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特開2025-23834天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセス
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  • 特開-天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセス 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2025023834
(43)【公開日】2025-02-17
(54)【発明の名称】天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセス
(51)【国際特許分類】
   B27N 3/12 20060101AFI20250207BHJP
【FI】
B27N3/12
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024125162
(22)【出願日】2024-07-31
(31)【優先権主張番号】202310978556.7
(32)【優先日】2023-08-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】524288713
【氏名又は名称】耐博斯通(北京)科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100188776
【弁理士】
【氏名又は名称】岩崎 吉男
(72)【発明者】
【氏名】宋志彬
【テーマコード(参考)】
2B260
【Fターム(参考)】
2B260AA20
2B260BA19
2B260CB01
2B260CD02
2B260CD06
2B260EA04
2B260EA05
2B260EA07
2B260EB02
2B260EB04
2B260EB06
2B260EB13
2B260EB21
2B260EC01
2B260EC08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】制御ボックスの放熱効率を改善した天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセスを提供すること
【解決手段】床1、混合繊維フェルト製造機2、開放型オイル加熱金型3、油圧プレス4、片面ローラー接着剤塗布機5、コールドプレス6、下型、油圧シリンダー、上型、制御ボックス、放熱機構及び潤滑機構を備え、前記床には、混合繊維フェルト製造機、開放型オイル加熱金型、油圧プレス、片面ローラー接着剤塗布機、コールドプレスが設けられ、前記油圧プレスには、下型、油圧シリンダーが設けられ、前記油圧シリンダーの伸縮端は、油圧プレスにスライド可能に接続され、前記油圧シリンダーの伸縮端には、上型が固定的に接続される。本発明は、コールドプレス上の制御ボックスを速く放熱させる機能を持ち、コールドプレス上の油圧シリンダーを潤滑できる特徴を有する、天然繊維充填材料を製造するための装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
床、混合繊維フェルト製造機、開放型オイル加熱金型、油圧プレス、片面ローラー接着剤塗布機、コールドプレス、下型、油圧シリンダー、上型、制御ボックス、放熱機構及び潤滑機構を備える、天然繊維充填材料を製造するための装置であって、
前記床には、混合繊維フェルト製造機、開放型オイル加熱金型、油圧プレス、片面ローラー接着剤塗布機、コールドプレスが設けられ、前記油圧プレスには、下型、油圧シリンダーが設けられ、前記油圧シリンダーの伸縮端は、油圧プレスにスライド可能に接続され、前記油圧シリンダーの伸縮端には、上型が固定的に接続され、前記油圧プレスには、制御ボックスが設けられ、前記制御ボックスには、放熱機構が設けられ、前記油圧プレスには、潤滑機構が設けられることを特徴とする、天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項2】
前記放熱機構は、通気孔、吸気穴、取り付けシェル、半導体冷却シート、第1モーター、第1ベベルギア、ファンブレード、取り付け盤、フィルタスクリーン、取り付けロッド、回転軸、第2ベベルギア(11921)、トッププレート、スクレーパーブレード及び弾性エアバッグを含み、前記制御ボックス内に通気、吸気が開設され、前記制御ボックスの上に取り付けシェルが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に半導体冷却シートが固定的に取り付けられ、前記半導体冷却シートは、コールドエンドが取り付けシェルの内部に位置し、ホットエンドが取り付けシェルの外部に位置し、前記取り付けシェル内に第1モーターが固定的に取り付けられ、前記第1モーターの出力端の外側に第1ベベルギアが固定的に嵌合され、前記第1モーターの出力端にファンブレードが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に取り付け盤が固定的に取り付けられ、前記取り付け盤内にフィルタスクリーンが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に取り付けロッドが固定的に取り付けられ、前記取り付けロッド内には、ベアリングを介して回転軸が取り付けられ、前記回転軸は、前記取り付け盤に回転可能に接続され、前記回転軸内にトッププレートがスライド可能に接続され、前記トッププレートにスクレーパーブレードが固定的に接続され、前記スクレーパーブレードは、フィルタスクリーン、取り付け盤にスライド可能に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項3】
前記回転軸の外側には、第2ベベルギア(11921)が固定的に嵌合され、前記第2ベベルギア(11921)は、第1ベベルギアと噛み合うことを特徴とする、請求項2に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項4】
前記スクレーパーブレードには、弾性エアバッグが接着され、前記弾性エアバッグの他端は、回転軸に接着されることを特徴とする、請求項2に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項5】
前記ファンブレードは、複数設けられ、複数の前記ファンブレードは、第1モーターの出力端に環状アレイに配列されることを特徴とする、請求項2に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項6】
前記潤滑機構は、ガイドチューブ、オイル貯蔵シリンダー、シールボール、支持軸、回転端、第1プーリ、取付板、第2モーター、第2プーリ、ベルト、係止穴、弾性ブロック及び係止ボールを含み、前記油圧プレス内にガイドチューブが固定的に接続され、前記油圧プレスの上にオイル貯蔵シリンダーが固定的に接続され、前記オイル貯蔵シリンダー内にシールボールが回転可能に接続され、前記シールボールに支持軸が固定的に接続され、前記支持軸は、前記オイル貯蔵シリンダーに回転可能に接続され、前記シールボールに回転端が固定的に接続され、前記回転端は、オイル貯蔵シリンダーに回転可能に接続され、前記回転端の外側に第1プーリが固定的に嵌合され、前記オイル貯蔵シリンダー内に取付板が固定的に接続され、前記取付板に第2モーターが固定的に取り付けられ、前記第2モーターの出力軸は、取付板に回転可能に接続され、前記第2モーターの出力軸の外側にプーリ2が固定的に嵌合され、前記第2プーリと前記第1プーリに共同でベルトが設けられ、前記第2モーターの出力軸内に係止穴が開設され、前記オイル貯蔵シリンダー内に弾性ブロックが接着され、前記弾性ブロック内に係止ボール接着され、前記係止ボールは、係止穴にスライド可能に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項7】
前記係止穴は、複数設けられ、複数の前記係止穴は、第2モーターの出力軸に環状アレイに配列されることを特徴とする、請求項6に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置。
【請求項8】
請求項1-7のいずれか1項に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置の使用方法では、具体的には、
木繊維、麻繊維及びポリプロピレン繊維をフィラメント状に作るステップであって、木繊維、麻繊維、ポリプロピレン繊維の質量比が(1-3):(3-5):(3-5)であり、混合繊維フェルト製造機により、上記の得られたフィラメント状繊維に対して開繊、予備混合、混合及び分離、カーディング、交差、ラッピング、プレニードリング、メインニードリング及び切断を行って混合繊維フェルトに織り込み、混合繊維フェルトを開放型オイル加熱金型に入れ、200-240℃の温度の開放型オイル加熱金型で1-2分間加熱するステップ1と、
次に柔らかい混合繊維フェルトを取り出して下型に入れ、油圧プレスに20-25Mpaの圧力をかけて、混合繊維フェルトを金型内に2-3分間保持し、成形された天然繊維基板を取り出すステップ2と、
このプロセスでは、制御ボックスを設けることにより、油圧シリンダーを制御して使用することができ、制御ボックス内の電子素子が正常な温度で動作できることを確保するために、半導体冷却シートを起動して空気を冷却することができ、第1モーターを起動して出力端を駆動して回転させ、それによってファンブレードを駆動して回転させ、空気を吹き付けて冷気の急速な流通を加速し、制御ボックスに対する放熱効果を高め、フィルタスクリーンにより、空気中の塵埃を濾過することができ、第1モーターは、出力端を駆動して回転させるときに、第1ベベルギアを駆動して回転させることができ、噛み合い関係により、第1ベベルギアは、力を受けて第2ベベルギア(11921)を駆動して回転させ、それによって回転軸を駆動して回転させ、これにより、トッププレートは、スクレーパーブレードを駆動してフィルタスクリーンの表面に沿ってスライドさせ、フィルタスクリーンに付着した塵埃をクリーニングし、フィルタスクリーンの目詰まり問題を回避し、かつ長期間の使用によりスクレーパーブレードが摩耗して薄くなった後、弾性エアバッグの変形により、スクレーパーブレードを押してフィルタースクリーンに接触させ、スクレーパーブレードのクリーニング効果を確保することができるステップ3と、
第2モーターを起動して出力軸を駆動して回転させ、それによって第2プーリを駆動して回転させ、さらにベルトを駆動して伝動させ、最後に第1プーリを駆動して回転させ、第1プーリは、力を受けて回転端を駆動して回転させ、それによってシールボールを駆動して撓ませ、これにより、シールボール内に開設された貫通孔が回転し、それによってオイル貯蔵シリンダーが流動状態となり、このプロセスでは、係止穴は、力を受けて係止ボールを押し出し、係止ボールは、力を受けて弾性ブロックを押して変形させ、最後に係止ボールは、係止穴から脱離し、力の作用により、係止ボールは、第2モーターの出力軸の表面に沿ってスライドし、係止ボールが次の係止穴に滑り込むと、弾性ブロックは、変形を復元して係止ボールを係止穴に押し込み、第2モーターの出力軸を制限し、それによってシールボールの回転位置を正確に制御し、最後に、潤滑油は、ガイドチューブを通って油圧プレスに流入し、潤滑油は、油圧シリンダーの伸縮端に接触し、油圧シリンダーを潤滑するステップ4と、
次に、天然繊維基板を開放型オイル加熱金型に再び入れ、柔らかい混合繊維フェルトを取り出して下型に入れ、油圧プレスに315-500Tの圧力をかけて、混合繊維フェルトを下型に8-10秒保持し、成形された天然繊維芯材を取り出し、2枚の板材に接着剤を後の使用のために片面ローラー接着剤塗布機で塗布し、芯材を2枚の板材の間に入れ、コールドプレスに入れて1-2分間プレスし、成形された天然繊維基板を取り出すステップ5とを含むことを特徴とする、請求項1-7のいずれか1項に記載の天然繊維充填材料を製造するための装置の使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板材の技術分野に属し、具体的には、天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセスに関する。
【背景技術】
【0002】
板材は、規格サイズに作られた平らな矩形の材料板であり、壁、天井又は床のコンポーネントとして建築業界に使用され、鍛造、圧延又は鋳造された金属板を指すことも多く、木製板材、家具用板材、建築用板材、エンジニアリング板材、木板材料も含むが、板材の製造には、天然繊維充填材料を製造するための装置が使用されることが多いことがよく知られている。
【0003】
しかし、天然繊維充填材料を製造するための既存の装置は、使用されるときに、依然として一定の欠陥がある。まず、天然繊維充填材料を製造するための既存の装置は、簡単に自然換気を利用して油圧プレス上の制御ボックスを放熱させるが多いが、自然換気の放熱効果が低いため、制御ボックスの放熱効率が低いという問題が発生する。
【0004】
次に、天然繊維充填材料を製造するための既存の装置は、油圧プレスを使用して混合繊維フェルトをプレス成形することが多く、シリンダーと伸縮ロッドとの間の材料摩擦などの影響により、長期間使用すると油圧シリンダーの伸縮抵抗が大きいという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題を解決するために、上記背景技術で述べた問題を解決するための天然繊維充填材料を製造するための装置及びそのプロセスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的問題を解決するために、本発明は、次の技術的解決手段を提供する。
【0007】
天然繊維充填材料を製造するための装置は、床、混合繊維フェルト製造機、開放型オイル加熱金型、油圧プレス、片面ローラー接着剤塗布機、コールドプレス、下型、油圧シリンダー、上型、制御ボックス、放熱機構及び潤滑機構を備え、前記床には、混合繊維フェルト製造機、開放型オイル加熱金型、油圧プレス、片面ローラー接着剤塗布機、コールドプレスが設けられ、前記油圧プレスには、下型、油圧シリンダーが設けられ、前記油圧シリンダーの伸縮端は、油圧プレスにスライド可能に接続され、前記油圧シリンダーの伸縮端には、上型が固定的に接続され、前記油圧プレスには、制御ボックスが設けられ、制御ボックスには、放熱機構が設けられ、前記油圧プレスには、潤滑機構が設けられる。
【0008】
好ましくは、前記放熱機構は、通気孔、吸気穴、取り付けシェル、半導体冷却シート、第1モーター、第1ベベルギア、ファンブレード、取り付け盤、フィルタスクリーン、取り付けロッド、回転軸、第2ベベルギア、トッププレート、ススクレーパーブレード及び弾性エアバッグを含み、前記制御ボックス内に通気孔、吸気穴が開設され、前記制御ボックスの上に取り付けシェルが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に半導体冷却シートが固定的に取り付けられ、前記半導体冷却シートは、コールドエンドが取り付けシェルの内部に位置し、ホットエンドが取り付けシェルの外部に位置し、前記取り付けシェル内に第1モーターが固定的に取り付けられ、前記第1モーターの出力端の外側に第1ベベルギアが固定的に嵌合され、前記第1モーターの出力端にファンブレードが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に取り付け盤が固定的に取り付けられ、前記取り付け盤内にフィルタスクリーンが固定的に接続され、前記取り付けシェル内に取り付けロッドが固定的に取り付けられ、前記取り付けロッド内には、ベアリングを介して回転軸が取り付けられ、前記回転軸は、前記取り付け盤に回転可能に接続され、前記回転軸内にトッププレートがスライド可能に接続され、前記トッププレートにスクレーパーブレードが固定的に接続され、前記スクレーパーブレードは、フィルタスクリーン、取り付け盤にスライド可能に接続され、半導体冷却シートを設けることにより、空気を冷却することができ、第1モーターを起動して出力端を駆動して回転させ、それによってファンブレードを駆動して回転させ、空気を吹き付けて、冷気の急速な流通を加速し、制御ボックスに対する放熱効果を高め、フィルタスクリーンにより、空気中の塵埃を濾過することができ、第1モーターは、出力端を駆動して回転させると、第1ベベルギアを駆動して回転させることができ、噛み合い関係により、第1ベベルギアは、力を受けて第2ベベルギアを駆動して回転させ、それによって回転軸を駆動して回転させ、これにより、トッププレートは、スクレーパーブレードを駆動してフィルタスクリーンの表面に沿ってスライドさせ、フィルタスクリーンに付着した塵埃をクリーニングし、フィルタスクリーンの目詰まり問題を回避し、かつ長期間の使用によりスクレーパーブレードが摩耗して薄くなった後、弾性エアバッグの変形により、スクレーパーブレードを押してフィルタースクリーンに接触させて、スクレーパーブレードのクリーニング効果を確保することができる。
【0009】
好ましくは、前記回転軸の外側には、第2ベベルギアが固定的に嵌合され、前記第2ベベルギアは、第1ベベルギアと噛み合い、噛み合い関係により、第1ベベルギアは、力を受けて回転するときに、第2ベベルギアを駆動して回転させることができる。
【0010】
好ましくは、前記スクレーパブレードには、弾性エアバッグが接着され、前記弾性エアバッグの他端は、回転軸に接着され、弾性エアバッグを設けることにより、スクレーパブレードを接続して使用することができる。
【0011】
好ましくは、前記ファンブレードは、複数設けられ、複数の前記ファンブレードは、第1モーターの出力端に環状アレイに配列され、ファンブレードを設けることにより、ファンブレードは、力を受けて回転すると、空気を吹き付けて迅速に流れることができる。
【0012】
好ましくは、前記潤滑機構は、ガイドチューブ、オイル貯蔵シリンダー、シールボール、支持軸、回転端、第1プーリ、取付板、第2モーター、第2プーリ、ベルト、係止穴、弾性ブロック及び係止ボールを含み、前記油圧プレス内にガイドチューブが固定的に接続され、前記油圧プレスにオイル貯蔵シリンダーが固定的に接続され、前記オイル貯蔵シリンダー内にシールボールが回転可能に接続され、前記シールボールに支持軸が固定的に接続され、前記支持軸は、オイル貯蔵シリンダーに回転可能に接続され、前記シールボールに回転端が固定的に接続され、前記回転端は、オイル貯蔵シリンダーに回転可能に接続され、前記回転端の外側に第1プーリが固定的に嵌合され、前記オイル貯蔵シリンダー内に取付板が固定的に接続され、前記取付板に第2モーターが固定的に取り付けられ、前記第2モーターの出力軸は、取付板に回転可能に接続され、前記第2モーターの出力軸の外側に第2プーリが固定的に嵌合され、前記第2プーリと前記第1プーリに共同でベルトが設けられ、前記第2モーターの出力軸内に係止穴が開設され、前記オイル貯蔵シリンダー内に弾性ブロックが接着され、前記弾性ブロック内に係止ボールが接着され、前記係止ボールは、係止穴にスライド可能に接続され、第2モーターにより出力軸を駆動して回転させ、それによって第2プーリを駆動して回転させ、さらにベルトを駆動して伝動させ、最後に第1プーリを駆動して回転させ、第1プーリは、力を受けて回転端を駆動して回転させ、それによってシールボールを駆動して撓ませ、これにより、シールボール内に開設された貫通孔が回転し、それによってオイル貯蔵シリンダーが流動状態となり、このプロセスでは、係止穴は、力を受けて係止ボールを押し出し、係止ボールは、力を受けて弾性ブロックを押して変形させ、最後に、係止ボールは、係止穴から脱離し、力の作用により、係止ボールは、第2モーターの出力軸の表面に沿ってスライドし、係止ボールが次の係止穴に滑り込むと、弾性ブロックは、変形を復元して係止ボールを係止穴に押し込み、第2モーターの出力軸を制限し、それによってシールボールの回転位置を正確に制御し、最後に、潤滑油は、ガイドチューブを通って油圧プレスに流入し、潤滑油は、油圧シリンダーの伸縮端に接触し、油圧シリンダーを潤滑する。
【0013】
好ましくは、前記係止穴が複数設けられ、複数の前記係止穴は、第2モーターの出力軸に環状アレイに配列され、係止穴を設けることにより、係止穴ボールと組み合わせて係止接続を実現することが容易になる。
【0014】
天然繊維充填材料を製造するための装置の使用方法は、具体的には、
木繊維、麻繊維及びポリプロピレン繊維をフィラメント状に作るステップであって、木繊維、麻繊維、ポリプロピレン繊維の質量比が(1-3):(3-5):(3-5)であり、混合繊維フェルト製造機により、上記のように得られたフィラメント状繊維に対して開繊、予備混合、混合及び分離、カーディング、交差、ラッピング、プレニードリング、メインニードリング及び切断を行って混合繊維フェルトに織り込み、混合繊維フェルトを開放型オイル加熱金型に入れ、200-240℃の温度の開放型オイル加熱金型で1-2分間加熱するステップ1と、
次に柔らかい混合繊維フェルトを取り出し、それを下型に入れ、油圧プレスで20-25Mpa圧力をかけて、混合繊維フェルトを金型内に2-3分間保持し、成形された天然繊維基板を取り出すステップ2と、
このプロセスでは、制御ボックスを設けることにより、油圧シリンダーを制御して使用することができ、制御ボックス内の電子素子が正常な温度で動作できることを確保するために、半導体冷却シートを起動し、空気を冷却することができ、第1モーターを起動して出力端を駆動して回転させ、それによってファンブレードを駆動して回転させ、空気を吹き出し、冷気の急速な流通を加速し、制御ボックスに対する放熱効果を高め、フィルタスクリーンにより、空気中の塵埃を濾過することができ、第1モーターは、出力端を駆動して回転させるときに、第1ベベルギアを駆動して回転させることができ、噛み合い関係により、第1ベベルギアは、力を受けて第2ベベルギアを駆動して回転させ、それによって回転軸を駆動して回転させ、これにより、トッププレートは、スクレーパーブレードを駆動してフィルタスクリーンの表面に沿ってスライドされ、フィルタスクリーンに付着した塵埃をクリーニングし、フィルタスクリーンの目詰まり問題を回避し、かつ長期間の使用によりスクレーパーブレードが摩耗して薄くなった後、弾性エアバッグの変形により、スクレーパーブレードを押してフィルタースクリーンに接触させて、スクレーパーブレードの洗浄効果を確保することができるステップ3と、
第2モーターを起動して出力軸を駆動して回転させ、それによって第2プーリを駆動して回転させ、さらにベルトを駆動して伝動させ、最後に、第1プーリを駆動して回転させ、第1プーリは、力を受けて回転端を駆動して回転させ、それによってシールボールを駆動して撓ませ、これにより、シールボール内に開設された貫通孔が回転し、それによってオイル貯蔵シリンダーが流動状態となり、このプロセスでは、係止穴は、力を受けて係止ボールを押し出し、係止ボールは、力を受けて弾性ブロックを押して変形させ、最後に、係止ボールは、係止穴から脱離し、力の作用により、係止ボールは、第2モーターの出力軸の表面に沿ってスライドし、係止ボールが次の係止穴に滑り込むと、弾性ブロックは、変形を復元して係止ボールを係止穴に押し込み、第2モーターの出力軸を制限し、それによってシールボールの回転位置を正確に制御し、最後に、潤滑油は、ガイドチューブを通って油圧プレスに流入し、潤滑油は、油圧シリンダーの伸縮端に接触し、油圧シリンダーを潤滑するステップ4と、
次に、天然繊維基板を開放型オイル加熱金型に再び入れ、柔らかい混合繊維フェルトを取り出して下型に入れ、油圧プレスに315-500Tの圧力をかけて、混合繊維フェルトを下型に8-10秒保持し、成形された天然繊維芯材を取り出し、2枚の板材に接着剤を後の使用のために片面ローラー接着剤塗布機で塗布し、芯材を2枚の板材の間に入れ、コールドプレスに入れて1-2分間プレスし、成形された天然繊維基板を取り出すステップ5とを含む。
【発明の効果】
【0015】
本発明の有益な効果は、次のとおりである。本発明は、コールドプレス上の制御ボックスを速く放熱させる機能を持ち、コールドプレス上の油圧シリンダーを潤滑できる特徴を有する、天然繊維充填材料を製造するための装置に関し、前記装置は、具体的な使用プロセスで次の有益な効果がある。
【0016】
まず、放熱機構、通気孔、吸気穴、取り付けシェル、半導体冷却シート、第1モーター、第1ベベルギア、ファンブレード、取り付け盤、フィルタスクリーンなどの構造が設けられ、半導体冷却フィンにより空気を冷却することができ、第1モーター、第1ベベルギアなどの構造により、ファンブレードを駆動して回転させ、空気を吹き付けて冷気の流れを加速させることができ、制御ボックスに対して放熱処理を実施し、フィルタスクリーンとの協働により、空気中の塵埃を濾過することができ、トッププレート、弾性エアバッグなどの構造の協働により、スクレーパーブレードを押してフィルタースクリーンをクリーニングし、フィルタースクリーンの詰まりを回避することができる。
【0017】
次に、潤滑機構、ガイドチューブ、オイル貯蔵シリンダー、シールボール、支持軸、回転端、第1プーリ、取付板、第2モーター、第2プーリ、ベルトなどの構造が設けされ、第2モーター、第2プーリ、ベルトなどの構造により、シールボールを駆動して回転させ、それによってオイル貯蔵シリンダーを開くと、潤滑油が流通状態になり、油圧シリンダーへの潤滑作業を完了し、係止穴、係止ボールなどの構造との協働により、第2モーターの出力軸を制御し、それによってシールボールの位置を正確に制御して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
説明を容易にするために、本発明は、下記の具体的な実施例及び図面によって詳細に説明される。
【0019】
図1】本発明の全体構造の立体図である。
図2】本発明の図1の油圧プレスの正面断面図である。
図3】本発明の図1の油圧プレスの側面断面図である。
図4】本発明の図2の制御ボックスの拡大図である。
図5】本発明の図4の熱放散機構の部分拡大図である。
図6】本発明の図5のA部分の拡大図である。
図7】本発明の図3の潤滑機構の拡大図である。
図8】本発明の図7のB部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1から図8に示すように、この具体的な実施形態では、以下の技術的解決手段が採用される。
【0021】
実施例:
天然繊維充填材料を製造するための装置は、床1、混合繊維フェルト製造機2、開放型オイル加熱金型3、油圧プレス4、片面ローラー接着剤塗布機5、コールドプレス6、下型7、油圧シリンダー8、上型9、制御ボックス10、放熱機構11及び潤滑機構12を備え、前記床1には、混合繊維フェルト製造機2、開放型オイル加熱金型3、油圧プレス4、片面ローラー接着剤塗布機5、コールドプレス6が設けられ、前記油圧プレス4には、下型7、油圧シリンダー8が設けられ、前記油圧シリンダー8の伸縮端は、油圧プレス4にスライド可能に接続され、前記油圧シリンダー8の伸縮端には、上型9が固定的に接続され、前記油圧プレス4には、制御ボックス10が設けられる。
【0022】
ここで、前記制御ボックス10には、放熱機構11が設けられ、前記放熱機構11は、通気孔111、吸気穴112、取り付けシェル113、半導体冷却シート114、第1モーター115、第1ベベルギア116、ファンブレード117、取り付け盤118、フィルタスクリーン119、取り付けロッド1191、回転軸1192、第2ベベルギア11921、トッププレート1193、ススクレーパーブレード1194及び弾性エアバッグ1195を含み、前記制御ボックス10内に通気孔111、吸気穴112が開設され、前記制御ボックス10に取り付けシェル113が固定的に接続され、前記取り付けシェル113内に半導体冷却シート114が固定的に取り付けられ、前記半導体冷却シート114は、コールドエンドが取り付けシェル113の内部に位置し、ホットエンドが取り付けシェル113の外部に位置し、前記取り付けシェル113内に第1モーター115が固定的に取り付けられ、前記第1モーター115の出力端の外側に第1ベベルギア116が固定的に嵌合され、前記第1モーター115の出力端にファンブレード117が固定的に接続され、前記ファンブレード117が複数設けられ、複数の前記ファンブレード117は、第1モーター115の出力端に環状アレイに配列され、ファンブレード117を設けることにより、ファンブレード117は、力を受けて回転するときに、空気を吹き付けて迅速に流れることができ、前記取り付けシェル113内に取り付け盤118が固定的に取り付けられ、前記取り付け盤118内にフィルタスクリーン119が固定的に接続され、前記取り付けシェル113内に取り付けロッド1191が固定的に取り付けられ、前記取り付けロッド1191内には、ベアリングを介して回転軸1192が取り付けられ、前記回転軸1192は、取り付け盤118に回転可能に接続され、前記回転軸1192の外側に第2ベベルギア11921が固定的に嵌合され、前記第2ベベルギア11921は、第1ベベルギア116と噛み合い、噛み合い関係により、第1ベベルギア116は、力を受けて回転するときに、第2ベベルギア11921を駆動して回転させることができ、前記回転軸1192内にトッププレート1193がスライド可能に接続され、前記トッププレート1193にススクレーパーブレード1194が固定的に接続され、前記ススクレーパーブレード1194は、フィルタスクリーン119、取り付け盤118にスライド可能に接続され、前記スクレーパブレード1194に弾性エアバッグ1195が接着され、前記弾性エアバッグ1195の他端は、回転軸1192に接着され、弾性エアバッグ1195を設けることにより、スクレーパブレード1194を接続して使用することができ、半導体冷却シート114を設けることにより、空気を冷却することができ、第1モーター115を起動して出力端を駆動して回転させ、それによってファンブレード117を駆動して回転させ、空気を吹き付けて冷気の急速な流通を加速し、制御ボックス10に対する放熱効果を高め、フィルタスクリーン119により、空気中の塵埃を濾過することができ、第1モーター115は、出力端を駆動して回転させるされるときに、第1ベベルギア116を駆動して回転させることができ、噛み合い関係により、第1ベベルギア116は、力を受けて第2ベベルギア11921を駆動して回転させ、それによって回転軸1192を駆動して回転させ、これにより、トッププレート1193は、スクレーパーブレード1194を駆動してフィルタスクリーン119の表面に沿ってスライドさせ、フィルタスクリーン119に付着した塵埃をクリーニングし、フィルタスクリーン119の目詰まり問題を回避し、かつ長期間の使用によりスクレーパーブレード1194が摩耗して薄くなった後、弾性エアバッグ1195の変形により、スクレーパーブレード1194を押してフィルタースクリーン119に接触させ、スクレーパーブレード1194のクリーニング効果を確保することができる。
【0023】
ここで、前記油圧プレス4には、潤滑機構12が設けられ、前記潤滑機構12は、ガイドチューブ121、オイル貯蔵シリンダー122、シールボール123、支持軸124、回転端125、第1プーリ126、取付板127、第2モーター128、第2プーリ129、ベルト1291、係止穴1292、弾性ブロック1293及び係止ボール1294を含み、前記油圧プレス4内にガイドチューブ121が固定的に接続され、前記油圧プレス4にオイル貯蔵シリンダー122が固定的に接続され、前記オイル貯蔵シリンダー122内にシールボール123が回転可能に接続され、前記シールボール123に支持軸124が固定的に接続され、前記支持軸124は、オイル貯蔵シリンダー122に回転可能に接続され、前記シールボール123に回転端125が固定的に接続され、前記回転端125は、オイル貯蔵シリンダー122に回転可能に接続され、前記回転端125の外側に第1プーリ126が固定的に嵌合され、前記オイル貯蔵シリンダー122内に取付板127が固定的に接続され、前記取付板127に第2モーター128が固定的に取り付けられ、前記第2モーター128の出力軸は、取付板127に回転可能に接続され、前記第2モーター128の出力軸の外側に第2プーリ129が固定的に嵌合され、前記第2プーリ129と前記第1プーリ126に共同でベルト1291が設けられ、前記第2モーター128の出力軸内に係止穴1292が開設され、前記係止穴1292が複数設けられ、複数の前記係止穴1292は、第2モーター128の出力軸に環状アレイに配列され、係止穴1292を設けることにより、係止ボルト1294と組み合わせて係止接続を実現することが容易になり、前記オイル貯蔵シリンダー122内に弾性ブロック1293が接着され、前記弾性ブロック1293内に係止ボール1294が接着され、前記係止ボール1294は、係止穴1292にスライド可能に接続され、第2モーター128により出力軸を駆動して回転させ、第2プーリ129を駆動して回転させ、それによってベルト1291を駆動して伝動させ、最後に第1プーリ126を駆動して回転させ、第1プーリ126は、力を受けて回転端125を駆動して回転させ、シールボール123を駆動して撓ませ、これにより、シールボール123内に開設された貫通孔が回転し、それによってオイル貯蔵シリンダー122が流通状態となり、このプロセスでは、係止穴1292は、力を受けて係止ボール1294を押し出し、係止ボール1294は、力を受けて弾性ブロック1293を押して変形させ、最後に、係止ボール1294は、係止穴1292から脱離し、力の作用により、係止ボール1294は、第2モーター128の出力軸の表面に沿ってスライドし、係止ボール1294が次の係止穴1292に滑り込むと、弾性ブロック1293は、変形を復元して係止ボール1294を係止穴1292に押し込み、第2モーター128の出力軸を制限し、それによってシールボール123の回転位置を正確に制御し、最後に、潤滑油は、ガイドチューブ121を通って油圧プレス4に流入し、潤滑油は、油圧シリンダー8の伸縮端に接触し、油圧シリンダー8を潤滑する。
【0024】
天然繊維充填材料を製造するための装置の使用方法は、具体的には、
木繊維、麻繊維及びポリプロピレン繊維をフィラメント状に作るステップであって、木繊維、麻繊維、ポリプロピレン繊維の質量比が2:4:4であり、混合繊維フェルト製造機2により、上記のように得られたフィラメント状繊維に対して開繊、予備混合、混合及び分離、カーディング、交差、ラッピング、プレニードリング、メインニードリング及び切断を行って混合繊維フェルトに織り込み、混合繊維フェルトを開放型オイル加熱金型3に入れ、220℃の温度の開放型オイル加熱金型3で1.5分間加熱するステップ1と、
次に柔らかい混合繊維フェルトを取り出して下型7に入れ、油圧プレス4に22Mpaの圧力をかけて、混合繊維フェルトを金型内に2.5分間保持し、成形された天然繊維基板を取り出すステップ2と、
このプロセスでは、制御ボックス10を設けることにより、油圧シリンダー8を制御して使用することができ、制御ボックス10内の電子素子が正常な温度で動作できることを確保するために、半導体冷却シート114を起動し、空気を冷却することができ、第1モーター115を起動して出力端を駆動して回転させ、それによってファンブレード117を駆動して回転させ、空気を吹き付いて冷気の急速な流通を加速し、制御ボックス10に対する放熱効果を高め、フィルタスクリーン119により、空気中の塵埃を濾過することができ、第1モーター115は、出力端を駆動して回転させるときに、第1ベベルギア116を駆動して回転させることができ、噛み合い関係により、第1ベベルギア116は、力を受けて第2ベベルギア11921を駆動して回転させ、それによって回転軸1192を駆動して回転させ、これにより、トッププレート1193は、スクレーパーブレード1194を駆動してフィルタスクリーン119の表面に沿ってスライドさせ、フィルタスクリーン119に付着した塵埃をクリーニングし、フィルタスクリーン119の目詰まり問題を回避し、かつ長期間の使用によりスクレーパーブレード1194が摩耗して薄くなった後、弾性エアバッグ1195の変形により、スクレーパーブレード1194を押してフィルタースクリーンに接触させて、スクレーパーブレード1194のクリーニング効果を確保することができるステップ3と、
第2モーター128を起動して出力軸を駆動して回転させ、それによって第2プーリ129を駆動して回転させ、さらにベルト1291を駆動して伝動させ、最後に第1プーリ126を駆動して回転させ、第1プーリ126は、力を受けて回転端125を駆動して回転させ、それによってシールボール123を駆動して撓ませ、これにより、シールボール123内に開設された貫通孔が回転し、それによってオイル貯蔵シリンダー122が流通状態となり、このプロセスでは、係止穴1292は、力を受けて係止ボール1294を押し出し、係止ボール1294は、力を受けて弾性ブロック1293を押して変形させ、最後に、係止ボール1294は、係止穴1292から脱離し、力の作用により、係止ボール1294は、第2モーター128の出力軸の表面に沿ってスライドし、係止ボール1294が次の係止穴1292に滑り込むと、弾性ブロック1293は、変形を復元して係止ボール1294を係止穴1192に押し込み、第2モーター128の出力軸を制限し、それによってシールボール123の回転位置を正確に制御し、最後に、潤滑油は、ガイドチューブ121を通って油圧プレス4に流入し、潤滑油は、油圧シリンダー8の伸縮端に接触し、油圧シリンダー8を潤滑するステップ4と、
次に、天然繊維基板を開放型オイル加熱金型3に再び入れ、柔らかい混合繊維フェルトを取り出して下型7に入れ、油圧プレス4に400Tの圧力をかけて、混合繊維フェルトを下型7に9秒保持し、成形された天然繊維芯材を後の使用のために取り出し、2枚の板材(密度ボード、パーティクルボード、多層ボード、配向ストランドボード、オーソンパインボードなど)に接着剤を後の使用のために片面ローラー接着剤塗布機5で塗布し、芯材を2枚の板材の間に入れ、コールドプレス6に入れて1.5分間プレスし、成形された天然繊維基板を取り出すステップ5とを含む。
【0025】
上記は、本発明の基本原理及び主な特徴並びに本発明の利点を示して説明したものであるが、当業者は、本発明が上記実施例に限定されるものではなく、上記の実施例及び説明に記載された内容が本発明の原理を説明するためのものだけであり、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な変更及び改善を行うことができ、これらの様々な変更及び改善が、保護が要求される本発明の範囲に含まれ、保護が要求される本発明の保護範囲が添付の特許請求の範囲及びその同等物によって定義されることを理解するべきである。
【符号の説明】
【0026】
図面では、1 床、2 混合繊維フェルト製造機、3 開放型オイル加熱金型、4 油圧プレス、5 片面ローラー接着剤塗布機、6 コールドプレス、7 下型、8 油圧シリンダー、9 上型、10 制御ボックス、11 放熱機構、12 潤滑機構、111 通気孔、112 吸気穴、113 取り付けシェル、114 半導体冷却シート、115 第1モーター、116 第1ベベルギア、117 ファンブレード、118 取り付け盤、119 フィルタスクリーン、1191 取り付けロッド、1192 回転軸、11921 第2ベベルギア、1193 トッププレート、1194 スクレーパーブレード、1195 弾性エアバッグ、121 ガイドチューブ、122 オイル貯蔵シリンダー、123 シールボール、124 支持軸、125 回転端、126 第1プーリ、127 取付板、128 第2モーター、129 第2プーリ、1291 ベルト、1292 係止穴、1293 弾性ブロック、1294 係止ボール。
図1
図2
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図4
図5
図6
図7
図8