(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023167878
(43)【公開日】2023-11-24
(54)【発明の名称】ペット用棺桶
(51)【国際特許分類】
A01K 29/00 20060101AFI20231116BHJP
【FI】
A01K29/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022079405
(22)【出願日】2022-05-13
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-11-18
(71)【出願人】
【識別番号】522190270
【氏名又は名称】石松 晃
(74)【代理人】
【識別番号】110002239
【氏名又は名称】弁理士法人G-chemical
(72)【発明者】
【氏名】石松 晃
(57)【要約】
【課題】入手容易な氷や保冷剤を使用して、遺骸を濡らすことなく、効率よく保冷することができ、且つ焼却しても灰分の生成を顕著に抑制することができる、ペット用棺桶を提供する。
【解決手段】本発明のペット用棺桶は、箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って保冷部材を収納可能な溝11と溝12が走り、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って保冷部材を収納可能な溝11と溝12が走り、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る、ペット用棺桶。
【請求項2】
保冷部材が袋詰め氷又は保冷剤である、請求項1に記載のペット用棺桶。
【請求項3】
前記溝11と溝12が、それぞれ、保冷部材を載置するための浅溝部を有し、前記溝11と溝12の浅溝部以外の部分に保冷部材及び/又は遺骸から出る水分を保持する、請求項1又は2に記載のペット用棺桶。
【請求項4】
蓋部の長手方向の断面がかまぼこ形、半円形、又は台形である、請求項1又は2に記載のペット用棺桶。
【請求項5】
蓋部に窓を有する、請求項1又は2に記載のペット用棺桶。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、死亡した犬や猫などのペットを弔い、火葬する際に使用する棺桶に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、犬や猫などのペットを家族同様に扱い、死亡した際には人間と同じように棺桶に収めて弔い、火葬し、埋葬する飼い主が増えている。このような場合に使用する棺桶としては、段ボール等の紙製のものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペットの飼い主の多くは、棺桶にペットの遺骸を収め、綺麗に装飾し、そのまま火葬して欲しいと望む。しかし、紙製の棺桶は、火葬処理に付すと非常に多くの灰分が生じるため、拾骨に支障を来すことや、火葬処理毎に炉を清掃することが必要となり煩雑であることから、多くの場合、装飾を崩して遺骸を棺桶から取り出し、遺骸のみを火葬処理に付すことが行われていた。しかし、この方法は、飼い主の気持ちに反するだけでなく、遺骸を取り扱うため衛生面でも問題があった。
【0005】
また、遺骸は、腐敗を遅らせるために保冷することが必要であるが、ドライアイスは入手が困難である。一方、氷や保冷剤はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等で容易に入手できるが、紙製の棺桶では密閉度が低いため保冷効果が低く、その上、結露水により強度が著しく低下することが問題であった。更に、結露水が遺骸に接すると、遺骸の腐敗が進むことも問題であった。
【0006】
従って、本発明の目的は、入手容易な氷や保冷剤を使用して、遺骸を濡らすことなく、効率よく保冷することができ、且つ焼却しても灰分の生成を顕著に抑制することができるペット用棺桶を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は上記課題を解決するため鋭意検討した結果、以下の事項を見出した。
1.発泡スチロール製の箱型の棺桶であれば、保冷効果が高く、氷や保冷剤などの結露水で濡れても強度が低下することがないこと
2.棺桶の底面に結露水を溜める溝を設ければ、結露水により遺骸が濡れて腐敗するのを防止できること
3.棺桶の底面の遺骸が安置される部分に溝を設ければ、遺骸から漏出する水分を前記溝に溜めることができ、遺骸の腐敗を防止できること
4.保冷部材により冷却された空気は下に溜まる特性を有するので、棺桶の底面に設けた溝を通じて冷気が循環し、遺骸を効率よく冷却することができること
5.発泡スチロールは焼却した後に灰分がほとんど残存しないので、発泡スチロール製の棺桶であれば、家族が遺骸を綺麗に納めたそのままの状態で火葬処理に付しても、容易に拾骨することができ、炉の清掃の負担が高まることもないこと
本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
【0008】
すなわち、本発明は、箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って保冷部材を収納可能な溝11と溝12が走り、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る、ペット用棺桶を提供する。
【0009】
本発明は、また、保冷部材が袋詰め氷又は保冷剤である前記ペット用棺桶を提供する。
【0010】
本発明は、また、前記溝11と溝12が、それぞれ、保冷部材を載置するための浅溝部を有し、前記溝11と溝12の浅溝部以外の部分に保冷部材及び/又は遺骸から出る水分を保持する前記ペット用棺桶を提供する。
【0011】
本発明は、また、蓋部の長手方向の断面がかまぼこ形、半円形、又は台形である前記ペット用棺桶を提供する。
【0012】
本発明は、また、蓋部に窓を有する前記ペット用棺桶を提供する。
【発明の効果】
【0013】
本発明のペット用棺桶は、氷や保冷剤などの入手が容易な保冷部材を使用することができるので、汎用性に優れる。また、前記ペット用棺桶は保冷効果が高いので、前記ペット用棺桶に遺骸を安置しておけば、腐敗の進行を抑制することができ、ペットとの別れの時間を十分に確保することができる。更にまた、前記ペット用棺桶は、遺骸を取り出さずに、そのまま火葬に付すことができるので、衛生的である。その上、飼い主は、ペットの遺骸を自ら棺桶に安置して、花等で綺麗に装飾し、そのまま火葬場に送り出すことで、満足感が得られ、悲しみに区切りを付けるきっかけを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明に係るペット用棺桶の一例を示す斜視図である。
【
図2】本発明に係るペット用棺桶の本体部の一例を示す斜視図である。
【
図3】本発明に係るペット用棺桶の本体部の他の一例を示す斜視図である。
【
図4】本発明に係るペット用棺桶の本体部の他の一例を示す斜視図である。
【
図5】本発明に係るペット用棺桶の本体部に保冷部材を収納する一態様を示す斜視図である。
【
図10】本発明に係るペット用棺桶の一例であって、長手方向の断面がかまぼこ形である蓋部を備えるペット用棺桶の斜視図(a)、及び前記斜視図(a)のA-A断面図(b)である。
【
図11】本発明に係るペット用棺桶の一例であって、長手方向の断面が台形である蓋部を備えるペット用棺桶の斜視図(a)、及び前記斜視図(a)のA-A断面図(b)である。
【
図12】本発明に係るペット用棺桶の一例であって、蓋部に窓を備えるペット用棺桶の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の実施の形態を、必要に応じて図面を参照しつつ詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0016】
本発明の1つの実施形態に係るペット用棺桶10は、
図1に示すように、箱形のペット用(例えば、犬、猫等の愛玩動物用)棺桶であって、発泡スチロール製の本体部1と、発泡スチロール製の蓋部2で構成される。ペット用棺桶10の大きさは、本体部1にペットの遺骸を収容できればよく、ペットのサイズに応じて適宜選択すればよい。
【0017】
尚、本明細書における発泡スチロールは気泡を含ませたポリスチレンであり、例えばビーズ法発泡スチロール(EPS)、押出発泡ポリスチレン(XPS)等が含まれる。
【0018】
本体部1は、
図2に示すように、底面の向かい合う2辺に沿って溝11と溝12を有する。本体部1の底面が長方形である場合、溝11と溝12は長辺或いは短辺に沿って設けられる。本発明においては、なかでも、遺骸の安置場所を広く確保する観点から、
図2に示すように、短辺に沿って溝11と溝12を設けることが好ましい。
【0019】
また、本体部1の底面には、溝11及び溝12と連通する溝13が走る。溝13の数は
図2においては3本であるが、1本以上であればよい。遺骸の冷却効率を高める観点から2本以上が好ましく、3本以上が特に好ましい。溝13の数の上限値は、本体部1の大きさにもよるが、例えば10本、好ましくは5本である。
【0020】
本発明のペット用棺桶10では、溝11と溝12にそれぞれ保冷部材31,32を収納する。保冷部材31,32としては、ペット用棺桶10の内部を保冷できる部材であれば特に制限なく使用することができ、例えば、氷(例えば、袋詰め氷)、保冷剤、ドライアイス等が挙げられる。本発明のペット用棺桶10は、底面に溝11、溝12、及び溝13を有するため、結露水で遺骸が濡れて、腐敗するのを防止することができる。そのため、安価且つ入手が容易な氷や保冷剤を好適に使用することができる。特に、袋詰め氷や保冷剤は、溝11及び溝12に収納しやすく、取り扱いが容易である点で好ましい。
【0021】
溝11と溝12の長さ(L
1)は、本体部底面の向かい合う2辺の1辺当たりの長さをL
0とした場合に、0.5×L
0以上であることが好ましく、0.7×L
0以上であることが更に好ましい。尚、長さ(L
1)の上限値は1×L
0ある。尚、
図2に示する実施形態では、L
1=L
0である。
【0022】
溝11と溝12の大きさ(例えば、溝の深さ及び/又は幅)は同一であっても良いし、異なっていても良い。
【0023】
溝11、溝12の幅は、保冷部材31,32を収納し保持することが可能な幅であればよく、例えば15~100mmである。
【0024】
溝11、溝12の深さは、
図2に示すように、全長に亘って同じであっても良く、
図3,
図4に示すように、一部が浅くなっていてもよい。すなわち、溝11、溝12は、浅溝部14を有していても良い。溝11と溝12が浅溝部14を有する場合、浅溝部14上に保冷部材31,32を載置することができ、前記溝11、溝12中の浅溝部14以外の部分(以後、「深溝部15」と称する場合がある)に保冷部材31,32の結露水や遺骸から漏出する水分を保持することで、前記結露水や遺骸から漏出する水分によって保冷部材31,32の溶解が速まるのを防止することができる。
【0025】
溝11と溝12が浅溝部14を有する場合、浅溝部14を設ける位置としては、例えば、
図3のように溝の両端に設けても良いし、
図4のように溝の中程に設けても良い。
【0026】
溝11、溝12の深さは、保冷部材31,32を収納し保持することが可能な深さであれば良く、例えば30~100mmである。
【0027】
溝11、溝12が浅溝部14を有する場合、浅溝部14の深さは、保冷部材31,32を収納し保持することが可能な深さであれば良く、例えば30~100mmである。また、浅溝部14以外の部位(つまり、深溝部15)の深さは、保冷部材31,32を前記結露水や水分から分離できる深さであればよく、浅溝部14と深溝部15の深さの差は、例えば10~70mmである。
【0028】
溝13は、溝11及び溝12と連通しておればよいが、なかでも、
図2に示すように、溝11及び溝12と直角に交わる位置に形成されることが好ましい。つまり、溝13は、溝11及び溝12と直交して連通する溝であることが好ましい。
【0029】
また、溝11及び溝12が浅溝部14を有する場合、浅溝部14以外の部分(つまり、深溝部15)が溝13と連通することが好ましい。
【0030】
溝13の深さは、例えば10mm以上、溝11及び溝12の深溝部の深さ以下である。
【0031】
溝13の幅は、例えば5~30mmである。
【0032】
本発明のペット用棺桶10の一つの実施形態(溝11、溝12の各両端に浅溝部14を有する態様;
図3参照)について、保冷部材31,32を浅溝部14上に載置して収納する様子を
図5に示す。また、
図5のA-A断面図を
図6に、B-B断面図を
図7に、C-C断面図を
図8に、上面図を
図9に示す。尚、
図5のA-A断面図とは、本体部1を、A-A線を含み、本体部1の底面に垂直な面で切断した時の断面図である。B-B断面図、C-C断面図も同様である。
【0033】
本発明のペット用棺桶10では、
図8に示すように、本体部1の底面のペットの遺骸が安置される部位4(例えば、ペットの遺骸の下側に当たる部分)に溝13が走り、溝13は、溝11及び溝12と連通する。また、
図9に示すように、保冷部材31,32は、ペットの遺骸が安置される部位4よりも下段の溝11及び溝12に収納される。そのため、冷却された空気が下に溜まる特性を利用して、遺骸を効率よく冷却することができる。また、遺骸から漏出する水分や、保冷部材31,32として氷や保冷剤を使用した場合に生成する結露水は、溝11、溝12、及び溝13に保持されるので、遺骸が濡れるのを防止することができる。本発明のペット用棺桶10は、これらの効果を併せ持つことで、優れた腐敗抑制効果を発揮する。
【0034】
前記蓋部2は、発泡スチロール製であり、本体部1の開口部を隙間無く閉鎖することができ、冷気を庫内に保持することができる形状であることが好ましい。
【0035】
前記蓋部2の形状としては、前記密閉効果を有しておれば特に制限がなく、
図1に示すような平坦な形状であっても良いし、長手方向の断面が、
図10(a)(b)に示すようなかまぼこ形(或いは、半円形)や、
図11(a)(b)に示すような台形である形状であってもよい。尚、
図10、
図11の(a)は、前記蓋部2を備えたペット用棺桶10の斜視図であり、
図10、
図11の(b)は、
図10,
図11(a)のA-A断面図であり、ペット用棺桶10を、A-A線を含み、ペット用棺桶10の底面に垂直な面で切断した時の断面図である。
【0036】
更に、前記蓋部2には、
図12に示すように、ペットの顔が見えるような窓5を設けることができる。窓5には取り外し可能な蓋が設けられていてもよいし、透明のプラスチックフィルム等がはめ込まれていても良い。
【0037】
本発明のペット用棺桶10は、例えば、発泡スチロール材料(例えば、ポリスチレン樹脂(ビーズ)やこれを予備発泡したもの)を金型に充填し、金型を加熱して前記発泡スチロール材料を発泡させることにより製造することができる。
【0038】
本発明のペット用棺桶10は発泡スチロール製であり、火葬処理に付すと灰分をほとんど生成することなく、焼失する。そのため、拾骨が容易である。また、炉の清掃を頻回に行う必要が無い。
【0039】
以上のまとめとして、本発明の構成及びそのバリエーションを以下に付記する。
[1] 箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って保冷部材を収納可能な溝11と溝12が走り、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る、ペット用棺桶。
[2] 保冷部材が袋詰め氷又は保冷剤である、[1]に記載のペット用棺桶。
[3] 前記溝11と溝12が、それぞれ、保冷部材を載置するための浅溝部を有し、前記溝11と溝12の浅溝部以外の部分に保冷部材及び/又は遺骸から出る水分を保持する、[1]又は[2]に記載のペット用棺桶。
[4] 蓋部の長手方向の断面がかまぼこ形、半円形、又は台形である、[1]~[3]の何れか1つに記載のペット用棺桶。
[5] 蓋部に窓を有する、[1]~[4]の何れか1つに記載のペット用棺桶。
【符号の説明】
【0040】
1 本体部
11 溝
12 溝
13 溝11,12と連通する溝
14 浅溝部
15 深溝部
2 蓋部
31 保冷部材
32 保冷部材
4 ペットの遺骸が安置される部位
5 窓
【手続補正書】
【提出日】2022-08-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記保冷部材を収納して使用する箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って下記保冷部材収納用の溝11と溝12が走り、
前記溝11、溝12は、中程に浅溝部を有し、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る、ペット用棺桶。
保冷部材:前記溝11、溝12の幅以下の厚みと、前記溝11、溝12の長さ以下の長さと、前記浅溝部上に当該保冷部材を載置した際に前記本体部の側壁高さ以下となる高さを有する略矩形の氷又は保冷剤
【請求項2】
蓋部の短手方向側面視形状が平坦、半円形、又は台形である、請求項1に記載のペット用棺桶。
【請求項3】
蓋部に窓を有する、請求項1又は2に記載のペット用棺桶。
【手続補正書】
【提出日】2022-09-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記保冷部材を収納して使用する箱形のペット用の棺桶であって、
発泡スチロール製の本体部と蓋部で構成され、
前記本体部底面の向かい合う2辺に沿って下記保冷部材収納用の溝11と溝12が走り、
前記溝11、溝12は、中程に浅溝部を有し、
前記本体部底面のペットの遺骸が安置される部位に、前記溝11及び溝12と連通する溝が走る、ペット用棺桶。
保冷部材:前記溝11、溝12の幅以下の厚みと、前記溝11、溝12の長さ以下の長さと、前記浅溝部上に当該保冷部材を載置した際に、前記保冷部材の上端が、前記本体部の側壁上端以下となる高さを有する略矩形の氷又は保冷剤
【請求項2】
蓋部の短手方向側面視形状が平坦、半円形、又は台形である、請求項1に記載のペット用棺桶。
【請求項3】
蓋部に窓を有する、請求項1又は2に記載のペット用棺桶。