラー)、暖房機、送風機、加湿機、除湿器、または、空気清浄機である。
【0017】
エアコンディショナーは、一例として、上記した送風機能の他、暖房機能、冷房機能、加湿機能、または、除湿機能などを有してもよい。エアコンディショナーは、図示しない室外機と接続されていてもよい。
【0018】
エアコンディショナー、冷房機、暖房機、送風機、加湿機、除湿機、または、空気清浄機は、必ずしも室外機と接続されていなくてもよい。
【0019】
空気調和機20は、図示しないリモートコントローラから送信された電波を受信して動作してもよい。空気調和機20は、本体に配置されたインターフェイスに、ユーザから直接指示を受けて動作してもよい。
【0020】
空気調和機20について略説する。空気調和機20は、外観構成として、筐体と、吸気口と、吹出口と、フィン(左右風向調整部)と、ルーバ(上下風向調整部)とを有する。
【0021】
筐体は、一例として樹脂等で形成され、空気調和機20の外枠を形成する。
【0022】
吸気口は、一例として、筐体の上部に形成され、室内の空気を吸入する孔部である。
【0023】
吹出口は、一例として、筐体の下部または前方側面部に配置され、冷媒との間で熱を交換した空気(一例として、冷気または暖気)を吹き出す孔部である。
【0024】
フィンは、一例として、吹出口の近傍に、平板が空気調和機20の左右方向に複数枚並んで配置される。
【0025】
吹出口から吹き出す空気は、フィンの隣接する平板の間を通り、平板の向きによって風向を左右方向に調整される。フィンは、一例として樹脂等で形成される。
【0026】
ルーバは、一例として、吹出口の近傍に配置された1枚の平板で構成される。ルーバは、筐体の両側に回動可能に回動軸により軸支され、回動軸には回転ギアが配置される。ルーバは、回動軸のまわりを吹出口を開口または閉鎖するよう回動する。ルーバは、吹出口から吹き出す空気の上下方向の風向を調整する。
【0027】
次に、空気調和機20は、内部構成として、筐体の内部に、ファンと、熱交換器と、駆動部とを有する。
【0028】
ファンは、一例として回転軸の周囲に複数の羽根が配置される。ファンは、回転軸が回転することにより、吸気口から室内の空気を吸入し、後述する吹出口へ送風する。
【0029】
熱交換器は、内部に冷媒が導通する冷媒管を有し、ファンが吸気口から吸入した空気と冷媒管の冷媒との間で熱を交換する。
【0030】
駆動部は、ルーバ、フィン、およびファンを駆動する。駆動部の一例はモーターである。
【0031】
次に、センターオフィス3は、企業、法人その他の組織が利用する、ビルディング、マンション、建屋、事務所などである。
【0032】
管理端末30は、空気調和機20を管理する。
【0033】
管理端末30は、プログラム命令を実行可能なコンピュータシステムその他のハードウェアである。コンピュータシステムその他のハードウェアは、一例として、汎用コンピュータ、PC(パーソナルコンピュータ)、専用コンピュータ、ワークステーション、電子ノートパッド、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレット、スマートフォン、携帯電話機、その他のプログラム可能なデータ処理装置が含まれる。
【0034】
サーバ4は、空気調和機20または管理端末30のリクエストに応じてサービスを提供するソフトウェア、または、その機能が稼働しているコンピュータである。
【0035】
サーバ4は、図2で後述する構成要素を備え得る。
【0036】
クラウド5は、インターネットなどのネットワーク経由で空気調和機20または管理端末30のユーザにサービスを提供する形態である。
【0037】
クラウド5は、一例として、ソフトウェアを提供するクラウドサービスであるSaaS(サース:Software as a Service)、開発環境を提供するクラウドサービスであるPaaS(パース:Platform as a Service)、サーバ4を提供するクラウドサービスであるIaaS(イアース:Infrastructure as a Service)である。
【0038】
クラウド5は、図2で後述する構成要素を備え得る。
【0039】
以降、特にクラウド5を説明する必要がある場合を除き、サーバ4を説明する。特に断らない限り、サーバ4の構成および機能を説明する場合、その説明にはクラウド5が含まれる。
【0040】
次に、図1に加え、図2を参照して、本実施形態に係る空調システム1の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る空調システム1の構成を示すブロック図である。
【0041】
図2に示すように、リモートオフィス2の空気調和機20は、管理部200を有する。
【0042】
センターオフィス3の管理端末30は、表示制御部300と、表示部301を有する。
【0043】
サーバ4は、履歴情報取得部400と、シーン判別部401と、利用情報生成部402と、記憶部403と、ユーザ情報取得部404と、算出部405と、勤怠情報取得部406と、給与情報取得部407と、給与計算部408と、検知部409とを有する。
【0044】
リモートオフィス2の空気調和機20、または、センターオフィス3の管理端末30は、履歴情報取得部400と、シーン判別部401と、利用情報生成部402と、記憶部403と、ユーザ情報取得部404と、算出部405と、勤怠情報取得部406と、給与情報取得部407と、給与計算部408と、検知部409とを有してもよい。
【0045】
サーバ4は、管理部200と、表示制御部300とを有してもよい。
【0046】
管理部200と、履歴情報取得部400と、シーン判別部401と、利用情報生成部402と、ユーザ情報取得部404と、算出部405と、勤怠情報取得部406と、給与情報取得部407と、給与計算部408と、検知部409とは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)により実現され得る。
【0047】
表示制御部300は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサを含む。プロセッサは、図示しない記憶部403に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって、表示部301を制御する。
【0048】
表示部301の一例は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro-Luminescence Panel)、または無機ELパネル(Inorganic Electro-Luminescence Panel)である。
【0049】
表示部301は、タッチスクリーンを含んで、タッチスクリーンに対する指、またはスタイラスペン等の接触を検出してもよい。この場合、表示部301は、複数の指、またはスタイラスペン等がタッチスクリーンに接触した位置を検出することができる。表示部301は管理端末30に備えられるが、管理端末30と独立して設けられてもよい。
【0050】
記憶部403は、半導体記憶デバイス、および磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイス、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
【0051】
記憶部403に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとを含む。制御プログラムは、例えば、OS(Operating System)である。
【0052】
記憶部403は、さらに、ソリッドステートメモリ、磁気ディスクおよび光学ディスクの範疇で構成されるコンピュータ読取り可能な有形の媒体として構成することができる。有形の媒体には、本実施形態に開示する技術をプロセッサに実行させるためのプログラムモジュール等のコンピュータ命令の適宜なセットや、データ構造が格納される。
【0053】
コンピュータ読取り可能な媒体には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)もしくはフラッシュメモリ等の書換え可能でプログラム可能なROMもしくは情報を格納可能な他の有形の記憶媒体またはこれらいずれかの組合せが含まれる。
【0054】
履歴情報取得部400は、室内空間に設置された空気調和機20の運転履歴情報を取得する。
【0055】
具体的には、履歴情報取得部400は、空気調和機20の管理部200が管理する履歴情報を取得する。
【0056】
室内空間は、一例として、在宅勤務またはリモート勤務をするリモートオフィス2の室内空間である。空気調和機20は、一例として、室内空間を構成する壁などに設置され得る。
【0057】
運転履歴情報は、一例として、年月日別の空気調和機20の運転状況の履歴を示す。運転履歴情報は、ユーザごとの情報であってもよい。
【0058】
運転履歴情報は、一例として、年月日ごとの空気調和機20の使用時間、在宅モードまたは通常モードの使用モード、温度その他の設定値、または、設定範囲などである。
【0059】
シーン判別部401は、空気調和機20の運転シーンを判別して判別情報を出力する。
【0060】
具体的には、シーン判別部401は、空気調和機20の管理部200が管理する運転シーン情報を取得する。
【0061】
ユーザは、空気調和機20のインターフェイスに直接アプローチして、運転シーンを設定できる。ユーザは、図示しないリモートコントローラ(リモコン)を操作して、空気調和機20の運転シーンを設定してもよい。ユーザは、前日までにまたは当日に、センターオフィス3に配置された端末により、リモートオフィス2の空気調和機20の運転シーンを設定してもよい。
【0062】
管理部200は、それぞれの場合において、設定された運転シーンを記憶して管理する。
【0063】
シーン判別部401は、運転シーンが在宅モードであるか否かを判別して判別情報を出力する。
【0064】
運転シーンが在宅モードであるとき、判別情報は、運転シーンが在宅モードであることを示す。運転シーンが在宅モードでないとき、判別情報は、運転シーンが在宅モードでないことを示す。
【0065】
運転シーンは、在宅モード、または、通常モードである。通常モードは在宅モードではなくてもよい。運転シーンが在宅モードであるとき、サーバ4は、空気調和機20の駆動に係る電気料金を計算する処理を行う。
【0066】
運転シーンが通常モードであるとき、サーバ4は、空気調和機20の駆動に係る電気料金を計算する処理を行わなくてもよい。
【0067】
利用情報生成部402は、判別情報に基づいて、室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。
【0068】
利用態様は、在宅勤務、または、スポットオフィス勤務であってもよい。
【0069】
利用情報は、在宅勤務中における室内空間の利用、または、スポットオフィス勤務中における室内空間の利用である。
【0070】
より具体的には、利用情報は、空気調和機20のON/OFF情報、冷房/暖房/送風情報、風力の強度情報などを示してもよい。
【0071】
利用情報生成部402は、運転シーンが在宅モードであることを判別情報が示すことに基づいて、空気調和機20のON/OFF情報、冷房/暖房/送風情報、風力の強度情報などを示す利用情報を生成する。
【0072】
本実施形態によれば、運転シーンが在宅モードであることを判別情報が示すことに基づいて、ユーザの利用情報を好適に生成することができる。
【0073】
記憶部403は、利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。
【0074】
ユーザ情報は、ユーザごとに作成されてもよい。記憶部403は、ユーザごとに、利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶してもよい。
【0075】
本実施形態によれば、空気調和機20が在宅モードで使用されていることを示す判別情報と、空気調和機20の利用態様を示す利用情報とを対応付けたユーザ情報が記憶される。
【0076】
ユーザ情報取得部404は、記憶部403が記憶するユーザ情報のうち、所定の利用情報である特定利用情報を含む特定ユーザ情報を取得する。
【0077】
記憶部403が記憶するユーザ情報には、情報セキュリティの観点から重要な所定の利用情報が含まれる。所定の利用情報は、便宜上、特定利用情報と記述される。特定のユーザごとに作成された特定利用情報を特定ユーザ情報と記述する。
【0078】
特定ユーザ情報は、特定のユーザにとって情報セキュリティの観点から重要な利用情報である。特定ユーザ情報の一例は、勤務時間、給与情報、運転シーン情報などである。特定ユーザ情報は、図5で後述するように、電力消費量、電力利用料金の算出に利用され得る。
【0079】
本実施形態によれば、特定のユーザにとって情報セキュリティの観点から重要な特定ユーザ情報が抽出され得る。
【0080】
表示部301は、特定利用情報が設定される以前の特定ユーザ情報を表示しない。
【0081】
表示制御部300は、特定利用情報が設定された後は、特定ユーザ情報の一部または全部のみを表示部301に表示させてもよい。
【0082】
表示部301は、特定利用情報が設定された後は、特定ユーザ情報の一部または全部のみを表示してもよい。
【0083】
表示制御部300は、特定利用情報が設定される以前の特定ユーザ情報を表示部301に表示させなくてもよい。
【0084】
表示部301は、特定利用情報が設定される以前の特定ユーザ情報を表示しなくてもよい。
【0085】
本実施形態によれば、特定利用情報が設定される以前の特定ユーザ情報が表示部301に表示されないため、個人情報などのセキュリティ情報が閲覧されることを抑制することができる。
【0086】
表示部301は、特定ユーザ情報以外のユーザ情報を表示しない。
【0087】
すなわち、表示部301は、在宅勤務中にあって、電気料金を計算する必要がある特定のユーザについてのユーザ情報のみを表示できればよい。
【0088】
従って、在宅勤務中における電気料金の計算という目的の範囲外の情報、すなわち、特定のユーザ以外のユーザのユーザ情報を表示しないようにしてもよい。
【0089】
本実施形態によれば、在宅勤務中における電気料金の計算という目的の範囲外のユーザ情報が表示部301に表示されないため、情報セキュリティがさらに好適に保護される。
【0090】
算出部405は、特定ユーザ情報に基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力消費量を算出する。
【0091】
すなわち、算出部405は、特定のユーザが在宅モードにおいて空気調和機20を利用した場合、空気調和機20のON/OFF情報、冷房/暖房/送風情報、風力の強度情報などの特定利用情報を含む特定ユーザ情報に基づいて、空気調和機20の電力消費量を算出する。
【0092】
運転履歴情報は、空気調和機20の消費電力情報を含む。
【0093】
本実施形態によれば、特定のユーザについて、在宅モードにおける空気調和機20の電力消費量を好適に算出することができる。
【0094】
算出部405は、空気調和機20が設置されている設備における単位時間における電力料金と、電力消費量とに基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力利用料金を算出する。
【0095】
すなわち、単位時間における電気料金は、ユーザが利用するリモートオフィス2が所在する地域、電力会社、リモートオフィス2の規模、電力料金契約内容などに応じて異なる。
【0096】
サーバ4の記憶部403は、特定のユーザが利用するリモートオフィス2の単位時間における電気料金を記憶してもよい。
【0097】
算出部405は、記憶部403に記憶されたリモートオフィス2の単位時間における電気料金と、空気調和機20の電力消費量とに基づいて、空気調和機20の電力利用料金を算出する。
【0098】
運転履歴情報は、空気調和機20の電力料金情報を含む。
【0099】
本実施形態によれば、空気調和機20が配置されたリモートオフィス2の立地条件その他の条件に応じて、好適に空気調和機20の電力利用料金を算出することができる。
【0100】
勤怠情報取得部406は、室内空間を利用するユーザの勤怠情報を取得する。
【0101】
一例として、サーバ4の記憶部403は、ユーザの勤怠情報を記憶している。記憶部403は、ユーザのセンターオフィス3における勤怠情報を記憶してもよい。記憶部403は、ユーザのリモートオフィス2における勤怠情報を記憶してもよい。
【0102】
勤怠情報取得部406は、リモートオフィス2の室内空間を利用するユーザの勤怠情報を記憶部403から取得する。
【0103】
利用情報生成部402は、勤怠情報から利用情報として勤怠利用情報を生成する。
【0104】
利用情報生成部402が出力した利用情報は、勤怠利用情報となる。
【0105】
記憶部403は、勤怠利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。
【0106】
記憶部403で記憶されたユーザ情報は、表示部301で表示されてもよい。
【0107】
記憶部403で記憶されたユーザ情報は、算出部405で空気調和機20の電力消費量の算出、または、空気調和機20の電力利用料金の算出に利用されてもよい。
【0108】
本実施形態によれば、算出部405は、運転履歴情報と、ユーザの勤怠情報を組み入れた勤怠利用情報とに基づいて、空気調和機20の電力利用料金を好適に算出することができる。
【0109】
給与情報取得部407は、ユーザの給与情報を取得する。
【0110】
サーバ4の記憶部403は、ユーザごとに給与情報を記憶してもよい。
【0111】
給与情報取得部407は、記憶部403からユーザの給与情報を取得する。
【0112】
給与計算部408は、電力利用料金を給与情報に組み込む。
【0113】
給与計算部408は、算出部405が算出した電力利用料金の情報を、給与情報取得部407が取得した給与情報に組み入れる。
【0114】
給与計算部408は、電力利用料金の情報が組み入れられた給与情報に基づいて、ユーザの給与を計算する。
【0115】
本実施形態によれば、ユーザが利用するリモートオフィス2が所在する地域などの条件に応じて、ユーザの給与が好適に計算される。
【0116】
検知部409は、運転履歴情報に基づいて、空気調和機20の使用時間、使用モード、設定値、または、設定範囲を検知して検知情報を出力する。
【0117】
検知部409で検知された検知情報は、サーバ4の記憶部403に記憶されてもよい。
【0118】
検知情報が記憶部403に記憶されることにより、センターオフィス3の管理者は、管理端末30の表示部301に表示させることができる。
【0119】
センターオフィス3の管理者は、例えば、リモートオフィス2に配置されている空気調和機20の使用時間が過大である、設定温度が高すぎる、または、設定温度が低すぎるなどの情報を管理でき、空気調和機20のリモート操作に活用することができる。
【0120】
本実施形態によれば、リモートオフィス2に配置されている空気調和機20の利用状態をセンターオフィス3からリモート制御することができ、空気調和機20の電気料金を好適にユーザの給与に反映することができる。
【0121】
次に、図1および図2に加え、図3図8を参照して、本実施形態に係る空調システム1における処理の態様を説明する。
【0122】
図3は、本実施形態に係る空調システム1における処理の態様を示す図である。図4Aおよび図4Bは、本実施形態に係る空調システム1が備える管理端末30の表示部301に表示されるユーザ情報を示す図である。図5図8は、本実施形態に係る空調システム1における処理の態様を示す図である。
【0123】
図3に示すように、空気調和機20の管理部200は、運転履歴情報および運転シーン情報を管理する。管理部200は、運転履歴情報および運転シーン情報を出力する。
【0124】
運転履歴情報は、フロー(1)で処理され得る。フロー(1)は、図5に示す算出部405で処理され得る。また、運転履歴情報は、フロー(2)で処理され得る。フロー(2)は、図8に示す検知部409で処理され得る。
【0125】
サーバ4のシーン判別部401は、運転シーン情報を取得する。
【0126】
シーン判別部401は、運転シーン情報に基づいて、空気調和機20の運転シーンを判別して判別情報を出力する。
【0127】
サーバ4の利用情報生成部402は、判別情報に基づいて、室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。
【0128】
サーバ4の履歴情報取得部400は、室内空間に設置された空気調和機20の運転履歴情報を取得する。履歴情報取得部400は、運転履歴情報を出力する。
【0129】
サーバ4の記憶部403は、利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。
【0130】
ユーザ情報取得部404は、記憶部403が記憶するユーザ情報のうち、所定の利用情報である特定利用情報を含む特定ユーザ情報を取得する。
【0131】
特定ユーザ情報は、フロー(3)で処理され得る。フロー(3)は、図5に示す算出部405で処理され得る。
【0132】
管理端末30の表示制御部300は、表示部301に特定ユーザ情報を表示させる。
【0133】
管理端末30の表示部301は、特定ユーザ情報を表示する。
【0134】
図4Aに示すように、表示部301は、特定ユーザ情報を表示する。表示部301は、運転シーンが在宅運転シーンであることを表示する。表示部301は、ユーザの氏名、社員番号、標準勤務時間、標準勤務時間中における、時間帯ごとの消費電力、警告表示、電気料金等を表示する。
【0135】
図4Bに示すように、センターオフィス3の管理者は、管理端末30により、空気調和機20の設定を管理できる。具体的には、管理者は、管理端末30の表示部301により、自動運転の設定、暖房時の上限温度の設定、冷房時の下限温度の設定、風量などを設定できる。
【0136】
次に、図5に示すように、サーバ4の算出部405は、図3に示すフロー(3)で処理された特定ユーザ情報に基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力消費量を算出する。
【0137】
算出部405は、電力消費量と、図1に示すフロー(1)で処理された運転履歴情報に含まれる電力料金情報とに基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力利用料金を算出する。電力料金情報は、空気調和機20が設置されている設備における単位時間における電力料金を示す。電力利用料金は、フロー(4)で処理され得る。フロー(4)は、図7に示す給与計算部408で処理され得る。
【0138】
次に、図6に示すように、サーバ4の記憶部403は、室内空間を利用するユーザの勤怠情報を記憶している。
【0139】
サーバ4の勤怠情報取得部406は、勤怠情報を取得する。
【0140】
サーバ4の利用情報生成部402は、勤怠情報から利用情報として勤怠利用情報を生成する。勤怠利用情報は、フロー(5)で処理され得る。フロー(5)は、図3に示す記憶部403で処理され得る。すなわち、記憶部403は、利用情報として生成された勤怠利用情報を記憶する。
【0141】
次に、図7に示すように、サーバ4の記憶部403は、給与情報を記憶している。
【0142】
サーバ4の給与情報取得部407は、ユーザの給与情報を取得する。
【0143】
サーバ4の給与計算部408は、図5に示すフロー(4)で処理された電力利用料金を給与情報に組み込む。給与計算部408は、給与を計算する。
【0144】
次に、図8に示すように、サーバ4の検知部409は、図3に示すフロー(3)で処理された運転履歴情報に基づいて、空気調和機20の使用時間、使用モード、設定値、または、設定範囲を検知して検知情報を出力する。
【0145】
サーバ4の記憶部403は、検知情報を記憶する。
【0146】
次に、図9図13を参照して、空調システム1における処理を説明する。図9図13は、本実施形態に係る空調システム1における処理を示すフローチャートである。
【0147】
図9に示すように、フローチャートは、ステップS10からステップS16を含む。具体的には次の通りである。
【0148】
図9に示すフローチャートでは、ステップS10からステップS16の一部が処理されてもよい。図9に示すフローチャートでは、ステップS10からステップS16のすべてが処理されてもよい。
【0149】
図9に示すステップS10において、シーン判別部401は、運転シーン情報を取得する。処理はステップS11に進む。
【0150】
ステップS11において、シーン判別部401は、運転シーン情報に基づいて、空気調和機20の運転シーンを判別して判別情報を出力する。
【0151】
ステップS11において、運転シーンが在宅モードである場合(Yes)、処理はステップS12に進む。
【0152】
ステップS11において、運転シーンが在宅モードではない場合(No)、処理は終了する。
【0153】
ステップS11においてYesの場合、ステップS12において、利用情報生成部402は、判別情報に基づいて、室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。処理はステップS13に進む。
【0154】
ステップS13において、履歴情報取得部400は、室内空間に設置された空気調和機20の運転履歴情報を取得する。処理はステップS14に進む。
【0155】
ステップS14において、記憶部403は、利用情報と運転履歴情報とを対応付けたユーザ情報を記憶する。処理はステップS15に進む。
【0156】
ステップS15において、ユーザ情報取得部404は、記憶部403が記憶するユーザ情報のうち、所定の利用情報である特定利用情報を含む特定ユーザ情報を取得する。処理はステップS16に進む。
【0157】
ステップS16において、表示制御部300は、表示部301に特定ユーザ情報を表示させる。表示部301は、特定ユーザ情報を表示する。そして処理は終了する。
【0158】
次に、図10に示すように、フローチャートは、ステップS20からステップS22を含む。具体的には次の通りである。
【0159】
図10に示すフローチャートでは、ステップS20からステップS22の一部が処理されてもよい。図10に示すフローチャートでは、ステップS20からステップS22のすべてが処理されてもよい。
【0160】
図10に示すステップS20において、算出部405は、特定ユーザ情報に基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力消費量を算出する。処理はステップS21に進む。
【0161】
ステップS21において、算出部405は、電力消費量と、運転履歴情報に含まれる電力料金情報とに基づいて、所定の利用態様における空気調和機20の電力利用料金を算出する。処理はステップS22に進む。
【0162】
ステップS22において、給与計算部408は、給与を計算する。そして処理は終了する。
【0163】
次に、図11に示すように、フローチャートは、ステップS30からステップS34を含む。具体的には次の通りである。
【0164】
図11に示すフローチャートでは、ステップS30からステップS34の一部が処理されてもよい。図11に示すフローチャートでは、ステップS30からステップS34のすべてが処理されてもよい。
【0165】
図11に示すステップS30において、勤怠情報取得部406は、勤怠情報を取得する。処理はステップS31に進む。
【0166】
ステップS31において、利用情報生成部402は、勤怠情報から利用情報として勤怠利用情報を生成する。処理はステップS32に進む。
【0167】
ステップS32において、記憶部403は、利用情報として生成された勤怠利用情報を記憶する。処理はステップS33に進む。
【0168】
ステップS33において、ユーザ情報取得部404は、記憶部403が記憶するユーザ情報のうち、所定の利用情報である特定利用情報を含む特定ユーザ情報を取得する。処理はステップS34に進む。
【0169】
ステップS34において、表示制御部300は、表示部301に特定ユーザ情報を表示させる。表示部301は、特定ユーザ情報を表示する。そして処理は終了する。
【0170】
次に、図12に示すように、フローチャートは、ステップS40からステップS42を含む。具体的には次の通りである。
【0171】
図12に示すフローチャートでは、ステップS40からステップS42の一部が処理されてもよい。図12に示すフローチャートでは、ステップS40からステップS42のすべてが処理されてもよい。
【0172】
図12に示すステップS40において、給与情報取得部407は、ユーザの給与情報を取得する。処理はステップS41に進む。
【0173】
ステップS41において、給与計算部408は、電力利用料金を給与情報に組み込む。よりはステップS42に進む。
【0174】
ステップS42において、給与計算部408は、給与を計算する。そして処理は終了する。
【0175】
次に、図13に示すように、フローチャートは、ステップS50からステップS55を含む。具体的には次の通りである。
【0176】
図13に示すフローチャートでは、ステップS50からステップS55の一部が処理されてもよい。図13に示すフローチャートでは、ステップS50からステップS55のすべてが処理されてもよい。
【0177】
図13に示すステップS50において、シーン判別部401は、運転シーン情報を取得する。処理はステップS51に進む。
【0178】
ステップS51において、シーン判別部401は、運転シーン情報に基づいて、空気調和機20の運転シーンを判別して判別情報を出力する。
【0179】
ステップS51において、運転シーンが在宅モードである場合(Yes)、処理はステップS52に進む。
【0180】
ステップS51において、運転シーンが在宅モードではない場合(No)、処理は終了する。
【0181】
ステップS51においてYesの場合、ステップS52において、利用情報生成部402は、判別情報に基づいて、室内空間の利用態様を示す利用情報を生成する。処理はステップS53に進む。
【0182】
ステップS53において、履歴情報取得部400は、室内空間に設置された空気調和機20の運転履歴情報を取得する。処理はステップS54に進む。
【0183】
ステップS54において、検知部409は、運転履歴情報に基づいて、空気調和機20の使用時間、使用モード、設定値、または、設定範囲を検知して検知情報を出力する。処理はステップS55に進む。
【0184】
ステップS55において、記憶部403は、検知情報を記憶する。そして処理は終了する。
【0185】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示していることがある。図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なってもよい。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0186】
本発明は、空調システムの分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0187】
1 空調システム
2 リモートオフィス
20 空気調和機
200 管理部
3 センターオフィス
30 管理端末
300 表示制御部
301 表示部
4 サーバ
400 履歴情報取得部
401 シーン判別部
402 利用情報生成部
403 記憶部
404 ユーザ情報取得部
405 算出部
406 勤怠情報取得部
407 給与情報取得部
408 給与計算部
409 検知部
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13