(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023081463
(43)【公開日】2023-06-13
(54)【発明の名称】収容物展示テーブル
(51)【国際特許分類】
A47B 37/00 20060101AFI20230606BHJP
A47B 3/12 20060101ALI20230606BHJP
A47B 13/12 20060101ALI20230606BHJP
A47F 3/00 20060101ALI20230606BHJP
【FI】
A47B37/00
A47B3/12 Z
A47B13/12
A47F3/00 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021195168
(22)【出願日】2021-12-01
(71)【出願人】
【識別番号】721006954
【氏名又は名称】鈴木 大典
(74)【代理人】
【識別番号】100166589
【弁理士】
【氏名又は名称】植村 貴昭
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 大典
【テーマコード(参考)】
3B053
3B110
【Fターム(参考)】
3B053LA00
3B053RA01
3B053RA03
3B110FA05
3B110GA12
(57)【要約】
【課題】利便性の高いテーブルを提供する。
【解決手段】板状部材である天板2と、物を載置可能な板状部材である底板3と、天板2を支持可能であるとともに、天板2の鉛直方向下方位置において底板3を固定可能な載置台1を備え、載置台1は、底板3に対応する形状の貫通穴11bが形成された板状部材である枠部11と、水平方向から鉛直方向までの角度に回転可能に枠部11と連結する複数の側板14a,14b,14c,14dとを備え、底板3は貫通穴11bに対し固定可能であり、鉛直方向に立ち上げられた複数の側板14a,14b,14c,14dは、その上端面にて天板2を支持可能であるとともに、貫通穴11bに対して固定された状態の底板3の上面に載置された物を遮蔽する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状部材である天板と、
物を載置可能な板状部材である底板と、
前記天板を支持可能であるとともに、前記天板の鉛直方向下方位置において前記底板を固定可能な載置台を備える
ことを特徴とする収容物展示テーブル。
【請求項2】
前記載置台は、
前記底板に対応する形状の貫通穴が形成された板状部材である枠部と、
水平方向から鉛直方向までの角度に回転可能に前記枠部と連結する複数の側板とを備え、
前記底板は前記貫通穴に対し固定可能であり、
鉛直方向に立ち上げられた複数の前記側板は、その上端面にて前記天板を支持可能であるとともに、前記貫通穴に対して固定された状態の前記底板の上面に載置された前記物を遮蔽する
ことを特徴とする請求項1に記載の収容物展示テーブル。
【請求項3】
前記底板を前記貫通穴に嵌合させた状態において固定する止め具を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の収容物展示テーブル。
【請求項4】
前記底板を前記貫通穴の鉛直方向下方位置において支持する支持具を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の収容物展示テーブル。
【請求項5】
前記天板は透光性を有する部材である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の収容物展示テーブル。
【請求項6】
前記側板は透光性を有する部材である
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の収容物展示テーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はテーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、様々な形状のテーブルが提案されている。例えば下記特許文献1には、コードダクトの本来の性能を損ねることなしにワゴン等を天板の下に収納し得るように設計することが容易となるテーブルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のテーブルは収納力が低く不便であった。
【0005】
上述の課題に鑑み、本発明では利便性の高いテーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の観点における収容物展示テーブルによれば、
板状部材である天板と、
物を載置可能な板状部材である底板と、
前記天板を支持可能であるとともに、前記天板の鉛直方向下方位置において前記底板を固定可能な載置台を備える
ことを特徴とする。
【0007】
好ましくは、
前記載置台は、
前記底板に対応する形状の貫通穴が形成された板状部材である枠部と、
水平方向から鉛直方向までの角度に回転可能に前記枠部と連結する複数の側板とを備え、
前記底板は前記貫通穴に対し固定可能であり、
鉛直方向に立ち上げられた複数の前記側板は、その上端面にて前記天板を支持可能であるとともに、前記貫通穴に対して固定された状態の前記底板の上面に載置された前記物を遮蔽する
ことを特徴とする。
【0008】
好ましくは、
前記底板を前記貫通穴に嵌合させた状態において固定する止め具を備える
ことを特徴とする。
【0009】
好ましくは、
前記底板を前記貫通穴の鉛直方向下方位置において支持する支持具を備える
ことを特徴とする。
【0010】
好ましくは、
前記天板は透光性を有する部材である
ことを特徴とする。
【0011】
好ましくは、
前記側板は透光性を有する部材である
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る収容物展示テーブルによれば利便性の高いテーブルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施例1に係る収納物展示テーブルの側面図である。
【
図2】本発明の実施例1に係る収納物展示テーブルの側面図(展開時)である。
【
図3】本発明の実施例1に係る収納物展示テーブルの上面図(展開時)である。
【
図4】本発明の実施例2に係る収納物展示テーブルの側面図である。
【
図5】本発明の実施例3に係る収納物展示テーブルの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下では、本発明に係る収容物展示テーブルを実施例により図面を用いて説明する。
【0015】
[実施例1]
図1は本実施例に係る収納物展示テーブルの側面図であり、
図2は本実施例に係る収納物展示テーブルの側面図(展開時)であり、
図3は本実施例に係る収納物展示テーブルの上面図(展開時)である。
【0016】
図1~3に示すように、本実施例に係る収納物展示テーブルは、主たる構成として載置台1、天板2、及び底板3を備えている(ただし、
図2,3は天板2を外した状態となっている)。
【0017】
載置台1は、主たる構成として、中央に矩形の貫通穴11bが形成された板状部材である枠部11、及び、枠部11の下面11cの四つ角にそれぞれ固定された脚部12を備えている。載置台1は4本の脚部12によって床に立てることができ、枠部11はこの脚部12によって水平に支えられている。
【0018】
また、
図3等に示すように、枠部11の上面11aにおける2つの長辺には、それぞれ回転式の固定具13の一端が3個ずつ取り付けられている。なお、これら固定具13は互いに離隔して配置されている。
【0019】
さらに、枠部11の上面11aにおける2つの短辺には、それぞれ固定具13の一端が2個ずつ取り付けられている。なお、これら固定具13は互いに離隔して配置されている。
【0020】
ただし、本発明において、長辺短辺それぞれに配置された固定具13の個数は、本実施例の例示に限定されるものではなく、それぞれ2個以上の複数個であればいくつであっても良い。
【0021】
さらに載置台1は、
図3等に示すように、それぞれ板状部材である4枚の側板14a,14b,14c,14dを備えている。側板14a,14b,14c,14dには、それぞれ固定具13の他端が取り付けられており、これにより枠部11と連結している。詳細には、それぞれ枠部11の長辺に対応する水平方向の長さを有する側板14a及び側板14bが、枠部11の長辺に連結しており、それぞれ枠部11の短辺に対応する水平方向の長さを有する側板14c及び14dが、枠部11の短辺に連結している。
【0022】
また、各固定具13の一端は、枠部11の上面11aに水平方向に固定されている一方、側板14a,14b,14c,14dにそれぞれ固定された各固定具13の他端は、水平方向から鉛直方向まで回転可能となっている。これにより、側板14a,14b,14c,14dを、
図1に示すような鉛直方向に立ち上げた状態(閉状態)と、
図2,3に示すような外側に水平方向に展開した状態(開状態)とに変更することができる。
【0023】
図1,2に示すように、各側板14a,14b,14c,14dにおいて、固定具13が取り付けられている面と反対側の面には、それぞれ把手部15が取り付けられている。この把手部15は、使用者が手で掴むことができ、手で掴んだ状態で側板14a,14b,14c,14dを押したり引いたりすることで、側板14a,14b,14c,14dの開閉状態を容易に変更することができる。
【0024】
天板2は、載置台1にて支持可能な板状部材であり、長辺短辺がともに枠部11以上の長さを有している。
【0025】
天板2を載置台1にて支持する場合、載置台1の側板14a,14b,14c,14dは閉状態とし、天板2は、これら側板14a,14b,14c,14dに対し、上方から載置するものとする。この状態においては、利用者は天板2の上面2aを使用することができる(例えば食事や勉強等)。
【0026】
天板2の上面視形状は矩形であってもよいし、あるいは楕円形や円形であってもよい。ただし、いずれにしても天板2は、載置台1に対して上方から載置した際、上面視において載置台1を覆う大きさであるものとする。
【0027】
側板14a,14b,14c,14dを開状態とする場合には、天板2を取り外してから把手部15を利用して側板14a,14b,14c,14dを開状態とする。
【0028】
図3に示す底板3は、枠部11に形成された貫通穴11bに対応した形状であり、貫通穴11bに嵌合可能な板状部材である(
図3では嵌合状態を示している)。また底板3の厚みは、好ましくは枠部11の厚みと等しいものとする(嵌合状態において面一になるものとする)。さらに底板3の上面3aには、例えば展示用の模型等、様々な物を載置することができる。
【0029】
枠部11の下面11c(
図1)には、複数の止め具11dが設けられている。具体的な止め具11dの配置箇所としては、例えば、枠部11の下面11cにおける四辺(2つの長辺及び2つの短辺)のそれぞれの長手方向中央に1つずつ、あるいは、枠部11の下面11cにおける四つ角にそれぞれ1つずつ等とするのが好ましい。
【0030】
止め具11dは水平方向に回転可能であり、
図3のように枠部11の貫通穴11bに底板3を嵌合させた状態において固定し、底板3の下方への落下を係止することができるものである。
【0031】
止め具11dの構造は一般的なもので良い。例えば、平板状の小平板、小平板を貫通して枠部11に螺合したネジ、及び、螺子と小平板との間に設けられた座金を備え、このネジを緩めることで、小平板を水平方向に自在に回転させることができるようにし、この小平板によって底板3を支持する構造としてもよい。
【0032】
これらの構造を有する載置台1は、鉛直方向に立ち上げた側板14a,14b,14c,14dの上端面14e,14f,14g,14hにおいて天板2を支持することが可能であるとともに、天板2の鉛直方向下方位置において底板3に対応する形状の貫通穴11bに底板3を固定可能である。また、鉛直方向に立ち上げられた側板14a,14b,14c,14dは、天板2を支持可能であるとともに、貫通穴11bに対して固定された状態の底板3の上面3aに載置された物を遮蔽する。
【0033】
また、載置台1には、上方から天板1を載置する際の衝撃を緩和するとともに、滑り止めの効果を奏する緩衝材16が設けられている。緩衝材16は、例えば円盤形状であるものとする。
【0034】
緩衝材16は、載置台1の天板2を支持する部分に、それぞれ接着剤等により固定されるようにして複数設けられている。
図3においては、緩衝材16は、側板14aの閉状態における上端面14eの長手方向両端にそれぞれ1つずつ、さらに、側板14bの閉状態における上端面14fの長手方向両端にそれぞれ1つずつの、計4つ配置されている。
【0035】
あるいは、図示していないが、緩衝材16を(側板14a,14bではなく)、側板14cの閉状態における上端面14gの長手方向両端にそれぞれ1つずつ、さらに、側板14bの閉状態における上端面14hの長手方向両端にそれぞれ1つずつの、計4つ配置されているようにしてもよい。
【0036】
なお、載置台1には、緩衝材16とともに図示しない固定具を用いて、天板2を支持した状態において固定可能としてもよい。
【0037】
以上が本実施例に係る収納物展示テーブルの構成についての説明である。以下では、本実施例に係る収納物展示テーブルの使用方法の一例について説明する。
【0038】
〈事前準備〉
天板2を載置していない状態の載置台1の側板14a,14b,14c,14dを(把手部15を利用するなどして)開状態とするとともに、貫通穴11bに底板3を嵌合させ、止め具11dにより下方へ落下しないように係止する。この状態において、底板3の上面3aに物(ここでは模型とする)をセットする。あるいは、底板3の上面3aに物をセットしてから、底板3を貫通穴11bに嵌合させるようにしてもよい。
【0039】
〈展示状態とする場合〉
上記準備が完了した状態において、載置台1の側板14a,14b,14c,14dを(把手部15を利用するなどして)閉状態とする。この状態では、未だ天板2が載置されておらず載置台1の上方が開放されているので、底板3にセットされた模型を外側から鑑賞することができる。ただし、ややスペースは取られるが、側板14a,14b,14c,14dを開状態のままとしても、一応展示状態として用いることはできる。
【0040】
〈テーブルとして使用する場合〉
上記準備が完了した状態において、載置台1の側板14a,14b,14c,14dを(把手部15を利用するなどして)閉状態とし、さらに、載置台1(緩衝材16)に対し上方から天板2を載置する。この状態では、載置台1の上方に天板2が載置されているため、従来のテーブル同様に天板2を利用して食事や勉強等を行うことができる。
【0041】
以上が、本実施例に係る収納物展示テーブルの使用方法の一例についての説明である。このようにして本実施例に係る収納物展示テーブルは、1台で複数の用途に使うことができるため、低コスト及び省スペースを実現することができ、従来のテーブルに比べて利便性が向上する。
【0042】
[実施例2]
本実施例に係る収納物展示テーブルは、実施例1における止め具11dの形状を変更することで、実施例1に比べて底板3をより鉛直方向下方に配置することができ、底板3にセットする物の嵩の許容範囲を拡大することができる。
【0043】
なお、以下では、実施例1と同様の部分については極力省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0044】
図4は、本実施例に係る収納物展示テーブルの側面図である。
図4に示すように、本実施例では止め具11dに替えて支持具21を備えている。また、本実施例における底板3は、貫通穴11bに嵌合させるのではなく、支持具21により支持される。
【0045】
支持具21は枠部11の下面11cに複数設けられている。具体的な止め具11dの配置箇所としては、枠部11の下面11cにおける四辺(2つの長辺及び2つの短辺)のそれぞれの長手方向中央に1つずつの計4つとするのが好ましい。
【0046】
支持具21は、一体的に形成された、固定部21a、壁部21b、及び支持部21cを備えている。
【0047】
固定部21aは、ネジ用孔が形成され、ネジにより枠部11の下面11cに対して取り外し及び固定可能な平板である。固定される際には、固定部21aの一端21aaが、貫通穴11bと面一になるように固定されるものとする。
【0048】
壁部21bは、その一端が、固定部21aの一端21aaに対し、固定部21aと直交するようにして接続される平板である。壁部21bは、固定部21aが上述のように下面11cに固定された状態において、鉛直方向下方向に延伸するものとする。
【0049】
支持部21cは、その一端が、壁部21bの他端に対して、壁部21bと直交するようにして接続される平板である。支持部21cは、固定部21aが下面11cに固定された状態において、水平方向内側に延伸するものとする。
【0050】
このようにして支持具21は、枠部11の下面11cに対して固定及び取り外し可能であり、鉛直方向下方に延伸する形状であり、貫通穴11bの鉛直方向下方位置において底板3を支持するものである。
【0051】
また、伸縮性を有する網(図示略)で支持具21の壁部21bの外周を包むようにすることで、底板3上にセットされた物を保護するようにしてもよい。
【0052】
以上が本実施例に係る収納物展示テーブルの構成についての説明である。このようにして本実施例に係る収納物展示テーブルは、実施例1に比べて底板3にセットする物の嵩の許容範囲を拡大することができ、さらに利便性が向上する。
【0053】
[実施例3]
実施例1においては、天板2の上面視形状が楕円形や円形であっても良い旨を説明したが、本実施例に係る収納物展示テーブルは、載置台1(閉状態)の上面視形状も楕円形や円形であるものとする。
【0054】
なお、以下では、実施例1,2と同様の部分については極力省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0055】
図5は、本実施例に係る収納物展示テーブルの上面図である(ただし、側板14a,14b,14c,14dは閉状態)。
図5に示すように、本実施例においては天板2、枠部11(の外縁)、貫通穴11b、及び底板3の上面視形状が楕円形である。
【0056】
また、閉状態における側板14a,14b,14c,14dの上端面14e,14f,14g,14h全体の上面視形状も楕円形となるように、側板14a,14b,14c,14dはそれぞれ扇形状に形成される。
【0057】
さらに、側板14a,14b,14c,14dを枠板11に取り付けるための回転式の固定具13は、その他端が各側板14a,14b,14c,14dに対し、それぞれ複数個取り付けられており、その一端は枠部11の上面11aにおける対応箇所に取り付けられている。
【0058】
これにより、側板14a,14b,14c,14dは枠部11と連結し、開状態と閉状態とに変更することができる。
【0059】
また、載置台1の天板2を載置する部分に複数設けられる緩衝材16については、側板14aの閉状態における上端面14eの長手方向両端にそれぞれ1つずつ、さらに、側板14bの閉状態における上端面14fの長手方向両端にそれぞれ1つずつの、計4つ配置されている。
【0060】
あるいは、図示していないが、緩衝材16を(側板14a,14bではなく)、側板14cの閉状態における上端面14gの長手方向両端にそれぞれ1つずつ、さらに、側板14bの閉状態における上端面14hの長手方向両端にそれぞれ1つずつの、計4つ配置されているようにしてもよい。
【0061】
さらに、図示していないが、本実施例においても側板14a,14b,14c,14dにそれぞれ把手部15が設けられている。
【0062】
なお、本実施例においては、天板2、枠部11、底板3、及び、閉状態における側板14a,14b,14c,14dの上端面14e,14f,14g,14h全体の上面視形状が楕円形であるものとして説明したが、これらは円形であってもよい。
【0063】
その場合には、側板14a,14b,14c,14dは全て同じ形となるため、緩衝材16の配置箇所は各側板14a,14b,14c,14dに均等に配置されるようにするのが好ましい。例えば、図示していないが、各上端面14e,14f,14g,14hの長手方向中央に1つずつ配置する等が好ましい。
【0064】
このようにして本実施例に係る収納物展示テーブルでは、実施例1と異なる形状を実現することができる。
【0065】
[実施例4]
本実施例に係る収納物展示テーブルは、実施例1~3において列挙した各部材を、透光性を有する部材(以下、単に「透光性部材」と記載)とするものである。
【0066】
本実施例においては、少なくとも天板2を、透光性部材とする。これにより、天板2を載置台1に載置しても、外側から底板3上にセットした物を見ることができる。
【0067】
さらには、側板14a,14b,14c,14dも透光性部材とする。さらには、脚部12も透光性部材とする。これにより、天板2を載置台1に載置した状態において、外側から底板3上にセットした物をより見やすくすることができる。
【0068】
これにより、本実施例に係る収納物展示テーブルは、実施例1で説明した〈テーブルとして使用する場合〉の状態が〈展示状態とする場合〉の状態を兼ねることになり、利便性がより向上する。
【産業上の利用可能性】
【0069】
本発明はテーブルとして好適である。
【符号の説明】
【0070】
1 載置台
2 天板
3 底板
11 枠部
12 脚部
13 固定具
14a,14b,14c,14d 側板
15 把手部
16 緩衝材
21 支持具