(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023007704
(43)【公開日】2023-01-19
(54)【発明の名称】防水板格納装置
(51)【国際特許分類】
E06B 7/18 20060101AFI20230112BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20230112BHJP
E04H 9/14 20060101ALI20230112BHJP
【FI】
E06B7/18 A
E06B5/00 Z
E04H9/14 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021110714
(22)【出願日】2021-07-02
(71)【出願人】
【識別番号】000252034
【氏名又は名称】株式会社鈴木シャッター
(74)【代理人】
【識別番号】100085394
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
(74)【代理人】
【識別番号】100165456
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 佑子
(72)【発明者】
【氏名】深川 大樹
【テーマコード(参考)】
2E036
2E139
2E239
【Fターム(参考)】
2E036AA01
2E036BA01
2E036CA01
2E036DA02
2E036EA03
2E036EA09
2E036EB02
2E036FA08
2E036FB01
2E036GA02
2E036HB04
2E139AA10
2E139AC19
2E239AC04
(57)【要約】
【課題】格納された防水板の盗難や落下を防止する。
【解決手段】防水板格納装置10であって、格納場所の壁部に設けられ、上方から引っ掛けられる防水板3A,3Bを壁部に沿って保持する引掛部11と、壁部7に突設される固定軸13と、固定軸13が貫通する長孔状のガイド孔を有し、固定軸13で抜け止めされつつ、ガイド孔に沿って第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部材14と、第1位置で可動部材14を係止可能な係止部15と、を備え、第1位置の可動部材14は、防水板3A,3Bに上方から当接又は近接することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出し又は落下を規制し、第2位置の可動部材14は、防水板3A,3Bから上方に離間することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出しを許容する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用時は出入口に設置され、不使用時は所定の格納場所に格納される防水板を格納時に保持する防水板格納装置であって、
前記格納場所の壁部に設けられ、上方から引っ掛けられる前記防水板を前記壁部に沿って保持する引掛部と、
前記壁部に突設される固定軸と、
前記固定軸が貫通する長孔状のガイド孔を有し、前記固定軸で抜け止めされつつ、前記ガイド孔に沿って第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部材と、
前記第1位置で前記可動部材を係止可能な係止部と、を備え、
前記第1位置の前記可動部材は、前記防水板に上方から当接又は近接することで、前記防水板の前記引掛部からの取り出し又は落下を規制し、
前記第2位置の前記可動部材は、前記防水板から上方に離間することで、前記防水板の前記引掛部からの取り出しを許容することを特徴とする防水板格納装置。
【請求項2】
前記係止部は、錠装置を介して前記可動部材を係止することを特徴とする請求項1に記載の防水板格納装置。
【請求項3】
前記ガイド孔は、
前記第1位置における前記可動部材の上方への移動を規制しつつ、前記可動部材の水平方向への移動を許容する第1ガイド孔部と、
前記第2位置における前記可動部材の下方への移動を規制しつつ、前記可動部材の水平方向への移動を許容する第2ガイド孔部と、
前記第1ガイド孔部と前記第2ガイド孔部とを連結し、前記可動部材の上下方向の移動を許容する第3ガイド孔部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水板格納装置。
【請求項4】
前記第2位置における前記可動部材の前記固定軸回りの回動を規制するストッパを備えることを特徴とする請求項3に記載の防水板格納装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防水板装置の防水板を格納時に保持する防水板格納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
出入口からの水の浸入を堰き止める防水板と、防水板の幅方向両端部を保持する柱体(ガイドレール又は中柱)と、を備える防水板装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の防水板は、使用時は出入口に設置され、不使用時は所定の格納場所に格納される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、格納方法によっては、格納した防水板が盗難される可能性があり、また、引っ掛けた状態で防水板を格納した場合は、地震などによって防水板が落下する可能性があるため、対策が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、使用時は出入口に設置され、不使用時は所定の格納場所に格納される防水板を格納時に保持する防水板格納装置であって、前記格納場所の壁部に設けられ、上方から引っ掛けられる前記防水板を前記壁部に沿って保持する引掛部と、前記壁部に突設される固定軸と、前記固定軸が貫通する長孔状のガイド孔を有し、前記固定軸で抜け止めされつつ、前記ガイド孔に沿って第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部材と、前記第1位置で前記可動部材を係止可能な係止部と、を備え、前記第1位置の前記可動部材は、前記防水板に上方から当接又は近接することで、前記防水板の前記引掛部からの取り出し又は落下を規制し、前記第2位置の前記可動部材は、前記防水板から上方に離間することで、前記防水板の前記引掛部からの取り出しを許容することを特徴とする防水板格納装置。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の防水板格納装置であって、前記係止部は、錠装置を介して前記可動部材を係止することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の防水板格納装置であって、前記ガイド孔は、前記第1位置における前記可動部材の上方への移動を規制しつつ、前記可動部材の水平方向への移動を許容する第1ガイド孔部と、前記第2位置における前記可動部材の下方への移動を規制しつつ、前記可動部材の水平方向への移動を許容する第2ガイド孔部と、前記第1ガイド孔部と前記第2ガイド孔部とを連結し、前記可動部材の上下方向の移動を許容する第3ガイド孔部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の防水板格納装置であって、前記第2位置における前記可動部材の前記固定軸回りの回動を規制するストッパを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、防水板を格納場所の壁部に沿ってコンパクトに収納できるだけでなく、固定軸、可動部材及び係止部からなる簡単な構成で、格納した防水板の取り出しや落下を規制することが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、係止部は、錠装置を介して可動部材を係止するので、格納した防水板の盗難を防止できる。
また、請求項3の発明によれば、固定軸とガイド孔による簡単な構成でありながら、第1位置及び第2位置における可動部材の上下動を規制しつつ、可動部材の第1位置と第2位置との間の移動を許容することができる。
また、請求項4の発明によれば、第2位置における可動部材の固定軸回りの回動を規制するストッパを備えるので、可動部材を第2位置で確実に位置保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図2】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出規制状態)の正面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出規制状態)の側面図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出許容状態)の正面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出許容状態)の側面図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出規制状態)の要部拡大正面図である。
【
図7】本発明の一実施形態に係る防水板格納装置(取出規制状態)の要部拡大側面図である。
【
図8】(a)~(e)は本発明の一実施形態に係る防水板格納装置の取出規制状態から取出許容状態への操作手順を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[防水板装置]
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。まず、本発明の一実施形態に係る防水板格納装置10が格納保持する防水板3A,3Bを用いた防水板装置1について説明する。
図1において、1は防水板装置であって、該防水板装置1は、ガイドレール2L,2Rと、防水板3A,3Bと、を備える。
【0009】
なお、以下の説明では、防水板3A,3Bの幅方向(長手方向)を左右方向、防水板3A,3Bの厚み方向を前後方向、防水板3A,3Bの高さ方向を上下方向と称する場合がある。また、前後方向のうち、防水板3A,3Bが水圧を受ける側を屋外側(前側)、水の浸入を阻止する側を屋内側(後側)と称する場合がある。
【0010】
ガイドレール2L,2Rは、例えば、金属製押出形材や板金曲げ物で構成されており、出入口4の左右両側部に立設される。
図1に示すガイドレール2L,2Rは、出入口4の左右両側方に配置される側壁5L,5Rの前面に付設されるが、側壁5L,5Rの内側面に直接付設しても、形鋼を介して付設してもよいし、側壁5L,5Rに埋め込んでもよい。
【0011】
ガイドレール2L,2Rは、施工後、側壁5L,5Rと一体化された状態で放置される。なお、ガイドレール2L,2Rは、側壁5L,5Rに対して着脱自在とし、撤去時は所定の格納場所に格納し、使用時にのみ側壁5L,5Rに沿って設置するようにしてもよい。
【0012】
図1に示す防水板3A,3Bは、例えば、所定の剛性を有する金属製パネル材からなり、上下方向に直列状に積層可能な2枚で構成され、互いに嵌合/分離が可能である。このような分割式の防水板3A,3Bによれば、不使用時は所定の格納場所にコンパクトに格納できだけでなく、使用時及び格納時における運搬作業も容易になる。なお、防水板3A,3Bを運搬する際には、防水板3A,3Bの表裏面上端部に幅方向に沿って設けられる指掛け部3b(
図2~
図7参照)を利用できる。指掛け部3bは、少なくとも防水板3A,3Bの表裏面から突出し、かつ突出先端部から下方に延在するフック形状を有する。
【0013】
防水板3A,3Bの幅方向の両端部は、ガイドレール2L,2Rに形成される差込溝(図示せず)に差し込まれることにより、出入口4を塞ぐように立設保持される。具体的には、下段側の防水板3A,3Bから順番に、防水板3A,3Bの幅方向の両端部を上方からガイドレール2L,2Rの差込溝に差し込むと、防水板3A,3Bは、ガイドレール2L,2Rに案内されて下方に移動するとともに、順次積層されて出入口4に防水壁Wを形成する。
【0014】
少なくとも最下段に位置する防水板3Aの下端面には、出入口4の床面6に当接する止水材3aが設けられる。止水材3aは、ゴム質弾性部材で構成されており、出入口4の床面6に弾性的に当接することで、防水板3Aの下端面と床面6との間における漏水を抑制する。
【0015】
なお、
図1の防水板装置1では、防水壁Wを積層される2枚の防水板3A,3Bで構成しているが、防水壁Wは、1枚の防水板で構成してもよいし、3枚以上の防水板で構成してもよい。
【0016】
[防水板格納装置]
つぎに、本発明の一実施形態に係る防水板格納装置10について、
図2以降を参照して説明する。
【0017】
図2~
図8に示すように、防水板格納装置10は、防水板3A,3Bを格納時に保持するためのものであり、格納場所の壁部7に設けられる。なお、本実施形態では、1枚の防水板3A,3Bを左右一対の防水板格納装置10で保持するが、1枚の防水板3A,3Bを1つの防水板格納装置10で保持するようにしてもよいし、1枚の防水板3A,3Bを3つ以上の防水板格納装置10で保持するようにしてもよい。
【0018】
具体的に説明すると、防水板格納装置10は、壁部7に設けられる引掛部11及び固定板12と、固定板12に設けられる固定軸13、係止部15及びストッパ16と、固定軸13で支持される可動部材14と、可動部材14と係止部15との間に装着される錠装置17と、を備える。
【0019】
引掛部11は、防水板3A,3Bの指掛け部3bが上方から引っ掛けられるフック状の上部係合部11aと、防水板3A,3Bの表裏いずれかの面に当接する下部当接部11bと、を備えており、防水板3A,3Bを壁部7に沿って保持する。なお、下部当接部11bには、ゴム質弾性材からなる損傷防止用のラバー部材11cが装着されているが、ラバー部材11cは、上部係合部11aにも装着することができる。
【0020】
固定板12は、壁部7において引掛部11の上方に設けられる。固定軸13は、固定板12に突設される。固定軸13は、例えば、頭部及び軸部を有するネジであり、頭部及び軸部の一部が突出するように、固定板12に螺着される。
【0021】
可動部材14は、例えば、固定板12に沿う板金曲げ物であり、固定軸13が貫通する長孔状のガイド孔14aを有し、固定軸13で抜け止めされつつ、ガイド孔14aに沿って第1位置と第2位置との間を移動可能に構成される。
【0022】
可動部材14の下端部には、引掛部11の上部係合部11aに引っ掛けられた指掛け部3bに上方から当接又は近接可能な第1折曲片14bが形成されている。第1折曲片14bは、可動部材14が第1位置のとき、指掛け部3bに上方から当接又は近接することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出し又は落下を規制する。また、第1折曲片14bは、可動部材14が第2位置のとき、指掛け部3bから上方に離間することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出しを許容する。
【0023】
可動部材14の左右いずれか側端部には、係止部15に当接又は近接可能な第2折曲片14cが形成されている。第2折曲片14cは、可動部材14が第1位置のとき、係止部15に当接又は近接することで、錠装置17を介して係止部15に係止することが可能となる。例えば、係止部15及び第2折曲片14cは、可動部材14が第1位置のときに互いに連通する挿通孔15a、14dを有しており、連通する挿通孔15a、14dに南京錠からなる錠装置17を挿通して施錠することで、可動部材14を第1位置に係止することができる。なお、盗難防止ではなく落下防止を主な目的とする場合は、錠装置17ではなく簡易な連結手段(紐、結束バンドなど)を用いて係止部15及び第2折曲片14cを係止すればよい、
【0024】
図6に示すように、本実施形態のガイド孔14aは、第1位置における可動部材14の上方への移動を規制しつつ、可動部材14の水平方向への移動を許容する左右方向に沿った第1ガイド孔部14xと、第2位置における可動部材14の下方への移動を規制しつつ、可動部材14の水平方向への移動を許容する左右方向に沿った第2ガイド孔部14zと、第1ガイド孔部14xと第2ガイド孔部14zとを連結し、可動部材14の上下方向の移動を許容する上下方向に沿った第3ガイド孔部14yと、を備える。これにより、第1位置及び第2位置における可動部材14の上下動を規制しつつ、可動部材14の第1位置と第2位置との間の移動を許容することができる。
【0025】
なお、第1ガイド孔部14xの端部(第1位置における固定軸13の位置)及び第2ガイド孔部14zの端部(第2位置における固定軸13の位置)には、第1位置及び第2位置における可動部材14の位置保持性を高める等の目的で、固定軸13が係合する係合溝14m,14nが形成されているが、その有無は任意に変更できる。
【0026】
ストッパ16は、
図8の(e)に示すように、第2位置における可動部材14の固定軸13回りの回動を規制するために設けられる。また、防水板3A,3Bを格納していない状態では、第1位置においても可動部材14が固定軸13回りに回動する可能性があるが、この回動は第2折曲片14bと係止部15の当接により規制することができる。
【0027】
なお、
図8の(a)~(e)に、防水板格納装置10の取出規制状態(可動部材14が第1位置)から取出許容状態(可動部材14が第2位置)への操作手順を示す。また、防水板格納装置10の取出許容状態(可動部材14が第2位置)から取出規制状態(可動部材14が第1位置)への操作は逆の手順で行われる。
【0028】
叙述の如く構成された本実施形態によれば、使用時は出入口4に設置され、不使用時は所定の格納場所に格納される防水板3A,3Bを格納時に保持する防水板格納装置10であって、格納場所の壁部7に設けられ、上方から引っ掛けられる防水板3A,3Bを壁部7に沿って保持する引掛部11と、壁部7に突設される固定軸13と、固定軸13が貫通する長孔状のガイド孔14aを有し、固定軸13で抜け止めされつつ、ガイド孔14aに沿って第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部材14と、第1位置で可動部材14を係止可能な係止部15と、を備え、第1位置の可動部材14は、防水板3A,3Bに上方から当接又は近接することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出し又は落下を規制し、第2位置の可動部材14は、防水板3A,3Bから上方に離間することで、防水板3A,3Bの引掛部11からの取り出しを許容するので、防水板3A,3Bを格納場所の壁部7に沿ってコンパクトに収納できるだけでなく、固定軸13、可動部材14及び係止部15からなる簡単な構成で、格納した防水板3A,3Bの取り出しや落下を規制することが可能になる。
【0029】
また、係止部15は、錠装置17を介して可動部材14を係止するので、格納した防水板3A,3Bの盗難を防止できる。
【0030】
また、ガイド孔14aは、第1位置における可動部材14の上方への移動を規制しつつ、可動部材14の水平方向への移動を許容する第1ガイド孔部14xと、第2位置における可動部材14の下方への移動を規制しつつ、可動部材14の水平方向への移動を許容する第2ガイド孔部14zと、第1ガイド孔部14xと第2ガイド孔部14zとを連結し、可動部材14の上下方向の移動を許容する第3ガイド孔部14yと、を備えるので、固定軸13とガイド孔14aによる簡単な構成でありながら、第1位置及び第2位置における可動部材14の上下動を規制しつつ、可動部材14の第1位置と第2位置との間の移動を許容することができる。
【0031】
また、第2位置における可動部材14の固定軸13回りの回動を規制するストッパ16を備えるので、可動部材14を第2位置で確実に位置保持することができる。
【0032】
なお、本発明は前記実施形態に限定されないことは勿論である。例えば、ガイド孔の形状は、前記実施形態のガイド孔14aの形状に限定されるものではなく、
図9に示す可動部材14Bのガイド孔14eのようにしてもよい。可動部材14Bのガイド孔14eは、第1ガイド孔部14xと第2ガイド孔部14zとの間を直線的な第3ガイド孔部14yで連結することなく、折れ曲がった複数のガイド孔部14f,14g,14hで連結している。また、ガイド孔14aは、直線のガイド孔の組み合わせだけでなく、曲線のガイド長孔を含んでもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 防水板装置
2L,2R ガイドレール
3a 止水材
3A,3B 防水板
3b 指掛け部
4 出入口
5L,5R 側壁
6 床面
7 壁部
10 防水板格納装置
11 引掛部
11a 上部係合部
11b 下部当接部
11c ラバー部材
12 固定板
13 固定軸
14,14B 可動部材
14a,14e ガイド孔
14b 第1折曲片
14c 第2折曲片
15 係止部
15a 挿通孔
16 ストッパ
17 錠装置