(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023132129
(43)【公開日】2023-09-22
(54)【発明の名称】サンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0207 20230101AFI20230914BHJP
【FI】
G06Q30/02 328
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022037285
(22)【出願日】2022-03-10
(71)【出願人】
【識別番号】514186641
【氏名又は名称】株式会社Greater Fukuoka
(74)【代理人】
【識別番号】100081318
【弁理士】
【氏名又は名称】羽切 正治
(74)【代理人】
【識別番号】100132458
【弁理士】
【氏名又は名称】仲村 圭代
(74)【代理人】
【識別番号】100165146
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 博喜
(74)【代理人】
【識別番号】100211281
【弁理士】
【氏名又は名称】大木下 香織
(72)【発明者】
【氏名】萩野 郁夫
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
(57)【要約】
【課題】
ユーザにサンプル品を配布するとともに、当該配布に係る情報に基づいて、ユーザの購入訴求に結び付けるサンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラム。
【解決手段】
サンプル品提供システムは、全体の制御を行う制御システム部と、クライアント端末機と、ユーザ用携帯端末機と、アンバサダー端末機と、を備え、前記制御システム部は、前記クライアント端末機からサンプル品配布案件情報を受信して、前記アンバサダー端末機に通知し、前記通知に対する応募があったアンバサダーに配布の承認通知を通知し、前記アンバサダー端末機は応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に配布案内を通知し、前記ユーザ用携帯端末機は前記配布案内を受信して、前記読取コードを読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機に通知する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアントからアンバサダーを介してユーザにサンプル品の配布を行うサンプル品提供システムであり、
前記サンプル品提供システムは、
前記サンプル品提供システムの全体の制御を行う制御システム部と、
クライアントが入出力をおこなうクライアント端末機と、
ユーザが入出力をおこなうユーザ用携帯端末機と、
前記アンバサダーが入出力をおこない、及び読取コードを準備するアンバサダー端末機と、を備え、
前記制御システム部は、前記クライアント端末機からサンプル品配布案件情報を受信して、前記アンバサダー端末機に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダーに配布の承認通知を通知し、
前記アンバサダー端末機は応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に配布案内を通知し、
前記ユーザ用携帯端末機は前記配布案内を受信して、前記アンバサダーが用意した前記読取コードを読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機に通知すること
を特徴とするサンプル品提供システム。
【請求項2】
前記アンバサダー端末機は前記受取要求を受信して、前記制御システム部に受取要求情報を通知し、
前記制御システム部は、前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機に受取情報を通知し、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベースに通知することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項3】
前記クライアント端末機は受取情報を受信して、前記受取要求を通知した前記ユーザ用携帯端末機に広告コンテンツを配信することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項4】
前記ユーザ用携帯端末機は前記配布案内を受信して、前記アンバサダーの店舗の位置を地図上にマーキングして表示することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項5】
前記ユーザ用携帯端末機は、前記配布案内の受信及び前記受取要求の通知に代えて又は加えて、
クーポン取得要求をアンバサダー端末機に通知し、前記クーポン取得要求を受信した前記アンバサダー端末機は、前記ユーザ用携帯端末機にクーポンを配布することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項6】
前記アンバサダー端末機は前記受取要求を受信して、前記制御システム部に受取要求情報を通知し、
前記制御システム部は、前記受取要求情報を受信して、前記受取要求を通知した前記ユーザ用携帯端末機に商品を購入するためのランディングページを配信することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項7】
前記サンプル品の配布に代えて又は加えて、
前記制御システム部は、前記クライアント端末機から、販売店で商品購入を促す購入案件発注通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に購入案内通知を通知し、
前記ユーザ用携帯端末機は前記購入案内通知を受信して、前記販売店で商品購入したレシートを読取装置で読み込んで購入完了通知に付して前記制御システム部に通知し、
前記購入完了通知を受信した前記制御システム部は、前記ユーザ用携帯端末機にクーポンを配布することを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項8】
前記読取コードは、2次元コードを用いることを特徴とする請求項1に記載のサンプル品提供システム。
【請求項9】
クライアントからアンバサダーを介してユーザにサンプル品の配布を行うサンプル品提供方法であり、
前記サンプル品提供方法は、
サンプル品提供システムの全体の制御を行う制御システム部と、
クライアントが入出力をおこなうクライアント端末機と、
ユーザが入出力をおこなうユーザ用携帯端末機と、
前記アンバサダーが入出力をおこない、及び読取コードを準備するアンバサダー端末機と、を備え、
前記制御システム部が前記クライアント端末機からサンプル品配布案件情報を受信して、前記アンバサダー端末機に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダーに配布の承認通知を通知するステップと、
前記アンバサダー端末機が応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に配布案内を通知するステップと、
前記ユーザ用携帯端末機が前記配布案内を受信して、前記アンバサダーが用意した前記読取コードを読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機に通知するステップと、を実行することを特徴とするサンプル品提供方法。
【請求項10】
前記アンバサダー端末機が前記受取要求を受信して、前記制御システム部に受取要求情報を通知するステップと、
前記制御システム部が前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機に受取情報を通知するステップと、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベースに通知するするステップと、を実行することを特徴とする請求項9に記載のサンプル品提供方法。
【請求項11】
クライアントからアンバサダーを介してユーザにサンプル品の配布を行うサンプル品提供プログラムであり、
前記サンプル品提供プログラムは、
前記クライアント端末機からサンプル品配布案件情報を受信して、アンバサダー端末機に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダーに配布の承認通知を通知する機能と、
応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に配布案内を通知する機能と、
前記配布案内を受信して、前記アンバサダーが用意した読取コードを読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機に通知するする機能と、を実行させること、を特徴とするサンプル品提供プログラム。
【請求項12】
前記受取要求を受信して、サンプル品提供システムの全体の制御を行う制御システム部に受取要求情報を通知する機能と、
前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機に受取情報を通知し、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベースに通知するする機能と、を実行させることを特徴とする請求項11に記載のサンプル品提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザにサンプル品を配布するとともに、当該配布に係る情報に基づいて、ユーザの購入訴求に結び付けるサンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、不特定多数のユーザに商品のサンプル品を配布して当該商品の試用をしてもらい、知名度の向上や、アンケート等で当該製品に係る改良点を検討する等の市場調査、マーケティングリサーチが一般的に行われている。
昨今は、インターネット回線を用いたオンラインによる、サンプル品の引き換えクーポンの配布や、アンケート調査をオンライン入力で回収して情報収集を行う等、市場調査、マーケティングリサーチで取り扱う情報のデジタル化が進みつつある。
【0003】
特許文献1には試供品配布管理方法及び試供品配布補助装置が開示されており、この試供品配布補助装置は、不特定多数の人が利用する場所に設置された試供品配布補助装置において、通行中の人が希望する試供品の受け取り要求を入力すると、当該試供品の引換券が発行され、当該引換券を当該装置が設置された店舗のレジに提示することで試供品に交換できるものである。
【0004】
特許文献2に記載の情報配信装置、システム及び方法は、携帯端末専用アプリを使用するスマホユーザに対し、ネット事業者から本来の携帯端末専用のウェブコンテンツに加え、景品(おまけ)として商品や試供品など所定の対象と交換できる電子クーポンを広告に代えて提供し、スマホユーザの携帯端末専用アプリ電子クーポンと交換できる対象の提供場所が前記位置情報の位置を示し、当該提供場所でクーポンを示して所定の対象と交換する、情報配信装置、システム及び方法である。
【0005】
特許文献3に記載のサンプリング事業システムは、事業主体(事業主)がクライアント(依頼主)に依頼された試供品を適宜の頒布場所で不特定多数の消費者(顧客)に配布するとき、同時に試供品に対するアンケート欄、個人のプロファイル欄、個人の趣味等の情報欄を有する所定フォームのアンケート用紙を配布すると共に、ホームページ上にアンケート回答フォームを掲載し、各消費者に夫々の端末器からホームページ上に用意されたアンケート回答フォームに回答情報を書込み入力させ、頒布した試供品に関するデータを作成して前記クライアント等に提供するシステムである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2004-326746号公報
【特許文献2】特開2012-248073号公報
【特許文献3】特開2001-350896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1においては、試供品を配布するにあたって、試供品配布補助装置を設置する。希望者は引換券を入手する際に、当該試供品配布補助装置に対してその場で試供品毎に引換券を発行する都度、個人情報を入力する必要がある。そのため、複数の試供品を希望する場合は、個人情報を希望個数分、繰り返し入力を行うことが必要であり、希望者には手間がかかる構成である。
特許文献2においては、ユーザの希望する所定の対象の品について、あらかじめクーポンを入手する必要がある。
特許文献3においては、事業主1は、試供品を頒布しアンケート回収をするためのマーケティング可能な場所を確保し、その頒布日時、場所を消費者4に周知する必要がある。また場所の確保及び周知等の準備のために、費用、手間等が必要であり、さらに、ユーザが当該場所に赴かないと、アンケート回収できない問題があった。
【0008】
そこで本発明は、ユーザはサンプル品の配布ごとに情報の入力が不要で、ユーザ用携帯端末機上に表示された地図に示された店舗を訪問することサンプル品を入手することができ、店舗(アンバサダー)は、ユーザが来客することでサンプル品の提供と宣伝効果を有し、メーカーは、サンプル品についてのユーザからのアンケート回収及び広告を呈することにより購買訴求をすることができる、ユーザ/メーカー/店舗(アンバサダー)のそれぞれがメリットを生じる構成のサンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラムを提供する。
ここで、店舗とは、メーカー(クライアント、依頼者)としてのメーカーが製造した製品を、ユーザに対して販売するとともに、ユーザに対してサンプル品の配布を行うアンバサダーのことである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで本発明に係るサンプル品提供システムは、クライアント40からアンバサダー20を介してユーザ30にサンプル品の配布を行うサンプル品提供システム1であり、前記サンプル品提供システム1は、前記サンプル品提供システム1の全体の制御を行う制御システム部11と、クライアント40が入出力をおこなうクライアント端末機42と、ユーザ30が入出力をおこなうユーザ用携帯端末機32と、前記アンバサダー20が入出力をおこない、及び読取コード25を準備するアンバサダー端末機22と、を備え、前記制御システム部11は、前記クライアント端末機42からサンプル品配布案件情報を受信して、前記アンバサダー端末機22に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダー20に配布の承認通知を通知し、前記アンバサダー端末機22は応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機32に配布案内を通知し、前記ユーザ用携帯端末機32は前記配布案内を受信して、前記アンバサダー20が用意した前記読取コード25を読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機42に通知することを特徴とする。
【0010】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記アンバサダー端末機22は前記受取要求を受信して、前記制御システム部11に受取要求情報を通知し、前記制御システム部11は、前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機42に受取情報を通知し、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベース16に通知することを特徴とする。
【0011】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記クライアント端末機42は受取情報を受信して、前記受取要求を通知した前記ユーザ用携帯端末機32に広告コンテンツを配信することを特徴とする。
【0012】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記ユーザ用携帯端末機32は前記配布案内を受信して、前記アンバサダー20の店舗21の位置を地図上にマーキングして表示することを特徴とする。
【0013】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記ユーザ用携帯端末機32は、前記配布案内の受信及び前記受取要求の通知に代えて又は加えて、クーポン取得要求をアンバサダー端末機22に通知し、前記クーポン取得要求を受信した前記アンバサダー端末機22は、前記ユーザ用携帯端末機32にクーポンを配布することを特徴とする。
【0014】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記アンバサダー端末機22は前記受取要求を受信して、前記制御システム部11に受取要求情報を通知し、前記制御システム部11は、前記受取要求情報を受信して、前記受取要求を通知した前記ユーザ用携帯端末機32に商品を購入するためのランディングページを配信することを特徴とする。
【0015】
本発明に係るサンプル品提供システムは、前記サンプル品の配布に代えて又は加えて、前記制御システム部11は、前記クライアント端末機42から、販売店で商品購入を促す購入案件発注通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機32に購入案内通知を通知し、前記ユーザ用携帯端末機32は前記購入案内通知を受信して、前記販売店で商品購入したレシートを読取装置35で読み込んで購入完了通知に付して前記制御システム部11に通知し、購入完了通知を受信した前記制御システム部11は、前記ユーザ用携帯端末機32にクーポンを配布することを特徴とする。
【0016】
本発明に係るサンプル品提供システムの前記読取コード25は、2次元コードを用いることを特徴とする。
【0017】
本発明に係るサンプル品提供方法は、クライアント40からアンバサダー20を介してユーザ30にサンプル品の配布を行うサンプル品提供方法であり、前記サンプル品提供方法1は、サンプル品提供システム1の全体の制御を行う制御システム部11と、クライアント40が入出力をおこなうクライアント端末機42と、ユーザ30が入出力をおこなうユーザ用携帯端末機32と、前記アンバサダー20が入出力をおこない、及び読取コード25を準備するアンバサダー端末機22と、を備え、前記制御システム部11が前記クライアント端末機42からサンプル品配布案件情報を受信して、前記アンバサダー端末機22に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダー20に配布の承認通知を通知するステップと、前記アンバサダー端末機22が応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機32に配布案内を通知するステップと、前記ユーザ用携帯端末機32が前記配布案内を受信して、前記アンバサダー20が用意した前記読取コード25を読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機42に通知するステップと、を実行することを特徴とする。
【0018】
本発明に係るサンプル品提供方法は、前記アンバサダー端末機22が前記受取要求を受信して、前記制御システム部11に受取要求情報を通知するステップと、前記制御システム部11が前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機42に受取情報を通知するステップと、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベース16に通知するするステップと、を実行することを特徴とする。
【0019】
本発明に係るサンプル品提供プログラムは、クライアント40からアンバサダー20を介してユーザ30にサンプル品の配布を行うサンプル品提供プログラムであり、前記サンプル品提供プログラムは、前記クライアント端末機42からサンプル品配布案件情報を受信して、アンバサダー端末機22に通知し、前記通知に対する応募があった前記アンバサダー20に配布の承認通知を通知する機能と、応募したサンプル品配布案件の前記配布の承認通知を受信して、前記ユーザ用携帯端末機32に配布案内を通知する機能と、前記配布案内を受信して、前記アンバサダー20が用意した読取コード25を読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機42に通知するする機能と、を実行させることを特徴とする。
【0020】
本発明に係るサンプル品提供プログラムは、前記受取要求を受信して、サンプル品提供システムの全体の制御を行う制御システム部11に受取要求情報を通知する機能と、前記受取要求情報を受信して、前記クライアント端末機42に受取情報を通知し、及び前記受取要求情報から前記サンプル品の配布の成果分析を行い、前記成果分析に基づいた成果分析情報を成果データベース16に通知するする機能と、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
以上の様に、本発明によれば、クライアントからアンバサダーを介してユーザにサンプル品の配布を行うサンプル品提供システムであり、前記クライアントがサンプル品のサンプル品配布案件情報を受信して、アンバサダー端末機に通知し、前記通知に対する応募があったアンバサダーに配布承認を通知し、前記アンバサダー端末機は応募したサンプル品配布案件の前記配布許可を受信して、前記ユーザ用携帯端末機に配布案内を通知し、前記ユーザ用携帯端末機は前記配布案内を受信して、アンバサダーの店舗の位置を地図上にマーキングして表示させることにより、ユーザに視覚的にサンプル品の配布場所とサンプル品を知らせることができる。
【0022】
また、ユーザはアンバサダーの店舗で読取コードを読み込んで前記サンプル品の受取要求を前記クライアント端末機に通知することで、ユーザはアンバサダーの店舗を訪問することにより、アンバサダーは来客のメリットがある。
【0023】
また、前記サンプル品を受取ったユーザに対して、当該サンプル品の詳細の広告コンテンツを配信することで、ユーザに効果的に、サンプル品の販売商品について購買意欲を促進させることができる。
【0024】
また、前記サンプル品を受取ったユーザに対して、当該サンプル品の詳細の広告コンテンツを配信することで、ユーザに効果的に、サンプル品の販売商品について購買意欲を促進させることができる。
【0025】
また、前記サンプル品を受取ったユーザに対して、アンバサダーのクーポンを配布することで、ユーザがアンバサダーのリピーター客になる可能性がある効果を有する。
【0026】
また、ユーザに対して、ランディングページや販売店での商品購入の案内を配信するので、ユーザに販売商品について購買意欲を促進させることができる。また、販売店を訪問するので、販売店のリピーター客になる可能性がある効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本発明の実施形態に係るサンプル品提供システムの構成を示す図である。
【
図2】街の店舗(加盟店)でサンプル品配布案内通知が行われるまでの処理シーケンス1を示す図である。
【
図3】
図2に続く処理シーケンスを示し、サンプル品配布案内通知後のサンプリングによる広告、またその広告効果を測定に係る処理シーケンス2を示す図である。
【
図4】街の店舗(加盟店)でクーポンの配布と回収に係る処理シーケンス3を示す図である。
【
図5】
図3の処理シーケンス2でユーザ30がサンプル品Sを実際にユーザが受取った後に、
図4の処理シーケンス3でクーポン配布を実行した場合に、クーポン配布を契機としたEC(Electronic Commerce:電子商取引)サイトで購入誘導に係る処理シーケンス4を示す図である。
【
図6】クーポン配布を契機とした実店舗での購入誘導に係る処理シーケンスを示す図である。
【
図7】サンプル品配布案件時の、クライアント用Webシステム部、管理者用Webシステム部15アンバサダー用アプリケーション、ユーザ用アプリケーションの画面を示す図である。
【
図8】サンプル品配布案件時の、アンバサダー用アプリケーション、ユーザ用アプリケーションの画面を示す図である。
【
図9】クーポン配布時の、サンプル品受け取り時に係る、アンバサダー用アプリケーション、ユーザ用アプリケーションの画面を示す図である。
【
図10】クーポン配布時の、ユーザ用アプリケーションの画面を示す図である。
【
図11】
図1のシステム構成に、販売店を含む例を示す図である。
【
図12】
図1のシステム構成の、他の例を示す図である。
【
図13】
図12のシステム構成の、販売店の取り扱い品を画面表示する例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施形態に係るサンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラムについて、図面を参照しつつ詳しく説明する。
【0029】
本実施形態のサンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラムの基本的な処理は、クライアント40(サンプル品Sと商品26、販売商品Gの製造販売元)が、アンバサダー20を介してユーザ30(一般消費者)にサンプル品Sを配布し、アンケート等のマーケティング情報を収集するためのものである(
図1~
図3参照)。さらに、サンプル品Sを受け取ったユーザ30に対して、クーポンCの配布、ECサイトの案内、実店舗での販売案内の広告を配信することで、当該サンプル品Sの商品についてさらなる購入、利用を促しリピーター客になることを推進する。
なお、以下の説明及び図面において、「サンプル品」を「サンプル」と略することがある。
【0030】
本実施形態では、サンプル品Sを配布するにあたって、アンバサダー20(飲食店、小売店等)を介してユーザ30にサンプル品Sを配布する。アンバサダー20の店舗21にて示されるサンプル品Sに係る読取コード25を、ユーザ30はユーザ用携帯端末機32の読取装置35で読み取ることで、サンプル品Sの受け取りと、その見返りにマーケティング情報を提供する。
ユーザ30はサンプル品Sを受け取るメリットがある。
クライアント40はユーザ30にサンプル品Sを配布する際に、ユーザ30からアンケート等の通知を確実に得ることで、市場調査のデータを収集することができる。
また、アンバサダー20は店舗21でユーザ30にサンプル品Sを配布するので、ユーザ30に店舗21への来店をしてもらうことで店舗21の場所と業務を知られることとなり、ユーザ30にサンプル品S以外の店舗21の業務、製品、商品に興味を持ってもらう、というメリットを有する。
【0031】
本実施形態におけるサンプル品Sは、クライアント40がユーザ30に配布を希望する物品である。サンプル品Sは飲料、化粧品、食品、文具、嗜好品、印刷物等、一般的に配布可能な物品であれば特に限定するものではないが、宣伝効果も高めるため、市販品(商品26)や、市販品そのものをサンプル品Sとして配布すると好適である。
【0032】
本実施形態におけるクーポンCは、アンバサダー20がユーザ30に配布する割引クーポンである。アンバサダー20はユーザ30にクーポンCを配布することで、ユーザ30が再度アンバサダー20の店舗21に来店して購入、取引してもらう契機とすることができる、というメリットを有する。
ユーザ30は受領したクーポンCを1枚又は複数枚用いて、アンバサダー20の店舗21の商品と交換することができる。
【0033】
<システム構成>
図1は、本発明のサンプル品提供システム1のシステム構成を示す図である。
サンプル品提供システム1は、通信回線網3、データセンタ10、アンバサダー20、ユーザ30、クライアント40、及びシステム管理者50からなる。
【0034】
通信回線網3は、一般的な、携帯電話回線、インターネット回線、公衆回線、等の回線網でよく、特に機能を制限するものではない。
【0035】
データセンタ10は、このサンプル品提供システム1を統括制御するためのシステムであり、すべての入出力及び処理判断を行う制御システム部11と、クライアント用Webシステム部14、管理者用Webシステム部15及び成果データベース16を有する。
【0036】
クライアント用Webシステム部14は、クライアント40がクライアント端末機42を操作してデータセンタ10にサンプル品配布案件や購入案件の発注等、成果を受信、管理及び確認するシステムである。
【0037】
管理者用Webシステム部15は、システム管理者50がシステム管理者用端末機52を操作してデータセンタ10でサンプル品配布案件や購入案件に係る入出力、発注等の送受信等の、データセンタ10での処理について、入出力等を行うシステムである。
ここで、システム管理者50は、クライアント40の支持に基づいてデータセンタ10(管理者用Webシステム部15)を運営する運営会社に所属する者、又はクライアント40に所属する者である。
【0038】
成果データベース16は、サンプル品配布案件で実際にユーザ30にサンプル品配布した記録に基づいて、当該サンプル品配布案件の成果、分析結果を制御システム部11から受信し、記録、更新、記録する機能を有している。成果データベース16の構成は一般的なハードウェアやソフトウェアを使用、カスタマイズしてもよく、詳細な説明は省略する。
また、データセンタ10は、成果データベース16とは別に記憶部(図示せず)を有し、本サンプル品提供システム1に係る、アンバサダー20、ユーザ30、クライアント40の各種登録情報(氏名/名称、住所/居所、連絡先、等)、クーポンCやサンプル品Sの個数・配布状況・回収情報管理、広告コンテンツの管理、ECサイトの購買取引情報等の、サンプル品提供システム1の運用、管理情報を記録、更新する機能を有している。
【0039】
なお、成果データベース16は保安性、保全性等の理由から、データセンタ10とは別に設置してもよく、
図11に、データパートナー60が管理する成果データベース66の例を示す。
【0040】
アンバサダー20は、飲食店、小売店等の実際の店舗21でサンプル品Sを配布する場所を提供する。また、アンバサダー20は、アンバサダー端末機22とサンプル品Sを取得する際の読取コード25を有する。また、アンバサダー20の各種登録情報(氏名/名称、住所/居所、連絡先、等)を制御システム部11に登録しておく。
【0041】
アンバサダー端末機22はアンバサダー用アプリケーション23(以下、「アンバサダーAP23」と記す)を使用するための、表示部(図示せず)、入力部(図示せず)及びデータセンタ10の制御部システムと通信(データの送受信)可能な送受信部(図示せず)を0備えていれば、一般的な携帯端末機(スマートフォン、タブレット端末)型、ノートパソコン、設置型パソコン等でよく、特に限定するものではない。
【0042】
読取コード25は、サンプル品Sを取得する際に用いるもので、サンプル品Sに関する情報、受取通知の通知先等の情報を示すものである。2次元コード(QRコード(登録商標)、PDF417、等)や、1次元コード(バーコード等)のいずれを用いてもよい。本実施例では、普及しているQRコードを用いて説明する。ユーザ30がユーザ用携帯端末機32の読取装置35で読取コード25を読み取ることで、ユーザ30がサンプル品S、又はクーポンCを受け取る契機となる。
読取コード25はアンバサダー20のアンバサダー端末機22に承認通知で制御システム部11から通知される。読取コード25をアンバサダー端末機22の画面に表示させ、ユーザ30が来店した際に、ユーザ30の所持するユーザ用携帯端末機32で読取コード25を読み取らせる準備をする。また、読取コード25はアンバサダー端末機22の画面表示だけでなく、読取コード25を印刷したものを常時展示するようにしてもよい。
【0043】
ユーザ30は、一般消費者である。ユーザ30の登録情報(氏名/名称、住所/居所、連絡先、等)を制御システム部11に登録しておく。ユーザ30が所有するユーザ用携帯端末機32を使用して、サンプル品Sの受け取りや、クーポンCの受領、使用の操作を行う。
【0044】
ユーザ用携帯端末機32はユーザ用アプリケーション33(以下、「ユーザAP」と記す)を使用するための、表示部(図示せず)、入力部(図示せず)及びデータセンタ10の制御部システムと通信(データの送受信)可能な送受信部(図示せず)と、読取コード25を読み取る、読取装置35を備えていれば、一般的なユーザ用携帯端末機(スマートフォン、タブレット端末、等)でよく、特に限定するものではない。
【0045】
ユーザ用アプリケーション33(以下、「ユーザAP33」と記す)は、ユーザ30が制御システム部11よりダウンロードし、インストールして起動させることで、表示部(図示せず)にユーザAP33を表示させ、GPS等の位置情報から、ユーザ用携帯端末機32の現在位置周辺の地図と、当該地図上にサンプル品S及び、またはクーポンCを配布する店舗21の位置を示すマーキングMCを表示する機能と、読取コード25を読み込んで、当該ユーザに関する情報をデータセンタ10に通知する機能と、クーポンCの受領、使用を管理する機能を有している。
【0046】
読取装置35は、読取コード25をユーザAP33に読み取らせるための装置である。読取装置35は、ユーザ用携帯端末機32に一般的に備え付けられた2次元コード/1次元コード等の読取装置(カメラ、スキャナ等)を使用する。読取装置35は一般的な技術なので詳細な説明は省略する。
【0047】
クライアント40は、サンプル品Sと商品26、及び販売商品Gの製造販売元である。クライアント端末機42を介してクライアント用Webシステム部14を操作し、サンプル品Sの配布要請、サンプル品Sに係る広告の配布要請を行う。クライアント40は、各種登録情報(企業名/名称、住所/居所、連絡先、等)を制御システム部11に登録しておく。
【0048】
システム管理者50は、制御システム部11の保守管理及び処理のオペレーションを行う。システム管理者50は、システム管理者用端末機52を介して管理者用Webシステム部15を操作し、制御システム部11で取り扱う処理の操作やメンテナンスを行うものである。
【0049】
次に、サンプル品提供システム1、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラムにおける、具体的なサンプル品Sの提供処理について、
図2乃至
図9を用いて説明する。
<事前準備>
アンバサダー20はアンバサダー端末機22を操作して、制御システム部11を介して使用者として登録をする(図示せず)。
登録をすると、加盟店を示すステッカーや看板、グッズ、印刷した読取コード25、等のスタータキットがシステム管理者50からアンバサダー20へ送付される。
【0050】
<処理シーケンス1:サンプル品配布案件の通知>
図2に示す処理シーケンス1は、クライアント40がサンプル品Sを配布する案件について、アンバサダー20を介してユーザ30にサンプル品Sの配布を行う旨が通知される処理の流れを示している。
【0051】
図2を参照して説明する。
先ず、クライアント40は、サンプル品Sをサンプル品配布すると決定した場合、クライアント端末機42を操作してクライアント用Webシステム部14にアクセスし、サンプル品配布案件情報(プロジェクトID、プロジェクト名、サンプル品名(配送用プロジェクト名)、サンプル品説明、注意事項、配布期間、等)を入力して、制御システム部11に、サンプル品配布案件の発注を行い(ステップS1)、サンプル品配布案件情報を通知する(ステップS2)。
なお、サンプル品配布案件情報を通知と前後して、クライアント40は配布する個数分のサンプル品Sをシステム管理者50に配送する(図示せず)。
【0052】
次に制御システム部11は前記サンプル品配布案件情報を受信して、実施可能と判断した場合、実施の承認を行う(ステップS3)。
【0053】
そして、制御システム部11は承認した前記サンプル品配布案件を、アンバサダー20のアンバサダー端末機22に周知する準備を行い(ステップS4、
図7(A)参照)、サンプル品配布通知(案件名、品名、品物情報、活動期間、取扱い個数、アンバサダーへの報酬条件、注意事項、等)をアンバサダー端末機22に通知する(ステップS5)。この時、電子メールや、アンバサダーAP23上で通知があった旨を知らせるようにしても良い。
【0054】
アンバサダー端末機22は通知を受信すると、アンバサダーAP23に通知内容を表示する(ステップS6、
図7(B)参照)。アンバサダー20は、アンバサダーAP23に通知内容された表示を確認し、サンプル品Sのサンプル品配布を希望する場合は、「応募する」応募ボタンを押して(ステップS8、
図7(C)参照)、制御システム部11に応募通知(アンバサダーID、及びサンプル品の配布希望個数、等)を通知する(ステップS8)。
【0055】
制御システム部11はアンバサダーAP23からの応募通知を受信し(ステップS9、
図7(D)参照)、アンバサダー20が実施可能と判断した場合、「承認」した旨の承認通知に読取コード25を付してアンバサダーAP23に通知する(ステップS10、
図8(A)参照、ステップS11、
図8(B)参照)。
なお、前記承認通知を通知後に、システム管理者50は前記応募通知(ステップS8)で通知された個数分のサンプル品Sをアンバサダー20に配送する(図示せず)。
アンバサダーAP23は「承認」の承認通知を受信すると、案件「プロジェクト確認」の一覧に当該サンプル品配布案件が表示されるようになる。ここで、アンバサダー20は、アンバサダーAP23を操作して、アンバサダー20自身が出品に関する手続き(出品処理」を行う(ステップS12)。
【0056】
アンバサダー20は承認通知で送られてきた読取コード25を、アンバサダー端末機22の画面に表示させ、ユーザ30が来店した際に、ユーザ30の所持するユーザ用携帯端末機32で読取コード25を読み取らせる準備をする。また、読取コード25はアンバサダー端末機22の画面表示だけでなく、読取コード25を印刷したものを常時展示するようにしてもよい。
【0057】
アンバサダーAP23は前記サンプル品配布案件のサンプル品配布案内通知を、ユーザ30のユーザ用携帯端末機32(ユーザAP33)に通知する(ステップS13、
図8(C)(D)参照)。
【0058】
ユーザ30のユーザ用携帯端末機32(ユーザAP33)には、前記サンプル品配布案件や他の前記サンプル品配布案件で、サンプル品Sを配布する店舗21の地図上の位置に、マーキングMが表示される(
図8(E)参照)。
ユーザ30は、ユーザAP33上で、地図をスクロールさせ、マーキングMをクリックすることで、当該サンプル品Sを配布する店舗21の情報及び配布するサンプル品Sの情報を確認することができる。
【0059】
このように、クライアント40がサンプル品配布案件の発注を行うと、ユーザ30に当該サンプル品配布案件の情報が通知される処理が実行される。
【0060】
<処理シーケンス2:サンプル品の配布>
図3に示す処理シーケンス2は、上記処理シーケンス1でユーザ30にサンプル品配布を行う旨が通知された後に、ユーザ30がアンバサダー20からサンプル品Sを受け取る処理、及び、その後に広告コンテンツを配信する処理の流れを示した図である。
【0061】
ここでは、
図3のステップS32までを参照して、アンバサダー20からサンプル品Sを受け取る処理について説明する。
先ず、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32でユーザAP33を起動する(ステップS20)。ユーザAP33には、
図8(E)と
図9(A)に示すように、ユーザ用携帯端末機32に位置情報に対応した地図上に、サンプル品Sを配布する準備ができた店舗21のマーキングMを表示する。そしてユーザ30は、前記地図及びマーキングMを参照して、店舗21を訪問する。
【0062】
サンプル品Sを受け取る処理として、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32のユーザAP33に表示された読取ボタン36を押すと、読取装置35が作動し、サンプル品Sに係る読取コード25を店舗21で読み取り、サンプル品に関する情報がユーザAP33に表示される(ステップS21(
図3)、
図9(B)参照)。
【0063】
ユーザ30はユーザAP33で受け取りを希望するサンプル品を選択して(ステップS22、図示せず)、サンプル品Sの受取要求を通知する(ステップS23)。
【0064】
アンバサダー20のアンバサダーAP23は、ユーザAP33から受取要求を受信すると、アンバサダー20のサンプル品Sの在庫を減少させる。そしてアンバサダー20は、サンプル品Sをユーザ30に引き渡す(ステップS24)。このようにして、ユーザ30はサンプル品Sを受け取ることができる。
【0065】
引き続きアンバサダーAP23は、サンプル品Sの受取要求に係る受取要求情報を更新する通知を制御システム部11に通知する(ステップS25)。制御システム部11はサンプル品Sに係る取引情報(店舗ID、ユーザID、個数、受渡時刻、残数)を更新し(ステップS26、
図9(C)参照)、さらにクライアント用Webシステム部14にサンプル品Sに係る受取情報を通知して(ステップS27)、クライアント用Webシステム部14はサンプル品Sに係る情報を更新する(ステップS28)、そしてクライアント用Webシステム部14はサンプル品Sに係る受取情報を成果データベース16に通知し、成果データベース16は受取情報について最新の情報に更新して保管する(ステップS29)。
成果データベース16では第三者が保有提供するデータと結合させた上で統計処理し、ユーザ30の受け取り前後の行動変化などの分析結果を得る。
【0066】
また、制御システム部11はステップS26で更新したサンプル品配布案件情報に基づいて、サンプル品配布案件の成果分析を行う(ステップS30)。成果分析は、ユーザ30の傾向、受渡日時、場所、他のサンプル品との関連性等を、マーケティングの結果として算出する。成果分析は、ユーザ30がサンプル品Sを受け取る毎に行ってもよいし、サンプル品Sの配布期間が経過時に行ってもよく、任意のタイミングで行ってもよい。
【0067】
そして、成果分析結果の成果分析情報を成果データベース16に通知し(ステップS31)、成果データベース16へ出力して保管する(ステップS32)。
成果データベース16では第三者が保有提供するデータと結合させた上で統計処理し、ユーザの受け取り前後の行動変化などの分析結果を得る。成果データベース16を運用するシステム管理者50または第三者によってクライアント40へ報告書として提供される。
【0068】
本実施形態では、ユーザAP33で読取コード25を読み取るとユーザ30はサンプル品Sを受け取ることができるが、ユーザAP33、アンバサダー用アプリケーション23、制御システム部11で、受け取り回数、日時、場所を管理しているので、ユーザ30が一人で繰り返し複数のサンプル品Sを受け取ることを制限することができ、また、確実にユーザ30の情報(アンケート等を含む)を受取要求(ステップS23)で受け取ることができるので、的確な成果分析結果を導くことができる。
【0069】
<処理シーケンス2-2:広告コンテンツ配信>
また、クライアント40はサンプル品Sを受け取ったユーザ30に、サンプル品Sに係る詳しい広告を配信するようにしてもよい(
図3のステップS33以降参照)。
【0070】
具体的には、クライアント用Webシステム部14がサンプル品Sに係る受取情報の更新(
図3のステップS28に示す)を契機に、あらかじめ準備しておいたサンプル品Sの商品26に係る広告コンテンツを、クライアント用Webシステム部14からサンプル品Sを受け取ったユーザ30のユーザ用携帯端末機32に配信する(ステップS33、ステップS34)。広告コンテンツ配信はユーザ30の登録した電子メール等や、ユーザAP33に実行する。また、広告コンテンツは特に限定されるもではなく、HTML形式の広告、URL、PDF文章、動画等、何れの媒体でもよい。
ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32に配信された広告コンテンツを閲覧する(ステップS35)。
【0071】
このように、クライアント40は、本来サンプル品Sに興味があり、実際にサンプル品Sを受け取ったユーザ30に対して、さらに詳細なサンプル品Sの広告コンテンツを配信することで、効果的に購買意欲を促進させることができるのである。
【0072】
<処理シーケンス3:クーポン配布>
本実施形態においては、サンプル品Sの配布に代えて、又は、サンプル品Sの配布に加えてクーポンCの配布を行う。
図4に処理シーケンス3を示す。
図4の(A)部分は、アンバサダー20がユーザ30にクーポンCを配布する処理の流れを示しており、
図4の(B)部分は、ユーザ30がクーポンCを使用する処理(回収処理)の流れを示している。
【0073】
[クーポン配布]
ユーザ30がクーポンCを取得する処理について
図4の(A)部分を参照して説明する。
まず、クーポンCは予め、アンバサダー端末機22においてアンバサダー20自身で事前設定として、諸設定(残高枚数、期限等)がなされる(ステップS40)。また、アンバサダーAP23から制御システム部11へクーポンCの事前設定に係るクーポン設定通知を通知し(ステップS41)、制御システム部11は、クーポン設定通知を受信して当該クーポンCの発行枚数、期限、所有者情報等を管理(更新)する(ステップS42)。
【0074】
先ず、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32でユーザAP33を起動する(ステップS43)。ユーザAP33には、
図10(A)に示すように、ユーザ用携帯端末機32の位置情報に対応した地図上に、クーポンCを配布可能な店舗21のマーキングMCを表示する。そしてユーザ30は、前記地図でマーキングMCの位置を参照して、店舗21を訪問する。
【0075】
クーポンCを受け取る処理として、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32のユーザAP33に表示された読取ボタン36を押すと、読取装置35が作動し、クーポンCに係る読取コード25を読み取る(ステップS44)。ユーザAP33でクーポンCの「受領」「利用」を示す表示し、「受領」を選択すると、受け取り画面(
図10(B))が表示される。ここで、「受取ボタン」を選ぶとユーザAP33からアンバサダーAP23へクーポン取得要求を通知する(ステップS45)。
【0076】
アンバサダーAP23はクーポン取得要求を受信し(ステップS46)、ユーザAP33に配布するクーポンCの枚数をカウントし、クーポンCの残高枚数、期限等を更新、管理する(ステップS47)。そして、アンバサダーAP23からユーザAP33にクーポンCのクーポン配布処理が配信される(ステップS48)。
ユーザAP33はクーポンCを受け取り、クーポンCの残高枚数、期限等を更新、管理する(ステップS49)。
【0077】
また、アンバサダーAP23から制御システム部11へ当該クーポンC受け取りに係るクーポン配布情報を通知し(ステップS50)、制御システム部11は、クーポン配布情報を受信して当該クーポンCの発行枚数、期限、所有者情報等を管理(更新)する(ステップS51)。
【0078】
ユーザ30が受けったクーポンCは、クーポンCを受け取った店舗21で金券として使用可能である。また、他の店舗21でも使用できるように設定してもよい。その場合、クーポンCの金額や割引率を店舗ごとに異なるように設定してもよい。
【0079】
[クーポン回収]
次に、ユーザ30がアンバサダー20の店舗21でクーポンCを使用する(クーポン回収)処理について
図4の(B)部分を参照して説明する。
【0080】
先ず、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32でユーザAP33を起動する(ステップS52)。ユーザAP33には、
図10(A)に示すように、ユーザ用携帯端末機32に位置情報に対応した地図上に、クーポンCを配布する準備ができた店舗21のマーキングMCを表示する。そしてユーザ30は、前記地図及びマーキングMCを参照して、店舗21を訪問する。
【0081】
店舗21でユーザ30が商品を交換、購入するためにクーポンCを使用する(回収する)場合は、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32のユーザAP33に表示された読取ボタン36を押すと、読取装置35が作動し、クーポンCに係る読取コード25を読み取る(ステップS53)。
【0082】
ユーザAP33でクーポンCの「受領」「利用」を示す表示(図示せず)から「利用」を選択すると、
図10(C)に示すように、クーポンCの使用に関する画面が表示される。ユーザ30は、当該クーポンCを使用する場合は「クーポンを使用する」使用ボタンを押すと、ユーザAP33は該当する枚数のクーポンCが削除され、クーポン回収処理が行われる(ステップS54)。この時ユーザAP33は、ユーザ30が1度に複数枚のクーポンCを使用できるように枚数設定の機能を有してもよい。
【0083】
ユーザAP33からアンバサダーAP23へクーポンCの使用に係るクーポン利用通知を通知する(ステップS55)。アンバサダーAP23はクーポンCの残高枚数、期限等を更新、管理する(ステップS56)。また、ユーザAP33はクーポン利用通知を受け取り、クーポンCを回収したとして、クーポンCの残高枚数、期限等を更新、管理する。
【0084】
また、アンバサダーAP23から制御システム部11へ当該クーポンCの回収に係るクーポン回収情報を通知し(ステップS57)、制御システム部11は、当該クーポンCに係る情報(クーポンCの発行枚数、有効期限、所有者(ユーザ30、アンバサダー20)の所有枚数、配布日、回収日、等)を更新し管理する(ステップS58)。
【0085】
このようにして、ユーザ30が保有するクーポンCを、クーポンCを受け取った店舗21で商品と交換や、金券として使用可能である。アンバサダー20は、クーポンCを配布することで、ユーザ30が再度アンバサダー20の店舗21を訪れるメリットを有する。さらにクーポンCを繰り返して発行することで、ユーザ30がリピーター客になる可能性がある。
【0086】
なお、クーポンCは、発行したアンバサダー20の店舗21のみならず、他のアンバサダー20の店舗21でも使用できるように共通クーポンと設定してもよい。その場合、クーポンCの金額や割引率をアンバサダー20(店舗21)ごとに異なるように設定してもよい。
【0087】
<処理シーケンス4:販売促進(オンライン)>
本実施形態においては、サンプル品Sの配布に代えて、販売促進のための広告ランディングページの配信を行う。又は、サンプル品Sの配布に加えて、広告ランディングページの配信を行う。
図5に示す処理シーケンス4は、上記処理シーケンス1でユーザ30がサンプル品Sを実際にユーザ30が受取った後に、当該サンプル品Sの製品である商品26を購入させることを促進するため、クライアント40がユーザ30に広告ランディングページ(LP:Landing Page)を配信し購入の誘導(以下、購入誘導と記す)を行う処理を示している。すなわち、サンプル品の配布に加えて広告ランディングページの配信を行う場合の処理を示している。
【0088】
ランディングページとは、インターネット上において、検索結果やWeb広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことで、商品詳細やサービス紹介など、1ページに当該商品に関する情報を網羅することで訴求力を強め、ユーザ30に購入や問合わせなどの行動を誘導することが目的のページのことである。
【0089】
以下
図5を参照して説明する。ステップS60~S68はステップS20~S28に準じた処理を行う。具体的には次のとおりである。
【0090】
先ず、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32でユーザAP33を起動する(ステップS60)。ユーザAP33には、
図8(E)と
図9(A)に示すように、ユーザ用携帯端末機32に位置情報に対応した地図上に、サンプル品Sを配布する準備ができた店舗21のマーキングMを表示する。そしてユーザ30は、前記地図及びマーキングMを参照して、店舗21を訪問する。
【0091】
サンプル品Sを受け取る処理として、ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32のユーザAP33に表示された読取ボタン36を押すと、読取装置35が作動し、サンプル品Sに係る読取コード25を店舗21で読み取り、サンプル品に関する情報がユーザAP33に表示される(ステップS61)。
【0092】
ユーザ30はユーザAP33の「受け取る」受取ボタンを押して(ステップS62)、サンプル品Sの受取要求を通知する(ステップS63)。
【0093】
アンバサダー20のアンバサダーAP23は、ユーザAP33から受取要求を受信すると、アンバサダー20のサンプル品Sの在庫を減少させる。そしてアンバサダー20は、サンプル品Sをユーザ30に引き渡す(ステップS64)。このようにして、ユーザ30はサンプル品Sを受け取ることができる。
【0094】
引き続きアンバサダーAP23は、サンプル品Sの受取要求に係る受取要求情報を更新する通知を制御システム部11に通知する(ステップ65)。制御システム部11はサンプル品Sに係る取引情報(店舗ID、ユーザID、個数、受渡時刻、残数)を更新し(ステップS66、
図9(C)参照)、さらにクライアント用Webシステム部14にサンプル品Sに係る受取情報を通知して(ステップS67)、クライアント用Webシステム部14はサンプル品Sに係る情報を更新する(ステップS68)
【0095】
そして、制御システム部11は、あらかじめ準備してあるサンプル品Sの製品である商品26のオンライン販売を行うための、Webサイトの広告ランディングページを配信する(ステップS70、ステップS71)。配信は、当該広告ランディングページのURL(Uniform Resource Locator)を、ユーザ30の登録された電子メールアドレスに通知するようにすると好適である。
【0096】
ユーザ30はユーザ用携帯端末機32で配信された当該広告ランディングページ(図示せず)にアクセスすると(ステップS72)、受け取ったサンプル品Sに係る製品の販売ページが表示される(ステップS73)。
【0097】
ここでユーザ30が商品26に係る製品の購入を決めた場合、前記広告ランディングページに購入手続きとして購入手続情報(ユーザ30の氏名、住所、個数、支払方法、購入日、等)を入力、及び選択等を行うい(ステップS74)、購入手続きを完了させる(ステップS75)。なお、広告ランディングページの構成及び購入手続きの構成は、一般的なECサイトと同じ構成でよく、特に限定するものではない。
【0098】
そして、商品26の前記購入手続情報が制御システム部11に通知され(ステップS76)、制御システム部11は前記購入手続情報の通知を受信して前記購入手続情報を記録(更新)する(ステップS77)。そして、クライアント用Webシステム部14に商品26の購入情報を通知して(ステップS78)、前記購入手続情報と商品26のサンプル品Sに係るサンプル品配布案件情報とを更新し記録部に記録する(ステップS79)。
【0099】
さらに、制御システム部11は前記購入手続情報の内容(購入価格、ユーザ30の購入回数等)を判断して、ユーザ30に対してクーポンC(商品26用又は他の製品用)を配布するようにしてもよい(ステップS80、ステップS81)。ユーザ30はクーポンCを受け取り(ステップS82)、他のクーポンCと同様に使用することができる。
【0100】
<処理シーケンス5:販売促進(販売店)>
図6に示す処理シーケンス5は、クライアント40が、販売店70(
図12に示す)における販売商品Gについて、ユーザ30が販売店70に赴いて購入誘導を行う処理を示している。
【0101】
先ず、クライアント40が、販売商品Gの販売を計画する。その際に、販売店70で販売商品Gを購入したユーザ30への特典として、クーポンCを配布することとする。
【0102】
先ず、クライアント40は、販売商品Gの販売計画を決定した場合、クライアント端末機42を操作してクライアント用Webシステム部14にアクセスし、購入案件情報(プロジェクトID、プロジェクト名、購入すべき販売店、商品名、商品説明、注意事項、実施期間、等)を入力して、制御システム部11に、購入案件の発注を行い(ステップS100)、購入案件発注通知を制御システム部11に通知する(ステップS101)。
【0103】
次に制御システム部11は前記購入案件情報を受信して(ステップS102)、実施可能と判断した場合、実施の承認を行う(ステップS103)。
【0104】
次に制御システム部11は承認した前記購入案件を、ユーザ30のユーザ用携帯端末機32(ユーザAP33)に周知する準備を行い(ステップS104)、購入案件に係る所定の情報をユーザ用携帯端末機32に購入案件通知を通知する(ステップS105)。この時、ユーザ30の電子メールや、ユーザAP33で通知があった旨を知らせるようにしても良い。
【0105】
ユーザ30は、ユーザ用携帯端末機32(ユーザAP33)で購入案件通知を受信し、購件の情報(購入すべき販売店、商品名、商品説明、注意事項、実施期間、等)について確認する(ステップS106、
図13(A)(B))。
そして、ユーザ30は、購入案件を取り扱う販売店70を訪問する。なお、ユーザ用携帯端末機32の位置情報に対応した地図上に、販売店70のマーキング(例えば、
図10(A)マーキングMC)を表示しないが、マーキングを表示する構成にしてもよい。
【0106】
そして、ユーザ30は、販売店70で、購入案件の販売商品Gを購入する。ユーザ30は、購入した販売商品Gについて、ユーザAP33の画面表示から選択して販売商品Gの購入済の証拠を制御システム部11に通知する。具体的には、販売商品Gの購入時に販売店70で発行されたレシート及び販売商品Gに付されているコード(バーコード等(1次元コード))について、ユーザAP33に表示された読取ボタン37を押すと、読取装置35が作動し、前記レシート及び前記コードを読み取る(ステップS107)。ユーザAP33は購入完了通知(レシートの画像、日時、ユーザID等)を編集し制御システム部11に通知する(ステップS108)。このように、販売商品Gに係る前記レシート及び前記コードを読み取ることで、ユーザ30が販売商品Gを実際に購入したことを確認することができる。
【0107】
制御システム部11は、ユーザAP33からの購入完了情報を受信して、購入案件情報の内容及び購入完了情報で販売商品Gの購入記録を記録部に記録(更新)する(ステップS109)。また、制御システム部11はクライアント用Webシステム部14に販売商品Gの購入情報(購入すべき販売店、商品名、商品説明、注意事項、実施期間、等))を通知してクライアント40に購入案件の情報を通知する(ステップS110)、クライアント用Webシステム部14は購入案件情報に係る購入記録を記録(更新)する(ステップS111)。
【0108】
また、制御システム部11は、ユーザAP33から購入完了情報の通知を受けて、販売商品Gを購入した特典としてユーザ30にクーポンCを配布する(ステップS112、ステップS113)。ユーザ30は、ユーザAP33にて、クーポンCの受け取りを確認する(ステップS114)。ここでクーポンCは、販売商品Gの購入にのみ使用できる制限を設けたり、特に制限なく他のクーポンC(
図4のステップS45参照)と同様に使用できる等、クライアント40又は制御システム部11等で条件を設定してもよい。
【0109】
本パターンでは、ユーザ30に販売商品Gの購入を促す通知を配信するとともに、販売商品Gを購入するとクーポンCの特典が付くとの通知をユーザ30にすることで、ユーザ30に販売商品Gの購買を促進させるものである。また、クーポンCを配布することで、ユーザ30が販売商品Gのリピーター客になることを推進する。
【0110】
また、購入誘導の例として、
図5の処理シーケンス4に係る広告LP配信(
図5のステップS70~S79)に代えて、購入案内通知(
図6のステップS104~S111)を配信してもよい。また、
図2~
図4の処理シーケンス1~3に組み合わせて購入案内通知を配信する構成にしてもよい。
【0111】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記の記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部を他の形状等に変更しても、本発明と実質的に同一であって、本発明の思想に含まれるものとなる。
【符号の説明】
【0112】
S サンプル品
C クーポン
M マーキング(サンプル品用)
MC マーキング(クーポン用)
G 販売商品
1…サンプル品提供システム
3…通信回線網
10…データセンタ
11…制御システム部
14…クライアント用Webシステム部
15…管理者用Webシステム部
16…成果データベース
20…アンバサダー
21…店舗
22…アンバサダー端末機
23…アンバサダー用アプリケーション、アンバサダーAP
25…読取コード
26…商品
30…ユーザ
32…ユーザ用携帯端末機
33…ユーザ用アプリケーション、ユーザAP
35…読取装置
36…読取ボタン
37…読取ボタン
40…クライアント
42…クライアント端末機
50…システム管理者
52…システム管理者用端末機
60…データパートナー
66…成果データベース
70…販売店