(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-14
(45)【発行日】2022-06-22
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20220615BHJP
G02F 1/1333 20060101ALI20220615BHJP
G02F 1/1335 20060101ALI20220615BHJP
G02F 1/1345 20060101ALI20220615BHJP
H01L 27/32 20060101ALI20220615BHJP
H05B 33/02 20060101ALI20220615BHJP
H01L 51/50 20060101ALI20220615BHJP
【FI】
G09F9/00 366G
G02F1/1333
G02F1/1335 500
G02F1/1345
G09F9/00 302
H01L27/32
H05B33/02
H05B33/14 A
(21)【出願番号】P 2019564127
(86)(22)【出願日】2018-09-21
(86)【国際出願番号】 CN2018106945
(87)【国際公開番号】W WO2019140942
(87)【国際公開日】2019-07-25
【審査請求日】2019-11-20
(31)【優先権主張番号】201820089105.2
(32)【優先日】2018-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515179325
【氏名又は名称】昆山国顕光電有限公司
【氏名又は名称原語表記】KUNSHAN GO-VISIONOX OPTO-ELECTRONICS CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Building 4, No. 1, Longteng Road, Development Zone Kunshan, Jiangsu, People’s Republic of China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】薛肖飛
(72)【発明者】
【氏名】金波
(72)【発明者】
【氏名】張志華
【審査官】石本 努
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第106412159(CN,A)
【文献】特開2017-048090(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0192392(US,A1)
【文献】特開2015-200843(JP,A)
【文献】特開2017-097042(JP,A)
【文献】国際公開第2017/054108(WO,A1)
【文献】特開2013-195293(JP,A)
【文献】特開2014-142644(JP,A)
【文献】特開2003-296701(JP,A)
【文献】特開2010-103091(JP,A)
【文献】特表2017-530401(JP,A)
【文献】特開2008-145447(JP,A)
【文献】特開2007-065004(JP,A)
【文献】特表2008-518423(JP,A)
【文献】特開2008-114896(JP,A)
【文献】特開2009-092935(JP,A)
【文献】特開2003-173869(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F9/00
G09F9/30-9/46
H04M1/02-1/23
G06F3/03
G06F3/041-3/047
G02F1/13
G02F1/137-1/141
G02F1/1335-1/13363
G02B5/00-5/136
H01L27/32
H05B33/00-33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバープレートと、表示パネルと、感光体と、制御部とを備える表示装置であって、
前記カバープレートが前記表示パネルの上に設置され、前記カバープレートに遮光層が設けられ、前記遮光層内に光透過領域が設けられ、前記光透過領域に光半透過層が設けられ、前記感光体は前記光半透過層に対応して設置され、前記制御部は
、フレキシブル回路基板を備え、
前記感光体は、前記フレキシブル回路基板と前記カバープレートとの間に位置し、かつ、
前記フレキシブル回路基板に接続され、
前記フレキシブル回路基板には、両面テープが設置されており、
前記感光体は前記両面テープにより囲まれた領域内に位置し、前記両面テープの一方側が前記フレキシブル回路基板に接続され、前記両面テープの他方側が前記遮光層に接続され、かつ前記光半透過層を囲むように設けられ、前記感光体が前記遮光層から所定の距離で離れ、
前記感光体は外部光の強さを検知し、前記表示パネルの表示輝度は前記外部光の強さに応じて調整される
ことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記カバープレートは、表示領域及び非表示領域からなり、
前記表示領域は、前記カバープレートの中央領域に位置し、
前記表示パネルに表示された画像は、前記カバープレートの表示領域から出射し、
前記非表示領域は、前記表示領域を囲むように設置され、
前記遮光層が前記非表示領域内に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記両面テープは、発泡ゴムテープである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記両面テープは矩形であり、
前記両面テープの厚さは前記感光体の厚さより大きい
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記制御部は制御パネルをさらに備え、
前記表示パネル及び前記フレキシブル回路基板は、それぞれ、前記制御パネルに電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、出願人により提出された、出願日が2018年1月19日、出願番号がCN201820089105.2、名称が「表示装置」の出願の優先権を要求する。以上の出願の全ての内容は参照によりここに組み込まれる。
本願は、ディスプレイ技術分野に関し、特に、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)と有機発光ディスプレイ(Organic Light-Emitting Display;OLED)は、低放射性、小型、軽量、及び低消費電力などの特性を有するので、デスクトップ、ラップトップ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant;PDA)、携帯電話、テレビなどの分野で広く使われている。
【0003】
液晶ディスプレイについて説明すると、液晶ディスプレイは、主に、液晶表示パネルと、液晶表示パネルにバックライト光源を提供するバックライトモジュールとを備え、バックライトモジュールは、液晶表示パネルに画像を表示させるため、バックライト光源からの光線を、光学フィルムを介して液晶表示パネルに均一的に入射させる。電気エネルギーを節約するために、液晶ディスプレイに外部周囲光を検知するための感光体を設置して、外部環境の光線強さに応じて、液晶表示パネルの表示輝度の調整を実現する必要がある。
【0004】
従来の感光体は、液晶表示パネルの裏側に設置されることになり、つまり、液晶表示パネルの裏側の発泡層に開口が設けられており、フレキシブル回路基板が開口までに曲げられて、両面テープによって発泡層に固定されるとともに、感光体を開口内に位置させる。そのため、外部環境の光線が、カバープレート、OCA、POL、及び液晶表示パネルを通って感光体に検知されてから、有機発光ディスプレイの表示輝度が調節される。
【0005】
しかしながら、液晶表示パネルの裏側における様々な素子、部品、ミドルフレーム、マザーボードなどに制限されることによって、感光体の配置のスペースが足りなくなり、フレキシブル回路基板の接合面積が小さくなり、フレキシブル回路基板が外れやすくなってしまって、感光体の信頼性が低下してしまう。しかも、外部環境の光線は、複数層の部材を通ってから感光体に検知されるため、感光体の感光効果に影響を及ぼす。なお、従来の液晶ディスプレイには、多くの要素や組立工程があり、組み立てが困難である。
【0006】
有機発光ディスプレイについて説明すると、有機発光ディスプレイは、主に、アレイ基板と、アレイ基板上に設置された陽極、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、電子注入層、及び陰極とを備え、電子と正孔とが有機発光層で再結合すると、有機発光ディスプレイは画像表示を行う。電気エネルギーを節約するために、有機発光ディスプレイに外部周囲光を検知するための感光体を設置して、外部環境の光線強さに応じて、有機発光ディスプレイの表示輝度の調整を実現する必要がある。
【0007】
従来の感光体は、有機発光ディスプレイの裏側に設置されるようになり、外部環境の光線が、カバープレート、陽極、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、電子注入層、陰極、及びアレイ基板を通って感光体に検知されてから、液晶表示パネルの表示輝度が調節される。
【0008】
しかしながら、有機発光ディスプレイの裏側における様々な素子、部品、ミドルフレーム、マザーボードなどに制限されることによって、感光体の配置のスペースが足りなく、感光体に接続されるフレキシブル回路基板の接着面積が小さくなり、フレキシブル回路基板が外れやすくなってしまって、感光体の信頼性が低下してしまう。しかも、外部環境の光線は、複数層の部材を通ってから感光体に検知されるため、感光体の感光効果に影響を及ぼす。なお、従来の有機発光ディスプレイには、多くの要素や組立工程があり、組み立てが困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本願は、感光体の感光性能及び精度を向上でき、さらに、組み立てしやすく、組立工程が削減される表示装置を提供することを目的としている。
【0010】
本願は、課題を解決するために以下の技術的手段を採用する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
カバープレートと、表示パネルと、感光体とを備えており、カバープレートが表示パネル上に設置され、カバープレートに遮光層が設けられ、遮光層内に光透過領域が設けられ、感光体は光透過領域に対応して設置されている表示装置である。
【0012】
本願の好ましい実施例において、上記表示装置は、制御部をさらに備え、制御部は、一端が遮光層に設置されるフレキシブル回路基板を備え、感光体は、フレキシブル回路基板とカバープレートとの間に位置し、かつ、フレキシブル回路基板に接続される。
【0013】
本願の好ましい実施例において、上記フレキシブル回路基板には、一方側がフレキシブル回路基板に接続され、他方側がカバープレートに接続される両面テープが設けられている。
【0014】
本願の好ましい実施例において、上記両面テープは矩形であり、感光体は、両面テープにより囲まれた領域内に位置する。
【0015】
本願の好ましい実施例において、上記カバープレートは、表示領域及び非表示領域からなり、表示領域は、カバープレートの中央領域に位置し、表示パネルに表示された画像の光は、カバープレートの表示領域から出射し、非表示領域は、表示領域を囲むように設置され、遮光層が非表示領域内に設けられる。
【0016】
本願の好ましい実施例において、上記両面テープは発泡ゴムテープである。
【0017】
本願の好ましい実施例において、上記カバープレートには、光透過領域内に位置する凹溝が設けられており、感光体のフレキシブル回路基板から離れた側が凹溝内に位置する。
【0018】
本願の好ましい実施例において、上記遮光層は、光透過領域内に設置される光半透過層を備える。
【0019】
本願の好ましい実施例において、上記凹溝の溝壁及び溝底には、光半透過層が設けられている。
【0020】
本願の好ましい実施例において、上記遮光層は、光半透過層の周方向を囲むように設置されるインク層をさらに備える。
【0021】
本願の好ましい実施例において、上記制御部は制御パネルをさらに備え、表示パネル及びフレキシブル回路基板は、それぞれ、制御パネルに電気的に接続される。
【発明の効果】
【0022】
本願の表示装置は、カバープレートが、表示パネル上に設置され、カバープレートに遮光層が設けられ、遮光層内に光透過領域が設けられ、感光体が光透過領域に対応して設置されている。感光体はカバープレートの下方に設置されているため、周囲光が、表示装置のカバープレートのみを透過すれば感光体に検知される。その結果、感光体の感光性能及び精度が向上し、さらに、組み立てしやすくなり、組立工程が削減される。
【0023】
上記説明は、本出願の技術的手段の概要に過ぎない。本出願の技術的手段をより明確に理解し、明細書の内容に従って実施できるように、さらに、本出願の上記及び他の目的、特徴及び利点をより明らかにするため、以下に添付図面を参照しながら、好適な実施例について詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】
図1は、本願の表示装置の構成を示す模式図である。
【
図2】
図2は、本願の第1の実施例による表示装置の一部を示す平面模式図である。
【
図3】
図3は、
図2の表示装置の一部を示す断面模式図である。
【
図4】
図4は、本願の第2の実施例による表示装置の一部を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本願の所定の目的を達成するために採用される技術的手段及び効果をさらに説明するために、本願による表示装置の具体的な実施形態、構造、特徴及び効果を、添付の図面及び好適な実施例を参照しながら以下に詳細に説明する。
【0026】
本願に係る上記及び他の技術的態様、特徴、及び効果は、以下の参照図面に合わせた好適な実施例の説明から明らかになるであろう。本願の所定の目的を達成するために採用される技術的手段及び効果は、具体的な実施形態の説明によってさらに深くそして具体的に理解されることができるが、添付の図面は参照及び説明のためのものにすぎず、本出願を制限するものではない。
【0027】
図1は、本願の表示装置の構成を示す模式図である。
図1に示すように、表示装置10(10’)は、カバープレート12(12’)と、表示パネル13と、制御部とを備える。本実施例において、カバープレート12(12’)は、表示パネル13の上に設置されており、制御部は、表示パネル13に電気的に接続されており、表示パネル13による画像表示、及び、表示パネル13の発光輝度を制御するためのものである。
【0028】
ちなみに、本願の表示パネル13は、液晶表示パネルまたはOLED表示パネルであり、実際の必要に応じて自由に選択できる。例えば、制御部は、表示パネル13が液晶表示パネルである場合に、液晶ディスプレイのバックライトの輝度を制御でき、表示パネル13がOLED表示パネルである場合に、OLED表示パネルの自発光の輝度を制御できる。
【0029】
図2は、本願の第1の実施例による表示装置の一部を示す平面模式図である。
図3は、
図2の表示装置の一部を示す断面模式図である。
図2及び
図3に示すように、カバープレート12は、表示領域101及び非表示領域102を含む。表示領域101は、カバープレート12の中央領域に位置し、表示パネル13に表示されている画像の光が、カバープレート12の表示領域101から出射できる。非表示領域102は、カバープレート12の外縁領域に位置し、つまり、非表示領域102は、表示領域101の周方向を囲むように設置され、非表示領域102内には光線を遮断する遮光層122が設けられている。
【0030】
さらに、遮光層122の一部には光を部分的に透過させる光透過領域103が設けられ、つまり、光線が、遮光層122の光透過領域103を介して表示装置10に入射でき、または、遮光層122の光透過領域103を介して表示装置10から出射できる。遮光層122は、光透過領域103内に設置される光半透過層123と、光半透過層123の周方向を囲むように設置されるインク層124とを含み、つまり、カバープレート12の非表示領域102の大部の領域にインク層124が設置され、非表示領域102の一部の領域(遮光層122の光透過領域103)に光半透過層123が設置されている。本実施例において、インク層124は、光線の表示装置10への入射を完全に遮断でき、光半透過層123は、光の一部の表示装置10への入射を許容することができ、デバイスを隠すという効果を実現できる。
【0031】
制御部は、制御パネル(図示せず)と、フレキシブル回路基板152(FPC)とを備える。制御パネルには、タイミングコントロールチップ、電源、駆動チップ、コネクタ、システムコネクタなどのデバイスが設けられており、制御パネルは、表示パネル13に電気的に接続される。フレキシブル回路基板152は、一端が制御パネルに接続され、フレキシブル回路基板152の他端がカバープレート12の遮光層122に設置される。フレキシブル回路基板152には、一方側がフレキシブル回路基板152に接続され、他方側がカバープレート12の遮光層122に接続される両面テープ153と、感光体154とが設けられている。感光体154は、フレキシブル回路基板152に接続され、つまり、カバープレート12とフレキシブル回路基板152との間に位置し、光透過領域103に対応して設置される。そのため、感光体154は周囲光の強度を検知できる。さらに、制御パネルによって表示パネル13の輝度が制御され、すなわち、表示パネル13の画像輝度の調節が実現される。本実施例において、両面テープ153は発泡ゴムテープ(これに限らない)であり、かつ矩形であり、感光体154は、両面テープ153により囲まれた領域内に位置する。
【0032】
本願の表示装置10は、感光体154により周囲光の強さを検知することができ、また、感光体154はカバープレート12の下方に設置されているので、周囲光が、表示装置10のカバープレート12のみを透過すれば感光体154に検知される。その結果、感光体154の感光性能が向上する。しかも、カバープレート12の遮光層122上の部品の数が少なく、両面テープ153のための十分な接着面積を有する。その結果、フレキシブル回路基板152がカバープレート12に強固に固定され、感光体154の信頼性が向上する。なお、カバープレート12は、非表示領域102が大きなスペースを有するため、より組み立てしやすくなる。その結果、組立工程が削減されるだけでなく、感光体154の精度も向上する。
【0033】
図4は、本願の第2の実施例による表示装置の一部を示す断面模式図である。
図4に示すように、本願の表示装置10’は、概ね前記第1の実施形態の表示装置10と同様な構成を有しているが、カバープレート12’の構成が異なる。
【0034】
具体的に、カバープレート12’は表示領域101と非表示領域102とを含む。表示領域101は、カバープレート12’の中央領域に位置し、表示パネル13に表示された画像の光が、カバープレート12’の表示領域101から出射できる。非表示領域102は、カバープレート12’の外縁領域に位置し、つまり、非表示領域102は、表示領域101の周方向を囲むように設置され、非表示領域102内には光線を遮断する遮光層122が設けられている。
【0035】
遮光層122の一部には光を部分的に透過させる光透過領域103が設けられ、つまり、光線が、遮光層122の光透過領域103を介して表示装置10’に入射でき、または、遮光層122の光透過領域103を介して表示装置10’から出射できる。遮光層122は、光透過領域103内に設置される光半透過層123と、光半透過層123の周方向を囲むように設置されるインク層124とを含み、つまり、カバープレート12’の非表示領域102は、大部の領域にインク層124が設置され、一部の領域(遮光層122の光透過領域103)に光半透過層123が設置されている。本実施例において、インク層124は、光線の表示装置10’への入射を完全に遮断でき、光半透過層123は、光線の一部の表示装置10’への入射を許容することができ、デバイスを隠すという効果を実現できる。
【0036】
さらに、カバープレート12’には、光透過領域103内に位置する凹溝104が設けられており、感光体154のフレキシブル回路基板152から離れた側が凹溝104内に位置する。本実施例において、フレキシブル回路基板152は、感光体154が凹溝104内に位置するよう、両面テープ153によってカバープレート12’に直接接続される。さらに、凹溝104の溝壁及び溝底に光半透過層123が設けられ、感光体154が有効に隠されるようになる。特に、周囲光が弱い場合、感光体154が光半透過層123によって効果的に隠される。
【0037】
本願の表示装置10、10’は、カバープレート12、12’が、表示パネル13に設置され、カバープレート12、12’に遮光層122が設けられ、遮光層122内に光透過領域103が設けられ、感光体154が光透過領域103に対応して設置されている。感光体154は、カバープレート12、12’の下方に設置されているので、周囲光が、表示装置10、10’のカバープレート12、12’のみを透過すれば感光体154に検知される。その結果、感光体154の感光性能及び精度が向上し、さらに、組み立てしやすくなり、組立工程が削減される。
【0038】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本願は、上記実施形態における具体的な詳細に限定されず、本願の技術的思想の範囲内で本願の技術的手段についての様々な簡単な変形が可能であり、これらの簡単な変形はいずれも本出願の請求の範囲に含まれる。上記の具体的な実施形態に記載された各具体的な技術的特徴は、矛盾しない限り、任意の適切な方法で組み合わせることができる。不必要な繰り返しを避けるために、本出願は様々な可能な組み合わせについてこれ以上の説明はしない。