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特許7148155筋力トレーニング器具用ハンドル、及びこれを備えた筋力トレーニング器具
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-09-27
(45)【発行日】2022-10-05
(54)【発明の名称】筋力トレーニング器具用ハンドル、及びこれを備えた筋力トレーニング器具
(51)【国際特許分類】
   A63B 21/072 20060101AFI20220928BHJP
   A63B 23/12 20060101ALI20220928BHJP
【FI】
A63B21/072 Z
A63B23/12
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020002323
(22)【出願日】2020-01-09
(65)【公開番号】P2021108917
(43)【公開日】2021-08-02
【審査請求日】2021-11-12
(73)【特許権者】
【識別番号】517394876
【氏名又は名称】清水 宏和
(74)【代理人】
【識別番号】110002804
【氏名又は名称】弁理士法人フェニックス特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】清水 宏和
【審査官】槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-346405(JP,A)
【文献】実開昭60-102038(JP,U)
【文献】特開2018-110631(JP,A)
【文献】特開2004-255006(JP,A)
【文献】特開平11-216199(JP,A)
【文献】実公昭48-43509(JP,Y1)
【文献】米国特許第8241189(US,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 1/00-26/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つの支持棒と、前記支持棒を並列させた状態で連結する連結部とを備え、
少なくとも一方の前記支持棒の外面に、使用者の手首の内側に当接可能な平坦面が設けられ、
二つの前記支持棒同士の間隔が、使用者が掌を開いて親指以外の四指の指先を他方の前記支持棒に引っ掛けたとき、一方の前記支持棒の前記平坦面が手首の内側に当接するように設定されていることを特徴とした筋力トレーニング器具用ハンドル。
【請求項2】
一方の前記支持棒に設けられた前記平坦面が、前記支持棒の各軸心を通る仮想平面に対し、他方の前記支持棒に向かって傾斜していることを特徴とした請求項1に記載の筋力トレーニング器具用ハンドル。
【請求項3】
前記平坦面の前記仮想平面に対する傾斜角度が15°~60°であることを特徴とした請求項2に記載の筋力トレーニング器具用ハンドル。
【請求項4】
前記平坦面が前記支持棒の両方に設けられており、当該平坦面が互いに平行であることを特徴とした請求項1~請求項3の何れかに記載の筋力トレーニング器具用ハンドル。
【請求項5】
前記平坦面が前記支持棒の外面に、当該支持棒の軸心を挟んで複数設けられていることを特徴とした請求項1~請求項4の何れかに記載の筋力トレーニング器具用ハンドル。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れかに記載の筋力トレーニング器具用ハンドルを備えた筋力トレーニング器具であって、
前記連結部に重り部が設けられていることを特徴とした筋力トレーニング器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダンベル、バーベル等の筋力トレーニング器具用のハンドル、及びこのハンドルを備えた筋力トレーニング器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知のとおり、主として上腕部の筋肉を鍛えるための筋力トレーニング器具として、ダンベルやバーベル等が知られている。これらダンベル等を、掌を上に向けてアンダーハンドで把持し、肘を曲げ伸ばしして前腕部を繰り返し上下動させるダンベルカール等を行うことにより上腕二等筋等の筋力トレーニングを行っている。
【0003】
現在までに、上腕部等の筋肉を鍛えるためのダンベルとして、下記特許文献1、2に記載のものが提案されている。このダンベルは、グリップ部の周囲に環状のウエイト部を設けたものであり、前腕部の中心軸に関するダンベルの回転慣性モーメントを小さくすると共に、環状のウエイト部を手の甲や指の外側に当接させてダンベルを安定に保持できるようにして、ダンベルを保持する握力の早期疲労を防ぎながら上腕部等の筋力トレーニングを行うというものである。
【0004】
しかしながら、これら特許文献1、2に記載のダンベルは、これをアンダーハンドで保持してダンベルカールを行う場合には、そのグリップ部を握り込みがちになり、握力に寄与する前腕筋群の早期疲労を招き易く、上腕部等の筋肉を効率的に鍛えられなくなる難点があった。
【0005】
勿論、これら特許文献1、2に記載のダンベルは、ダンベルカール時においてグリップ部を握らずに、意識的に手の甲や指の外側を環状のウエイト部に押し当てることによってダンベルを保持することも可能ではある。しかしながら、この場合、前腕部の指伸筋等の疲労が大きくなり、やはり上腕部等の筋力トレーニングを効率的に行うことができなかった。
【0006】
また、現在までに、筋力トレーニング運動具用ハンドルとして、下記特許文献3に記載のものが提案されている。しかしながら、このハンドルにおいても、使用者がグリップ部を握ることによってハンドルを保持するものであり、握力の早期疲労を招き易く、上腕部等の筋力トレーニングを効率的に行うことができない難点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開平11-216199号公報
【文献】特開平2004-255006号公報
【文献】実開平4-51965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来の筋力トレーニング器具のハンドルに上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、例えばダンベルカール時においても、握力によらずに安定に保持することができ、上腕部等の筋力トレーニングを効率的に行うことができる筋力トレーニング器具用ハンドルと、このハンドルを備えたダンベル、バーベル等の筋力トレーニング器具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、二つの支持棒と、前記支持棒を並列させた状態で連結する連結部とを備え、少なくとも一方の前記支持棒の外面に、使用者の手首の内側に当接可能な平坦面が設けられ、二つの前記支持棒同士の間隔が、使用者が掌を開いて親指以外の四指の指先を他方の前記支持棒に引っ掛けたとき、一方の前記支持棒の前記平坦面が手首の内側に当接するように設定されていることを特徴としている。
【0010】
また、本発明は、一方の前記支持棒に設けられた前記平坦面が、前記支持棒の各軸心を通る仮想平面に対し他方の前記支持棒に向かって傾斜していることを特徴としている。
【0011】
また、本発明は、前記平坦面の前記仮想平面に対する傾斜角度が15°~60°であることを特徴としている。
【0012】
また、本発明は、前記平坦面が前記支持棒の両方に設けられており、当該平坦面が互いに平行であることを特徴としている。
【0013】
また、本発明は、前記平坦面が前記支持棒の外面に当該支持棒の軸心を挟んで複数設けられていることを特徴としている。
【0014】
また、本発明は、前記筋力トレーニング器具用ハンドルを備えた筋力トレーニング器具であって、前記連結部に重り部が設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係るハンドルによれば、一方の支持棒に親指以外の四指の指先を引っ掛け、他方の支持棒の平坦面に手首の内側を当接させた状態で安定に保持することができるので、従来品のようにグリップ部を握り込むことなく各種の筋力トレーニングを行うことができ、握力に寄与する前腕筋群の早期疲労を招くことなく上腕部等の筋力トレーニングを効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本実施形態のハンドルを備えた筋力トレーニング器具の斜視図である。
図2】同筋力トレーニング器具の部分断面側面図である。
図3】同筋力トレーニング器具の使用状態を示す部分断面側面図である。
図4】本発明に係る他の実施形態のハンドルを備えた筋力トレーニング器具の平面図である。
図5】同筋力トレーニング器具の部分断面側面図である。
図6】本発明に係る更に他の実施形態のハンドルを備えた筋力トレーニング器具の平面図である。
図7】本発明に係る更に他の実施形態のハンドルを備えた筋力トレーニング器具の平面図である。
図8】本発明に係る更に他の実施形態のハンドルの平面図である。
図9】同ハンドルの部分断面側面図である。平面図である。
図10】同ハンドルの使用状態を示す部分断面側面図である。
図11】本発明に係る更に他の実施形態のハンドルを備えた筋力トレーニング器具の平面図である。
図12】同筋力トレーニング器具の部分断面側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1に示すように本実施形態の筋力トレーニング器具用ハンドル10は、二つの支持棒11・11と、これら支持棒11・11を並列させた状態で連結する二つの連結部12・12とから構成されている。そして、このハンドル10の各連結部12に重り部13が一体に設けられており、筋力トレーニング器具としてダンベル100が構成されている。
【0018】
本実施形態における連結部12及び重り部13は、全体として直方体形状を成しており、互いに対向する長方形状の対向面12a・12a間に計二本の支持棒11・11が架け渡されることによって二本の支持棒11・11が並列状態で固定されている。
【0019】
本実施形態の支持棒11は、略丸棒形状を成しており、二本の支持棒11・11が互いに平行に設けられている。そして、各支持棒11の外面には、使用者の手首の内側に当接可能な平坦面11aが設けられている。
【0020】
平坦面11aは、図2に示すように、二本の支持棒11・11の各軸心Aを通る仮想平面Pに対し、他方の支持棒11に向かって傾斜角度αだけ傾斜させて設けられている。本実施形態では、平坦面11aの仮想平面Pに対する傾斜角度αを30°としている。また、本実施形態では、二本の支持棒11・11の両方に平坦面11aが設けられており、これら平坦面11a・11aは互いに平行を成している。また、二本の支持棒11・11は、その仮想平面Pが連結部12の底面12bに対し傾斜角度βだけ傾斜させて設けられている。本実施形態では、この傾斜角度βを約11°としている。
【0021】
このハンドル10を備えたダンベル100を使用してダンベルカールを行う場合、図3に示すように、使用者の掌Hを上に向けたアンダーハンドにより、二本の支持棒11・11のうち、奥側の支持棒11Aに親指以外の四指の指先を引っ掛けると共に、手前側の支持棒11Bの平坦面11aに手首内側の手根骨部分を当接させる。親指は、奥側の支持棒11Aの平坦面11aに載せておく。そして、ダンベル100を鉛直荷重F1に抗して持ち上げ、肘を曲げ伸ばしして前腕部を繰り返し上下動させることによって、主に上腕二頭筋等の筋力トレーニングを行うのである。
【0022】
このように本実施形態のハンドル10によれば、奥側の支持棒11Aに四指を引っ掛け、手前側の支持棒11Bの平坦面11aに手首の内側を当接させた状態でダンベル100を安定に保持することができるので、従来品のようにグリップ部を握り込むことなくダンベルカール等を行うことができ、握力に寄与する前腕筋群の早期疲労を招くこともなく、上腕二頭筋等の筋力トレーニングを効率的に行うことができる。
【0023】
しかも、本実施形態のハンドル10によれば、手首の内側を平坦面11aに当接させるようにしているので、手首内側の手根骨(特に豆状骨及び舟状骨)部分を確実に当接させた状態でダンベル100の荷重を支えることができる。したがって、ダンベル荷重により手首内側の血管や神経等が圧迫される惧れもなく、上腕部等の筋力トレーニングを行うことができる。
【0024】
また、本実施形態のハンドル10は、一方の支持棒11に設けられた平坦面11aが、仮想平面Pに対し他方の支持棒11に向かって傾斜しているので、使用者の掌Hを自然に開いた状態を維持したまま、奥側の支持棒11Aに四指を引っ掛け、手前側の支持棒11Bの平坦面11aに手首内側を当接させることができ、使用者の掌Hや指等に不要な負担をかけることなく上腕部等の筋力トレーニングを行うことができる。
【0025】
なお、本実施形態では、平坦面11aの仮想平面Pに対する傾斜角度αを30°としているが、本願発明における平坦面の傾斜角度αは15°~60°の範囲で設計変更が可能である。この傾斜角度αが15°未満、或いは60°を超えると、平坦面11aの縁部が手首内側の手根骨以外の部分に当接し易くなって使用者の掌Hや手首に不要な負担をかけることになり、また、ダンベル等の筋力トレーニング器具を安定に保持することができなくなる。この傾斜角度αは、例えば支持棒11同士の間隔、各支持棒11の太さや断面形状、平坦面11aの幅等に応じて適宜、設定することができ、傾斜角度αの範囲は、好ましくは15°~60°、より好ましくは、20°~40°である。
【0026】
また、本実施形態のハンドル10は、平坦面11aが二本の支持棒11の両方に設けられており、これら平坦面11aが互いに平行を成しているので、ダンベル100を上下反転させて使用することができ、また、図3に示すように、奥側の支持棒11Aに親指以外の四指の指先を引っ掛け、手前側の支持棒11Bの平坦面11aに手首内側を当接させたとき、親指の側面を奥側の支持棒11Aの平坦面11a上に自然に添わせることができ、ダンベル100をより安定に保持することが可能となる。このことによっても、使用者の掌Hや指等に不要な負担をかけることなく上腕部等の筋力トレーニングを効率的に行うことができる。
【0027】
また、本実施形態のハンドル10は、二本の支持棒11・11が、その仮想平面Pを連結部12の底面12bに対し傾斜角度βだけ傾斜させて設けられているので、本実施形態のダンベル100が例えばテーブル上に載置されていても、ダンベル100の下方に掌Hを容易に差し入れることができ、ダンベル100を容易に保持して筋力トレーニングを行うことができる。
【0028】
以上、本実施形態のハンドル10、及びこのハンドル10を備えた筋力トレーニング器具としてのダンベル100について説明したが、本発明は他の実施形態でも実施することができる。
【0029】
例えば、図4及び図5に示すハンドル20のように、計二本の支持棒21・21のそれぞれの両端に略半環形状の連結部22・22を連結固定するようにしても良い。このハンドル20の各連結部22には重り部23が一体に設けられており、筋力トレーニング器具としてダンベル200が構成されている。
【0030】
また、このハンドル20のように、各支持棒21の軸心方向の中程部にのみ、仮想平面Pに対し角度α傾斜した平坦面21aを設けるようにしても良い。これら支持棒21、連結部22、及び重り部23の形状、材質、構造等は、ダンベル全体の重量配分、デザイン性、取扱い性等を考慮して種々の設計変更が可能である。
【0031】
また、図6に示すハンドル30のように、計二本の支持棒31・31のそれぞれに、複数の平坦面31aを設けるようにしても良い。このハンドル30は、各支持棒31の軸心方向の二箇所に、支持棒31の各軸心を通る仮想平面に対し傾斜した平坦面31aが設けられており、二本の支持棒31・31のそれぞれの両端に円盤形状の連結部32・32が連結固定されている。そして、ハンドル30の各連結部32には、重さの異なる複数の円盤形状の重り部33が着脱自在に設けられており、筋力トレーニング器具としてバーベル300が構成されている。各連結部32の外側面にはシャフト34が突設されている一方、各重り部33の中央には貫通孔が開設されており、重り部33の貫通孔にシャフト34に挿通し、公知の止め具35で重り部33を着脱自在に固定するようにしている。
【0032】
また、図7に示すハンドル40のように、計二本の支持棒41・41を、その軸心方向の中央において一つの連結部42により並列状態で連結固定するようにしても良い。このハンドル40は、各支持棒41の軸心方向の両端側に、支持棒41の各軸心を通る仮想平面に対し傾斜した平坦面41aが設けられている。そして、ハンドル40の連結部42には重り部43が一体に設けられており、筋力トレーニング器具としてダンベル400が構成されている。
【0033】
また、図8及び図9に示すハンドル50のように、計二本の支持棒51・51を、その軸心方向の両端側において二つの倒立V字形状の連結部52・52により並列状態で連結固定するようにしても良い。このハンドル50は、各支持棒51の軸心方向の中程部にのみ、仮想平面Pに対し角度α傾斜した平坦面51aが設けられている。また、これら倒立V字形状の二つの連結部52・52の頂点部間には、平板形状の取付部53が架け渡されており、この取付部53の中央には貫通孔54が開設されている。
【0034】
図10に示すように、このハンドル50の取付部53に、貫通孔54を利用して不図示のトレーニングラックの滑車Pに掛けたロープRの一端を繋ぎ、ロープRの他端側に重りWを吊り下げるようにすれば、使用者は、上述した各実施形態のハンドルと同様に、握力によらずにハンドル50を保持して横向き荷重F2に抗した筋力トレーニングを効率的に行うことができる。勿論、このハンドル50の取付部53に直接、重りWを吊り下げ、垂直荷重に抗した筋力トレーニングを行うことも可能である。
【0035】
また、図11及び図12に示すハンドル60のように、支持棒61の外面に、その支持棒61の軸心Aを挟んで複数の平坦面61aを設けるようにしても良い。このハンドル60は、計二本の支持棒61・61のそれぞれの外面に、支持棒61の各軸心Aを通る仮想平面Pに対し角度α傾斜した二つの平坦面61aが、この仮想平面Pについて面対称に設けられている。そして、これら支持棒61・61が連結部62・62により並列状態で連結され、各連結部62に重り部63が一体に設けられ、筋力トレーニング器具としてダンベル600が構成されている。このハンドル60によれば、ダンベル600を上下左右に反転させても、そのままダンベル600の下方に掌を差し入れて保持することができ、使い勝手をより向上させることができる。
【0036】
本発明は、その他、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施してもよく、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
【符号の説明】
【0037】
10、20、30、40、50、60 ハンドル
11、21、31、41、51、61 支持棒
11a、21a、31a、41a、51a、61a 平坦面
12、22、32、42、52、62 連結部
13、23、33、43、63 重り部
100、200、300、400、600 筋力トレーニング器具
A(支持棒の)軸心
P(支持棒の各軸心を通る)仮想平面
α(平坦面の仮想平面に対する)傾斜角度
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12