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特許7267754生体情報モニタおよび生体情報測定システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-04-24
(45)【発行日】2023-05-02
(54)【発明の名称】生体情報モニタおよび生体情報測定システム
(51)【国際特許分類】
   A61B 8/14 20060101AFI20230425BHJP
【FI】
A61B8/14
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019008780
(22)【出願日】2019-01-22
(65)【公開番号】P2020116055
(43)【公開日】2020-08-06
【審査請求日】2021-11-17
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000230962
【氏名又は名称】日本光電工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000383
【氏名又は名称】弁理士法人エビス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大浦 光宏
(72)【発明者】
【氏名】熊谷 壮祐
(72)【発明者】
【氏名】松沢 航
(72)【発明者】
【氏名】安丸 信行
(72)【発明者】
【氏名】永瀬 和哉
(72)【発明者】
【氏名】鳥飼 浩
(72)【発明者】
【氏名】福島 直樹
【審査官】最首 祐樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-104534(JP,A)
【文献】特開2018-158273(JP,A)
【文献】特開平11-332865(JP,A)
【文献】特開2012-016508(JP,A)
【文献】特開昭58-049137(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 8/00-8/15
A61B 5/00-5/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験者の生体信号を基にしたバイタルサインと、前記被験者に送受信された超音波を基にした超音波画像とを取得する生体情報モニタであって、
複数の表示部に接続可能に構成され、少なくとも1つの表示部に前記バイタルサインを含む情報を表示し、少なくとも1つの表示部に前記超音波画像を表示するように前記複数の表示部を制御する表示制御部を備え、
前記表示制御部に制御規則を設定することにより、前記制御規則に従って前記複数の表示部の各々に前記バイタルサインと前記超音波画像の一方或いは両方を表示し、
前記制御規則は、前記バイタルサインが急激に悪化するイベントが生じたとき、前記イベントに対応するバイタルサインを全ての前記表示部に表示させるように表示内容を変更するものであることを特徴とする体情報モニタ。
【請求項2】
被験者の生体信号を基にしたバイタルサインと、前記被験者に送受信された超音波を基にした超音波画像とを取得する生体情報モニタであって、
複数の表示部に接続可能に構成され、少なくとも1つの表示部に前記バイタルサインを含む情報を表示し、少なくとも1つの表示部に前記超音波画像を表示するように前記複数の表示部を制御する表示制御部を備え、
前記表示制御部に制御規則を設定することにより、前記制御規則に従って前記複数の表示部の各々に前記バイタルサインと前記超音波画像の一方或いは両方を表示し、
前記表示部は、画面が大きい表示部と、前記画面が大きい表示部よりも画面が小さい、画面が小さい表示部であり、
前記制御規則は、画面が大きい表示部に前記バイタルサインが表示されると共に画面が小さい表示部に前記超音波画像が表示されていた場合に、前記超音波画像が部分的に変化するイベントが生じると、前記イベントに対応する前記超音波画像が大きい画面に表示されるように、前記画面が大きい表示部と前記画面が小さい表示部に表示される情報を入れ換えるものであることを特徴とする体情報モニタ。
【請求項3】
前記超音波画像の基となる超音波エコーの受信信号または前記超音波画像を取得する超音波測定装置と、
請求項1または2に記載の生体情報モニタと、
を備える生体情報測定システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、バイタルサインと超音波画像を取得する生体情報モニタおよび生体情報測定システムに関する。
【背景技術】
【0002】
被験者のバイタルサインを表示する生体情報モニタが、集中治療室(ICU)、手術室(OR)および救急医療などの様々な医療現場で用いられている。近年では、被験者の超音波画像を取得する超音波測定装置を接続可能な生体情報モニタが提案されている。これにより、超音波測定装置で取得された超音波画像をバイタルサインと共に生体情報モニタに表示することができ、様々な生体情報を一度に把握することができる。
しかしながら、生体情報モニタに超音波測定装置を接続した場合に、バイタルサインと超音波画像に関する様々な情報が混在するため、所望の情報を適切に表示できないおそれがあった。
【0003】
そこで、所望の情報を適切に表示する技術として、例えば、特許文献1には、ユーザにとって適切な画面を提供することが可能な生体情報モニタが提案されている。この生体情報モニタは、バイタルサインと超音波画像を表示する複数のモードが設定されているため、設定されたモードに従って所望の情報を適切に表示させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-86664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、生体情報モニタに表示される情報が増加しているため、生体情報モニタに複数の表示部を設ける形態がオペ室等で求められている。超音波画像を表示する生体情報モニタを当該構成(複数の表示部を設ける形態)で使用する場合、複数の表示部に表示された情報からバイタルサインを速やかに把握するための構成について改良の余地が残されていた。
【0006】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、バイタルサインを速やかに把握させる生体情報モニタおよび生体情報測定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る生体情報モニタは、被験者の生体信号を基にしたバイタルサインと、被験者に送受信された超音波を基にした超音波画像とを取得する生体情報モニタであって、複数の表示部に接続可能に構成され、少なくとも1つの表示部にバイタルサインを含む情報を表示するように複数の表示部を制御する表示制御部を備えるものである。
【0008】
この発明に係る生体情報測定システムは、超音波画像の基となる超音波エコーの受信信号または超音波画像を取得する超音波測定装置と、上記の生体情報モニタと、を備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、表示制御部が、複数の表示部に接続可能に構成され、少なくとも1つの表示部にバイタルサインを含む情報を表示するように複数の表示部を制御するので、バイタルサインを速やかに把握させる生体情報モニタおよび生体情報測定システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】この発明の実施の形態1に係る生体情報モニタを備える生体情報測定システムの構成を示す図である。
図2】生体情報測定システムの構成を示すブロック図である。
図3】一方の表示部に超音波画像を表示すると共に他方の表示部にバイタルサインを表示した様子を示す図である。
図4】一方の表示部にバイタルサインを表示すると共に他方の表示部にバイタルサインと超音波画像を表示した様子を示す図である。
図5】一方の表示部にバイタルサインと超音波画像を表示すると共に他方の表示部にバイタルサインを表示した様子を示す図である。
図6】一方の表示部に超音波画像を表示すると共に他方の表示部にバイタルサインと超音波画像を表示した様子を示す図である。
図7】一方の表示部にバイタルサインと超音波画像を表示すると共に他方の表示部に超音波画像を表示した様子を示す図である。
図8】一方の表示部と他方の表示部のそれぞれにバイタルサインと超音波画像を表示した様子を示す図である。
図9】実施の形態2に係る生体情報測定システムの構成を示すブロック図である。
図10】実施の形態4において超音波画像の主要部分と補助部分を一方の表示部と他方の表示部にそれぞれ別けて表示した様子を示す図である。
図11】実施の形態1~4の変形例に係る生体情報測定システムの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る生体情報モニタを備えた生体情報測定システム31の構成を示す。この生体情報測定システム31は、生体情報モニタ1と、表示装置2と、センサ3と、超音波測定装置4とを有する。
【0012】
生体情報モニタ1は、バイタルサインVおよび超音波画像Sが表示される表示部5を有する。生体情報モニタ1には、図示しない接続口、例えばコネクタの差込口が設けられ、この接続口を介して表示装置2、センサ3および超音波測定装置4が接続されている。生体情報モニタ1は、被験者に接続されたセンサ3から取得した生体信号を基に、バイタルサインVを測定する。また、生体情報モニタ1は、被験者に送受信された超音波を基にした超音波画像Sを超音波測定装置4から取得する。このようにして、取得されたバイタルサインVおよび超音波画像Sが表示部5に表示される。
【0013】
ここで、生体情報モニタ1は、バイタルサインVを表示する種々の医療装置であり、例えば、ベッドサイドモニタ、携帯型の医用テレメータ、心電図などの測定機能付きの除細動器、脳波計、筋電計、呼吸器および麻酔器などが含まれる。また、バイタルサインVとしては、例えば、血圧、体温、呼吸数、動脈血酸素飽和度、心電図および脈拍数などが挙げられる。また、超音波画像Sとしては、例えば、Aモード画像、Bモード画像、Mモード画像およびDモード画像などが挙げられる。
【0014】
表示装置2は、ケーブル線を介して生体情報モニタ1に接続されており、生体情報モニタ1から入力されるバイタルサインVおよび超音波画像Sを表示する表示部6を有する。
センサ3は、バイタルサインVを生成するための生体信号を被験者から取得する各種のセンサであり、ケーブル線を介して生体情報モニタ1に接続されている。例えば、センサ3は、血圧測定に用いるカフ、心電図測定などに用いる電極(ディスポ電極、クリップ電極など)、SpOプローブおよび呼吸測定用のマスクなどを含む。また、センサ3は、侵襲的な手法で生体信号を取得するものであってもよい。
【0015】
超音波測定装置4は、被験者に対して超音波を送受信することにより被験者の生体内部の超音波画像Sを取得するものであり、ケーブル線を介して生体情報モニタ1に接続されている。超音波測定装置4は、医師などのユーザが把持可能な重量及び大きさの装置であり、一般的な超音波診断装置のプローブヘッドのような形態を有する。
なお、生体情報モニタ1及び表示装置2の少なくとも一方は、例えば天井吊り下げ式の装置であっても良い。
【0016】
次に、生体情報モニタ1、表示装置2および超音波測定装置4の構成について詳細に説明する。
図2に示すように、超音波測定装置4は、探触子7を有し、この探触子7に超音波画像生成部8が接続されている。そして、探触子7と超音波画像生成部8にそれぞれ超音波制御部9が接続されている。
【0017】
探触子7は、被験者に対して超音波を送信すると共に被験者の体内で反射された超音波エコーを受信するものである。探触子7は、超音波エコーの受信信号を超音波画像生成部8に出力する。探触子7は、例えば、コンベックス型、セクタ型およびリニア型のものを用いることができる。
超音波画像生成部8は、探触子7から入力された超音波エコーの受信信号を整合加算して音線信号を形成し、この音線信号に基づいて超音波画像Sを生成する。
【0018】
超音波制御部9は、図示しない操作部からユーザにより入力された指示に基づいて超音波測定装置4の各部の制御を行うものである。
なお、超音波画像生成部8および超音波制御部9は、CPUと、CPUに各種の動作を行わせる動作プログラムから構成されるが、それらをアナログ/デジタル回路で構成してもよい。
【0019】
生体情報モニタ1は、入力インターフェイス10を有し、この入力インターフェイス10に表示制御部11が直接接続されると共に、入力インターフェイス10にバイタルサイン生成部12を介して表示制御部11が接続されている。また、表示制御部11は、表示部5および出力インターフェイス13にそれぞれ接続されている。さらに、バイタルサイン生成部12および表示制御部11に本体制御部14が接続され、この本体制御部14に操作部15と格納部16がそれぞれ接続されている。
【0020】
入力インターフェイス10は、センサ3および超音波測定装置4が接続される接続口およびその周辺回路から構成されている。入力インターフェイス10は、センサ3で測定された生体信号を入力してバイタルサイン生成部12に供給すると共に、超音波測定装置4の超音波画像生成部8で生成された超音波画像Sを入力して表示制御部11に供給する。
バイタルサイン生成部12は、入力インターフェイス10から供給される生体信号に基づいてバイタルサインVを生成する。バイタルサインVは、例えば、波形および測定値の形式で生成することができる。
【0021】
表示制御部11は、表示部5に接続されると共に出力インターフェイス13を介して表示装置2に接続されており、入力インターフェイス10から供給される超音波画像Sとバイタルサイン生成部12から供給されるバイタルサインVを表示するように表示部5および6を制御する。ここで、表示制御部11には、表示部5および6の表示内容および操作部15の操作などに対応した複数の制御規則が予め設定されており、その制御規則に従って表示部5および6を制御する。具体的には、表示制御部11は、表示部5および表示部6のうち少なくとも一方にバイタルサインVを含む情報を表示させる制御規則を有する。表示制御部11は、制御規則に応じた制御信号を生成して、その制御信号をバイタルサインVおよび超音波画像Sと共に表示部5と出力インターフェイス13にそれぞれ供給する。
【0022】
表示部5は、ディスプレイ装置を含むものであり、表示制御部11から供給される制御信号に従ってバイタルサインVおよび超音波画像Sなどの情報を表示する。
なお、表示制御部11および表示部5により表示装置17が構成されている。
【0023】
出力インターフェイス13は、表示制御部11から供給されるバイタルサインV、超音波画像Sおよび制御信号を表示装置2に出力する。
本体制御部14は、ユーザにより操作部15から入力される指示に基づいて生体情報モニタ1の各部の制御を行う。
【0024】
操作部15は、ユーザが入力操作を行うためのもので、例えばボタン、つまみ、回転型セレクター、キーなどから構成することができる。また、操作部15は、表示部5と一体とされた構成、例えばタッチパネルなどから構成することもできる。
格納部16は、本体制御部14が使用する各種のプログラム、例えばシステムソフトウェアおよびアプリケーションソフトウェアを格納する。また、格納部16は、血圧およびSpOなどの測定値および設定値、並びに、超音波画像の履歴値および設定値などのデータを格納することもできる。格納部16は、ハードディスク、USBメモリ、フレキシブルディスク、MO、MT、RAM、CD-ROMおよびDVD-ROMなどの記録媒体を用いることができる。
なお、バイタルサイン生成部12、表示制御部11および本体制御部14は、CPUと、CPUに各種の動作を行わせる動作プログラムから構成されるが、それらをデジタル回路で構成してもよい。
【0025】
表示装置2は、入力インターフェイス18を有し、この入力インターフェイス18に表示制御部19を介して表示部6が接続されている。
入力インターフェイス18は、生体情報モニタ1の出力インターフェイス13からバイタルサインV、超音波画像Sおよび制御信号を入力して表示制御部19に供給する。
【0026】
表示制御部19は、入力インターフェイス18から供給される制御信号に従ってバイタルサインVおよび超音波画像Sを表示するように表示部6を制御する。すなわち、表示制御部11が、表示制御部19を介して表示部6を制御することになる。
表示部6は、ディスプレイ装置を含むものであり、表示制御部19から供給される制御信号に従ってバイタルサインVおよび超音波画像Sなどの情報を表示する。
【0027】
次に、この実施の形態の動作について説明する。
まず、図2に示すように、超音波測定装置4の探触子7から被験者に対して超音波が送受信され、探触子7で受信された超音波エコーの受信信号が探触子7から超音波画像生成部8に出力される。超音波画像生成部8は、探触子7から受信信号を入力すると、その受信信号に基づいて超音波画像Sを生成する。生成された超音波画像Sは、超音波画像生成部8から生体情報モニタ1の入力インターフェイス10を介して表示制御部11に入力される。
一方、センサ3からは被験者の生体信号が入力され、その生体信号がセンサ3から生体情報モニタ1の入力インターフェイス10を介してバイタルサイン生成部12に出力される。
【0028】
被験者の生体信号がバイタルサイン生成部12に入力されると、バイタルサイン生成部12は、生体信号に基づいてバイタルサインVの数値および波形を順次生成する。そして、バイタルサイン生成部12は、生成されたバイタルサインVの数値および波形を表示制御部11に出力する。
【0029】
このようにして、表示制御部11には、超音波画像生成部8で生成された超音波画像Sが入力インターフェイス10を介して入力されると共に、バイタルサイン生成部12で生成されたバイタルサインVが入力される。
続いて、表示制御部11は、操作部15からの操作信号および予め定められた制御規則に従って、表示部5および表示装置2の表示部6を制御する。ここで、表示制御部11には、表示部5および表示部6のうち少なくとも一方にバイタルサインVを含む情報を表示させる第1の制御規則が予め設定されている。
【0030】
さらに、表示制御部11には、バイタルサインVを含む情報を表示させる一方の表示部に対して他の表示部に超音波画像Sを含む情報を表示させる第2の制御規則を予め設定することができる。この第1の制御規則と第2の制御規則に従って、表示制御部11は、例えば、バイタルサインVを表示部5に表示する内部用制御信号と、超音波画像Sを表示部6に表示する外部用制御信号とを生成する。生成された内部用制御信号とバイタルサインVが表示制御部11から表示部5に出力され、外部用制御信号と超音波画像Sが表示制御部11から出力インターフェイス13、入力インターフェイス18および表示制御部19を介して表示部6に出力される。
このようにして、内部用制御信号とバイタルサインVが表示部5に入力されると共に外部用制御信号と超音波画像Sが表示部6に入力されることにより、図1に示すように、表示部5の全体にバイタルサインVが表示され、表示部6の全体に超音波画像Sが表示されることになる。
【0031】
このように、バイタルサインVと超音波画像Sを別の表示部5と表示部6に表示することにより、バイタルサインVと超音波画像Sを共に大きく表示することができ、例えば超音波画像Sをユーザが詳細に検討することができる。
【0032】
続いて、ユーザが、表示部5に超音波画像Sを含む情報を表示するように操作部15を操作した場合には、表示制御部11は、第1の制御規則および第2の制御規則に従って、例えば表示部5と表示部6に表示される情報を入れ換えるように制御することができる。具体的には、表示制御部11は、表示部5に超音波画像Sを表示する内部用制御信号と、表示部6にバイタルサインVを表示する外部用制御信号とを生成する。続いて、表示制御部11は、内部用制御信号と超音波画像Sを表示部5に出力すると共に、外部用制御信号とバイタルサインVを出力インターフェイス13、入力インターフェイス18および表示制御部19を介して表示部6に出力する。これにより、図3に示すように、表示部5の全体に超音波画像Sが表示され、表示部6の全体にバイタルサインVが表示されることになる。
【0033】
このように、表示制御部11が、表示部5および表示部6のうち少なくとも一方にバイタルサインVを含む情報を表示させることにより、例えばユーザが緊急にバイタルサインVを把握したい場合に、操作部15を操作することなく、視線を表示部5から表示部6に移すだけで速やかにバイタルサインVを把握することができる。
また、バイタルサインVと超音波画像Sが別の表示部5と表示部6にそれぞれ大きく表示されるため、バイタルサインVと超音波画像Sを詳細に検討することができる。
【0034】
また、表示制御部11には、バイタルサインVを含む情報を全ての表示部5および6に表示させる第3の制御規則を第1の制御規則に換えて予め設定することもできる。例えば、表示制御部11は、第3の制御規則に従って、バイタルサインVを表示部5に表示する内部用制御信号と、バイタルサインVと超音波画像Sを共に表示部6に表示する外部用制御信号とを生成することができる。これにより、図4に示すように、表示部5の全体にバイタルサインVが表示され、表示部6にバイタルサインVと超音波画像Sが表示されることになる。
続いて、ユーザが、表示部5に超音波画像Sを表示するように操作部15を操作した場合には、表示制御部11は、第3の制御規則に従って、例えば図5に示すように、表示部5にバイタルサインVと超音波画像Sを表示させると共に、表示部6の全体にバイタルサインVを表示させることができる。
【0035】
このように、表示制御部11が、全ての表示部5および6にバイタルサインVを表示させるため、ユーザはバイタルサインVが表示された表示部5および6を探すことなく、いずれかの表示部5および6を見るだけでバイタルサインVを速やかに把握することができる。
【0036】
また、表示制御部11には、超音波画像Sを含む情報を全ての表示部5および6に表示させる第4の制御規則を予め設定することもできる。例えば、表示制御部11は、第1の制御規則と第4の制御規則に従って、超音波画像Sを表示部5に表示する内部用制御信号と、バイタルサインVと超音波画像Sを共に表示部6に表示する外部用制御信号とを生成することができる。これにより、図6に示すように、表示部5の全体に超音波画像Sが表示され、表示部6にバイタルサインVと超音波画像Sが表示されることになる。
続いて、ユーザが、表示部6の全体に超音波画像Sを表示するように操作部15を操作した場合には、表示制御部11は、第1の制御規則と第4の制御規則に従って、例えば図7に示すように、表示部5にバイタルサインVと超音波画像Sを表示させると共に、表示部6の全体に超音波画像Sを表示させることができる。
【0037】
このように、表示制御部11が、全ての表示部5および6に超音波画像Sを表示させるため、ユーザはいずれかの表示部5および6を見るだけで超音波画像Sを速やかに把握することができる。
【0038】
また、表示制御部11には、バイタルサインVを全ての表示部5および6に表示させると共に超音波画像Sを全ての表示部5および6に表示させる第5の制御規則を第1の制御規則に換えて予め設定することもできる。例えば、表示制御部11は、第5の制御規則に従って、バイタルサインVと超音波画像Sを共に表示部5に表示する内部用制御信号と、バイタルサインVと超音波画像Sを共に表示部6に表示する外部用制御信号とを生成することができる。これにより、図8に示すように、表示部5および表示部6のそれぞれにバイタルサインVと超音波画像Sが表示されることになる。
このように、表示制御部11が、バイタルサインVを全ての表示部5および6に表示させると共に超音波画像Sを全ての表示部5および6に表示させるため、ユーザはどの表示部5および6を見てもバイタルサインSと超音波画像Sを同時に把握することができる。
【0039】
本実施の形態によれば、表示制御部11が、表示部5および表示部6のうち少なくとも一方にバイタルサインVを含む情報を表示させるように表示部5および表示部6を制御するため、操作部15を操作することなく、表示部5および6を確認するだけでバイタルサインVを速やかに把握することができる。
なお、図3図8に示した各表示形態において、バイタルサインVや超音波画像S以外の各種情報(例えば日時、患者名、設定メニュー等)を適宜表示しても良いことは勿論である。
また、図3図8の構成のように一方の表示部に超音波画像Sを表示する構成により、バイタルサインVの状態だけではなく、腹部出血等の状態を反映した超音波画像Sを把握することができる。これにより、患者の状態をより正確に把握することができる。
【0040】
実施の形態2
上記の実施の形態1において、表示制御部11は、所定のイベントが生じた場合に、所定のイベントに対応した関心情報を表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に表示させることが好ましい。
例えば、図9に示すように、実施の形態1において挿抜判定部21、イベント判定部22および報知部23を新たに配置することができる。
【0041】
挿抜判定部21は、入力インターフェイス10とイベント判定部22の間に接続され、入力インターフェイス10への電気信号の入出力に基づいて入力インターフェイス10に対する超音波測定装置4およびセンサ3のコネクタの差し込みおよび引き抜きを判定する。
【0042】
イベント判定部22は、入力インターフェイス10と表示制御部11の間に接続されると共に、バイタルサイン生成部12と表示制御部11の間に接続されている。また、イベント判定部22は、本体制御部14に接続されている。イベント判定部22は、超音波測定装置4で生成された超音波画像S、バイタルサイン生成部12で生成されたバイタルサインV、挿抜判定部21の判定結果および操作部15の操作信号に基づいて、所定のイベントが発生したか否かを判定する。
報知部23は、イベント判定部22の判定結果に基づいてユーザにイベントの発生を報知するものである。
【0043】
このような構成により、超音波測定装置4で生成された超音波画像Sが入力インターフェイス10を介してイベント判定部22に入力されると共に、バイタルサイン生成部12で生成されたバイタルサインVがイベント判定部22に入力される。また、入力インターフェイス10に入出力される電気信号に基づいて挿抜判定部21が超音波測定装置4およびセンサ3のコネクタの差し込みおよび引き抜きを判定し、その判定結果が挿抜判定部21から出力されてイベント判定部22に入力される。さらに、操作部15の操作信号が本体制御部14を介してイベント判定部22に入力される。
【0044】
イベント判定部22は、バイタルサインVが入力されると、バイタルサインVの値が悪化したか否か、すなわちバイタルサインVの値が基準値に対して所定値以上の増減を示したか否かを判定する。また、イベント判定部22は、バイタルサインVの値が急激に変化したか否かについても判定する。また、イベント判定部22は、超音波画像Sが入力されると、超音波画像Sの部分的な変化、例えば超音波画像Sにおいて出血などにより部分的な変化が生じたか否かを判定する。また、イベント判定部22は、挿抜判定部21の判定結果が入力されると、超音波測定装置4のコネクタが入力インターフェイス10に差し込まれたか否かを判定する。さらに、イベント判定部22は、操作部15の操作信号が入力されると、操作部15が操作されたか否かを判定する。
このようにして、イベント判定部22は、バイタルサインVの変化、超音波画像Sの部分的な変化、超音波測定装置4の差し込みおよびユーザによる操作部15の操作などの所定のイベントが生じたか否かを判定し、その判定結果を表示制御部11および報知部23にそれぞれ出力する。なお、所定のイベントは、これに限られるものではなく、例えば、出力インターフェイス13に対する表示装置2のコネクタの挿抜、所定時間の経過(例えば超音波測定装置4からの信号が受信されない状態で経過した時間)および外部装置からのデータ受信(例えば投薬管理システム等の他の患者監視システムからのデータ受信)などが挙げられる。
【0045】
イベント判定部22の判定結果が表示制御部11に入力されると、表示制御部11は、判定結果に基づいて表示部5および表示装置2の表示部6を制御する。ここで、表示制御部11には、イベント判定部22において所定のイベントが生じたと判定された場合に、そのイベントに対応した関心情報が表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に表示されるように制御する制御規則が予め設定されている。なお、関心情報は、ユーザがイベントに対応するために関心を示す情報であり、例えば、バイタルサインV、超音波画像Sおよび操作画面などが挙げられる。
【0046】
このとき、表示制御部11は、表示部5および6に表示された情報をイベントに対応してユーザが所望する内容に変更することが好ましい。
例えば、表示制御部11は、バイタルサインVが急激に悪化するイベントが生じた場合には、イベントに対応する血圧測定値が全ての表示部5および6に表示されるように表示内容を変更する第6の制御規則を予め設定することができる。
これにより、ユーザは、いずれかの表示部5および6を見るだけで血圧測定値を速やかに把握することができ、バイタルサインVの急激な悪化に適切に対応することができる。なお、このような表示内容の変更は、バイタルサインVの悪化に限られず、例えばバイタルサインVが異常値から正常値に変化した場合であっても同様の表示内容の変更を行っても良い。これにより、ユーザは、何らかの要因(例えば処置)によりバイタルサインVが良化の方向に向かっていることを認識することができる。
【0047】
また、表示制御部11は、バイタルサインVが急激に悪化するイベントが生じたときに、さらにユーザによる操作部15の操作、例えば操作部15のボタンが押下されるイベントが生じた場合には、例えば図4に示すように、バイタルサインVを含む情報を全ての表示部5および6に表示させるように表示内容を変更する第7の制御規則を予め設定することもできる。
これにより、ユーザは、バイタルサインVが急激に悪化した場合に、バイタルサインVの表示操作を通常通りに行う必要がなく、操作部15のいずれかのボタンを押下するだけでバイタルサインVが表示されるため、バイタルサインVを速やかに把握することができる。
【0048】
また、表示制御部11は、超音波測定装置4が入力インターフェイス10に差し込まれるイベントが生じた場合には、図3図8に示すように超音波画像Sを表示部5および6の少なくとも一方に表示させ、超音波測定装置4が入力インターフェイス10に差し込まれる前および超音波測定装置4が入力インターフェイス10から引き抜かれた後は、全ての表示部5および6にバイタルサインVを含む情報が表示されるように表示内容を変更することができる。
このように、ユーザの行動に対応して表示部5および6の表示内容が変更されるため、ユーザの所望の情報をより的確に表示部5および6に表示することができる。
【0049】
また、表示制御部11は、超音波測定装置4が入力インターフェイス10に差し込まれるイベントが生じた場合には、超音波画像Sの表示を操作する操作画面が表示部5および6のうち少なくとも一方に表示されるように表示内容を変更する第8の制御規則を予め設定することができる。
このように、超音波測定装置4を入力インターフェイス10に差し込むだけで超音波画像Sの表示を操作する操作画面が表示されるため、ユーザは超音波画像Sの表示操作を速やかに開始することができる。
【0050】
ここで、表示制御部11は、イベント判定部22で判定された所定のイベントに対応するように表示部5と表示部6に表示される情報を入れ換える第9の制御規則を予め設定することができる。
例えば、表示制御部11は、表示部5と表示部6の画面の大きさ、設置位置および使用用途などの特徴情報を予め保存することができる。表示制御部11は、画面が大きい表示部5にバイタルサインVが表示されると共に画面が小さい表示部6に超音波画像Sが表示されていた場合に、超音波画像Sが部分的に変化するイベントが生じると、第9の制御規則に従って、イベントに対応する超音波画像Sが大きい画面に表示されるように表示部5と表示部6に表示された情報を入れ換える。
これにより、画面が大きい表示部5に超音波画像Sが表示されるため、ユーザは超音波画像Sの変化した部分を詳細に確認することができる。
【0051】
また、表示制御部11は、イベント判定部22で判定された所定のイベントに対応した関心情報を表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に強調して表示させる第10の制御規則を予め設定することができる。
例えば、イベント判定部22は、バイタルサインVの悪化および急変などの被験者の異常を示すイベントが生じた場合には、報知部23にも判定結果を出力し、報知部23が判定結果に基づいて被験者に異常が生じたことをユーザに報知する。そこで、表示制御部11は、バイタルサインVの悪化および急変などの被験者の異常を示すイベント、例えば不整脈に関する異常を示すイベントが生じた場合には、第10の制御規則に従って、不整脈に対応した関心情報を強調して(例えば点滅させる、色を変える、通常よりフォントを大きくする等して)表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に表示させる。
このとき、表示制御部11は、出血などにより超音波画像Sが部分的に変化するイベントが生じている場合には、第10の制御規則に従って、その超音波画像Sから検出される出血の有無の関心情報を表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に強調して表示させることもできる。
【0052】
このように、表示制御部11は、報知部23で報知されるような被験者の異常を示すイベントが生じた場合に、そのイベントに対応した関心情報を強調して表示することにより、ユーザが報知の内容を速やかに把握することができ、異常なイベントに対して適切に対応することができる。なお、知らせるアラーム音の鳴動は、一般的な生体情報モニタと同様の方式で行えばよい。
【0053】
本実施の形態によれば、表示制御部11は、所定のイベントが生じた場合に、所定のイベントに対応した関心情報を表示部5および表示部6のうち少なくとも一方に表示させるため、ユーザが所定のイベントに対して速やかに対応することができる。
【0054】
実施の形態3
上記の実施の形態1および2において、表示制御部11は、表示部5および表示部6のうち予め設定された優先度の高い表示部5にバイタルサインVを含む情報を表示させることが好ましい。
例えば、表示制御部11は、表示部6に対して表示部5の優先度が高いことを予め設定することができる。この優先度は、例えば、画面の大きさ、設置位置および使用用途などの表示部5および6の特徴情報に基づいてまたはユーザが任意に設定することができる。
【0055】
このように、優先度が高い表示部5にバイタルサインVを含む情報が表示されるため、ユーザはバイタルサインVを確認したい場合に、表示部5のみを確認すればよく、バイタルサインVをより速やかに把握することができる。
本実施の形態によれば、表示制御部11は、予め設定された優先度の高い表示部5にバイタルサインVを含む情報を表示させるため、バイタルサインVをより速やかに把握することができる。
【0056】
実施の形態4
上記の実施の形態1~3において、表示制御部11は、バイタルサインVおよび超音波画像Sのうち少なくとも一方の表示内容を表示部5と表示部6にそれぞれ別けて表示することができる。
例えば、図10(a)に示すように、超音波画像Sの表示内容が画像自体からなる主要部分S1と、その画像部分の表示を操作するための補助部分S2とからなる場合に、補助部分S2が妨げとなって主要部分S1を表示部5の全体に大きく表示することが困難となる。
【0057】
そこで、表示制御部11は、例えば図10(b)に示すように、超音波画像Sの主要部分S1を表示部5に、補助部分S2を表示部6にそれぞれ別けて表示する第11の制御規則を予め設定することが好ましい。これにより、ユーザは、表示部5の全体に主要部分S1を表示して超音波画像Sを詳細に検討することができる。また、主要部分S1の画像表示を操作する場合には、表示部6に表示された補助部分S2で操作することができる。このように、表示制御部11は、超音波画像Sの表示内容を表示部5と表示部6にそれぞれ別けて表示することにより、超音波画像Sの画像自体をより大きく表示することができる。
なお、表示制御部11は、表示部5および6の情報、例えば画面の大きさ、設置位置および使用用途などの表示部5および6の特徴情報に基づいて、主要部分S1と補助部分S2を表示させる表示部5および6を選択することができる。
【0058】
本実施の形態によれば、表示制御部11が、バイタルサインVおよび超音波画像Sのうち少なくとも一方の表示内容を表示部5と表示部6にそれぞれ別けて表示させるため、所望の表示内容を大きく表示させることができる。
【0059】
なお、上記の実施の形態1~4では、表示制御部11は、2つの表示部5および表示部6を制御するように接続されたが、複数の表示部を制御できればよく、2つに限られるものではない。
【0060】
また、上記の実施の形態1~4では、表示部5は、生体情報モニタ1に内蔵されたが、表示制御部11に接続可能に構成されていればよく、これに限られるものではない。例えば、図11に示すように、実施の形態1において表示部5を除くと共に表示装置51を新たに配置することができる。この表示装置51は、表示装置2と同様の構成を有し、生体情報モニタ1の出力インターフェイス13に入力インターフェイス52、表示制御部53および表示部54が順次接続されている。
このような構成により、表示制御部11は、実施の形態1と同様に、表示部6と表示部54に制御可能に接続され、表示部6および表示部54のうち少なくとも一方にバイタルサインVを含む情報を表示させるように表示部6および表示部54を制御することができる。このように、表示部54は、生体情報モニタ1と別体に配置することができる。
【0061】
また、上記の実施の形態1~4では、超音波画像生成部8は、超音波測定装置4に内蔵されたが、超音波画像Sを生成できればよく、これに限られるものではない。例えば、超音波画像生成部8は、生体情報モニタ1に内蔵されて、入力インターフェイス10と表示制御部11との間に接続することもできる。すなわち、超音波測定装置4は、超音波画像の基となる超音波エコーの受信信号を取得して生体情報モニタ1に出力し、生体情報モニタ1に内蔵された超音波画像生成部8で超音波画像が生成される。
また、上記の実施の形態1~4では、バイタルサイン生成部12は、生体情報モニタ1に内蔵されたが、バイタルサインVを生成できればよく、これに限られるものではない。例えば、バイタルサイン生成部12は、生体情報モニタ1とは別体に配置され、センサ3と入力インターフェイス10との間に接続することもできる。
【0062】
また、上記の実施の形態1~4では、生体情報モニタ1、表示装置2、センサ3および超音波測定装置4は、ケーブル線を介して接続されたが、無線で接続することもできる。
また、上記の実施の形態1~4において、生体情報モニタ1は、超音波測定装置4およびセンサ3を含む構成としてもよい。
さらに、上記の実施の形態1~4において、生体情報モニタ1は、複数の表示装置を含む構成とすることもできる。
【符号の説明】
【0063】
1 生体情報モニタ、2 表示装置、3 センサ、4 超音波測定装置、5,6,54 表示部、7 探触子、8 超音波画像生成部、9 超音波制御部、10,18,52 入力インターフェイス、11,19,53 表示制御部、12 バイタルサイン生成部、13 出力インターフェイス、14 本体制御部、15 操作部、16 格納部、17,51 表示装置、21 挿抜判定部、22 イベント判定部、23 報知部、31 生体情報測定システム、V バイタルサイン、S 超音波画像、S1 主要部分、S2 補助部分。
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