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  • 特開-粉塵回収装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023069636
(43)【公開日】2023-05-18
(54)【発明の名称】粉塵回収装置
(51)【国際特許分類】
   B01D 46/00 20220101AFI20230511BHJP
   B03C 1/00 20060101ALI20230511BHJP
   B03C 1/025 20060101ALI20230511BHJP
【FI】
B01D46/00 C
B01D46/00 F
B03C1/00 C
B03C1/00 B
B03C1/025
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021181657
(22)【出願日】2021-11-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】592086798
【氏名又は名称】福井 仁孝
(74)【代理人】
【識別番号】100144749
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正英
(74)【代理人】
【識別番号】100076369
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 正治
(72)【発明者】
【氏名】福井 仁孝
【テーマコード(参考)】
4D058
【Fターム(参考)】
4D058JA12
4D058KC32
4D058KC37
4D058KC52
4D058QA01
4D058QA05
4D058QA21
(57)【要約】
【課題】 従来の集塵装置に比べて、粉塵の回収効率に優れる粉塵回収装置を提供する。
【解決手段】 本発明の粉塵回収装置10は粉塵を回収する装置であって、フィルタ15と、フィルタ15の前面側又は背面側に配置された孔開きプレート13と、フィルタ15の背面側に配置された吸気手段17と、孔開きプレート13に設けられたマグネット14を備えたものである。孔開きプレート13は、磁性体で構成することができる。マグネット14は孔開きプレート13の両面に設けることができる。この場合、前面側のマグネット14と背面側のマグネット14は互いに重ならない位置に設けるのが好ましい。本発明の粉塵回収装置10は、外枠11と外枠11内に配置される取付け枠12を備え、取付け枠12の一面側にフィルタ15が取り付けられたものとすることもできる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
粉塵を回収する粉塵回収装置において、
フィルタと、
前記フィルタの前面側又は背面側に配置された孔開きプレートと、
前記フィルタの背面側に配置された吸気手段と、
前記孔開きプレートに設けられたマグネットを備えた、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項2】
請求項1記載の粉塵回収装置において、
孔開きプレートは磁性体で構成された、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の粉塵回収装置において、
マグネットが孔開きプレートの両面に設けられた、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項4】
請求項3記載の粉塵回収装置において、
孔開きプレートの前面側のマグネットと、背面側のマグネットが互いに重ならない位置に設けられた、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の粉塵回収装置において、
外枠と当該外枠内に配置される取付け枠を備え、
前記取付け枠の一面側にフィルタが取り付けられた、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項6】
請求項5記載の粉塵回収装置において、
外枠が受け皿上に設置された、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項7】
請求項6記載の粉塵回収装置において、
受け皿の底面が湾曲している、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接時に発生する溶接ヒュームのほか、溶接ビードの整形やスラグの除去に際して発生する鉄粉等(以下、これらをまとめて「粉塵」という)の回収に用いる粉塵回収装置に関する。
【背景技術】
【0002】
溶接作業の際や溶接ビードの整形の際、スラグの除去の際には溶接ヒュームや鉄粉等の粉塵が発生する。鉄粉などの粉塵は、飛散して作業者にあたったり作業者の目に入ったりするなどのリスクがある。また、これらの粉塵に塗料が含まれている場合や近くで塗装作業をしている場合には、溶接時に生じる火花が当該塗料に引火して火災が発生することもある。
【0003】
このような事故の発生を予防するためには、発生した粉塵を適切に回収(捕捉)することが望まれる。従来、この種の粉塵を回収する装置として、本件出願人が開発した集塵装置(特許文献1)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第6140346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記集塵装置によれば粉塵を効果的に回収することができるが、回収効率の向上という点で改善の余地があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、従来の集塵装置に比べて、粉塵の回収効率に優れる粉塵回収装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の粉塵回収装置は粉塵を回収する装置であって、フィルタと、フィルタの前面側又は背面側に配置された孔開きプレートと、フィルタの背面側に配置された吸気手段と、孔開きプレートに設けられたマグネットを備えたものである。孔開きプレートは磁性体で構成することができる。マグネットは孔開きプレートの両面に設けることができる。この場合、前面側のマグネットと背面側のマグネットは互いに重ならない位置に設けるのが好ましい。本発明の粉塵回収装置は、外枠と外枠内に配置される取付け枠を備え、取付け枠の一面側にフィルタが取り付けられたものとすることもできる。
【0007】
なお、本願において、前面側とは粉塵を含む空気が吸い込まれる方の面を言い、背面側とは粉塵が捕捉された後の空気が排出される側の面を言う。
【発明の効果】
【0008】
本発明の粉塵回収装置は、フィルタに加えてマグネットが設けられているため、フィルタでの粉塵の捕捉のみならず、マグネットの吸着力によっても粉塵を捕捉することができるため、従来の集塵装置に比べて粉塵の回収効率に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】(a)は本発明の粉塵回収装置の一例を示す前面側斜視図、(b)は(a)の背面側斜視図。
図2図1の粉塵回収装置の分解説明図。
図3図1(a)の粉塵回収装置の断面図。
図4】(a)は本発明の粉塵回収装置の他例を示す斜視図、(b)は(a)の粉塵回収装置の使用状態を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
本発明の粉塵回収装置10の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。一例として図1(a)(b)及び図2に示す粉塵回収装置10は、外枠11と、取付け枠12と、孔開きプレート13と、マグネット14と、フィルタ15と、フィルタ押さえ16と、吸気手段17を備えている。
【0011】
前記外枠11は、積層状態で一体化される取付け枠12、フィルタ15及びフィルタ押さえ16(以下これらをまとめて「回収体ユニット」ということがある)が収まる部材である。この実施形態の外枠11は、上フレーム11a、下フレーム11b、左フレーム11c及び右フレーム11dを備えた横長方形状である。
【0012】
この実施形態では、上フレーム11a、下フレーム11b、左フレーム11c及び右フレーム11dとして、断面視コ字状の鋼材を用いている。図2に示すように、右フレーム11dは上フレーム11a及び下フレーム11bに着脱できるようにしてあり、この部分から回収体ユニットや孔開きプレート13を出し入れできるようにしてある。
【0013】
図3に示すように、この実施形態の上フレーム11aの内側天井面及び下フレーム11bの内側底面には、それぞれの長手方向に沿って突条(説明の便宜上、以下では、上フレーム11aに設けられた突条を「上突条11e」と、下フレーム11bに設けられた突条を「下突条11f」という)が設けられている。
【0014】
前記外枠11は、上突条11eと下突条11fによって厚さ方向に二分割され、前面側の領域(「前側領域」)に孔開きプレート13が、背面側の領域(以下「背面側領域」という)に回収体ユニットが収まるようにしてある。
【0015】
図1(a)(b)及び図2に示すように、上フレーム11aの外側の面には、粉塵回収装置10を持ち上げる際に用いる持ち手部材11gが設けられている。この実施形態では、上フレーム11aの中央付近に一つだけ設けられているが、持ち手部材11gは、上フレーム11aの長手方向に間隔をあけて二つ以上設けることもできる。
【0016】
この実施形態の外枠11は、周縁に周壁が立設された受け皿18の上に固定され、回収した粉塵等を受けられるようにしてある。受け皿18の底面には、粉塵回収装置10を安定的に支持するための支持板19が設けられている。この実施形態の支持板19は粉塵回収装置10の前後方向に細長い長方形状の板材であり、受け皿18の長手方向に間隔をあけて二枚設けられている。両支持板19はその長手方向両端側が、受け皿18の短手方向両外側に飛び出すように固定されている。
【0017】
前記取付け枠12はフィルタ15を取り付けるための部材である。図2に示すように、この実施形態の取付け枠12は、上枠材12a、下枠材12b、左枠材12c及び右枠材12dで四方が囲われた横長方形状であり、左枠材12cと右枠材12dの間には、上枠材12aと下枠材12bの長手方向に間隔をあけて二本の補強枠材12eが左枠材12cと右枠材12dと平行に架設されている。
【0018】
取付け枠12の背面側には、取付け枠12の背面側を覆う大きさ及び形状のフィルタ15が設けられている。このフィルタ15は吸気手段17で吸い込まれる空気中に含まれる粉塵や溶接ヒューム等を捕捉するための部材である。フィルタ15には既存の不織布フィルタ等を用いることができる。フィルタ15は使い捨てのものであり、捕捉力が弱くなった適宜のタイミングで取り換えられる。フィルタ15には、洗浄して繰り返し使用可能なものを用いるのが好ましい。
【0019】
フィルタ15の背面側には当該フィルタ15を取付け枠12に固定して押さえるためのフィルタ押さえ16が設けられている。この実施形態では、フィルタ押さえ16として既存のエキスパンドメタルを用いている。フィルタ押さえ16には、エキスパンドメタル以外のものを用いることもできる。フィルタ15の背面側に宛がった状態で、フィルタ押さえ16をビス20等の固定具で取付け枠12に固定することで、フィルタ15を取付け枠12の裏面側に押さえることができる。
【0020】
以上のように一体化された取付け枠12、フィルタ15及びフィルタ押さえ16は、回収体ユニットとして外枠11の背面側領域に収容される。
【0021】
前記回収体ユニットの前面側、具体的には、取付け枠12の前面側には、孔開きプレート13としてパンチングメタルが設けられている。孔開きプレート13の前面側と背面側には、上下方向及び左右方向に間隔をあけて複数のマグネット14が磁着されている。図1(a)、図2及び図3に示すように、この実施形態では、前面側のマグネット14と背面側のマグネット14が前後方向に重ならいように位置をずらして設けられている。
【0022】
この実施形態の孔開きプレート13は磁性体であるため、マグネット14を取り付けることで、孔開きプレート13自体が磁力を帯びる。その結果、粉塵や溶接ヒュームに含まれる鉄粉などの金属成分を孔開きプレート13の全面で吸着することができ、フィルタ15と孔開きプレート13の双方で粉塵や溶接ヒュームを効果的に回収することができる。
【0023】
以上のように複数のマグネット14が取り付けられた孔開きプレート13は、外枠11の前面側領域に収容される。
【0024】
外枠11内に収容された、回収体ユニットの背面側には、外気を吸引する吸気手段17として吸引ファンが設けられている。吸気手段17は受け皿18上に固定されている。この実施形態の吸気手段17は、前面側から空気を吸い込み背面側から吐き出せる向きで設置されている。
【0025】
以上のように構成された粉塵回収装置では、図示しないスイッチによって吸気手段17を動作させると、孔開きプレート13側から溶接ヒュームや鉄粉等の粉塵を含む空気が前面側から吸引され、粉塵に含まれる鉄粉等の金属成分がマグネット14又は磁性を帯びた孔開きプレート13に吸着して捕捉される。マグネット14や孔開きプレート13で回収されなかった粉塵などは、その裏面側に配置されたフィルタ15で回収され、背面側からは粉塵等が回収された空気が排出される。
【0026】
(その他の実施形態)
前記実施形態では省略しているが、フィルタ15の前面側には、吸気手段17で吸引される空気等によってフィルタ15が変形するのを防止する変形防止材などを設けることもできる。変形防止材には、たとえば、エキスパンドメタルやパンチングメタル等を用いることができる。
【0027】
前記実施形態では、孔開きプレート13を取付け枠12とは別に外枠11内に収容する場合を一例としているが、孔開きプレート13は取付け枠12と固定した状態で、外枠11内に収容することもできる。この場合、上突条11eや下突条11fは省略することができる。
【0028】
前記実施形態では、外枠11や取付け枠12、フィルタ15等が横長方形状の場合を一例としているが、外枠11や取付け枠12、フィルタ15等は正方形状や多角形状、円形状など横長方形状以外の形状であってもよい。
【0029】
前記実施形態では、フィルタ15が孔開きプレート13の背面側に設けられた場合を一例としているが、フィルタ15は孔開きプレート13の前面側に設けることもできる。
【0030】
前記実施形態では、右フレーム11dを上フレーム11a及び下フレーム11bから取り外して取付け枠12を出し入れする場合を一例としているが、上フレーム11aや左フレーム11cを取り外し可能として、その取り外した位置から取付け枠12を出し入れできるようにすることもできる。
【0031】
前記実施形態では、受け皿18の底面18aが平坦な場合を一例としているが、受け皿18の底面18aは図4(a)(b)に示すように湾曲したものとすることもできる。この場合、外枠11や取付け枠12、孔開きプレート13、フィルタ15、フィルタ押さえ16の下端側は、底面18aの形状に沿うように弧状に形成するのが好ましい。
【0032】
受け皿18の底面18aは、管部材Xの内面に沿うような形状に湾曲させるのが好ましい。このような受け皿18を備えた粉塵回収装置10は、水道管をはじめとする各種管部材X内に設置し、当該管部材X内での作業時に発生する粉塵を回収するのに好適に用いることができる。なお、ここでいう管部材Xには鋼管やコンクリート管をはじめとする各種材質製のものが含まれる。
【0033】
前記実施形態の構成は一例であり、本発明の粉塵回収装置10は前記実施形態の構成に限定されるものではない。また、前記実施形態の構成はすべてが必須の構成というわけではない。本発明の粉塵回収装置10は、所期の目的を達成できる範囲内で、構成の追加や省略、入れ替え等の変更を加えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明の粉塵回収装置10は、各種粉塵の回収に用いることができ、特に、金属を含む粉塵の回収に好適に利用することができる。
【符号の説明】
【0035】
10 粉塵回収装置
11 外枠
11a 上フレーム
11b 下フレーム
11c 左フレーム
11d 右フレーム
11e 上突条
11f 下突条
11g 持ち手部材
12 取付け枠
12a 上枠材
12b 下枠材
12c 左枠材
12d 右枠材
12e 補強枠材
13 孔開きプレート
14 マグネット
15 フィルタ
16 フィルタ押さえ
17 吸気手段
18 受け皿
18a (受け皿の)底面
19 支持板
20 ビス
X 管部材
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-03-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マグネットを備えた磁性体の孔開きプレートと、フィルタと、取付け枠と、吸気手段を備えており
前記フィルタと孔開きプレートは取付け枠の前面側と背面側に対向配置されて、当該フィルタと当該孔開きプレートの間に隙間があり、
前記フィルタと孔開きプレートと取付け枠の外周が外枠で囲われており、
前記吸気手段は孔開きプレート及びフィルタ側に外気を吸引できるように、フィルタの背面側に配置されている、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項2】
マグネットを備えた磁性体の孔開きプレートと、フィルタと、フィルタ押さえと、取付け枠と、吸気手段を備えており、
前記フィルタと孔開きプレートは取付け枠の前面側と背面側に対向配置されて、当該フィルタと当該孔開きプレートの間に隙間があり、
前記フィルタ押さえはフィルタの背面側に配置されており、
前記フィルタと孔開きプレートと取付け枠とフィルタ押さえの外周が外枠で囲われており、
前記吸気手段は孔開きプレート及びフィルタ側に外気を吸引できるように、フィルタの背面側に配置されている、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項3】
請求項2記載の粉塵回収装置において、
フィルタとフィルタ押さえと取付け枠が一体化されて回収体ユニットを構成しており、
前記回収体ユニットと孔開きプレートの外周が外枠で囲われている、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の粉塵回収装置において、
外枠が複数のフレーム部材で構成されており、一部のフレーム部材が他のフレーム部材に脱着可能であり、脱着可能なフレーム部材を取り外した箇所から、回収体ユニット、又は、回収体ユニットと孔開きプレートを出し入れできる、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項5】
請求項3又は請求項4記載の粉塵回収装置において、
外枠の内側に、回収体ユニットと孔開きプレートを仕切る突条がある、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の粉塵回収装置において、
外枠及び吸気手段が受け皿に取り付けられている、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【請求項7】
請求項6記載の粉塵回収装置において、
受け皿の底面が、受け皿を設置する管部材の内面に沿うように湾曲している、
ことを特徴とする粉塵回収装置。
【手続補正書】
【提出日】2022-05-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
請求項2又は請求項3記載の粉塵回収装置において、
外枠が複数のフレーム部材で構成されており、一部のフレーム部材が他のフレーム部材に脱着可能であり、脱着可能なフレーム部材を取り外した箇所から、回収体ユニット、又は、回収体ユニットと孔開きプレートを出し入れできる、
ことを特徴とする粉塵回収装置。