IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ イ ヨン グンの特許一覧 ▶ イ ド ヒョンの特許一覧

<>
  • 特許-扇形結束機用テーピング装置 図1
  • 特許-扇形結束機用テーピング装置 図2
  • 特許-扇形結束機用テーピング装置 図3
  • 特許-扇形結束機用テーピング装置 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-21
(45)【発行日】2023-03-02
(54)【発明の名称】扇形結束機用テーピング装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 51/08 20060101AFI20230222BHJP
   B65B 51/09 20060101ALI20230222BHJP
   B65B 7/02 20060101ALI20230222BHJP
【FI】
B65B51/08 A
B65B51/09 B
B65B7/02 Z
【請求項の数】 2
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021213231
(22)【出願日】2021-12-27
(65)【公開番号】P2022106670
(43)【公開日】2022-07-20
【審査請求日】2022-05-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0000122
(32)【優先日】2021-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】521568834
【氏名又は名称】イ ヨン グン
(73)【特許権者】
【識別番号】521568845
【氏名又は名称】イ ド ヒョン
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ ヨン グン
(72)【発明者】
【氏名】イ ド ヒョン
【審査官】西塚 祐斗
(56)【参考文献】
【文献】実開昭55-018445(JP,U)
【文献】韓国登録特許第10-1254880(KR,B1)
【文献】特開2006-151443(JP,A)
【文献】登録実用新案第3054218(JP,U)
【文献】米国特許第04721545(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 51/08
B65B 51/09
B65B 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装対象物がその内部に盛られた包装封筒の入口部分を扇形で結束する扇形結束機に適用され、扇形で変形された前記包装封筒の入口部分にテープを巻き付けるテーピング(taping)を遂行することができるものとして、
前記包装封筒の入口部分が置かれるフレーム部材と、
前記包装封筒の入口部分に巻き付ける前記テープを構成する第1テープを連続的に供給する第1シャッター部材と、
前記包装封筒の入口部分に巻かれる前記テープを構成する第2テープを連続的に供給する第2シャッター部材と、
前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを通過しながら前記包装封筒の入口部分に巻き付けながらお互いに付着された前記第1テープと前記第2テープの所定点を切断する刃部材と、
前記包装封筒の入口部分が通過される封筒通過孔が垂直で形成され、前記フレーム部材に対して昇降することができる昇降部材と、を含み、
前記第1シャッター部材は前記封筒通過孔を開閉させることができるように前記昇降部材に回動可能に連結され、
前記第2シャッター部材は前記第1シャッター部材と連動して前記封筒通過孔を開閉させることができるように、前記昇降部材に回動可能に連結され、
前記第1テープと前記第2テープの各末端部がお互いに付着された状態になるように前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とがお互いにかみ合って前記封筒通過孔を閉めた状態で、前記包装封筒の入口部分が前記フレーム部材に置かれて、前記昇降部材が上昇すると、前記昇降部材の上昇によって前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を通過しながら、前記包装封筒の入口部分が前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを押して前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とが回動しながら前記封筒通過孔が開放され、
前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とが回動しながら前記封筒通過孔が開放され、前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を通過する間、前記第1テープと前記第2テープとの各末端部がお互いに付着された状態で前記第1テープと前記第2テープとが前記包装封筒の入口部分の各側面を囲むようになって、
前記包装封筒の入口部分が前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを通過完了すると、前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とがそれぞれ元の位置になりながらお互いにかみ合い、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分を囲んだ部分の相対的な上部がお互いに付着した状態になって、前記包装封筒の入口部分が前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれて、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の下部と上部とに該当される各部分がお互いに付着した状態になって、
前記昇降部材の連続的な上昇によって前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を連続的に通過しながら、前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれた前記包装封筒の入口部分が前記刃部材を押すと、前記刃部材が回動しながら前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の上部に該当される部分を切断して、前記包装封筒の入口部分が前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれた状態で付着され、
前記第1シャッター部材は、
前記封筒通過孔に沿って所定の長さで形成される第1シャッター胴体と、
前記第1シャッター胴体の上部を前記昇降部材に回転可能に連結する第1シャッター回転軸と、
前記第1シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、その上端に沿って前記第1テープが案内される第1テープ加圧体と、
前記第1シャッター胴体に連結され、前記第1テープ加圧体側に前記第1テープを案内する第1シャッター側テープ供給ローラーと、
前記第1シャッター胴体の下部から前記第1テープ加圧体の延長方向と異なる方向に延長され、前記昇降部材に一方の端部が連結された第1シャッター弾性体の他方の端部が連結される第1シャッター延長体とを含み、
前記第2シャッター部材は、
前記封筒通過孔に沿って前記第1シャッター胴体と並んで配列されることができるように所定の長さで形成される第2シャッター胴体と、
前記第2シャッター胴体の上部を前記昇降部材に回転可能に連結する第2シャッター回転軸と、
前記第2シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、その上端に沿って前記第2テープが案内される第2テープ加圧体と、
前記第2シャッター胴体に連結され、前記第2テープ加圧体側に前記第2テープを案内する第2シャッター側テープ供給ローラーと、
前記第2シャッター胴体の下部から前記第2テープ加圧体の延長方向と異なる方向に延長され、前記昇降部材に一方の端部が連結された第2シャッター弾性体の他方の端部が連結される第2シャッター延長体とを含み、
前記第1テープ加圧体は、前記第1シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、前記封筒通過孔の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、前記第1テープ加圧体の上端に沿って前記第1テープの外面が接した状態で前記第1テープが案内され、
前記第2テープ加圧体は前記第2シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、前記封筒通過孔の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、その上端に沿って前記第2テープの外面が接した状態で前記第2テープが案内され、
前記第1シャッター胴体と前記第2シャッター胴体が前記封筒通過孔の各側面部に沿ってお互いに並んで配列されると、前記第1テープ加圧体と前記第2テープ加圧体とがお互いに接触することで、前記第1テープと前記第2テープとの各末端部の各接着面がお互いに接着するように前記第1テープ加圧体と前記第2テープ加圧体とによって前記第1テープと前記第2テープとが加圧され、
前記刃部材が前記第1テープ加圧体の下側空間に配置されることを特徴とする扇形結束機用テーピング装置。
【請求項2】
前記扇形結束機用テーピング装置は、
前記刃部材が前記第1テープと前記第2テープとの所定点を切断する時前記刃部材の所定部分が収容することができる刃収容部材と、をさらに含み、
前記刃部材は、
前記第1テープ加圧体の下側空間に配置される刃胴体と、
前記刃胴体を前記昇降部材に回転可能に連結する刃回転軸と、
前記刃胴体の上部で前記封筒通過孔側に突き出され、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の上部に該当される部分を切断することができる切断刃と、
前記刃胴体が前記刃回転軸を中心に回転することができるように、前記刃胴体の下部で前記封筒通過孔の内部に延長され、前記封筒通過孔に沿って移動される前記包装封筒の入口部分によって加圧する刃側被加圧体とを含み、
前記刃収容部材は、
前記第2テープ加圧体の下側空間に配置される刃収容胴体と、
前記刃収容胴体を前記昇降部材に回転可能に連結する刃収容回転軸と、
前記刃収容胴体の上部に所定の深さで陷沒された形態で形成され、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の上部に該当される部分を切断した前記切断刃が収容されることができる刃収容孔と、
前記刃収容胴体が前記刃収容回転軸を中心に回転することができるように、前記刃収容胴体の下部で前記封筒通過孔の内部に延長され、前記封筒通過孔に沿って移動する前記包装封筒の入口部分によって加圧する刃収容側被加圧体とを含むことを特徴とする請求項1に記載の扇形結束機用テーピング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、扇形結束機用テーピング装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
扇形結束機は食品など包装対象物がその内部に盛られた包装封筒の開放された入口部分を扇形で結束する結束機であり、このような扇形結束機の例として提示できるものが以下に示す特許文献1に開示された図10である。
特許文献1で提示された扇形結束機は、包装封筒の開放された入口部分を結束するために、上記の特許文献1の図10で開示されたように、複数回に折り畳まれた畳み板に挟まれたレールバーが上下に形成された折り畳み装置10によって、包装封筒の開放された入口部分が扇形に折られて、前述のように包装封筒の開放された入口部分が扇形に折り畳まれた状態で、テーピング装置60が包装封筒の扇形に折り畳まれた入口部分をテーピングを巻いて固定させる。
しかし、上述のような従来の扇形結束機では、ヒンジによって連結された作動間が固定間に向けて回動するか、または作動間が固定間に向けて水平方向に直進する回動を行わなければならないという複雑な作動構造によってのみ、包装封筒がテーピングされることができ、それによって扇形結束機の使用時間が累積し、作動間が固定間とずれるなどの故障が頻繁に起こるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】韓国登録特許第10-1254880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、故障率を減少させるようにその作動構造が簡明になることができる扇形結束機用テーピング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面による扇形結束機用テーピング装置は、包装対象物がその内部に盛られた包装封筒の入口部分を扇形に結束する扇形結束機に適用でき、扇形に変形された前記包装封筒の入口部分にテープを巻き付けるテーピング(taping)を遂行することができるものであり、
前記包装封筒の入口部分が置かれるフレーム部材と、前記包装封筒の入口部分に巻かれる前記テープを構成する第1テープを連続的に供給する第1シャッター部材と、前記包装封筒の入口部分に巻かれる前記テープを構成する第2テープを連続的に供給する第2シャッター部材と、前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材を通過しながら前記包装封筒の入口部分に巻きつけられてお互いに付着された前記第1テープと前記第2テープの所定点を切断する刃部材と、及び前記包装封筒の入口部分が通過する封筒通過孔が垂直に形成され、前記フレーム部材に対して昇降することができる昇降部材と、を含み、
前記第1シャッター部材は、前記封筒通過孔を開閉することができるように前記昇降部材に回動可能に連結され、前記第2シャッター部材は、前記第1シャッター部材と連動して前記封筒通過孔を開閉することができるように、前記昇降部材に回動可能に連結され、前記第1テープと前記第2テープの各末端部がお互いに付着された状態になるように前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とがお互いにかみ合って前記封筒通過孔を閉じた状態で、前記包装封筒の入口部分が前記フレーム部材に置かれて、前記昇降部材が上昇すると、前記昇降部材の上昇によって前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を通過するにつれて、前記包装封筒の入口部分が前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを押して前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを回動させて前記封筒通過孔が開放され、前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを回動させて前記封筒通過孔が開放され、前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を通過する間、前記第1テープと前記第2テープとの各末端部がお互いに取り付けられた状態で前記第1テープと前記第2テープとが前記包装封筒の入口部分の各側面を囲み、前記包装封筒の入口部分が前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とを通過完了すると、前記第1シャッター部材と前記第2シャッター部材とがそれぞれ元の位置になりながらお互いにかみ合うようになり、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分を囲んだ部分の相対的な上部がお互いに付着した状態になって、前記包装封筒の入口部分は前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれて、前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の下部と上部に該当される各部分がお互いに貼り付けられた状態となって、前記昇降部材の連続的な上昇に伴って、前記包装封筒の入口部分が前記封筒通過孔を連続的に通過しながら、前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれた前記包装封筒の入口部分が前記刃部材を押すと、前記刃部材が回動して前記第1テープと前記第2テープのうちで前記包装封筒の入口部分の上部に該当する部分を切断するようになって、前記包装封筒の入口部分が前記第1テープと前記第2テープとによって全体的に囲まれた状態で付着され、
前記第1シャッター部材は、前記封筒通過孔に沿って所定の長さに形成される第1シャッター胴体と、前記第1シャッター胴体の上部を前記昇降部材に回転可能に連結する第1シャッター回転軸と、前記第1シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、その上端に沿って前記第1テープが案内される第1テープ加圧体と、前記第1シャッター胴体に連結され、前記第1テープ加圧体側に前記第1テープを案内する第1シャッター側テープ供給ローラーと、前記第1シャッター胴体の下部から前記第1テープ加圧体の延長方向と異なる方向に延長され、前記昇降部材に一方の端部が連結された第1シャッター弾性体の他方の端部が連結される第1シャッター延長体とを含み、
前記第2シャッター部材は、前記封筒通過孔に沿って前記第1シャッター胴体と並んで配列されることができるように所定の長さに形成される第2シャッター胴体と、前記第2シャッター胴体の上部を前記昇降部材に回転可能に連結する第2シャッター回転軸と、前記第2シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、その上端に沿って前記第2テープが案内される第2テープ加圧体と、前記第2シャッター胴体に連結され、前記第2テープ加圧体側に前記第2テープを案内する第2シャッター側テープ供給ローラーと、前記第2シャッター胴体の下部から前記第2テープ加圧体の延長方向と異なる方向に延長され、前記昇降部材に一方の端部が連結された第2シャッター弾性体の他方の端部が連結される第2シャッター延長体とを含み、
前記第1テープ加圧体は、前記第1シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、前記封筒通過孔の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、前記第1テープ加圧体の上端に沿って前記第1テープの外面が接した状態で前記第1テープが案内され、前記第2テープ加圧体は前記第2シャッター胴体の下部から前記封筒通過孔側に延長され、前記封筒通過孔の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、その上端に沿って前記第2テープの外面が接した状態で前記第2テープが案内され、前記第1シャッター胴体と前記第2シャッター胴体が前記封筒通過孔の各側面部に沿ってお互いに並んで配列されると、前記第1テープ加圧体と前記第2テープ加圧体がお互いに接触することで、前記第1テープと前記第2テープの各末端部の各接着面がお互いに接着するように前記第1テープ加圧体と前記第2テープ加圧体によって前記第1テープと前記第2テープとが加圧され、
前記刃部材は、前記第1テープ加圧体の下側空間に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の扇形結束機用テーピング装置は、前記扇形結束機用テーピング装置がフレーム部材と、昇降部材と、第1シャッター部材と、第2シャッター部材と、刃部材とを含むことによって、前記昇降部材がそのまま上昇する動作のみでも包装封筒の入口部分にテーピングが完了することができ、前記扇形結束機用テーピング装置の故障率が減少するようにその作動構造が簡明になることができるだけではなく、前記包装封筒の入口部分の開放が簡便になる構造で前記包装封筒の入口部分がテーピングされることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の一実施例による扇形結束機用テーピング装置を示す正面図である。
図2図1に示されたA部分に対する拡大図である。
図3図2に示された部分で包装封筒の入口部分が通過すると第1シャッター部材及び第2シャッター部材が開いた状態を示す図面である。
図4図3に示された部分で包装封筒の入口部分が通過すると刃部材及び刃収容部材が作動する状態を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下では、図面を参照して本発明の一実施例による扇形結束機用テーピング装置に対して説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施例による扇形結束機用テーピング装置を示す正面図であり、図2図1に示されたA部分に対する拡大図であり、図3図2に示された部分で包装封筒の入口部分が通過すると第1シャッター部材及び第2シャッター部材が開いた状態を示す図面であり、図4図3に示された部分で包装封筒の入口部分が通過すると刃部材及び刃収容部材が作動する状態を示す図面である。
【0010】
図1乃至図4示すとおり、本実施例による扇形結束機用テーピング装置100は、扇形結束機に適用され、テーピング(taping)を遂行することができ、フレーム部材110と、第1シャッター部材140と、第2シャッター部材150と、刃部材160とを含む。
前記扇形結束機用テーピング装置100は、昇降部材130と、刃収容部材170とをさらに含むことができる。
前記扇形結束機は食品などの包装対象体がその内部に盛られた包装封筒の入口部分10を扇形で結束するものである。
ここで、前記テーピングとは、前記扇形結束機を構成しながら前記包装封筒の入口部分10を扇形に折り畳む構成である扇形形成部材101、102によって扇形に折リ畳まれた前記包装封筒の入口部分10にテープ115、116を巻き付け、前記テープ115、116のうちで前記包装封筒の入口部分10に巻き付けられた部分を前記テープ115、116の他の部分と切断することを言う。
前記扇形形成部材101、102は、前記フレーム部材110の上部から水平方向にお互いに近接するように移動しながら前記包装封筒の入口部分10を扇形に折り畳む。
【0011】
前記テープ115、116は、前記第1シャッター部材140を通じて供給される第1テープ115と、前記第2シャッター部材150を通じて供給される第2テープ116とで構成され、前記第1テープ115と前記第2テープ116との各一面に接着成分が塗布されていて、前記第1テープ115と前記第2テープ116との接着成分が塗布された各面がお互いに付着することができる。
以下では、前記第1テープ115と前記第2テープ116とで、接着成分が塗布された各面は接着面で、接着成分が塗布されない各面は外面と称される。
前記第1テープ115と前記第2テープ116とは、各テープ供給ローラー(図示せず)からあらかじめ離れた状態で供給されるものであり、前記包装封筒の入口部分10に対する接着時にその束縛抵抗を緩和できるようになる。
前記フレーム部材110は、その上部に前記包装封筒の入口部分10が置かれる。
【0012】
前記昇降部材130は、その中央部に沿って前記包装封筒の入口部分10が通過する封筒通過孔131が垂直に形成され、前記フレーム部材110に対して昇降することができるものであり、所定面積の平らなプレート形態で形成され、前記第1シャッター部材140、前記第2シャッター部材150、前記刃部材160及び前記刃収容部材170を連結することができる。
前記昇降部材130の中央部には前記封筒通過孔131に沿って移動しながらテーピングされた前記包装封筒の入口部分10が収容することができる封筒入口収容孔132が形成される。
【0013】
前記フレーム部材110には油空圧シリンダーなどの昇降手段(図示せず)が設置され、前記昇降手段のピストンが前記昇降部材130に連結されることで、前記昇降部材130が前記フレーム部材110に対して上下方向に昇降することができる。
ここで、前記昇降部材130の適用は選択的なものであり、前記昇降部材130の適用なしに前記第1シャッター部材140及び前記第2シャッター部材150が前記フレーム部材110に固定された形態で形成され、作業者の手作業などによって前記第1シャッター部材140及び前記第2シャッター部材150との間で前記包装封筒の入口部分10が水平または垂直で通過すると前記包装封筒の入口部分10に前記第1テープ115と前記第2テープ116が巻き付くこともある。
【0014】
前記第1シャッター部材140は、前記封筒通過孔131を開閉させることができるように前記昇降部材130の上部に回動可能に連結され、前記包装封筒の入口部分10に巻き付ける前記テープを構成する前記第1テープ115を連続的に供給する。
前記第2シャッター部材150は、前記第1シャッター部材140と連動して前記封筒通過孔131を開閉することができるように、前記昇降部材130の上部に回動可能に連結され、前記包装封筒の入口部分10に巻き付ける前記テープを構成する前記第2テープ116を連続的に供給する。
【0015】
前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とは、前記封筒通過孔131を基準にお互いに対称となる形態で配置される。
より詳細には、前記第1シャッター部材140は、第1シャッター胴体141と、第1シャッター回転軸142と、第1テープ加圧体143と、第1シャッター側テープ供給ローラー144と、第1シャッター延長体145とを含む。
前記第1シャッター胴体141は、前記封筒通過孔131の一側面部に沿って所定の長さで形成する。
前記第1シャッター回転軸142は、前記第1シャッター胴体141の上部を前記昇降部材130に回転可能に連結する。
【0016】
前記第1テープ加圧体143は、前記第1シャッター胴体141の下部から前記封筒通過孔131側に延長され、前記封筒通過孔131の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、その上端に沿って前記第1テープ115の外面が接した状態で前記第1テープ115を案内する。
前記第1シャッター側テープ供給ローラー144は、前記第1シャッター胴体141の下部に連結され、前記第1テープ加圧体143側に前記第1テープ115を案内する。
【0017】
前記第1シャッター延長体145は、前記第1シャッター胴体141の下部から前記第1テープ加圧体143の延長方向とは異なる方向、例えば、反対方向に延長され、前記昇降部材130に一方の端部が連結された第1シャッター弾性体180の他方の端部が連結される。
【0018】
前記第1シャッター弾性体180は、引張スプリングなど弾性を提供することができ、前記第1シャッター弾性体180の一方の端部が前記昇降部材130に連結され、前記第1シャッター弾性体180の他方の端部が前記第1シャッター延長体145の末端部に連結されることで、前記第1シャッター部材140が回転すると前記第1シャッター弾性体180が引張られながら復元力を蓄積し、前記第1シャッター弾性体180の復元力によって前記第1シャッター部材140を元の姿勢に復元することができる
【0019】
図面番号120は、前記昇降部材130に回転可能に連結される第1テープ供給ローラーであり、前記第1テープ供給ローラー120は外部から供給される前記第1テープ115を前記第1シャッター側テープ供給ローラー144側に供給する。
前記第1テープ供給ローラー120の回転軸には、逆回転防止クラッチなどの逆回転防止手段が形成され、前記第1テープ供給ローラー120は、前記第1テープ115が前記第1シャッター側テープ供給ローラー144側に供給される方向にのみ回転する。
【0020】
図面番号111は、前記昇降部材130から突出し、前記第1シャッター胴体141が前記封筒通過孔131の一側面部に沿って並んで配置された時に、前記第1シャッター延長体145が係止される第1シャッター延長係止体である。
前記第2シャッター部材150は、第2シャッター胴体151と、第2シャッター回転軸152と、第2テープ加圧体153と、第2シャッター側テープ供給ローラー154と、第2シャッター延長体155とを含む。
前記第2シャッター胴体151は、前記封筒通過孔131の他側面部に沿って前記第1シャッター胴体141と並んで配列することができるように所定の長さで形成する。
前記第2シャッター回転軸152は、前記第2シャッター胴体151の上部を前記昇降部材130に回転可能に連結する。
【0021】
前記第2テープ加圧体153は、前記第2シャッター胴体151の下部から前記封筒通過孔131側に延長され、前記封筒通過孔131の内部に向けて徐々に下向きの傾斜面で形成され、その上端に沿って前記第2テープ116の外面が接した状態で前記第2テープ116が案内される。
前記第2シャッター側テープ供給ローラー154は、前記第2シャッター胴体151の下部に連結され、前記第2テープ加圧体153側に前記第2テープ116を案内する。
【0022】
前記第2シャッター延長体155は、前記第2シャッター胴体151の下部から前記第2テープ加圧体153の延長方向と異なる方向、例えば、反対方向に延長され、前記昇降部材130に一方の端部が連結された第2シャッター弾性体181の他方の端部が連結される。
【0023】
前記第2シャッター弾性体181は、引張スプリングなど弾性を提供することができ、前記第2シャッター弾性体181の一方の端部が前記昇降部材130に連結され、前記第2シャッター弾性体181の他方の端部が前記第2シャッター延長体155の末端に連結されることで、前記第2シャッター部材150が回転する時に前記第2シャッター弾性体181が引張られながら復元力を蓄積し、前記第2シャッター弾性体181の復元力によって前記第2シャッター部材150を元の姿勢に復元することができる。
【0024】
図面番号121は、前記昇降部材130に回転可能に連結される第2テープ供給ローラーであり、前記第2テープ供給ローラー121は外部から供給される前記第2テープ116を前記第2シャッター側テープ供給ローラー154側に供給する。前記第2テープ供給ローラー121の回転軸には逆回転防止クラッチなどの逆回転防止手段が形成され、前記第2テープ供給ローラー121は、前記第2テープ116が前記第2シャッター側テープ供給ローラー154側に供給する方向のみに回転する。
図面番号112は、前記昇降部材130から突き出し、前記第2シャッター胴体151が前記封筒通過孔131の他の側面部に沿って並んで配置された時に、前記第2シャッター延長体155が係止される第2シャッター延長係止体である。
【0025】
前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150は、前記包装封筒の入口部分10によって押さえられず、前記第1シャッター胴体141と前記第2シャッター胴体151とが前記封筒通過孔131の各側面部に沿ってお互いに並んで配列されると、前記第1テープ加圧体143と前記第2テープ加圧体153とがお互いに接触することで、前記第1テープ115と前記第2テープ116との各末端部の各接着面がお互いに接着するように、前記第1テープ加圧体143と前記第2テープ加圧体153とによって前記第1テープ115と前記第2テープ116とが加圧され、このような状態は図2に示すように、前記第1テープ115と前記第2テープ116との各末端部がお互いに付着した状態になるように前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とがお互いにかみ合って前記封筒通過孔131を閉めた状態になる。
この時、前記第1シャッター弾性体180と前記第2シャッター弾性体181とは、復元力が蓄積されなくて元の形態に復元された状態であり、前記第1シャッター延長体145と前記第2シャッター延長体155とはそれぞれ前記第1シャッター延長係止体111と前記第2シャッター延長係止体112とに係止された状態になる。
【0026】
前記刃部材160は、前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とを通過しながら前記包装封筒の入口部分10に巻き付けられて、お互いに付着した前記第1テープ115と前記第2テープ116との所定点を切断することで、刃胴体161と、刃回転軸162と、切断刃163と、刃側被加圧体164とを含む。
前記刃胴体161は、前記第1テープ加圧体143の下側空間に配置される。
前記刃回転軸162は、前記刃胴体161を前記昇降部材130に回転可能に連結する。
前記切断刃163は、前記刃胴体161の上部で前記封筒通過孔131側に突き出して、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10の上部に該当される部分を切断することができる。前記刃側被加圧体164は、前記刃胴体161が前記刃回転軸162を中心に回転することができるように、前記刃胴体161の下部で前記封筒通過孔131の内部に延長され、前記封筒通過孔131に沿って移動する前記包装封筒の入口部分10によって加圧される。
前記刃胴体161の外側部には刃弾性体185が連結される。
前記刃弾性体185は、引張スプリングなど弾性を提供することができ、前記刃弾性体185の一方の端部が前記昇降部材130に連結され、前記刃弾性体185の他方の端部が前記刃胴体161の外側部に連結されることで、前記刃胴体161が回転する時前記刃弾性体185が引張られながら復元力を蓄積し、前記刃弾性体185の復元力によって前記刃胴体161が元の姿勢に復元することができる。
【0027】
前記刃収容部材170は、前記刃部材160が前記第1テープ115と前記第2テープ116との所定点を切断すると、前記刃部材160の前記切断刃163を収容することができ、刃収容胴体171と、刃収容回転軸172と、刃収容孔173と、刃収容側被加圧体174とを含む。
前記刃収容胴体171は、前記第2テープ加圧体153の下側空間に配置される。
前記刃収容回転軸172は、前記刃収容胴体171を前記昇降部材130に回転可能に連結する。
前記刃収容孔173は、前記刃収容胴体171の上部に所定深さで陷沒された形態で形成され、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10の上部に該当される部分を切断した前記切断刃163を収容することができる。
前記刃収容側被加圧体174は、前記刃収容胴体171が前記刃収容回転軸172を中心に回転することができるように、前記刃収容胴体171の下部で前記封筒通過孔131の内部に延長され、前記封筒通過孔131に沿って移動する前記包装封筒の入口部分10によって加圧する。
【0028】
前記刃収容胴体171の外側部には刃収容弾性体186が連結される。
前記刃収容弾性体186は、引張スプリングなど弾性を提供することができることで、前記刃収容弾性体186の一方の端部が前記昇降部材130に連結され、前記刃収容弾性体186の他方の端部が前記刃収容胴体171の外側部に連結されることで、前記刃収容胴体171が回転すると、前記刃収容弾性体186が引張られながら復元力を蓄積し、前記刃収容弾性体186の復元力によって前記刃収容胴体171が元の姿勢に復元するができる。
【0029】
前記刃部材160と前記刃収容部材170とが前記包装封筒の入口部分10によって押されない時には、図2に示すように、前記切断刃163と前記刃収容孔173が前記封筒通過孔131を脱して前記封筒通過孔131の各外側部に当たるようになって、前記刃側被加圧体164と前記刃収容側被加圧体174とが前記封筒通過孔131の内部に突き出した状態になる。
この時、前記刃弾性体185と前記刃収容弾性体186とは、復元力が蓄積されなくて元の形態に復元された状態である。
【0030】
以下では、図面を参照して本実施例による扇形結束機用テーピング装置100の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、前記包装封筒の入口部分10が通過しない状態では、前記第1テープ115と前記第2テープ116との各末端部がお互いに付着された状態になるように、前記第1シャッター部材140の前記第1テープ加圧体143と前記第2シャッター部材150の前記第2テープ加圧体153とがお互いにかみ合って前記封筒通過孔131を閉めた状態になる。
【0031】
このような状態では、前記包装封筒の入口部分10が前記フレーム部材110に置かれて、前記扇形形成部材101、102がお互いに相対的に近接しながら前記包装封筒の入口部分10が扇形に折り畳まれ、このような状態で前記昇降部材130が上昇すると、図3に示すように、前記昇降部材130の上昇によって前記包装封筒の入口部分10が前記封筒通過孔131を通過するにつれて、前記包装封筒の入口部分10が前記第1シャッター部材140の前記第1テープ加圧体143と前記第2シャッター部材150の前記第2テープ加圧体153とを押して、それによって前記第1シャッター胴体141と前記第2シャッター胴体151とがそれぞれ前記第1シャッター回転軸142と前記第2シャッター回転軸152とを中心に回転しながら、前記第1テープ加圧体143と前記第2テープ加圧体153との間がお互いに離れて、それによって前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とが回動しながら前記封筒通過孔131が開放される。
前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150が回動しながら前記封筒通過孔131が開放され、前記包装封筒の入口部分10が前記封筒通過孔131を通過する間に、前記第1テープ115と前記第2テープ116の各末端部の各接着面がお互いに付着された状態で前記第1テープ115と前記第2テープ116が前記包装封筒の入口部分10の各側面を囲むようになる。
この時、前記第1シャッター弾性体180と前記第2シャッター弾性体181がそれぞれ復元力を蓄積しながら引張られる。
【0032】
前記包装封筒の入口部分10が前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とを通過完了すると、図4に示すように、前記第1シャッター弾性体180と前記第2シャッター弾性体181との各復元力によって前記第1シャッター部材140と前記第2シャッター部材150とがそれぞれ元の位置になるように回転しながら前記第1テープ加圧体143と前記第2テープ加圧体153とがお互いに再びかみ合うようになって、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10を囲んだ部分の相対的な上部がお互いに付着した状態になって、前記包装封筒の入口部分10は、前記第1テープ115と前記第2テープ116とによって全体的に囲まれて、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10の下部と上部に該当する各部分がお互いに付着した状態になる。
【0033】
このような状態で、前記昇降部材130の持続的な上昇によって前記包装封筒の入口部分10が前記封筒通過孔131を連続的に通過しながら、図4に示めすように、前記第1テープ115と前記第2テープ116とによって全体的に囲まれた前記包装封筒の入口部分10が前記刃部材160の前記刃側被加圧体164と前記刃収容部材170の前記刃収容側被加圧体174とを押せば、前記刃部材160の前記刃胴体161と前記刃収容部材170の前記刃収容胴体171とがそれぞれ前記刃回転軸162と前記刃収容回転軸172とを中心に回転しながら、前記切断刃163と前記刃収容孔173とが前記封筒通過孔131側に引入され、それによって前記切断刃163が前記刃収容孔173に収容されながら、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10の上部に該当される部分を前記切断刃163が切断することで、前記包装封筒の入口部分10が前記第1テープ115と前記第2テープ116とによって全体的に囲まれた状態に付着される。
この時、前記刃弾性体185と前記刃収容弾性体186とは、それぞれ復元力を蓄積しながら引張られる。
【0034】
ここで、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10を囲んだ部分は、テーピングが完了されて前記第1テープ115と前記第2テープ116との残り部分とは分離され、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10を囲んだ部分の上部と下部がそれぞれお互いに付着された構造になって、それによって使用者が前記包装封筒の入口部分10を開放しようとする場合には、外力を加えて前記包装封筒の入口部分10を繰り上げるだけで、前記第1テープ115と前記第2テープ116のうちで前記包装封筒の入口部分10を囲んだ部分のお互いに付着された状態の上部と下部とがお互いに分離することで、前記包装封筒の入口部分10の開放が簡便になされることができる。
【0035】
このような状態で、前記昇降部材130の連続的な上昇によってテーピングが完了された前記包装封筒の入口部分10は、前記封筒入口収容孔132に収容され、前記刃弾性体185と前記刃収容弾性体186との各復元力によって前記切断刃163と前記刃収容孔173が前記封筒通過孔131から離脱されるように前記刃胴体161と前記刃収容胴体171が回転しながら元の姿勢に復元される。
【0036】
前記のように、前記扇形結束機用テーピング装置100が前記フレーム部材110と、前記昇降部材130と、前記第1シャッター部材140と、前記第2シャッター部材150と、前記刃部材160とを含むことによって、前記昇降部材130がそのまま上昇される動作だけでも前記包装封筒の入口部分10にテーピングが完了されることができ、前記扇形結束機用テーピング装置100の故障率が減少するようにその作動構造が簡明になることができるだけではなく、前記包装封筒の入口部分10の開放が簡便になる構造で前記包装封筒の入口部分10がテーピングされることができる。
【0037】
上述で本発明は、特定の実施例に関して説明されたが、当業界で通常の知識を有した者なら、以下の特許請求範囲に記載された本発明の思想及び領域を脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できる。ところが、このような修正及び変形構造らはすべて本発明の権利範囲内に含まれるものであることを明らかにしておくものである。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明の一側面による扇形結束機用テーピング装置は、故障率が減少するようにその作動構造を簡明にすることができるので、その産業上の利用可能性が高いと言える。
【符号の説明】
【0039】
100 扇形結束機用テーピング装置
110 フレーム部材
130 昇降部材
140 第1シャッター部材
150 第2シャッター部材
160 刃部材
170 刃収容部材
図1
図2
図3
図4