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特開2024-136968マネージメントコントローラ、情報処理システム、ヘルプ表示方法およびプログラム
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  • 特開-マネージメントコントローラ、情報処理システム、ヘルプ表示方法およびプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024136968
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】マネージメントコントローラ、情報処理システム、ヘルプ表示方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20240927BHJP
【FI】
G06F3/048
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048289
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100181135
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 隆史
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 淳
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA43
5E555BA02
5E555BB02
5E555BC08
5E555BD01
5E555DB03
5E555DD04
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】マネージメントコントローラのヘルプ機能について、コンテンツの拡張や変更を容易にする方法を提供する。
【解決手段】マネージメントコントローラは、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、
を有するマネージメントコントローラ。
【請求項2】
前記コンテンツ取得手段は、予め設定された言語情報を取得し、前記外部リソースから、前記言語情報が示す言語で記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、
請求項1に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項3】
前記コンテンツ取得手段は、前記ヘルプ画面から機能の識別情報を取得し、前記外部リソースから、前記識別情報が示す機能について記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、
請求項1または請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項4】
前記コンテンツ取得手段は、さらに前記外部リソースからユーザーズガイドを取得して出力する、
請求項1または請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項5】
前記ヘルプと前記ユーザーズガイドは共に互いのデータをリンクまたは取り込み可能な機能を有する形式で構成されており、
前記ユーザーズガイドにおける機能の説明には、当該機能に関する前記ヘルプのコンテンツが埋め込まれている、
請求項4に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項6】
前記外部リソースは、ネットワークで接続された前記ヘルプのコンテンツを配信するサーバである、
請求項1又は請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項7】
前記外部リソースは、ネットワークで接続された前記ヘルプのコンテンツを配信するサーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した記憶媒体である、
請求項1又は請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項8】
前記ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、
請求項1又は請求項2に記載のマネージメントコントローラと、
を含み、
前記外部リソースは、前記コンテンツ配信サーバである、
情報処理システム。
【請求項9】
マネージメントコントローラが、
外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、
ヘルプ表示方法。
【請求項10】
マネージメントコントローラのコンピュータに、
外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する処理、
を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マネージメントコントローラ、情報処理システム、ヘルプ表示方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、多言語対応で多くの種類の言語化サポートが必須になってきている。ヘルプ領域についても多言語対応するために、必要な領域サイズが増加している。サーバには、サーバを管理・制御する機能として、BMC(Baseboard Management Controller:マネージメントコントローラ)が搭載されるものがある。マネージメントコントローラは、例えば、サーバのマザーボードのICチップセットに実装される。マネージメントコントローラが実装されたICチップセットのファームウェアは、サーバ管理・制御のための機能を有している。マネージメントコントローラのファームウェアのイメージサイズは予め決まっている。例えば、ファームウェアのWebインタフェースのデータは、全体のイメージの2割強で、その多くが、マネージメントコントローラのWebインタフェース(コンソール画面)における機能の説明、設定や参照値の説明などを含むヘルプコンテンツ領域で占められている。そのため、領域制限により様々な言語用のヘルプコンテンツをWWWルート領域の内部に持たせることはできず、サポートする言語を制限する必要がある。
【0003】
一般的なソフトウェアについては、ヘルプコンテンツやユーザーズガイドがWebサイト等で配布されている場合がある。このようなドキュメントであれば、領域制限がないため多言語への対応が可能であり、各種の拡張や変更も容易である。しかし、マネージメントコントローラのファームウェアイメージ領域中のヘルプコンテンツはオンラインでの変更手段がなく、ヘルプコンテンツ内の記載上の変更や拡張の必要性が生じても変更が容易ではない。また、マネージメントコントローラに関するドキュメントとして、Webインタフェース内の機能説明を含むヘルプと、機能説明と機能説明以外の事項に関する記載をしているユーザーズガイドとがあるが、それぞれ別フォーマットで配布形態も別々であることが多い。そのため、例えば、ユーザーズガイドの機能説明の内容は、ヘルプコンテンツの内容と同じであることが多いが、提供フォーマットがそれぞれ異なるため、それぞれに対して作成や変更の工数がかかる。
【0004】
特許文献1には、マネージメントコントローラを、ネットワークを介してクラウドに接続し、クラウドからOS(operating system)のインストールパックを取得し、マネージメントコントローラが管理するサーバへ転送し、OSのインストールを行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2019-120974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
マネージメントコントローラのファームウェアのヘルプ機能について、コンテンツの拡張や変更を容易にすることが求められている。
【0007】
そこでこの発明は、上述の課題を解決するマネージメントコントローラ、情報処理システム、ヘルプ表示方法およびプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、マネージメントコントローラは、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、を有する。
【0009】
本発明の一態様によれば、情報処理システムは、前記ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、上記のマネージメントコントローラと、を含み、前記外部アクセス先は、前記コンテンツ配信サーバである。
【0010】
本発明の一態様によれば、ヘルプ表示方法は、マネージメントコントローラが、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、ヘルプ表示方法である。
【0011】
本発明の一態様によれば、プログラムは、マネージメントコントローラのコンピュータに、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、マネージメントコントローラのヘルプ機能について、コンテンツの拡張や変更を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。
図2】実施形態に係るマネージメントコントローラの機能・構成の一例を示す図である。
図3】実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図4】最小構成を有するマネージメントコントローラの構成を示すブロック図である。
図5】最小構成を有するマネージメントコントローラの動作を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の各実施形態に係る情報処理システムについて図面を参照して説明する。以下の説明に用いる図面において本発明に関係ない部分の構成については、記載を省略し、図示しない場合がある。
【0015】
<実施形態>
(構成)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。情報処理システム100は、情報処理装置1と、クライアント端末6と、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11と、記憶媒体・記憶装置16と、を含む。情報処理装置1とクライアント端末6とはLAN5で接続されている。情報処理装置1と記憶媒体・記憶装置16とはLAN5で接続されている。情報処理装置1は、例えば、サーバ装置であり、情報処理装置1の管理・制御を行うマネージメントコントローラ2を備えている。マネージメントコントローラ2は、Webサーバ3を備え、WWWROOT4には、Webサーバ3で提供するドキュメントが格納されている。WWWROOT4は、Webサーバ3のルートディレクトリである。ユーザーは、クライアント端末6を操作して、Webサーバ3によって配信されるWebコンテンツにアクセスすることができる。Webコンテンツの1つに、情報処理装置1の監視や制御を行うためユーザインタフェース、コンソール画面であるWebインタフェース8がある。クライアント端末6では、Webブラウザ7が稼働しており、Webブラウザ7を介してWebインタフェース8にアクセスし、表示させることができる。ユーザーは、Webインタフェース8を通じて、情報処理装置1のCPU(central processing unit)、メモリ、ネットワーク、ディスク等の状態監視や、起動・停止等の操作を行うことができる。Webインタフェース8は、共通フレーム部分8aと機能表示部分8bとに分かれている。共通フレーム部分8aには、機能表示部分8bに表示されている機能に関するヘルプを表示させるためのヘルプボタン9が設けられている。
【0016】
ユーザーが、ヘルプボタン9をクリックすると、ヘルプ画面10が起動し、機能表示部分8bに表示された機能に関するヘルプ内容を参照することができる。ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11は、HTMLコンテンツを配信するための手段であるWebサーバ12と、クライアント端末6等へ提供される提供データ13と、を有するサーバ装置である。提供データ13には、多言語に対応した各種の機能説明を含むヘルプコンテンツと、ユーザーズガイドの固有データ(ヘルプコンテンツと重複する内容を除くデータのこと)と、が含まれる。ヘルプコンテンツとユーザーズガイド固有データは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルで構成されている。ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11は、ヘルプコンテンツおよびユーザーズガイドの配信が可能である。例えば、ヘルプ画面10には、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11が配信するコンテンツのうち、機能表示部分8bに表示されている機能に関する説明が含まれるコンテンツを取得して表示させることができる。また、Webブラウザ7を介して、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11からユーザーズガイドを取得して、表示させることができる。
【0017】
また、所定の操作により(例えば、Webインタフェース8に設けられた不図示のダウンロードボタンをクリックする等)、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11から提供データ13を記憶媒体・記憶装置16へダウンロードすることができる。例えば、ヘルプ画面10には、記憶媒体・記憶装置16へダウンロードされたヘルプコンテンツから機能表示部分8bに表示されている機能に関するコンテンツを取得して表示させることができる。ユーザーズガイドについても記憶媒体・記憶装置16から取得して、Webブラウザ7に表示することができる。
【0018】
また、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11は、エクスポート手段15を有しており、所定の操作により(例えば、Webインタフェース8に設けられた不図示のエクスポートボタンをクリックする等)、ユーザーズガイドをPDFファイル14にエクスポートすることができる。また、所定の操作により(例えば、Webインタフェース8に設けられた不図示のユーザーズガイド参照ボタンをクリックする等)、PDFファイル14にエクスポートされたユーザーズガイドを一つのドキュメントファイルとして参照することができる。さらに、所定の操作により、PDFファイル14として出力されたユーザーズガイドを記憶媒体・記憶装置16やクライアント端末6へダウンロードすることができてもよい。
【0019】
図2に、実施形態に係るマネージメントコントローラ2の要部の機能・構成の一例を示す。
WWWROOT4は、言語情報41と、コンテンツHTML42と、スクリプト43と、ヘルプコンテンツ取得手段44と、を有している。
【0020】
言語情報41は、ユーザーが選択した言語、つまり、ブラウザ7に表示されるコンテンツの言語を示す情報である。言語情報41は、ユーザーにより予め設定される。あるいは、Webインタフェース8に言語設定用のインタフェースを設け、Webブラウザ7の操作により、言語情報を設定できるようにしてもよい。
【0021】
コンテンツHTML42は、各種HTML画面のベース部分(HTML画面のレイアウトや共通部分のコンテンツ)のHTMLファイルである。例えば、コンテンツHTML42は、ヘルプ画面10のベース部分のHTMLファイルである。ヘルプ画面10に表示される機能説明の内容自体は、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11等から取得され、コンテンツHTML42に埋め込まれて表示される。
【0022】
スクリプト43は、Javaスクリプト(登録商標)等のスクリプト言語とそのスクリプト言語で記述されたコードが動作するための実行環境(ライブラリ等)を構成するソフトウェアである。ここでは、一例としてJavaスクリプト(登録商標)を例示するが、他の言語でもよい。
【0023】
ヘルプコンテンツ取得手段44は、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11からヘルプコンテンツ等を取得する。ヘルプコンテンツ取得手段44は、例えば、スクリプト43によって記述されたコードが動作することによって発揮される機能である。
【0024】
ヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソース情報保存・取得手段441と、外部リソースへの接続手段442と、外部リソースからの情報取得手段443と、HTML表示手段444と、を有している。
【0025】
外部リソース情報保存・取得手段441は、外部リソースのアクセス先の情報などを取得する。外部リソースとは、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11や記憶媒体・記憶装置16が有する提供データ13である。外部リソース情報保存・取得手段441は、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11が提供するヘルプコンテンツのURLや、記憶媒体・記憶装置16へダウンロードされたヘルプコンテンツへのパス情報などを取得する。アクセス先の情報は、ユーザーにより予め設定される。
【0026】
外部リソースへの接続手段442は、外部リソースのアクセス先への接続および切断を行う。
【0027】
外部リソースからの情報取得手段443は、ヘルプを表示すべき機能について、言語情報41が示す言語で記載されたヘルプコンテンツを、外部リソースから取得する。
【0028】
HTML表示手段444は、外部リソースからの情報取得手段443が取得した、ヘルプコンテンツをコンテンツHTML42に埋め込んで表示用のHTMLファイルを作成し、作成後のHTMLファイルを、WWWROOT4配下の適切な場所に配置する。Webサーバ3がこのHTMLファイルを配信することにより、所望の言語で所望の機能に関する説明が表示されたヘルプ画面10が表示される。
【0029】
(動作)
次に図3を参照して、情報処理システム100の動作について説明する。
前提として、言語情報41には、ユーザーが使用する言語が設定され、ヘルプコンテンツの取得先(例えば、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11のURL)の情報も予め設定され、それらの情報は、WWWROOT4配下の適切な場所に保存されている。
【0030】
まず、ユーザーが、クライアント端末6からWebブラウザ7を起動して、情報処理装置1内のマネージメントコントローラ2のIPアドレスに対してHTTP/HTTPSアクセスを行い、Webインタフェース8をブラウザ7に表示させる。ユーザーは、Webインタフェース8のメニューから任意の機能に関する画面を開く。ユーザーは、現在開いている機能画面の説明を参照するため共通フレーム部分8aに設けられたヘルプボタン9をクリックし、ヘルプ画面10を開く(ステップS1)。
【0031】
すると、ヘルプ画面10は、スクリプト43、コンテンツHTML42、ヘルプコンテンツ取得手段44をロードする(ステップS2,S3)。
次にヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソース情報保存・取得手段441により、現在設定されている外部リソースのアクセス先の情報を取得する(ステップS4)。
【0032】
次にヘルプコンテンツ取得手段44は、ヘルプ画面10に表示されている機能のタグ情報を取得する(ステップS5)。ヘルプコンテンツ取得手段44は、ヘルプ画面10に表示されている機能の識別情報を取得する。
次にヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソース情報保存・取得手段441により、予め設定されている言語情報41を読み出して取得する(ステップS6)。
次にヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソースへの接続手段442により、外部リソースのアクセス先に接続する(ステップS7)。
【0033】
次にヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソースからの情報取得手段443により、タグ情報、言語情報に基づいてヘルプコンテンツを取得する(ステップS8)。外部リソースからの情報取得手段443は、ステップS5で取得された機能に関するヘルプコンテンツであって、ステップS6で取得した言語情報41が示す言語で記載されたヘルプコンテンツをアクセス先から取得する。例えば、外部リソースがヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11の場合、ヘルプコンテンツ取得手段44は、言語と機能を指定して、HTTP/HTTPSリクエストにより、該当する言語及び現在表示している画面の機能に該当するヘルプコンテンツのHTMLファイルを取得する。
【0034】
ヘルプコンテンツを取得し終えると、次にヘルプコンテンツ取得手段44は、外部リソースへの接続手段442により、アクセス先との接続を切断する(ステップS9)。
次に次にヘルプコンテンツ取得手段44は、HTML表示手段444を用いて、取得したHTML形式のヘルプコンテンツをベースとなるHTMLファイル(コンテンツHTML42)に埋め込み、表示用HTMLファイルを作成し(ステップS10)、ヘルプ画面10に、ステップS8で取得したヘルプコンテンツを表示させる(ステップS11)。
【0035】
(他の実施例)
上記のステップS8の説明では、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11からヘルプコンテンツを取得することとしたが、記憶媒体・記憶装置16から取得してもよい。この場合、予めユーザーの操作により、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11から記憶媒体・記憶装置16へ提供データ13がダウンロードされ、ダウンロードされたファイルは、記憶媒体・記憶装置16に格納されている。
【0036】
例えば、記憶媒体・記憶装置16がDVDの場合、ヘルプコンテンツ取得手段44は、設定されている言語情報41を参照し、DVD内に格納されている言語別フォルダ群の中から該当する言語用のフォルダを開く。さらにヘルプコンテンツ取得手段44は、表示中の機能のタグ情報を参照し、開いたフォルダ内のタグ情報に合致する機能のヘルプファイルを読み込み、ヘルプコンテンツを取得する(ステップS8)。
【0037】
記憶媒体・記憶装置16がUSBメモリの場合や外部のハードディスクなどの場合でも同様である。なお、記憶媒体・記憶装置16は、クライアント端末6の記憶領域(ハードディスクなど)であってもよい。
【0038】
図3のフローチャートでは、ヘルプコンテンツの取得と表示について説明したが、クライアント端末6には、ユーザーズガイドを表示することができてもよい。その場合、例えば、ユーザーが所定の操作を行うと、ヘルプコンテンツ取得手段44は、ステップS6と同様に言語情報を取得し、ステップS7と同様に外部リソースのアクセス先へ接続し、ユーザーズガイドのHTMLファイルを取得し、Webブラウザ7に表示させる。ヘルプコンテンツとユーザーズガイドは共にHTMLファイルであり、ユーザーズガイドの機能説明部分に関しては、ヘルプコンテンツの同機能のコンテンツを取り込むように構成されている。例えば、ヘルプコンテンツ取得手段44は、ヘルプコンテンツがリンク付けされて埋め込まれたユーザーズガイドを取得して、Webブラウザ7へ出力する。
【0039】
また、ユーザーが所定の操作を行うと、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11は、エクスポート手段15により、ヘルプコンテンツが埋め込まれたユーザーズガイドをPDFファイル14として出力する。例えば、ユーザーは、出力されたPDFファイル14をクライアント端末6にダウンロードして参照することができる。
【0040】
(効果)
上記説明したように本実施形態によれば、マネージメントコントローラ2のWWWROOT4内にヘルプコンテンツ取得手段44を設け、外部リソースのアクセス先情報および言語情報を参照可能に設定しておく。そして、ヘルプコンテンツ取得手段44は、クライアント端末6のWebブラウザ7からヘルプ画面10が起動された際に、外部リソースに接続し、現時点で表示されている画面のタグ情報、言語情報に基づいて、外部リソースから該当機能に関するヘルプコンテンツを取得する。そして、ヘルプコンテンツ取得手段44は、ベースとなるヘルプ画面10のHTMLフォーマットに取得したヘルプコンテンツを埋め込んで、Webブラウザ7にデータを返す。これにより、ヘルプ画面10で表示させるコンテンツファイルの実体を、サイズが制限されたマネージメントコントローラ2のWWWROOT4に格納しておく必要が無くなり、記憶容量に余裕がある外部リソースに格納することができる。そして、外部リソースから任意の機能に関するヘルプコンテンツを取得して、Webインタフェース8に表示させることができる。外部リソースに格納されたHTML形式のコンテンツは、拡張や編集が容易である。また、外部リソースは、複数存在していてもよい。これにより、マネージメントコントローラ2のファームウェアイメージを変更すること無く、多言語対応、その他のコンテンツの拡張、ヘルプコンテンツの改修・改善・追加が容易となる。また、マネージメントコントローラ2の記憶領域がヘルプコンテンツの分だけ空くので、当該空き領域を別機能のためにリロケーションすることができる。
【0041】
また、ヘルプコンテンツとユーザーズガイドを同一フォーマット(HTML形式)にし、ユーザーズガイドの機能説明部分に関しては、ヘルプコンテンツの内容を取り込むことでデータの共通化、ヘルプコンテンツとユーザーズガイドの共同配信が可能となる。また、ユーザーズガイドとヘルプコンテンツとを同一フォーマット化し、ユーザーズガイドにヘルプコンテンツを取り込む構成とすることによって、ユーザーズガイドを作成する工数を大幅に削減することができる。
【0042】
(最小構成)
図4は、最小構成を有するマネージメントコントローラの構成を示すブロック図である。
マネージメントコントローラ800は、コンテンツ取得手段801を有する。コンテンツ取得手段801は、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する。ヘルプコンテンツ取得手段44は、コンテンツ取得手段801の一例である。マネージメントコントローラ2は、マネージメントコントローラ800の一例である。HTML形式は、互いのデータをリンクまたは取り込み可能な機能を有する形式の一例である。
【0043】
図5は、最小構成を有するマネージメントコントローラの動作を示すフローチャート図である。
コンテンツ取得手段801は、外部リソースのアクセス先の情報を取得する(ステップS801)。次に、コンテンツ取得手段801は、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得する(ステップS802)。次に、コンテンツ取得手段801は、取得したコンテンツをヘルプ画面へ出力する(ステップS803)。
【0044】
なお、上述した実施形態におけるマネージメントコントローラ800、マネージメントコントローラ2、クライアント端末6、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11の一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、マネージメントコントローラ2、クライアント端末6、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0045】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
【0046】
また、上述した実施形態におけるマネージメントコントローラ800、マネージメントコントローラ2、クライアント端末6、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。マネージメントコントローラ800、マネージメントコントローラ2、クライアント端末6、ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト11の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
【0047】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。例えば、上記の実施形態では、ユーザーズガイドの機能説明のコンテンツを、ヘルプコンテンツへリンクして、その内容を取り込むこととしたが、ヘルプコンテンツがその内容の一部について、ユーザーズガイドへリンクして、その内容を取り込むように構成されていてもよい。
【0048】
上記実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
【0049】
(付記1)
外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、を有するマネージメントコントローラである。
【0050】
(付記2)
前記コンテンツ取得手段は、予め設定された言語情報を取得し、前記外部リソースから、前記言語情報が示す言語で記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、付記1に記載のマネージメントコントローラである。
【0051】
(付記3)
前記コンテンツ取得手段は、ヘルプ画面から機能の識別情報を取得し、前記外部リソースから、前記識別情報が示す機能について記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、付記1~付記2の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0052】
(付記4)
前記コンテンツ取得手段は、さらに前記外部リソースに接続して、ユーザーズガイドを取得して出力する、付記1~付記3の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0053】
(付記5)
前記ヘルプと前記ユーザーズガイドは共に互いのデータをリンクまたは取り込み可能な機能を有する形式で構成されており、前記ユーザーズガイドにおける機能の説明には、当該機能に関する前記ヘルプのコンテンツが埋め込まれている、付記4に記載のマネージメントコントローラである。
【0054】
(付記6)
前記外部アクセス先は、ネットワークで接続された前記ヘルプのコンテンツを配信するサーバである、付記1~付記5の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0055】
(付記7)
前記外部アクセス先は、ネットワークで接続された前記ヘルプのコンテンツを配信するサーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した記憶媒体である、付記1~付記6の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0056】
(付記8)
Webサーバを有し、前記言語情報は、クライアント端末装置から前記Webサーバが配信する前記ヘルプ画面へアクセスしたときに、前記端末装置に表示される前記ヘルプ画面の表示に用いられる言語を示す、付記1~付記7の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0057】
(付記9)
前記コンテンツ取得手段は、前記ヘルプ画面の起動時に、前記外部リソースから前記コンテンツを取得して前記ヘルプ画面へ出力する、付記1~付記8の何れかに記載のマネージメントコントローラである。
【0058】
(付記10)
前記ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、付記1~付記9の何れかに記載のマネージメントコントローラと、を含み、前記外部リソースは、前記コンテンツ配信サーバである、情報処理システムである。
【0059】
(付記11)
前記コンテンツ配信サーバは、さらに前記マネージメントコントローラのユーザーズガイドを配信する、付記10に記載の情報処理システムである。
【0060】
(付記12)
前記マネージメントコントローラは、前記ヘルプ画面を配信するWebサーバを有し、前記Webサーバが配信する前記ヘルプ画面へWebブラウザを介してアクセスするクライアント端末、をさらに備える付記11~付記12の何れかに記載の情報処理システムである。
【0061】
(付記13)
前記コンテンツ配信サーバは、前記ユーザーズガイドを所定のデータ形式のファイルとして出力する手段を有する、付記11に記載の情報処理システムである。
【0062】
(付記14)
マネージメントコントローラが、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、ヘルプ表示方法である。
【0063】
(付記15)
マネージメントコントローラのコンピュータに、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する処理、を実行させるプログラムである。
【符号の説明】
【0064】
1・・・情報処理装置
2・・・マネージメントコントローラ
3・・・Webサーバ
4・・・WWWROOT
5・・・LAN
6・・・クライアント端末
7・・・Webブラウザ
8・・・Webインタフェース
8a・・・共通フレーム部分
8b・・・機能表示部分
9・・・ヘルプボタン
10・・・ヘルプ画面
11・・・ヘルプ・ユーザーズガイド提供サイト
12・・・Webサーバ
13・・・提供データ
14・・・PDFファイル
15・・・エクスポート手段
16・・・記憶媒体・記憶装置
41・・・言語情報
42・・・コンテンツHTML
43・・・スクリプト
44・・・ヘルプコンテンツ取得手段
441・・・外部リソース情報保存・取得手段
442・・・外部リソースへの接続手段
443・・・外部リソースからの情報取得手段
444・・・HTML表示手段
100・・・情報処理システム
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2024-08-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、
を有し、
前記外部リソースは、ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置である、
マネージメントコントローラ。
【請求項2】
前記外部リソースを、前記外部の記憶装置とするか、又は、ネットワークで接続された前記ヘルプのコンテンツを配信する前記コンテンツ配信サーバとするか、の設定を受け付ける手段、をさらに有し、
前記外部リソースを前記コンテンツ配信サーバとするよう設定されている場合、前記コンテンツ取得手段は、前記コンテンツ配信サーバのアクセス先の情報を取得して、前記コンテンツ配信サーバへ接続し、前記ヘルプのコンテンツを取得して前記ヘルプ画面へ出力し、前記外部リソースを前記外部の記憶装置とするよう設定されている場合、前記コンテンツ取得手段は、前記外部の記憶装置から前記ヘルプのコンテンツを取得して前記ヘルプ画面へ出力する、
請求項1に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項3】
前記コンテンツ取得手段は、予め設定された言語情報を取得し、前記外部リソースから、前記言語情報が示す言語で記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、
請求項1または請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項4】
前記コンテンツ取得手段は、前記ヘルプ画面から機能の識別情報を取得し、前記外部リソースから、前記識別情報が示す機能について記載された前記ヘルプのコンテンツを取得する、
請求項1または請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項5】
前記コンテンツ取得手段は、さらに前記外部リソースからユーザーズガイドを取得して出力する、
請求項1または請求項2に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項6】
前記ヘルプと前記ユーザーズガイドは共に互いのデータをリンクまたは取り込み可能な機能を有する形式で構成されており、
前記ユーザーズガイドにおける機能の説明には、当該機能に関する前記ヘルプのコンテンツが埋め込まれている、
請求項に記載のマネージメントコントローラ。
【請求項7】
前記ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、
前記コンテンツ配信サーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置と、
求項2に記載のマネージメントコントローラと、
を含む、
情報処理システム。
【請求項8】
マネージメントコントローラが、
ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置へのアクセス先の情報を取得して、前記外部の記憶装置へ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、
ヘルプ表示方法。
【請求項9】
マネージメントコントローラのコンピュータに、
ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置へのアクセス先の情報を取得して、前記外部の記憶装置へ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する処理、
を実行させるプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本発明の一態様によれば、マネージメントコントローラは、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段、を有し、前記外部リソースは、ヘルプのコンテンツを配信するサーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置である
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本発明の一態様によれば、情報処理システムは、前記ヘルプのコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、前記コンテンツ配信サーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置と、外部リソースのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力するコンテンツ取得手段と、前記外部リソースを、前記外部の記憶装置とするか、又は、ネットワークで接続された前記コンテンツ配信サーバとするか、を設定可能な手段と、を有し、前記外部リソースを前記コンテンツ配信サーバとするよう設定されている場合、前記コンテンツ取得手段は、前記コンテンツ配信サーバのアクセス先の情報を取得して、前記コンテンツ配信サーバへ接続し、前記ヘルプのコンテンツを取得して前記ヘルプ画面へ出力し、前記外部リソースを前記外部の記憶装置とするよう設定されている場合、前記コンテンツ取得手段は、前記外部の記憶装置へのアクセス先の情報を取得して、前記外部リソースへ接続し、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、マネージメントコントローラと、を含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
本発明の一態様によれば、ヘルプ表示方法は、マネージメントコントローラが、ヘルプのコンテンツを配信するサーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置へのアクセス先の情報を取得して、前記外部の記憶装置へアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する、ヘルプ表示方法である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の一態様によれば、プログラムは、マネージメントコントローラのコンピュータに、ヘルプのコンテンツを配信するサーバからダウンロードされた前記ヘルプのコンテンツを格納した外部の記憶装置へのアクセス先の情報を取得して、前記外部の記憶装置へアクセスし、ヘルプのコンテンツを取得してヘルプ画面へ出力する処理を実行させる。