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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-17
(45)【発行日】2022-01-14
(54)【発明の名称】室内用間仕切り
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/74 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
E04B2/74 561H
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2017211738
(22)【出願日】2017-11-01
(65)【公開番号】P2019085699
(43)【公開日】2019-06-06
【審査請求日】2020-09-11
(73)【特許権者】
【識別番号】000152228
【氏名又は名称】株式会社内田洋行
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】岡本 安都夫
(72)【発明者】
【氏名】田中 康介
(72)【発明者】
【氏名】中村 香代子
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼澤 彩香
(72)【発明者】
【氏名】秋田 美紀
【審査官】須永 聡
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-068494(JP,A)
【文献】特開2005-188166(JP,A)
【文献】特開平03-036344(JP,A)
【文献】実開平06-031331(JP,U)
【文献】特開2003-286754(JP,A)
【文献】特開2007-169932(JP,A)
【文献】実開平05-058712(JP,U)
【文献】特開2017-089242(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内用間仕切りであって、
角管形状の4本の支柱を、前記支柱の開口端に圧接される圧接面を2面有し、それら2面の圧接面の相対角度を270度としている角部材で矩形枠状に連結した仕切枠を備え、
前記支柱は、前記開口端における角管内に前記支柱の長手方向をねじ込み方向とするねじ受け部を有し、
前記角部材の各圧接面は、前記ねじ込み方向に対して前記ねじ受け部に対向する位置にねじ孔を有し、前記各圧接面の反対面から前記ねじ孔を挿通されたねじの前記ねじ受け部への螺合で前記反対面が前記開口端の方向に押し付けられることに応じて前記圧接面が前記開口端に押し付け固定され、
前記支柱のうち、他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱は、当該支柱を含む前記仕切枠の枠外に向く外周側面に前記他の仕切枠に向けて延びて前記他の仕切枠に連結されるための連結部材が固定され
前記4本の支柱のうち、前記他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱の両端は、前記開口端に近い位置に前記支柱の長手方向に並んでいて枠内外方向に貫通する複数の貫通孔を有し、
前記連結部材は、前記長手方向に並ぶ複数の貫通孔のうちの少なくとも2つに挿入される2つのねじ止め用凸部を有する
室内用間仕切り。
【請求項2】
前記角部材は、90度の相対角度を有する2つの板状部を有し、各板状部に前記圧接面と前記反対面とが設けられているとともに、前記相対角度を挟む2つの反対面に直交し、かつ、前記2つの反対面の各側辺を含む平面を有し、
前記平面は、前記仕切枠の形成する矩形の外周の内側に収まる広さを有する
請求項1に記載の室内用間仕切り。
【請求項3】
前記支柱は、前記外周側面に対する両側面を前記外周側面よりも突出させた幅ガイドを有し、
前記連結部材は、前記仕切枠の外周側面において前記幅ガイドの間に固定される
請求項1又は2に記載の室内用間仕切り。
【請求項4】
前記幅ガイドの突出する方向の先端は、前記外周側面に対向する張出部を備える
請求項3に記載の室内用間仕切り。
【請求項5】
前記ねじ受け部は、前記支柱の長手方向に連続して設けられており、
前記圧接面は、前記開口端の形成する内周の少なくとも一部に沿うとともに、前記ねじ受け部に対向しない位置に凸部が設けられている
請求項1~4のいずれか一項に記載の室内用間仕切り。
【請求項6】
前記連結部材は、前記外周側面に向く面の方向は維持しつつ、前記連結部材の長手方向の途中で長手方向の向きが60度以上、かつ、120度以下の角度に変化している
請求項1~のいずれか一項に記載の室内用間仕切り。
【請求項7】
前記連結部材は、前記仕切枠で対向する2つの支柱の各外周側面に固定可能であり、
前記仕切枠において下部となる支柱に固定された前記連結部材の下部には脚部が取り付けられる
請求項1~のいずれか一項に記載の室内用間仕切り。
【請求項8】
前記仕切枠を複数有し、
前記仕切枠のうちの少なくとも2つが60度以上、かつ、120度以下の角度で連結されている
請求項1~のいずれか一項に記載の室内用間仕切り。
【請求項9】
前記支柱及び前記角部材は、アルミニウムを主成分とする金属材料からなる
請求項1~のいずれか一項に記載の室内用間仕切り。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内空間を仕切る室内用間仕切りに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上述のような室内用間仕切りとして、複数本の支柱の間に間仕切りパネルを連結して間仕切とする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の室内用間仕切りは、室内空間を仕切る構成部材として複数本の支柱を含む空間構造体を有している。支柱の本体部は、水平断面が正方形の形状を有するとともに、正方形の各頂点位置に形成される頂角を等分する仮想線上に各頂点位置から外方に向けてそれぞれ延出する複数の延出部を有する。また、支柱の本体部は、正方形の各辺に設けられている連結溝が、溝底部側の内側幅が開口部より幅広な断面溝形状を有している。そして、支柱の本体部は、間仕切りパネルを連結するための連結部材が上述の連結溝を利用して取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2017-89242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、室内空間は、少なくとも視線が遮られるように区画した領域に新たな機能を与えられることが知られており、このように区画された領域が設けられることも少なくない。近年、オフィス等の機能性や居住性の一層の向上が求められており、室内空間についてもより柔軟に区画できることが望まれている。
【0005】
このとき、特許文献1に記載の室内用間仕切りは、複数本の支柱を用いて支柱で囲まれた空間を形成し、これに間仕切りパネルを取り付けるといった手間を要する。また、支柱で囲まれた空間には、間仕切りパネルを取り付けるための精度も要求される。このため、上述した視線を遮ることで室内空間を区画しようとするには構造が複雑であり、かつ、組み立てが容易ではない。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造が簡単であって組み立てることの容易な室内用間仕切りを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する室内用間仕切りは、室内用間仕切りであって、角管形状の4本の支柱を、前記支柱の開口端に圧接される圧接面を2面有し、それら2面の圧接面の相対角度を270度としている角部材で矩形枠状に連結した仕切枠を備え、前記支柱は、前記開口端における角管内に前記支柱の長手方向をねじ込み方向とするねじ受け部を有し、前記角部材の各圧接面は、前記ねじ込み方向に対して前記ねじ受け部に対向する位置にねじ孔を有し、前記各圧接面の反対面から前記ねじ孔を挿通されたねじの前記ねじ受け部への螺合で前記反対面が前記開口端の方向に押し付けられることに応じて前記圧接面が前記開口端に押し付け固定され、前記支柱のうち、他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱は、当該支柱を含む前記仕切枠の枠外に向く外周側面に前記他の仕切枠に向けて延びて前記他の仕切枠に連結されるための連結部材が固定される。
【0008】
このような構成によれば、角部材の相対角度が270度である2つの圧接面に、それぞれ支柱の開口端が固定されることで、支柱は90度の角度で固定される。このとき、角部材の圧接面と支柱の開口端とが面接触による高い摩擦力で接触することになるので、支柱と角部材とをねじ止めだけで必要な強度で確実、かつ、容易に固定できる。角部材としても2つの圧接面を270度の相対角度で有する簡単な構造であることから組み立てを容易にする。これにより、室内用間仕切りを構造が簡単であって組み立てることの容易なものとすることができる。
【0009】
上記室内用間仕切りにおいて、前記角部材は、90度の相対角度を有する2つの板状部を有し、各板状部に前記圧接面と前記反対面とが設けられているとともに、前記相対角度を挟む2つの反対面に直交し、かつ、前記2つの反対面の各側辺を含む平面を有し、
前記平面は、前記仕切枠の形成する矩形の外周の内側に収まる広さを有する。
【0010】
このような構成によれば、角部材において圧接面と反対面とが板材に設けられる構造であれば、角部材が接続させる支柱の厚みの分だけ仕切枠が形成する矩形の領域の境界よりも枠の内側に支柱が後退する。よって、角部材は支柱に固定するねじが反対面に取り付けられたとしても、このねじの頭部が仕切枠の枠外にはみ出さない。
【0011】
また、平面が反対面の少なくとも一部を覆うことから角部材が取り付けられる仕切枠の角の見栄えをよくすることができる。
上記室内用間仕切りにおいて、前記支柱は、前記外周側面に対する両側面を前記外周側面よりも突出させた幅ガイドを有し、前記連結部材は、前記仕切枠の外周側面において前記幅ガイドの間に固定される。
【0012】
このような構成によれば、幅ガイドによって、連結部材の仕切枠の外周側面への固定が好適になされる。また、幅ガイドは、仕切枠の外周側面に配置される部材を支柱の長さ方向に位置決めすることができる。
【0013】
上記室内用間仕切りにおいて、前記幅ガイドの突出する方向の先端は、前記外周側面に対向する張出部を備える。
このような構成によれば、張出部によって幅ガイドの強度が高められる。
【0014】
また、幅ガイドの間に配置される部材を、張出部に引っかけることでより高い強度で固定することが可能になる。
上記室内用間仕切りにおいて、前記ねじ受け部は、前記支柱の長手方向に連続して設けられており、前記圧接面は、前記開口端の形成する内周の少なくとも一部に沿うとともに、前記ねじ受け部に対向しない位置に凸部が設けられている。
【0015】
このような構成によれば、支柱は、切断長にかかわらず支柱の開口端にねじ受け部が設けられるので開口端に角部材をねじで固定することができる。
また、ねじ受け部に干渉しない凸部によって、角部材の圧接面の開口端への当接が維持されることから開口端の適切な位置に角部材を位置決めすることができる。
【0016】
上記室内用間仕切りにおいて、前記4本の支柱のうち、前記他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱の両端は、前記開口端に近い位置に前記支柱の長手方向に並んでいて枠内外方向に貫通する複数の貫通孔を有し、前記連結部材は、前記長手方向に並ぶ複数の貫通孔のうちの少なくとも2つに挿入される2つのねじ止め用凸部を有する。
【0017】
このような構成によれば、2つのねじ止め用凸部が2つの貫通孔に挿入されるので、他の仕切枠が連結される方向に延びる支柱の外周側面に連結部材が好適に固定される。
上記室内用間仕切りにおいて、前記連結部材は、前記外周側面に向く面の方向は維持しつつ、前記連結部材の長手方向の途中で長手方向の向きが60度以上、かつ、120度以下の角度に変化している。
【0018】
このような構成によれば、2つの仕切枠が60度以上、かつ、120度以下の角度で連結されることで、室内用間仕切りを自立させることができる。
上記室内用間仕切りにおいて、前記連結部材は、前記仕切枠で対向する2つの支柱の各外周側面に固定可能であり、前記仕切枠において下部となる支柱に固定された前記連結部材の下部には脚部が取り付けられる。
【0019】
このような構成によれば、仕切枠の下部に脚部を設けることで床面の多少の凹凸に係わらず、室内用間仕切りを配置することができる。
上記室内用間仕切りにおいて、前記仕切枠を複数有し、前記仕切枠のうちの少なくとも2つが60度以上、かつ、120度以下の角度で連結されている。
【0020】
このような構成によれば、複数の仕切枠を用いて室内用間仕切りを自由に構成することができる。
上記室内用間仕切りにおいて、前記支柱及び前記角部材は、アルミニウムを主成分とする金属材料からなる。
【0021】
このような構成によれば、室内用間仕切りを軽量化することができる。また、アルミニウムを主成分とする金属は角管内にねじ受け部が延設された角管を押出成形により製造することができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、室内用間仕切りを構造が簡単であって組み立てることが容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】室内用間仕切りを2つの仕切枠で具体化した第1の実施形態における斜視図。
図2】同実施形態における長尺支柱の斜視図。
図3】同実施形態における短尺支柱の斜視図。
図4】同実施形態における短尺支柱の端部を拡大した正面図。
図5】同実施形態における仕切枠の下部の外周側面の斜視図。
図6】同実施形態における下部の外周側面の構造を分解した分解斜視図。
図7】同実施形態における角部材の正面斜視図。
図8】同実施形態における2つの仕切枠の連結部の下部の外周側面の構造を示す斜視図。
図9】同実施形態における2つの仕切枠の連結部の下部の外周側面の構造を示す斜視図。
図10】同実施形態における連結部材の正面斜視図。
図11】室内用間仕切りを4つの仕切枠で具体化した第2の実施形態における斜視図。
図12】同実施形態における4つの仕切枠の上部の一部を示す上面図。
図13】同実施形態における連結部材の正面斜視図。
図14】室内用間仕切りを2つの仕切枠で具体化した他の実施形態であって、パネルが取り付けられたときの斜視図。
図15】同実施形態におけるパネルを取り付ける部品の斜視図。
図16】室内用間仕切りを4つの仕切枠で具体化した他の実施形態であって、パネルが取り付けられたときの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0024】
(第1の実施形態)
以下、図1図10を参照して、本発明が具体化された室内用間仕切りの第1の実施形態について説明する。
【0025】
図1に示すように、本実施形態における室内用間仕切り10は、第1の仕切枠11と、第2の仕切枠12と、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを連結する連結部13とを備える。第1の仕切枠11及び第2の仕切枠12は、同様の枠体20から構成されている。
【0026】
枠体20は、矩形状の枠として構成されており、2組の対辺のうちの一方の対辺が上部支柱20a及び下部支柱20bであり、他方の対辺が左支柱20c及び右支柱20dである。また、本実施形態では、枠体20の形成する平面において、枠体20に対して枠体20に囲まれた範囲内である方向を内周側とし、枠体20に囲まれた範囲外である方向を外周側とする。
【0027】
枠体20は、床面に対して上部支柱20a及び下部支柱20bが水平に配置され、床面に対して左支柱20c及び右支柱20dが垂直に配置される。枠体20は、4つの支柱のうちの直交する2つの支柱のそれぞれが、角部材30で直交連結されることで矩形状を形成する。本実施形態では、左支柱20c及び右支柱20dの長手方向が上下方向であり、上部支柱20a及び下部支柱20bの長手方向が左右方向であるものとする。
【0028】
枠体20は、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを床面に対して非接触に支持する脚部14,15を備える。上部支柱20a及び下部支柱20bは、左右方向の端部にそれぞれ複数の貫通孔27から構成される付属品取付部212を有し、付属品取付部212の貫通孔27を利用して各脚部14,15が取り付けられている。
【0029】
枠体20は、左支柱20cと右支柱20dとの間に2本の横棒25が上下方向に対して相違する位置に掛け渡されている。左支柱20c及び右支柱20dは、上下方向に所定の間隔で並ぶ複数の貫通孔27から構成される付属品取付部232を有し、付属品取付部232の貫通孔27を利用して横棒25が取り付けられている。横棒25は、一端が左支柱20cの貫通孔27に固定され、他端が右支柱20dの貫通孔27に固定されている。また、横棒25は、上部支柱20a及び下部支柱20bに対して水平となるように配置される。
【0030】
上部支柱20a及び下部支柱20bは、同一の構造を有する短尺支柱21から構成されている。また、左支柱20c及び右支柱20dは、同一の構造を有する長尺支柱23から構成されている。短尺支柱21及び長尺支柱23は、アルミニウムを主成分とする金属材料から押出成形された同様の角管から構成される支柱であって、押出成形された連続管を相違する長さで切断し、貫通孔27を設けた位置が相違する点が異なる。長尺支柱23は、長手方向に長さL2(図2参照)を有しているとともに、短尺支柱21は、長手方向に長さL2よりも短い長さL1(図3参照)を有している。
【0031】
図2を参照して、長尺支柱23(左支柱20c及び右支柱20d)について説明する。
長尺支柱23は、断面矩形状の角管から構成されており、平行に相対向する外周側面23aと内周側面23bとを備えるとともに、外周側面23a及び内周側面23bに直交しつつ、平行に相対向する2つの横側面23c,23dを備えている。
【0032】
外周側面23a及び内周側面23bは、長尺支柱23の断面において矩形の長辺を含んで構成されている。枠体20において、外周側面23aは外周側に向くように配置され、内周側面23bは内周側に向くように配置される。
【0033】
2つの横側面23c,23dは、長尺支柱23の断面において矩形の短辺を含んで構成されている。枠体20において、横側面23c,23dは枠体20が形成する面に対して垂直方向に向くように配置される。
【0034】
なお、本実施形態では、矩形の長辺の長さW1は、矩形の短辺の長さT1よりも長い。
長尺支柱23は、外周側面23aの短手方向の両端にそれぞれ、横側面23c,23dの面方向において、外周側面23aに対して外周側に突出させた幅ガイド231を有している。各幅ガイド231は、長尺支柱23の長手方向に連続しているとともに、外周側面23aに直交する方向に、外周側面23aに対して所定の高さT3で突出する凸部234を有している。凸部234は、外周側面23aから離間している先端に、外周側面23aの上方に張り出す張出部233を備える。張出部233は、外周側面23aに平行な面を有し、凸部234からの所定の張出長さW4を有している。
【0035】
長尺支柱23の付属品取付部232は、複数の貫通孔27が長手方向に沿って所定の間隔、例えば等間隔で並んで構成される。
長尺支柱23は、角管内に長辺が長さW2、短辺が長さT2である内部空間を有している。本実施形態では、長辺の長さW2は、短辺の長さT2よりも長い。換言すると、角管内の長辺の長さW2は、長尺支柱23の長辺の長さW1から2つの横側面23c,23dの厚みを除いた長さであり、角管内の短辺の長さT2は、長尺支柱23の短辺の長さT1から2つの横側面23c,23dの厚みを除いた長さである。
【0036】
長尺支柱23は、内部空間に長尺支柱23の長手方向に延設されるねじ受け部26を備える。ねじ受け部26は、横側面23c,23dの管内側の面に基端が支持され、ねじが螺合される先端が角管内空間の所定の位置に配置されている。なお、相対向する2つのねじ受け部26の間には所定の距離Gが確保されている。
【0037】
次に、図3を参照して、短尺支柱21(上部支柱20a及び下部支柱20b)について説明する。
短尺支柱21は、断面矩形状の角管から構成されており、平行に相対向する外周側面21aと内周側面21bとを備えるとともに、外周側面21a及び内周側面21bに直交しつつ、平行に相対向する2つの横側面21c,21dを備えている。
【0038】
外周側面21a及び内周側面21bは、短尺支柱21の断面において矩形の長辺を含んで構成されている。枠体20において、外周側面21aは外周側に向くように配置され、内周側面21bは内周側に向くように配置される。
【0039】
2つの横側面21c,21dは、短尺支柱21の断面において矩形の短辺を含んで構成されている。枠体20において、横側面21c,21dは枠体20が形成する面に対して垂直方向に向けて配置される。
【0040】
短尺支柱21は、長尺支柱23の幅ガイド231と同様の構成を有する幅ガイド211を備えている。幅ガイド211は、外周側面21aの短手方向の両端にそれぞれ、短尺支柱21の長手方向に連続するとともに、外周側面21aに対して直交する方向に所定の高さT3で突出する凸部214を有している。凸部214は、外周側面21aから離間している先端に、外周側面21aの上方に張り出す張出部213を備える。張出部213は、外周側面23aに平行な面を有し、所定の張出長さW4を有している。外周側面21aの両側にある張出部213の間には、幅W44で所定の間隔が確保されている。矩形の長辺の長さW1の長さは、幅W44と2つの所定の張出長さW4とを加えた長さに等しい。
【0041】
短尺支柱21の付属品取付部212は、2つの貫通孔27が長手方向に沿って所定の間隔で並んで構成される。
短尺支柱21は、角管内の空間に、長尺支柱23と同様の構造を有するねじ受け部26であって、短尺支柱21の長手方向に延設されるねじ受け部26を備える。
【0042】
ここで、ねじ受け部26について詳述する。
ねじ受け部26は、横側面21c,21dの管内側の面から角管内空間に延出される支持脚261と、支持脚261の先端に取り付けられるめねじ部262とを備える。支持脚261は、基端が固定される横側面21c,21dに対して直交する方向に延設される。めねじ部262は、円周の一部に切れ込み263を有する半円筒形状を有している。切れ込み263は、半円筒の内径よりも少し大きな外径のねじ山を有するねじがねじ込まれたとき、そのねじ込まれたねじから受ける拡径圧力によって内周面264に雌ねじが形成されるとともに、ねじ込まれたねじに対して適切な縮径力を付与する。よって、めねじ部262は、ねじ込まれたねじに対して、ねじ込み方向に締結力を付与させるとともに、その締結力が維持されるようにする。
【0043】
図4を参照して、貫通孔27について説明する。
短尺支柱21は、短尺支柱21の開口端21fから近い位置に長手方向に2つの貫通孔27を備えている。よって、この2つの貫通孔27は、開口端21fに設けられる連結部13を構成する部品の位置決め等に利用することができる。なお、貫通孔27は、短尺支柱21及び長尺支柱23において設けられている位置が相違するが、それらの構造は同様である。以下では、短尺支柱21に設けられている貫通孔27について説明し、長尺支柱23に設けられている貫通孔27についての説明は割愛する。
【0044】
貫通孔27は、内周側面21bに開口する内孔28と、外周側面21aに開口する外孔29とを備えている。内孔28は、直径D1を有する円形孔であり、外孔29は、内孔28の直径D1よりも大きな直径D2を有する円形孔である。直径D1及び直径D2は、外周側面21a及び内周側面21bに垂直な1つの垂直線を中心とする同心円である。貫通孔27は、外孔29の直径D2が内孔28の直径D1よりも大きい。そこで、外孔29に挿通可能な円柱の頂面にねじ孔が形成された凸部を連結部材50やカバー部材40に設け、その凸部を内孔28に向けて外孔29に挿通させる。続いて、外孔29の直径D2程度の大きさの頭部を有するねじを外孔29に向けて内孔28に挿通させるとともに、外孔29に挿通された凸部のねじ孔にねじ込む。これによって、外周側面21aに設けられた連結部材50やカバー部材40が凸部へのねじの螺合が生じさせる張力によって外周側面21aに固定される。よって、相対向する2つのねじ受け部26の間の所定の距離Gは、少なくとも大きな直径D2よりも長い距離を有している。
【0045】
図5を参照して、枠体20の脚部15の構造について説明する。なお、枠体20は4つの角を有しているが、ここでは、下部にあって脚部15を有する角を例にして説明する。
枠体20の短尺支柱21と長尺支柱23とは、角部材30を介して、短尺支柱21の長手方向と長尺支柱23の長手方向とが直交するように接続固定されている。角部材30は、短尺支柱21の長手方向と長尺支柱23の長手方向とが直交する部分を含む位置に配置されており、短尺支柱21と長尺支柱23との間に挟まれるように配置されている。本実施形態では、短尺支柱21と長尺支柱23とは当接しておらず、短尺支柱21と長尺支柱23とは角部材30を介在させて固定接続される。
【0046】
短尺支柱21は、付属品取付部212の2つの貫通孔27を介してカバー部材40が取り付けられている。カバー部材40は、第1カバー部42が外周側面21aに固定されるとともに角部材30の外周側の一部を覆うとともに、第2カバー部43が角部材30の外周側の他部を覆う。詳述すると、第1カバー部42は、外周側面21aを短尺支柱21の長手方向に延設されている部分である。第2カバー部43は、角部材30の下部に延設された第1カバー部42の先端から長尺支柱23の方向に向かって延出している部分である。また、第1カバー部42及び第2カバー部43は、角部材30に留められたねじの頭が見えなくなるように角部材30の外周側面を覆う形状を有している。
【0047】
図6に示すように、角部材30は、短尺支柱21の開口端21fに当接する圧接面32aを有する板材状の第1圧接部32と、長尺支柱23の開口端23fに当接する圧接面34aを有する板材状の第2圧接部34とを備えている。角部材30は、圧接面32aと圧接面34aとの相対角度が270度になるように配置されている。換言すると、圧接面32aの反対面と、圧接面34aの反対面とは90度の相対角度で向かい合うように配置されている。また、圧接面32aの反対面の側辺と圧接面34aの反対面の側辺とを含む平面としての平面としての角部材側壁31が、角部材30の両側面に設けられている。角部材側壁31は、短尺支柱21の横側面21c,21d及びや長尺支柱23の横側面23c,23dと同じ面に含まれる面を含む板状である。なお、角部材側壁31は、枠体20が形成する矩形の外周よりもはみ出さない大きさで角部材30の両側面に設けられている。具体的には、角部材側壁31は、角部材30に、短尺支柱21の幅ガイド211を長さL31だけ延長させ、長尺支柱23の幅ガイド231を長さL32だけ延長させた外観を示す態様で設けられている。なお、上述の第1カバー部42や第2カバー部43は、2つの角部材側壁31の間に配置可能な幅W44,幅W45を有しており、2つの角部材側壁31の間に入り込んだかたちで配置される。
【0048】
角部材30は、内周側に向く面である内周面37を有している。内周面37は、短尺支柱21の長手方向に第1圧接部32の厚さに対応するマージンを有する第1のマージン部371を有し、長尺支柱23の長手方向に第2圧接部34の厚さに対応するマージンを有する第2のマージン部373と、第1のマージン部371と第2のマージン部373とを結ぶ連続部372とを有している。内周面37は、所定の距離を有しているので、短尺支柱21の開口端21fと長尺支柱23の開口端23fとの間には少なくとも所定の距離が確保される。よって、短尺支柱21と長尺支柱23とは離間された態様で角部材30を介して連結固定される。また、長さL31は、長尺支柱23の矩形の短辺の長さT1と幅ガイド231の所定の高さT3とを加えた長さに、角部材30の第1のマージン部371と連続部372とにより生じる長さを加えた長さになる。さらに、長さL32は、短尺支柱21の矩形の短辺の長さT1と幅ガイド231の所定の高さT3とを加えた長さに、角部材30の第2のマージン部373と連続部372とにより生じる長さを加えた長さになる。
【0049】
そして、下部支柱20bに対応する短尺支柱21の開口端21fに、角部材30の第1圧接部32の圧接面32aが当接された状態で、第1圧接部32のねじ孔33を挿通したボルトB2が、ねじ孔33の先にある短尺支柱21のねじ受け部26の内周面264に螺合する。これによって、短尺支柱21に角部材30が締結固定されている。
【0050】
右支柱20dを構成する長尺支柱23の開口端23fに、角部材30の第2圧接部34の圧接面34aが当接された状態で、第2圧接部34のねじ孔35を挿通したボルトB3がねじ孔35の先にある長尺支柱23のねじ受け部26の内周面264に螺合する。これによって、長尺支柱23に角部材30が締結固定されている。なお、第2圧接部34は厚みが厚いことから、ねじ孔35は、ボルトB3においてねじ溝を有する部分が挿通する挿通孔351の手前に、ボルトB3の頭部が進入可能な拡径部352を有している。
【0051】
短尺支柱21と長尺支柱23とが角部材30で接続固定されたあと、短尺支柱21の外周側面21aにカバー部材40が取り付けられる。
カバー部材40は、第1カバー部42の側面であって外周側面21aに対向する側面に貫通孔27の外孔29に挿通可能な円柱状の凸部44を有する。凸部44は、外孔29に挿通する方向の端面にねじ孔が形成されており、短尺支柱21の内周側面21bの内孔28を挿通されたボルトB1が螺合する。凸部44の延出長は、角管内に短辺の長さT2よりも短い長さである。よって、カバー部材40の凸部44を有する面は、凸部44に加えられる締結力に基づいて対向する外周側面21aに当接固定される。
【0052】
また、カバー部材40は、幅ガイド211の間の幅W44に入る幅である幅W45を有している。幅W45は、カバー部材40が幅ガイド211によって位置決めされる幅であり、幅W44以下であるが、カバー部材40と幅ガイド211との間に大きな隙間ができない程度の幅に設定されている。カバー部材40は、第1カバー部42が長さL3を有しており、第2カバー部43が長さL4を有している。第1カバー部42の長さL3は、外周側面21aの付属品取付部212の2つの貫通孔27を覆うとともに、短尺支柱21の開口端21fを角部材30の方向に延び、角部材30の第2圧接部34のねじ孔35を超える位置までの長さである。また、第2カバー部43の長さL4は、第1カバー部42の角部材30の先端から第2圧接部34の圧接面34aの反対面に到達する長さである。これによって、角部材30は、第1圧接部32の圧接面32aの反対面と、第2圧接部34の圧接面34aの反対面とがボルトB2,B3とともにカバー部材40によって覆われ、外見上のデザイン性が高められるようになっている。また、カバー部材40は厚さT4が幅ガイド211の所定の高さT3以上の厚さを有している。これにより、カバー部材40が幅ガイド211の張出部213の下に入り込んで、第1カバー部42と幅ガイド211との間に不必要に広い隙間が生じるおそれも小さい。
【0053】
第1カバー部42は、外周側面21aに対向しない側の面に、円柱形状の脚調整部45を有している。脚調整部45は、第1カバー部42から離間した端部にねじ孔45hを備え、そこに脚41の接地面412の反対側に設けられたねじ部413がねじ込みにより取り付けられる。脚調整部45は、接地面412との間の距離が脚41のねじ込み量により変化することから、接地面412が床面に好適に当接するように伸縮調整することができる。
【0054】
脚調整部45は、第1カバー部42の短尺支柱21の開口端21fを角部材30の方向に過ぎた位置に設けられているが、第1カバー部42の基端は内周側面21bに支持され、同先端は第2カバー部43を介して第2圧接部34の圧接面34aの反対面で支持される。よって、第1カバー部42が床面を押す荷重により変形するおそれが抑制される。
【0055】
図7に示すように、角部材30は、圧接面32aに、短尺支柱21の開口端21fの管内に入り込んで角部材30の取り付け位置を位置決めする凸部36が設けられている。なお、圧接面34aにも凸部36が設けられているが、圧接面32aに設けられているものと同様であるのでその説明を割愛する。
【0056】
短尺支柱21の開口端21fは、短尺支柱21の矩形状の端面と、ねじ受け部26の端面と、幅ガイド211の端面とを含む単一面を有する。よって、圧接面32aの凸部36は、短尺支柱21の矩形状の端面と、ねじ受け部26の端面と、幅ガイド211の端面との干渉を避ける位置に設けられている。すなわち、凸部36は、矩形状の内周よりも内側において、外周側面21a及び内周側面21bに対応して配置される長辺凸部361をそれぞれ備えるとともに、横側面21c,21dに対応して配置される短辺凸部362をそれぞれ備える。ところで、横側面21c,21dにはねじ受け部26が設けられていることから、横側面21c,21dに対応する短辺凸部362には、ねじ受け部26の支持脚261に対応する位置に切れ目363が設けられている。また、2つの長辺凸部361は、長手方向中央部を結ぶ中央凸部364を備えている。中央凸部364は、ねじ受け部26のめねじ部262の配置される領域を回避するために厚さを確保することが難しい長辺凸部361の強度を維持している。また、比較的厚さの薄い第1圧接部32の強度についても維持する。これにより、凸部36は、長辺凸部361と、短辺凸部362と、中央凸部364とで囲む範囲にねじ受け部26の配置を可能にしつつ、開口端21fに対する角部材30の位置決めを可能にしている。
【0057】
図8図10を参照して、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを連結する連結部13について説明する。連結部13は、第1の仕切枠11が形成する平面と、第2の仕切枠12が形成する平面とが、直交するように第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを連結させている。
【0058】
図8及び図9に示すように、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とは上側及び下側がそれぞれ連結部材50で連結されている。つまり、連結部材50は、第1の仕切枠11の上部支柱20aと第2の仕切枠12の上部支柱20aとを連結する。また、連結部材50は、第1の仕切枠11の下部支柱20bと第2の仕切枠12の下部支柱20bとを連結する。なお、以下では、第1の仕切枠11の下部支柱20bと第2の仕切枠12の下部支柱20bとを連結する連結部材50について説明する。上部支柱20aを連結する連結部材50は、下部支柱20bを連結する連結部材50から脚部14がなくなったものと同様であるのでその説明を割愛する。
【0059】
連結部材50は、概略的には、第1のカバー部材50Aと、第2のカバー部材50Bと、第1のカバー部材50Aと第2のカバー部材50Bとを90度の相対角度で結合する中間部材50Cとから構成されている。第1のカバー部材50Aと、第2のカバー部材50Bとはそれぞれ、カバー部材40と同様の構成をしている。すなわち、第1及び第2のカバー部材50A,50Bの各第1カバー部52,53はそれぞれ、外周側面21aに当接固定されるとともに、外周側面21aから角部材30の方に延設されている。また、第1及び第2のカバー部材50A,50Bの各第2カバー部51はそれぞれ、第1カバー部42,53の先端にあって角部材30の途中で長尺支柱23の方向に曲がっているとともに、角部材30の第2圧接部34まで延設されている。
【0060】
連結部材50は、第1及び第2のカバー部材50A,50Bが、中間部材50Cを介して90度の相対角度で結合されている。中間部材50Cは、第1カバー部52,53との延設方向にあって、第1カバー部52,53と同じ平面に含まれる板状の第1中間連結部54と、板状であって、第1中間連結部54に対して相対的に鉛直な方向に設けられる第2中間連結部57とを備えている。
【0061】
中間部材50Cの第1中間連結部54は、第1及び第2のカバー部材50A,50Bの各第2カバー部51の延設方向を平行に維持させつつ、同各第2カバー部51の外周側になる面を各第2カバー部51の90度の相対角度で向かい合わせている。よって、第1のカバー部材50Aの第1カバー部52が延設される方向と、第2のカバー部材50Bの第1カバー部53が延設される方向との相対角度が90度に維持される。
【0062】
また、中間部材50Cの第2中間連結部57は、第1及び第2のカバー部材50A,50Bの各第2カバー部51の平行に隣接する辺の間に設けられ、それら平行に隣接する辺の間を湾曲面でつないでいる。なお各第2カバー部51は、角部材側壁31の間に入り込んでいることから、第2中間連結部57の湾曲面は、角部材側壁31を迂回する形状を有している。
【0063】
よって、連結部材50は、第1の仕切枠11の下部支柱20bと第2の仕切枠12の下部支柱20bとに対して、角部材30の圧接面32aの反対面のボルトB2や、圧接面34aの反対面のボルトB3を第1カバー部52,53や各第2カバー部51によって覆い外見上のデザイン性が高められるようになっている。また、各第2カバー部51を結合する第2中間連結部57で第1及び第2のカバー部材50A,50Bの突き合わせ部を覆うことで外見上のシンプルさが維持されてデザイン性が高められるようにもしている。
【0064】
そして連結部材50は、第1の仕切枠11の下部支柱20bの貫通孔27に下から挿通した第1カバー部52のねじ止め用凸部としての凸部58が、同貫通孔27の上から挿通された図示しないねじで凸部58のねじ孔58hに螺合されることで第1の仕切枠11に固定される。また、第2の仕切枠12の下部支柱20bの貫通孔27に下から挿通した第1カバー部52の凸部58が、同貫通孔27の上から挿通された図示しないねじで凸部58のねじ孔58hに螺合されることで第2の仕切枠12に固定される。すなわち、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とが連結部材50によって、直角に連結される。
【0065】
図8に示すように、中間部材50Cの第2中間連結部57は、下方の面に脚用基台を固定させる脚用基台固定55と、基台固定ねじ孔56とを備え、脚用基台固定55に脚用基台60が固定されている。脚用基台60は、脚用基台固定55に当接される固定部61と、固定部61において基台固定ねじ孔56に対向する位置に設けられてねじ止め孔62と、円柱形状の脚調整部63とを備えている。脚用基台60は、ねじ止め孔62から基台固定ねじ孔56にねじ込まれたねじによって脚用基台固定55に締結固定される。脚調整部63は、カバー部材40の脚調整部45と同様の構成を有し、図示しないねじ孔にねじ込まれた脚41のねじ込み量によって伸縮調整を調整することができる。
【0066】
(作用)
短尺支柱21と長尺支柱23とが角部材30で固定される。このとき、短尺支柱21の開口端21fに角部材30の圧接面32aが面接触し、長尺支柱23の開口端23fに角部材30の圧接面34aが面接触する。面接触により上下方向、左右方向、及び前後方向の動きが拘束されるため、短尺支柱21と角部材30との間の接続、及び、角部材30と長尺支柱23との間の接続にがたつきが生じない。これにより、短尺支柱21と長尺支柱23とをがたつきの少ない態様で直角に接続することができる。
【0067】
また、角部材30は位置決め用の凸部36が、開口端21fの端面や、ねじ受け部26の端面との干渉を避けるように配置されているため、各開口端21f,23fと角部材30との間の面接触が好適に維持される。
【0068】
また、従来、支柱と角部材との間のがたつきを小さくする構成として凸部を長くする構成が知られているが、角部材に直交して設けられている長さの長い凸部を短尺支柱21や長尺支柱23に差し込むためには、少なくとも凸部の長さに対応するスペースを要する。また、例えば、矩形の3箇所の角を先に留めてから最後の角を留めようとすると、短尺支柱21と長尺支柱23との間を離すことができなくなる。仮に、短尺支柱21と長尺支柱23との間を無理に離したとしても、短尺支柱21や長尺支柱23が変形するおそれもあるし、例え、離すことができたとしても、短尺支柱21と長尺支柱23との相対角度が直交しないので角部材の取り付けが難しくなるおそれもある。そのため、こうした構成の場合、組み立て順の一例は、まず、2つの短尺支柱21の両端にそれぞれ角部材を取り付ける。それから、短尺支柱21の両端の角部材を長尺支柱23に取り付けるといった順に制限される。
【0069】
この点、本実施形態は、角部材30は位置決め用の凸部36は、位置決め用であるため突出長が短い。よって、直交配置された短尺支柱21と長尺支柱23とに角部材30を締結する作業において、短尺支柱21と長尺支柱23とを大きく移動させたり、離したりすることが不要である。またこうしたことから、枠体20を形成するときの組み立て順についての制限も緩和される。
【0070】
本実施形態の室内用間仕切り10によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)角部材30の相対角度が270度である2つの圧接面32a,34aに、短尺支柱21と長尺支柱23との開口端21f、23fが固定されることで、短尺支柱21と長尺支柱23とは90度の角度で固定される。このとき、角部材30の圧接面32a,34aと短尺支柱21や長尺支柱23の開口端21f、23fとが面接触による高い摩擦力で接触することになるので、短尺支柱21や長尺支柱23と、角部材30とをねじ止めだけで必要な強度で確実、かつ、容易に固定できる。角部材30としても2つの圧接面32a,34aを270度の相対角度で有する簡単な構造であることから組み立てを容易にする。これにより、室内用間仕切り10を構造が簡単であって組み立てることの容易なものとすることができる。
【0071】
(2)角部材30において圧接面32a,34aと反対面とが板材に設けられる構造であれば、角部材30が接続させる短尺支柱21や長尺支柱23の厚み(短辺の長さT1)の分だけ枠体20が形成する矩形の領域の境界よりも枠の内側に短尺支柱21や長尺支柱23が後退する。よって、角部材30は短尺支柱21や長尺支柱23に固定するボルトB2,B3が反対面に取り付けられたとしても、このボルトB2,B3の頭部が枠体20の枠外にはみ出さない。
【0072】
また、角部材側壁31が反対面の少なくとも一部を覆うことから角部材30が取り付けられる枠体20の角のデザイン性(見栄え)をよくすることができる。
(3)幅ガイド211,231によって、連結部材50の枠体20の外周側面への固定が好適になされる。また、幅ガイド211,231は、枠体20の外周側面に配置される部材を短尺支柱21や長尺支柱23の長さ方向に位置決めすることができる。
【0073】
(4)張出部213,233によって幅ガイド211,231の強度が高められる。
また、幅ガイド211,231の間に配置される部材を、張出部213,233に引っかけることでより高い強度で固定することが可能になる。
【0074】
(5)短尺支柱21や長尺支柱23は、切断長にかかわらず支柱の開口端21f、23fにねじ受け部26が設けられるので開口端21f、23fに角部材30をボルトB2,B3で固定することができる。
【0075】
また、ねじ受け部26に干渉しない凸部36によって、角部材30の圧接面32a,34aの開口端21f、23fへの当接が維持されることから開口端21f、23fの適切な位置に角部材30を位置決めすることができる。
【0076】
(6)連結部材50は、2つのねじ止め用の凸部58が2つの貫通孔27に挿入されるので、他の枠体20が連結される方向に延びる短尺支柱21の外周側面21aに連結部材50が好適に固定される。
【0077】
(7)第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とが90の角度で連結されることで、室内用間仕切り10を自立させることができる。
(8)枠体20の下部に脚部14,15を設けることで床面の多少の凹凸に係わらず、室内用間仕切り10を配置することができる。
【0078】
(9)第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを用いて室内用間仕切り10を構成することができる。
(10)短尺支柱21及び長尺支柱23をアルミニウムを主成分とする金属材料からなる角管としたので、室内用間仕切り10を軽量化することができる。また、アルミニウムを主成分とする金属は角管内にねじ受け部26が延設された角管を押出成形により製造することができる。
【0079】
(第2の実施形態)
図11図13を参照して、本発明が具体化された室内用間仕切りの第2の実施形態について説明する。
【0080】
本実施形態の室内用間仕切り110は、隣接する2つの仕切枠が120度、又は、180度の相対角度で連結されている点が第1の実施形態に記載の室内用間仕切り10と相違する。以下では主に相違する点について説明し、その他の構成についての詳細な説明は割愛する。
【0081】
図11に示すように、室内用間仕切り110は、第1~第4の仕切枠111~114を備えている。第1~第4の仕切枠111~114はそれぞれ、同様の枠体20から構成されている。第1の仕切枠111と第2の仕切枠112とは、枠体20が形成する平面のなす角が120度となるように連結部115で連結されている。同様に、第3の仕切枠113と第4の仕切枠114とは、枠体20が形成する平面のなす角が120度となるように連結部115で連結されている。また、第2の仕切枠112と第3の仕切枠113とは、枠体20が形成する平面のなす角が180度であって横に並ぶように連結部116で連結されている。連結部115の下部には脚部145が設けられ、連結部116の下部には脚部146が設けられている。
【0082】
図12に示すように、連結部115は、2つの枠体20を上側及び下側にそれぞれ設けた連結部材70で120度の相対角度で連結している。連結部116は、2つの枠体20を上側及び下側にそれぞれ設けた連結部材80で180度の相対角度で直線状に連結している。
【0083】
図13に示すように、連結部材70は、第1の実施形態の連結部材50の角度が90度であった構成について、角度を120度の構成した点が相違する。つまり、連結部材70は、概略的には、第1のカバー部材50Aと、第2のカバー部材50Bと、第1のカバー部材50Aと第2のカバー部材50Bとを120度の相対角度で結合する中間部材70Cとから構成されている。
【0084】
連結部材70は、第1及び第2のカバー部材50A,50Bが、中間部材70Cを介して120度の相対角度で結合されている。中間部材70Cは、第1カバー部52,53との延設方向にあって、第1カバー部52,53と同じ平面に含まれる板状の第1中間連結部74と、板状であって、第1中間連結部74に対して鉛直な方向に設けられる第2中間連結部77とを備えている。
【0085】
第1中間連結部74は、第1のカバー部材50Aと第2のカバー部材50Bとを120度の相対角度で結合する点が第1の実施形態の中間部材50Cの第1中間連結部54と相違するが、その他の構造は同様の構造である板状部材である。
【0086】
第2中間連結部77は、相対角度が120度である2つの第2カバー部51をつなぐ湾曲面である点が、相対角度が90度である2つの第2カバー部51をつなぐ湾曲面である第1の実施形態の中間部材50Cの第2中間連結部57と相違するが、その他の構造は同様の構造である湾曲面である。
【0087】
図12に示すように、連結部材80は、幅ガイド211及び角部材30の角部材側壁31の間に配置可能な部材であり、隣接する枠体20の両方の短尺支柱21に渡って配置される長さを有している直線状の部材である。連結部材80は、一方の枠体20に配置される部分の構造と、他方の枠体20に配置される部分の構造とが、長手方向を二分する線に対して線対称の構造を有している。なお、一方の枠体20に配置される部分の構造と、他方の枠体20に配置される部分の構造とは、いずれも、第1の実施形態のカバー部材40の第1カバー部42と同様の構造を有している。そして、連結部材80では、2つの第1カバー部42が、長さ方向中央に足りない長さを補うかたちで、直線状に1本の板状に結合されている。
【0088】
本実施形態の室内用間仕切り10によれば、上述した(1)~(10)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(11)隣接する枠体20が120度の角度で連結されることで、室内用間仕切り110を自立させることができる。
【0089】
(12)第1~第4の仕切枠111~114を用いて室内用間仕切りを自由に構成することができる。
(その他の実施形態)
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
【0090】
・上記各実施形態では、横棒25が取り付けられる場合について例示したが、この横棒にカーテン、スクリーン、パネル、網等を取り付けてもよい。
・上記各実施形態では、付属品取付部232に横棒25が取り付けられる場合について例示した。しかし、これに限らず、付属品取付部には、横棒に加えて、もしくは、横棒に代えて、パネルやモニタの板材状物を固定するための板状や網状の部材や、カーテンやスクリーンを取り付けるための板状や網状の部材や、棚部材や、机の天板や、棚や天板を支持する部材や、椅子やシート、ベンチと連結するための部材等が取り付けられてもよい。
【0091】
図14に示すように、第1の実施形態と同様に、室内用間仕切り10は、第1の仕切枠11と第2の仕切枠12とを構成する各枠体20が連結部13で90度の角度で連結されている。各枠体20は、左支柱20cと右支柱20dとの間に2本の横棒25が水平方向に平行に掛け渡されているとともに、2本の横棒25に仕切パネルSP1が取り付けられている。仕切パネルSP1は、表面SP1aに取り付けられた取り付け具90によって横棒25に取り付けられる。取り付け具90は、上側の横棒25用に2つ、下側の横棒25用に2つが備えられている。よって、仕切パネルSP1が、視線における視界を遮りつつ、視覚的に区画されている感覚が高められる。
【0092】
図15に示すように、取り付け具90は、予め仕切パネルSP1に固定されているフック部91と、後からフック部91を覆うカバー部92とを備えている。
フック部91は、孔912に螺合されたねじ等によって板状の取り付け部911が仕切パネルSP1の表面SP1aに固定され、取り付け部911の左右両端からそれぞれ直交する方向に所定の長さを有して突設されたスペース確保部913を備える。スペース確保部913は、上側の端部からさらに延出する延出部93を備える。延出部93は、延出した先端部が下側に延出してフック状を構成する爪部915を備える。爪部915は、下方の開放されているフック状の内孤916に横棒25を引っかけることができる。
【0093】
カバー部92は、フック部91を覆う有底の箱状部材であって、フック部91が横棒25に引っかけられた状態で、開口部94をフック部91に被せて、該カバー部92と仕切パネルSP1の表面SP1aとの間でフック部91を覆う。詳述すると、カバー部92は、2つのスペース確保部913を挟む面であって、スペース確保部913及び延出部93よりも先に延びる側面923と、2つの側面923の延出端に沿って仕切パネルSP1の表面SP1aに当接する開口部94以外の部分を覆う外周表面921とを備える。
【0094】
側面923は、開口部94に入口を有する溝部925を有し、溝部925は、横棒25が嵌合可能な大きさを有している。例えば、溝部925の開口部94は、内孤916の開放される向きに対して略直交する方向に開放されている。
【0095】
側面923は、内面に突起924を備えている。突起924は、カバー部92の開口部94が仕切パネルSP1の表面SP1aに当接する位置において、スペース確保部913の凹部914に嵌合して、カバー部92をフック部91に固定させる。
【0096】
また、図16に示すように、第2の実施形態と同様に、室内用間仕切り110は、第1~第4の仕切枠111~114を構成する各枠体20が、左支柱20cと右支柱20dとの間に2本の横棒25が上下方向に対して相違する位置となるように掛け渡されている。この例では、下の横棒25は、第2の実施形態における位置よりも上側である位置に設けられている。枠体20の上下で対をなす各横棒25は、仕切パネルSP2が取り付け具90を介して取り付けられている。よって、仕切パネルSP2は、仕切パネルSP1と同様に、複数の取り付け具90で上下の横棒25に取り付けられる。また、仕切パネルSP2は、横棒25の上下間隔に対応して、上述の仕切パネルSP1よりも上下方向の長さが短い。よって、近い位置からの視界を遮りつつ、離れた位置から見ての開放感が高められる。
【0097】
・上記各実施形態では、枠体20に横棒25が2本固定されている場合について例示したが、これに限らず、横棒は1本でもよいし、3本以上が固定されていてもよい。
・上記各実施形態は、2つの枠体20が長尺支柱23を平行に並べるように連結される場合について例示した。しかしこれに限らず、2つの枠体が短尺支柱を平行に並べるように連結されてもよい。この場合、長尺支柱に連結部材を取り付けることができる貫通孔を設ければよい。
【0098】
・上記各実施形態では、枠体20が短尺支柱21と長尺支柱23とから構成される場合について例示したが、これに限らず、枠体の4辺の支柱が同じ長さであってもよい。
・上記各実施形態では、カバー部材40が角部材30の外周側面を覆う形状を有している場合について例示したが、これに限らず、カバー部材は、脚が設けられる構造を有していれば、角部材の外周側面を覆う形状を有していなくてもよい。
【0099】
・上記各実施形態では、角部材30は、第1圧接部32が短尺支柱21に当接固定され、第2圧接部34が長尺支柱23に当接固定される場合について例示した。しかしこれに限らず、第1圧接部に長尺支柱が当接固定され、第2圧接部に短尺支柱が当接固定されてもよい。
【0100】
・上記各実施形態では、第2圧接部34の厚みが第1圧接部32の厚みよりも厚い場合について例示した。しかしこれに限らず、第2圧接部の厚みと第1圧接部の厚みとが略同じであってもよい。
【0101】
・上記各実施形態では、短尺支柱21及び長尺支柱23がアルミニウムを主成分とする金属材料からなる角管から構成されている場合について例示した。しかしこれに限らず、管内にねじ止め部を備えた角管であるのであれば、角管がアルミニウムを主成分としない金属材料からなる角管であってもよい。
【0102】
・上記各実施形態では、第1の仕切枠11が形成する平面と、第2の仕切枠12が形成する平面とが、直交(90度)、又は、120度である場合について例示した。しかしこれに限らず、第1の仕切枠が形成する平面と、第2の仕切枠12が形成する平面との間の角度は、90度未満でもよいし、90度より大きく120度未満でもよいし、120度よりも大きくてもよい。具体的な角度としては、前述の角度以外に135度があげられる。すなわち、連結部材は、0度から180度までのうちの任意の角度を取ることができる。
【0103】
なお、60度以上、かつ、120度以下であることが好ましい。この角度であれば、連結された2つの仕切枠を安定的に自立させることができる。
・上記各実施形態では、仕切枠の数が2つ、又は4つである場合について例示したが、これに限らず、仕切枠の数は、3つや、5つ以上であってもよい。数が多くなれば、室内空間を仕切枠によって任意の形状に区画することができるようになる。
【0104】
・上記各実施形態の角部材30は位置決め用の凸部36を有している場合について例示した。しかしこれに限らず、圧接面に凸部がなくてもよい。角部材の圧接面は短尺支柱や長尺支柱の開口端に面接触されるので、凸部がないとしても、ねじで締結されたあとは、締結された位置が好適に維持されるようになる。
【0105】
・上記各実施形態において、幅ガイド211,231の張出部213,233に対して、引っかけるように部材を固定するようにしてもよい。これにより高い強度での固定が可能になる。
【0106】
・上記各実施形態は、幅ガイド211,231が外周側面21a,23aに対して突出するように設けられている場合について例示した。しかしこれに限らず、幅ガイドは、外周側面、内周側面、及び横側面のうちの少なくとも一つの面に設けられていればよい。例えば、幅ガイドが内周側面に設けられてもよい。このとき、幅ガイドの端部の一部が干渉する場合、端部を45度の角度で切除すことなどにより、干渉しないようにすることができる。
【0107】
・上記各実施形態は、幅ガイド211,231が設けられる場合について例示したが、これに限らず、短尺支柱の幅ガイド及び長尺支柱の幅ガイドの少なくとも一方が設けられていなくてもよい。
【符号の説明】
【0108】
10…室内用間仕切り、11…第1の仕切枠、12…第2の仕切枠、13…連結部、14,15…脚部、20…枠体、20a…上部支柱、20b…下部支柱、20c…左支柱、20d…右支柱、21…短尺支柱、21a…外周側面、21b…内周側面、21c…横側面、21d…横側面、21f…開口端、23…長尺支柱、23a…外周側面、23b…内周側面、23c…横側面、23d…横側面、23f…開口端、25…横棒、26…ねじ受け部、27…貫通孔、28…内孔、29…外孔、30…角部材、31…角部材側壁、32…第1圧接部、32a…圧接面、33…ねじ孔、34…第2圧接部、34a…圧接面、35…ねじ孔、36…凸部、37…内周面、40…カバー部材、41…脚、42…第1カバー部、43…第2カバー部、44…凸部、45…脚調整部、45h…ねじ孔、50…連結部材、50A…第1のカバー部材、50B…第2のカバー部材、50C…中間部材、51…第2カバー部、52…第1カバー部、53…第1カバー部、54…第1中間連結部、55…脚用基台固定、56…基台固定ねじ孔、57…第2中間連結部、58…凸部、58h…ねじ孔、60…脚用基台、61…固定部、62…ねじ止め孔、63…脚調整部、70…連結部材、70C…中間部材、74…第1中間連結部、77…第2中間連結部、80…連結部材、90…取り付け具、91…フック部、92…カバー部、110…室内用間仕切り、111…第1の仕切枠、112…第2の仕切枠、113…第3の仕切枠、114…第4の仕切枠、115…連結部、116…連結部、145…脚部、146…脚部、211…幅ガイド、212…付属品取付部、213…張出部、214…凸部、231…幅ガイド、232…付属品取付部、233…張出部、234…凸部、261…支持脚、262…ねじ部、263…切れ込み、264…内周面、351…挿通孔、352…拡径部、361…長辺凸部、362…短辺凸部、363…切れ目、364…中央凸部、371…第1のマージン部、372…連続部、373…第2のマージン部、412…接地面、413…ねじ部、B1,B2,B3…ボルト。
図1
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