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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024116676
(43)【公開日】2024-08-28
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/18 20060101AFI20240821BHJP
【FI】
G03G21/18 121
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023022411
(22)【出願日】2023-02-16
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100116034
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 啓輔
(74)【代理人】
【識別番号】100144624
【弁理士】
【氏名又は名称】稲垣 達也
(72)【発明者】
【氏名】阿部 晃治
【テーマコード(参考)】
2H171
【Fターム(参考)】
2H171FA02
2H171FA03
2H171FA09
2H171FA13
2H171GA13
2H171JA23
2H171JA29
2H171JA48
2H171KA06
2H171KA17
2H171KA22
2H171KA26
2H171QA04
2H171QA08
2H171QB02
2H171QB32
2H171QC05
2H171SA10
2H171SA12
2H171SA19
2H171SA22
2H171SA26
(57)【要約】
【課題】離間動作時にドラムフレームに対して現像カートリッジを精度よく移動できるドラムカートリッジを提供する。
【解決手段】ドラムカートリッジ50のドラムフレーム53は、第1金属フレーム131と、第1樹脂フレーム110とを有する。現像カートリッジ60は、現像ローラ61と、離間シャフト66とを有する。離間シャフト66は、第1樹脂フレーム110に接触しない第1位置と、接触する第2位置に移動可能である。離間シャフト66は、第1位置から第2位置に移動した場合に、現像ローラ61を感光体ドラム51から離間させ、第2位置から第1位置に移動した場合に、現像ローラ61を感光体ドラム51と接触させる。第1樹脂フレーム110は、現像カートリッジ60の装着時に、現像カートリッジ60を位置決めする第1ガイドE11と、離間シャフト66が第2位置に位置する場合に離間シャフト66に接触する第1離間接触面113とを有する。
【選択図】図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
現像カートリッジが装着可能なドラムカートリッジであって、
軸方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを保持し、前記現像カートリッジが装着されるドラムフレームであって、
前記軸方向における前記ドラムフレームの一端部に位置する第1金属フレームと、
前記軸方向における前記ドラムフレームの他端部に位置する第2金属フレームと、
前記第1金属フレームと前記第2金属フレームとの間に位置し、前記第1金属フレームの内表面に取り付けられた第1樹脂フレームと、を有するドラムフレームと、を備え、
前記現像カートリッジは、
前記軸方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラであって、前記感光体ドラムに接触可能な現像ローラと、
前記現像ローラを保持する現像フレームと、
前記現像フレームに保持された離間シャフトであり、前記第1樹脂フレームに接触しない第1位置と前記第1樹脂フレームに接触する第2位置に移動可能な離間シャフトであって、前記第1位置から前記第2位置に移動した場合に前記現像フレームを前記感光体ドラムから遠ざけて前記現像ローラを前記感光体ドラムから離間させ、前記第2位置から前記第1位置に移動した場合に前記現像フレームを前記感光体ドラムに近づけて前記現像ローラを前記感光体ドラムと接触させる離間シャフトと、を有し、
前記第1樹脂フレームは、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着される場合に、前記現像カートリッジを装着位置に位置決めする第1ガイドと、
前記離間シャフトが第2位置に位置する場合に前記離間シャフトに接触する第1離間接触面と、を有することを特徴とするドラムカートリッジ。
【請求項2】
前記第1離間接触面は、ローラの外周面であることを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【請求項3】
前記第1樹脂フレームは、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された場合に、前記現像フレームを支持する支持ローラをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【請求項4】
前記第1樹脂フレームは、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された場合に前記現像フレームを押圧する現像押圧部であって、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された場合に前記現像ローラを前記感光体ドラムに向けて押圧する現像押圧部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【請求項5】
前記現像カートリッジは、前記現像ローラにバイアスを印加するための現像電極をさらに有し、
前記第1樹脂フレームは、前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着された場合に、前記現像電極と接触する電気接点をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【請求項6】
前記第1樹脂フレームは、前記第1金属フレームに前記第1樹脂フレームを固定するためのネジが入り込む固定穴を有することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【請求項7】
前記ドラムカートリッジは、前記第1金属フレームに沿って並ぶ複数の前記現像カートリッジを装着可能であり、
前記固定穴は、複数の前記感光体ドラムが並ぶ方向における一端部に位置することを特徴とする請求項6に記載のドラムカートリッジ。
【請求項8】
前記ドラムフレームは、前記第1樹脂フレームに隣接して取り付けられた他の第1樹脂フレームをさらに有し、
前記第1樹脂フレームと前記他の第1樹脂フレームとは、異なる現像カートリッジに対応して設けられ、
前記第1樹脂フレームと前記他の第1樹脂フレームとは、
前記第1金属フレームに沿って並んで配置され、
前記第1樹脂フレームの前記一端部と前記第1金属フレームとの間に、前記他の第1樹脂フレームの一部が入り込んでいることを特徴とする請求項7に記載のドラムカートリッジ。
【請求項9】
前記第1樹脂フレームと、前記第1樹脂フレームの前記一部と、の間には、前記軸方向において隙間があることを特徴とする請求項8に記載のドラムカートリッジ。
【請求項10】
前記ドラムフレームは、前記第1金属フレームと前記第2金属フレームとの間に位置する、前記第2金属フレームの内表面に取り付けられた第2樹脂フレームを有し、
前記第2樹脂フレームは、
前記現像カートリッジが前記ドラムフレームに装着される場合に前記現像カートリッジを装着位置に位置決めする第2ガイドと、
前記離間シャフトが第2位置に位置する場合に前記離間シャフトに接触する第2離間接触面と、を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のドラムカートリッジ。
【請求項11】
前記ドラムフレームは、前記感光体ドラムを帯電させる帯電器を保持する帯電フレームであって、前記第1樹脂フレームおよび前記第2樹脂フレームと一体に形成された帯電フレームを有することを特徴とする請求項10に記載のドラムカートリッジ。
【請求項12】
前記ドラムカートリッジは、前記第1金属フレームに沿って並ぶ複数の前記現像カートリッジを装着可能であり、
前記第1樹脂フレームは、複数の前記現像カートリッジに対応して、複数の前記第1ガイドと、複数の第1離間接触面と、を有することを特徴とする請求項1に記載のドラムカートリッジ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、感光体ドラムを備えるドラムカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、感光体ドラムを備え、現像カートリッジが装着可能なドラムカートリッジが知られている。例えば、従来のドラムカートリッジは、特許文献1に記載されている。このドラムカートリッジは、画像形成しないときに、感光体ドラムから現像カートリッジの現像ローラを離間させる離間部材を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-170071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成装置が現像ローラと感光体ドラムを接触させる際、または、離間させる際に、ドラムカートリッジに対する現像ローラの位置が正確であることが望まれる。
【0005】
そこで、本開示は、離間動作時にドラムフレームに対して現像カートリッジを精度よく移動できるドラムカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するため、本願の第1態様のドラムカートリッジは、現像カートリッジが装着可能であって、感光体ドラムと、ドラムフレームと、を備える。感光体ドラムは、軸方向に延びるドラム軸について回転可能である。ドラムフレームは、感光体ドラムを保持する。ドラムフレームは、現像カートリッジが装着される。ドラムフレームは、第1金属フレームと、第2金属フレームと、第1樹脂フレームと、を有する。第1金属フレームは、軸方向におけるドラムフレームの一端部に位置する。第2金属フレームは、軸方向におけるドラムフレームの他端部に位置する。第1樹脂フレームは、第1金属フレームと第2金属フレームとの間に位置する。第1樹脂フレームは、第1金属フレームの内表面に取り付けられている。
現像カートリッジは、現像ローラと、現像フレームと、離間シャフトと、を有する。現像ローラは、軸方向に延びる現像軸について回転可能である。現像ローラは、感光体ドラムに接触可能である。現像フレームは、現像ローラを保持する。離間シャフトは、現像フレームに保持されている。離間シャフトは、第1樹脂フレームに接触しない第1位置と第1樹脂フレームに接触する第2位置に移動可能である。離間シャフトは、第1位置から第2位置に移動した場合に、現像フレームを感光体ドラムから遠ざけて現像ローラを感光体ドラムから離間させる。離間シャフトは、第2位置から第1位置に移動した場合に、現像フレームを感光体ドラムに近づけて現像ローラを感光体ドラムと接触させる。第1樹脂フレームは、第1ガイドと、第1離間接触面と、を有する。第1ガイドは、現像カートリッジがドラムフレームに装着される場合に、現像カートリッジを装着位置に位置決めする。第1離間接触面は、離間シャフトが第2位置に位置する場合に離間シャフトに接触する。
【0007】
第1樹脂フレームが第1ガイドと第1離間接触面とを有するため、離間動作時に、現像カートリッジがドラムフレームに対して精度よく移動できる。
【0008】
また、第2態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、第1離間接触面が、ローラの外周面であってもよい。
【0009】
第1離間接触面がローラの外周面であるため、離間動作がスムーズになる。
【0010】
また、第3態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、第1樹脂フレームが、現像カートリッジがドラムフレームに装着された場合に、現像フレームを支持する支持ローラをさらに有してもよい。
【0011】
第1樹脂フレームが支持ローラを有するため、離間動作がスムーズになる。
【0012】
また、第4態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、第1樹脂フレームが、現像カートリッジがドラムフレームに装着された場合に現像フレームを押圧する現像押圧部であって、現像カートリッジがドラムフレームに装着された場合に現像ローラを感光体ドラムに向けて押圧する現像押圧部をさらに有してもよい。
【0013】
第1樹脂フレームが現像押圧部を有するため、現像カートリッジを精度よく押圧できる。
【0014】
また、第5態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、現像カートリッジが、現像ローラにバイアスを印加するための現像電極をさらに有していてもよい。そして、第1樹脂フレームは、現像カートリッジがドラムフレームに装着された場合に、現像電極と接触する電気接点をさらに有してもよい。
【0015】
第1樹脂フレームが電気接点を有するため、現像電極と精度よく接触できる。
【0016】
また、第6態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、第1樹脂フレームが、第1金属フレームに第1樹脂フレームを固定するためのネジが入り込む固定穴を有してもよい。
【0017】
また、第7態様に係るドラムカートリッジは、第6態様のドラムカートリッジにおいて、ドラムカートリッジが、第1金属フレームに沿って並ぶ複数の現像カートリッジを装着可能であり、固定穴が、複数の感光体ドラムが並ぶ方向における一端部に位置してもよい。
【0018】
また、第8態様に係るドラムカートリッジは、第7態様のドラムカートリッジにおいて、ドラムフレームが、第1樹脂フレームに隣接して取り付けられた他の第1樹脂フレームをさらに有していてもよい。この場合に、第1樹脂フレームと他の第1樹脂フレームとは、異なる現像カートリッジに対応して設けられ、第1樹脂フレームと他の第1樹脂フレームとは、第1金属フレームに沿って並んで配置され、第1樹脂フレームの一端部と第1金属フレームとの間に、他の第1樹脂フレームの一部が入り込んでいてもよい。
【0019】
第1樹脂フレームの一端部と第1金属フレームとの間に、他の第1樹脂フレームの一部が入り込んでいるため、第1樹脂フレームを第1金属フレームに固定ためのネジが多くなることを抑制できる。
【0020】
また、第9態様に係るドラムカートリッジは、第8態様のドラムカートリッジにおいて、第1樹脂フレームと、第1樹脂フレームの一部と、の間には、軸方向において隙間があってもよい。
【0021】
第1樹脂フレームと他の第1樹脂フレームとの間に、軸方向において隙間があるため、第1樹脂フレーム、他の第1樹脂フレームおよび第1金属フレームが熱膨張した場合であっても、第1樹脂フレームと第1金属フレームとの間に入り込んだ他の第1樹脂フレームの一部が第1樹脂フレームに対して容易に動くことができる。
【0022】
また、第10態様に係るドラムカートリッジは、第1態様から第9態様のいずれかのドラムカートリッジにおいて、ドラムフレームが、第1金属フレームと第2金属フレームとの間に位置する、第2金属フレームの内表面に取り付けられた第2樹脂フレームを有していてもよい。第2樹脂フレームは、現像カートリッジがドラムフレームに装着される場合に現像カートリッジを装着位置に位置決めする第2ガイドと、離間シャフトが第2位置に位置する場合に離間シャフトに接触する第2離間接触面と、を有してもよい。
【0023】
また、第11態様に係るドラムカートリッジは、第10態様のドラムカートリッジにおいて、ドラムフレームが、感光体ドラムを帯電させる帯電器を保持する帯電フレームであって、第1樹脂フレームおよび第2樹脂フレームと一体に形成された帯電フレームを有する構成としてもよい。
【0024】
また、第12態様に係るドラムカートリッジは、第1態様のドラムカートリッジにおいて、ドラムカートリッジが、第1金属フレームに沿って並ぶ複数の現像カートリッジを装着可能であり、第1樹脂フレームが、複数の現像カートリッジに対応して、の第1ガイドと、複数の第1離間接触面と、を有する構成としてもよい。
【発明の効果】
【0025】
本開示によれば、離間動作時にドラムフレームに対して現像カートリッジを精度よく移動できる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
図2】現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジの斜視図である。
図3】現像カートリッジの斜視図(a),(b)である。
図4】離間シャフトの斜視図である。
図5図3のY-Y断面図(a),(b)であり、離間シャフトが第1位置に位置する現像カートリッジを示す図(a)と、離間シャフトが第2位置に位置する現像カートリッジを示す図(b)である。
図6】ドラムカートリッジの斜視図である。
図7】ドラムカートリッジの軸方向の一方側における分解斜視図である。
図8】第1金属フレームと第1樹脂フレームを示す斜視図である。
図9】第1樹脂フレームの斜視図(a),(b)である。
図10】現像カートリッジが接触位置に位置する場合の第1樹脂フレームをドラムカートリッジの内側から見た図である。
図11】現像カートリッジが離間位置に位置する場合の第1樹脂フレームをドラムカートリッジの内側から見た図である。
図12図9(a)のX1-X1断面図である。
図13】ドラムカートリッジの軸方向の他方側における分解斜視図である。
図14】第2金属フレームと第2樹脂フレームを示す斜視図である。
図15】第2樹脂フレームの斜視図(a),(b)である。
図16】現像カートリッジが接触位置に位置する場合の第2樹脂フレームをドラムカートリッジの内側から見た図である。
図17】現像カートリッジが離間位置に位置する場合の第2樹脂フレームを内側から見た図である。
図18図15(a)のX2-X2断面図である。
図19】他の形態における第1樹脂フレームおよび第2樹脂フレームの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本開示の実施形態について説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、カラープリンタである。画像形成装置1は、筐体10と、シート供給部20と、画像形成部30と、を備える。
【0028】
筐体10は、カバー11を有する。カバー11は、二点鎖線で示す開位置と、実線で示す閉位置と、に回動可能である。カバー11は、開位置では、開口10Aを開放する。カバー11は、閉位置では、開口10Aを覆う。
【0029】
シート供給部20は、シートトレイ21と、供給機構22とを備えている。シートトレイ21は、画像形成部30の下方に位置する。供給機構22は、給紙ローラ23と、分離ローラ24と、分離パッド25と、搬送ローラ26と、レジストレーションローラ27とを有する。
【0030】
シートトレイ21は、シートSを収容する。シートSは、例えば、普通紙、封筒、葉書、薄紙、厚紙、光沢紙、樹脂シート、シール等を含む。シートSは、給紙ローラ23により送り出された後、分離ローラ24と分離パッド25との間で1枚ずつに分離される。シートSは、搬送ローラ26によりレジストレーションローラ27に向けて搬送される。その後、シートSは、回転が停止した状態のレジストレーションローラ27により前端の位置が規制される。シートSは、レジストレーションローラ27が回転することで画像形成部30に供給される。
【0031】
画像形成部30は、露光装置40と、ドラムカートリッジ50と、4つの現像カートリッジ60と、搬送装置70と、定着器80とを備えている。
【0032】
露光装置40は、図示しないレーザダイオード、偏向器、レンズおよびミラーを備えている。露光装置40は、感光体ドラム51の表面を露光する。なお、図1では、感光体ドラム51を露光する光ビームを一点鎖線で示している。
【0033】
ドラムカートリッジ50は、筐体10に対して着脱可能である。ドラムカートリッジ50は、筐体10の開口10Aから着脱可能である。ドラムカートリッジ50は、4つの感光体ドラム51と、4つの帯電器52と、ドラムフレーム53と、を備える。
【0034】
感光体ドラム51は、軸方向に延びるドラム軸51Xについて回転可能である。感光体ドラム51は、4つ並んで配置されている。4つの感光体ドラム51は、異なる色の画像形成に使用される。本実施形態では、4つの感光体ドラム51は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応している。なお、以下の説明では、感光体ドラム51のドラム軸51Xが延びる方向を「軸方向」という。また、複数の感光体ドラム51が並ぶ方向を「並び方向」という。軸方向と並び方向とは、互いに交差する。軸方向と並び方向とは、互いに直交することが望ましい。また、図面における各方向を示す矢印は、各方向における「一方側」を指すこととする。また、本明細書および図面においては、各色に対応して設けられた部材について、色を区別して示す場合には、符号にY,M,C,Kを付す。
【0035】
帯電器52は、感光体ドラム51に対応して配置されている。帯電器52は、感光体ドラム51を帯電させる。
【0036】
ドラムフレーム53は、感光体ドラム51を回転可能に保持する。ドラムフレーム53には、4つの現像カートリッジ60が装着される。
【0037】
図2に示すように、現像カートリッジ60は、ドラムカートリッジ50に装着可能である。図3に示すように、現像カートリッジ60は、現像ローラ61と、現像フレーム62とを有する。現像ローラ61は、現像シャフト61Aを有している。現像シャフト61Aは、軸方向に延びている。図1に戻り、現像ローラ61は、軸方向に延びる現像軸61Xについて回転可能である。現像ローラ61は、感光体ドラム51に接触可能である。現像フレーム62は、現像ローラ61を回転可能に保持する。
【0038】
現像カートリッジ60は、実線で示す接触位置と、二点鎖線で示す離間位置と、の間で移動可能である。現像カートリッジ60が接触位置に位置した場合、現像ローラ61は感光体ドラム51に接触している。現像カートリッジ60が離間位置に位置した場合、現像ローラ61は感光体ドラム51から離れている。
【0039】
搬送装置70は、シートトレイ21と、4つの感光体ドラム51と、の間に位置する。搬送装置70は、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74と、を有する。搬送ベルト73は、無端ベルトである。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張られている。搬送ベルト73は、外側の面が感光体ドラム51に接触する。転写ローラ74は、搬送ベルト73の内側に位置する。転写ローラ74は、感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟む。
【0040】
定着器80は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82と、を有する。加圧ローラ82は、加熱ローラ81と向かい合って位置する。シートSの搬送方向における定着器80の下流側には、搬送ローラ15と、排出ローラ16が設けられている。
【0041】
画像形成部30では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、露光装置40から照射される光ビームにより露光される。これにより、感光体ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、現像カートリッジ60内に収容されたトナーは現像ローラ61の表面に担持される。現像ローラ61上のトナーは、感光体ドラム51上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。
【0042】
シートSが搬送ベルト73上を搬送され、感光体ドラム51と転写ローラ74との間を通過することで、トナー像がシートSに転写される。そして、シートSが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、トナー像がシートSに熱定着される。その後、搬送ローラ15および排出ローラ16は、シートSを排紙トレイ13上に排出する。
【0043】
図3に示すように、現像カートリッジ60は、第1カラー63と、第2カラー64と、現像電極65と、離間シャフト66と、をさらに有している。
【0044】
第1カラー63は、現像シャフト61Aの軸方向の一方側の端部を覆う。第1カラー63は、円筒形状を有している。第1カラー63は、現像カートリッジ60がドラムカートリッジ50に装着される場合に、現像カートリッジ60を装着位置まで導くようにガイドされる。
【0045】
第2カラー64は、現像シャフト61Aの軸方向の他方側の端部を覆う。第2カラー64は、円筒形状を有している。第2カラー64は、現像カートリッジ60がドラムカートリッジ50に装着される場合に、現像カートリッジ60を装着位置まで導くようにガイドされる。
【0046】
現像電極65は、現像カートリッジ60の軸方向の一方側の端部に位置する。現像電極65は、現像ローラ61にバイアスを印加するための電極である。
【0047】
離間シャフト66は、現像カートリッジ60を接触位置から離間位置に移動させる部材である。離間シャフト66は、現像フレーム62に保持されている。離間シャフト66は、シャフト661を有する。図3に示すように、シャフト661は、現像フレーム62の外表面に形成された溝に、嵌められている。これにより、離間シャフト66は、現像フレーム62に対して軸方向にスライド可能に保持されている。
【0048】
シャフト661は、軸方向に延びている。シャフト661は、現像フレーム62の一方側の端部から他方側の端部まで延びている。
【0049】
図4に示すように、離間シャフト66は、さらに、第1カム662と、第2カム663と、を有する。
第1カム662は、シャフト661の軸方向の一方側の端部に位置する。第1カム662は、現像フレーム62の外側に位置する。第1カム662は、第1傾斜面662Aを有する。第1傾斜面662Aは、軸方向に対して傾斜する面である。第1傾斜面662Aは、軸方向の一方側から他方側に向かうにつれてシャフト661から離れるように傾斜している。
【0050】
第2カム663は、シャフト661の軸方向の他方側の端部に位置する。第2カム663は、現像フレーム62の外側に位置する。第2カム663は、第2傾斜面663Aと、被押圧面663Bとを有する。第2傾斜面663Aは、軸方向に対して傾斜する面である。第2傾斜面663Aは、軸方向の一方側から他方側に向かうにつれてシャフト661から離れるように傾斜している。被押圧面663Bは、筐体10に設けられた押圧ピンにより押圧される面である。
【0051】
図5(a),(b)に示すように、離間シャフト66は、軸方向において、図5(a)に示す第1位置と、図5(b)に示す第2位置との間で移動可能である。離間シャフト66と現像フレーム62の間には、圧縮バネSPが配置されている。圧縮バネSPは、離間シャフト66を第1位置に向けて常に押圧している。これにより、押圧ピンが離間シャフト66の被押圧面663Bを押圧していない状態では、離間シャフト66は第1位置に位置する。一方で、押圧ピンが被押圧面663Bを押圧した場合、離間シャフト66は、第1位置から第2位置に移動する。
【0052】
図6に示すように、ドラムフレーム53は、第1サイドフレームSF1と、第2サイドフレームSF2と、第1連結フレームPF3と、第2連結フレームPF4と、4つの帯電フレームPF5と、を有する。
【0053】
図7に示すように、第1サイドフレームSF1は、第1金属フレーム131と、第1外側フレームPF1と、を有する。第1金属フレーム131は、ドラムフレーム53の軸方向の一方側の端部に位置する。第1金属フレーム131は、板形状を有する。第1金属フレーム131は、並び方向に延びている。第1金属フレーム131は、金属からなる。複数の現像カートリッジ60がドラムフレーム53に装着された場合、複数の現像カートリッジ60は、第1金属フレーム131に沿って並ぶ。第1外側フレームPF1は、第1金属フレーム131の軸方向の外側に位置する。第1外側フレームPF1は、板形状を有する。第1外側フレームPF1は、並び方向に延びている。第1外側フレームPF1は、樹脂からなる。第1外側フレームPF1は、第1金属フレーム131にネジにより固定されている。
【0054】
図13に示すように、第2サイドフレームSF2は、第2金属フレーム132と、第2外側フレームPF2と、を有する。第2金属フレーム132は、ドラムフレーム53の軸方向の他方側の端部に位置する。第2金属フレーム132は、板形状を有する。第2金属フレーム132は、並び方向に延びている。第2金属フレーム132は、金属からなる。複数の現像カートリッジ60がドラムフレーム53に装着された場合、複数の現像カートリッジ60は、第2金属フレーム132に沿って並ぶ。第2外側フレームPF2は、第2金属フレーム132の軸方向の外側に位置する。第2外側フレームPF2は、板形状を有する。第2外側フレームPF2は、並び方向に延びている。第2外側フレームPF2は、樹脂からなる。第2外側フレームPF2は、第2金属フレーム132にネジNにより固定されている。
【0055】
第2金属フレーム132と第2外側フレームPF2との間には、4つの軸受け140が配置されている。軸受け140は、第2金属フレーム132に固定されている。4つの軸受け140は、対応する感光体ドラム51の軸方向における他方側の端部を回転可能に保持する。
【0056】
図6に戻り、第1連結フレームPF3は、ドラムフレーム51の並び方向の一方側の端部に位置する。第1連結フレームPF3は、板形状を有する。第1連結フレームPF3は、軸方向に延びている。第1連結フレームPF3は、第1サイドフレームSF1の並び方向の一方側の端部にネジにより固定されている。また、第1連結フレームPF3は、第2サイドフレームSF2の並び方向の一方側の端部にネジにより固定されている。これにより、第1連結フレームPF3は、第1サイドフレームSF1の並び方向の一方側の端部と、第2サイドフレームSF2の並び方向の一方側の端部と、を連結している。第1連結フレームPF3は、ハンドルHDを有する。ハンドルHDは、ドラムカートリッジ50を着脱する場合に、ユーザによって把持される。第1連結フレームPF3は、樹脂からなる。
【0057】
第2連結フレームPF4は、ドラムフレーム51の並び方向の他方側の端部に位置する。第2連結フレームPF4は、板形状を有する。第2連結フレームPF4は、軸方向に延びている。第2連結フレームPF4は、第1サイドフレームSF1の並び方向の他方側の端部にネジにより固定されている。また、第2連結フレームPF4は、第2サイドフレームSF2の並び方向の他方側の端部にネジにより固定されている。これにより、第2連結フレームPF4は、第1サイドフレームSF1の並び方向の他方側の端部と、第2サイドフレームSF2の並び方向の他方側の端部と、を連結している。第2連結フレームPF4は、樹脂からなる。
【0058】
4つの帯電フレームPF5は、それぞれ帯電器52を保持している。4つの帯電フレームPF5は、第1サイドフレームSF1と第2サイドフレームSF2に保持されている。4つの帯電フレームPF5は、それぞれ、4つの感光体ドラム51に対応して、並び方向に並んでいる。
【0059】
図7図13に示すように、ドラムフレーム53は、4つの第1樹脂フレーム110と、4つの第2樹脂フレーム120とをさらに有している。
【0060】
図6に示すように、第1樹脂フレーム110は、第1金属フレーム131と第2金属フレーム132との間に位置する。第1樹脂フレーム110は、軸方向において、第1金属フレーム131と感光体ドラム51との間に位置する。第1樹脂フレーム110は、ネジNによって、第1金属フレーム131の内表面に取り付けられている。第1樹脂フレーム110は、樹脂からなる。
【0061】
図8に示すように、4つの第1樹脂フレーム110は、並び方向に並んでいる。すなわち、第1樹脂フレーム110の隣には、隣接して取り付けられた他の第1樹脂フレーム110が配置されている。第1樹脂フレーム110と他の第1樹脂フレーム110とは、異なる現像カートリッジ60に対応して設けられている。このように、第1樹脂フレーム110と他の第1樹脂フレーム110とは、第1金属フレーム131に沿って並んで配置されている。
【0062】
4つの第1樹脂フレーム110は、同じ形であるため、図9図18では、代表してマゼンタのトナーに対応する第1樹脂フレーム110Mおよび第2樹脂フレーム120Mについて説明する。
図9(a),(b)に示すように、第1樹脂フレーム110Mは、フレーム本体Eと、現像押圧部112と、ローラR1と、支持ローラ114と、電気接点116とを有する。フレーム本体Eは、板状部E1と、第1延出部E2と、第2延出部E3と、第3延出部E4とを有する。
【0063】
板状部E1は、第1金属フレーム131に沿って平板状に延びている。板状部E1は、第1ガイドE11と、オーバーラップ部E12とを有する。
【0064】
第1ガイドE11は、板状部E1の内側面に形成された溝である。第1ガイドE11は、板状部E1の下部に位置する。図10に示すように、第1ガイドE11は、並び方向に対して斜めに延びる。第1ガイドE11は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着される場合に、現像カートリッジ60Mを装着位置に位置決めする。具体的には、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着される場合に、現像カートリッジ60Mの第1カラー63が第1ガイドE11に入り込む。第1カラー63が第1ガイドE11に入り込むと、現像カートリッジ60Mが装着位置に位置決めされる。図10図11に示すように、第1ガイドE11は、現像カートリッジ60Mが接触位置と離間位置との間を移動する場合に、第1カラー63をガイドする。
【0065】
図9(a),(b)に戻り、オーバーラップ部E12は、板状部E1の並び方向における一方側の端部に位置する。オーバーラップ部E12は、並び方向に突出した2つの突出部である。オーバーラップ部E12は、4つの第1樹脂フレーム110が第1金属フレーム131に組み付けられた場合に、隣の第1樹脂フレーム110Yの一部とオーバーラップする部分である。オーバーラップ部E12と第1延出部E2の間には、上下方向に延びる溝E23が設けられている。
【0066】
第1延出部E2は、板状部E1の並び方向における一端部から軸方向の他方側に延出している。第1延出部E2には、現像押圧部112が配置されている。詳しくは、第1延出部E2は、上部に、並び方向の他方側に開いた凹部E21を有している。現像押圧部112は、押圧部材112Aと、バネ112Bとを有する。押圧部材112Aの少なくとも一部は、凹部E21に入り込んでいる。押圧部材112Aは、凹部E21により、スライド可能に保持されている。押圧部材112Aは、第1ガイドE11が延びる方向にスライド可能である。バネ112Bは、凹部E21に入り込んでいる。バネ112Bは、押圧部材112Aと、凹部E21の底との間に位置する。バネ112Bは圧縮バネである。押圧部材112Aは、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62と接触する。詳しくは、現像押圧部112は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、バネ112Bの付勢力によって、現像フレーム62を押圧する。現像押圧部112が現像フレーム62を押圧すると、現像ローラ61が感光体ドラム51に向けて押圧される。
【0067】
また、第1延出部E2は、下部に、凹部E22を有する。支持ローラ114の一部は、凹部E22に入り込み、回転可能に保持されている。支持ローラ114は、軸方向に延びる回転軸について回転可能である。支持ローラ114は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62を支持する。別の言い方をすれば、支持ローラ114は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62の重みを下から受け止めている。支持ローラ114は、現像カートリッジ60Mが着脱される場合には、現像フレーム62と接触して回転可能である。
【0068】
第2延出部E3は、板状部E1の並び方向における他端部から軸方向の他方側に延出している。第2延出部E3は、凹部E31と、ボスE32と、固定穴E33とを有する。
【0069】
凹部E31には、ローラR1が配置されている。ローラR1の一部は、凹部E31に入り込んでいる。ローラR1は、第1樹脂フレーム110Mに回転可能に保持されている。ローラR1は、軸方向および現像ローラ61が感光体ドラム51から離間する離間方向に直交する方向に延びる回転軸について回転可能である。ローラR1の外周面は、第1離間接触面113である。第1離間接触面113は、現像カートリッジ60が接触位置から離間位置に移動する場合に、現像カートリッジ60Mの離間シャフト66と接触する面である。すなわち、第1離間接触面113は、離間シャフト66が第2位置に位置する場合に、離間シャフト66に接触する。
【0070】
ボス32は、第2延出部E3から軸方向の一方側に延出している。ボス32は、軸方向の一方側に開口する固定穴E33を有する。固定穴E33は、軸方向に延びている。固定穴E33は、第1金属フレーム131に第1樹脂フレーム110を固定するためのネジNが入り込む穴である。固定穴E33は、並び方向における第1樹脂フレーム110Mの他方側の端部に位置する。
【0071】
第3延出部E4は、板状部E1の下部から軸方向の他方側に延出している。第3延出部E4は、凹部E41を有する。凹部E41には電気接点116が配置されている。電気接点116は、金属線からなる。電気接点116は、一端が凹部E41から第1樹脂フレーム110Mの内側に露出し、他端が第1サイドフレームSF1の軸方向外側に露出している。電気接点116は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像電極65と接触する。現像電極65は、電気接点116と接触した場合に、現像ローラ61にバイアスを印加可能となる。
【0072】
図9(a)に実線で示す第1樹脂フレーム110Mと、二点鎖線で示す隣の第1樹脂フレーム110Yとが、第1金属フレーム131に組み付けられた場合、二点鎖線で示す第1樹脂フレーム110Yの第2延出部E3は、第1樹脂フレーム110Mの溝E23に入り込む。
【0073】
図12に示すように、ネジNは、軸方向の一方側から、第1樹脂フレーム110Yの固定穴E33に入り込み、第1金属フレーム131に第1樹脂フレーム110Yを固定する。第1樹脂フレーム110Yの一端部と第1金属フレーム131との間に、他の第1樹脂フレーム110Mの一部が入り込んでいる。具体的には、第1樹脂フレーム110Yと第1金属フレーム131との間に、他の第1樹脂フレーム110Mのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。このようにして、第1樹脂フレーム110Mと隣の第1樹脂フレーム110Yは、並び方向において、互いにオーバーラップしている。
【0074】
図8に示すように、シアンのトナーに対応する第1樹脂フレーム110Cと第1金属フレーム131との間に、ブラックのトナーに対応する他の第1樹脂フレーム110Kのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
また、マゼンタのトナーに対応する第1樹脂フレーム110Mと第1金属フレーム131との間に、シアンのトナーに対応する他の第1樹脂フレーム110Cのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
また、第1連結フレームPF3と第1金属フレーム131との間に、イエローのトナーに対応する第1樹脂フレーム110Yのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
【0075】
各第1樹脂フレーム110は、1つのネジNのみによって、並び方向の他端部が第1金属フレーム131に固定され、一端部は第1金属フレーム131に固定されていない。しかし、第1樹脂フレーム110と第1金属フレーム131との間に、オーバーラップ部E12が入り込んでいることで、仮に、第1樹脂フレーム110の一端部が第1金属フレーム131から離れるように変形しようとした場合には、隣の第1樹脂フレーム110によってオーバーラップ部E12が支えられる。このため、少ないネジNによって、十分な強度で第1樹脂フレーム110を第1金属フレーム131に固定することができる。
【0076】
図12に示すように、第1樹脂フレーム110Mと、隣の第1樹脂フレーム110Yの一部と、の間には、軸方向において隙間GAがある。これにより、第1樹脂フレーム110Mのオーバーラップ部E12は、隣の第1樹脂フレーム110Yと第1金属フレーム131には挟持されていない。つまり、第1樹脂フレーム110Mのオーバーラップ部E12には、ネジNの締付力は加わっていない。
【0077】
図6に示すように、第2樹脂フレーム120は、第1金属フレーム131と第2金属フレーム132との間に位置する。第2樹脂フレーム120は、軸方向において、第2金属フレーム132と感光体ドラム51との間に位置する。第2樹脂フレーム120は、ネジNによって、第2金属フレーム132の内表面に取り付けられている。第2樹脂フレーム120は、樹脂からなる。
【0078】
図13に示すように、4つの第2樹脂フレーム120は、並び方向に並んでいる。すなわち、第2樹脂フレーム120の隣には、隣接して取り付けられた他の第2樹脂フレーム120が配置されている。第2樹脂フレーム120と他の第2樹脂フレーム120とは、異なる現像カートリッジ60に対応して設けられている。このように、第2樹脂フレーム120と他の第2樹脂フレーム120とは、第2金属フレーム132に沿って並んで配置されている。
【0079】
図15(a),(b)に示すように、第2樹脂フレーム120Mは、フレーム本体Fと、現像押圧部122と、ローラR2と、支持ローラ124とを有する。フレーム本体Fは、板状部F1と、第1延出部F2と、第2延出部F3とを有する。
【0080】
板状部F1は、第2金属フレーム132に沿って平板状に延びている。板状部F1は、第2ガイドF11と、オーバーラップ部F12とを有する。
【0081】
第2ガイドF11は、板状部F1の内側面に形成された溝である。第2ガイドF11は、板状部F1の下部に位置する。図16に示すように、第2ガイドF11は、並び方向に対して斜めに延びる。第2ガイドF11は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着される場合に、現像カートリッジ60Mを装着位置に位置決めする。具体的には、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着される場合に、現像カートリッジ60Mの第2カラー64が第2ガイドF11に入り込む。第2カラー64が第2ガイドF11に入り込むと、現像カートリッジ60Mが装着位置に位置決めされる。図16図17に示すように、第2ガイドF11は、現像カートリッジ60Mが接触位置と離間位置との間を移動する場合に、第2カラー64をガイドする。
【0082】
図15(a),(b)に戻り、オーバーラップ部F12は、板状部F1の並び方向における一方側の端部に位置する。オーバーラップ部F12は、並び方向に突出した2つの突出部である。オーバーラップ部F12は、4つの第2樹脂フレーム120が第2金属フレーム132に組み付けられた場合に、隣の第2樹脂フレーム120Yの一部とオーバーラップする部分である。オーバーラップ部F12と第1延出部F2の間には、上下方向に延びる溝F23が設けられている。
【0083】
第1延出部F2は、板状部F1の並び方向における一端部から軸方向の一方側に延出している。第1延出部F2には、現像押圧部122が配置されている。詳しくは、第1延出部F2は、上部に、並び方向の他方側に開いた凹部F21を有している。現像押圧部122は、押圧部材122Aと、バネ122Bと、を有する。押圧部材122Aの少なくとも一部は、凹部F21に入り込んでいる。押圧部材122Aは、凹部F21により、スライド可能に保持されている。押圧部材122Aは、第2ガイドF11が延びる方向にスライド可能である。バネ122Bは、凹部F21に入り込んでいる。バネ122Bは、押圧部材122Aと、凹部F21の底との間に位置する。バネ122Bは圧縮バネである。押圧部材122Aは、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62と接触する。詳しくは、現像押圧部122は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、バネ122Bの付勢力によって、現像フレーム62を押圧する。現像押圧部122が現像フレーム62を押圧すると、現像ローラ61が感光体ドラム51に向けて押圧される。
【0084】
また、第1延出部F2は、下部に、凹部F22を有する。支持ローラ124の一部は、凹部F22に入り込み、回転可能に保持されている。支持ローラ124は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62を支持する。別の言い方をすれば、支持ローラ124は、現像カートリッジ60Mがドラムフレーム53に装着された場合に、現像フレーム62の重みを下から受け止めている。支持ローラ124は、現像カートリッジ60Mが着脱される場合には、現像フレーム62と接触して回転可能である。
【0085】
第2延出部F3は、板状部F1の並び方向における他端部から軸方向の一方側に延出している。第2延出部F3は、凹部F31と、ボスF32と、固定穴F33とを有する。
【0086】
凹部F31には、ローラR2が配置されている。ローラR2の一部は、凹部F31に入り込んでいる。ローラR2は、第2樹脂フレーム120Mに回転可能に保持されている。ローラR2は、軸方向および現像ローラ61が感光体ドラム51から離間する離間方向に直交する方向に延びる回転軸について回転可能である。ローラR2の外周面は、第2離間接触面123である。第2離間接触面123は、現像カートリッジ60Mが接触位置から離間位置に移動する場合に、現像カートリッジ60の離間シャフト66と接触する面である。すなわち、第2離間接触面123は、離間シャフト66が第2位置に位置する場合に、離間シャフト66に接触する。
【0087】
ボス32は、第2延出部F3から軸方向の他方側に延出している。ボス32は、軸方向の他方側に開口する固定穴F33を有する。固定穴F33は、軸方向に延びている。固定穴F33は、第2金属フレーム132第2樹脂フレームを固定するためのネジNが入り込む穴である。固定穴F33は、並び方向における第2樹脂フレーム120Mの他方側の端部に位置する。
【0088】
図15(a)に実線で示す隣の第2樹脂フレーム120Mと、二点鎖線で示す第2樹脂フレーム120Yとが、第2金属フレーム132に組み付けられた場合、二点鎖線で示す第2樹脂フレーム120Yの第2延出部F3は、第2樹脂フレーム120Mの溝F23に入り込む。
【0089】
図18に示すように、ネジNは、軸方向の他方側から、第2樹脂フレーム120Mの固定穴F33に入り込み、第2金属フレーム132に第2樹脂フレーム120Yを固定する。第2樹脂フレーム120Yの一端部と第2金属フレーム132との間に、他の第2樹脂フレーム120Mの一部が入り込んでいる。具体的には、第2樹脂フレーム120Yと第2金属フレーム132との間に、第2樹脂フレーム120Mのオーバーラップ部F12が入り込んでいる。このようにして、第2樹脂フレーム120Mと隣の第2樹脂フレーム120Yは、並び方向において、互いにオーバーラップしている。
【0090】
図14に示すように、シアンのトナーに対応する第2樹脂フレーム120Cと第2金属フレーム132との間に、ブラックのトナーに対応する他の第2樹脂フレーム120Kのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
また、マゼンタのトナーに対応する第2樹脂フレーム120Mと第2金属フレーム132との間に、シアンのトナーに対応する他の第2樹脂フレーム120Cのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
また、第1連結フレームPF3と第2金属フレーム132との間に、イエローのトナーに対応する第2樹脂フレーム120Yのオーバーラップ部E12が入り込んでいる。
【0091】
各第2樹脂フレーム120は、1つのネジNのみによって、並び方向の他端部が第2金属フレーム132に固定され、一端部は第2金属フレーム132に固定されていない。しかし、第2樹脂フレーム120と第2金属フレーム132との間に、オーバーラップ部F12が入り込んでいることで、仮に、第2樹脂フレーム120の一端部が第2金属フレーム132から離れるように変形しようとした場合には、隣の第2樹脂フレーム120によってオーバーラップ部F12が支えられる。このため、少ないネジNによって、十分な強度で第2樹脂フレーム120を第2金属フレーム132に固定することができる。
【0092】
第2樹脂フレーム120Mと、隣の第2樹脂フレーム120Yの一部と、の間には、軸方向において隙間GAがある。これにより、第2樹脂フレーム120Mのオーバーラップ部F12は、隣の第2樹脂フレーム120Yと第2金属フレーム132には挟持されていない。つまり、第2樹脂フレーム120Mのオーバーラップ部F12には、ネジNの締付力は加わっていない。
【0093】
次に、現像カートリッジ60の離間動作について説明する。
【0094】
図5(a)に示すように、離間シャフト66は、第1位置に位置する場合、第1樹脂フレーム110および第2樹脂フレーム120に接触しない。詳しくは、離間シャフト66が第1位置に位置する場合、第1カム662の第1傾斜面662Aは、第1離間接触面113から離れている。同様に、離間シャフト66が第1位置に位置する場合、第2カム663の第2傾斜面663Aは、第2離間接触面123から離れている。このとき、図10に示すように、現像押圧部112の押圧により、現像フレーム62が感光体ドラム51に向けて押圧されているので、現像ローラ61が感光体ドラム51に接触している。
【0095】
図5(b)に示すように、離間シャフト66は、第1位置から第2位置に移動した場合、現像フレーム62を感光体ドラム51から遠ざけて現像ローラ61を感光体ドラム51から離間させる。具体的には、図示せぬ押圧ピンが被押圧面663Bの押圧することで、離間シャフト66が第2位置に移動した場合、第1カム662の第1傾斜面662Aが第1離間接触面113と接触する。同様に、離間シャフト66が第2位置に移動した場合、第2カム663の第2傾斜面663Aが第2離間接触面123と接触する。すると、第1傾斜面662Aが第1離間接触面113と接触し、第2傾斜面663Aが第2離間接触面123と接触する。これにより、現像フレーム62が感光体ドラム51から遠ざかる方向に移動する。現像フレーム62が感光体ドラム51から遠ざかる方向に移動すると、現像ローラ61が感光体ドラム51から遠ざかり、離間する。
【0096】
そして、押圧ピンが被押圧面663Bの押圧を解除すると、圧縮バネSPの押圧力によって、離間シャフト66は第2位置から第1位置にスライド移動する。すると、第1カム662の第1傾斜面662Aは、第1離間接触面113から離れる。同様に、第2カム663の第2傾斜面663Aは、第2離間接触面123から離れる。これにより、図10に示すように、現像押圧部112によって現像フレーム62が感光体ドラム51に向けて押圧され、現像ローラ61が感光体ドラム51に接触する。すなわち、離間シャフト66が、第2位置から第1位置に移動した場合、現像押圧部112が現像フレーム62を感光体ドラム51に近づけて現像ローラ61を感光体ドラム51と接触させる。
【0097】
以上に説明したドラムカートリッジ50によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0098】
ドラムカートリッジ50に装着された現像カートリッジ60は、画像形成する場合には、接触位置に移動し、画像形成しない場合には離間位置に移動する。このように、現像カートリッジ60は、接触位置と離間位置とを往復する離間動作を繰り返す。仮に、離間動作時に現像カートリッジ60とドラムカートリッジ50の位置関係がずれてしまうと、適切な画像形成ができないおそれがある。
しかし、上述した本実施形態によるドラムカートリッジ50のドラムフレーム53は、第1樹脂フレーム110を有する。この第1樹脂フレーム110は、第1ガイドE11と第1離間接触面113とを有する。つまり、現像カートリッジ60の装着時に現像カートリッジ60をガイドする第1ガイドE11と、離間動作時に離間シャフト66と接触する第1離間接触面113とが同じ樹脂フレーム110に位置する。この結果、離間動作時に、現像カートリッジ60がドラムフレーム53に対して精度よく移動できる。
同様に、ドラムフレーム53は、第2樹脂フレーム120を有する。この第2樹脂フレーム120は、第2ガイドF11と第2離間接触面123とを有する。このため、現像カートリッジ60の装着時に現像カートリッジ60をガイドする第2ガイドF11と、離間動作時に離間シャフト66と接触する第2離間接触面123とが同じ樹脂フレーム110に位置する。この結果、離間動作時に、現像カートリッジ60がドラムフレーム53に対して精度よく移動できる。
【0099】
また、第1離間接触面113がローラR1の外周面であるため、ローラでない場合と比較して摩擦抵抗が小さくなるため、離間動作がスムーズになる。
同様に、第2離間接触面123がローラR2の外周面であるため、ローラでない場合と比較して摩擦抵抗が小さくなるため、離間動作がスムーズになる。
【0100】
また、第1樹脂フレーム110が支持ローラ114を有するため、離間動作がスムーズになる。また、第1樹脂フレーム110が支持ローラ114を有するため、現像カートリッジ60の着脱時に発生する摩擦抵抗が抑えられ、着脱動作がスムーズになる。
同様に、第2樹脂フレーム120が支持ローラ124を有するため、離間動作がスムーズになる。
【0101】
また、第1樹脂フレーム110が現像押圧部112を有するため、現像カートリッジ60を精度よく押圧できる。同様に、第2樹脂フレーム120が現像押圧部122を有するため、現像カートリッジ60を精度よく押圧できる。
【0102】
また、第1樹脂フレーム110が電気接点116を有するため、現像電極65と精度よく接触できる。
【0103】
また、4つの第1樹脂フレーム110を第1金属フレーム131に固定する場合に、4つのネジNで固定している。そして、第1樹脂フレーム110の一端部と第1金属フレーム131との間に、他の第1樹脂フレーム110の一部であるオーバーラップ部E12が入り込んでいる。このため、第1樹脂フレーム110を第1金属フレーム131に固定するためのネジNが多くなることを抑制できる。
同様に、4つの第2樹脂フレーム120を第2金属フレーム132に固定する場合に、4つのネジNで固定している。この場合に、第2樹脂フレーム120の一端部と第2金属フレーム132との間に、他の第2樹脂フレーム120の一部であるオーバーラップ部F12が入り込んでいる。このため、第2樹脂フレーム120を第2金属フレーム132に固定するためのネジNが多くなることを抑制できる。
【0104】
また、第1樹脂フレーム110と他の第1樹脂フレーム110との間に、軸方向において隙間GAがある。このため、他の第1樹脂フレーム110と第1金属フレーム131の間に入り込んだオーバーラップ部E12は、軸方向に締め付けられていない。この結果、第1樹脂フレーム110、他の第1樹脂フレーム110および第1金属フレーム131が熱膨張した場合であっても、第1樹脂フレーム110の間に入り込んだ他の第1樹脂フレーム110の一部が動くことができる。
同様に、第2樹脂フレーム120と他の第2樹脂フレーム120との間に、軸方向において隙間GAがある。このため、他の第2樹脂フレーム120と第2金属フレーム132の間に入り込んだオーバーラップ部F12は、軸方向に締め付けられていない。この結果、第2樹脂フレーム120、他の第2樹脂フレーム120および第2金属フレーム132が熱膨張した場合であっても、第2樹脂フレーム120の間に入り込んだ他の第2樹脂フレーム120の一部が動くことができる。
【0105】
以上に実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように適宜変形して実施することができる。なお、以下の説明では、先に説明した形態と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0106】
上述した実施形態では、帯電フレームPF5、第1樹脂フレーム110および第2樹脂フレーム120は別体であったが、これに限定されない。例えば、図19に示すように、帯電フレームPF5が、第1樹脂フレーム110および第2樹脂フレーム120と一体に形成された構成であってもよい。
【0107】
上述した実施形態では、4つの第1樹脂フレーム110が別体であったがこれに限定されず、一体であってもよい。この構成では、第1樹脂フレームは、複数の現像カートリッジに対応して、複数の第1ガイドと、複数の第1離間接触面と、を有する。
同様に、4つの第2樹脂フレーム120が別体であったがこれに限定されず、一体であってもよい。この構成では、第2樹脂フレームは、複数の現像カートリッジに対応して、複数の第1ガイドと、複数の第2離間接触面と、を有する。
【0108】
上述した実施形態では、第1離間接触面113および第2離間接触面123が、ローラの外周面であったが、これに限定されない。例えば、第1離間接触面および第2離間接触面は、壁面であってもよい。壁面は、平面であってもよいし、曲面であってもよい。
【0109】
上述した実施形態では、離間シャフトの第1カム662および第2カム663が傾斜面を有していたが、この形態に限られない。
例えば、第1カムおよび第2カムが接触する相手側である第1離間接触面および第2離間接触面が傾斜面を有してもよい。第1離間接触面および第2離間接触面が傾斜面を有していれば、第1カムおよび第2カムが傾斜面を有していなくても、離間シャフトが第1位置から第2位置に移動した場合に現像フレームを感光体ドラムから遠ざかる方向に移動させることができる。
例えば、第1カムおよび第2カムが傾斜面の代わりに階段状に形成された面を有してもよい。離間シャフトが第1位置から第2位置に移動した場合、第1カムの階段状に形成された面が第1離間接触面と接触し、第2カムの階段状に形成された面が第2離間接触面と接触することで、現像フレームを感光体ドラムから遠ざかる方向に移動させることができる。
【0110】
上述した実施形態では、ドラムカートリッジ50に4つの現像カートリッジ60が装着される構成であったが、これに限定されない。ドラムカートリッジ50に装着される現像カートリッジ60の数は、1~3であってもよく、5以上であってもよい。
【0111】
また、画像形成装置は、カラープリンタに限定されず、モノクロプリンタ、複写機、複合機等であってもよい。
【0112】
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
【符号の説明】
【0113】
50 ドラムカートリッジ
51 感光体ドラム
53 ドラムフレーム
60 現像カートリッジ
61 現像ローラ
62 現像フレーム
66 離間シャフト
110 第1樹脂フレーム
111 第1ガイド
113 第1離間接触面
120 第2樹脂フレーム
121 第2ガイド
123 第2離間接触面
131 第1金属フレーム
132 第2金属フレーム
図1
図2
図3
図4
図5
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図19