(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025022526
(43)【公開日】2025-02-14
(54)【発明の名称】情報処理システム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/00 20240101AFI20250206BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20250206BHJP
G06Q 30/0241 20230101ALI20250206BHJP
G06Q 30/0207 20230101ALI20250206BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
G06Q50/10
G06Q30/0241
G06Q30/0207 350
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023127197
(22)【出願日】2023-08-03
(71)【出願人】
【識別番号】519437696
【氏名又は名称】コトバ・コミュニケーションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100170025
【弁理士】
【氏名又は名称】福島 一
(72)【発明者】
【氏名】三木 哲也
【テーマコード(参考)】
5L030
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L030BB07
5L030BB08
5L049BB07
5L049BB08
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】 (修正有)
【課題】店舗側も会員側もゲーム感覚で利用可能な情報処理システム及び方法を提供する。
【解決手段】情報処理システム1において、画面表示制御部104は、ユーザ端末の設定位置情報に近接する店舗を配置した地図をユーザ端末に表示させ、口コミ処理制御部105は、口コミ情報が確定すると、店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算し、店舗予約制御部106は、店舗の予約が確定すると、予約が確定した時点から所定期間経過後に、店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、当該店舗の詳細情報に関連付けられた予約用のサイト内通貨数を加算し、通貨使用制御部107は、店舗検索サイトのサービスに対して所定のサービス用のサイト内通貨数で提供が指示されると、ユーザ端末のユーザ情報のサイト内通貨数からサービス用のサイト内通貨数を減算して、サービスを提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのユーザ端末から、所定の店舗検索サイトにユーザ情報が入力されると、当該入力されたユーザ情報に、前記店舗検索サイトで使用可能なサイト内通貨数を関連付けて、前記ユーザ情報を会員登録し、前記ユーザ端末を前記店舗検索サイトにログインさせる会員登録制御部と、
前記店舗検索サイトで前記ログイン中のユーザ端末と所定の店舗が関連付けられ、当該店舗の位置情報を含む詳細情報が入力されると、前記店舗の詳細情報に、当該店舗を予約した予約者に提供される予約用のサイト内通貨数を関連付けて、前記店舗を前記店舗検索サイトに登録する店舗登録制御部と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、店舗検索キーが入力されると、前記登録された店舗の詳細情報に基づいて、前記ユーザ端末の設定位置情報を中心として近接に存在する店舗を配置した地図を前記ユーザ端末に表示させる画面表示制御部と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗に口コミ情報が入力されると、当該店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記口コミ情報が確定すると、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する口コミ処理制御部と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗が予約されると、当該予約された店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記店舗の予約が確定すると、予約が確定した時点から所定期間経過後に、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、当該店舗の詳細情報に関連付けられた予約用のサイト内通貨数を加算する店舗予約制御部と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、前記店舗検索サイトのサービスに対して所定のサービス用のサイト内通貨数で提供が指示されると、前記ユーザ端末のユーザ情報のサイト内通貨数から前記サービス用のサイト内通貨数を減算して、前記サービスを提供する通貨使用制御部と、
を備える情報処理システム。
【請求項2】
前記サイト内通貨数は、前記店舗の商品の価格に対して通貨数だけ割引することが可能な割引通貨数と、前記店舗検索サイトのサービスに対して通貨数だけ使用することが可能な使用通貨数とが設定される、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記地図は、3次元地図であり、
前記画面表示制御部は、前記ログイン中のユーザ端末が予め設定した設定位置をベースとし、そのベースを中心とした3次元地図を表示し、
前記ベースは、アイテムとして前記ログイン中のユーザ端末が購入可能である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
ユーザのユーザ端末から、所定の店舗検索サイトにユーザ情報が入力されると、当該入力されたユーザ情報に、前記店舗検索サイトで使用可能なサイト内通貨数を関連付けて、前記ユーザ情報を会員登録し、前記ユーザ端末を前記店舗検索サイトにログインさせる会員登録制御工程と、
前記店舗検索サイトで前記ログイン中のユーザ端末と所定の店舗が関連付けられ、当該店舗の位置情報を含む詳細情報が入力されると、前記店舗の詳細情報に、当該店舗を予約した予約者に提供される予約用のサイト内通貨数を関連付けて、前記店舗を前記店舗検索サイトに登録する店舗登録制御工程と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、店舗検索キーが入力されると、前記登録された店舗の詳細情報に基づいて、前記ユーザ端末の設定位置情報を中心として近接に存在する店舗を配置した地図を前記ユーザ端末に表示させる画面表示制御工程と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗に口コミ情報が入力されると、当該店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記口コミ情報が確定すると、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する口コミ処理制御工程と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗が予約されると、当該予約された店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記店舗の予約が確定すると、予約が確定した時点から所定期間経過後に、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、当該店舗の詳細情報に関連付けられた予約用のサイト内通貨数を加算する店舗予約制御工程と、
前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、前記店舗検索サイトのサービスに対して所定のサービス用のサイト内通貨数で提供が指示されると、前記ユーザ端末のユーザ情報のサイト内通貨数から前記サービス用のサイト内通貨数を減算して、前記サービスを提供する通貨使用制御工程と、
を備える情報処理システムの情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、端末上に表示された地図の上に、店舗情報を表示し、ユーザの検索条件に合った店舗を検索する店舗検索システム(情報処理システム等)に関する技術が多種存在する。
【0003】
例えば、特開2017-037170号公報(特許文献1)には、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備える情報処理装置が開示されている。記憶手段は、地図上のスポットに関連付けられたスポット画像を記憶する。通信手段は、スポットに対する評価情報を受信する。制御手段は、評価情報から得られる注目指数に応じてスポット画像の大きさを決定し、スポット画像を地図上に配置したウェブサイト画像を生成し、ウェブサイト画像を他の情報処理装置に送信するように通信手段を制御する。これにより、地図上に表示される際に高い利便性を実現することが可能な情報処理装置を提供することが出来るとしている。
【0004】
特開2018-142019号公報(特許文献2)には、受信部と、抽出部と、表示制御部とを備える情報処理装置が開示されている。受信部は、端末から、基準位置の情報と検索ワードとを含む表示要件を受信する。抽出部は、基準位置と検索ワードとを基に検索結果を抽出する。表示制御部は、抽出された検索結果に対応付けられている属性を特定し、属性を示す情報を、端末の画面に表示された地図上の検索結果に対応する位置に表示するように端末に指示する。又、表示制御部は、表示される属性を示す情報の種類及び/又は量を、基準位置と抽出された検索結果に対応する位置との距離に応じて調整する。これにより、地図上に表示される位置に関する情報の種類及び/又は量を、基準位置からの距離に応じて調整することが出来るとしている。
【0005】
特開2019-153007号公報(特許文献3)には、取得手順と、表示手順とをコンピュータに実行させる表示プログラムが開示されている。取得手順は、商品の売買に関する売買情報を取得する。表示手順は、取得手順によって取得された売買情報に基づいて、売買における売主に関する所在位置と、売買における買主に関する所在位置とを対応付けた対応情報を地図情報と共に表示する。これにより、商品に関する有益な情報をユーザに提供することが出来る表示プログラムを提供することが出来るとしている。
【0006】
特開2021-105903号公報(特許文献4)には、コンピュータ装置において、検索条件に合致する検索結果を表示する検索方法が開示されている。この検索方法は、検索条件の指定をユーザの1回の選択操作で受け付けるためのリンクを表示するステップであって、検索条件はリンクを表示する時刻に応じて変化するステップと、コンピュータ装置の表示領域に検索結果を表示するステップとを含む。これにより、ユーザの利便性に資する検索システムを提供することが出来るとしている。
【0007】
特開2022-077871号公報(特許文献5)には、表示部と、第1表示制御手段と、取得手段と、第2表示制御手段とを備える情報処理端末が開示されている。第1表示制御手段は、地図上における店舗の位置を示す情報を含む地図情報を、表示部に表示する。取得手段は、表示部に表示される地図上に存在する店舗にて利用可能なクーポン情報を取得する。第2表示制御手段は、取得したクーポン情報を表示部に表示する。これにより、地図上に示される店舗にて利用可能なクーポン情報を表示する際の操作性を向上させることが出来るとしている。
【0008】
特開2022-144206号公報(特許文献6)には、コンテンツ提供装置が開示されている。このコンテンツ提供装置は、地図情報をユーザに提供するサービスにおいて、地点情報又は地域に対して過去にユーザが提供したコメントであって、ユーザの端末装置の表示部に表示されている地図コンテンツに含まれる地点情報又は地域に関連付けられているコメントを抽出する。又、コンテンツ提供装置は、抽出したコメントを、地図コンテンツにおける地図に重畳させて表示部に表示させる。これにより、ユーザに有益な情報を提供することが出来るとしている。
【0009】
特開2012-215968号公報(特許文献7)には、利用者が利用する利用端末により所望する店舗条件に該当した店舗を検索する店舗検索システムが開示されている。店舗検索システムは、店舗条件取得部と、店舗条件配信部と、店舗情報取得部と、情報配信部と、ポイント付与部と、ポイント累積部とを備える。店舗条件取得部は、利用者の利用端末から投稿された店舗条件情報を取得し、店舗条件記憶部に記憶する。店舗条件配信部は、利用端末と他の利用者が利用する他の利用端末とへ、店舗条件記憶部に記憶された店舗条件情報を配信する。店舗情報取得部は、店舗条件情報に基づき、他の利用端末より投稿された店舗情報を取得し、店舗情報記憶部に記憶する。情報配信部は、店舗条件情報と店舗情報とを、利用端末と他の利用端末に配信する。ポイント付与部は、利用者が任意に選択した店舗情報を投稿した他の利用者に対し、ポイントを付与する。ポイント累積部は、他の利用者に付与されたポイントを、他の利用者毎に蓄積する。これにより、信頼できる店舗情報を利用者が容易に検索することが出来る店舗検索システムを提供することが出来るとしている。
【0010】
特開2023-055471号公報(特許文献8)には、ユーザが投稿した投稿動画をユーザ間で共有可能な動画共有システムが開示されている。動画共有システムは、サーバ装置と、ユーザ端末と、フォロー関係登録手段と、投稿手段と、承認手段と、配信手段とを備える。サーバ装置は、ユーザ端末からの入力に基づいて、ユーザと他のユーザ及び/又は店舗を選択的に紐づける。フォロー関係登録手段は、フォロワーとフォロイーの関係を登録する。投稿手段は、ユーザ端末からの入力に基づいて、動画データのアップロードと、動画データに紐づけられる店舗の選択を受け付ける。承認手段は、動画データに紐づけられた店舗の店舗側端末からの入力に基づいて、動画データに対する承認又は非承認の選択を受け付ける。配信手段は、承認を得た動画データを、動画データに紐づけられた店舗及び/又は動画データの投稿者であるユーザのフォロワーが操作するユーザ端末に配信する。これにより、ユーザが投稿した特定の店舗を宣伝する動画について、より広告宣伝効果を高める動画共有システムを提供することが出来るとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開2017-037170号公報
【特許文献2】特開2018-142019号公報
【特許文献3】特開2019-153007号公報
【特許文献4】特開2021-105903号公報
【特許文献5】特開2022-077871号公報
【特許文献6】特開2022-144206号公報
【特許文献7】特開2012-215968号公報
【特許文献8】特開2023-055471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
近年、検索エンジン(検索サイト等)の発達に伴って、ユーザがネットワークを使って所望の店舗を気軽に検索出来るようになっている。又、検索エンジンでは、ユーザが、自身の気に入った店舗に気軽に投稿したり、評価したりすることも出来るようになっている。
【0013】
ここで、ユーザが投稿や評価をすると、投稿や評価がされた店舗が検索エンジンの上位に表示されたり、ポイントがユーザに付与されたりするが、投稿や評価によるインセンティブが無かったり、ポイントは一部の景品のみにしか使用することが出来なかったりしており、ユーザ側での利便性や没入感が乏しいという課題がある。
【0014】
一方、店舗が上位に表示されるためには、検索エンジンの運営会社に多額の契約金を支払う必要がある場合があり、ユーザの意見が店舗の上位表示に直接反映されていないという課題がある。尚、店舗の評価や上位表示については、ユーザによる公平な民主的な仕組みの上で成立すべきである。
【0015】
上述の特許文献1-8に記載の技術では、上述の課題を解決することは出来ない。特に、店舗の検索エンジンに、エンジン内で自由に利用出来る通貨を導入して、ゲーム性を持たせた技術は存在しなかった。
【0016】
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、システム内で自由に使用出来る通貨の仕組みを導入することで、店舗側も会員側もゲーム感覚で利用することが可能な情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明に係る情報処理システムは、会員登録制御部と、店舗登録制御部と、画面表示制御部と、口コミ処理制御部と、店舗予約制御部は、通貨使用制御部と、を備える。会員登録制御部は、ユーザのユーザ端末から、所定の店舗検索サイトにユーザ情報が入力されると、当該入力されたユーザ情報に、前記店舗検索サイトで使用可能なサイト内通貨数を関連付けて、前記ユーザ情報を会員登録し、前記ユーザ端末を前記店舗検索サイトにログインさせる。店舗登録制御部は、前記店舗検索サイトで前記ログイン中のユーザ端末と所定の店舗が関連付けられ、当該店舗の位置情報を含む詳細情報が入力されると、前記店舗の詳細情報に、当該店舗を予約した予約者に提供される予約用のサイト内通貨数を関連付けて、前記店舗を前記店舗検索サイトに登録する。画面表示制御部は、前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、店舗検索キーが入力されると、前記登録された店舗の詳細情報に基づいて、前記ユーザ端末の設定位置情報を中心として近接に存在する店舗を配置した地図を前記ユーザ端末に表示させる。口コミ処理制御部は、前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗に口コミ情報が入力されると、当該店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記口コミ情報が確定すると、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する。店舗予約制御部は、前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、所定の店舗が予約されると、当該予約された店舗の詳細情報に前記ユーザ端末のユーザ情報を関連付け、前記店舗の予約が確定すると、予約が確定した時点から所定期間経過後に、前記店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、当該店舗の詳細情報に関連付けられた予約用のサイト内通貨数を加算する。通貨使用制御部は、前記店舗検索サイトにログイン中のユーザ端末から、前記店舗検索サイトのサービスに対して所定のサービス用のサイト内通貨数で提供が指示されると、前記ユーザ端末のユーザ情報のサイト内通貨数から前記サービス用のサイト内通貨数を減算して、前記サービスを提供する。
【0018】
本発明に係る情報処理方法は、情報処理システムの情報処理方法であって、会員登録制御工程と、店舗登録制御工程と、画面表示制御工程と、口コミ処理制御工程と、店舗予約制御工程は、通貨使用制御工程と、を備える。情報処理方法の各制御工程は、情報処理システムの各制御部に対応する。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、システム内で自由に使用出来る通貨の仕組みを導入することで、店舗側も会員側もゲーム感覚で利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る情報処理方法の実行手順を示すためのフローチャートである。
【
図3】店舗検索サイトの検索画面の一例を示す図である。
【
図4】会員画面の一例を示す図(
図4A)と、会員登録データベースの一例を示す図(
図4B)と、である。
【
図5】ログイン画面の一例を示す図(
図5A)と、パスワード再発行画面の一例を示す図(
図5B)と、である。
【
図8】アカウント情報データベースの一例を示す図である。
【
図10】店舗登録データベースの一例を示す図である。
【
図11】地図画面の一例を示す図(
図11A)と、他の複数のアイコン操作キーが表示された地図画面の一例を示す図(
図11B)と、である。
【
図12】現在地へジャンプキーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図12A)と、ベースへジャンプキーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図12B)と、である。
【
図13】店舗検索キーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図13A)と、お気に入りフィルタキーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図13B)と、である。
【
図14】フォローしている人のリスト画面の一例を示す図(
図14A)と、予約ができる店舗キーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図14B)と、である。
【
図15】ルート案内キーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図15A)と、所有物のコレクション及び購入キーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図15B)と、である。
【
図16】所定のアイテムを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図16A)と、いいね表示キーを選択した場合の地図画面の一例を示す図(
図16B)と、である。
【
図18】サイト内通貨用口コミ投稿画面の一例を示す図である。
【
図19】口コミ情報データベースの一例を示す図(
図19A)と、口コミ情報の確定により口コミ用のサイト内通貨数が加算される場合の会員登録データベースの一例を示す図(
図19B)と、である。
【
図20】お出かけマップ画面切替キーを選択した場合の特定のコースの表示の一例を示す図である。
【
図21】特定の店舗が選択された場合の画面の一例を示す図(
図21A)と、他の特定の店舗が選択された場合の画面の一例を示す図(
図21B)と、である。
【
図22】予約リクエスト画面の一例を示す図である。
【
図23】予約情報データベースとの一例を示す図(
図23A)と、予約の確定により予約用のサイト内通貨数が加算される場合の会員登録データベースの一例を示す図(
図23B)と、である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0022】
本発明の実施形態に係る情報処理システム1は、ユーザ端末10と、サーバ11と、ネットワーク12と、を備える。ユーザ端末10は、店舗を保有する店舗側のユーザや店舗を検索する会員側のユーザによって使用される。
【0023】
又、ユーザ端末10は、画面(ウィンドウ、画像を含む)を表示する表示部(出力部)と、ユーザの操作により所定の指示の入力を受け付ける受付部(入力部)と、無線又は有線の通信用の通信部と、データを記憶させる記憶部と、各部を制御する制御部と、を備えている。ユーザ端末10の通信部は、ネットワーク12を介してサーバ11と通信可能である。ユーザ端末10は、例えば、タッチパネル付きの携帯端末装置(スマートフォン)、タブレット型端末装置、携帯用のノートパソコン等を含む。
【0024】
又、サーバ11は、一般的に使用されるコンピュータ等であり、例えば、無線及び有線通信用の通信部と、データを蓄積する記憶部と、各部を制御する制御部と、を備えている。サーバ11は、主に、ネットワーク12を経由してユーザ端末10とデータの送受信をする。
【0025】
又、ネットワーク12は、ユーザ端末10と、サーバ11とのそれぞれに通信可能に接続される。ネットワーク12は、Wi-Fi(登録商標)、アクセスポイントを介したLAN(Local Area Network)の他、無線基地局を介したWAN(Wide Area Network)、第3世代(3G)の通信方式、LTEなどの第4世代(4G)の通信方式、第5世代(5G)以降の通信方式、Bluetooth(登録商標)、特定小電力無線方式等の無線通信ネットワークを含む。
【0026】
尚、ユーザ端末10と、サーバ11とは、図示しないCPU、ROM、RAM、SSD等を内蔵しており、CPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、SSD等に記憶されているプログラムを実行する。後述する各制御部についても、CPUがプログラムを実行することで、各制御部の機能を実現する。
【0027】
次に、
図1-
図23を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、店舗側のユーザが、自身のユーザ端末10を用いて、所定の店舗検索サイトにアクセスすると、サーバ11の検索制御部101が、ユーザ端末10からのアクセスを受け付けて、店舗検索サイトの検索画面をユーザ端末10に表示させることで、店舗の検索を促す(
図2:S101)。
【0028】
ここで、検索制御部101の表示方法に特に限定は無い。例えば、検索画面300には、
図3に示すように、検索キーワードを入力可能な検索欄301と、「詳しくさがす」を示す欄302には、エリアの都道府県の選択欄303と、市区町村の選択欄304と、キーワード(例えば、店名、ジャンル、個室等)の入力欄305と、「ベースを反映」キー306と、「現在地を反映」キー307とが表示される。
【0029】
ここで、「ベースを反映」キー306は、会員登録済のユーザがログイン中の場合に、そのユーザにより予め設定された位置情報を都道府県の選択欄303と市区町村の選択欄304とに入力するためのキーである。「現在地を反映」キー307は、ユーザ端末10の位置情報が取得可能な状態の場合に、そのユーザ端末10の位置情報を都道府県の選択欄303と市区町村の選択欄304とに入力するためのキーである。
【0030】
又、「最新の投稿」308には、最新の投稿309と、所定の条件で選ばれた投稿者310とが表示され、ユーザが好評を示す「いいね!ランキング」311には、「カフェ・喫茶店」や「スイーツ」、「居酒屋」のカテゴリ別に、高評価の店舗312が表示される。そして、会員登録を促すのメッセージ313(例えば、「システムの会員になって美味しいお店を共有しよう!」)が表示される。
【0031】
ここで、会員登録していないユーザは、検索画面300を使って、会員登録したユーザが入力した店舗の詳細情報や口コミ情報(投稿情報)のデータベースを閲覧することが出来るが、そのデータベースに新たに情報を入力することは出来ない。会員登録が不要と考えるユーザは、検索画面300を用いて、上述のデータベースを閲覧して、処理を終了する。又、会員登録していないユーザには、後述するサイト内通貨の付与も無い。
【0032】
一方、検索画面300のメッセージ313を確認したユーザは、会員登録をするために、所定の会員登録キー又はログインキーを選択すると、サーバ11の会員登録制御部102が、会員登録キー又はログインキーの選択を受け付けて、店舗検索サイトの会員画面をユーザ端末10に表示させることで、会員登録又はログインを促す(
図2:S102)。
【0033】
ここで、会員登録制御部101の表示方法に特に限定は無い。例えば、会員画面400には、
図4Aに示すように、「新規会員登録」のメッセージ401と、ユーザ情報としてのメールアドレスの入力欄402と、パスワードの入力欄403と、「登録する」キー404と、「登録済みの方はこちら」キー405とが表示される。
【0034】
ここで、ユーザ情報とは、ユーザを一義的に識別可能な情報を意味し、例えば、ユーザの氏名、ニックネーム、メールアドレス等を挙げることが出来る。又、ユーザ情報には、パスワードを対にすることが出来る。ここでは、ユーザ情報として、店舗側のユーザのメールアドレスと、店舗側のユーザが任意に作成したパスワードとを採用する。
【0035】
さて、会員画面400を確認した店舗側のユーザは、所定のメールアドレス(例えば、「abc@def」)と所定のパスワード(例えば、「123456」)とをそれぞれの入力欄に入力して、「登録する」キー404を選択すると、会員登録制御部102は、「登録する」キー404の選択を受け付けて、所定の会員登録データベースを参照して、会員登録可能か否かを判定する。
【0036】
ここで、会員登録データベースに特に限定は無いが、例えば、
図4Bに示すように、会員登録データベース406には、登録済の登録メールアドレス407と、登録済の登録パスワード408と、当該登録メールアドレス407のユーザが保有する登録済の登録サイト内通貨数409とが関連付けて記憶されている。
【0037】
ここで、サイト内通貨とは、店舗検索サイトで使用可能な通貨を意味し、サイト内通貨数は、通貨量を意味する。尚、本発明の実施形態では、登録サイト内通貨数409として、店舗の商品の価格に対して通貨数だけ割引することが可能な割引通貨数409a(例えば、「旨!キャッシュ」)と、店舗検索サイトのサービスに対して通貨数だけ使用することが可能な使用通貨数409b(例えば、「旨!コイン」)と、が設定されている。2種類のサイト内通貨数を設定することで、店舗側のユーザにとっても会員側のユーザにとっても、使い勝手を向上させることが出来る。割引通貨数409aと使用通貨数409bの説明については、後述する。
【0038】
そして、会員登録制御部101は、参照した会員登録データベース406の登録メールアドレス407と、入力された入力メールアドレス(「abc@def」)とを比較して、入力メールアドレス(「abc@def」)と同じ登録メールアドレスが存在するか否かを判定する。
【0039】
判定の結果、入力メールアドレス(「abc@def」)と同じ登録メールアドレスが存在する場合、会員登録制御部102は、ユーザが既に店舗検索サイトに登録済みである旨をユーザ端末10に表示して、入力メールアドレス(「abc@def」)と入力パスワード(「123456」)とを消去し、ユーザに、異なるメールアドレスとパスワードの入力を促す。
【0040】
一方、入力メールアドレスと同じ登録メールアドレスが存在しない場合、会員登録制御部102は、ユーザに新規に会員登録させる旨をユーザ端末10に表示して、
図4Bに示すように、会員登録データベース406の登録メールアドレス407と、登録パスワード408とのそれぞれに、入力メールアドレス(「abc@def」)と、入力パスワード(「123456」)とのそれぞれを関連付けて記憶させる。そして、会員登録制御部102は、入力メールアドレス(「abc@def」)を関連付けた会員登録データベース406の登録サイト内通貨数409(割引通貨数409aと使用通貨数409b)に、予め設定されたサイト内通貨数(例えば、「0」)を関連付けて記憶させる。これにより、店舗検索サイトに対するユーザの会員登録が完了する。
【0041】
そして、会員登録制御部102は、会員登録したユーザのユーザ端末10を店舗検索サイトにログインさせる。これにより、店舗側のユーザは、店舗検索サイトにログインした上で、店舗検索サイトを利用することが出来る。
【0042】
ところで、新規に会員登録されたユーザの登録サイト内通貨数(割引通貨数409aと使用通貨数409b)は、通常、「0」が設定されるが、例えば、会員登録制御部102が、既に会員登録された他のユーザ(紹介者)のメールアドレスと、他のユーザ(紹介者)がユーザを紹介した旨の紹介情報とを受け付けた上で、店舗側のユーザが新規に会員登録した場合は、被紹介者用の所定のサイト内通貨数(例えば、「20キャッシュ」、「20コイン」)をユーザ(被紹介者)の登録サイト内通貨数409に記憶させても良いし、紹介者用の所定のサイト内通貨数(例えば、「50キャッシュ」、「50コイン」)を他のユーザ(紹介者)の登録サイト内通貨数409に記憶させても良い。ここで、本発明の実施形態では、割引通貨数409aと使用通貨数409bとが設定されているため、例えば、紹介の際に、割引通貨数409aと使用通貨数409bとの一方か又は両方に所定のサイト内通貨数を設定しても良い。
【0043】
さて、
図4Aの会員画面400において、既に会員登録したユーザが、会員画面400を確認した場合は、「登録済みの方はこちら」キー405を選択すると、会員登録制御部102が、「登録済みの方はこちら」キー405の選択を受け付けて、所定のログイン画面を表示して、ユーザから、登録済のメールアドレスと登録済のパスワードの入力を受け付ける。
【0044】
ここで、ログイン画面500には、
図5Aに示すように、「ログイン」のメッセージ501と、メールアドレスの入力欄502と、パスワードの入力欄503と、ログイン情報を記録するためのチェックボックス504と、「ログイン」キー505と、「パスワードを忘れた場合」のキー506とが表示される。
【0045】
ログイン画面500を確認したユーザは、所定のメールアドレス(「abc@def」)と所定のパスワード(「123456」)とをそれぞれの入力欄502、503に入力して、「ログイン」キー505を選択すると、会員登録制御部102は、「ログイン」キー505の選択を受け付けて、会員登録データベース406を参照して、ログイン可能か否かを判定する。
【0046】
具体的には、会員登録制御部102は、参照した会員登録データベース406のうち、入力された入力メールアドレス(「abc@def」)と同じ登録メールアドレスが存在し、且つ、入力された入力パスワード(「123456」)が、存在した登録メールアドレスに関連付けられた登録パスワードと一致するか否かを判定する。
【0047】
判定の結果、入力メールアドレス(「abc@def」)と同じ登録メールアドレスが存在しない場合、又は、入力パスワード(「123456」)が、存在した登録メールアドレスに関連付けられた登録パスワードと一致しない場合、会員登録制御部102は、入力メールアドレス(「abc@def」)と入力パスワード(「123456」)に誤りがある旨のエラー画面をユーザ端末10に表示し、正しいメールアドレスとパスワードの入力を促す。
【0048】
一方、入力メールアドレス(「abc@def」)と同じ登録メールアドレスが存在し、且つ、入力パスワード(「123456」)が、存在した登録メールアドレスに関連付けられた登録パスワードと一致する場合、会員登録制御部102は、入力メールアドレス(「abc@def」)と入力パスワード(「123456」)は正しいと判定し、ユーザ端末10を店舗検索サイトにログインさせる。これにより、既に会員登録したユーザは、店舗検索サイトを利用することが出来る。
【0049】
ところで、
図5Aのログイン画面500において、パスワードを忘れた会員登録済のユーザが、「パスワードを忘れた場合」のキー506を選択すると、会員登録制御部102が、「パスワードを忘れた場合」のキー506の選択を受け付けて、パスワード再発行画面を表示して、ユーザから、新たなパスワードの入力を受け付ける。
【0050】
ここで、パスワード再発行画面507には、
図5Bに示すように、「パスワード再発行」のメッセージ508と、メールアドレスの入力欄509と、所定のメッセージ510(例えば、「メールアドレスを入力してください。入力されたメールアドレスにパスワード再発行のメールをお送りします。」)と、「パスワード再発行」キー511とが表示される。
【0051】
パスワード再発行画面507を確認したユーザは、所定のメールアドレス(「abc@def」)をその入力欄509に入力して、「パスワード再発行」キー511を選択すると、会員登録制御部102は、「パスワード再発行」キー511の選択を受け付けて、会員登録データベース406を参照して、入力されたメールアドレス(「abc@def」)に対応する登録メールアドレス407を特定し、特定した登録メールアドレス407に関連付けられた登録パスワード408を消去する。そして、会員登録制御部102は、所定のパスワード発行プログラムを用いて、新規のパスワードを発行して、新規のパスワードを、消去された登録パスワード408に記憶させるとともに、特定した登録メールアドレス407に、新規のパスワードを通知する。これにより、パスワードを忘れたユーザであっても、再度、ログイン可能となる。
【0052】
さて、会員登録制御部102がユーザ端末10をログインさせると、様々な機能のキーを選択可能に表示した所定のマイページ画面をユーザ端末10に表示して、店舗側のユーザから所定のキーの選択を受け付ける。
【0053】
ここで、マイページ画面600には、
図6に示すように、「マイページ」のメッセージ601と、「おしらせ」キー602と、「コメント」キー603と、「アカウント編集」キー604と、「基本設定」キー605とが表示される。「おしらせ」キー602の選択では、「おしらせ」として、サーバ11の管理者からの通知606が、日付と通知内容とともに表示される。
【0054】
又、「コメント」キー607の選択では、「コメント」として、第一のユーザ607a(例えば、ユーザAAA)がコメントした内容608aが表示され、ログイン中のユーザが、ユーザAAAに対して返信することが可能な返信キー609aや、ユーザAAAのコメントに対して違法等をサーバ11の管理者へ報告する報告キー610aが表示される。ログイン中のユーザが返信キー609aを選択すると、返信欄611aと返信実行キー612aとが表示される。
【0055】
ここで「コメント」として、第二のユーザ607a(例えば、ユーザBBB)がコメントした場合は、その内容608bと、返信キー609bと、報告キー610bとが表示されるが、ここで、ログイン中のユーザが返信欄611bに内容を記入して、返信実行キー612aを選択すると、その後、ログイン中のユーザが自身の返信の内容を削除可能な削除キー612bが表示される。
【0056】
ここで、ログイン中のユーザが「アカウント編集」キー604を選択すると、会員登録制御部102が所定のアカウント編集画面をユーザ端末10に表示して、店舗側のユーザから所定のキーの選択を受け付ける。
【0057】
アカウント編集画面700には、
図7に示すように、「アカウント編集」のメッセージ701と、ユーザネームの入力欄702と、ログイン中のユーザのメールアドレスの表示欄703と、性別の選択欄704(例えば、男性、女性、選択しない)と、都道府県の入力欄705と、メールマガジンの選択欄706(例えば、受信する、受信しない)と、お知らせ通知の選択欄707(例えば、受信する、受信しない)と、いいね・コメント通知の選択欄708(例えば、受信する、受信しない)と、新着メッセージの選択欄709(例えば、受信する、受信しない)と、他人にお気に入りを見せるための選択欄710(例えば、見せる、見せない)と、フレンドにお気に入りを見せるための選択欄711(例えば、見せる、見せない)と、他人に自分のベースを見せるための選択欄712(例えば、見せる、見せない)と、フレンドに自分のベースを見せるための選択欄713(例えば、見せる、見せない)と、SNS(Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、Instagram(登録商標)、YouTube(登録商標)、TikTok(登録商標)など)のリンク先入力欄714と、登録キー715と、が表示される。
【0058】
ここで、ログイン中のユーザが、入力欄と選択欄のそれぞれに情報を入力して、登録キー715を選択すると、会員登録制御部102が、入力された情報と、登録キー715の選択を受け付ける。ここで、他人にお気に入りを見せるための選択欄710等において、ログイン中のユーザが情報を公開する場合には、会員登録制御部102が、公開設定の確認画面を表示して、ログイン中のユーザに確認画面の確認キーを選択させた上で、アカウント情報を設定する。そして、会員登録制御部102は、入力・選択された情報をアカウント情報データベースに関連付けて記憶させる。
【0059】
ここで、アカウント情報データベース800に特に限定は無いが、例えば、
図8に示すように、アカウント情報データベース800には、登録メールアドレス801と、アカウント編集画面700の入力選択項目802(例えば、ユーザネーム、、、、SNSのリンク先)とが関連付けて記憶されている。そして、会員登録制御部102は、ログイン中のユーザのメールアドレス(「abc@def」)を取得するとともに、取得したメールアドレス(「abc@def」)と、入力・選択された情報とのそれぞれをアカウント情報データベース800の項目のそれぞれに関連付けて記憶させる。これにより、ユーザのアカウント情報の登録が完了する。
【0060】
ところで、会員登録されたユーザは、自身の店舗を登録することが出来る。例えば、店舗側のユーザが、自身の店舗の詳細情報を登録するために、店舗検索サイトから自身の店舗を検索する。店舗検索サイトでは、他のユーザが投稿した店舗を検索対象としている。そして、店舗側のユーザが、店舗検索サイトで自身の店舗を発見して、所定の店舗登録キーを入力すると、サーバ11の店舗登録制御部103は、店舗検索サイトでログイン中のユーザ端末10に所定の店舗を関連付け、店舗登録画面を表示して、所定の店舗の位置情報を含む詳細情報と、店舗を予約した予約者に提供される予約用のサイト内通貨数との入力を受け付ける(
図2:S103)。
【0061】
ここで、店舗側のユーザが店舗と関連付けられる方法について特に限定は無いが、例えば、店舗側のユーザが、会員登録した後に、店舗検索サイトで自身の店舗を投稿することで、店舗登録制御部103が、店舗側のユーザのログイン中のユーザ端末10と店舗とを関連付けても良い。又、店舗側のユーザが、未だ、会員登録しておらず、店舗検索サイトで、会員登録済の他のユーザにより投稿された店舗を見つけて、そこから会員登録することで、店舗登録制御部103が、店舗側のユーザのログイン中のユーザ端末10と店舗とを関連付けても良い。又、ユーザが、自身の店舗を見つけた後に、会員登録を進める際に、店舗登録制御部103が、ログイン中のユーザ端末10に会員か店舗かを問い合わせて、そこで、ログイン中のユーザ端末10が店舗と回答した場合に、店舗側のユーザと認識して、店舗側のユーザのログイン中のユーザ端末10と店舗とを関連付けても良い。
【0062】
さて、店舗の詳細情報とは、店舗の位置情報を含み、例えば、店舗名、住所、営業時間、店舗の紹介動画、価格帯、商品(又はサービス)、商品に設定される価格等を含むことが出来る。
【0063】
本発明の実施形態では、例えば、店舗登録画面900には、
図9に示すように、「店舗登録」のメッセージ901と、ヘッダー画像の添付欄902と、プロフィール画像の添付欄903と、店舗名の入力欄904と、担当者の入力欄905と、予約リクエストを受け付けるための選択欄906(例えば、受け付ける、受け付けない)と、ジャンルの入力欄907と、郵便番号の入力欄908と、郵便番号による住所検索キー908aと、住所の入力欄909と、電話番号の入力欄910と、営業時間の入力欄911(例えば、月火水木金土日のうち、営業開始時刻から営業終了時刻までの入力と、定休日の設定など)と、提供方法の入力欄912(例えば、店内、テラス席、テイクアウト、デリバリー、スタッフ出前、ドライブスルー、カーブサイド、通販・お取寄せ、食材配達、出張シェフ、通販・店グッズ、その他等の選択設定)と、座席数の入力欄913と、貸切有無の選択欄914と、駐車場入力欄915と、支払方法の入力欄916(例えば、現金、クレジットカード、PayPay(登録商標)、楽天Pay(登録商標)、nanaco(登録商標)、交通系IC(suica(登録商標)など)、QUICPay(登録商標)、デビットカード、プレペイドカード、LINE Pay(登録商標)、au Pay(登録商標)、d払い(登録商標)、メルペイ(登録商標)、その他等の選択設定)と、禁煙・喫煙の選択欄917(例えば、禁煙、喫煙OK、分煙、喫煙ルーム有、電子タバコのみOK等の選択設定)と、価格帯の入力欄918(例えば、昼、夜のそれぞれの入力設定)と、地域別クーポン等の入力欄919と、最寄りの駅・駅からの距離の入力欄920(例えば、駅から0.1km等)と、おすすめ・コメントの入力欄921と、内容を保存するための内容保存キー922と、内容を保存して予約リクエスト設定するための予約リクエスト設定キー923と、が表示される。
【0064】
さて、店舗登録画面900を確認した店舗側のユーザは、入力欄と選択欄のそれぞれに情報を入力して、内容保存キー922又は予約リクエスト設定キー923を選択すると、店舗登録制御部103が、入力された情報と、内容保存キー922又は予約リクエスト設定キー923の選択を受け付ける。そして、店舗登録制御部103は、店舗登録データベースを用いて、入力・選択された情報を店舗の詳細情報として、店舗の詳細情報に、当該店舗を予約した予約者に提供される予約用のサイト内通貨数を関連付けて、店舗を店舗検索サイトに登録する。
【0065】
ここで、店舗登録データベース1000に特に限定は無いが、例えば、
図10に示すように、店舗登録データベース1000には、登録メールアドレス1001と、店舗登録画面900の入力選択項目1002(例えば、ヘッダー画像、、、おすすめ・コメント)と、予約用のサイト内通貨数1003とが関連付けて記憶されている。
【0066】
尚、本発明の実施形態では、予約用のサイト内通貨数1003には、予約用の割引通貨数1003aと、予約用の使用通貨数1003bとが設定される。そして、店舗登録制御部103は、ログイン中のユーザのメールアドレス(「abc@def」)を取得するとともに、取得したメールアドレス(「abc@def」)と、入力・選択された情報とのそれぞれを店舗登録データベース1000の項目のそれぞれに関連付けて記憶させる。
【0067】
ここで、本発明の実施形態では、予約用のサイト内通貨数1003は、サーバ11の管理者により設定可能であり、例えば、予約用の割引通貨数1003aは、「150キャッシュ」が設定され、予約用の使用通貨数1003bは、「15,000コイン」と設定される。これにより、店舗検索サイトに対する店舗の登録が完了する。
【0068】
尚、予約用のサイト内通貨数1003は、通貨設定の入力欄を設けて、サーバ11の管理者以外に、店舗側のユーザによって、自由に設定可能にしても構わない。例えば、客単価1,000円のカレー屋の店舗では、予約用のサイト内通貨数が100円とすると、広告費が10%となり、負担が大きくなる。そこで、客単価が低い店舗では、予約用のサイト内通貨数を低く設定することで、宣伝費用を抑えることが出来る。又、客単価10,000円の寿司屋の店舗では、予約用のサイト内通貨数が300円とすると、広告費が3%となり、負担が小さくなる。そこで、客単価の高い店舗は、予約用のサイト内通貨数を高く設定することで、より高い宣伝効果を得られるといったことが可能となる。又、予約用のサイト内通貨数1003は、店舗側のユーザが、サーバ11の管理者側に支払う送客手数料に関係する場合は、予約用サイト内通貨数1003の設定欄に代えて、送客手数料の設定欄に変更しても構わない。
【0069】
又、予約内のサイト内通貨数について、上述のように、割引通貨数と使用通貨数の2種類を設定することが出来る場合は、店舗側のユーザは、それぞれの予約用のサイト内通貨数を入力すれば良い。例えば、予約内の割引通貨数は、価格の割引に関係するため、店舗側のユーザは、通貨設定の入力欄に予約用の割引通貨数として所定の通貨数(例えば、「150キャッシュ」)を入力すれば良い。予約用の割引通貨数の設定欄に代えて、送客手数料の設定欄の場合は、送客手数料の入力によって、予約用の割引通貨数が設定される。又、予約用の使用通貨数は、サイト内だけの使用に関係するため、店舗側のユーザは、通貨設定の入力欄に予約用の使用通貨数として所定の通貨数(例えば、「15,000コイン」)を入力すれば良い。尚、予約用の割引通貨数だけを設定可能とし、予約用の使用通貨数を設定不可としても良いし、逆であっても構わない。
【0070】
ここで、店舗側のユーザが店舗の登録を完了すると、店舗検索サイトでは、登録された店舗の検索が可能になる。このように、複数の店舗側のユーザが自身の店舗を店舗検索サイトにそれぞれ登録することで、当該店舗検索サイトに多くの店舗の詳細情報が蓄積されていく。又、会員側のユーザが店舗を店舗検索サイトに口コミ情報として投稿することで、店舗名や住所等の最低限の情報が登録されて、店舗の詳細情報が蓄積されても良い。
【0071】
さて、一方で、店舗検索サイトを使用する会員側のユーザが、店舗検索サイトを利用する場合は、下記のようになる。即ち、S101において、会員側のユーザが、自身のユーザ端末10を用いて、店舗検索サイトにアクセスすると、検索制御部101が、店舗検索サイトの検索画面をユーザ端末10に表示させて、店舗の検索を促す(
図2:S101)。ここで、ユーザが会員登録する場合やログインする場合は、会員登録キー又はログインキーを選択すると、会員登録制御部102が、店舗検索サイトの会員画面をユーザ端末10に表示させることで、会員登録又はログインを促す(
図2:S102)。これらは、上述と同様であるため、その説明を省略する。
【0072】
そして、会員登録制御部102が、ユーザ端末10をログインさせて、マイページ画面を表示して、会員側のユーザから所定のキーの選択を受け付ける。
【0073】
ここで、会員側のユーザは、所定の店舗検索キーを入力すると、サーバ11の画面表示制御部104は、店舗検索キーの入力を受け付けて、登録された店舗の詳細情報に基づいて、ユーザ端末10の設定位置情報を中心として近接に存在する店舗を配置した地図をユーザ端末10に表示させる(
図2:S104)。尚、S104以降は、店舗側のユーザであっても同様である。
【0074】
ここで、画面表示制御部104の表示方法に特に限定は無い、例えば、画面表示制御部104は、ユーザ端末10の設定位置情報を取得する。ここで、ユーザ端末10の設定位置情報に特に限定は無いが、例えば、ユーザ端末10の現在位置情報やユーザにより予め設定された設定位置情報を挙げることが可能であり、設定位置情報は、上述の店舗の住所や場所に基づいた情報で構成される。次に、画面表示制御部104は、ユーザ端末10の設定位置情報を中心として所定の半径(例えば、500m)で形成される所定の円範囲に含まれる店舗の住所を検索する。ここで、画面表示制御部104は、店舗検索サイトにおいて、会員登録済の他のユーザが既に投稿した店舗や登録した店舗の詳細情報や店舗登録データベース1000を活用する。そして、画面表示制御部104は、検索した店舗登録データベース1000の住所に関連付けられた店舗名を取得して、ユーザ端末10の設定位置情報を中心とした地図を生成し、生成した地図のうち、店舗名の店舗の住所の位置に、当該店舗のアイコンを配置して、その地図をユーザ端末10に表示させる。
【0075】
ここで、地図の種類に特に限定は無く、例えば、2次元地図や3次元地図を挙げることが出来るが、本発明の実施形態では、3次元地図を想定する。具体的には、
図11Aに示すように、画面表示制御部104は、店舗のアイコン1102を配置した3次元地
図1101を地図画面1100に表示させる。
【0076】
このように、画面表示制御部104が3次元地
図1101を表示させることで、ユーザに立体的な地理感覚を与えることが可能であり、ユーザに所望の店舗のアイコン1102を探し易くすることが出来る。
【0077】
ここで、画面表示制御部104は、店舗の種類に応じた店舗のアイコン1102を3次元地
図1101に表示させる。例えば、店舗がラーメン屋であれば、ラーメンを表現したアイコン1102が表示され、店舗がフランス料理屋等の洋食屋であれば、ステーキを表現したアイコン1102が表現され、店舗が居酒屋であれば、とっくりとツマミを表現したアイコン1102が表現される。これにより、ユーザに店舗のアイコン1102を3次元地
図1101上で目立たせて、店舗の検索性を向上させることが出来る。
【0078】
又、画面表示制御部104は、3次元地
図1101に、電車や地下鉄の駅名等のランドマークのアイコン1103を表示させる。これにより、ユーザに地理感覚を更に与えることが出来る。
【0079】
ここで、画面表示制御部104は、会員登録データベース406を用いて、ログイン中のユーザが保有するサイト内通貨数409を取得し、地図画面1100の上方に、取得したサイト内通貨数を表示するサイト内通貨数表示欄1104を表示する。ここで、サイト内通貨数表示欄1104は、割引通貨数欄1104aと使用通貨数欄1104bとが区分されて表示され、割引通貨数欄1104aには、ユーザが保有する割引通貨数409a(例えば、「12345678キャッシュ」)が表示され、使用通貨数欄1104bには、ユーザが保有する使用通貨数409b(例えば、「12345678コイン」)が表示される。これにより、ユーザは、地図画面1100を確認することで、自身が保有するサイト内通貨数を簡単に確認することが出来る。
【0080】
又、画面表示制御部104は、地図画面1100の下方に、各種機能を有する複数のアイコン操作キー1105を選択可能に表示する。ここで、アイコン操作キー1105の種類に特に限定は無いが、例えば、
図11Aに示すように、アイコン操作キー1105には、アイコン表示切替キー1106と、現在地へジャンプキー1107と、ベースへジャンプキー1108と、店舗情報検索キー1109と、BGM及び効果音ON/OFFキー1110とが表示されている。
【0081】
ここで、各操作キー1105の機能を説明すると、例えば、ユーザが、アイコン表示切替キー1106を選択すると、画面表示制御部104は、
図11Bに示すように、他の複数のアイコン操作キー1111を地図画面1100上に表示する。これにより、ユーザは、他の複数のアイコン操作キー1111を認識して操作することが出来る。一方、他の複数のアイコン操作キー1111が地図画面1100上を占有して、地図画面1100が見え難い場合は、ユーザが、アイコン表示切替キー1106を選択すると、画面表示制御部104は、
図11Aに示すように、他の複数のアイコン操作キー1111を消去して、最初のアイコン操作キー1105を表示する。これにより、ユーザの視認性を確保することが出来る。
【0082】
ここで、他の複数のアイコン操作キー1111は、例えば、お気に入りフィルタキー1112と、予約ができる店舗キー1113と、ルート案内キー1114と、所有物のコレクション及び購入キー1115と、いいね表示キー1116と、トップ画面切替キー1117と、アカウント設定画面切替キー1118と、口コミ投稿画面切替キー1119と、お出かけマップ画面切替キー1120と、マイ画面切替キー1121を挙げることが出来る。
【0083】
さて、ユーザは、現在地へジャンプキー1107を選択すると、画面表示制御部104は、
図12Aに示すように、ユーザ端末10の現在位置1200を中心とした地図画面1100上に表示する。ここで、現在地へジャンプキー1107は、ユーザ端末10の現在位置の利用を許可しているユーザだけ現在地へジャンプすることが出来る。これにより、ユーザは、現在地を中心とした3次元地図を素早く表示させることが出来る。
【0084】
又、ユーザが、ベースへジャンプキー1108を選択すると、画面表示制御部104は、
図12Bに示すように、ログイン中のユーザが予め設定した設定位置をベースとし、そのベース1201を中心とした地図画面1100上に表示する。これにより、ユーザは、設定位置を中心とした3次元地図を素早く表示させることが出来る。又、ベースには、ユーザの設定位置情報のアイコン1201が表示される。
【0085】
又、ユーザが、店舗情報検索キー1109を選択すると、画面表示制御部104は、
図13Aに示すように、店舗検索画面1300を地図画面1100上に表示する。ここで、店舗検索画面1300には、店舗検索欄1301と、情報検索欄1302とが表示され、店舗検索欄1301には、店舗名やキーワードが入力されると、画面表示制御部104は、店舗登録データベースの店舗を検索する。又、情報検索欄1302には、キーワードが入力されると、画面表示制御部104は、他のデータベースからキーワードを検索する。これにより、ユーザは、所望の店舗や情報を容易に検索することが出来る。
【0086】
又、ユーザが、BGM及び効果音ON/OFFキー1110を選択すると、画面表示制御部104は、所定のBGM及び効果音ON/OFF画面を地図画面1100上に表示する。BGM及び効果音ON/OFF画面では、再生されるBGM及び効果音のON/OFFを切り替えることが出来る。これにより、ユーザは、BGMや効果音のON/OFFを操作することが出来る。
【0087】
又、ユーザが、お気に入りフィルタキー1112を選択すると、画面表示制御部104は、
図13Bに示すように、お気に入りフィルタ画面1303を地図画面1100上に表示する。ここで、お気に入りフィルタ画面1303には、(お気に入りを)指定しない指定欄1304と、私のお気に入り欄1305と、フォローしている人のお気に入り欄1306とが表示される。指定しない指定欄1304は、ユーザが選択すると、お気に入りフィルタ画面1303が消去され、お気に入りを指定していない状態で、地図画面1100が表示される。又、私のお気に入り欄1305は、ユーザが選択すると、お気に入りフィルタ画面1303が消去され、ユーザのお気に入りの店舗だけが配置された地図画面1100が表示される。フォローしている人のお気に入り欄1306は、ユーザが選択すると、
図14Aに示すように、フォローしている人のリスト画面1400が表示される。ユーザが、リスト画面1400のうち、フォローしている人を選択すると、リスト画面1400が消去され、選択されたフォローしている人のお気に入りの店舗だけが配置された地図画面1100が表示される。このように、ユーザは、所望の店舗を容易に検索することが出来る。
【0088】
又、ユーザが、予約ができる店舗キー1113を選択すると、画面表示制御部104は、
図14Bに示すように、予約ができる店舗キー1113が選択された時点で予約することが可能な店舗のアイコンが吹き出し1401で指定されて地図画面1100上に表示する。これにより、ユーザは、予約可能な店舗を容易に検索することが出来る。ここで、吹き出し1401には、1人当たり予約して来店したユーザが取得することが出来る予約用のサイト内通貨数が表示される。これにより、ユーザは、予約する際に、予約用のサイト内通貨数を考慮して予約することが出来る。尚、この状態で、ユーザが、再度、予約ができる店舗キー1113を選択すると、画面表示制御部104は、吹き出し1401を消去して、通常の地図画面1100の表示に戻す。
【0089】
又、ユーザが、ルート案内キー1114を選択すると、画面表示制御部104は、
図15Aに示すように、ルート案内画面1500を地図画面1100上に表示する。ルート案内画面1500には、出発地検索欄1501と、目的地検索欄1502と、ルートキー1503と、アニメキー1504とが表示される。出発地検索欄1501には、現在地やベース、自分で選択する出発地が入力され、目的地検索欄1502には、店舗名や自分で選択する目的地が入力される。ユーザが、出発地検索欄1501に所定の出発地(例えば、現在地)を入力し、目的地検索欄1502に所定の目的地(例えば、ラーメン屋)を入力して、ルートキー1503を選択すると、画面表示制御部104は、入力された出発地から目的地までのルートを3次元地
図1101上に表示する。又、ユーザが、アニメキー1504を選択すると、画面表示制御部104は、入力された出発地から目的地までのルートを3次元地
図1101上に表示するとともに、ユーザの乗り物がルートを移動するアニメーションを表示する。これにより、ユーザは、出発地から目的地までのルートを視覚的に容易に理解することが出来る。
【0090】
又、ユーザが、所有物のコレクション及び購入キー1115を選択すると、画面表示制御部104は、
図15Bに示すように、所有物のコレクション及び購入画面1505を地図画面1100上に表示する。ここで、所有物のコレクション及び購入画面1505には、ユーザの乗り物のアイテムの一覧1506と、ユーザのベースのアイテムの一覧1507とが表示される。乗り物やベース(家等)は、CGモデルで構成される。ユーザが購入した乗り物やベースには、「オーナー」1508が表示され、ユーザが使用中の乗り物やベースには、使用中のマーク1509がそれぞれ一つずつ設定される。ユーザが、乗り物のアイテムの一覧1506かベースのアイテムの一覧1507のうち、所定のアイテム(例えば、乗り物のアイコン)を選択すると、画面表示制御部104は、
図16Aに示すように、アイテム購入画面1600を地図画面1100上に表示する。アイテム購入画面1600には、ログイン中のユーザが保有するサイト内通貨数(ここでは、割引通貨数欄1601a、使用通貨数欄1601b)と、購入対象のアイテムの説明文1602と、購入用のサイト内通貨数(割引通貨数又は使用通貨数)を示した購入キー1603と、キャンセルキー1604とが表示される。これにより、ユーザは、ユーザの設定位置情報のアイテムを示すベースを購入したり、ユーザの仮想的な乗り物を購入したりすることが出来る。尚、ここで、所有物のコレクション及び購入画面1500には、アイコン操作キーのアイコンや色の着せ替えを販売しても良いし、サイト内通貨を購入可能に構成しても良い。
【0091】
又、ユーザが、いいね表示キー1116を選択すると、画面表示制御部104は、
図16Bに示すように、3次元地
図1101の店舗のアイコンに関連付けられたコメント(返信、口コミ、記事等)に対してユーザがいいねをした数に対応する数のハート1605が、当該店舗のアイコンから噴き出すように地図画面1100に表示する。これにより、ユーザは、いいねの数が多い店舗のアイコンを素早く確認することが出来る。
【0092】
又、ユーザが、トップ画面切替キー1117を選択すると、画面表示制御部104は、所定のトップ画面切替画面を地図画面1100上に表示する。トップ画面切替画面では、地図画面1100から、予め設定されたWEBのトップ画面へ遷移するための画面である。これにより、ユーザは、トップ画面に素早く移動することが出来る。
【0093】
又、ユーザが、アカウント設定画面切替キー1118を選択すると、画面表示制御部104は、所定のアカウント設定画面を地図画面1100上に表示する。アカウント設定画面では、地図画面1100から、マイページ画面へ遷移するための画面である。これにより、ユーザは、マイページ画面に素早く移動することが出来る。
【0094】
さて、ユーザが、口コミ投稿画面切替キー1119を選択すると、画面表示制御部104は、口コミ投稿画面切替キー1119の選択を受け付けて、サーバ11の口コミ処理制御部105が、ユーザ端末10に口コミ投稿画面を表示して、ユーザ端末10から、所定の店舗へ口コミ情報の入力を受け付ける(
図2:S105)。
【0095】
ここで、口コミ処理制御部105の表示方法に特に限定は無いが、例えば、口コミ投稿画面1700には、
図17に示すように、「投稿する」のメッセージ1701と、店舗名の検索欄1702と、「現在地から近い店」キー1703と、「ベースから近い店」キー1704と、周辺店舗の候補のリスト1705と、住所の入力欄1706と、ジャンルの入力欄1707と、ハッシュタグの入力欄1708と、画像の添付欄1709と、画像種別(単品又はコース)の選択欄1710と、投稿文の入力欄1711とが表示される。これにより、ユーザは、特定の店舗へコメントを投稿することが出来る。又、口コミ投稿画面1700に、いいねキーを設けて、ユーザが、いいねキーを選択することが出来るように構成しても良い。
【0096】
ここで、口コミ投稿画面1700は、通常の投稿画面であるが、口コミ処理制御部105は、口コミ情報を入力により、口コミ用のサイト内通貨数を得ることが出来るサイト内通貨用口コミ投稿画面を表示する。例えば、サイト内通貨用口コミ投稿画面1800には、
図18に示すように、「詳細入力」のメッセージ1801と、画像のカテゴリ・金額における画像の添付欄1802と、金額の入力欄1803と、動画URLの入力欄1804と、1人当たりの支払金額(税込)の昼の料金又は夜の料金の入力欄1805と、利用シーンの入力欄1806と、営業時間の入力欄1807と、禁煙/喫煙の選択欄1808と、支払方法の入力欄1809と、予約可能か否かの入力欄1810と、提供方法の入力欄1811と、「下書き保存」キー1812と、「投稿する」キー1813と、が表示される。ここで、「詳細入力」のメッセージ1801には、「※入力すると項目ごとにコインがもらえます。※不正な投稿の場合は、コインを付与した後でも取り消すことがあります。」が記載され、入力欄、選択欄の項目毎に、入力すると取得可能な所定の口コミ用サイト内通貨数1814(例えば、使用通貨数の「5コイン」)が表示される。これにより、サイト内通貨の取得をインセンティブとして、ユーザへ口コミ情報の入力を促進することが出来る。
【0097】
さて、口コミ投稿画面1700とサイト内通貨用口コミ投稿画面1800を確認した会員側のユーザは、入力欄と選択欄のそれぞれに情報を入力して、「投稿する」キー1813を選択すると、口コミ処理制御部105が、入力された情報と、「投稿する」キー1813の選択を受け付ける。そして、口コミ処理制御部105は、入力された店舗の詳細情報にユーザ端末10のユーザ情報を関連付ける。
【0098】
ここで、口コミ処理制御部105の関連付け方法に特に限定は無いが、例えば、口コミ処理制御部105は、口コミ情報データベースを参照する。口コミ情報データベース1900には、
図19Aに示すように、登録メールアドレス1901と、店舗名1902と、口コミ投稿画面1700の入力選択項目1903(例えば、ジャンル、、、投稿文)と、サイト内通貨用口コミ投稿画面1800の入力選択項目1904(例えば、画像のカテゴリ・金額、、、提供方法)とが関連付けて記憶されている。
【0099】
そして、口コミ処理制御部105は、ログイン中のユーザのメールアドレス(「abc@def」)を取得するとともに、取得したメールアドレス(「abc@def」)と、ユーザが口コミ情報を入力した店舗名と、入力・選択された情報とのそれぞれを、口コミ情報データベース1900の項目のそれぞれに関連付けて記憶させる。これにより、ユーザによる口コミ情報の登録が完了する。尚、口コミ情報データベース1900には、更に、口コミ情報が投稿された投稿時刻が関連付けて記憶されても構わない。
【0100】
ここでは、ユーザが口コミを投稿した時点で、口コミ情報の登録により口コミ情報が確定すると、口コミ処理制御部105は、口コミ情報が確定した店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する。
【0101】
ここで、口コミ処理制御部105の加算方法に特に限定は無いが、例えば、口コミ処理制御部105は、口コミ情報データベース1900と会員登録データベース406とを用いて、口コミ情報が確定した口コミ情報データベース1900の登録ユーザメールアドレス1901と、会員登録データベース406の登録ユーザメールアドレス407に関連付けられた登録サイト内通貨数409とを特定する。そして、口コミ処理制御部105は、
図19Bに示すように、会員登録データベース406において、口コミ情報が確定した登録メールアドレス407のユーザが保有する登録済の登録サイト内通貨数409に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する。
【0102】
ここで、本発明の実施形態では、情報が入力された項目の数に、一定の使用通貨数(「5コイン」)を乗算した乗算値が、口コミ用サイト内通貨数として算出される。そのため、例えば、ユーザが、3の項目に対して情報を入力した場合、口コミ処理制御部105は、項目の3個に一定の使用通貨数(「5コイン」)を乗算した乗算値(「15コイン」)を、登録ユーザメールアドレス407に関連付けられた登録サイト内通貨数409の使用通貨数409bに加算する。これにより、ユーザによる口コミ投稿にインセンティブを与えることが出来る。
【0103】
尚、上述では、口コミ処理制御部105は、口コミ情報の入力項目の数に応じて使用通貨数を口コミ用のサイト内通貨数として加算したが、これに限らず、例えば、登録サイト内通貨数409に、割引通貨数409aと使用通貨数409bとを設定していることから、口コミ処理制御部105は、店舗側のユーザやサーバ11の管理者の設定によって、割引通貨数409aに、一定の割引通貨数(「50キャッシュ」)を加算しても良いし、使用通貨数409bに、一定の使用通貨数(「10,000コイン」)を加算しても良い。
【0104】
又、口コミ処理制御部105は、ユーザのサイト内通貨数に口コミ用のサイト内通貨数を加算した際に、当該ユーザの登録ユーザメールアドレス407を用いて、口コミ用のサイト内通貨を付与した旨を通知しても良い。
【0105】
尚、上述では、ユーザが口コミを投稿した時点で、口コミ情報を確定して、直ぐに、口コミ用のサイト内通貨数を加算したが、口コミ情報には、法的に触れる内容が含まれている可能性がある。そこで、ユーザが口コミを投稿した時点で、口コミ情報を確定したと推定して、先に、口コミ用のサイト内通貨数を加算し、後で、サーバ11の管理者や店舗側のユーザにより承認を得て、加算した口コミ用のサイト内通貨数を確定したり、サーバ11の管理者や店舗側のユーザにより否認を得て、加算した口コミ用のサイト内通貨数を減算したりしても構わない。特に、口コミ情報に不適切な表現があった場合には、サーバ11の管理者や店舗側のユーザにより、口コミ情報は削除され、加算した口コミ用のサイト内通貨数を減算(取消)しても良い。
【0106】
又、他の方法として、例えば、一度、口コミ情報を仮登録し、その後で、サーバ11の管理者や店舗側のユーザにより承認を得て、口コミ用のサイト内通貨数を加算したり、サーバ11の管理者や店舗側のユーザにより否認を得て、口コミ用のサイト内通貨数を加算しなかったりしても構わない。
【0107】
例えば、口コミ処理制御部105が、口コミ情報を仮登録すると、店舗登録データベース1000と口コミ情報データベース1900とを用いて、店舗名の(店舗側の)ユーザの登録メールアドレスを特定し、そのユーザのユーザ端末10に仮登録された口コミ情報の確認画面を表示させる。ここで、口コミ情報確認画面の種類に特に限定は無いが、例えば、仮登録された口コミ情報データベース1900の内容と、承認キーと、否認キーとが表示される。
【0108】
そこで、店舗側のユーザが、口コミ情報確認画面の口コミタイトルと口コミの内容を見ながら、口コミ情報に問題(違反)が無いと判断して、承認キーを選択すると、口コミ処理制御部105は、承認キーの選択を受け付けて、口コミ情報データベース1900の仮登録を本登録へ移行させて、口コミ情報を確定させる。そして、口コミ処理制御部105は、口コミ情報が確定した店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、所定の口コミ用のサイト内通貨数を加算する。
【0109】
一方、口コミ情報確認画面を見た店舗側のユーザが、口コミ情報に問題(違反)が有ると判断して、否認キーを選択すると、口コミ処理制御部105は、否認キーの選択を受け付けて、口コミ情報データベース1900の仮登録を消去して、仮登録であったユーザの登録ユーザメールアドレス1901を用いて、口コミ情報が不適切であり、全て消去した旨を通知する。これにより、ユーザに適切な口コミタイトルと口コミ内容とを入力させることが出来る。
【0110】
ところで、
図11Bに示す地図画面1100において、ユーザが、お出かけマップ画面切替キー1120を選択すると、画面表示制御部104は、所定のお出かけマップ画面切替画面を地
図1100上に表示する。お出かけマップ画面切替画面は、お出かけマップ画面へ遷移するための画面であり、お出かけマップは、複数のルート(コース)が選択可能に表示され、例えば、デートコースやバエル写真撮影コースなどを挙げることが出来る。例えば、ユーザが、お出かけマップ画面の特定のコースを選択すると、画面表示制御部104が、当該特定のコースの選択を受け付けて、
図20に示すように、特定のコースを示す3次元地
図2000と、3次元地
図2000に表示された特定のコースの有名な地点を示す写真2001と、当該地点を説明する説明文2002とを表示する。そして、ユーザが、写真2001や説明文2002をスクロールすると、画面表示制御部104が、スクロールに連動して、3次元地
図2000を、スクロール対象の写真2001や説明文2002の場所に移動させる。これにより、ユーザは、写真2001や説明文2002を見ながら、3次元地
図2000の各地点毎を楽しむことが出来る。
【0111】
又、ユーザが、マイページ画面切替キー1121を選択すると、画面表示制御部104は、マイページ画面へ切替表示する。マイページ画面は、上述と同様である。これにより、ユーザは、容易にマイページ画面に移動することが可能となる。
【0112】
さて、次に、ユーザによる店舗の予約を説明すると、例えば、ユーザが、地図画面1100の3次元地
図1101のうち、特定の店舗(例えば、「ラーメンUma!」)のアイコン1102を選択すると、画面表示制御部104は、特定の店舗(「ラーメンUma!」)のアイコン1102の選択を受け付けて、
図21Aに示すように、特定の店舗のアイコン1102を所定の拡大率で拡大して表示する。又、画面表示制御部104は、店舗登録データベース1000を参照して、選択された店舗(「ラーメンUma!」)の詳細情報を取得して、地図画面1100の下方に、当該特定の店舗(「ラーメンUma!」)の店舗情報画面2100を表示する。
【0113】
ここで、店舗情報画面2100に特に限定は無いが、例えば、店舗情報画面2100には、店舗名2101(「ラーメンUma!」)と、お気に入り表示2102と、価格帯2103(「昼:¥1000~2000」「夜:¥1000~2000」)と、営業時間2104(「10:00~20:00」)と、ルート表示2105と、紹介動画2106と、商品及び価格2107と、ショートカットキーとしての口コミ投稿画面切替キー1119と、ルート案内キー1114と、予約可能か否かの表示2108と、予約アイコン2109と、が表示される。これにより、ユーザは、選択した店舗の詳細情報を確認することが可能となる。又、紹介動画2106が表示されることで、ユーザは、具体的な店舗の様子を確認することが可能となる。
【0114】
ここで、お気に入り表示2102は、ユーザのお気に入り店舗の場合に、特定の色(例えば、青色)に表示され、ユーザのお気に入り店舗でない場合に、白色に表示されるため、ユーザが、お気に入り表示2102の色を見ることで、その店舗が自分のお気に入りかどうかを理解することが出来る。
【0115】
又、ルート表示2105は、選択された店舗へ行くための表示であり、ルート表示2105では、現在地から店舗までの距離「1.5km」と、ベースから店舗までの距離「500m」と、駅等の近接するランドマークから店舗までの距離「200m」とが表示される。これにより、ユーザは、選択した店舗までの距離を直ぐに把握することが出来る。
【0116】
又、予約可能か否かの表示2108は、店舗が予約することが出来ない場合、「予約不可」が表示され、店舗が予約することが出来る場合、
図21Bに示すように、「予約可能」の代わりに、予約用のサイト内通貨数の獲得を促すメッセージ(例えば、予約用の割引通貨数の場合は、「300キャッシュ貯まる」、予約用の使用通貨数の場合は、「1,000コイン貯まる」等)が表示される。これにより、ユーザは、この店舗が予約可能か否かを直ぐに確認することが出来る。又、予約用のサイト内通貨数の獲得を促すメッセージが表示されることで、ユーザは、選択した店舗の予約へのインセンティブを感じ、予約を促すことが出来る。
【0117】
又、予約アイコン2109は、予約可能か否かの表示2108と連動し、「予約不可」の場合は、予約受付不可のアイコンが表示され、
図21Bに示すように、予約受付のアイコンが表示される。これにより、ユーザは、この店舗が予約可能な場合に、直ぐに予約することが出来る。
【0118】
ここで、選択された店舗(「ラーメンUma!」)に口コミ情報が関連付けられている場合は、画面表示制御部104は、拡大した店舗のアイコン1102の周りに、当該店舗に関連付けられた口コミ情報2110を表示する。例えば、画面表示制御部104は、口コミ情報データベース1900を参照して、選択された店舗(「ラーメンUma!」)の投稿文を取得して、拡大した店舗のアイコン1102の周りに、取得した投稿文2110を表示する。尚、投稿文2110の文字数が多い場合は、投稿文2110を所定の文字数に省略して表示しても良い。これにより、ユーザは、選択した店舗の口コミ情報2110を確認して、店舗を予約すべきか否かを検討することが可能となる。
【0119】
尚、
図21Bでは、選択された店舗が「フランス料理店」の場合であり、画面表示制御部104は、選択された特定の店舗のアイコン1102を拡大表示し、特定の店舗(「ビストロUma!いフレンチ」)の店舗情報画面2100を表示し、特定の店舗に口コミ情報が関連付けられている場合は、口コミ情報2110も併せて表示する。このように、本発明では、店舗の詳細情報や口コミ情報を簡単に確認することが可能となる。
【0120】
さて、ユーザが、店舗情報画面2100を確認して、特定の店舗へ予約したいと考え、当該特定の店舗への予約キーを選択すると、サーバ11の店舗予約制御部106が、当該予約キーの選択を受け付けて、予約リクエスト画面をユーザ端末10に表示して、ユーザ端末10から、特定の店舗へ予約を受け付ける(
図2:S106)。
【0121】
ここで、店舗予約制御部106の表示方法に特に限定は無いが、例えば、予約リクエスト画面2200には、
図22に示すように、「予約リクエスト」のメッセージ2201と、店舗名2202(「ラーメンUma!」)と、店舗電話番号2203(「0123456789」)と、キャンセル時の対応2204(例えば、「※当日の予約キャンセル時は店舗へ電話をお願いします。」)と、予約者名の入力欄2205と、来店日を指定するためのカレンダ2206と、入店時間の入力欄2207と、人数の入力欄2208と、予約用のサイト内通貨数を獲得することが出来る旨のメッセージ2209(例えば、「今、この店舗で予約・来店すると来店人数1人につき50キャッシュが付与されます。※付与までにはご来店日から約1カ月かかります。」)と、利用する割引通貨数の入力欄2210と、利用可能な割引通貨数の上限の表示2211と、電話番号の入力欄2212と、メールアドレスの入力欄2213と、要望の入力欄2214と、利用規約に同意するためのチェックボックス2215と、「予約リクエストの確認」キー2216とが表示される。
【0122】
ここで、例えば、予約者名から要望までの入力情報は、予約情報を構成し、利用する割引通貨数の入力値は、店舗側が、予約したユーザの会計時にユーザが注文した商品の価格に対して割引する金額に対応する。又、「予約リクエストの確認」キー2216には、例えば、予約確定によってサイト内通貨が得られる旨やサイト内通貨が得られるタイミング、予約が出来ない場合は、そのまま予約が削除される旨が表示されていても良い。
【0123】
さて、予約リクエスト画面2200を確認した会員側のユーザは、入力欄と選択欄のそれぞれに情報を入力して、チェックボックス2215をチェックし、「予約リクエストの確認」キー2216を選択する。すると、店舗予約制御部106は、入力された情報と予約キーとキャンセルキーとをユーザ端末10に表示させて、ユーザに確認させる。ユーザが、予約キーを選択すると、店舗予約制御部106は、予約キーの選択を受け付けて、選択された店舗の詳細情報にユーザ端末10のユーザ情報を関連付ける。
【0124】
ここで、店舗予約制御部106の関連付け方法に特に限定は無いが、例えば、店舗予約制御部106は、予約情報データベースを参照する。予約情報データベース2300には、
図23Aに示すように、店舗名2301と、登録メールアドレス2302と、予約リクエスト画面2200の入力選択項目2303(例えば、予約者名、、、要望)とが関連付けて記憶されている。
【0125】
そして、店舗予約制御部106は、ログイン中のユーザのメールアドレス(「abc@def」)を取得するとともに、店舗名(「ラーメンUma!」)を取得し、取得した店舗名(「ラーメンUma!」)と、取得したメールアドレス(「abc@def」)と、入力・選択された情報とのそれぞれを、予約情報データベース2300の項目のそれぞれに関連付けて記憶させる。これにより、ユーザによる予約情報の仮登録が完了する。尚、予約情報データベース2300には、更に、予約された予約時刻が関連付けて記憶されても構わない。
【0126】
ここで、予約情報には、予約された店舗側のスケジュールや事情を考慮する必要があることから、ユーザが予約した時点で、当該予約がそのまま確定することには、一定のリスクが生じる。そのため、店舗予約制御部106は、予約情報の仮登録を完了すると、店舗登録データベース1000と予約情報データベース2300とを用いて、店舗名(「ラーメンUma!」)の店舗側のユーザの登録メールアドレスを特定し、店舗側のユーザのユーザ端末10に仮登録された予約情報の確認画面を表示させる。ここで、予約情報確認画面の種類に特に限定は無いが、例えば、仮登録された予約情報と、承認キーと、否認キーとが表示される。
【0127】
そこで、店舗側のユーザが、予約情報確認画面の予約情報を見ながら、店舗で予約を受け入れることが出来ると判断して、承認キーを選択すると、店舗予約制御部106は、承認キーの選択を受け付けて、予約情報データベース2300の仮登録を本登録へ移行させて、予約を確定させる。そして、店舗予約制御部106は、予約が確定した時点から所定期間経過後に、予約が確定した店舗の詳細情報に関連付けられたユーザ情報のサイト内通貨数に、当該店舗の詳細情報に関連付けられた予約用のサイト内通貨数を加算する。
【0128】
尚、所定期間は、例えば、店舗側のユーザが、予約したユーザの来店を待ち、予約したユーザが来店して、その後、会計まで済ませ、予約人数の変更が無かった場合までの期間に対応し、例えば、約1カ月等、予約状況や処理の進捗具合に応じて適宜設定することが出来る。つまり、予約が確定してから、予約したユーザが会計を正しく済ませるまでには、一定の期間が必要であるから、その期間経過後に、店舗予約制御部106は、予約用のサイト内通貨数を加算することになる。
【0129】
ここで、店舗予約制御部106の加算方法に特に限定は無いが、例えば、店舗予約制御部106は、予約情報データベース2300と会員登録データベース406とを用いて、予約が確定した予約情報データベース2300の登録ユーザメールアドレス2302と、会員登録データベース406の登録ユーザメールアドレス407に関連付けられた登録サイト内通貨数409と、を特定する。又、店舗予約制御部106は、予約情報データベース2300と店舗登録データベース1000とを用いて、予約が確定した予約情報データベース2300の店舗名2301と、店舗登録データベース1000の店舗名(又は、店舗側の登録ユーザメールアドレス1001)に関連付けられた予約用のサイト内通貨数1003を特定する。そして、店舗予約制御部106は、
図23Bに示すように、会員登録データベース406において、予約が確定した登録メールアドレス406のユーザが保有する登録済の登録サイト内通貨数409に、店舗名(又は、店舗側の登録ユーザメールアドレス1001)に関連付けられた予約用のサイト内通貨数1003を加算する。
【0130】
ここで、本発明の実施形態では、来店人数に、一定の割引通貨数(「50キャッシュ」)を乗算した乗算値が、予約用のサイト内通貨数として算出される。そのため、例えば、来店人数が3人の場合、店舗予約制御部106は、3人に一定の割引通貨数(「50キャッシュ」)を乗算した乗算値(「150キャッシュ」)を、登録ユーザメールアドレス407に関連付けられた登録サイト内通貨数409の割引通貨数409aに加算する。これにより、ユーザによる予約にインセンティブを与えることが出来る。
【0131】
尚、上述では、店舗予約制御部106は、来店人数に応じて割引通貨数を予約用のサイト内通貨数として加算したが、これに限らず、例えば、登録サイト内通貨数409に、割引通貨数409aと使用通貨数409bとを設定していることから、店舗予約制御部106は、店舗側のユーザの設定によって、割引通貨数409aに、一定の割引通貨数(「100キャッシュ」)を加算しても良いし、使用通貨数409bに、一定の使用通貨数(「15,000コイン」)を加算しても良い。
【0132】
又、店舗予約制御部105は、ユーザのサイト内通貨数に予約用のサイト内通貨数を加算した際に、当該ユーザの登録ユーザメールアドレス407を用いて、予約用のサイト内通貨を付与した旨を通知しても良い。
【0133】
又、上述において、「利用する割引通貨数」が入力されている場合、予約が確定すると、ユーザの割引通貨数が、入力された「利用する割引通貨数」だけ使用されることになる。この場合は、店舗側のユーザが、予約情報確認画面において「利用する割引通貨数」を予め確認しておき、予約したユーザの会計時に、ユーザが注文した商品の価格に対して、入力された割引通貨数(「50キャッシュ」)だけ値引きした代金を請求することになる。そして、値引きが確定した場合、店舗予約制御部106は、会員登録データベース406において、予約が確定した登録メールアドレス407のユーザが保有する割引通貨数409aから、入力された「利用する割引通貨数」(例えば、「50キャッシュ」)を減算する。これにより、ユーザは割引通貨数を使用することが出来る。
【0134】
一方、予約情報確認画面を見た店舗側のユーザが、店舗で予約を受け入れることが出来ないと判断して、否認キーを選択すると、店舗予約制御部106は、否認キーの選択を受け付けて、予約情報データベース2300の仮登録を消去して、仮登録であったユーザの登録ユーザメールアドレス2302を用いて、予約出来ない旨を通知する。これにより、ユーザに予約出来ない旨を知らせて、予約情報の変更を促すことが出来る。
【0135】
その他に、例えば、店舗側のユーザが、一度、承認キーを選択して、店舗予約制御部106が、予約を確定したものの、予約が確定した時点から所定期間内に、例えば、予約したユーザからキャンセルの電話が入ったり、予約したユーザが来店しなかったりして、予約がキャンセルされる場合、店舗側のユーザが、所定期間内に、再度、否認キーを選択し、店舗予約制御部106は、否認キーの選択を受け付けて、予約情報データベース2300の本登録を消去して、本登録を消去したユーザの登録ユーザメールアドレス2302を用いて、予約キャンセルの旨を通知する。これにより、これにより、予約したユーザが来店しなければ、予約用のサイト内通貨数を加算しないようにすることが出来る。
【0136】
ところで、上述のように取得したサイト内通貨のうち、割引通貨数は、予約時に使用されるが、使用通貨数は、下記のように使用される。例えば、
図11Bに示す地図画面1100において、ユーザが、所有物のコレクション及び購入キー1115を選択し、所有物のコレクション及び購入画面1505を介して、アイテム購入画面1600を表示させる。そして、ユーザが、アイテム購入画面1600において、ログイン中のユーザが保有するサイト内通貨数と、購入用のサイト内通貨数(割引通貨数又は使用通貨数)とを確認して、所望のアイテムを選択して、購入キー1603を選択すると、サーバ11の通貨使用制御部107は、購入キーの選択を受け付けて、購入用のサイト内通貨数をサービス用のサイト内通貨数として扱い、会員登録データベース406において、登録メールアドレス407のユーザが保有する登録サイト内通貨数409(割引通貨数409a又は使用通貨数409b)から、サービス用のサイト内通貨数を減算して、選択されたアイテム又はアイコンをユーザに提供する。アイテムが、例えば、ベースの家であれば、3次元地
図1101におけるベースに家のアイテムが追加される。又、アイテムが、乗り物であれば、ルート案内キー1114による乗り物のアニメーションの際に、乗り物に車のアイテムが追加される。アイテムの選択は、ユーザの操作により適宜可能である。このように、ユーザは、使用通貨数を使用することで、3次元地
図1101における様々な装飾を行うことが可能となり、店舗検索サイトにおけるゲーム性の演出を向上させることが出来る。
【0137】
又、通貨使用制御部107は、所有物のコレクション及び購入画面1505において、例えば、ユーザによる現実の通貨の支払によって、サイト内通貨数(割引通貨数又は使用通貨数)を提供しても良い。その場合は、通貨使用制御部107は、ユーザからの所望のサイト内通貨数の入力を受け付けて、現実の通貨の支払画面を表示して、ユーザに現実の通貨の支払を行わせる。現実の通貨の支払方法に特に限定は無く、例えば、銀行振込やクレジットカードによる支払を挙げることが出来る。そして、ユーザが現実の通貨を支払うと、通貨使用制御部107は、ユーザによる現実の通貨の支払の情報を受けて、例えば、会員登録データベース406において、購入後の登録メールアドレス407のユーザが保有する登録サイト内通貨数409(割引通貨数409a又は使用通貨数409b)に、入力された購入用のサイト内通貨数を加算して、入力された購入用のサイト内通貨数をユーザに提供する。これにより、ユーザは、現実の通貨を用いて自由にサイト内通貨数を購入することが出来る。
【0138】
又、通貨使用制御部107は、所有物のコレクション及び購入画面1505において、所定の変換率によって、割引通貨数を使用通貨数に変換して、ユーザに提供しても良い。例えば、ユーザの操作により、割引通貨数「10キャッシュ」を使用通貨数「10,000コイン」に変換しても構わない。これにより、ユーザの使用通貨数の使用を促すことが出来る。
【0139】
上述では、店舗検索サイトのサービスとして、店舗検索サイトのアイテムを購入するサービスを挙げて使用通貨数の使用方法を説明したが、これに限らず、店舗検索サイトのサービスは、多種定義することが出来ることから、他のサービスに対してもサイト内通貨数(割引通貨数又使用通貨数)を使用することが出来る。
【0140】
例えば、ユーザが、特定の店舗に対してサービス用のサイト内通貨数を使用して口コミを投稿した場合、通貨使用制御部107は、このユーザの保有するサイト内通貨数からサービス用のサイト内通貨数を減算した上で、3次元地
図1101のうち、ユーザが口コミ情報を投稿した店舗の表示の優先順位を上げて、当該店舗を目立たせるように表示させても良い。又、他のユーザが、ユーザの口コミを気に入って、サービス用のサイト内通貨数を使用して、このユーザの口コミを評価した場合、通貨使用制御部107は、他のユーザの保有するサイト内通貨数からサービス用のサイト内通貨数を減算した上で、このユーザの口コミを目立たせるように表示させても良い。店舗や口コミを目立たせる表示は、例えば、3次元地
図1101のうち、目立ち易い吹き出しに表示させる方法を挙げることが出来る。これにより、ユーザが、応援したい店舗や気に入った口コミを目立たせて、他のユーザに共有化させて、店舗検索サイトを活性化することが出来る。特に、ユーザがサイト内通貨数を支払っても目立たせたい店舗や口コミは一定の信ぴょう性を与えることが可能であり、サイト内通貨数の使用により、店舗や口コミ(評価)への重み付けを行うことが可能である。
【0141】
又、店舗側のユーザについても、サイト内通貨数を保有することが出来ることから、例えば、店舗側のユーザが、自身の店舗に対してサービス用のサイト内通貨数を使用して店舗を目立させるようにした場合、通貨使用制御部107は、この店舗側のユーザの保有するサイト内通貨数からサービス用のサイト内通貨数を減算した上で、3次元地
図1101のうち、このユーザの店舗を目立たせるように表示させても良い。店舗を目立たせる表示として、例えば、3次元地
図1101のうち、所定の電光掲示板を設置して、その電光掲示板に、店舗側のユーザの店舗を紹介する広告を掲載する方法を挙げることが出来る。
【0142】
又、店舗検索サイト内において、例えば、静止画広告や動画広告等の広告が表示される際に、ユーザが、広告の表示に対してサービス用のサイト内通貨数を使用して、広告の表示時間を短縮させたい場合や広告の表示を無くしたい場合、通貨使用制御部1011は、このユーザの保有するサイト内通貨数からサービス用のサイト内通貨数を減算した上で、広告の表示時間を短縮したり、広告の表示を無くしたりしても良い。
【0143】
又、上述では、サイト内通貨数の使用に関して説明したが、その他に、店舗検索サイトにおけるユーザの操作によって、通貨使用制御部105は、ボーナス用のサイト内通貨数を加算するように構成しても良い。例えば、
図21Aに示すように、3次元地
図1101のうち、拡大した店舗のアイコン1102の周りに、当該店舗に関連付けられた口コミ情報2110が表示されているが、ユーザが、特定の口コミ情報2110を確認するために、当該口コミ情報2110を選択すると、画面表示制御部104は、選択された口コミ情報2110を拡大して表示させる。その際に、通貨使用制御部107は、一定の確率(例えば、1%)で、口コミ情報2110を選択したユーザの保有するサイト内通貨数にボーナス用のサイト内通貨数(例えば、「1キャッシュ」、「100コイン」)を加算しても良い。
【0144】
又、ユーザが、拡大表示された口コミ情報2110に所定のコメントを掲載すると、画面表示制御部104は、当該コメントの掲載を受け付けるが、ここで、通貨使用制御部107は、一定の確率(例えば、80%)で、コメントを掲載したユーザの保有するサイト内通貨数にボーナス用のサイト内通貨数(例えば、「10キャッシュ」、「1000コイン」)を加算しても良い。
【0145】
又、ユーザが、口コミ情報2110を確認した際に、所定のいいねキーを選択すると、画面表示制御部104は、当該いいねキーの選択を受け付けて、口コミ情報データベース1900に含まれる「いいねの数」に「1」を加算するが、ここで、通貨使用制御部107は、一定の確率(例えば、1%)で、いいねキーを選択したユーザの保有するサイト内通貨数にボーナス用のサイト内通貨数(例えば、「1キャッシュ」、「100コイン」)を加算しても良い。
【0146】
又、ユーザが、日毎に初めてログインすると、通貨使用制御部107は、地図画面1100に、所定数(例えば、3つ)の宝箱のアイコンを選択可能に表示して、ユーザが、いずれかの宝箱のアイコンを選択すると、通貨使用制御部107は、一定の確率(例えば、33%)で、宝箱のアイコンを選択したユーザの保有するサイト内通貨数にボーナス用のサイト内通貨数(例えば、「1キャッシュ」、「100コイン」)を加算しても良い。宝箱のアイコンは、上述のサイト内通貨数の他に、店舗検索サイト内のアイテムであっても構わない。
【0147】
又、店舗検索サイト内に広告が表示される際に、ユーザが、広告を選択して、広告の内容を表示させると、通貨使用制御部107は、一定の確率(例えば、33%)で、広告の内容を表示させたユーザの保有するサイト内通貨数にボーナス用のサイト内通貨数(例えば、「1キャッシュ」、「100コイン」)を加算しても良い。上述のサイト内通貨数の他に、店舗検索サイト内のアイテムであっても構わない。
【0148】
このように、店舗検索サイトにおけるユーザの操作によって、通貨使用制御部107は、ボーナス用のサイト内通貨数を加算することで、店舗検索サイトのゲーム性を更に高めることが出来る。
【0149】
又、上述では、店舗として、ラーメン屋等の飲食店を想定して説明したが、これに限らず、例えば、予約を必要とするエステや整骨院等のサービス業等にも適用することが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0150】
以上のように、本発明に係る情報処理システム及び情報処理方法は、従来にないゲーム性を持たせた店舗検索サイトとして有用であり、システム内で自由に使用出来る通貨の仕組みを導入することで、店舗側も会員側もゲーム感覚で利用することが可能な情報処理システム及び情報処理方法として有効である。
【符号の説明】
【0151】
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
11 サーバ
12 ネットワーク
101 検索制御部
102 会員登録制御部
103 店舗登録制御部
104 画面表示制御部
105 口コミ処理制御部
106 店舗予約制御部
107 通貨使用制御部