(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】
(43)【公開日】
(54)【発明の名称】プログラム、記憶媒体、情報処理装置、及び方法
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】
(21)【出願番号】
(22)【出願日】
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 春菜
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
5K067AA34
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067FF23
(57)【要約】
【課題】情報処理装置に通信装置を接続させる場合のユーザビリティを向上させる技術を提供する。
【解決手段】
情報処理装置のコンピュータを、前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段、前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段、として機能させる、プログラム。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項】
情報処理装置のコンピュータを、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段、として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
【請求項】
前記ガイダンス画面により前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースの指定を受け付けた場合、前記情報処理装置に前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースを介して前記通信装置を接続させるための所定の処理を実行する実行手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項】
前記実行手段により前記所定の処理が実行され、前記情報処理装置に前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースを介して前記通信装置が接続した場合に、前記USBインタフェースに紐づく印刷キューを生成するか否かの選択を受け付け可能な第1受付手段、
前記第1受付手段により前記印刷キューを生成するための選択を受け付けた場合に、前記印刷キューを生成する生成手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項】
前記実行手段は、
前記所定の処理として、前記情報処理装置に無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるための第1処理と、前記情報処理装置に有線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるための第2処理とのいずれかを実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項】
前記第1処理は、
外部のアクセスポイントに前記無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続するための接続設定情報を前記通信装置に送信する処理を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項】
前記第1処理は、
外部のアクセスポイントに前記無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるようユーザに対して通知する処理を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項】
前記第2処理は、
外部のアクセスポイントに前記有線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるようユーザに対して通知する処理を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項】
前記検出手段により前記通信装置が検出された場合に、前記通信装置が対応する外部インタフェースの情報を取得する第1取得手段、として前記コンピュータをさらに機能させ、
前記実行手段は、
前記第1取得手段により取得された前記通信装置が対応する外部インタフェースの情報に基づいて、前記第1処理と、前記第2処理とのいずれかを実行する、
ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項】
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースと前記有線LANインタフェースとに対応していることを示す情報が含まれる場合に、前記第1処理と、前記第2処理とのいずれかの処理の選択を受け付け可能な第2受付手段、として前記コンピュータをさらに機能させ、
前記実行手段は、
前記第2受付手段により前記第1処理の選択を受け付けた場合、前記第1処理を実行し、
前記第2受付手段により前記第2処理の選択を受け付けた場合、前記第2処理を実行する、
ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項】
前記実行手段は、
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれ、かつ前記通信装置が前記有線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれていない場合、前記第1処理を実行する、
ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項】
前記実行手段は、
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれていない場合、前記第2処理を実行する、
ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項】
前記情報処理装置に前記USBインタフェースのみを介して接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記通信装置の初期設定が完了しているか否かを示す情報を取得する第2取得手段、として前記コンピュータをさらに機能させ
前記表示手段は、
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していることを示す情報が取得された場合に、前記ガイダンス画面を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項】
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していないことを示す情報が取得された場合に、前記初期設定の手順をユーザに対して通知する第1通知手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
【請求項】
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していないことを示す情報が取得された場合に、前記情報処理装置に前記USBインタフェースを介して前記通信装置が接続されたことをユーザに対して通知する第2通知手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
【請求項】
前記表示手段は、
前記ガイダンス画面に、前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースが指定された場合のメリットを表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項】
前記表示手段は、
前記ガイダンス画面に、前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースの指定を促す旨のメッセージを表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項】
請求項1~16のいずれか1項に記載されたプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【請求項】
情報処理装置であって、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段と、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段と、を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項】
情報処理装置で実行される方法であって、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出工程と、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示工程と、を含む、
ことを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本発明は、プログラム、記憶媒体、情報処理装置、及び方法に関する。
【背景技術】
【】
情報処理装置と通信装置との間の接続方法として、通信装置をネットワークに接続させ、ネットワークを介して情報処理装置と通信装置とが接続する方法がある。また、上記接続方法として、通信装置をネットワークに接続させずに情報処理装置と通信装置とが接続する方法がある。通信装置をネットワークに接続させた場合、複数の情報処理装置と通信装置との間での接続や、インターネットを介したサービスの利用が可能となる。
【】
特許文献1には、情報処理装置は、画像処理装置をインターネットに接続している所定のネットワークに接続する必要があるかどうか判定する。そして、情報処理装置は、所定のネットワークに接続する必要があると判定した場合に、画像処理装置にネットワークに接続させるための処理を実行することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
従来の技術では、通信装置をネットワークに接続する必要がないと判定された場合、通信装置をネットワークに接続させるための処理が実行されない。このような場合、通信装置をネットワークに接続させ、情報処理装置と通信装置とを接続可能な場合であっても、ユーザがその接続方法を認識できない。このように、情報処理装置に通信装置を接続させる場合のユーザビリティに改善の余地があった。
【】
本発明は、情報処理装置に通信装置を接続させる場合のユーザビリティを向上させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【】
本発明によれば、情報処理装置のコンピュータを、前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段、前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段、として機能させる、ことを特徴とするプログラムが提供される。
【発明の効果】
【】
本発明によれば、情報処理装置に通信装置を接続させる場合のユーザビリティを向上させる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】システム構成を示す図である。
【図】装置の構成を示す図である。
【図】情報処理装置が表示する接続画面の一例である。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】通信装置における処理を示すフローチャートである。
【図】サーバからダウンロードするファイルを示す図である。
【図】ユーザインタフェース画面を示す図である。
【図】ユーザインタフェース画面を示す図である。
【図】ユーザインタフェース画面を示す図である。
【図】ユーザインタフェース画面を示す図である。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】情報処理装置における処理を示すフローチャートである。
【図】ユーザインタフェース画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1実施形態>
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置は、端末装置ともいう。本実施形態では情報処理装置としてパーソナルコンピュータ(PC)を例示しているが、これに限定されない。情報処理装置として例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、本実施形態では通信装置として、プリンタを例示している。プリンタは、インクによって印刷を行うインクジェットプリンタであっても、トナーによって印刷を行うレーザービームプリンタであても良い。またプリンタは、カラー印刷が可能なフルカラープリンタであっても、カラー印刷が可能でなくモノクロ印刷が可能なモノクロプリンタであっても良い。なお本実施形態において通信装置は、プリンタに限定されず、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な装置であれば、通信装置として適用可能である。通信装置は例えば、複写機やファクシミリ装置、スキャナー、スマートフォン、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ、ロボット掃除機、自動調理鍋、冷蔵庫等にも適用可能である。その他、通信装置は例えば、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。
【】
まず、本実施形態を実現するためのシステム構成について説明する。
図1は、本実施形態の通信システムの構成の一例を示す図である。このシステムは、通信装置151、情報処理装置101、アクセスポイント(AP)131、外部サーバ171を含むものとする。
【】
情報処理装置101は、本実施形態の情報処理装置である。通信装置151は、本実施形態の通信装置である。AP131は、情報処理装置101の外部且つ通信装置151の外部に存在する外部装置によって起動されているアクセスポイントである。外部装置とは例えば、無線LAN(Local Area Network)ルータである。外部サーバ171は、AP131に接続している装置に、インターネットを介してサービスを提供可能なサーバである。
【】
AP131に通信装置151と情報処理装置101が接続している状況では、AP131によって形成されるLANには、AP131、通信装置151及び、情報処理装置101が含まれる。一方、WAN(Wide Area Network)には、AP131及び外部サーバ171が含まれる。
【】
本実施形態において、情報処理装置101は、後述のインフラストラクチャ接続が確立している場合には、AP131を介して通信装置151と通信することができる。さらに、情報処理装置101は、後述のダイレクト接続が確立している場合には、AP131を介さず、通信装置151と直接通信することができる。なお以下において、APとの接続とは、APが形成するネットワークとの接続に相当する。なお、APは複数のネットワークを同時に形成可能であっても良く、その場合、APとの接続とは、APが形成している複数のネットワークのうちいずれかのネットワークとの接続であっても良い。
【】
本実施形態において、情報処理装置101とAP131の間の接続141と、通信装置151とAP131の間の接続142は、IEEE802.11シリーズの規格に基づく通信方式による接続であるものとする。IEEE802.11シリーズの規格に基づく通信方式とは、具体的には、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)である。また、情報処理装置101と通信装置151の間の接続143も、IEEE802.11シリーズの規格に基づく通信方式による接続であるものとする。しかしながら、接続143に用いられる通信方式は、この形態に限定されず、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)や、Bluetooth Classic、Wi-Fi Aware、Near Field Communication(NFC)等であっても良い。AP131と外部サーバ171は、インターネットを介して通信可能であり、AP131がインターネットに接続している状態では、AP131に接続している装置(情報処理装置101や通信装置151)もインターネットを利用可能となる。なお情報処理装置101とAP131の間の接続141や通信装置151とAP131の間の接続142は、有線LANによる接続であっても良い。
【】
次に、本実施形態の情報処理装置と、本実施形態の情報処理装置と通信可能な通信装置の構成について
図2のブロック図を参照して説明する。また、本実施形態では以下の構成を例に記載するが、本実施形態は通信装置と通信を行うことが可能な装置に関して適用可能なものであり、特にこの図のとおりに機能を限定するものではない。
【】
情報処理装置101は、入力インタフェース102、CPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力インタフェース107、表示部108、無線通信部109、近距離無線通信部110、撮影装置111、有線通信部112、USB通信部113等を有する。CPU103、ROM104、RAM105等によって情報処理装置101のコンピュータが形成される。情報処理装置101は、スマートフォンのようなデバイスを想定しているが、スマートフォンに限定するものではない。
【】
入力インタフェース102は、ユーザからのデータ入力や動作指示を受付可能なインタフェースであり、物理キーボードやボタン、タッチパネル等で構成される。なお、後述の出力インタフェース107と入力インタフェース102とを同一の構成とし、画面の出力とユーザからの操作の受け付けを同一の構成で行うような形態としても良い。
【】
CPU103は、システム制御部であり、情報処理装置101の全体を制御する。本実施形態において、CPU103は、表示部108における表示内容の制御(表示制御)等を実行する。
【】
ROM104は、CPU103が実行する制御プログラムやデータテーブル、オペレーティングシステム(以下、OSという。)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM104に格納されている各制御プログラムは、ROM104に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行う。本実施形態では、情報処理装置101のOSは、Microsoft社によって提供されるWindows(登録商標)OSを一例に説明する。なお、情報処理装置101のOSは、これに限られず、Google社によって提供されるAndroid(登録商標)OS又はGoogle社によって提供されるChrome(登録商標)OS、APPLE社によって提供されるMac(登録商標)OS等の他のOSであってもよい。本実施形態ではROM104は、セットアップ用アプリケーションプログラム(以下、セットアップ用アプリ)を格納する。セットアップ用アプリは、例えばストアアプリケーションプログラムにより、外部から情報処理装置101にインストールされる。また、セットアップ用アプリは、通信装置151のベンダーが提供するアプリである。なおセットアップ用アプリは、通信装置151のネットワークセットアップ(後述する接続設定)を行う機能以外の他の機能を有していても良い。他の機能とは具体的には例えば、通信装置151に印刷を実行させるための印刷ジョブを送信する機能(印刷ジョブ送信機能)や、通信装置151にスキャンを実行させるためのスキャンジョブ(スキャンジョブ送信機能)を送信する機能である。なお本実施形態においてOSが実行する処理として説明されている処理は、正確には、CPU103が、OS内のプログラムに従って実行する処理である。同様に、アプリが実行する処理として記載されている処理は、正確には、CPU103が、アプリ内のプログラムに従って実行する処理である。
【】
RAM105は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成される。なお、RAM105は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、情報処理装置101の設定情報や情報処理装置101の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM105に設けられている。また、RAM105は、CPU103の主メモリとワークメモリとしても用いられる。
【】
外部記憶装置106は、通信装置151が解釈可能な印刷情報を生成する印刷情報生成プログラム、無線通信部109を介して接続している通信装置151との間で送受信する情報送受信制御プログラム等の各種プログラムを備えている。また、外部記憶装置106は、これらのプログラムが使用する各種情報や、他の情報処理装置やインターネットから得た画像データも保存している。
【】
出力インタフェース107は、表示部108がデータの表示や情報処理装置101の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
【】
表示部108は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や情報処理装置101の状態の通知を行う。なお、表示部108上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等のキーを備えるソフトキーボードを設置することで、表示部108を介してユーザからの入力を受け付けても良い。本実施形態では、表示部108は、タッチパネルであり、ユーザから指やペンなどによる操作を受け付け可能であるものとする。
【】
無線通信部109は、通信装置151やAP131等の装置と無線により接続して、データ通信を実行するための構成であり、無線LANインタフェースを含む。例えば、無線通信部109は無線通信で通信装置151とダイレクトに通信しても良いし、情報処理装置101や通信装置151の外部に存在するAP131を介して通信しても良い。本実施形態では、無線通信部109の無線通信方式としては、IEEE802.11規格に基づく通信方式であるWi-Fiが用いられるものとするが、Bluetooth Classic等が用いられても良い。また本実施形態において、無線LANとは、Wi-Fiによるネットワークであるものとする。なお、本実施形態において、情報処理装置101と通信装置151とが外部APを介さずにダイレクトに接続する方式による接続をダイレクト接続という。また、情報処理装置101と通信装置151とが外部APを介して接続する方式による接続をインフラストラクチャ接続(インフラ接続)という。
【】
近距離無線通信部110は、通信装置151等の装置と近距離無線通信方式により、データ通信を実行するための構成であり、無線通信部109とは異なる通信方式によって通信を行う。近距離無線通信部110は、通信装置151内の近距離無線通信部157と接続可能である。なお、近距離無線通信部110の通信方式として、BLE、Bluetooth ClassicやWi-Fi Aware、NFC等が挙げられる。
【】
撮影装置111は、撮影素子で撮影した画像をデジタルデータに変換する装置である。デジタルデータは一度RAM105に格納する。その後、CPU103が実行するプログラムで所定の画像フォーマットに変換し、画像データとして外部記憶装置106に保存する。
【】
有線通信部112は、通信装置151やAP131等の装置と有線により接続して、データ通信を実行するための構成であり、有線LANインタフェースを含む。例えば、有線通信部112は、有線LANにより通信するための有線LAN通信部(有線LANケーブルの接続部)を備える。情報処理装置101は、有線LAN通信部により有線LANインタフェースを介してAP131と接続することができる。本実施形態では、有線LANはEthernetの規格により通信するものとする。また、情報処理装置101は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルにより通信装置151と通信するためのUSB通信部113(USBケーブルの接続部(USBポート)を備える。USB通信部113はUSBインタフェースを含む。情報処理装置101は、USB通信部113によりUSBインタフェースを介して通信装置151と接続することができる。
【】
通信装置151は、ROM152、RAM153、CPU154、プリントエンジン155、無線通信部156、近距離無線通信部157、入力インタフェース158、出力インタフェース159、機能制御部160、表示部161、有線通信部162、USB通信部163等を有する。ROM152、RAM153、CPU154等によって通信装置151のコンピュータが形成される。本実施形態において通信装置151は、ユーザから初期設定操作を受け付けることで、初期設定を完了する。そして通信装置151は、初期設定を完了することで、通信装置151が備える各種機能を実行することが可能となる。通信装置151に対する初期設定操作とは、通信装置151の初回の電源投入時(着荷時)に実行される操作である。本実施形態では、初期設定操作には、例えば、オレンジテープの通信装置151からの取り外し、通信装置151へのプリントヘッドの取り付け、通信装置151への記録材(インクやトナー)の補充、通信装置151への用紙の補充、通信装置151に対する日時設定等が含まれる。また、初期設定操作に伴って通信装置151が実行する処理である初期設定処理には例えば、プリントヘッドのクリーニング処理、用紙の検知、印刷における用紙上のインクの着弾位置を調整するための処理であるレジストレーション処理(レジ調整処理)、接続設定モードでの動作の開始等が含まれる。初期設定処理がすべて完了することによって通信装置151の初期設定が完了する。
【】
無線通信部156は、情報処理装置101やAP131等の装置と無線により接続して、データ通信を実行するための構成であり、無線LANインタフェースを含む。本実施形態では、無線通信部156の無線通信方式としては、IEEE802.11規格に基づく通信方式であるWi-Fiが用いられるものとするが、Bluetooth Classic等が用いられても良い。なお、該APは、情報処理装置101の無線通信部109に接続可能である。なお、無線通信部156はAP156-aを介して情報処理装置101とダイレクトに通信しても良いし、AP131を介して情報処理装置101と通信しても良い。また、AP156-aは、APとして機能するハードウェアであってもよいし、APとして機能するためのソフトウェアにより、無線通信部156がAP156-aとして動作してもよい。また、通信装置151は、SSID(Service Set Identifier)やパスワードが異なる複数のAPを内部で起動可能であっても良い。本実施形態では、通信装置151内部のAPには少なくとも、後述の接続設定用APが含まれるものとする。
【】
RAM153は、バックアップ電源を必要とするDRAM等で構成される。なお、RAM153は、図示しないデータバックアップ用の電源が供給されることによってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、RAM153は、CPU154の主メモリとワークメモリとしても用いられ、情報処理装置101等から受信した印刷情報を一旦保存するための受信バッファとして、各種の情報を保存する。
【】
ROM152は、CPU154が実行する制御プログラムやデータテーブル、OSプログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM152に格納されている各制御プログラムは、ROM152に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行う。また、通信装置151の設定情報や通信装置151の管理データ等の電源供給がされていない場合も保持する必要があるデータを格納するメモリエリアもROM152に設けられている。
【】
CPU154は、システム制御部であり、通信装置151の全体を制御する。
【】
プリントエンジン155は、RAM153に保存された情報や情報処理装置101等から受信した印刷ジョブに基づき、インク等の記録剤を用いて紙等の記録媒体上に画像形成し、印刷結果を出力する。この時、情報処理装置101等から送信される印刷ジョブは、送信データ量が大きく、高速な通信が求められるため、近距離無線通信部157よりも高速に通信可能な無線通信部156を介して受信するものとする。
【】
近距離無線通信部157は、情報処理装置101等の装置と近距離無線通信方式により通信するための構成である。なお、近距離無線通信部157の通信方式として、BLE、Bluetooth ClassicやWi-Fi Aware等が挙げられる。
【】
入力インタフェース158は、ユーザからのデータ入力や動作指示を受付可能なインタフェースであり、物理キーボードやボタン、タッチパネル等で構成される。なお、後述の出力インタフェース159と入力インタフェース158とを同一の構成とし、画面の出力とユーザからの操作の受け付けを同一の構成で行うような形態としても良い。出力インタフェース159は、表示部161がデータの表示や通信装置151の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
【】
機能制御部160は、通信装置151が有する各機能を動作させるか否かの機能動作の管理を行う。
【】
表示部161は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や通信装置151の状態の通知を行う。なお、表示部161上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等のキーを備えるソフトキーボードを設置することで、表示部161を介してユーザからの入力を受け付けても良い。
【】
有線通信部162は、情報処理装置101やAP131等の装置と有線により接続して、データ通信を実行するための構成であり、有線LANインタフェースを含む。例えば、有線通信部162は、有線LANにより通信するための有線LAN通信部(有線LANケーブルの接続部)を備える。通信装置151は、有線LAN通信部により有線LANインタフェースを介してAP131と接続することができる。本実施形態では、有線LANはEthernetの規格により通信するものとする。また、通信装置151は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルにより情報処理装置101と通信するためのUSB通信部163(USBケーブルの接続部(USBポート)を備える。USB通信部163は、USBインタフェースを含む。通信装置151は、USB通信部163によりUSBインタフェースを介して情報処理装置101と接続することができる。
【】
<ダイレクト接続方式について>
ダイレクト接続とは、AP131等の外部装置を介さずに装置同士が直接(すなわちPeer to Peerで)無線接続する形態を指す。ダイレクト接続は、Peer to Peer接続(P2P接続)ともいう。通信装置151は、接続モードの1つとして、ダイレクト接続により通信するためのモード(ダイレクト接続モード)で動作可能である。Wi-Fi通信において、ダイレクト接続により通信するためのモードにはソフトウェアAPモードやWi-Fi Direct(WFD)モード等のように複数のモードが存在する。
【】
WFDによって、ダイレクト接続を実行するモードをWFDモードという。WFDはWi-Fi Allianceによって策定された規格であり、IEEE802.11シリーズの通信規格に含まれる規格である。WFDモードでは機器探索コマンドにより通信相手となる機器が探索された後に、P2Pのグループオーナ(GO)と、P2Pのクライアントの役割を決定した上で、残りの無線接続の処理を行うことになる。グループオーナはWi-Fiの親局(親機)に相当し、クライアントはWi-Fiの子局(子機)に相当する。この役割決定は、例えばP2PではGO Negotiationに対応する。なお役割決定が行われる前の状態のWFDモードでは、通信装置151は、親局でも子局でもない状態である。具体的には、まず通信を行う機器との間で、一方の機器が、機器探索コマンドを発行し、WFDモードで接続する機器を探索する。通信相手となる他方の機器が探索されると、両者の間で、互いの機器で供給可能なサービスや機能に関する情報を確認する。なお、この機器供給情報確認はオプションであり、必須ではない。この機器供給情報確認フェーズは、例えばP2PのProvision Discoveryに対応する。次に、この機器供給情報を互いに確認することで、その役割として、どちらがP2Pのクライアントとなり、どちらがP2Pのグループオーナとなるかを決定する。次に、クライアントとグループオーナが決定したら、両者の間で、WFDによる通信を行うためのパラメータを交換する。交換したパラメータに基づいて、P2Pのクライアントとグループオーナとの間で残りの無線接続の処理、IP接続の処理を行う。なおWFDモードでは、通信装置151は、上述したGO Negotiationを実行せずに、通信装置151が必ずGOとして動作していてもよい。すなわち通信装置151は、Autonomous GOモードであるWFDモードとして動作してもよい。また通信装置151がWFDモードで動作している状態とはすなわち例えば、WFDによる接続が確立されていないが通信装置151がGOとして動作している状態や、WFDによる接続が確立されており、且つ通信装置151がGOとして動作している状態である。
【】
ソフトウェアAPモードでは、通信を行う機器(例えば、情報処理装置101と通信装置151)との間で、一方の機器(例えば、情報処理装置101)が、各種サービスを依頼する役割を果たすクライアントとなる。そして、もう一方の機器が、Wi-FiにおけるAPの機能をソフトウェアの設定により実現する。ソフトウェアAPはWi-Fiの親局に相当し、クライアントはWi-Fiの子局に相当する。ソフトウェアAPモードでは、クライアントは、機器探索コマンドによりソフトウェアAPとなる機器を探索する。ソフトウェアAPが探索されると、クライアントとソフトウェアAPとの間で残りの無線接続の処理(無線接続の確立等)を経て、その後、IP接続の処理(IPアドレスの割当等)を行うことになる。なお、クライアントとソフトウェアAPとの間で無線接続を実現する場合に送受信されるコマンドやパラメータについては、Wi-Fi規格で規定されているものを用いればよく、ここでの説明は省略する。
【】
本実施形態において、通信装置151がダイレクト接続を確立・維持している場合、通信装置151が属するネットワーク内で、親局として動作する。なお、親局とは無線ネットワークを構築する装置であり、無線ネットワークへの接続に用いられるパラメータを子局に対して提供する装置である。無線ネットワークへの接続に用いられるパラメータとは、例えば、親局が利用するチャネルに関するパラメータである。子局は、当該パラメータを受信することで、親局が利用しているチャネルを用いて、親局が構築している無線ネットワークに接続する。ダイレクト接続モードにおいては、通信装置151が親局として動作するため、ダイレクト接続モードにおける通信にいずれの周波数帯を用いるのか、及びいずれのチャネルを用いるのかを、通信装置151が決定することが可能である。本実施形態では、通信装置151は、ダイレクト接続モードにおける通信に、2.4GHzの周波数帯に対応するチャネルと、5GHzの周波数帯に対応するチャネルとを使用可能であるものとする。そして、いずれの周波数帯を使用するか(すなわち、いずれの周波数帯のチャネルを使用するか)は、通信装置151が表示する所定の画面(不図示)による設定により、ユーザが任意に設定可能であるものとする。すなわち、当該所定の画面において2.4GHzが選択された場合、通信装置151は、ダイレクト接続モードにおける通信に、2.4GHzの周波数帯に対応するチャネルを使用する。一方当該所定の画面において5GHzが選択された場合、通信装置151は、ダイレクト接続モードにおける通信に、5GHzの周波数帯に対応するチャネルを使用する。ただし本実施形態では、通信装置151は、当該所定の画面において5GHzが選択されたとしても、ダイレクト接続モードにおける通信に、5GHzの周波数帯のうちDFS(Dynamic Frequency Selection)帯に対応するチャネルは使用しないものとする。言い換えれば通信装置151は、ダイレクト接続モードにおける通信に、5GHzの周波数帯のうちDFS帯以外の周波数帯に対応するチャネルのみ使用するものとする。なおDFS帯に対応するチャネルを使用している状態で、当該チャネルに対応する周波数帯のレーダー波が検知された場合に、現在使用しているチャネルを変更しなければならない。そのような、レーダー波の検知によりチャネル変更が生じうる周波数帯をDFS帯という。なお例えばDFS機能に対応した無線チップを使用している場合等は、ダイレクト接続モードにおける通信に、5GHzの周波数帯のうちDFS(Dynamic Frequency Selection)帯に対応するチャネルが使用可能であっても良い。なおダイレクト接続モードに使用されるチャネルとして決定されたチャネルは、ダイレクト接続を介した通信において使用される。さらに当該チャネルは、親局としてのビーコン(Beacon)信号の発信や、受信したコマンドに対する応答の送信などにも使用される。すなわち当該チャネルは、ダイレクト接続が確立されている状態におけるダイレクト接続モードにおける通信処理だけでなく、ダイレクト接続が確立されていない状態におけるダイレクト接続モードにおける通信処理にも使用される。
【】
なお上述では、ダイレクト接続モードに、2.4GHzの周波数帯に対応するチャネルを使用するか、5GHzの周波数帯に対応チャネルを使用するかをユーザが設定可能な形態を説明したがこの形態に限定されない。ユーザからチャネル番号の指定を受け付けることで、ダイレクト接続モードに、具体的に何番のチャネルを使用するかをユーザが設定可能な形態であっても良い。また、ダイレクト接続モードに使用されるチャネルが、ユーザによって任意に設定されるのではなく、予め通信装置151に設定されている形態であっても良い。
【】
なお上述では、通信装置151は、2.4GHzの周波数帯と5GHzの周波数帯とを使用可能な形態について説明したが、この形態に限定されない。他の周波数帯を使用可能であっても良く、本実施形態において2.4GHzの周波数帯や5GHzの周波数帯が使用されている処理においては、他の周波数帯が使用されても良い。例えば、IEEE802.11adの規格では、60GHzの周波数帯が使用可能であるため、上記他の周波数帯として、60GHzが使用されても良い。
【】
<インフラ接続方式について>
インフラ接続は、通信を行う機器(例えば、情報処理装置101と通信装置151)のネットワークを統括するAP(例えば、AP131)と接続し、機器同士がAPを介して通信するための接続形態である。通信装置151は、接続モードの1つとして、インフラ接続で通信するためのモード(インフラ接続モード)でも動作可能である。
【】
インフラ接続において、各機器は機器探索コマンドによりAPを探索する。APが探索されると、機器とAPとの間で残りの無線接続の処理(無線接続の確立等)を経て、その後、IP接続の処理(IPアドレスの割当等)を行うことになる。なお、機器とAPとの間で無線接続を実現する場合に送受信されるコマンドやパラメータについては、Wi-Fi規格で規定されているものを用いればよく、ここでの説明は省略する。
【】
本実施形態において通信装置151がインフラ接続で動作する際はAP131が親局、通信装置151が子局として動作する。すなわち本実施形態では、インフラ接続は、子局として動作する通信装置151と親局として動作する装置との間の接続を指す。通信装置151がインフラ接続を確立しており、且つ情報処理装置101もAP131とのインフラ接続を確立している場合、通信装置151と情報処理装置101との間で、AP131を介した通信が可能となる。インフラ接続における通信に使用されるチャネルは、AP131により決定されるため、通信装置151は、AP131により決定されたチャネルを使用してインフラ接続における通信を実行する。本実施形態では、通信装置151は、インフラ接続における通信に、2.4GHzの周波数帯に対応するチャネルと、5GHzの周波数帯に対応するチャネルとを使用可能であるものとする。なお通信装置151は、インフラ接続における通信には、5GHzの周波数帯のうちDFS帯に対応するチャネルも使用可能である。なお情報処理装置101は、通信装置151とAP131を介して通信するために、AP131によって形成され、情報処理装置101が属するネットワーク上に、通信装置151が属していることを認識・特定する。
【】
<接続設定モードについて>
通信装置151は、接続設定モードで動作可能である。通信装置151が接続設定モードでの動作を開始するためのトリガは、例えば、接続設定モード用ボタンをユーザが押下することであっても良いし、通信装置151が、着荷後初めて起動(電源ON)することであっても良い。接続設定モード用ボタンは、通信装置151が備えるハードボタンであっても良いし、通信装置151が表示部161に表示するソフトボタンであっても良い。
【】
通信装置151は、接続設定モードでの動作を開始すると、Wi-Fi通信及び、BLE通信の両方を有効化する。具体的には、通信装置151は、Wi-Fi通信の有効化処理として、接続設定モード専用の、通信装置151の内部のAP(接続設定用AP)を有効化する。これにより、通信装置151は、情報処理装置101とWi-Fiによるダイレクト接続を確立可能な状態になる。接続設定用APと接続するための接続情報(SSIDやパスワード)は、情報処理装置101にインストールされた所定のアプリ(例えば、セットアップ用アプリ)に予め保持されている。すなわち、情報処理装置101は、接続設定用APと接続するための接続情報を予め認識しているものとする。そのため、ダイレクト接続モードにおいて有効化されるAPの接続情報と異なり接続設定用APと接続するための接続情報は、ユーザによって任意に変更できないものとする。接続設定モードで動作する通信装置151と情報処理装置101とが接続した場合、情報処理装置101は、セットアップ用アプリにより、通信装置151の接続モードを設定するための設定コマンドを通信装置151に送信する。設定コマンドは例えば、通信装置151をインフラ接続モードで動作させるためのコマンドであり、より具体的には例えば、AP131と接続するための接続情報(SSID、パスワード等)を含む情報である。なお、接続設定モードにおいて、通信装置151は、通常のWi-Fiでなく、Wi-Fi Direct(WFD)によって情報処理装置101と接続しても良い。すなわち、通信装置151は、Group Ownerして動作し、WFDによる通信によって情報処理装置101から設定コマンドを受信しても良い。
【】
<無線プロファイルについて>
無線プロファイルとは、情報処理装置101のOSが記憶及び管理している情報であり、情報処理装置101が接続したことがあるAPの接続情報を含む情報である。無線プロファイルは例えば、情報処理装置101とAPとの接続が切断された場合にOSが自動で当該接続の再確立を実行する機能である再接続機能に用いられる。
【】
図3(a)は、OSが表示する画面であり、情報処理装置101がAPと接続するための接続画面の一例を示す。接続画面300は、接続画面300に表示されたSSIDを有するAP131と接続するための画面である。接続画面300は、AP131との接続において再接続機能を有効にするか否かを設定するためのトグルボタン301と、AP131と接続するためのパスワードの入力を受け付ける入力ボックス302と、入力されたパスワードを用いてAP131と情報処理装置101との間の接続の確立を試みるための「接続」ボタン303を含む。トグルボタン301によって再接続機能が有効に設定されている場合は、情報処理装置101とAP131との接続が切断された場合にOSが自動で当該接続の再確立を実行する。一方、トグルボタン301によって再接続機能が無効に設定されている場合は、情報処理装置101とAP131との接続が切断されてもOSが自動で当該接続の再確立を実行しない。「接続」ボタン303が押下されることによって、AP131と情報処理装置101との間の接続の確立が成功した場合、OSは、AP131の接続情報(SSIDやパスワード)を無線プロファイルとして保存する。しかしながら、特定の種類のOSや特定のバージョンのOSは、再接続機能が無効に設定されている状態では、AP131と情報処理装置101との間の接続の確立が成功したとしても、AP131の接続情報を無線プロファイルとして保存しないものとする。
【】
図3(b)は、OSが表示する画面であり、記憶されている無線プロファイルを示すための無線プロファイル画面の一例を示す。無線プロファイル画面310は、OSが2つの無線プロファイルを記憶している場合の画面の一例である。無線プロファイル画面310において、優先度の高い無線プロファイルがより上位に表示される。優先度の高い無線プロファイルとは、情報処理装置101とAPとの接続が確立されていない状態においてより優先的に用いられる無線プロファイルである。領域311は、優先度の高い1つめの無線プロファイルをSSIDによって表す領域であり、領域312は、優先度の低い2つめの無線プロファイルをSSIDによって表す領域である。なお領域311や領域312に対して所定の操作が実行されることで、所定の操作が実行された領域に対応する無線プロファイルを情報処理装置101から削除することが可能である。
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<情報処理装置101と通信装置151によって実行される処理について>
本実施形態では、セットアップ用アプリは、情報処理装置101と接続設定モードで動作する通信装置151との間の無線接続を介した通信装置151のネットワークセットアップ(以下、第1セットアップ)を実行可能である。第1セットアップは言い換えれば、情報処理装置101からセットアップ用アプリにより無線通信を介して設定情報を通信装置151に送信することで、通信装置151とAPとを接続させるセットアップ方法である。なお設定情報には、APと接続するためのパスワードが含まれる。このとき、通信装置151の接続相手となる所定のAPに対応する無線プロファイルが、ネットワークセットアップのための所定の操作(所定の指示)をセットアップ用アプリがユーザから受け付ける前から情報処理装置101に予め保存されていれば、セットアップ用アプリは、ユーザからパスワードの入力を受け付けることなく第1セットアップを実行可能である。
【】
また本実施形態では、第1セットアップ以外の方法でも、通信装置151がAPと接続することが可能である。第1セットアップ以外の方法である第2セットアップや第3セットアップは、情報処理装置101からセットアップ用アプリにより無線通信を介して設定情報を通信装置151に送信することなく行われるネットワークセットアップである。具体的には例えば、第2セットアップは、プッシュボタン方式のWPS(Wi-Fi Protected Setup)によるネットワークセットアップである。なお、第2セットアップは、PINコード方式のWPSによるネットワークセットアップであっても良い。また、第2セットアップは、AOSSやらくらく無線スタート等のWPS以外のネットワークセットアップであっても良い。また、第2セットアップは、通信装置151が検索したAPのうちユーザが通信装置151に対する操作で選択したAPと通信装置151との間の接続を無線LANにより確立することで行われるネットワークセットアップであっても良い。また、第1および第2セットアップ以外の方法である第3セットアップは、APと通信装置151との間の接続を有線LANにより確立することで行われるネットワークセットアップである。また、第1および第2および第3セットアップ以外の方法である第4セットアップは、情報処理装置101と通信装置151との間の接続をUSBにより確立することで行われるセットアップ方法である。第4セットアップは、通信装置151を接続させるネットワークが周囲に存在しない場合に、実行されうる。なお、第4セットアップは、情報処理装置101と通信装置151との間の接続をBluetooth接続により確立することで行われるセットアップであっても良い。
【】
上述したように、情報処理装置101と通信装置151との間の接続を確立する方法として、第1セットアップ~第4セットアップがある。情報処理装置101と通信装置151との間で第1セットアップ~第3セットアップのいずれかが実行された場合、APを介して情報処理装置101と通信装置151との間で接続が確立される。すなわち、通信装置151をAPが形成するネットワークに接続させることができる。通信装置151をネットワークに接続させることで、複数の情報処理装置101と通信装置151との間で接続することや、インターネットを介したサービスの利用が可能になる。
【】
一方で、情報処理装置101と通信装置151との間で第4セットアップが実行された場合、例えば、APを介さず情報処理装置101と通信装置151との間でUSBによる接続が確立する。このような場合、通信装置151は、APが形成するネットワークに接続していないため、複数の情報処理装置101と通信装置151との間で接続することや、インターネットを介したサービスの利用ができない。なお通信装置151が、情報処理装置101と通信装置151との間のUSBによる接続以外の接続として、APとの接続を確立している場合はこの限りではない。
【】
ところで、情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合でも、ユーザによっては、複数の情報処理装置101と通信装置151との間で接続させることや、インターネットを介したサービスの利用を希望している可能性がある。しかし、情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合、情報処理装置101と通信装置151との間でUSB接続と異なる接続形態があることをユーザが認識できない可能性がある。そこで、情報処理装置101に通信装置151を接続させる場合のユーザビリティに改善の余地があった。
【】
そこで、本実施形態では、セットアップ用アプリはCPU103に以下のように処理を実行させる。CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介してのみ接続している通信装置151を検出した場合、後述するネットワーク接続のガイダンス画面1211(
図12(b)参照)を表示部108に表示する。ガイダンス画面1211は、情報処理装置101と通信装置151との間での接続に用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるための画面である。このような画面表示により、情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合に、ユーザに対して他の外部インタフェースが使用できることを認識させることが出来る。すなわち、情報処理装置101に通信装置151を接続させる場合のユーザビリティを向上させることができる。
【】
なお、通信装置151によっては、接続設定モードで動作している状態で、USBによる情報処理装置101と通信装置151との間の接続が確立すると、接続設定モードを終了する特定の機種が存在する。また、特定の機種の通信装置151は、第1セットアップのために再び接続設定モードで動作するためには、接続設定モードで動作するための操作を受け付ける必要がある。当該操作は例えば、通信装置151が備える特定のボタンの押下や、通信装置151が表示する画面上での特定のメニューの操作である。また特定の機種の通信装置151は、接続設定モードで動作するための操作を受け付けるためには、ユーザから初期設定操作を受け付けることで、初期設定を完了する必要がある。言い換えれば、特定の機種の通信装置151は、初期設定を完了しなければ、接続設定モードで動作するための操作を受け付けることができない。あるいは特定の機種の通信装置151は、初期設定を完了しなければ、接続設定モードで動作するための操作を受け付けたことに基づいて接続設定モードで動作したりすることができない。本実施形態では、セットアップ対象の通信装置151は、特定の機種であるものとする。そのため、セットアップ対象の通信装置151がUSBインタフェースを介してのみ情報処理装置101に接続している場合、情報処理装置101と通信装置151とで第1セットアップを完了するには、通信装置151は初期設定を完了している必要がある。
【】
そこで、本実施形態では、セットアップ用アプリはCPU103に以下のような処理を実行させる。CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介してのみ接続している通信装置151を検出した場合、通信装置151の初期設定が完了しているか否かを示す情報を取得する。そして、CPU103は、取得した情報が、通信装置151の初期設定が完了していることを示す情報であることに基づいて、上記ガイダンス画面1211を表示する。一方で、CPU103は、通信装置151の初期設定が完了していない状態であれば、初期設定操作の手順を通知する。このような形態により、セットアップ対象の通信装置151が、特定の機種であっても、通信装置151が接続設定モードで動作可能な状態で、上記ガイダンス画面1211を表示することができる。
【】
図4は、本実施形態における情報処理装置101が実行する、情報処理装置101から通信装置151を使用可能な状態とするための処理(以降、セットアップ処理と呼ぶ)の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。CPU103は、情報処理装置101の入力インタフェース102を介してセットアップ用アプリを実行するためのユーザ操作が行われたことに基づいて
図4の処理を開始する。
【】
S401において、CPU103は、通信装置151を検索する。具体的にはCPU103は、情報処理装置101が備えるOSのAPI(Application Program Interface)を用いて、情報処理装置101に接続されている通信装置151の情報をOSから取得する。そしてこの情報が示す1又は複数の通信装置を、セットアップ処理の対象の候補となる通信装置151として検出・特定する。なおこの情報には、情報処理装置101が無線通信部109を用いて実行した検索により発見された通信装置151を示す情報と、情報処理装置101が有線通信部112を用いて実行した検索により発見された通信装置151を示す情報と、情報処理装置101がUSB通信部113を用いて実行した検索により発見された通信装置151を示す情報とが含まれるものとする。情報処理装置101が無線通信部109を用いて実行した検索により発見された通信装置151は言い換えれば、情報処理装置101に無線LANインタフェースを介して接続されている通信装置151である。さらに言い換えれば、情報処理装置101が無線LANインタフェースによって接続しているネットワークに属している通信装置151である。無線通信部109が用いられて実行される検索は、例えば、情報処理装置101が無線LANインタフェースによって接続しているネットワーク上でのブロードキャストやマルチキャストによって実行される。情報処理装置101が有線通信部112を用いて実行した検索により発見された通信装置151は言い換えれば、情報処理装置101に有線LANインタフェースを介して接続されている通信装置151である。情報処理装置101がUSB通信部113を用いて実行した検索により発見された通信装置151は言い換えれば、情報処理装置101にUSBインタフェースを介して接続されている通信装置151である。以下の説明では、情報処理装置101にUSBインタフェースを介して接続されている通信装置151を、USB接続済み通信装置151と呼ぶ場合がある。また本処理においてCPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151をさらに検索しても良い。具体的には例えば、CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151が発信する所定のSSID(以降、接続設定用SSIDと呼ぶ)を含むビーコンを、無線通信部109を用いて検索しても良い。このように複数の検索が本処理において実行されてよい。これにより例えば、複数の検索のうち第1の検索によって通信装置151Aが発見され、複数の検索のうち第1の検索と異なる第2の検索によって通信装置151Aと異なる通信装置151である通信装置151Bが発見されることがあるものとする。また、第1の検索と第2の検索の両方で、同じ通信装置151Aが発見されることもあるものとする。
【】
S402において、CPU103は、USB接続済み通信装置151を検出したか否かを判定する。CPU103は、USB接続済み通信装置151を検出していないと判定した場合、S401からの処理を繰り返す。一方で、CPU103は、USB接続済み通信装置151を検出したと判定した場合、S403に進む。なお、CPU103は、USB接続済み通信装置151を検出していないと判定した場合に、上記と異なる処理を実行しても良い。具体的には例えばCPU103は、USB接続済み通信装置151を検出していないが、無線通信部109を用いて実行した検索により発見された通信装置151が検出された場合、S402に進んでも良い。またCPU103は、USB接続済み通信装置151を検出していないが、有線通信部112を用いて実行した検索により発見された通信装置151が検出された場合、本フローチャートの処理を終了しても良い。またCPU103は、USB接続済み通信装置151を検出していないが、接続設定モードで動作する通信装置151が検出された場合、S510に進んでも良い。また、CPU103は、USB接続済み通信装置151が検出され、且つ、接続設定モードで動作する通信装置151が検出された場合、接続設定モードで動作する通信装置151への接続設定処理を優先するために、S510に進んでも良い。
【】
S403において、CPU103は、検出したUSB接続済み通信装置151をセットアップ処理の対象となる通信装置151として特定する。なお、S401の処理の結果、複数のUSB接続済み通信装置151が検出される場合がある。その場合は、CPU103は、検出した複数のUSB接続済み通信装置151のリストを表示し、そのリストからユーザによって選択された通信装置151をセットアップ処理の対象となる通信装置151として特定してもよい。また、CPU103は、検出した複数のUSB接続済み通信装置151のうち、最初に検出した通信装置151をセットアップ処理の対象となる通信装置151として特定しても良い。
【】
S404において、CPU103は、S403でセットアップ処理の対象として特定した通信装置151の機種名称に基づき、通信装置151の機種情報が記載された機種情報ファイルをサーバ171から取得(ダウンロード)する。なお、CPU103は、USBインタフェースを介して通信装置151から機種情報ファイルを取得する形態であってもよい。
【】
図10は、S404で取得される機種情報ファイル1001の一例を示す。機種情報ファイル1001には、通信装置151が対応する接続形態に関する情報と、通信装置151が使用するソフトウェアの情報とが含まれる。
【】
通信装置151が対応する接続形態に関する情報は、具体的には、通信装置151が対応する外部インタフェースの種類と、通信装置151の接続形態の優先順とを示す情報とを含む。
図10の例では、通信装置151が対応する接続形態に関する情報として、接続情報1002~1004が含まれる。接続情報1002として記載されている「ORDER2」は、通信装置151がUSBインタフェースに対応し、通信装置151ではUSBによる接続形態が二番目に優先されることを示している。また、接続情報1003として記載されている「ORDER1」は、通信装置151が無線LANインタフェースに対応しており、通信装置151では無線LANによる接続形態が一番目に優先されることを示している。接続情報1004として記載されている「NONE」は、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していないことを示している。すなわち、接続情報1004は、通信装置151が有線LANによる接続に対応していないことを示している。
【】
通信装置151に対応するソフトウェアの情報は、ソフトウェアの名称1005とダウンロードURL1006とが含まれる。ソフトウェアの名称1005は、通信装置151が使用するドライバインストーラなどの各ソフトウェアの名称を示す情報である。ダウンロードURL1006は、ソフトウェアの名称100として示されたソフトウェアをダウンロードするためのURLを示す情報である。
【】
S405において、CPU103は、S404で取得した通信装置151が対応する接続形態に関する情報に基づいて、通信装置151の機種が第4セットアップのみに対応する機種であるか否かを判定する。より具体的には、CPU103は、機種情報ファイル1001に記載された接続情報1002~1004を参照し、通信装置151がUSB接続にのみ対応しているか否かを判定する。言い換えると、S405は、通信装置151が対応する外部インタフェースがUSBインタフェースのみであるか否かを判定する処理である。CPU103は、通信装置151が第4セットアップのみに対応する機種(通信装置151がUSBインタフェースのみに対応する機種)であると判定した場合、S406に進む。一方で、CPU103は、通信装置151が第4セットアップのみに対応する機種ではないと判定した場合(通信装置151がUSBインタフェースと異なる外部インタフェースにも対応する機種である場合)、S410に進む。
【】
S406において、CPU103は、
図11(a)に示す第4セットアップ成功画面1101を表示部108に表示する。第4セットアップ成功画面1101は、情報処理装置101がセットアップ対象の通信装置151とUSB接続が成功したことを示すメッセージを表示する。すなわち、S406は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介して通信装置151が接続されたことをユーザに対して通知する処理である。また、第4セットアップ成功画面1101は、「次へ」ボタン1102を含む。CPU103は、「次へ」ボタン1102が押下された場合、S407に進む。なお、第4セットアップ成功画面1101が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で上記メッセージを通知し、処理を進める形態でもよい。
【】
S407において、CPU103は、S404で取得した機種情報ファイル1001に含まれる各ソフトウェアのダウンロードURL1006を参照し、ドライバインストーラを含む各ソフトウェアをダウンロードする。
【】
S408において、CPU103は、S407でダウンロードされたドライバインストーラを実行し、通信装置151のドライバのインストールを行う。
【】
S409において、CPU103は、S402で通信装置151が検出されたUSBポートに紐づく印刷キューを生成し、
図4のセットアップ処理を終了する。S409が実行され、
図4のセットアップ処理が終了すると、情報処理装置101は、S409で生成された印刷キューを介して、情報処理装置101とUSB接続された通信装置151に画像データ及び印刷指示を送信できる。
【】
S410において、CPU103は、S403で特定された通信装置151が、S401において実行されたUSBインタフェースを介した検索でのみ検出(発見)された通信装置151であるか否かを判定する。CPU103は、S403で特定された通信装置151が、USBインタフェースを介した検索でのみ検出された通信装置151であると判定した場合、S411に進む。一方で、CPU103は、S403で特定された通信装置151が、USBインタフェースを介した検索でのみ発見された通信装置151ではないと判定した場合、S425に進む。すなわち、S403で特定された通信装置151が、S401において実行されたUSBインタフェースを介した検索で検出された通信装置151であり、USBインタフェース以外の外部インタフェースを介した検索で検出されなかった通信装置151である場合、S411でYESと判定される。一方で、S403で特定された通信装置151が、S401において実行されたUSBインタフェースを介した検索と、USBインタフェース以外の外部インタフェースを介した検索との両方で検出された通信装置151である場合、S411でNOと判定される。USBインタフェース以外の外部インタフェースを介した検索とは、情報処理装置101が無線通信部109を用いて実行した検索及び情報処理装置101が有線通信部112を用いて実行した検索である。
【】
S411において、CPU103は、USBインタフェースを介して通信装置151から通信装置151の情報を取得する。S411で取得される通信装置151の情報には、通信装置151の初期設定が完了済みか否かを示す情報が含まれる。例えば、通信装置151で初期設定が未完了である場合、CPU103は、通信装置151の情報として、初期設定が未完了であることを示す情報を取得する。一方で、例えば、通信装置151の初期設定が完了済である場合、CPU103は、通信装置151の情報として、初期設定が完了済であることを示す情報を取得する。
【】
S412において、CPU103は、S411で通信装置151の情報を取得できたか否かを判定する。CPU212は、通信装置151の情報を取得できたと判定した場合、S413に進む。一方で、CPU212は、通信装置151の情報が取得できなかったと判定した場合、S406~S409の処理を実行し、その後、
図4のセットアップ処理を終了する。
【】
S413において、CPU103は、S411で取得した通信装置151の情報に基づいて、通信装置151の初期設定が未完了であるか否かを判定する。CPU103は、通信装置151で初期設定が未完了であると判定した場合、S414に進む。一方で、CPU103は、通信装置151で初期設定が完了済みであると判定した場合、S415に進む。
【】
S414において、CPU103は、
図12(a)に示す初期設定操作のガイダンス画面1201を表示部108に表示する。なお本実施形態では後述するように、USBインタフェースを介した検索によって通信装置151を発見した後に実行される処理として、S417において第1セットアップのための処理を実行することがある。第1セットアップのためには通信装置151は接続設定モードで動作する必要があるが、上述したように通信装置151は、USB接続を検知すると接続設定モードでの動作を停止する。そして通信装置151は、接続設定モードでの動作を再開するためには、初期設定を完了する必要がある。そのため本実施形態ではCPU103は、通信装置151で初期設定が未完了である場合には、初期設定を完了するための処理としてS414の処理を実行する。ガイダンス画面1201は、初期設定操作として、通信装置151で使用される消耗品を通信装置151に装着するようユーザに対して促す旨のメッセージを表示する。
図12(a)の例では、通信装置151で使用される消耗品としてインクカートリッジを例示している。すなわち、S414は、初期設定を完了させるための手順をユーザに対して通知する処理である。なお、ガイダンス画面1201の表示内容は、
図12(a)の例に限られない。例えば、ガイダンス画面1201では、通信装置151で使用される消耗品である用紙等の記録媒体を通信装置151に載置するようユーザに対して促す旨のメッセージを表示してもよい。また、例えば、ガイダンス画面1201では、初期設定操作として、通信装置151のテスト印刷の手順、通信装置151の通信設定などの各種手順を案内するためのメッセージを表示する形態であってもよい。すなわちガイダンス画面1201は、上述した初期設定操作に含まれる各操作の操作手順を案内するための画面であってもよい。また、ガイダンス画面1201は、初期設定操作の詳細な説明が記載されたマニュアルを表示するためのボタン(不図示)を有していてもよい。そのボタン(不図示)が押下された場合、CPU103は、インターネットコンテンツとしてWebブラウザ等によって、Webマニュアルページを表示部108に表示する形態であってもよい。また、ガイダンス画面1201が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で初期設定を完了させるための手順を通知し、処理を進める形態でもよい。S414の後、CPU103は、USBインタフェースを介して通信装置151から通信装置151の情報を再び取得し、S413からの処理を繰り返す。
【】
S415において、CPU103は、
図12(b)のネットワーク接続のガイダンス画面1211を表示部108に表示する。ガイダンス画面1211は、「USBで接続」ボタン1212と、「ネットワーク接続」ボタン1213とが含まれる。「USBで接続」ボタン1212は、情報処理装置101に通信装置151を接続させるために用いられる外部インタフェースとして、USBインタフェースの指定を受け付け可能なボタンである。「ネットワーク接続」ボタン121は、情報処理装置101に通信装置151を接続させるために用いられる外部インタフェースとして、USBインタフェースと異なる外部インタフェースの指定を受け付け可能なボタンである。ユーザによっていずれかのボタンが押下された場合、CPU103は、S416の処理に進む。すなわち、ガイダンス画面1211は、情報処理装置101に通信装置151を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるための画面ともいえる。このように、情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合でも、ガイダンス画面1211が表示部108に表示される。これにより、情報処理装置101に通信装置151を他の外部インタフェースで接続可能であることをユーザが認識することができる。したがって、情報処理装置101に通信装置151を接続させる場合のユーザビリティを向上させることができる。
【】
また、ガイダンス画面1211は、通信装置151をネットワークに接続するようユーザに対して促す旨のメッセージを表示する。このメッセージは、USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースの指定を促しているとも言える。このようなメッセージがガイダンス画面1211に表示されることで、情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合でも、情報処理装置101に通信装置151を他の外部インタフェースで接続させることをユーザに対して促すことができる。
【】
また、ガイダンス画面1211は、通信装置151をネットワークに接続させた場合のメリットを説明するメッセージを表示する。本例では、通信装置151をネットワークに接続させることで、通信装置151を他の情報処理装置101とも接続することができる旨のメッセージ、通信装置151をネットワークに接続させることで、Webサービスが利用可能になる旨のメッセージ等が表示されている。すなわち、ガイダンス画面1211は、USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースが指定された場合のメリットを表示する。このようなメッセージが表示されることで、情報処理装置101と通信装置151との間で他の外部インタフェースを用いて接続させた場合のメリットをユーザが認識することができる。
【】
S416において、CPU103は、S415でユーザ選択されたボタンが「USBで接続」ボタン1212であるか否かを判定する。CPU103は、S415でユーザ選択されたボタンが「USBで接続」ボタン1212であると判定した場合、S406~S409の処理を実行し、その後、
図4のセットアップ処理を終了する。一方で、CPU103は、S415でユーザ選択されたボタンが「USBで接続」ボタン1212でないと判定した場合、S417に進む。すなわち、S415でユーザ選択されたボタンが「ネットワーク接続」ボタン1213である場合、S417に処理が進む。
【】
S417において、CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースを介して通信装置151を接続させるための所定の処理を実行する。USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースとは具体的には例えば、無線LANインタフェースや有線LANインタフェースである。所定の処理は、通信装置151とAPとの間でネットワーク接続を確立する方法を案内する処理(以降、ネットワーク接続方法の案内処理と呼ぶ)である。本実施形態では、S417のネットワーク接続方法の案内処理として、CPU103は、無線LAN案内処理と、有線LAN案内処理のうち少なくとも一方を実行する。無線LAN案内処理は、情報処理装置101に無線LANインタフェースを介して通信装置151を接続させるための処理である。無線LAN案内処理は、第1セットアップと、第2セットアップとを含む。また、有線LAN案内処理は、情報処理装置101に有線LANインタフェースを介して通信装置151を接続させるための処理である。有線LAN案内処理は、第3セットアップを含む。S417のネットワーク接続方法の案内処理の詳細は、
図5を用いて後述する。
【】
S418において、CPU103は、情報処理装置101が属するネットワークであり、APが形成するネットワーク上で通信装置151を検索する。本検索は、無線LANインタフェースや有線LANインタフェースを用いて実行される。なお
図5において無線LANによる接続形態が選択されていた場合、無線LANインタフェースが用いられ、有線LANによる接続形態が選択されていた場合、有線LANインタフェースが用いられる形態であってよい。第1セットアップ、第2セットアップ及び第3セットアップのうちいずれかが実行されることで、情報処理装置101と通信装置151とが同じAPに接続している場合は、本検索により通信装置151が発見される。
【】
S419において、CPU103は、S418の検索により通信装置151が検出(発見)されたか否かを判定する。CPU103は、通信装置151が検出されたと判定した場合、S420に進む。一方で、CPU103は、通信装置151が検出されなかったと判定した場合、S424に進む。
【】
S420において、CPU103は、
図11(b)のネットワーク接続成功画面1111を表示部108に表示する。ネットワーク接続成功画面1111は、通信装置151とAP131との間のネットワーク接続の確立が成功したこと示すメッセージを表示する。すなわち、S420は、通信装置151とAP131との間のネットワーク接続の確立が成功したことをユーザに対して通知する処理である。ネットワーク成功画面1111は、「次へ」ボタン1112を含む。「次へ」ボタン1112が押下された場合、CPU103は、S421の処理に進む。なお、ネットワーク接続成功画面1111が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で上記メッセージを通知し、処理を進める形態でもよい。
【】
S421~S422は、それぞれS407~S408と同様の処理であるため、これらの説明を省略する。
【】
S423において、CPU103は、印刷キューの生成処理を実行し、
図4のセットアップ処理を終了する。印刷キューの生成処理は、
図6を用いて後述する。
【】
S424において、CPU103は、
図11(c)に示すネットワーク接続失敗画面1121を表示部108に表示する。ネットワーク接続失敗画面1121には、通信装置151を検出できなったことを示すメッセージや、通信装置151との接続が失敗したことを示すメッセージが表示される。すなわち、S424は、通信装置151とAP131とのネットワーク接続が失敗したことをユーザに対して通知する処理である。ネットワーク接続失敗画面1121に含まれる「終了」ボタン1122が押下された場合、CPU103は、
図4のセットアップ処理を終了する。なお、ネットワーク接続失敗画面1121が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で上記メッセージを通知し、処理を進める形態でもよい。
【】
S425において、CPU103は、S404で取得した機種情報ファイルに基づいて、ネットワーク接続方法の選択画面を表示する。S425では、具体的には例えば、CPU103は、S404で取得された機種情報に、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していることを示す接続情報が含まれる場合、
図17(a)に示す選択画面1701を表示する。選択画面1701は、USBによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1702、無線LANによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1703、有線LANによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1704、「次へ」ボタン1705を含む。CPU103は、「次へ」ボタン1705が押下された場合、S426に進む。一方で、S425では、CPU103は、S404で取得した機種情報に、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していることを示す接続情報が含まれていない場合、
図17(b)に示す選択画面1710を表示する。選択画面1710は、USBによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1711、無線LANによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1711、「次へ」ボタン1713を含む。CPU103は、「次へ」ボタン1713が押下された場合、S426に進む。このように、S425では、CPU103は、S404で取得した機種情報ファイルに通信装置151が有線LANインタフェースに対応することを示す接続情報が含まれているか否かに応じた選択画面を表示する。
【】
S426において、CPU103は、S425で表示した選択画面におけるユーザ操作を判定する。CPU103は、S425で表示した選択画面において、USBによる接続形態の選択を受け付けた場合、S406に進む。CPU103は、S425で表示した選択画面において、無線LANによる接続形態の選択を受け付けた場合、後述するS505に進む。また、CPU103は、S425で表示した選択画面において、有線LANによる接続形態の選択を受け付けた場合、後述するS512に進む。
【】
図5は、情報処理装置101が実行する、ネットワーク接続方法の案内処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。本フローチャートが示す処理は、S417の処理に対応する。
【】
S501において、CPU103は、S404で取得した通信装置151が対応する接続形態に関する情報に基づいて、通信装置151が第1セットアップと第2セットアップとの少なくともいずれかに対応する機種であるか否かを判定する。CPU103は、通信装置151が第1セットアップと第2セットアップとのいずれかに対応する機種であると判定した場合、S502に進む。一方で、CPU103は、通信装置151が第1セットアップと第2セットアップとのいずれにも対応しない機種であると判定した場合、S512に進む。より具体的には、CPU103は、機種情報ファイル1001に記載された無線による接続情報1003を参照し、通信装置151が無線LANインタフェースに対応しているか否かを判定する。CPU103は、接続情報1003が、通信装置151が無線LANインタフェースに対応していることを示す情報である場合、通信装置151が無線LANインタフェースに対応していると判定し、S502に進む。この判定結一方で、CPU103は、接続情報1003が、通信装置151が無線LANインタフェースに対応しないことを示す情報である場合、通信装置151が無線LANインタフェースに対応していないと判定し、S512に進む。
【】
S502において、CPU103は、S404で取得した通信装置151が対応する接続形態に関する情報に基づいて、通信装置151が第3セットアップに対応する機種であるか否かを判定する。CPU103は、通信装置151が第3セットアップに対応する機種であると判定した場合、S503に進む。一方で、CPU103は、通信装置151が第3セットアップに対応しない機種であると判定した場合、S505に進む。より具体的には、CPU103は、機種情報ファイル1001に記載された有線による接続情報1004を参照し、通信装置151が有線LANインタフェースに対応しているか否かを判定する。CPU103は、接続情報1004が、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していることを示す情報である場合、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していると判定し、S503に進む。一方で、CPU103は、接続情報1004が、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していることを示す情報である場合、通信装置151が有線LANインタフェースに対応していないと判定し、S505に進む。
【】
S503において、CPU103は、通信装置151とAP131との間の接続形態の選択をユーザから受け付ける。ここでは、例えば、CPU103は、
図12(c)に示すネットワーク接続形態の選択画面1221を表示部108に表示する。例えば、選択画面1221は、無線LANによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1222、有線LANによる接続形態の選択を受け付け可能な領域1223、次の画面を表示するための操作を受け付け可能なボタン1224等を含む。領域1222は、言い換えれば、無線LANインタフェースを介して情報処理装置101と通信装置151との間の接続を確立するための領域である。領域1223は、言い換えれば、有線LANインタフェースを介して情報処理装置101と通信装置151との間の接続を確立するための領域である。なお無線LANによる接続形態によって情報処理装置101と通信装置151との間の接続を確立するためのネットワークセットアップ(無線LAN案内処理)は、第1セットアップと第2セットアップとを含む。また有線LANによる接続形態によって情報処理装置101と通信装置151との間の接続を確立するためのネットワークセットアップ(有線LAN案内処理)は、第3セットアップを含む。すなわち、選択画面1221は、無線LAN案内処理と、有線LAN案内処理とのいずれかの選択を受け付け可能な受付画面である。領域1222と領域1223とのいずれかが選択された後、ボタン1224がユーザにより押下された場合、CPU103は、S504に進む。
【】
S504において、CPU103は、ネットワーク接続形態の選択画面1221において領域1222が選択されたか否かを判定する。CPU103は、領域1222が選択されたと判定した場合、S505に進む。すなわち、領域1222が選択された場合、CPU103は、無線LAN案内処理を実行する。一方で、CPU103は、無線LANによる接続形態が選択されていないと判定した場合、S512に進む。すなわち、領域1223が選択された場合、CPU103は、有線LAN案内処理を実行する。
【】
S505において、CPU103は、第1セットアップを実行可能であるか否かを判定するための第1セットアップ実行可否判定処理を実行する。第1セットアップ実行可否判定処理の詳細は、
図7を用いて後述する。
【】
S506において、CPU103は、第1セットアップを実行可能か否か判定する。CPU103は、第1セットアップを実行可能であると判定した場合、S507に進む。一方で、CPU103は、第1セットアップを実行可能ではないと判定した場合、S511に進む。
【】
S507において、CPU103は、
図13(a)に示す通信装置151を接続設定モードで動作させるための手順を案内するためのガイダンス画面1301を表示部108に表示する。例えば、ガイダンス画面1301は、ユーザが通信装置151を接続設定モードで動作させるための手順が記載されたマニュアルを情報処理装置101のWEBブラウザで表示するための「マニュアル」ボタン1302、次の画面を表示するための「次へ」ボタン1303が含まれる。また、ユーザが通信装置151を接続設定モードで動作させるための手順自体が、ガイダンス画面1301に表示されても良い。具体的には例えば、通信装置151の接続設定モード用ボタンを押下するようユーザに促すメッセージがガイダンス画面1301に表示されていてもよい。
【】
S508において、CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151を検索する。具体的には例えば、CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151が発信する接続設定用SSIDを含むビーコンを、無線通信部109を用いて検索する。
【】
S509において、CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151を検出したか否かを判定する。CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151を検出したと判定した場合(接続設定用SSIDを検出した場合)、S510に進む。一方で、CPU103は、接続設定モードで動作する通信装置151を検出していないと判定した場合(接続設定用SSIDを検出していない場合)、S508からの処理を繰り返す。
【】
S510において、CPU103は、第1セットアップ処理を実行し、その後、
図5のネットワーク接続方法の案内処理を終了する。第1セットアップ処理は、
図8を用いて後述する。
【】
S511において、CPU103は、
図13(b)に示す第2セットアップ手順を案内するためのガイダンス画面1311を表示部108に表示する。例えば、ガイダンス画面1311は、通信装置151をAPに無線LANにより接続させるよう促す旨のメッセージを表示する。すなわち、S511は、APに無線LANインタフェースを介して通信装置151を接続させるようユーザに対して通知する処理とも言える。また、ガイダンス画面1311は、ユーザが第2セットアップを行うための操作方法を示すマニュアルを情報処理装置101のWEBブラウザで表示するための「マニュアル」ボタン1312や、次の画面を表示するための「次へ」ボタン1313が含まれる。ボタン1312が押下された場合、CPU103は、情報処理装置101のWEBブラウザを起動し、WEBブラウザ上で、上記マニュアルを表示する。なおこの形態によらず、WEBブラウザではなくセットアップ用アプリ上で、上記マニュアルが直接表示されても良い。ボタン1313がユーザによって押下された場合、CPU103は、
図5のネットワーク接続方法の案内処理を終了する。なお、ガイダンス画面1311が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で上記メッセージや操作方法を通知し、処理を進める形態でもよい
S512において、CPU103は、有線LAN案内処理(第3セットアップの案内処理)を実行する。具体的には、CPU103は、
図13(c)に示す第3セットアップの手順を案内するためのガイダンス画面1321を表示部108に表示する。ガイダンス画面1321は、通信装置151をAPに有線LAN接続させるよう促す旨のメッセージを表示する。すなわち、S512は、APに有線LANインタフェース(有線通信部162)を介して通信装置151を接続させるようユーザに対して通知する処理とも言える。また、ガイダンス画面1321には、ユーザが第3セットアップを行うための操作方法を示すマニュアルを情報処理装置101のWEBブラウザで表示するための「マニュアル」ボタン1322や、次の画面を表示するための「次へ」ボタン1323が含まれる。ボタン1322が押下された場合、CPU103は、情報処理装置101のWEBブラウザを起動し、WEBブラウザ上で、上記マニュアルを表示する。なおこの形態によらず、WEBブラウザではなくセットアップ用アプリ上で、上記マニュアルが直接表示されても良い。具体的には例えば、AP131と通信装置151を有線LAN(LANケーブル)で接続するようユーザを促す領域がガイダンス画面1321に含まれても良い。ボタン1323がユーザによって押下された場合、
図5のネットワーク接続方法の案内処理を終了する。なお、ガイダンス画面1321が表示される形態に限られず、CPU103は、情報処理装置101の備えるスピーカ(不図示)により音声で上記メッセージや操作方法を通知し、処理を進める形態でもよい。
【】
なお、本実施形態では、CPU103は、S501でYESと判定した場合(通信装置151が第1セットアップと第2セットアップとの少なくともいずれかに対応すると判定した場合)、S502に進む形態を説明したが、これに限られない。例えば、CPU103は、S501でYESと判定した場合、S505に進む形態(S502~S504の処理を省略する形態)であってもよい。このように、CPU103は、S501でYESと判定した場合に、通信装置151が第3セットアップに対応するか否かに関わらず、S505に処理を進めることで、第1セットアップと第2セットアップとのいずれかを完了させるまでの時間を短縮することができる。
【】
図6は、情報処理装置101が実行する印刷キュー生成処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。本フローチャートが示す処理は、S422の処理に対応する。
【】
S601において、CPU103は、
図12(d)に示すUSB印刷キュー生成の確認画面1231を表示部108に表示する。確認画面1231は、ユーザにS402で検知したUSBポートに紐づく印刷キューを生成するか否かを確認させる旨のメッセージと、「はい」ボタン1233、「いいえ」ボタン1232を有する。「はい」ボタン1233は、印刷キューを生成するための選択を受け付け可能なボタンである。「いいえ」ボタン1232は、印刷キューを生成しないための選択を受け付け可能なボタンである。すなわち、確認画面1231は、USBポートに紐づく印刷キューを生成するか否かの選択を受け付け可能な受付画面ともいえる。CPU103は、「はい」ボタン1233と「いいえ」ボタン1232とのいずれかが押下された場合、S602に進む。
【】
S602において、CPU103は、S601で表示された確認画面1231上でユーザにより押下されたボタンが「はい」ボタン1233であるか否かを判定する。CPU103は、「はい」ボタン1233であると判定した場合、S603に進む。一方で、CPU103は、「はい」ボタン1233ではないと判定した場合、S604に進む。
【】
S603において、CPU103は、S402で通信装置151が検出されたUSBポートに紐づく印刷キューを生成する。
【】
S604において、CPU103は、S418で検出された通信装置151のIPアドレスもしくはホスト名を基にしたネットワークポートに紐づく印刷キューを生成し、
図6の印刷キュー生成処理を終了する。
【】
図7は、情報処理装置101が実行する、第1セットアップ実行可否判定処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。本フローチャートが示す処理は、S505の処理に対応する。
【】
S701において、CPU103は、無線通信部109および有線通信部112の接続状態を示す情報を、情報処理装置101のOSから取得する。無線通信部109の接続状態とは言い換えれば、情報処理装置101の無線LANによる接続の状態である。有線通信部112の接続状態とは言い換えれば、情報処理装置101の有線LANによる接続状態である。
【】
S702において、CPU103は、S701で取得した接続状態を示す情報に基づいて、無線通信部109が有効状態であるか否かを判定する。CPU103は、無線通信部109が有効状態であると判定した場合、S703に進む。一方で、CPU103は、無線通信部109が有効状態ではないと判定した場合、S711に進む。
【】
S703において、CPU103は、S701で取得した接続状態を示す情報に基づいて、無線通信部109と有線通信部112との少なくともいずれかにより情報処理装置101がAP131と接続しているかを判定する。CPU103は、接続していると判定した場合、S704に進む。一方で、CPU103は、接続していないと判定した場合、S711に進む。
【】
S704において、CPU103は、S701で取得した接続状態を示す情報に基づいて、IPv4を用いた無線通信部109による通信が有効に設定されているか否かを判定する。CPU103は、IPv4を用いた無線通信部109による通信が有効であると判定した場合、S705に進む。一方で、CPU103は、IPv4を用いた無線通信部109による通信が有効でないと判定した場合、S711に進む。
【】
S705において、CPU103は、S701で取得した接続状態を示す情報に基づいて、無線通信部109により情報処理装置101がAP131と接続しているか否かを判定する。CPU103は、無線通信部109がAP131と接続していると判定した場合、S706に進む。一方で、CPU103は、無線通信部109がAP131と接続していないと判定した場合、S711に進む。
【】
S706において、CPU103は、情報処理装置101が接続しているAP131のSSID及び情報処理装置101が接続しているAP131が使用している暗号化方式を特定する。
【】
S707において、CPU103は、情報処理装置101が有している無線プロファイルの一覧を情報処理装置101のOSから取得する。情報処理装置101が有している無線プロファイルとは、情報処理装置101が接続したことがあるAPに関する情報である。具体的には、情報処理装置101が有している無線プロファイルとは、情報処理装置101が接続したことがあるAPのSSIDや情報処理装置101が接続したことがあるAPと接続するためのパスワードである。
【】
S708において、CPU103は、S707で取得した無線プロファイルの一覧の中に、情報処理装置101が接続しているAP131に対応する無線プロファイルが含まれるか否かを判定する。CPU103は、無線プロファイルの一覧の中に、情報処理装置101が接続しているAP131に対応する無線プロファイルが含まれると判定した場合、S709に進む。一方で、CPU103は、無線プロファイルの一覧の中に、情報処理装置101が接続しているAP131に対応する無線プロファイルが含まれていないと判定した場合、S710に進む。
【】
S709において、CPU103は、第1セットアップが実行可能であると判定し、
図7の第1セットアップ実行可否判定処理を終了する。
【】
S710において、CPU103は、S706で取得した暗号化方式から情報処理装置101が接続しているAP131がオープン認証であるか否かを判定する。CPU103は、情報処理装置101が接続しているAP131がオープン認証であると判定された場合、S709に進み、その後、
図7の第1セットアップ実行可否判定処理を終了する。一方で、CPU103は、情報処理装置101が接続しているAP131がオープン認証でないと判定した場合、S711に進む。
【】
S711において、CPU103は、第1セットアップが実行不可であると判定し、
図7の第1セットアップ実行可否判定処理を終了する。
【】
図8は、情報処理装置101が実行する、第1セットアップ処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。本フローチャートが示す処理は、S510の処理に対応する。
【】
S801において、CPU103は、情報処理装置101の接続先を示すSSIDに接続設定用SSIDを設定することにより、情報処理装置101と通信装置151との間での無線接続143を確立する。具体的には例えば、CPU103は、OSのAPIを実行することにより、情報処理装置101を、接続設定用SSIDに対応するAP156-aに接続させる。
【】
S802において、CPU103は、通信装置151にAPの取得を要求し、通信装置151からAPのリストを取得する。APのリストとは、通信装置151によって実行された検索(APサーチ)により検出された周囲のAPのリストである。すなわち、APのリストとは、通信装置151が接続可能な周囲のAPのリストである。また、APのリストは、具体的には例えば、通信装置151によって実行された周囲のビーコンの検索により検出された各APのSSIDや、通信装置151によって実行された周囲のビーコンの検索により検出された各APが使用する暗号化方式の情報を含む。S802の処理において通信装置151が実行する処理に関しては
図9を用いて後述する。
【】
S803において、CPU103は、S802で取得されたAPのリストによって示されるSSIDの中に、情報処理装置101と接続していたAP131のSSIDが含まれるか否かを判定する。CPU103は、情報処理装置101と接続していたAP131のSSIDが含まれると判定した場合、S816に進む。一方で、CPU103は、情報処理装置101と接続していたAP131のSSIDが含まないと判定した場合、S804に進む。
【】
S804において、CPU103は、S802で取得されたAPのリストを表示し、いずれかのAPの選択を受け付ける。APの選択とは言い換えれば、SSIDの選択である。具体的には例えば、CPU103は、
図14(a)に示すSSID選択画面1401を表示部108に表示する。ここで表示されるSSID選択画面1401は、プルダウンメニュー1402と「次へ」ボタン1403を有する。また、SSID選択画面1401は、S802で取得されたAPのリストによって示されるSSIDの中に、情報処理装置101と接続していたAP131のSSIDが含まれなかった理由を示すメッセージを含んでいてもよい。当該理由としては例えば、通信装置151が5GHzの周波数帯を用いた通信に対応していない旨を示すメッセージであってもよい。プルダウンメニューは、ユーザによって操作されるとS802で取得されたAPのリストのSSIDを表示するメニューである。ユーザはプルダウンメニュー1402を選択した後、APのリストからいずれかのSSIDを選択する。ユーザによっていずれかのSSIDが選択されるまで、「次へ」ボタン1403はユーザによる押下を受付不可な状態となるためにグレーアウトされていてもよい。ユーザによっていずれかのSSIDが選択された場合、プルダウンメニュー1402には、ユーザによって選択されたSSIDが表示される。さらに、SSID選択画面1401は、ユーザによって選択されたSSIDに対応するAPのMACアドレスや、ユーザによって選択されたSSIDに対応するAPが使用する暗号化方式を表示されていてもよい。その後、いずれかのSSIDが選択されたことで有効化された「次へ」ボタン1403がユーザによって押下されると、S805に進む。
【】
S805において、CPU103は、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードを情報処理装置101のOSが保存している無線プロファイルから取得することを試みる。CPU103は、無線プロファイルからパスワードを取得するためのAPIを実行することにより、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードを、情報処理装置101のOSが保存している無線プロファイルから取得する。
【】
S806において、CPU103は、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードを、情報処理装置101のOSが保存している無線プロファイルから取得できたか否かを判定する。S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101とが互いに過去に無線LAN接続したことがあり、且つS804で選択されたSSIDに対応する無線プロファイルが情報処理装置101のOSにより保存されていた場合、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードの取得は成功する。一方、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101とが互いに過去に無線LAN接続したことがなかった場合や、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101とが互いに過去に無線LAN接続したことがあるがS804で選択されたSSIDに対応する無線プロファイルが削除されていた場合には、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードの取得は失敗する。パスワードの取得が成功したと判定された場合、S807に進み、パスワードの取得が失敗したと判定された場合、S809に進む。
【】
S807において、CPU103は、通信装置151の接続設定用SSIDに対応するAPとの接続を切断し、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101との間の無線接続の確立を、S805で取得したパスワードを用いて試行する。具体的には例えば、CPU103は、OSのAPIを実行することにより、接続設定用SSIDに対応するAPとの切断、及び、S804で選択されたSSIDに対応するAPとの接続の試行を行う。
【】
S808において、CPU103は、S807での接続試行により、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101との間の無線接続の確立が成功したか否かを判定する。当該無線接続の確立が成功したと判定された場合、S813に進む。一方、当該無線接続の確立が成功しなかったと判定された場合、S809に進む。
【】
S809において、CPU103は、接続設定用SSIDに対応するAPとの接続を切断し、AP131と情報処理装置101との間の無線接続141を再度確立させる。具体的には例えば、CPU103は、OSのAPIを実行することにより、AP131と情報処理装置101との間の無線接続141を確立する。
【】
S810において、CPU103は、
図14(b)の表示内容を含むパスワード入力画面1411を表示部108に表示し、S804で選択されたSSIDに対応するAPに接続するためのパスワードの入力を受け付ける。パスワード入力画面1411は、S804で選択されたSSIDの情報1412と、パスワード入力ボックス1413と、チェックボックス1414と、「マニュアル」ボタン1415と、「次へ」ボタン1416を有する。パスワード入力ボックス1413は、S404で選択されたSSIDに対応するAPと接続するためのパスワードの入力をユーザから受け付けるためのボックスである。チェックボックス1414は、パスワード入力ボックス1413に入力されたパスワードの文字列をそのまま表示するか、伏せ字としてアスタリスクを表示するかを切り替えるためのボックスである。「マニュアル」ボタン1415は、インターネットコンテンツとしてWebブラウザ等によって、パスワードの確認の方法をユーザに提示するためのWebマニュアルを表示するための処理のトリガとなる操作を受付可能なボタンである。「次へ」ボタン1416は、パスワード入力ボックス1413にパスワードが入力されると有効化され、ユーザによって押下されることが可能となる。「次へ」ボタン1416が押下されると、S811に進む。
【】
S811において、CPU103は、S809で確立された無線接続141を切断し、パスワード入力画面1411で入力されたパスワードを用いて、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101との間の無線接続の確立を試みる。具体的には例えば、CPU103は、OSのAPIを実行することにより、AP131との無線接続141を切断し、S804で選択されたSSIDに対応するAPとの接続を試行する。
【】
S812において、CPU103は、S811で実行された接続試行により、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101との間の接続の確立が成功したか否かを判定する。当該接続の確立が成功しなかったと判定された場合、S810からの処理を繰り返す。一方、当該接続の確立が成功したと判定された場合、S813に進む。
【】
S813において、CPU103は、S804で選択されたSSIDに対応するAPと情報処理装置101との間の無線接続を切断し、情報処理装置101を再び通信装置151が発信する接続設定用SSIDに対応するAPと接続させる。具体的には例えば、CPU103は、OSのAPIを実行することにより、S804で選択されたSSIDに対応するAPとの無線接続の切断、及び、情報処理装置101と接続設定用SSIDに対応するAPとの接続を行う。
【】
S814において、CPU103は、通信装置151に送信する接続設定情報として、S804で選択されたSSIDと、S805もしくはS810で取得したパスワードとを特定する。なお、CPU103は、上記情報の他に、S804で選択されたSSIDに対応するAPが使用する周波数帯や暗号化方式等、他の情報を特定してもよい。
【】
S815において、CPU103は、接続設定情報を通信装置151に送信し、その後、
図8の第1セットアップ処理を終了する。S815で送信される接続設定情報は、S814の処理で特定されたSSID、パスワード等の情報と、通信装置151をインフラ接続モードに設定するためのコマンドとを含む。S815で接続設定情報が通信装置151に送信されることにより、通信装置151は、インフラ接続モードとして動作を開始し、接続設定情報に基づいてAPへの接続を行う。すなわち、S815では、CPU103は、APに無線LANインタフェースを介して通信装置151を接続させるための情報である接続設定情報を通信装置151に送信する。
【】
S816において、CPU103は、通信装置151に送信する接続設定情報として、情報処理装置101と接続していたAP131のSSIDと、パスワードとを、情報処理装置101が有している無線プロファイルから特定する。なお、CPU103は、上記情報の他に、情報処理装置101と接続していたAP131が使用する周波数帯や暗号化方式等、他の情報を特定してもよい。
【】
S817において、CPU103は、インフラ接続モードに設定するための接続設定情報を通信装置151に送信し、その後、
図8の第1セットアップ処理を終了する。S817で送信される接続設定情報は、S816の処理で特定されたSSID、パスワード等の情報と、通信装置151をインフラ接続モードに設定するためのコマンドとを含む。S817で、接続設定情報が通信装置151に送信されることにより、通信装置151は、インフラ接続モードとして動作を開始し、接続設定情報に基づいてAPへの接続を行う。すなわち、S817では、CPU103は、APに無線LANインタフェースを介して通信装置151を接続させるための情報である接続設定情報を通信装置151に送信する。
【】
図9は、通信装置151が実行する接続設定処理のフローチャートである。本フローチャートは例えば、CPU154がROM152に格納されたプログラムをRAM153に読み出して実行することにより実現される。また本フローチャートは、例えば、接続設定モードで動作するためのユーザ操作を通信装置151が受け付けることに基づいて開始される。すなわち、通信装置151は、上述したトリガに基づいて、接続設定モードでの動作を開始する。
【】
情報処理装置101が接続設定用SSIDに対応するAPに接続し、無線接続143が確立されると、S901において、CPU154は、情報処理装置101からのAPのリスト取得要求があるか否かを確認する。
【】
S902において、CPU154は、情報処理装置101からのAPのリスト取得要求があるか否か(APのリスト取得要求を受信したか否か)を判定する。CPU154は、APのリスト取得要求があると判定した場合、S903に進む。一方で、CPU154は、APのリスト取得要求がないと判定した場合、S905に進む。上述したS802で情報処理装置101からAPのリストを要求された場合、S902でAPのリスト取得要求があると判定される。
【】
S903において、CPU154は、無線通信部156を用いて周囲のビーコンを検索し、検索されたビーコンに含まれるSSIDの情報を取得し、取得したSSIDの情報に基づいてAPのリストを生成する。
【】
S904において、CPU154は、S903で生成されたAPのリストを、要求元である情報処理装置101に対して送信する。S904の後、S901からの処理を繰り返す。
【】
S905において、CPU154は、情報処理装置101から接続設定情報を受信したか否かを確認する。
【】
S906において、CPU154は、情報処理装置101から接続設定情報を受信したか否かを判定する。CPU154は、接続設定情報を受信していないと判定された場合、S901からの処理を繰り返す。一方で、CPU154は、接続設定情報を受信したと判定した場合、S907に進む。
【】
S907において、CPU154は、通信装置151の動作モードを、接続設定モードからインフラ接続モードに変更し、その後、
図9の接続設定処理を終了する。具体的には例えば、CPU154は、接続設定モードを終了することで接続設定用SSIDを持つAP156-aを無効にする。その後、CPU154は、情報処理装置101から送信されたインフラ接続モードに設定するための接続設定情報に含まれるSSIDを取得し、該SSIDに対応するAPに接続する。通信装置151は、無線LAN接続142を確立することにより、通信装置151と情報処理装置101との間でのインフラ接続が可能となる。
【】
以上、本実施形態によれば、セットアップ用アプリはCPU103に以下のような処理を実行させる。CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介してのみ接続している通信装置151を検出した場合、通信装置151の初期設定が完了した状態であることに基づいて、ガイダンス画面1211を表示する。情報処理装置101に通信装置151をUSB接続させた場合であっても、ガイダンス画面1211の表示により、ユーザは外部インタフェースが使用できることを認識することが出来る。また、ガイダンス画面1211は、通信装置151の初期設定が完了した場合に表示される。これにより、セットアップ対象の通信装置151が、特定の機種であっても、通信装置151が接続設定モードで動作可能な状態で、ユーザに対してガイダンス画面1211を表示することができる。このような形態により、情報処理装置101に通信装置151を接続させる場合のユーザビリティを向上させることができる。
【】
<第2実施形態>
以下、第1実施形態と異なる点について第2実施形態を説明する。第1実施形態では、CPU103は、通信装置151で初期設定が未完了であると判定した場合、初期設定操作のガイダンス画面1201を表示した。
【】
本実施形態では、初期設定操作のガイダンス画面1201を表示しないセットアップ処理について、
図15を用いて説明する。
【】
図15は、本実施形態における情報処理装置101が実行するセットアップ処理の一例を示すフローチャートである。
図15のセットアップ処理は例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。CPU103は、情報処理装置101の入力インタフェース102を介してセットアップ用アプリを実行するためのユーザ操作が行われたことに基づいて
図15の処理を開始する。
【】
図15のS1501~S1512は、それぞれS401~S412と同様の処理であるため、これらの説明を省略する。
【】
S1513において、CPU103は、S1511で取得した通信装置151の情報に基づいて、通信装置151で初期設定が未完了であるか否かを判定する。CPU103は、通信装置151で初期設定が未完了であると判定した場合、S1506に進む。一方で、CPU103は、通信装置151で初期設定が完了済みであると判定した場合、S1514に進む。このように、本実施形態では、通信装置151で初期設定が未完了である場合、CPU103は、S1506に進み、第4セットアップ成功画面1101を表示部108に表示する。
【】
S1514~S1525は、それぞれS415~S426と同様の処理であるため、これらの説明を省略する。
【】
上述のように本実施形態では、通信装置151で初期設定が完了していない場合には、初期設定操作のガイダンス画面1201を表示せずに、第4セットアップを実行する。この形態は、初期設定操作を急かされることなく任意のタイミングで実行したいユーザにとって適している。
【】
<第3実施形態>
以下、第1実施形態および第2実施形態と異なる点について第3実施形態を説明する。上述した実施形態では、セットアップ対象の通信装置151は、USB接続時に接続設定モードを終了し、かつ接続設定モードの再開のために初期設定の完了が必要な機種である場合を想定したセットアップ処理について説明した。上述した実施形態では、CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介してのみ接続されている通信装置151が検出された場合、通信装置151の情報を取得した。そして、CPU103は、通信装置151の初期設定が未完了であるか否かに応じた処理を実行した。
【】
本実施形態では、通信装置151は、情報処理装置101とUSB接続しても接続設定モードを終了せず、接続設定モードでの動作を維持する。本実施形態では、セットアップ対象の通信装置151が情報処理装置101とUSB接続しても接続設定モードを終了しない機種である場合を想定したセットアップ処理について説明する。
【】
図16は、本実施形態における情報処理装置101が実行するセットアップ処理の一例を示すフローチャートである。
図16のセットアップ処理は例えば、CPU103がROM104に格納されたプログラムをRAM105に読み出して実行することにより実現される。CPU103は、情報処理装置101の入力インタフェース102を介してセットアップ用アプリを実行するためのユーザ操作が行われたことに基づいて
図16の処理を開始する。
【】
図16のS1601~S1609は、それぞれS401~S409と同様の処理であるため、これらの説明を省略する。
【】
S1610において、CPU103は、S1603で特定された通信装置151が、S1601において実行されたUSBインタフェースを介した検索でのみ検出(発見)された通信装置151であるか否かを判定する。CPU103は、S1603で特定された通信装置151が、USBインタフェースを介した検索でのみ検出された通信装置151であると判定した場合、S1611に進む。一方で、CPU103は、S1603で特定された通信装置151が、USBインタフェースを介した検索でのみ発見された通信装置151ではないと判定した場合、S1621に進む。
【】
S1611~S1622は、それぞれS415~S426と同様の処理であるため、これらの説明を省略する。
【】
以上、本実施形態によれば、セットアップ対象の通信装置151が、USB接続しても接続設定モードを終了しない機種である場合を想定したセットアップ処理について説明した。本実施形態では、CPU103は、情報処理装置101にUSBインタフェースを介してのみ接続されている通信装置151が検出されたと判定された場合に、ガイダンス画面1211を表示した。このような形態により、情報処理装置101に通信装置151がUSB接続された場合に、即座にガイダンス画面1211を表示することができ、よりユーザビリティを向上させることができる。
【】
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
【】
<実施形態のまとめ>
本実施形態の開示は以下の、プログラム、記憶媒体、情報処理装置、方法を含む。
(項目1)
情報処理装置のコンピュータを、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段、として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
(項目2)
前記ガイダンス画面により前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースの指定を受け付けた場合、前記情報処理装置に前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースを介して前記通信装置を接続させるための所定の処理を実行する実行手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする項目1に記載のプログラム。
(項目3)
前記実行手段により前記所定の処理が実行され、前記情報処理装置に前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースを介して前記通信装置が接続した場合に、前記USBインタフェースに紐づく印刷キューを生成するか否かの選択を受け付け可能な第1受付手段、
前記第1受付手段により前記印刷キューを生成するための選択を受け付けた場合に、前記印刷キューを生成する生成手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする項目2に記載のプログラム。
(項目4)
前記実行手段は、
前記所定の処理として、前記情報処理装置に無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるための第1処理と、前記情報処理装置に有線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるための第2処理とのいずれかを実行する、
ことを特徴とする項目2又は3に記載のプログラム。
(項目5)
前記第1処理は、
外部のアクセスポイントに前記無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続するための接続設定情報を前記通信装置に送信する処理を含む、
ことを特徴とする項目4に記載のプログラム。
(項目6)
前記第1処理は、
外部のアクセスポイントに前記無線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるようユーザに対して通知する処理を含む、
ことを特徴とする項目4に記載のプログラム。
(項目7)
前記第2処理は、
外部のアクセスポイントに前記有線LANインタフェースを介して前記通信装置を接続させるようユーザに対して通知する処理を含む、
ことを特徴とする項目4に記載のプログラム。
(項目8)
前記検出手段により前記通信装置が検出された場合に、前記通信装置が対応する外部インタフェースの情報を取得する第1取得手段、として前記コンピュータをさらに機能させ、
前記実行手段は、
前記第1取得手段により取得された前記通信装置が対応する外部インタフェースの情報に基づいて、前記第1処理と、前記第2処理とのいずれかを実行する、
ことを特徴とする項目4乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
(項目9)
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースと前記有線LANインタフェースとに対応していることを示す情報が含まれる場合に、前記第1処理と、前記第2処理とのいずれかの処理の選択を受け付け可能な第2受付手段、として前記コンピュータをさらに機能させ、
前記実行手段は、
前記第2受付手段により前記第1処理の選択を受け付けた場合、前記第1処理を実行し、
前記第2受付手段により前記第2処理の選択を受け付けた場合、前記第2処理を実行する、
ことを特徴とする項目8に記載のプログラム。
(項目10)
前記実行手段は、
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれ、かつ前記通信装置が前記有線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれていない場合、前記第1処理を実行する、
ことを特徴とする項目8に記載のプログラム。
(項目11)
前記実行手段は、
前記通信装置が対応している外部インタフェースの情報に、前記通信装置が前記無線LANインタフェースに対応していることを示す情報が含まれていない場合、前記第2処理を実行する、
ことを特徴とする項目8に記載のプログラム。
(項目12)
前記情報処理装置に前記USBインタフェースのみを介して接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記通信装置の初期設定が完了しているか否かを示す情報を取得する第2取得手段、として前記コンピュータをさらに機能させ
前記表示手段は、
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していることを示す情報が取得された場合に、前記ガイダンス画面を表示する、
ことを特徴とする項目1乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
(項目13)
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していないことを示す情報が取得された場合に、前記初期設定の手順をユーザに対して通知する第1通知手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする項目12に記載のプログラム。
(項目14)
前記第2取得手段により、前記初期設定が完了していないことを示す情報が取得された場合に、前記情報処理装置に前記USBインタフェースを介して前記通信装置が接続されたことをユーザに対して通知する第2通知手段、として前記コンピュータをさらに機能させる、
ことを特徴とする項目12に記載のプログラム。
(項目15)
前記表示手段は、
前記ガイダンス画面に、前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースが指定された場合のメリットを表示する、
ことを特徴とする項目1乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
(項目16)
前記表示手段は、
前記ガイダンス画面に、前記USBインタフェースと異なる種類の外部インタフェースの指定を促す旨のメッセージを表示する、
ことを特徴とする項目1乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
(項目17)
項目1~16のいずれか1項に記載されたプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
(項目18)
情報処理装置であって、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出手段と、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示手段と、を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
(項目19)
情報処理装置で実行される方法であって、
前記情報処理装置に接続されている通信装置を検出する検出工程と、
前記情報処理装置にUniversal Serial Bus(USB)インタフェースを介してのみ接続されている前記通信装置が検出された場合に、前記情報処理装置に前記通信装置を接続させるために用いられる外部インタフェースの指定を受け付けるためのガイダンス画面を表示する表示工程と、を含む、
ことを特徴とする方法。
【】
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。したがって、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
【符号の説明】
【】
101 情報処理装置: 103 CPU: 104 ROM: 105 RAM: 131 アクセスポイント: 151 通信装置: 171 外部サーバ:
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】
【図】